JP2020190370A - マイクロ熱交換器およびその製造方法 - Google Patents

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庸人 和氣
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二郎 中嶋
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Abstract

【課題】ロウ付けの際に流れるロウ材により連通流路が閉塞するのを抑制し、熱交換効率のよいマイクロ熱交換器を提供する。【解決手段】第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いてチューブ部材を形成する際に、連通流路が長手方向の端部で折り返すと共に偏流を調整する絞りが形成された折り返し部を有し、連通流路の折り返し部近傍に溶融した第2金属の折り返し部への流れを阻害する阻害部を有するようにチューブ部材を形成する。阻害部は、チューブ部材を複数積層してロウ付けのために炉に入れた際に、溶融したロウ材(第2金属)が折り返し部に流れるのを阻害するから、連通流路の折り返し部が閉塞するのを抑制することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、マイクロ熱交換器およびその製造方法に関し、詳しくは、クラッド板材を用いて扁平に形成された熱交換用チューブを複数積層することにより構成されるマイクロ熱交換器およびその製造方法に関する。
従来、この種のマイクロ熱交換器としては、0.2mmの厚みのアルミニウムのクラッド材を用いて、長手方向の中央に短手方向に直列に並ぶように2つの流出入口用貫通孔を有するように、且つ、この2つの流出入口用貫通孔を連通するU字形状で鏡像対称の2つの連通流路を有するようにチューブ部材を形成し、これを向かい合わせて構成される熱交換用チューブが複数積層するように積層し、これを炉に入れてロウ付けすることにより熱交換器を製造するが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−072331号公報
こうしたマイクロ熱交換器では、熱交換用チューブにおける熱交換媒体に流路となる連通流路は、幅は1mm〜15mm程度で厚みは板厚の1倍〜3倍程度の0.1mm〜0.8mm程度となる。上述の背景技術におけるマイクロ熱交換器では、0.2mmのクラッド材を用いてるから、連通流路の厚みは0.5mm程度となる。このように連通流路の厚みが薄いマイクロ熱交換器では、ロウ付けの際にクラッド材の表面のロウ材が流れ、ロウ付けの際に下部となる連通流路の部位にロウ材が溜まり、連通流路の幅を狭くしたり、場合によっては連通流路を閉塞させてしまう。特に、積層された複数の熱交換用チューブへの偏流を抑制するために連通流路に絞り部を有するマイクロ熱交換器では、ロウ付けの際に流れるロウ材による絞り部の閉塞が容易に生じる。連通流路の閉塞は、熱交換用チューブの機能を阻害し、マイクロ熱交換器の熱交換効率を低下させてしまう。
本発明のマイクロ熱交換器は、ロウ付けの際に流れるロウ材により連通流路が閉塞するのを抑制し、熱交換効率のよいマイクロ熱交換器を提供するを主目的とする。
本発明のマイクロ熱交換器およびその製造方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のマイクロ熱交換器は、
第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面または一方の面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いて形成されたチューブ部材であって、前記第2金属が接合された面を向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口と該2つの流出入口を連通する厚みが0.8mm以下の連通流路とを有する全体として扁平で略長方形状の熱交換用チューブを構成するよう形成されたチューブ部材を、隣接する熱交換用チューブの前記2つの流出入口が整合するように複数積層して構成され、前記熱交換用チューブ内に流れる前記熱交換媒体と隣接する熱交換用チューブの間に流れる被熱交換媒体とで熱交換するマイクロマイクロ熱交換器であって、
前記連通流路は、長手方向の端部で折り返すと共に偏流を調整する絞りが形成された折り返し部を有し、
前記連通流路の折り返し部近傍には、溶融した前記第2金属の前記折り返し部への流れを阻害する阻害部が形成されている、
ことを特徴とする。
本発明のマイクロ熱交換器では、第1金属による中心材に第1金属より融点の低い第2金属が両面またはいっぽうの面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いて形成されたチューブ部材により構成されている。チューブ部材は、前記第2金属が接合された面を向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口と2つの流出入口を連通する連通流路とを有する熱交換用チューブを構成する。熱交換用チューブは扁平で略長方形状をしており、連通流路はその厚みが0.8mm以下である。マイクロ熱交換器は、チューブ部材を、隣接する熱交換用チューブの2つの流出入口が整合するように複数積層して構成されており、熱交換用チューブ内に流れる熱交換媒体と隣接する熱交換用チューブの間に流れる被熱交換媒体とで熱交換する。そして、連通流路は、長手方向の端部で折り返すと共に偏流を調整する絞りが形成された折り返し部を有し、連通流路の折り返し部近傍には、溶融した第2金属の折り返し部への流れを阻害する阻害部が形成されている。こうした阻害部は、チューブ部材を複数積層してロウ付けのために炉に入れた際に、溶融したロウ材(第2金属)が折り返し部に流れるのを阻害する。この結果、ロウ付けの際に流れるロウ材により連通流路が閉塞するのを抑制することができ、熱交換効率のよいマイクロ熱交換器とすることができる。なお、連通流路の折り返し部における絞りの幅は2mm以下であるものとしてもよい。
こうした本発明のマイクロ熱交換器において、前記阻害部は、前記連通流路の折り返し部の中央の隔壁の先端で拡幅した拡幅部であるものとしてもよい。拡幅部は、溶融したロウ材が折り返し部に流れ込むのを阻害するダムの役割を果たす。拡幅部の形状は、円形状、楕円形状、矩形形状、三角形状のいずれでも構わない。
また、本発明のマイクロ熱交換器において、前記阻害部は、前記連通流路の折り返し部近傍で前記連通流路の側壁から前記連通流路側に凸となる凸部であるものとしてもよい。凸部は、溶融したロウ材が折り返し部に流れ込むのを阻害するダムの役割を果たす。凸部の形状は、半円形状、半楕円形状、矩形形状、三角形状のいずれでも構わない。
本発明のマイクロ熱交換器において、前記連通流路の折り返し部の絞り近傍でロウ材を溜めるロウ溜部を有するものとしてもよい。ロウ溜部は、溶融したロウ材を溜めて折り返し部に流れ込むのを阻害する役割を果たす。ロウ溜部の形状は如何なる形状であっても構わない。
本発明のマイクロ熱交換器の製造方法であって、
第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面または一方の面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いて、前記第2金属が接合された面を向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口と該2つの流出入口を連通する厚みが0.8mm以下の連通流路とを有する全体として扁平で略長方形状の熱交換用チューブを構成し、更に、前記連通流路を長手方向の端部で折り返すと共に偏流を調整する絞りが形成された折り返し部を有するように、且つ、前記連通流路の折り返し部近傍に溶融した前記第2金属の前記折り返し部への流れを阻害する阻害部を有するように、チューブ部材を形成するチューブ部材形成工程と、
前記連通流路が形成されると共に前記流出入口が整合するように2つのチューブ部材を向かい合わせて構成される扁平な熱交換用チューブが複数積層された状態となるように前記チューブ部材を複数積層して積層体を組み付ける組み付け工程と、
前記第1金属の融点より低く前記第2金属の融点より高い温度に調整された炉に前記積層体を前記熱交換用チューブの扁平面が垂直となるように且つ前記熱交換用チューブの長手方向が水平となるように配置して前記積層体をロウ付けするロウ付け工程と、
を有することを特徴とする。
本発明のマイクロ熱交換器の製造方法では、第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面または一方の面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いてチューブ部材を形成するチューブ部材形成工程を有する。この工程で形成するチューブ部材は、第2金属が接合された面を向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口とこの2つの流出入口を連通する厚みが0.8mm以下の連通流路とを有する扁平で略長方形状の熱交換用チューブを構成する。また、チューブ部材は、連通流路を長手方向の端部で折り返すと共に偏流を調整する絞りが形成された折り返し部を有し、且つ、連通流路の折り返し部近傍に溶融した第2金属の折り返し部への流れを阻害する阻害部を有するように形成される。また、本発明のマイクロ熱交換器の製造方法では、連通流路が形成されると共に流出入口が整合するように2つのチューブ部材を向かい合わせて構成される扁平な熱交換用チューブが複数積層された状態となるようにチューブ部材を複数積層して積層体を組み付ける組み付け工程を有し、更に、第1金属の融点より低く第2金属の融点より高い温度に調整された炉に積層体を、熱交換用チューブの扁平面が垂直となるように且つ熱交換用チューブの長手方向が水平となるように配置して、積層体をロウ付けするロウ付け工程を有する。このロウ付け工程の際に、阻害部は溶融した第2金属(ロウ材)が折り返し部に流れるのを阻害する。この結果、ロウ付けの際に流れるロウ材により連通流路が閉塞するのを抑制することができ、熱交換効率のよいマイクロ熱交換器を製造することができる。
実施例のマイクロ熱交換器20の構成の概略を示す構成図である。 図1におけるA−A断面を模式的に示す断面図である。 熱交換用チューブ30を構成するチューブ部材40の構成の概略を示す構成図である。 図1および図3におけるB−B断面を示す断面図である。 図1および図3におけるC−C断面を示す断面図である。 図1および図3におけるD−D断面を示す断面図である。 実施例のチューブ部材40を積層して積層体22としてロウ付けする際の様子を説明する説明図である。 比較例のチューブ部材を積層して積層してロウ付けする際の様子を説明する説明図である。 変形例のチューブ部材140の構成の概略を示す構成図である。 変形例のチューブ部材240の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例のマイクロ熱交換器20の構成の概略を示す構成図である。図2は、図1におけるA−A断面を模式的に示す断面図である。実施例のマイクロ熱交換器20は、空調装置や冷凍装置などの冷凍サイクルや発熱を伴って作動する機器の冷却装置などに用いられ、図1に示すように、2つのチューブ部材40により構成される熱交換用チューブ30を複数積層して構成される積層体22と、積層体22の配列方向(図中上下方向)の両側に配置されるプレート23と、熱交換用チューブの長手方向(図中左右方向)の両側に配置されるプレート24と、積層体22およびプレート23に形成される熱交換媒体の流入用流路25および流出用流路26に取り付けられる供給管27および排出管28と、を備える。このマイクロ熱交換器20は、流入用流路25から熱交換用チューブ30に形成された後述する2つの連通流路34,35に供給されるハイドロフルオロカーボンや水などの熱交換媒体と隣接する熱交換用チューブ30の間の隙間に流れる空気などの被熱交換媒体との熱交換により、熱交換媒体を加熱または冷却する又は被熱交換媒体を冷却または加熱する。図2中、供給管27および排出管28の上に記載された白抜き矢印は、熱交換媒体の供給や排出の方向を示しており、マイクロ熱交換器20の左右に記載された白抜き矢印は、被熱交換媒体の流れる方向を示している。
図3は、熱交換用チューブ30を構成するチューブ部材40の構成の概略を示す構成図である。図4は、図1および図3におけるB−B断面を示す断面図である。図5は、図1および図3におけるC−C断面を示す断面図である。図6は、図1および図3におけるD−D断面を示す断面図である。
熱交換用チューブ30は、2つのチューブ部材40を向かい合わせて接合することにより構成されている。チューブ部材40は、図3に示すように、アルミニウムの板材の両面にアルミシリコン合金などのロウ材を配置して一体に圧延することによって板材とロウ材とを接合した厚さが0.2mmのいわゆるクラッド板材に対して、プレス加工や穴開け加工などを施して形成されている。
チューブ部材40には、図3に示すように、長手方向(図中左右方向)の中央に短手方向に直列に並ぶように2つの流出入口用貫通孔41a,41bが形成されており、この2つの流出入口用貫通孔41a,41bを連通するように幅が10mmで厚みが0.25mmのU字形状の2つの連通流路形成部44a,44bが紙面表面側に凸となるように形成されており、このU字形状の2つの連通流路形成部44a,44bにより、その中央に隔壁45a,45bが形成されている。これにより、熱交換用チューブ30を構成したときには、連通流路34,35の厚みは0.45mmとなる。また、2つの流出入口用貫通孔41a,41bの周囲にはフランジ部42a,42bが紙面表側に凸となるように形成されている。2つの流出入口用貫通孔41a,41bとフランジ部42a,42bは、2つの流出入口用貫通孔41a,41bの中間点を通る直線(図3における水平方向の線)で鏡像対称となるように形成されており、連通流路形成部44a,44bは、2つの流出入口用貫通孔41a,41bの中央を通る直線(図3における上下方向の線)で鏡像対称となるように形成されている。
チューブ部材40の連通流路形成部44a,44bの中央に形成された隔壁45a,45bの両端には略円形状の拡幅部46a,46bが形成されている。連通流路形成部44a,44bの長手方向(図3中左右方向)の両端における折り返し部には、各熱交換用チューブ30への偏流を抑制するために隔壁45a,45bの拡幅部46a,46bとにより連通流路34,35の幅が略1mmとなる絞りが形成されている。また、連通流路形成部44a,44bの折り返し部近傍には、連通流路形成部44a,44bの内側に凸となる略半円形状の凸部47aが形成されている。連通流路形成部44a,44bの折り返し部の4隅(図3中左右端の上下の隅)には、連通流路形成部44a,44bの外側に凸となる4つのロウ溜部48a,48bが形成されている。
チューブ部材40の連通流路形成部44a,44bには、複数のエンボス49a,49bが形成されており、複数のエンボス49a,49bは、図6に示すように、 隣接する熱交換用チューブ30の複数のエンボス49a,49bと当接して接合され、隣接する熱交換用チューブ30との間隔を維持すると共に熱交換用チューブ30の変形を抑制する。
熱交換用チューブ30は、図4ないし図6に示すように、2つのチューブ部材40を紙面裏側が向かい合うように接合することにより構成されている。このため、一方のチューブ部材40の流出入口用貫通孔41a,41bおよびフランジ部42a,42bは他方のチューブ部材40の流出入口用貫通孔41a,41bおよびフランジ部42a,42bと整合する。
実施例では、2つのチューブ部材40を、紙面裏側が向かい合わせとなるように、且つ、一方のチューブ部材40の流出入口用貫通孔41a,41bおよびフランジ部42a,42bは他方のチューブ部材40の流出入口用貫通孔41a,41bおよびフランジ部42a,42bと整合するように組み付けることにより熱交換用チューブ30を構成する。こうした熱交換用チューブ30が複数積層されるようにチューブ部材40を複数積層することにより積層体22を組み付ける。そして、積層体22にプレート23,24および供給管27,排出管28を組み付け、積層体22を熱交換用チューブ30の扁平面が垂直となるように且つ熱交換用チューブ30の長手方向が水平となるように配置し、ロウ材の融点より高く板材の融点より低い温度(例えば610℃や620℃など)で加熱することによって当接部を接合(ロウ付け)してマイクロ熱交換器20を完成する。即ち、熱交換用チューブ30を構成するチューブ部材40の向かい合わせの接触部を接合すると共に隣接する熱交換用チューブ30のフランジ部42a,42bの接触部を接合し、同時にプレート23,24や供給管27,排出管28を接合するのである。
こうしたロウ付けの際に積層体22に僅かな傾きが生じている場合について説明する。図7は、実施例のチューブ部材40を積層して積層体22としてロウ付けする際の様子を説明する説明図であり、図8は、比較例のチューブ部材940を積層して積層してロウ付けする際の様子を説明する説明図である。比較例のチューブ部材940は、図7と図8とを比較すると解るように、隔壁945aの両端部946a,946bは拡幅しておらず、連通流路形成部944a,944bの折り返し部近傍には凸部が形成されておらず、更に、折り返し部の連通流路形成部944a,944bにはロウ溜部が形成されていない。図7および図8中の左右方向に描かれた一点鎖線は水平に描かれており、チューブ部材40を積層した積層体22やチューブ部材940を積層した積層体に僅かに傾きが生じていることを示している。比較例のチューブ部材940を用いた積層体では、連通流路形成部944a,944bの表面などで溶融したロウ材は、積層体の僅かな傾きにより隔壁945a,945bの図8中における上面や連通流路(連通流路形成部944a,944bにより形成された流路)の下面に沿って左方向に流れ、連通流路形成部944aの左下隅に溜まる。連通流路の厚みは0.45mmと薄いから、ロウ材は表面張力により折り返し部に付着し、連通流路形成部944aにより形成される連通流路の折り返し部を閉塞する。比較例のチューブ部材940では、連通流路形成部944bにより形成される連通流路は機能するが、連通流路形成部944bにより形成される連通流路はロウ材による折り返し部の閉塞により機能しない。一方、実施例のチューブ部材40を用いた積層体22でも、連通流路形成部44a,44bの表面などで溶融したロウ材は、比較例と同様に、積層体22の僅かな傾きにより隔壁45a,45bの図7中における上面や連通流路34,35(連通流路形成部44a,44bにより形成された流路)の下面に沿って左方向に流れるが、隔壁45a,45bの上面を流れるロウ材は拡幅部46aにより堰き止められ、連通流路34,35(連通流路形成部44a,44bにより形成された流路)の下面を流れるロウ材は凸部47aによって堰き止められる。即ち、拡幅部46aや凸部47aは、溶融したロウ材が折り返し部に流れ込むのを阻害するダムの役割を果たすのである。また、ロウ材の一部が凸部47aを乗り越えたとしても、凸部47aを乗り越えたロウ材は連通流路形成部44aに形成されたロウ溜部48aに溜まる。このロウ溜部48aに溜まるロウ材の量は、比較例において連通流路形成部944aの左下隅に溜まる量に比して少なくなるから、ロウ材が表面張力により折り返し部の絞りに向かって盛り上がっても、盛り上がる程度が低く、絞りが閉塞するのを抑制する。
以上説明した実施例のマイクロ熱交換器20では、チューブ部材40の連通流路形成部44a,44bの中央の隔壁45a,45bの両端に形成された拡幅部46a,46bや、連通流路形成部44a,44bの折り返し部近傍に形成された凸部47a,47bを有することにより、ロウ付けの際に連通流路形成部44a,44bの表面などで溶融したロウ材の折り返し部に流れ込むのを堰き止めることができる。この結果、ロウ付けの際に流れるロウ材により連通流路34,35の折り返し部(絞り)を閉塞するのを抑制することができ、熱交換効率のよい熱交換器とすることができる。また、連通流路形成部44a,44bの折り返し部の4隅にロウ溜部48a,48bを形成したことにより、溶融したロウ材が拡幅部46a,46bや凸部47aを乗り越えて折り返し部に流れ込んでも、ロウ溜部48a,48bにロウ材を溜めるから、連通流路34,35の折り返し部(絞り)が閉塞するのを抑制することができ、熱交換効率のよい熱交換器とすることができる。
実施例のマイクロ熱交換器20の製造方法では、チューブ部材40を、連通流路形成部44a,44bの中央の隔壁45a,45bの両端に拡幅部46a,46bを有すると共に連通流路形成部44a,44bの折り返し部近傍に凸部47a,47bを有するように、更に、連通流路形成部44a,44bの折り返し部の4隅にロウ溜部48a,48bを有するように形成し、2つのチューブ部材40を向かい合わせることにより構成される熱交換用チューブ30が複数積層されるようにチューブ部材40を複数積層することにより積層体22を組み付ける。そして、積層体22を熱交換用チューブ30の扁平面が垂直となるように且つ熱交換用チューブ30の長手方向が水平となるように配置して、ロウ材の融点より高く板材の融点より低い温度の炉でロウ付けする。このとき、熱交換用チューブ30の長手方向が水平から若干の傾きが生じていても、溶融したロウ材は拡幅部46a,46bや凸部47a,47bに堰き止められるから、ロウ材が連通流路34,35の折り返し部に流れ込むのを抑制することができる。また、溶融したロウ材が拡幅部46a,46bや凸部47a,47bを乗り越えたとしても、折り返し部の4隅のロウ溜部48a,48bに溜まるから、連通流路34,35の折り返し部(絞り)が閉塞するのを抑制することができる。この結果、熱交換効率のよい熱交換器を製造することができる。
実施例のマイクロ熱交換器20では、隔壁45a,45bの両端に略円形状の拡幅部46a,46bを形成するものとしたが、拡幅部46a,46bの形状は略円形状に限定されるものではなく、楕円形状や矩形形状、三角形状など、溶融したロウ材が折り返し部に流れ込むのを阻害する形状であれば如何なる形状としてもよい。また、実施例のマイクロ熱交換器20では、連通流路形成部44a,44bの折り返し部近傍に連通流路形成部44a,44bの内側に凸となる略半円形状の凸部47a,47bを形成するこのとしたが、凸部47a,47bの形状は略半円形状に限定されるものではなく、半楕円形状や矩形形状、三角形状など、溶融したロウ材が折り返し部に流れ込むのを阻害する形状であれば如何なる形状としてもよい。
実施例のマイクロ熱交換器20では、連通流路形成部44a,44bの折り返し部の4隅に連通流路形成部44a,44bの外側に凸となるロウ溜部48a,48bを形成したが、図9に例示する変形例のチューブ部材140のように、連通流路形成部44a,44bの外側には凸とならないロウ溜部148a,148bを形成するものとしてもよい。この場合でも、図8に例示した比較例のチューブ部材940に比して溶融したロウ材を溜めることができる。なお、こうしたロウ溜部48a,48b,148a,148bを形成しないものとしても構わない。
実施例のマイクロ熱交換器20では、チューブ部材40の長手方向の中央に短手方向に直列に並ぶように2つの流出入口用貫通孔41a,41bおよび2つのフランジ部42a,42bを形成し、2つの流出入口用貫通孔41a,41bを連通するようにU字形状の2つの連通流路形成部44a,44bを形成するものとした。しかし、連通流路形成部がチューブ部材の長手方向の端部で折り返し部を有するものであれば、チューブ部材は如何なる形状としてもよい。例えば、図10の変形例のチューブ部材240に示すように、その長手方向の一方の端部の上方に流出入口用貫通孔241aおよびフランジ部242aを形成すると共に他方の端部の下方に流出入口用貫通孔241bおよびフランジ部242bを形成し、2つの流出入口用貫通孔41a,41bを連通するようにS字形状の連通流路形成部244a,244b,244cを形成するものとしてもよい。この場合、連通流路形成部244a,244bの折り返し部の隔壁245aの端部に略半円形状の拡幅部246aを形成し、連通流路形成部244b,244cの折り返し部の隔壁245bの端部に略半円形状の拡幅部246bを形成し、連通流路形成部244a,244bの折り返し部近傍に連通流路形成部244a,244bの内側に凸となる2つの凸部247aを形成し、通流路形成部244b,244cの折り返し部近傍に連通流路形成部244b,244cの内側に凸となる2つの凸部247bを形成し、2つの折り返し部の各四隅に連通流路形成部244a,244b,244cの外側に凸となる4つのロウ溜部248a,248bを形成すればよい。なお、図10の変形例の変形例のチューブ部材240から4つのロウ溜部248a,248bを形成しないものとしてもよい。
実施例のマイクロ熱交換器20では、アルミニウムの板材の両面にアルミシリコン合金などのロウ材を接合した厚さが0.2mmのクラッド板材を用いてチューブ部材40を形成するものとしたが、0.2mmより薄いアルミニウムとアルミニウム合金によるクラッド板材や0.2mmより厚い0.3mmのアルミニウムとアルミニウム合金によるクラッド板材を用いてチューブ部材40を形成するものとしてもよい。また、ステンレスの板材の両面に銅やニッケルなどのロウ材を接合した厚みが0.3mm以下のクラッド板材やステンレスに板材の両面にメッキを施した厚みが0.3mm以下の板材を用いてチューブ部材を形成するものとしてもよい。さらに、銅の板材の両面にロウ材を接合したりメッキした厚みが0.3mm以下の板材を用いてチューブ部材を形成するものとしてもよい。
実施例のマイクロ熱交換器20では、アルミニウムの板材の両面にアルミシリコン合金などのロウ材を接合した厚さが0.2mmのクラッド板材を用いてチューブ部材40を形成するものとしたが、アルミニウムの板材の一方の面にアルミシリコン合金などのロウ材を接合した厚さが0.2mmのクラッド板材を用いてチューブ部材を形成するものとしてもよい。この場合、ロウ材が接合された面を向かい合わせに接合することにより熱交換用チューブが構成されるようにチューブ部材を形成すればよい。クラッド板材として、ステンレスや銅を用いた場合も同様である。
実施例のマイクロ熱交換器20では、連通流路34,35の幅が10mmで厚みが0.45mmとなるように、チューブ部材40の2つの流出入口用貫通孔41a,41bを連通するように幅が10mmで厚みが0.25mmのU字形状の2つの連通流路形成部44a,44bを形成した。しかし、連通流路34,35の厚みは0.45mmに限定されるものではなくクラッド板材の厚みの3倍程度以下、約0.8mm以下であればよく、例えば、0.6mmや0.7mmとしたり、0.3mmや0.2mmとしたりしてもよい。また、連通流路34,35の幅も10mmに限定されるものではなく、5mmや8mmとしたり、15mmや20mmとしたりしてもよい。
実施例のマイクロ熱交換器20では、連通流路34,35の折り返し部の幅、即ち、偏流防止用の絞りの幅を略1mmとしたが、偏流を防止することができればよく、2mm以下であればよく、1.5mmとしたり、0.8mmや0.6mmとしてもよい。
実施例のマイクロ熱交換器20では、流出入口用貫通孔41a,41bの周囲にフランジ部42a,42bを形成するものとしたが、フランジ部42a,42bに代えてバーリング加工によりバーリング加工部を形成するものとしてもよい。この場合、チューブ部材の2つのバーリング加工部のうちの一方のバーリング加工部が他方のバーリング加工部に嵌合するよう一方のバーリング加工部の径を他方のバーリング加工部の径より若干小さく或いは若干大きく形成するのが好ましい。こうしたバーリング加工部を有するチューブ部材を、隣接する熱交換用チューブ30とが交互に重なるように積層すれば、向かい合うチューブ部材のバーリング加工部が嵌まり合うようにすることができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、マイクロ熱交換器の製造産業などに利用可能である。
20 マイクロ熱交換器、22 積層体、23,24 プレート、25 流入用流路、26 流出用流路、27 供給管、28 排出管、30 熱交換用チューブ、34,35 連通流路、40,140,240,940 チューブ部材、41a,41b,241a,241b 流出入口用貫通孔、42a,42b,242a,242b フランジ部、44a,44b,244a,244b,244c,944a,944b 連通流路形成部、45a,45b,245a,245b,945a,945b 隔壁、46a,46b,246a,246b 拡幅部、47a,47b,247a,247b 凸部、48a,48b,148a,148b,248a,248b ロウ溜部、49a,49b エンボス、946a,946b 端部。

Claims (6)

  1. 第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面または一方の面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いて形成されたチューブ部材であって、前記第2金属が接合された面を向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口と該2つの流出入口を連通する厚みが0.8mm以下の連通流路とを有する全体として扁平で略長方形状の熱交換用チューブを構成するよう形成されたチューブ部材を、隣接する熱交換用チューブの前記2つの流出入口が整合するように複数積層して構成され、前記熱交換用チューブ内に流れる前記熱交換媒体と隣接する熱交換用チューブの間に流れる被熱交換媒体とで熱交換するマイクロ熱交換器であって、
    前記連通流路は、長手方向の端部で折り返すと共に偏流を調整する絞りが形成された折り返し部を有し、
    前記連通流路の折り返し部近傍には、溶融した前記第2金属の前記折り返し部への流れを阻害する阻害部が形成されている、
    ことを特徴とするマイクロ熱交換器。
  2. 請求項1記載のマイクロ熱交換器であって、
    前記阻害部は、前記連通流路の折り返し部の中央の隔壁の先端で拡幅した拡幅部である、
    マイクロ熱交換器。
  3. 請求項1または2記載のマイクロ熱交換器であって、
    前記阻害部は、前記連通流路の折り返し部近傍で前記連通流路の側壁から前記連通流路側に凸となる凸部である、
    マイクロ熱交換器。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれか1つの請求項に記載のマイクロ熱交換器であって、
    前記連通流路の折り返し部の絞り近傍でロウ材を溜めるロウ溜部を有する、
    マイクロ熱交換器。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれか1つの請求項に記載のマイクロ熱交換器であって、
    前記連通流路の前記折り返し部における絞りの幅は2mm以下である、
    マイクロ熱交換器。
  6. マイクロ熱交換器の製造方法であって、
    第1金属による中心材に前記第1金属より融点の低い第2金属が両面または一方の面に接合され厚みが0.3mm以下としたクラッド板材を用いて、前記第2金属が接合された面を向かい合わせに接合することにより熱交換媒体の2つの流出入口と該2つの流出入口を連通する厚みが0.8mm以下の連通流路とを有する全体として扁平で略長方形状の熱交換用チューブを構成し、更に、前記連通流路を長手方向の端部で折り返すと共に偏流を調整する絞りが形成された折り返し部を有するように、且つ、前記連通流路の折り返し部近傍に溶融した前記第2金属の前記折り返し部への流れを阻害する阻害部を有するように、チューブ部材を形成するチューブ部材形成工程と、
    前記連通流路が形成されると共に前記流出入口が整合するように2つのチューブ部材を向かい合わせて構成される扁平な熱交換用チューブが複数積層された状態となるように前記チューブ部材を複数積層して積層体を組み付ける組み付け工程と、
    前記第1金属の融点より低く前記第2金属の融点より高い温度に調整された炉に前記積層体を前記熱交換用チューブの扁平面が垂直となるように且つ前記熱交換用チューブの長手方向が水平となるように配置して前記積層体をロウ付けするロウ付け工程と、
    を有するマイクロ熱交換器の製造方法。
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