JP2020189098A5 - - Google Patents

Description

鼻カニューレ８８１００は、顔面取付部８８１０５を備えており、それは、顔面取付部８８１０５を有する本体１０６に一体的に成形されるかまたは取外し可能に取り付けられる、少なくとも１つ、ただし好ましくは一対の管状鼻プロング８８１１１および８８１１２と、導管８８３００に取外し可能に取り付けられるかまたは一体的に形成されるガス流マニホールド部８８１１０とを含む。ガス流マニホールド部８８１１０は、２つの対向する水平方向のうちのいずれか一方から、すなわち左側または右側のいずれかから顔面取付部８８１０５の本体１０６内に、挿入可能であること等により、接続可能である。このように、ガス流マニホールド部８８１１０の位置または位置付けは、本体８８１０６および顔面取付部８８１０５に対して反転可能（reversible、リバーシブル）である。言い換えれば、使用者は、マニホールド部８８１１０（および、本質的にそこから延在する導管８８３００）を、最も好都合であることに応じて、たとえばガス源またはベンチレータが使用者のいずれの側に位置しているかに応じて、カニューレ８８１００の左側または右側のいずれかから延在させるように選択することができる。代替実施形態では、ガス流マニホールド８８１１０は、スイベルマウントによって本体８８１０６および顔面取付部８８１０５に取り付けられ、それにより、ガス流マニホールド部８８１１０は、鼻カニューレ８８１００の永久的または半永久的部品であるが、アクスル部を中心に旋回し、それにより、本体８８１０６および顔面取付部８８１０５に対して回転して、導管８８３００を左側から右側にまたはその逆に移動させることができ、すなわち、マニホールド入口８８１２０の側を変更することができる。

Claims (24)

1. 患者に供給ガスを送達するための患者インタフェースであって、
   供給ガスを受け取ってそれを１つまたは複数のインタフェース出口を介して前記患者に向けるガス流マニホールド部と、
   比較的剛性セクション及び比較的可撓性セクションを備えるフレーム部分と、を備え、前記フレーム部分は、
   前記比較的可撓性セクションとして延在する顔面取付部を含む中心本体部を備え、前記１つまたは複数のインタフェース出口は、前記顔面取付部と一体に成形されるかまたは取外し可能に取付けられた、少なくとも１つの鼻プロングを備え、前記少なくとも１つの鼻プロングは、使用時に前記患者の鼻孔の周囲を封止しないように構成されており、
   使用時に患者の顔面と接触して、前記患者の顔面に前記インタフェースを安定化するのに役立つように、前記中心本体部の両側から延在する一対の細長い比較的剛性のサイドアームを備え、前記一対の細長いサイドアームは、前記顔面取付部よりも剛性であり、前記フレーム部分に対する支持を提供し、
   前記サイドアームの各々が、該サイドアームの上面または底面から見てねじれている部分的ねじれ部分を備え、それにより、前記サイドアームを直交して通る断面形状が、前記中心本体部に近い方のサイドアームの部分に対して外端に近い方の前記サイドアームの部分において左回りまたは右回りに部分的にねじれており、
   前記患者インタフェースの後面に配置され、かつ該患者インタフェースの後面に沿って延在している延在部の長手方向の経路に沿って、前記サイドアームの各々の前記断面形状が向きを変え、前記延在部の長手方向の経路とは、使用時に前記患者の顔面と接触する前記後面の高さ方向の中間点を結んだ線である、患者インタフェース。
2. 前記サイドアームの各々がそれらの長さに沿って上方に湾曲する湾曲部または上方に曲がる曲げ部を備えている、請求項１に記載の患者インタフェース。
3. 前記サイドアームの各々が、内側第１部分と、前記内側第１部分に対して上方に角度をなして延在している外側第２部分とを有する、請求項１または２に記載の患者インタフェース。
4. 前記内側第１部分および前記外側第２部分は、中間湾曲部分によって接合されている、請求項３に記載の患者インタフェース。
5. 前記外側第２部分の少なくとも一部が、前記内側第１部分に対して２０度～７０度の間の角度で延在している、請求項３または４に記載の患者インタフェース。
6. 前記サイドアームの各々が、前記中心本体部から横方向にかつ後方に前記中心本体部に対して第１角度で延在する前記内側第１部分と、前記内側第１部分からかつ後方に前記中心本体部に対して前記第１角度と比べて浅い角度で延在する前記外側第２部分とを有する、請求項３～５のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
7. 前記サイドアームを直交して通る断面形状が、最大約４５度で左回りまたは右回りに部分的にねじれている、請求項１～６のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
8. 前記サイドアームを直交して通る断面形状が、約２度～約２０度の間で左回りまたは右回りに部分的にねじれている、請求項１～６のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
9. 前記部分的ねじれ形状の主要部分またはすべてが、前記サイドアームの各々の前記外側第２部分にある、請求項３～６のいずれか一項を引用する請求項７または８に記載の患者インタフェース。
10. 前記サイドアームの各々が、前記中心本体部から横方向にかつ後方に前記中心本体部に対して第１角度で延在する前記内側第１部分と、前記内側第１部分からかつ後方に、前記中心本体部に対して前記第１角度と比べて深い角度で延在する前記外側第２部分とを有する、請求項３～５のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
11. 前記サイドアームが、頬骨の下方で前記患者の顔面と係合するような形状である、請求項１～１０のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
12. 前記サイドアームの各々の断面積が、該サイドアームの長さに沿って低減する、請求項１～１１のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
13. 前記サイドアームの各々の先端部が、ヘッドギアの相補的なコネクタと解除可能に結合するように構成された構成物を備える、請求項１～１２のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
14. ガス流マニホールド部は、２つの対向する水平方向のうちのいずれか一方から、前記顔面取付部の前記中心本体部内に、挿入可能である、請求項１～１３のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
15. 前記ガス流マニホールド部の位置は、前記顔面取付部の前記中心本体部に対して反転可能である、請求項１４に記載の患者インタフェース。
16. 前記ガス流マニホールド部は、前記患者インタフェースのガスチャンバに、プッシュフィット型形態で受入可能である、請求項１～１３のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
17. 前記ガス流マニホールド部は、前記患者インタフェースのガスチャンバに、前記患者インタフェースの左側または右側のいずれかまたは両方から受入可能である、請求項１６に記載の患者インタフェース。
18. 前記ガス流マニホールド部は、前記患者インタフェースのガスチャンバに、前記患者インタフェースの使用者の左側または右側にガス供給導管を向けるように接続可能である、請求項１６または１７に記載の患者インタフェース。
19. 前記患者インタフェースに呼吸チューブを保持するクリップを備える、請求項１６～１８のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
20. 前記クリップは、前記患者インタフェースの取付部分と係合するように構成され、前記取付部分は、前記患者インタフェースの前記一対の細長いサイドアームの１本のサイドアーム上に位置付けられる、請求項１９に記載の患者インタフェース。
21. 各サイドアーム上に位置付けられた取付部分を備え、前記チューブを各サイドアーム上の同じ位置に保持するために前記クリップをサイドアームに接続可能とするように、各取付部分は各サイドアーム上の同じ位置に位置付けられる、請求項２０に記載の患者インタフェース。
22. 前記顔面取付部は、上唇領域の周囲の前記患者の顔面の輪郭に従うような形状である、請求項１～２１のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
23. 前記顔面取付部は、前記鼻カニューレが位置する顔面の領域において、前記患者の顔面の輪郭に沿うことができるように予備成形され、かつ／または前記患者の顔面の輪郭に対応するように曲げやすい、請求項１～２２のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
24. 前記サイドアームの各々は、前記顔面取付部の両側から横方向に延在する、請求項１～２３のいずれか一項に記載の患者インタフェース。