JP2020186031A - パウチ用スパウト - Google Patents
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Abstract
【課題】メーカー側には包材、機械共のトータルコストの軽減と、消費者側には詰め替え作業が安定で手間削減を実現させる等で、詰め替えの手間も削減出来、取り替え用途に兼用使用も可能な、各方面で利便性の提供を可能とするパッケージ形態とする事。【解決手段】包装資材のトータルコスト軽減を可能とする為に、現行多くのメーカー手持ちの設備で対応可能なパウチ形状を採用し、オープナーを内蔵させる特殊形状のスパウトで多機能を発揮させる事により、消費者に詰め替えの手間すら排除する取り替え用途使用可能なコストの安い詰め替えパウチと兼用可能品の提供をした。【選択図】図1
Description
本発明は、パウチ用スパウトに関する。
ラミネートフィルムを用いインジェクション成形品からなるスパウトを接合したスパウト付きスタンディングパウチ類が多く市場に出ている。洗剤等の詰め替え用途にも使用されるスタンディングパウチ類には多種の考案品が権利出願され、パウチに使用されるスパウト類にも多くの考案が出願されている。
例えば特許文献1の特開2013−139885のスパウトはスパウト内部に隔壁部を有しており、詰め替え用のボトル口部内に備え付けられたくちばし状のノズル部でスパウト内部の隔壁部を突き破り内容液を注ぎ入れる方法で詰め替えを行うものである。しかし液体洗剤等の大型ブローボトルの場合にはその様な口部形状の容器も有るが、本発明の対象と成るシャンプー、リンス等の風呂場で使用するヘアー・ボディー洗剤容器の場合、この様な仕様のくちばし状のノズル品は使用しておらず、本発明が解決しようとする課題の、ヘアー・ボディー用詰め替え用ボトルのポンプを使用して抽出する形態の物には、別なる機能を付加する必要がある。消費者に向けては従来の詰め替え用パウチの様に、詰め替え作業時に対象ボトル上でパウチに手を添えている必要性の無い詰め替えを可能と成し、別にはカートリッジ等を使用する取り替え用途にも対応可能と成すスパウト形態を完成させる事に本発明の課題が有る。
上記目的を達成する為に、本発明は下記の構成要因で解決しようとしている。
(1)スパウト本体の円筒形口部外胴部に詰め替え用ポンプ内雌ネジ部と嵌合する径の雄ネジ部を有し、雄ネジ下部に吊り下げ用ガイド用凹形状部を有するパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(2)前記スパウト本体は内部に隔壁シール部を有し、開封手段と成るプラスチック円筒形成型品から成るオープナー部品が内蔵されたパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(3)前期オープナーは一部、剥がれるようにスパウト本体円筒部と接合されており、下部が切断形状で、押し込まれることでスパウトの内下部の隔壁部を切断して開封するようにしたことを特徴とするオープナーがスパウト内に内蔵されたパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(4)前記オープナーは、口外上部外周に2ヶ所以上のスパウト口外径より大きな凸部を有した形状からなり、オープナー凸部の通る幅の垂直の切り込み部をスパウト本体口部に2ヶ所以上有した形状からなるパウチ用スパウトにより課題を解決する手段としている。
(5)前記スパウト本体の隔壁シール部はスパウトと同時成形品又は、スパウトフランジ部に裏面からプラスチックフィルムもしくはアルミ箔材でシールされたことなるパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(6)フランジ部が扁平の丸型状品又は立体的な船形状品からなり、フランジより上部は同仕様からなるパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(1)スパウト本体の円筒形口部外胴部に詰め替え用ポンプ内雌ネジ部と嵌合する径の雄ネジ部を有し、雄ネジ下部に吊り下げ用ガイド用凹形状部を有するパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(2)前記スパウト本体は内部に隔壁シール部を有し、開封手段と成るプラスチック円筒形成型品から成るオープナー部品が内蔵されたパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(3)前期オープナーは一部、剥がれるようにスパウト本体円筒部と接合されており、下部が切断形状で、押し込まれることでスパウトの内下部の隔壁部を切断して開封するようにしたことを特徴とするオープナーがスパウト内に内蔵されたパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(4)前記オープナーは、口外上部外周に2ヶ所以上のスパウト口外径より大きな凸部を有した形状からなり、オープナー凸部の通る幅の垂直の切り込み部をスパウト本体口部に2ヶ所以上有した形状からなるパウチ用スパウトにより課題を解決する手段としている。
(5)前記スパウト本体の隔壁シール部はスパウトと同時成形品又は、スパウトフランジ部に裏面からプラスチックフィルムもしくはアルミ箔材でシールされたことなるパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(6)フランジ部が扁平の丸型状品又は立体的な船形状品からなり、フランジより上部は同仕様からなるパウチ用スパウトとする事により課題を解決する手段としている。
(1)本発明、詰め替えパウチは、スパウト内に同時成形された又はアルミ箔素材からなる隔壁シール部を有して居る事より消費者が詰め替え対象ボトルへの詰め替え時に慌てる事無く作業が出来、ボトル口部にスパウト口部を差し入れ、ボトル口部がスパウト内に内蔵されたオープナーを押し上げる事で、スパウト口部がボトル口部内に差し込まれながら隔壁部が開口しパウチ内の内溶液の詰め替えが開始する機構と成っている。
(2)上記仕様のスパウトはスパウト胴外径部に雄ネジ部を有する形態で、使用されるポンプ内の雌ねじと嵌合する形状で有り嵌合後に別置きのカートリッジに差し入れる事で取り替え用途にも兼用可能な吊り下げガイド用凹形状部を有している点が他の同市場向けの諸案と異なる発明ポイントと成っている。
(2)上記仕様のスパウトはスパウト胴外径部に雄ネジ部を有する形態で、使用されるポンプ内の雌ねじと嵌合する形状で有り嵌合後に別置きのカートリッジに差し入れる事で取り替え用途にも兼用可能な吊り下げガイド用凹形状部を有している点が他の同市場向けの諸案と異なる発明ポイントと成っている。
本発明はスパウト内にオープナーを組合せ、胴部外径にネジ部や切込み部を有する形態からなる構成のスパウトで有り、以下図面によって構成要素、機能等を含め以下説明致します。(以下図面上の同一番号は又は符号は同一内容、同一仕様を表している)
図1は本発明のスパウト外観図で、スパウト本体Aはフランジ1と吊り下げガイド用凹形状部2と、ネジ部3、スパウト口部4、切込み部5、オープナー6、オープナー凸部7からなっている。
図2はスパウト断面図で図1の断面を表している。スパウト本体Aにフィルムパウチ9が接合され、スパウト
内部に隔壁シール部8が同時成形されている状態を表している。隔壁シール部は同時成形品でもスパウトフランジ部に裏面からのプラスチックフィルム又はアルミ箔材を用いてのシールでも良い。
内部に隔壁シール部8が同時成形されている状態を表している。隔壁シール部は同時成形品でもスパウトフランジ部に裏面からのプラスチックフィルム又はアルミ箔材を用いてのシールでも良い。
図3(a)は詰め替え作業実施例で図2のスパウト付きのフィルムパウチ9を逆さにして詰め替え対象ボトルBのボトル口部10の上に置いた図である。
図3(b)は詰め替え作業実施例で図3の詰め替え作業実施例(a)の状態のフィルムパウチ9を詰め替え対象ボトルBの口部にスパウト本体A毎押し下げると、スパウト口径内の円筒状のオープナー6の口外部に供えられたオープナー凸部7がボトル口部10に当り、スパウト口部7の切込み部5に沿って押し上げられる事でオープナー6の先端が隔壁シール部8を突き破り開口し、詰め替えパウチ内の内溶液がボトル内に流入し詰め替えがスタートする所を表している。
図4は取り換え作業実施例で図3の詰め替えと作業とは異なり、フィルムパウチ9に接合ざれたスパウト本体AにポンプCを差し入れ、隔壁シール部8を突き破り、スパウト本体Aの胴部に嵌合する同様径の雄ねじとなるネジ部3に直接ポンプCボトル用ポンプ内雌ネジ部にネジ入れて勘合させる。ネジ部下に設けられた吊り下げガイド用凹形状部2でカートリッジに差し込み吊り下げて、取り替え用途に活用する事が可能と成り、本発明の特徴である用途事例を表している。
本発明の特徴は、広く活用されている詰め替え対象ボトルへの消費者の詰め替え時の課題と成る、手を添える手間の省略化と安定化を担保し、コンパクトさと使い易さ、コストダウン、省プラ、省ゴミ等々と合わさって多様な利便性を可能としている。同時に、詰め替え用パウチ用の用途のみならず、別途備えるカートリッジ活用の取り替えパウチ仕様の際にもスパウト本体胴部にポンプネジ部と同径ネジ部が備わっている事が特徴で、詰め替え用途と共に取り替え用途とも兼用できる構造と成る等、同市場の従来品と異なる発明である点が産業上の利用可能性と云える。
A スパウト本体
B 詰め替え対象ボトル
C ポンプ
D カートリッジ
1 フランジ
2 吊り下げガイド用凹形状部
3 ネジ部
4 スパウト口部
5 切込み部
6 オープナー
7 オープナー凸部
8 隔壁シール部
9 フィルムパウチ
10 ボトル口部
B 詰め替え対象ボトル
C ポンプ
D カートリッジ
1 フランジ
2 吊り下げガイド用凹形状部
3 ネジ部
4 スパウト口部
5 切込み部
6 オープナー
7 オープナー凸部
8 隔壁シール部
9 フィルムパウチ
10 ボトル口部
Claims (6)
- スパウト本体の円筒形口部外胴部に詰め替え用に使用するポンプの内雌ネジ部と嵌合する径の雄ネジ部を有し、雄ネジ下部に吊り下げガイド用凹形状部を有するパウチ用スパウト。
- 前記スパウト本体は内部に隔壁シール部を有し、開封手段と成るプラスチック円筒形成型品から成るオープナー部品が内蔵された請求項1からなるパウチ用スパウト
- 前期オープナーは一部、剥がれるようにスパウト本体円筒部と接合されており、円筒状の下部が切断形状で、押し込まれることでスパウトの内下部の隔壁部を切断して開封するようにしたことを特徴とするオープナーがスパウト内に内蔵された請求項1から2なるパウチ用スパウト
- 前記オープナーは、口外上部外周に2ヶ所以上のスパウト口外径より大きな凸部を有した形状からなり、オープナー凸部の通る幅の垂直の切り込み部をスパウト本体口部に2ヶ所以上有した形状からなる請求項1から3のパウチ用スパウト。
- 前記スパウト本体の隔壁シール部はスパウトと同時成形品又は、スパウトフランジ部に裏面からプラスチックフィルムもしくはアルミ箔材でシールされたことなる請求項1から4のパウチ用スパウト。
- フランジ部が扁平の丸型状品又は立体的な船形状品からなり、フランジより上部は同仕様からなる請求項1から5のパウチ用スパウト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019091786A JP2020186031A (ja) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | パウチ用スパウト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019091786A JP2020186031A (ja) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | パウチ用スパウト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020186031A true JP2020186031A (ja) | 2020-11-19 |
Family
ID=73221322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019091786A Pending JP2020186031A (ja) | 2019-05-15 | 2019-05-15 | パウチ用スパウト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020186031A (ja) |
-
2019
- 2019-05-15 JP JP2019091786A patent/JP2020186031A/ja active Pending
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