JP2020192117A - 巾着バッグ - Google Patents
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Abstract
Description
前記の、袋の口の周囲の縫い代の中に通した紐を引き締めて利用する形態の物には、袋の口の周囲の縫い代の中に一本の紐を通し、片側の紐通し口から紐を引き締めて利用する片締めタイプと、袋の口の周囲の縫い代の中に二本の紐を通し、両側の紐通し口からそれぞれの紐を引き締めて利用する両締めタイプがある。
しかし、巾着を外出用の鞄として利用するために、巾着の紐を持ち手とする場合、
紐は安っぽく見える上、手提げとしても肩掛けとしても持ちにくく、一本紐の片締め巾着は紐を持つと袋が斜めに傾き、二本紐の両締め巾着は紐がバラバラになり手で掴みにくいため、巾着は鞄として利用するには適さない。
その他に、袋の両側に通し口を設けた両面の袋の口の縫い代の中に環状の硬質な持ち手を通し、二本の持ち手としている巾着バッグや、
前記のものと同様に、袋の両側に通し口を設けた両面の袋の口の縫い代の中に環状の紐の持ち手を通し、二本の持ち手としている巾着バッグなどもある。
また、両締めである二本紐巾着は、両側から出ている余分の紐を結び合わせて巾着の口幅以上の長さにすれば、口の開閉に支障が無く、一本の持ち手にすることができるので、このようなバッグも販売されている。
しかし、この両側から出ている余分の紐を結び合わせて一本の持ち手にしたバッグは、持ち手が引き締め紐の延長の輪になった紐であるため、バラバラになり掴みにくい。
両締めである二本紐巾着の解決しようとする問題点は、紐がバラバラになり手で掴みにくい点である。
上記の問題点を解決する、持ちやすい一本の持ち手のついた巾着バッグを提供する。
請求項2の発明は、両締めである二本紐巾着の両側の通し口に出ている互いの紐を持ち手で繋いだ鞄とする。
図1は一本紐の巾着バッグ10の口を開いた状態である。
片締めである一本紐の巾着は、通常は紐の通し口は片側にしか無いため、両側の通し口の紐を持ち手で繋ぐことはできない。
そこで、巾着1の口の対称の位置に紐通し口4と5を設け、両側から紐3を出せるようにした巾着1の口の周囲6の縫い代に一本の紐3を通し、両側の紐3を一本の持ち手2で繋いでいる。
このとき、巾着1の口の周囲6に通っている紐3は巾着1の口の周囲6以上の長さが必要である。
また、一本紐の巾着バッグ10の口をスムーズに開けるためには、巾着1の口の周囲6に通っている紐3が両側の紐通し口4、5から出る余分の長さの紐3と、持ち手2を繋いだ長さが、一本紐の巾着バッグ10の口幅の長さ以上必要である。
持ち手2を持ち上げると紐3が両側から引き締められ一本紐の巾着バッグ10の口が閉まる構造となっている。
一本紐の巾着バッグ10の口を引き締めたときの持ち手全体の長さは、一本紐の巾着バッグ10の口幅の最低2倍程度となる。
図3は二本紐の巾着バッグ20の口を開いた状態であり、口を開いた状態では一本紐の巾着バッグ10と全く同じである。
両締めである二本紐の巾着バッグ20の口の周囲17の縫い代には二本の紐13、14が通っており、両側にある紐通し口15と16からそれぞれ一本ずつ互いの紐13と14を出し、一本の持ち手12で繋いでいる。
このとき巾着11の口の周囲17に通っている二本の紐13、14はそれぞれ巾着11の口の周囲17以上の長さが必要である。
また、二本紐の巾着バッグ20の口をスムーズに開けるためには、巾着11の口の周囲17に通っている二本の紐13、14が両側の紐通し口15、16から出るそれぞれの余分の長さの紐13、14と、持ち手12を繋いだ長さが、二本紐の巾着バッグ20の口幅の長さ以上必要である。
二本紐の巾着バッグ20は、持ち手12に繋がっている互いの紐13、14を両側から外向きに引くと、口を引き締めることができる。
二本紐の巾着バッグ20の口を引き締めたときの持ち手全体の長さは、二本紐の巾着バッグ20の口幅の最低3倍程度となる。
二本紐の巾着バッグ20は、厚手の張りのある素材でも口を引き締めることができるうえ、厚手の張りのある素材はしっかりと口が締まらない分、持ち手全体の長さが加減され、肩掛け鞄として使い勝手の良いものになり、持ち手12を下ろしても口が開くことはない。
紐3の結び目は、バッグや持ち手2のデザインに応じて目立たない場所で結び、持ち手2と紐3を繋ぐ方法は、素材やデザインに合わせて様々な方法が考えられる。
図6は二本紐の巾着バッグ20の持ち手12に繋がる紐13と14の形状を示している。
この例では、持ち手2は編み込んだ状態の紐3であり、点線で示している口の周囲6の縫い代の中に紐3が通っている。
巾着1の口の中心に紐3の結び目があり、持ち手2を持ち上げると図8のように巾着1の口が締まり利用することが出来る。
また、巾着1の口の中心の紐3の結び目をを引き締めて結び合わせると、図9のように口が閉まった状態のまま利用することが出来る。
巾着1は一般的な鞄と同様に様々なデザインが考えられ、すぐに手に取って利用することができる巾着バッグ10となっている。
2 持ち手
3 紐
4 紐通し口
5 紐通し口
6 口の周囲
10 一本紐の巾着バッグ
11 巾着
12 持ち手
13 紐1
14 紐2
15 紐通し口
16 紐通し口
17 口の周囲
20 二本紐の巾着のバッグ
Claims (2)
- 一本紐巾着の両側に設けた通し口に出ている紐を持ち手で繋いだ鞄
- 二本紐巾着の両側の通し口に出ている互いの紐を持ち手で繋いだ鞄
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019100049A JP2020192117A (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 巾着バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019100049A JP2020192117A (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 巾着バッグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020192117A true JP2020192117A (ja) | 2020-12-03 |
JP2020192117A5 JP2020192117A5 (ja) | 2021-07-29 |
Family
ID=73546116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019100049A Pending JP2020192117A (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 巾着バッグ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020192117A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022259752A1 (ja) * | 2021-06-09 | 2022-12-15 | 株式会社クロンティップ | バッグ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7774863B2 (en) * | 2007-08-30 | 2010-08-17 | Sandra Garza | Combination hat-bag |
-
2019
- 2019-05-29 JP JP2019100049A patent/JP2020192117A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7774863B2 (en) * | 2007-08-30 | 2010-08-17 | Sandra Garza | Combination hat-bag |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022259752A1 (ja) * | 2021-06-09 | 2022-12-15 | 株式会社クロンティップ | バッグ |
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