JP2020193452A - 改修屋根構造及び屋根改修工法 - Google Patents

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光春 福島
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Abstract

【課題】雨水の侵入口が見つけ難い箇所からの雨水の侵入、これによる雨漏りを防止し、また改修部材が風雨によって剥がれるのを阻止できる改修屋根構造。【解決手段】スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根13を、改修用屋根部材を用いてカバー工法により改修した改修屋根構造において、改修用屋根部材22は、既設屋根13の略全面に敷設・固定した複数枚の屋根カバー16と、屋根カバーを固定した屋根の外周端縁のエッジ部を覆って屋根カバーの端縁部を押さえ固定したエッジカバー19と、屋根カバー16及びエッジカバー19の全体に防水塗料を塗布し防水処理した防水塗装膜20と、さらに防水塗装膜面に化粧塗料を塗布した化粧塗装膜21と、を含んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、改修屋根構造及び屋根改修工法に係り、さらに詳しくは、工場や倉庫などの老朽化したスレート屋根やトタン屋根などの既設屋根をカバー工法により補修乃至改修した改修屋根構造及び該屋根構造を構築する屋根改修工法に関する。
工場や倉庫などの屋根は、概ねスレート屋根やトタン屋根などで構築されている。これらの屋根は、経年変化により老朽化し、これに伴って、表面の風化、減耗、割れ、反り、あばれ或いは移動(以下、ズレともいう)などが発生し、それらの箇所から雨漏りが発生、或いは埃・ゴミなどが侵入し、一方でまた、ほこり、ゴミなどが付着、さらにこれらに加えてまたボルトなどの金具からの錆などにより表面などが汚れて見栄えが悪くなり、建物全体乃至企業イメージが低下することから、補修(修繕)乃至改修(改造)が必要になる。
このような屋根の補修・改修は、概ね、老朽化した既設屋根塗料を塗り替える塗り替え、また老朽化した屋根葺材を全て撤去し、新たな屋根葺材で葺き替える撤去葺き替え、さらには既設の屋根葺材はほぼそのまま残し、その上に新しい屋根材を葺いて覆うカバー工法などに大別されている。
これらの工法にあって、塗り替えはほぼ定期的に塗料を塗り替える補修に過ぎず、一時的な補修乃至改修であって長期間に亘って耐久性を維持させる方法ではなく、また、撤去葺き替えは、例えば既設屋根がスレート屋根の場合、それを撤去し廃材として処分しなければならないので、面倒な産業廃棄物処理が必要となり、またこの葺き替えは、撤去後、新設屋根を設置するまでの間は養生が必要になり、さらに状況によっては工場の操業を一時的に休止しなければならないなどの課題がある。
これに対して、カバー工法は、工事で殆ど廃材が発生しないので廃材処理費が掛からず、また解体工事も不要で操業休止もしなくてすみ、しかも工期も短縮でき、さらに工事費用も安く抑えられるなどの利点があることから、比較的軽度の老朽化した屋根の補修・改修に多く採用されている。
このカバー工法は、上記の利点を有することから、この工法を種々工夫した補修・改修工法が多くの特許文献で紹介されている。
例えば、下記特許文献1(特許第5322541号公報)には、高断熱性及び耐燃焼性を有する断熱プレート部材に対し、その一方の面に金属薄板を貼り合わせ、直交する重ね継ぎ合わせ方向に沿って重ね継ぎ合わせ手段を備えた複数の複合カバーリング材を用い、このカバーリング材を重ね継ぎ合わせ方向に沿って重ね継ぎ合わせ状に敷設してスレート建材を補修及び補強処理する工法が記載されている。
この工法によれば、アスベストを含有するスレート屋根の補修・補強処理、より好ましくは、さらにスレート建材用アスベスト飛散防止処理剤を用いて、アスベスト飛散防止を極めて効果的になし得る。
また、下記特許文献2(特開2003−206597号公報)には、波形の金属板と硬質ウレタンフォームとを積層して成るウレタンボード付き断熱材を用いて、スレート板の波形に嵌合する状態に敷きつめてスレート屋根を補修する方法が記載されている。さらに、下記特許文献3(特許第6106448号公報)には、発泡スチロール(ビーズ法ポリスチレンフォーム)の断熱板と、その上に積層されたウレタンゴム系の防水材と、さらにその上に塗布された既存の屋根と同様の色彩のトップコートとからなる断熱防水部材を複数枚準備し、これらをトタン屋根あるいは瓦敷き屋根に部分的に接着し、既存の屋根の形状を変更することなく断熱効果を達成する既設屋根の断熱工法が記載されている。
さらに、下記特許文献4(特許第2790877号)には、平面寸法が既設の屋根葺材の平面寸法とほぼ同一の平面寸法を有する長方形の改修用屋根葺材を準備し、これらで波型屋根を覆って改修する工法が記載されている。また、下記特許文献5(特許第3994816号公報)には、相互に嵌合可能な改修用屋根材を用い、これら改修用屋根材相互の嵌合部と既設屋根における屋根材嵌合部が重なり合わないように改修用屋根材を葺成する横葺金属屋根改修工法が記載されている。
その他、下記特許文献6(特許第3763576号公報)及び下記特許文献7(特許第3835808公報)には、平板スレート瓦改修用金属屋根材を用い、これらを屋根の野地板上に階段状に重ねられた平板スレート瓦に被せて改修する平板スレート瓦改修工法が記載されている
特許第5322541号公報 特開2003−206597号公報 特許第6106448号公報 特許第2790877号公報 特許第3994816号公報 特許第3763576号公報 特許第3855808号公報
上記特許文献1〜7記載の補修・補強処理工法などによれば、老朽化したスレート屋根のひび割れ、亀裂、穴などの箇所からの雨漏りを無くし、またアスベストの飛散をも防止できる。
ところで、一般のスレート建材からなる屋根などを含む構造物、例えばコンクリート構造物などにあっては、様々な原因により水漏れが発生することがある。
このような構造物にあって、一度、浸水、水漏れが発生すると、この水漏れの出口は目視などにより容易且つ簡単に発見・特定ができるが、一方で水が浸入する侵入口乃至箇所となると、それらは目視では殆ど見つけ難く、特定し難くほぼ不可能に近い。
このような浸水・水漏れは、コンクリート構造物に限られたことでなく、一般の建築物、例えばスレート屋根などにおいての雨水の侵入、それによる雨漏りとなる。
すなわち、スレート屋根などは、前記したように、老朽化などにより雨漏りが発生するが、その原因は主にひび割れ、亀裂、穴や移動(ズレ)などにあり、これらの箇所はまた雨水の入口となることから、目視などにより容易且つ簡単に発見・特定ができる。しかし、それ以外の箇所、すなわち目視で見つからない侵入口及び箇所となると、それらは見つけ難く、特定し難くほぼ不可能になる(課題1)。
その一方でまた、カバー工法による補修・改修は、既設屋根(例えば、波形スレート)と改修新設屋根(部材)との間に若干の隙間が空いていることから、この隙間が風の通路となって、両屋根の結合材、例えば接着剤などが、老朽化で劣化すると結合力が低下し、改修新設屋根(部材)が台風などの強い風雨などにより剥がれ、破壊乃至飛散してしまうことがある(課題2)。
なお、改修新設屋根が破壊・飛散すると、古いスレート屋根はアスベスト製となっているので、それが周囲へ飛散し、近隣環境を汚染し、大きな社会問題になることがある。
以上のことから、スレート屋根などの補修乃至改修は上記課題1、2への対策が必須になっている。
そこで、上記各特許文献に記載のスレート屋根の補修・補強処理工法など(以下、総称して補修・改修法という)にあっても、上記課題1、2への対策が必須となっているが、先に結論を言えば、いずれの補修・補強処理工法などにおいても、上記の課題の提起がなく、対策が講じられているとは言えない。
これらの点に関して、上記特許文献の各明細書には、以下のように記載(説明)されている。
すなわち、上記各特許文献1〜7記載の補修・改修工法法は、いずれもカバー工法によるものであって、改修新設屋根部材は、それぞれ複合カバーリング材(特許文献1)、ウレタンボード付き断熱材(同文献2)、断熱防水部材(同文献3)、改修用屋根材(同文献4、5)、改修用金属屋根材(同文献6、7)(以下、これらを総称して改修用屋根部材という)で構成されている。そして、これらのうち、まず複合カバーリング材(特許文献1)は遮熱・断熱効果を高め、またアスベスト飛散を防止する材、また、ウレタンボード付き断熱材(同文献2)は断熱性能の向上、さらに断熱防水部材(同文献3)は断熱に加え耐久性アップ、さらにまた改修用屋根材(同文献4、5)は足場や雨水の養生に活用しながら屋根を葺く材、さらにまた改修用金属屋根材(同文献6、7)は横葺金属にあって冶具を使用せずに改修する材となっている。
以上から、結局、上記特許文献1〜7には上記課題1、2に関係する記述は見当たらず、またそれらを伺わせる課題の提起及び対策に関する記載もない。
そこで、本発明は、スレート屋根やトタン屋根などの屋根の老朽化に伴う、ひび割れ、亀裂、穴、或いは見栄え低下などした箇所をカバー工法により補修・改修するものであって、その発明の目的は、上記の課題1、2の解決、すなわち雨水の侵入口が見つけ難く乃至特定し難く略不可能に近い箇所をも含む箇所からの雨水の浸入、これによる雨漏りを防止し、また補修・改修した部材が風雨によって剥がれるのを阻止し、さらに見栄えが低下した屋根を見栄えよく蘇らせ、これらを低廉な改修コストで施工できる改修屋根構造を提供することにある。
また、他の目的は、カバー工法が元々有する利点を有し、さらにこれに加え、雨水の侵入口が見つけ難く乃至特定し難く略不可能に近い箇所をも含む箇所からの雨水の侵入、これによる雨漏りを防止し、また補修・改修した部材が風雨によって剥がれるのを阻止し、さらに見栄えが低下した屋根を見栄えよく蘇らせ、これらを簡単、容易な方法で且つ低廉な改修コストで施工できる屋根改修工法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様の改修屋根構造は、スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根を、改修用屋根部材を用いてカバー工法により補修・改修した改修屋根構造にあって、
前記改修用屋根部材は、前記既設屋根に敷設・固定した複数枚の屋根カバーと、前記屋根カバーを固定した屋根の外周端縁のエッジ部を覆って前記屋根カバーの端縁部を押さえ固定したエッジカバーと、前記屋根カバー及び前記エッジカバーの全体に防水塗料を塗布し防水処理した防水塗装膜と、さらに前記防水塗装膜面に化粧塗料を塗布した化粧塗装膜と、を含んでいることを特徴とする。
第2の態様の改修屋根構造は、第1の態様の改修屋根構造において、前記屋根カバーは、所定大きさの表裏面及び肉厚を有する板状体からなり、前記板状体は合成樹脂材の成型品で形成されていることを特徴とする。
第3の態様の改修屋根構造は、第2の態様の改修屋根構造において、前記屋根カバーは、前記既設屋根と異なる形状の合成樹脂成型品で形成されていることを特徴とする。
第4の態様の改修屋根構造は、第1の態様の改修屋根構造において、前記エッジカバーは、前記屋根の棟部及びケラバ部及び軒先部にそれぞれ包み込む大きさ形状の棟カバー、ケラバカバー及び軒先カバーを含んでいることを特徴とする。
第5の態様の改修屋根構造は、第1の態様の改修屋根構造において、前記化粧塗料は、前記既設屋根の色と異なった色の塗料であることを特徴とする。
本発明の第6の態様の屋根改修工法は、スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根を、改修用屋根部材を用いてカバー工法により補修・改修する屋根改修工法であって、以下工程を含んでいることを特徴とする。
(ア)前記既設屋根に複数枚の屋根カバーを敷設・固定して覆う屋根カバー敷設工程と、
(イ)前記屋根カバーを固定した屋根の外周端縁のエッジ部を覆って前記屋根カバーの端縁部を押さえ固定するエッジカバー取付け工程と、
(ウ)前記屋根カバー及び前記エッジカバーの全面に防水塗料を塗布して防水塗装膜を形成する防水工程と、
(エ)さらに前記防水塗装膜面に化粧塗料を塗布して化粧塗装膜を形成する化粧工程。
第7の態様の屋根改修工法は、第6の態様の屋根改修工法において、前記屋根カバーは、前記既設屋根と異なる形状の合成樹脂成型体で形成されていることを特徴とする。
第8の態様の屋根改修工法は、第6または第7の態様の屋根改修工法において、前記屋根カバーは、所定大きさの表裏面及び肉厚を有する板状体からなり、前記板状体は合成樹脂成型体で形成されていることを特徴とする。
第9の態様の屋根改修工法は、第6〜第8のいずれかの態様の屋根改修工法において、前記屋根カバー敷設工程において、前記複数枚の屋根カバーの隙間に防水・補強部材でシール・補強されていることを特徴とする。
第10の態様の屋根改修工法は、第6の態様の屋根改修工法において、
前記エッジカバーは、前記屋根の棟部及びケラバ部及び軒先部にそれぞれ取り付けカバーする棟カバー、ケラバカバー及び軒先カバーを含んでいることを特徴とする。
本発明の第1の態様の改修屋根構造は、スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根を、改修用屋根部材を用いてカバー工法により改修した改修屋根構造にあって、改修用屋根部材は、既設屋根に敷設・固定した複数枚の屋根カバーと、これらの屋根カバーを固定する屋根の外周端縁のエッジ部を覆って屋根カバーの端縁部を押さえ固定したエッジカバーと、これらの屋根カバー及びエッジカバーの全体に防水塗料を塗布し防水処理した防水塗装膜と、さらに防水塗装膜面に化粧塗料を塗布した化粧塗装膜と、を含んでいる。
この改修屋根構造によれば、スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根の老朽化に伴う、ひび割れ、亀裂、穴、或いは見栄え低下などした箇所をカバー工法により補修・改修するものであって、この補修・改修に際し、上記の課題1、2を解決、すなわち雨水の侵入口が見つけ難く乃至特定し難く略不可能に近い箇所をも含む箇所からの雨水の侵入、これによる水漏れを防止し、また補修・改修した部材が風雨によって剥がれるのを阻止し、さらに見栄えが低下した屋根を見栄えよく蘇らせ、これらを低廉な改修コストで施工できる改修屋根構造を提供できる。
また、第2の態様の改修屋根構造によれば、屋根カバーを合成樹脂材、例えば発泡スチロール(ビーズ法ポリスチレンフォーム)で形成することにより、軽量・運搬及び加工が容易、作業性がよく、その一方でまた遮熱及び断熱効果を奏する。また、任意の形状に形成できるので、意匠性のアップも可能になる。
さらに、第3の態様の改修屋根構造によれば、既設屋根と異なる種々タイプの成型品で形成できるので、新設屋根のデザイン性を向上させ、建物・企業イメージをアップさせることができる。
さらにまた、第4の態様の改修屋根構造によれば、エッジカバーは棟カバー、ケラバカバー及び軒先カバーからなり、これらにより屋根の棟部、ケラバ部及び軒先部で、敷設した屋根カバーの外周端縁を押さえ堅固に固定できるので、改修用那根部材の剥がれを防止できる。
さらにまた、第5の態様の改修屋根構造によれば、化粧塗料は、既設屋根の色と異なった色の塗料にすることにより、新設屋根はデザイン性が向上し、また、企業イメージアップにもなる。
本発明の第6の態様の屋根改修工法によれば、カバー工法が元々備えた利点を有し、さらに以下の作用効果をも奏する。
・スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根の老朽化に伴う、ひび割れ、亀裂、穴などの箇所の補修・改修を簡単にできる。
・その際に、雨水の侵入口が見つけ難く乃至特定し難く略不可能に近い箇所をも含む箇所からの雨水の侵入、これによる雨漏りを防止できる。
・また、補修・改修した部材が風雨などによって剥がれるのを阻止できる。
・さらに、見栄えをよく蘇らせることができる。
・さらにまた、屋根カバーは所定の大きさ及び形状にすることにより、敷設作業の際に、足場や降雨の際の養生に活用しながら使用できる。
・さらにまた、これらを低廉な改修コストで施工できる。
また、第7の態様の屋根改修工法によれば、既設屋根と異なる形状の合成樹脂成型品で形成されているので、新設屋根のデザイン性を向上させ、建物・企業イメージが向上する。
さらに、第8の態様の屋根改修工法によれば、屋根カバーを合成樹脂成型体、例えば発泡スチロール(ビーズ法ポリスチレンフォーム)で形成することにより、軽量・運搬及び加工が容易、作業性がよく、その一方でまた遮熱及び断熱効果を奏する。任意の形状に形成できる意匠性のアップが可能になる。
さらにまた、第9の態様の屋根改修工法によれば、複数枚の屋根カバーの隙間は、防水・補強部材でシール・補強される
さらに、第10の態様の屋根改修工法によれば、エッジカバーは棟カバー、ケラバカバー及び軒先カバーからなり、これらにより屋根の棟部、ケラバ部及び軒先部で、敷設した屋根カバーの外周端縁を押さえ堅固に固定できるので、改修用那根部材の剥がれを防止できる
図1は発明の実施形態1に係る改修屋根構造を有する建築建物を示し、図1Aは建築建物の外観図、図1Bは図1AのIB部分の破断図である。 図1の改修屋根構造を構築する屋根改修工法の工程ブロック図である。 図1の既設老朽化した一部の波形スレート屋根を示した斜視図(写真)である。 図4は図1Aの既設波形スレート屋根に敷設した数枚の屋根カバーを示し、図4Aはそれらの平面図、図4Bは図4Aの屋根カバーを補強した平面図、図4Cは図4BのIVC部分を拡大した側面図である。 図5は図4Aの1枚の屋根カバーの斜視図である。 図6Aは図5のVIA―VIA線の断面図、図6Bは図1Bの既設波形スレート屋根の断面図、図6Cは図6Aの屋根カバーと図6Bの既設波形スレート屋根を結合した断面図である。 図7は図5の屋根カバーの変形例を示した斜視図である。 図8は図1AのVIII−VIII線の断面図である。 図9は図1AのIX−IX線の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る改修屋根構造及び屋根改修工法を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための改修屋根構造及び屋根改修工法を例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る改修屋根構造の概要を説明する。なお、図1は発明の実施形態1に係る改修屋根構造を有する建築建物を示し、図1Aは建築建物の外観図、図1Bは図1AのIB部分の破断図である。
図1Aの建築建物(以下、建物ともいう)10は、既存の一般的な倉庫、工場などの既設屋根をカバー工法により改修した建物である。
この建物10は、建物本体11と、この建物本体の上を覆い被せた既設屋根13とを有し、この既設屋根13はスレート建材から切妻タイプの屋根にあって、この屋根上の全面に改修用屋根部材で覆った改修用屋根構造からなる改修新設屋根14で構築されている。
なお、図1Bの符号15は改修用屋根構造の一部、また符号22は一部の改修用屋根部材を示している。また、既設改修対象の建物は上記切妻タイプのものに限定するものではなく他の屋根、例えば寄棟、片流れ及び方形タイプのものでもよい、さらに、既設屋根はスレート建材のスレート屋根だけでなく他の例えばトタン屋根などでもよい。
改修屋根構造15は、一部を図1Bに示したように、既設の波形スレート建材からなる屋根(以下、スレート屋根ともいう)13上の略全面に敷設した複数枚の屋根カバー16と、これらの屋根カバーの外周端縁のエッジ部を覆って屋根カバー16の端縁部を押さえ固定したエッジカバー19(図1A参照)と、これら屋根カバー16及びエッジカバー19の全体に防水塗料を塗布し防水処理した防水塗装膜20と、さらに防水塗装膜面に化粧塗料を塗布した化粧塗装膜21と、を含んでいる。
なお、エッジカバー19は棟カバー19a、軒先カバー19b及びケラバカバー19cとなっている。
この改修屋根構造によれば、スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根は、老朽化に伴う、ひび割れ、亀裂、穴或いは見栄えの低下などの補修・改修にあって、雨水の入口が見つけ難く乃至特定し難く略不可能に近い箇所をも含む箇所からの雨水の侵入、これによる雨漏りを防止できると共に、補修・改修した部材が風雨によって剥がれるのを阻止し、さらに見栄えがよく蘇らせることができ、さらにこれらを低廉な改修コストで施工できる作用効果を奏する。
この改修新設屋根における細部の構造、及びさらに他の特徴及び作用効果などは以下の屋根改修工法で詳述する。
図2を参照して、本発明の実施形態2に係る屋根改修工法を説明する。なお、図2は図1の改修屋根構造を構築する発明の実施形態に係る屋根改修工法の工程ブロック図である。
本発明の実施形態2に係る屋根改修工法は、以下の各工程a〜iを含んでいる。
<診断工程a>
この診断工程aでは、既設の波形スレート屋根の状態を診断し、老朽化の程度及び改修の要否を判定し、それらに対応した改修工法を選定する。
スレート屋根は、建物の場所乃至環境などによって異なるが、耐久年数は概ね30〜50年と言われており、この年数の前乃至経過すると老化が始まる。なお、その他、豪雨、強風、霜などによっても損傷することがある。
この老化乃至損傷などにより、表面の風化、減耗、割れ、反り、あばれ、移動(以下、ズレともいう)などが発生し、それらの箇所から雨水の侵入、それによる雨漏りが発生、或いは埃・ゴミなどが侵入し、また、ほこり付着やボルトからの錆による表面が汚れて、いわゆるボロボロ状態(図3に例示)になり、建物、企業イメージの低下し、屋根全体の見栄えが悪くなる。また古いスレート屋根(2004年以前)はアスベストを含んでいるので、それらが飛散することがある。
そこで、この工程で、このような屋根状態を診断し、老朽化の程度及び改修の要否を判定し、それらに対応した改修工法を選定する。ここでの診断結果は、改修要、カバー工法を選択した例で説明する。
<洗浄工程b>
波形スレートは表面がツルツルしていないため、そこに砂埃や土埃が付着しているので、水で洗浄する。なお、改修中アスベストが飛散するおそれがあるような場合、改修屋根部分を水で湿潤するのが好ましい。
<補修工程c>
スレート屋根は脆くなっており、部材が破損、破れて破片が落下しそうになっている場合がある。このような状態の場合、必要に応じてそれらの箇所を補修する。
<屋根カバー敷設工程d>
この工程では、複数枚の屋根カバーを用い、前工程で洗浄した波形スレート屋根の略全面に敷設し固定する。
以下、この敷設工程を図4〜図7を参照して説明する。なお、図4は図1Aの既設波形スレート屋根に敷設した数枚の屋根カバーを示し、図4Aはそれらの平面図、図4Bは図4Aの屋根カバーを補強した平面図、図4Cは図4BのIVC部分を拡大した側面図、図5は図4Aの1枚の屋根カバーの斜視図、図6Aは図5のVIA―VIA線の断面図、図6Bは図1Bの既設波形スレート屋根の断面図、図6Cは図6Aの屋根カバーと図6Bの既設波形スレート屋根を結合した断面図、図7は図5の屋根カバーの変形例を示した斜視図である。
(屋根カバー)
まず、図5、図6を参照して、敷設に使用する1枚の屋根カバーを説明する。
この屋根カバー16は、任意の形状及び材料からなる板状体(プレート)で形成されている。
板状体の形状は、特定の形状に限定するものでなく任意でよいが、以下、矩形の板状体で説明する。
この矩形板状体は所定大きさの表裏面及び厚さを有している。その寸法も任意でよいが、例えば幅900mm、奥行910mm及び厚さ50mmである。このサイズであると、敷設作業の際、足場や降雨の際の養生に活用しながら使用できる。
この矩形板状体は、表面16aは平坦面に、裏面16bに既設スレート屋根に支持・固定する複数本の凸条突起16b〜16bが形成されている。
これら凸条突起16b〜16bの寸法は、既設スレート屋根の形状に対応して決める。既設スレート屋根が大波スレート建材の場合、波幅(ピッチ)をw、波の高さをhとすると、これらは規格で、例えばwは130mm、hは38mmとなっている。
そこで、両凸条突起の幅をw、高さをh及び突起の幅長をw21とし、これらのw、h及びw21と、w、hの関係を以下に設定するのが好ましい。
=w、w21<w、h≒h
この関係で、w=w、w21<wにより、既設大波スレート屋根と屋根カバーとのズレがあっても、嵌め込むことが可能になり、また、h≒hにより、位置決めが容易になり堅固に固定できる。
また、板状体の材料は、特定のものに限定するものでなく、任意のものでよい。例えば、発泡スチロール(ビーズ法ポリスチレンフォーム)、押出法ポリスチレンフォーム、高性能フェノールフォームポリウレタンフォーム、ポリプロピレンフォーム、ポリエチレンフォームなどの合成樹脂材、また、その他の材料でもよい。
発泡スチロール(ビーズ法ポリスチレンフォーム)成型品を採用すると、軽量、運搬が容易になり、作業性がよくなり、また、断熱効果を発揮させることも可能になるという利点がある。
板状体は、矩形状にしたが、これに限定するものでなく、他の任意の形状にしてもよい。
また、板状体にあって表面16aを平坦面にしたので、波状よりも塗装・コーティング面積が10%程度少なくなり価格面でメリットになる。
既設の屋根形状、例えば波形にしてもよく、さらに他の形状、例えば所定大きさの凹み溝など間隔を設けた形状にしてもよい。この溝によって雨水の通路にできる。
さらに、既設屋根形状と異ならせた形状、図7に示したように、例えば、表面を階段状の段差16Aaを設けた形状にする。これにより、新設屋根はデザイン性が向上し、また、企業イメージアップにもなる。なお、後記する化粧塗料の色を選択することによって、さらに意匠性がアップする。
(敷設)
次に、図4、図8を参照して、複数枚の屋根カバーの敷設を説明する。
複数枚の屋根カバーを準備し、これらを既設スレート屋根13の略全面に敷設・固定する。なお、スレート屋根13は垂木12(図8参照)上に敷設されている。符号16は隣接する隙間を示している(図4C参照)。
この敷設は、既設スレート屋根13の上面にあって、複数枚の屋根カバーを、順次足場や降雨の際の養生に活用しながら敷設し、固定する。図4Aは複数枚16〜1616を縦横に並べた状態を示している。なお、固定は各屋根カバーの凸条突起16b〜16bと大波スレート屋根の各頂部及び底部にあって、接着剤18によって固定する(図6C参照)。
<補強工程e>
この工程では、防水テープを用い、屋根カバーの隙間16に貼り合わせて塞いで、補強し、浸水を防止する。この防水テープは特定のものに限定するものでなく任意の既に市販されているもの、例えば粘着層付ガラスクロステープなどを使用する。また、隙間16に詰め物をして、いわゆる目止めしてもよい。
これらにより、屋根カバーのジョイント部分は防水・補強される。なお、図4Cの符号17x、17yは貼ったテープを示している。
<エッジカバー取付け工程f>
エッジカバー19として、棟カバー19a、ケラバカバー19c及び軒先カバー19b(図1A参照)を準備し、これらを屋根の棟部、ケラバ部及び軒先部にあって、敷設した屋根カバーの端縁を抑え固定する。すなわち、棟カバー19aは、所定長さの金属製カバー体からなり屋根の棟部に沿って配設し、屋根カバーの端縁を抑え固定する(図8参照)。なお、この固定は固定ビス19(例えばスクリューネジ)を用い、垂木12にネジ止めして行う。また、軒先カバー19bは、所定長さの金属製カバー体からなり屋根の軒先に沿って配設し、屋根カバーの端縁を抑え固定ビス19で固定する(図8参照)。さらに、ケラバカバー19cは、所定長さの金属製カバー体からなり屋根のケラバ部に沿って配設し、屋根カバーの端縁を抑え固定ビス19で固定する(図9参照)。これらの金属製カバー体は、例えばガルバリウム鋼板(登録商標名)、ステンレス材或いはアルミニウム材などの板材を用い、これらを屋根の棟部、ケラバ部及び軒先部を覆う形状、例えば、断面が略半円形、U字型状、コ字状乃至所定角(例えば直角)に加工したものである。
<防水塗料塗布工程g>
この工程では、屋根カバー及びエッジカバーの全面に、防水塗料を所定厚さに吹付けて防水塗装膜20を形成する。防水塗料は特定のものに限定するものでなく、市販品、例えば、高強度ウレタンゴム系、アクリルゴム系などを使用する。また、厚さは1.5mm〜3.0mm範囲が好ましい。なお、この工程の前処理としてプライマー処理する。これにより、防水塗装膜の密着性がよくなる。
<化粧塗料塗布工程h>
この工程では、防水塗装膜面に、化粧塗料、例えば遮熱ハイブリッド(候対策)系塗料、を塗布して化粧塗装膜(なお、トップコートとも言う)21を形成する。化粧塗料は、特定の塗料に限定するものでないが、トップコートとしての機能、対候性、遮熱性を備えたもの使用する。このよう塗料として、アクリル系、フッ素系乃至シリコン系のものがある。また、色は特定の色に限定するものでなく任意のものでよい。なお、既設屋根と異なる色を選定すると、新設屋根はデザイン性が向上し、また、企業イメージアップにもなる。
<完成i>
上記の工程a〜hにより、屋根改修を終了し、改修新設屋根14を完成させる。
この実施形態の屋根改修工法によれば、カバー工法が元々備えた利点を有し、さらに以下の作用効果を奏する。
スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根の老朽化に伴うひび割れ、亀裂、穴などの箇所の補修・改修を簡単にできる。この改修で、雨水の浸水口が見つけ難く乃至特定し難く略不可能に近い箇所をも含む箇所からの雨水の侵入、これによる雨漏りを防止できまた、補修・改修部材が風雨などによって剥がれるのを阻止でき、さらに、見栄えよく蘇らせることができ、さらにまた、これらを低廉な改修コストで施工できる。
10 改修建築建物
11 建物本体
12 垂木
13 既設屋根(スレート屋根)
14 改修新設屋根
15 改修屋根構造
16、16〜1616 屋根カバー
16b〜16b 凸条突起
17x、17y 補強防水部材(防水テープ)
18 接着剤
19 エッジカバー
19a 棟カバー
19b 軒先カバー
19c ケラバカバー
19 固定ビス
20 防水塗装膜
21 化粧塗装膜
22 改修用部材

Claims (10)

  1. スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根を、改修用屋根部材を用いてカバー工法により補修・改修した改修屋根構造にあって、
    前記改修用屋根部材は、前記既設屋根に敷設・固定した複数枚の屋根カバーと、前記屋根カバーを固定した屋根の外周端縁のエッジ部を覆って前記屋根カバーの端縁部を押さえ固定したエッジカバーと、前記屋根カバー及び前記エッジカバーの全体に防水塗料を塗布し防水処理した防水塗装膜と、さらに前記防水塗装膜面に化粧塗料を塗布した化粧塗装膜と、を含んでいることを特徴とする改修屋根構造。
  2. 前記屋根カバーは、所定大きさの表裏面及び厚さを有する板状体からなり、前記板状体は合成樹脂材の成型品で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の改修屋根構造。
  3. 前記屋根カバーは、前記既設屋根と異なる形状の合成樹脂成型品で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の改修屋根構造。
  4. 前記エッジカバーは、前記屋根の棟部及びケラバ部及び軒先部をそれぞれ包み込む大きさ形状の棟カバー、ケラバカバー及び軒先カバーを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の改修屋根構造。
  5. 前記化粧塗料は、前記既設屋根の色と異なった色の塗料であることを特徴とする請求項1に記載の改修屋根構造。
  6. スレート屋根やトタン屋根などの既設屋根を、改修用屋根部材を用いてカバー工法により補修・改修する屋根改修工法であって、以下工程を含んでいることを特徴とする。
    (ア)前記既設屋根に複数枚の屋根カバーを敷設・固定して覆う屋根カバー敷設工程と、
    (イ)前記屋根カバーを固定した屋根の外周端縁のエッジ部を覆って前記屋根カバーの端縁部を押さえ固定するエッジカバー取付け工程と、
    (ウ)前記屋根カバー及び前記エッジカバーの全面に防水塗料を塗布して防水塗装膜を形成する防水工程と、
    (エ)さらに前記防水塗装膜面に化粧塗料を塗布して化粧塗装膜を形成する化粧工程。
  7. 前記屋根カバー敷設工程において、前記屋根カバーは、前記既設屋根と異なる形状の合成樹脂成型体で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の屋根改修工法。
  8. 前記屋根カバーは、所定大きさの表裏面及び肉厚を有する板状体からなり、前記板状体は合成樹脂成型体で形成されていることを特徴とする請求項6または7に記載の屋根改修工法。
  9. 前記屋根カバー敷設工程において、前記複数枚の屋根カバーの隙間に防水・補強部材でシール且つ補強されていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の屋根改修工法。
  10. 前記エッジカバーは、前記屋根の棟部及びケラバ部及び軒先部にそれぞれ積み込む大きさ形状の棟カバー、ケラバカバー及び軒先カバーを含んでいることを特徴とする請求項6に記載の屋根改修工法。
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