JP2020188542A - バスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法 - Google Patents

バスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020188542A
JP2020188542A JP2019089930A JP2019089930A JP2020188542A JP 2020188542 A JP2020188542 A JP 2020188542A JP 2019089930 A JP2019089930 A JP 2019089930A JP 2019089930 A JP2019089930 A JP 2019089930A JP 2020188542 A JP2020188542 A JP 2020188542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus duct
laying
bus
floor
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019089930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7222807B2 (ja
Inventor
明彦 石川
Akihiko Ishikawa
明彦 石川
貴史 和田
Takashi Wada
貴史 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Electric Power Systems Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Furukawa Electric Power Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Furukawa Electric Power Systems Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2019089930A priority Critical patent/JP7222807B2/ja
Publication of JP2020188542A publication Critical patent/JP2020188542A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7222807B2 publication Critical patent/JP7222807B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

【課題】建築物の高層の程度に依らず、作業効率よくバスダクトを布設できるバスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法を提供すること。【解決手段】複数階を有する建築物にバスダクトを布設する方法であって、複数のバスダクトを、側面部同士に可撓性を有する抗張力体を架け渡して連結し、垂直に吊り上げる吊上工程と、前記連結した複数のバスダクトを吊り下ろした後、下側にある下側バスダクトをその上端が所定の床の近傍の高さになるように仮置きする仮置工程と、前記仮置したバスダクトの上端接続部と前記仮置きしたバスダクトの直上にある上側バスダクトの下端接続部とを接続する接続工程と、前記接続工程の後、前記接続したバスダクトを吊り下ろし、前記所定の床に固定する固定工程と、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、バスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法に関する。
高層ビルなどの建築物に設けられる垂直電力幹線路には、バスダクトが使用される場合がある。バスダクトを布設する際には、一般にバスダクトにナイロンスリングを巻き付け、またはバスダクトの先端に専用の吊具(非特許文献1)を取り付け、このナイロンスリングや吊具にワイヤを取り付け、それを各階の天井に取り付けたチェーンブロックを用いて吊り上げる方法が知られている。1本ずつ吊り上げられたバスダクトは、互いに接続されながら、固定金具やスプリングハンガーにて各階の床面に固定される。
また、特許文献1および2には、剛体部と可撓部とを交互に設けた長尺バスダクト(たとえば長さ50m)の端末をけん引して垂直に吊り上げ、バスダクトの剛体部に固定部を取り付けてそれを順次降ろしながら各階に固定して布設する方法が開示されている。
特開昭60−105768号公報 特開昭59−156106号公報
古河電気工業株式会社、「バスダクト施工用吊り治具 カタログ」、平成24年10月11日、No.M2−12035
高層ビル用のバスダクトは、各階に複数本布設することが通例である。そのため、例えば2本布設する場合において、バスダクトを1本ずつ吊り上げ、これらを接続する場合、各階におけるバスダクトの接続を、床面付近と天井付近との2箇所で行うこととなる。この場合、天井付近で接続する作業は、高所作業となるために、脚立や、場合によっては安全帯の準備が必要であるため、作業効率が低下する場合がある。また、一般にバスダクトが布設されるスペースは狭いため、接続作業の際には狭い作業エリアへの脚立の持ち込みと撤去とが必要になり、作業効率がさらに低下する場合がある。
特許文献1および2に記載の方法では、バスダクト同士の接続作業は不要となるが、建築物が高層化するほど全長が長くなりかつ総重量が重くなるので、取り扱い性が低下して作業効率が低下するとともに、可撓部の機械的な耐久性や構造の複雑化が問題となり得る。
また、非特許文献1のようなバスダクトの先端に取り付ける吊具を用いる場合は、バスダクトの先端に設けられた接続部と吊具とが干渉するため、吊具を取り付けたままではバスダクト同士を互いの接続部にて接続する作業を行うことができず、作業効率が低いという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、建築物の高層の程度に依らず、作業効率よくバスダクトを布設できるバスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係るバスダクトの布設方法は、複数階を有する建築物にバスダクトを布設する方法であって、複数のバスダクトを、側面部同士に可撓性を有する抗張力体を架け渡して連結し、垂直に吊り上げる吊上工程と、前記連結した複数のバスダクトを吊り下ろした後、下側にある下側バスダクトをその上端が所定の床の近傍の高さになるように仮置きする仮置工程と、前記仮置したバスダクトの上端接続部と前記仮置きしたバスダクトの直上にある上側バスダクトの下端接続部とを接続する接続工程と、前記接続工程の後、前記接続したバスダクトを吊り下ろし、前記所定の床に固定する固定工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の一態様に係るバスダクトの布設方法は、前記固定工程において、前記上側バスダクトをその上端が前記所定の床の近傍の高さになるように前記所定の床に固定することを特徴とする。
本発明の一態様に係るバスダクトの布設方法は、前記所定の床よりも下層階の床に、既設バスダクトが固定されている場合は、前記上側バスダクトを前記所定の床に固定する前または後に、前記下側バスダクトの下端接続部と前記既設バスダクトの上端接続部とを接続する既設バスダクト接続工程をさらに含むことを特徴とする。
本発明の一態様に係るバスダクトの布設方法は、前記複数のバスダクトの側面部に、前記抗張力体を架ける吊治具を取り付ける工程を含むことを特徴とする。
本発明の一態様に係るバスダクトの布設方法は、前記バスダクトへの前記抗張力体の架け渡し位置は、当該バスダクトの上端または下端から、当該バスダクトの全長の20%〜40%の範囲の位置であることを特徴とする。
本発明の一態様に係るバスダクトの布設方法は、前記仮置するバスダクトの側面部に仮置治具を取り付ける工程を含み、前記仮置治具は、前記仮置するバスダクトの側面部に取り付けられる側面部と、前記所定の床に直接または間接的に当接する底面部とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るバスダクトの布設方法は、前記仮置治具は、前記底面部が延びる方向と交差する方向に延びる転倒防止部を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係るバスダクトの布設方法は、前記仮置工程における前記下側バスダクトの上端は、前記所定の床から1.5m以下の高さであることを特徴とする。
本発明の一態様に係るバスダクト構造体の構成方法は、前記布設方法を用いてバスダクト構造体を組み立てることを特徴とする。
本発明によれば、建築物の高層の程度に依らず、作業効率よくバスダクトを布設できバスダクト構造体を構成できるという効果を奏する。
図1は、バスダクトの概略構成を示す模式図である。 図2は、吊治具の概略構成を示す模式図である。 図3は、バスダクトの布設方法の説明図である。 図4は、バスダクトの布設方法の説明図である。 図5は、バスダクトの布設方法の説明図である。 図6は、仮置治具本体部の概略構成を示す模式図である。 図7は、仮置治具転倒防止部の概略構成を示す模式図である。 図8は、バスダクトの布設方法の説明図である。 図9は、プラグインホールを備えたバスダクトの概略構成を示す模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。さらに、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(バスダクトおよび吊治具の構成)
図1は、実施形態に係る布設方法に用いるバスダクトの概略構成を示す模式図である。図1(a)はバスダクト10を幅方向から見た図であり、図1(b)はバスダクト10を厚さ方向から見た図であり、図1(c)は図1(a)におけるX−X線断面図である。このバスダクト10は、フレーム11a、11bと、絶縁導体12a、12b、12cと、接続ケース13a、13b、13c、13dと、端子14a、14b、14c、14d、14e、14fと、絶縁スペーサ15a、15b、15c、15d、15e、15fと、板バネ16a、16bと、固定部材17a、17b、17c、17d、17e、17f、17g、17h、17i、17jと、を備えている。固定部材17a〜17jは、いずれもボルトとナットとで構成された固定部材である。
フレーム11a、11bは、長手方向に延伸しており、たとえばアルミニウムや鋼材からなり、たとえば押出成形または板材を折り曲げ加工して形成される。フレーム11a、11bは固定部材17c〜17jによって締結される。絶縁導体12a〜12cは、いずれも板状の導体の表面に絶縁性材料を被覆した構成を有する。導体はたとえばアルミニウムからなり、絶縁性材料はたとえば耐熱性のポリ塩化ビニル(PVC)または耐熱ポリエステル(PET)フィルムからなる。絶縁導体12a〜12cは積層された状態で、締結されたフレーム11aとフレーム11bとの間に形成された収容空間に収容されている。
接続ケース13a、13bは、それぞれ板状の部材であって、それぞれフレーム11a、11bの長手方向における上端に、対向配置するように取り付けられている。接続ケース13a、13bは、固定部材17c、17dによって、フレーム11a、11bの側面に固定されている。また、接続ケース13a、13bには、バスダクト10を他のバスダクトと接続するための固定部材17a、17bが板バネ16a、16bを介して取り付けられている。接続ケース13c、13dは、それぞれ板状の部材であって、それぞれフレーム11a、11bの長手方向における下端に、対向配置するように取り付けられている。接続ケース13c、13dは、固定部材17i、17jによって、フレーム11a、11bの側面に固定されている。
端子14a〜14fは、たとえばアルミニウムなどの導体からなる。端子14a、14b、14cは、それぞれ、絶縁導体12a、12b、12cのそれぞれの長手方向における上端に構成されており、接続ケース13aと接続ケース13bとの間に収容されている。端子14d、14e、14fは、それぞれ、絶縁導体12a、12b、12cのそれぞれの長手方向における下端に構成されており、接続ケース13cと接続ケース13dとの間に収容されている。
絶縁スペーサ15aは、端子14aに取り付けられており、他のバスダクトと接続されたときに、端子14aと他のバスダクトの端子や接続ケースとを絶縁するための部材である。絶縁スペーサ15bは、端子14bに取り付けられており、端子14bと端子14cとを絶縁したり、他のバスダクトと接続されたときに、端子14bと他のバスダクトの端子や接続ケースとを絶縁したりするための部材である。絶縁スペーサ15cは、端子14cに取り付けられており、端子14cと端子14bとを絶縁したり、他のバスダクトと接続されたときに、端子14cと他のバスダクトの端子や接続ケースとを絶縁したりするための部材である。
絶縁スペーサ15dは、端子14dに取り付けられており、端子14dと端子14eとを絶縁したり、他のバスダクトと接続されたときに、端子14dと他のバスダクトの端子や接続ケースとを絶縁したりするための部材である。絶縁スペーサ15eは、端子14eに取り付けられており、端子14eと端子14dとを絶縁したり、他のバスダクトと接続されたときに、端子14eと他のバスダクトの端子や接続ケースとを絶縁したりするための部材である。絶縁スペーサ15fは、端子14fに取り付けられており、他のバスダクトと接続されたときに、端子14fと他のバスダクトの端子や接続ケースとを絶縁するための部材である。絶縁スペーサ15a〜15fは、いずれも、絶縁性材料からなる、または表面に絶縁性材料を被覆したものである。
接続ケース13a、13b、端子14a〜14c、絶縁スペーサ15a〜15c、板バネ16a、16bおよび固定部材17a、17bはバスダクト10の上端接続部10aを構成している。また、接続ケース13c、13d、端子14d〜14f、および絶縁スペーサ15d〜15fはバスダクト10の下端接続部10bを構成している。
また、図1(a)に示すように、フレーム11a、11bの幅方向から見た側面の上端側には厚さ方向において並ぶようにねじ孔18a、18bがそれぞれ形成されている。また、フレーム11a、11bの幅方向から見た側面の下端側には厚さ方向において並ぶようにねじ孔18c、18dが形成されている。なお、図示しないが、フレーム11a、11bの幅方向においてねじ孔18a〜18dと対向する位置にも、それぞれねじ孔が形成されている。これらのねじ孔は、たとえばフレーム11a、11bに取り付けたブラインドリベットで構成されている。
つぎに、バスダクト10を吊るために取り付ける吊治具について説明する。図2は、吊治具の概略構成を示す模式図である。図2(a)は吊治具20を厚さ方向から見た図であり、図2(b)は吊治具20を幅方向から見た図であり、図2(c)は吊治具20を長手方向から見た図である。吊治具20は、たとえば鋼材からなり、本体部21と、土台部22と、吊部材取付部23、24と、突起部25、26を備えている。
本体部21は、板状の部材であり、幅方向の両端に長手方向に沿って折り曲げ部21a、21bが形成されている。折り曲げ部21aと折り曲げ部21bとの距離は、フレーム11aとフレーム11bとの合計の厚さよりやや大きい程度である。また、本体部21には、幅方向において並ぶように貫通孔21c、21dが形成されている。土台部22は、板状の部材であり、本体部21に固着している。吊部材取付部23、24は、板状の部材であり幅方向において対向するように土台部22に立設している。吊部材取付部23には貫通孔23aが形成されている。吊部材取付部24にも貫通孔23aと対向するように図示しない貫通孔が形成されている。
突起部25、26は、幅方向において並ぶように本体部21に立設している。突起部25、26は、基端側は略円柱状であり、先端側は基端側よりも径が大きい略円板状である。
(布設方法)
つぎに、実施形態に係る布設方法について、図3〜5を参照して説明する。布設の対象は、たとえば複数階を有する高さ20m以上の高層ビルであり、図では複数階のうちの2、3、4階の床F1、F2、F3を示している。床F1、F2、F3には、それぞれ、バスダクト10を垂直布設するための孔H1、H2、H3が形成されている。なお、床F1の孔H1には、すでにバスダクト10がスプリングハンガーまたは垂直固定金具41にて固定され、布設されているとする。また、床の間の距離(階高)は4.6mとし、バスダクト10の長さは2.3mであるとする。
まず、図3(a)に示すように、2階のバスダクト布設予定箇所に台車Tで複数のバスダクト10を運搬する。つづいて、各バスダクト10に4つの吊治具20を取り付けて固定する。吊治具20は運搬前に取り付けてもよい。つづいて、チェーンブロックまたはウインチなどを用いて、可撓性を有する抗張力体であるワイヤWを4階以上の上層階から孔H3、H2を通して垂らし、1本目のバスダクト10に取り付ける。
図3(b)に示すように、1本目のバスダクト10の上端側の幅方向側面部のそれぞれには吊治具20が取り付けられている。各吊治具20は、バスダクト10に当接し、吊治具20の貫通孔21c、21dのそれぞれとバスダクト10のねじ孔(ねじ孔18a、18bまたは図示しないねじ孔)のそれぞれとを位置合わせし、ボルト32、33をねじ込むことによって固定される。なお、吊治具20における折り曲げ部21aと折り曲げ部21bとの距離を、フレーム11a、11bの厚さより僅かに大きい程度とすれば、折り曲げ部21a、21bによってフレーム11a、11bの厚さ方向における吊治具20の位置決めができる。なお、図3(b)では、端子14a〜14c、絶縁スペーサ15a〜15cは図示を省略している。
各吊治具20の吊部材取付部23、24の貫通孔23a、24aには、シャックルなどの鋼製の環状吊部材31が取り付けられる。また、ワイヤWの先端には、可撓性を有する抗張力体である2本のワイヤW1が取り付けられており、それぞれがバスダクト10の上端側の各吊治具20の環状吊部材31に架けられる。同様に、1本目のバスダクト10の下端側の幅方向側面部のそれぞれには吊治具20が取り付けられている。各吊治具20の吊部材取付部23、24の貫通孔23a、24aには環状吊部材31が取り付けられる。
バスダクト10は、幅方向側面部に取り付けられた2つの吊治具20に取り付けられた各ワイヤW1で吊り上げられるので、上端接続部10aと各ワイヤW1とは干渉しない。また、吊り上げ時にバスダクト10が長手方向を軸に回転することも防止される。
つづいて、図3(c)に示すように、1本目のバスダクト10を、作業員が支えながら、ワイヤWにて吊り上げる。そして、吊り上げている途中で一旦吊り上げを停止し、1本目のバスダクト10と2本目のバスダクト10との間に、可撓性を有する抗張力体である2本のワイヤW2を架け渡して連結する。このとき、各ワイヤW2は、1本目のバスダクト10の下端側の2つの吊治具20のそれぞれの環状吊部材31と、2本目のバスダクト10の上端側の2つの吊治具20のそれぞれの環状吊部材31と、の間に架け渡される。なお、2本目のバスダクト10については、吊治具20は、上端側の幅方向側面部のそれぞれに取り付けられていればよく、下端側の幅方向側面部には取り付けられていなくてもよい。
つづいて、図3(d)に示すように、2本目のバスダクト10を作業員が支えながら、各ワイヤW2で連結された2本のバスダクト10を吊り上げる。上述したように、階高は4.6mであり、バスダクト10の長さは2.3mであるが、2本のバスダクト10は可撓性を有するワイヤW2で連結しているため、床F1、F2に引っ掛からずに、孔H1、H2を通って垂直に吊り上げられた状態とすることができる。
なお、バスダクト10へのワイヤW1、W2の架け渡し位置(本実施形態では環状吊部材31の位置)は、バスダクト10の上端または下端に近いと、作業者がバスダクト10を支える際の負荷が高くなる。また、バスダクト10の中央に近いと、バスダクト10が回転するおそれがある。したがって、バスダクト10へのワイヤW1、W2の架け渡し位置は、バスダクト10の上端または下端にから、バスダクト10の全長の20%〜40%の範囲の位置であることが好ましい。
図4(a)は、1本目のバスダクト10(以下、上側バスダクト、またはバスダクト10Aと記載する場合がある)の上端が4階の床F3の上方の高さとなり、2本目のバスダクト10(以下、下側バスダクト、またはバスダクト10Bと記載する場合がある)の下端が3階の床F2の上方の高さとなるまで垂直に吊り上げる吊上工程後の状態を示している。なお、バスダクト10Cはすでに孔H1に布設されているバスダクトである。図4(b)は図4(a)の領域Aの拡大図である。図4(b)に示すように、バスダクト10Aとバスダクト10Bとは、バスダクト10Aの下端側の2つの吊治具20のそれぞれの環状吊部材31と、バスダクト10Bの上端側の2つの吊治具20のそれぞれの環状吊部材31と、の間に架け渡されたワイヤW2で連結されている。このように、バスダクト10Aとバスダクト10Bとは幅方向側面部同士に各ワイヤW2を架け渡して連結されている。なお、図4(b)では、端子14a〜14f、絶縁スペーサ15a〜15fは図示を省略している。
バスダクト10Aとバスダクト10Bとは、幅方向側面部に取り付けられた2つの吊治具20に取り付けられた各ワイヤW2で連結されるので、バスダクト10Aの下端接続部10bおよびバスダクト10Bの上端接続部10aと各ワイヤW2とは干渉しない。また、吊り上げ時にバスダクト10A、10Bが長手方向を軸に回転することも防止される。
つづいて、仮置工程を行う。仮置工程は、連結したバスダクト10A、10Bを一旦吊り下ろした後、下側にあるバスダクト10Bを、その上端が所定の床、この場合は床F2の近傍の高さになるように床F2に仮置きする工程である。
図5(a)は、仮置工程を行った後の状態を示しており、図5(b)は、図5(a)の領域Bの拡大図である。仮置きは、2つの仮置治具50を用いて行う。仮置治具50は、本体部51と、転倒防止部52とを備えている。
図6は、本体部51の概略構成を示す模式図であり、図6(a)、(b)、(c)はそれぞれ平面図、正面図、右側面図である。本体部51は、正面視で略L字形状を成すように略直交する板状の底面部51aおよび側面部51bと、底面部51aおよび側面部51bの両方と略直交するように設けられた板状の補強部51cと、を有する。また、底面部51aには2列に配列された8つのねじ孔51aaが形成されている。側面部51bには2つのダルマ孔51baが形成されている。本体部51は、たとえば板状の鋼材に孔開け加工や折り曲げ加工や溶接加工を施すことによって形成される。
図7は、転倒防止部52の概略構成を示す模式図であり、図7(a)、(b)7はそれぞれ正面図、左側面図である。転倒防止部52は、側面視で略L字形状を成しており、一方の面に2つのザグリ孔52aが形成されている。転倒防止部52は、たとえば板状の鋼材に孔開け加工や折り曲げ加工を施すことによって形成される。
仮置治具50は、転倒防止部52の各ザグリ孔52aにねじを挿通し、各ねじを本体部51の底面部51aに形成されたいずれか2つのねじ孔51aaに螺合することによって構成される。なお、ねじの頭部はザグリ孔52aのザグリ部に収容される。このとき、底面部51aの延びる方向(図6(a)の左右方向)と転倒防止部52の延びる方向(図7(a)の左右方向)とは交差することとなり、特に本実施形態では直交するように交差する。
図5に戻って説明する。本例では、床F2には、孔H2の周囲を囲むようにベースチャンネル61が取り付けられている。そこで、バスダクト10Bは、仮置治具50によって、ベースチャンネル61を介して床F2に載置される。
具体的には、まず、バスダクト10Bの上端側の各吊治具20の突起部25、26を各仮置治具50の側面部51bの各ダルマ孔51baに挿通する。これにより、バスダクト10Bの幅方向側面部のそれぞれに仮置治具50を取り付ける。その後、バスダクト10A、10Bを所定の位置まで吊り下ろす。これにより、バスダクト10Bは、各仮置治具50の底面部51aが転倒防止部52とベースチャンネル61とを介して床F2に当接することによって支持されて、床F2に載置される。
ここで、各仮置治具50の底面部51aはバスダクト10Bの幅方向においてバスダクト10Bから遠ざかる方向に延びており、バスダクト10Bを安定的に支持できる。また、各転倒防止部52は各底面部51aと直交する方向に延びているので、バスダクト10Bがその厚さ方向に転倒することも防止される。
また、本体部51の底面部51aには複数のねじ孔51aaが形成されているので、使用するねじ孔51aaの選択によって転倒防止部52とベースチャンネル61との位置関係を調整することができる。転倒防止部52がベースチャンネル61の上面および側面の両方に当接するようにすると、バスダクト10Bをより安定的に仮置きすることができる。
なお、ベースチャンネル61が取り付けられていない場合は、転倒防止部52が床F2の表面および孔H2内の側面の両方に当接するようにすることが好ましい。
つづいて、図8(a)に示すように、仮置したバスダクト10Bの上端接続部10aとバスダクト10Bの直上にあるバスダクト10Aの下端接続部10bとを接続する接続工程を行う。このとき、バスダクト10Bは、その上端が床F2の近傍の高さになるように床F2に仮置きされているので、接続作業を行う際に脚立の準備、持ち込み、撤去などが不要となり、作業効率が向上する。バスダクト10Bの上端は、床F2から1.5m以下の高さであることが好ましく、1m以下であることがより好ましい。
なお、上端接続部10aと下端接続部10bとの接続は、互いの接続ケース13a〜13d、端子14a〜14f、絶縁スペーサ15a〜15fを差し込み、固定部材17a、17bのボルトを板バネ16a、16bとともに固定する。
つづいて、図8(b)に示すように、接続工程の後、接続したバスダクト10A、10Bを吊り下ろし、バスダクト10Aを固定する固定工程を行う。床F2への固定はスプリングハンガーまたは垂直固定金具42を用いて行うことができる。このとき、バスダクト10Aを、その上端が床F2の近傍の高さになるように床F2に固定してもよい。これにより、バスダクト10Aの上に他のバスダクトを新たに接続する際にも、バスダクト10Bとバスダクト10Aの接続工程と同様に、接続作業を行い際に脚立の準備、持ち込み、撤去などが不要となるので、作業効率がより一層向上する。
また、本例では、床F2よりも下層階の床F1に、既設バスダクトとしてバスダクト10Cが固定されているので、バスダクト10Aを床F2に固定する前または後に、バスダクト10Bの下端接続部とバスダクト10Cの上端接続部とを接続する。
その後、新たに3階に2本のバスダクトを運搬し、上記吊上工程、仮置工程、接続工程、固定工程、さらにバスダクト10Aを既設バスダクトとした既設バスダクト接続工程を繰り返し行うことによって、4階以上の高層階に対するバスダクトの布設を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る布設方法によれば、作業効率よくバスダクトの布設を行うことができる。さらに、吊上工程、仮置工程、接続工程、固定工程、既設バスダクト接続工程を繰り返し行うことによって、建築物の高層の程度に依らず、作業効率よくバスダクトの布設を好適に実施できる。また、本実施形態に係る布設方法を用いることによって、複数のバスダクト10が接続されて組み立てられたバスダクト構造体を、建築物の高層の程度に依らず、作業効率よく構成できる。
なお、上記実施形態では、既設バスダクトとしてバスダクト10Cが布設されていたが、既設バスダクトが無い場合には既設バスダクト接続工程は行わなくてよい。
また、上記実施形態では、仮置治具50は転倒防止部52を備えているが、必ずしも備えていなくてもよい。転倒防止部52を備えていない場合は、本体部51の底面部51aが床F2に直接、またはベースチャンネル61を介して間接的に当接することとなる。
また、上記実施形態では、吊治具20をバスダクト10の幅方向側面部に取り付けたが、接続部と抗張力体とが干渉しなければよいので、たとえばバスダクト10の厚さ方向側面部に、抗張力体を架けることができるように構成された吊治具用いてもよい。
また、上記実施形態では、吊治具20の突起部25、26によって仮置治具50をバスダクト10に取り付けているが、バスダクト自体がボルトなどで構成された突起部を有している場合など、仮置治具50を直接取り付けられる構成を有している場合は、バスダクトに直接取り付けてもよい。同様に、バスダクト自体が抗張力体を直接架け渡すことができる構成を有している場合は、吊治具を使用せずに、抗張力体をバスダクトに直接架け渡してもよい。
また、上記実施形態では、2本のバスダクト10をワイヤW2を架け渡して連結しているが、3本以上のバスダクト10を連結してもよい。なお、各階に2本のバスダクトを布設する場合には、偶数本のバスダクト10を連結することが好ましい。
また、上記実施形態では、バスダクト10はプラグインホールを備えていないが、本実施形態に係る布設方法はプラグインホールを備えているバスダクトの布設にも適用することができる。
図9は、プラグインホールを備えたバスダクトの概略構成を示す模式図である。図9(a)はバスダクト10Dを幅方向から見た図であり、図9(b)はバスダクト10Dを厚さ方向から見た図である。このバスダクト10Dは、バスダクト10の接続ケース13a、13b、端子14a、14b、14cを、それぞれ接続ケース13Da、13Db、端子14Da、14Db、14Dcに置き換えた構成を有する。接続ケース13Da、13Db、端子14Da〜14Dcはプラグインホール部PHを形成しているので、バスダクト10Dは分岐経路を設けることができる拡張性が高いものとなっている。
また、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各実施形態の構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
10、10A、10B、10C、10D バスダクト
10a 上端接続部
10b 下端接続部
11a、11b フレーム
12a、12b、12c 絶縁導体
13a、13b、13Da、13Db 接続ケース
13c、13d 接続ケース
14a、14b、14c、14d、14e、14f、14Da、14Db、14Dc 端子
15a、15b、15c、15d、15e、15f 絶縁スペーサ
16a、16b 板バネ
17a、17b、17c、17d、17e、17f、17g、17h、17i、17j 固定部材
18a、18b、18c、18d ねじ孔
20 吊治具
21 本体部
21a、21b、22b 折り曲げ部
21c、21d 貫通孔
22 土台部
23、24 吊部材取付部
23a、24a 貫通孔
25、26 突起部
31 環状吊部材
32、33 ボルト
41、42 スプリングハンガーまたは垂直固定金具
50 仮置治具
51 本体部
51a 底面部
51aa ねじ孔
51b 側面部
51ba ダルマ孔
51c 補強部
52 転倒防止部
52a ザグリ孔
61 ベースチャンネル
A、B 領域
F1、F2、F3 床
H1、H2、H3 孔
PH プラグインホール部
T 台車
W、W1、W2 ワイヤ

Claims (9)

  1. 複数階を有する建築物にバスダクトを布設する方法であって、
    複数のバスダクトを、側面部同士に可撓性を有する抗張力体を架け渡して連結し、垂直に吊り上げる吊上工程と、
    前記連結した複数のバスダクトを吊り下ろした後、下側にある下側バスダクトをその上端が所定の床の近傍の高さになるように仮置きする仮置工程と、
    前記仮置したバスダクトの上端接続部と前記仮置きしたバスダクトの直上にある上側バスダクトの下端接続部とを接続する接続工程と、
    前記接続工程の後、前記接続したバスダクトを吊り下ろし、前記所定の床に固定する固定工程と、
    を含むことを特徴とするバスダクトの布設方法。
  2. 前記固定工程において、前記上側バスダクトをその上端が前記所定の床の近傍の高さになるように前記所定の床に固定することを特徴とする請求項1に記載のバスダクトの布設方法。
  3. 前記所定の床よりも下層階の床に、既設バスダクトが固定されている場合は、前記上側バスダクトを前記所定の床に固定する前または後に、前記下側バスダクトの下端接続部と前記既設バスダクトの上端接続部とを接続する既設バスダクト接続工程をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のバスダクトの布設方法。
  4. 前記複数のバスダクトの側面部に、前記抗張力体を架ける吊治具を取り付ける工程を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のバスダクトの布設方法。
  5. 前記バスダクトへの前記抗張力体の架け渡し位置は、当該バスダクトの上端または下端から、当該バスダクトの全長の20%〜40%の範囲の位置であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のバスダクトの布設方法。
  6. 前記仮置するバスダクトの側面部に仮置治具を取り付ける工程を含み、前記仮置治具は、前記仮置するバスダクトの側面部に取り付けられる側面部と、前記所定の床に直接または間接的に当接する底面部とを有することを特徴とする請求項4または5に記載のバスダクトの布設方法。
  7. 前記仮置治具は、前記底面部が延びる方向と交差する方向に延びる転倒防止部を有することを特徴とする請求項6に記載のバスダクトの布設方法。
  8. 前記仮置工程における前記下側バスダクトの上端は、前記所定の床から1.5m以下の高さであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のバスダクトの布設方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか一つに記載の布設方法を用いてバスダクト構造体を組み立てることを特徴とするバスダクト構造体の構成方法。
JP2019089930A 2019-05-10 2019-05-10 バスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法 Active JP7222807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019089930A JP7222807B2 (ja) 2019-05-10 2019-05-10 バスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019089930A JP7222807B2 (ja) 2019-05-10 2019-05-10 バスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020188542A true JP2020188542A (ja) 2020-11-19
JP7222807B2 JP7222807B2 (ja) 2023-02-15

Family

ID=73222104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019089930A Active JP7222807B2 (ja) 2019-05-10 2019-05-10 バスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7222807B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113241695A (zh) * 2021-04-01 2021-08-10 华翔翔能科技股份有限公司 一种母线槽悬吊安装装置
CN114156810A (zh) * 2021-11-08 2022-03-08 广州市机电安装有限公司 一种母线槽始端更换装置及更换方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156106A (ja) * 1983-02-25 1984-09-05 古河電気工業株式会社 長尺バスダクトの垂直布設工法
JPS59156113A (ja) * 1983-02-25 1984-09-05 古河電気工業株式会社 垂直布設用バスダクト
JPH04113656U (ja) * 1991-01-17 1992-10-05 株式会社トーエネツク 超高層ビルにおけるフロアーダクト仮置架台
JPH0734666A (ja) * 1993-07-23 1995-02-03 Takasago Thermal Eng Co Ltd 高層建物の竪管の施工方法
JPH10196131A (ja) * 1997-01-08 1998-07-28 Fuso Kako Kk 建築物におけるガス通路の補修方法
JP2002047805A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Takasago Thermal Eng Co Ltd 竪管の施工方法及び該方法に用いられる吊り上げ装置
JP2003056742A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Takasago Thermal Eng Co Ltd 竪管施工方法,該方法に用いる竪管施工用治具
JP2009264025A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Takasago Thermal Eng Co Ltd 立て管施工方法および立て管ユニット
JP2012095396A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Kandenko Co Ltd ケーブルラックの縦方向への敷設工法及び当該工法に使用するケーブルラックの取付金具
JP2018196164A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 古河電気工業株式会社 バスダクト及びその接続構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4113656B2 (ja) 2000-06-26 2008-07-09 鬼怒川ゴム工業株式会社 ルーフサイドウエザーストリップの突き合わせ構造

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59156106A (ja) * 1983-02-25 1984-09-05 古河電気工業株式会社 長尺バスダクトの垂直布設工法
JPS59156113A (ja) * 1983-02-25 1984-09-05 古河電気工業株式会社 垂直布設用バスダクト
JPH04113656U (ja) * 1991-01-17 1992-10-05 株式会社トーエネツク 超高層ビルにおけるフロアーダクト仮置架台
JPH0734666A (ja) * 1993-07-23 1995-02-03 Takasago Thermal Eng Co Ltd 高層建物の竪管の施工方法
JPH10196131A (ja) * 1997-01-08 1998-07-28 Fuso Kako Kk 建築物におけるガス通路の補修方法
JP2002047805A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Takasago Thermal Eng Co Ltd 竪管の施工方法及び該方法に用いられる吊り上げ装置
JP2003056742A (ja) * 2001-08-16 2003-02-26 Takasago Thermal Eng Co Ltd 竪管施工方法,該方法に用いる竪管施工用治具
JP2009264025A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Takasago Thermal Eng Co Ltd 立て管施工方法および立て管ユニット
JP2012095396A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Kandenko Co Ltd ケーブルラックの縦方向への敷設工法及び当該工法に使用するケーブルラックの取付金具
JP2018196164A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 古河電気工業株式会社 バスダクト及びその接続構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113241695A (zh) * 2021-04-01 2021-08-10 华翔翔能科技股份有限公司 一种母线槽悬吊安装装置
CN113241695B (zh) * 2021-04-01 2022-08-30 华翔翔能科技股份有限公司 一种母线槽悬吊安装装置
CN114156810A (zh) * 2021-11-08 2022-03-08 广州市机电安装有限公司 一种母线槽始端更换装置及更换方法
CN114156810B (zh) * 2021-11-08 2022-08-12 广州市机电安装有限公司 一种母线槽始端更换装置及更换方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7222807B2 (ja) 2023-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU748160B2 (en) Flexible cable management system
US6361000B1 (en) Flexible cable management system
AU737813B2 (en) Flexible cable management system
JP2020188542A (ja) バスダクトの布設方法およびバスダクト構造体の構成方法
JP6017083B1 (ja) 床版ユニット、床版地組工法、および床の施工方法
WO1997040564A9 (en) Flexible cable management system
US11339570B2 (en) Suspended ceiling pass through grid connector
US20010007341A1 (en) Flexible cable management system
JP2023543774A (ja) 自立型ケーブルトレイ支持構造及び組み立て方法
JPS63277414A (ja) 平形ケーブル保持具
US10174892B2 (en) Construction site light and cable system
JP7476773B2 (ja) 配線固定具及び配線固定方法
JP2019041506A (ja) 配線・配管材布設具の設置構造及び配線・配管材布設具の設置装置
JP6925707B2 (ja) 地下階天井裏構造、及び、当該地下階天井裏構造を用いた地下階構築方法
JP2024051446A (ja) 天井内配線方法及び天井内配線構造
JP2022133830A (ja) ケーブル設置構造及びケーブル支持体
JP6824849B2 (ja) 配線・配管材の布設構造及び配線・配管材布設具の設置構造
JP2544128B2 (ja) 平形ケ―ブル布設方法
JP6963474B2 (ja) パネル取付方法
JP2009106033A (ja) 敷設物支持装置および支持方法
JP2020012309A (ja) 天井構造、天井構造の施工方法及び支持支柱
JP4085414B2 (ja) 幹線ケーブル配線方法及び幹線ケーブル支持用金具
JP2022133255A (ja) ワイヤバスケットについてのトラピーズ支持ブラケット
JP2021071014A (ja) 間仕切りの取付構造、建築物及び間仕切りの取付方法
JP2021004462A (ja) 張り出しパネルユニット及び張り出しパネル構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230203

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7222807

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151