JP2020185429A - 台間機 - Google Patents
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Abstract
Description
カードユニットに占有情報が記憶されていない状態でカードが挿入されると、カードから読み出した識別情報が占有情報としてカードユニットに記憶され(特許文献1の図12のS109)、カードに使用禁止情報が書込まれる(同S111)。
その状態で休憩指示が入力されると(休憩ボタンが押されたことを示す信号がパチンコ機から入力されると)、カードが排出されるとともに、パチンコ機での遊技が禁止される(特許文献1の図13のS131)。
その後、カードユニットに占有情報が記憶されている状態でカードが挿入された場合において、カードから読み出した識別情報がカードユニットに記憶されている占有情報と一致すれば、パチンコ機での遊技が許可される(特許文献1の図12のS121)。
また、使用禁止情報が書込まれたカードを他のパチンコ機に挿入すると、カードは排出される(特許文献1の図12のS115)。
遊技者がCRユニットのタッチパネルの「休憩ボタン」を押下すると(特許文献2の図27−2の4741)、休憩可能時間をセットし(特許文献2の図28の4905)、「遊技機固有の識別情報」、「禁止情報」等を記録した離席カードを排出して(特許文献2の図28の4911)、自機に休憩残り時間を表示する(特許文献2の図25−2(e)、図28の4913)。
セットされた離席モードは、「休憩可能時間経過前」(特許文献2の図27−1の4710)に離席カードを挿入(特許文献2の図27−1の4709)すると自動で解除される。
また、離席モードは、「休憩可能時間経過」(特許文献2の図31の5021)の後に「無効時間が経過」(特許文献2の図32の5041)した場合にも自動で解除されるが、離席カードでの遊技継続はできない。
また、「禁止情報」が記録された離席カードは、他の遊技機では使用できない(特許文献2の図27−1の4714)。
台間機に対して店員が離席操作を行うことにより離席モードをセットして、(1)離席時間経過、(2)店員によるリモコン操作、又は(3)同一カードの受付(カードIDが一致)により離席モードを解除する発明が開示されている(特許文献3の図28)。
また、管理コンピュータに対して台間機の離席状態を通知する構成が、特許文献3の実施例4に示されている(特許文献3の図45)。
第1実施形態の説明では、遊技媒体のメダルを取り扱う台間機10、及び玉を取り扱う台間機10Cについて説明を行う。なお、これら遊技媒体を取り扱わないメダルレス遊技機2Bや、封入式パチンコ機2Dに併設される台間機10Aについては、後段の第2実施形態にて第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図1〜3を参照して、台間機10、10Cについて説明する。図1には、パチスロ機2A用の台間機10の概略斜視図が示されている。図2には、台間機10、10Cにおけるハードウェアの概略構成を示すブロック図が示されている。図3(a)には、パチスロ機2Aと台間機10の正面図が示されている。図3(b)には、パチンコ機2Cと台間機10Cの正面図が示されている。なお、パチスロ機2A及びパチンコ機2Cは、遊技機2の一形態である。
また、表示部50のタッチパネルの操作時に撮影を行うことによって、利用者がカメラ70に近づいた状態での撮影が可能になるので、撮影した利用者の識別が容易となる。
カメラ70による撮影は、定期的に行うこともできるし、現金挿入時やカード挿入時、カード返却時、エラー検出時、不正検出時、貸出ボタン操作時、離席ボタン52操作時等のイベント発生時の撮影画像を用いて、利用者の認証や利用者の交代を判断することもできる。
また、定期的に撮影画像を一時保存しておき、イベント発生時の直前(2秒前など)に一時保存した撮影画像とイベントとを関連付けて保存する構成を用いることもできる。
カメラ70による撮影画像は、台間機10、10Cの情報処理部101が読み取ってその後の処理を行っても良いし、上位のカメラサーバ122が撮影画像を管理する構成を用いることもできる。
利用者が遊技機2を用いて遊技を行う場合には、例えば紙幣を紙幣硬貨処理装置30に挿入する。台間機10、10Cの情報処理部101は、通貨価値及び残高情報をカードに移行させると共に、通貨価値及び残高情報を台間機10、10CのRAM103に記憶させて表示等に用いる。また利用者により、残高情報が記録されているカードが台間機10、10Cに挿入された場合には、カードと関連付けられている残高情報を台間機10、10CのRAM103に記憶させて表示に用いる。
パチスロ機2A用の台間機10の場合には、利用者により操作ボタン51(貸出ボタン)が操作されると、遊技媒体を払出通路91から遊技機2に向けて排出することができる。
パチンコ機2C用の台間機10Cの場合には、利用者によりパチンコ機2Cに設けられている貸出ボタン21が操作されると、台間機10Cは通貨価値を遊技価値に変換した遊技価値情報を生成してパチンコ機2Cに出力することができる。パチンコ機2Cでは、台間機10Cから取得した遊技価値情報に基づいて遊技媒体を貸し出すことができる。なお、所定の貸出し玉数に満たない端数玉は、台間機10Cの払出通路91からパチンコ機2Cに向けて排出する。
パチスロ機2A用の台間機10の場合には、利用者により操作ボタン51(払出ボタン)が操作されると、所定数量の持玉や貯玉を遊技媒体の払出通路91から遊技機2に向けて排出することができる。
パチンコ機2C用の台間機10Cの場合には、利用者により台間機10Cの操作ボタン51(払出ボタン)が操作されると、台間機10Cは持玉や貯玉を遊技価値に変換した遊技価値情報を生成してパチンコ機2Cに出力することができる。パチンコ機2Cでは、台間機10Cから取得した遊技価値情報に基づいて遊技媒体を払い出すことができる。なお、所定の払出し玉数に満たない端数玉は、台間機10Cの払出通路91からパチンコ機2Cに向けて排出される。
例えば利用者がパチスロ機2Aを用いて遊技を行っていた場合には、利用者は台間機10に設けられている操作ボタン51(カード返却ボタン)を押す。すると、残高情報が記録されている会員カード又は、残高情報、持玉情報が記録されている一般カードが台間機10から排出される。
また、利用者がパチンコ機2Cを用いて遊技を行っていた場合には、利用者はパチンコ機2Cに設けられているカード返却ボタン22を押す。すると、残高情報が記録されている会員カード又は、残高情報、持玉情報が記録されている一般カードが台間機10Cから排出される。
離席終了時間(例:25分)とは、遊技者の離席が許可されている時間であって、台間機10、10Cが上述の離席モードに移行している時間である。離席終了時間が経過すると、所定の条件下で離席モードを自動で解除することができる。第1〜2実施形態において、離席終了時間(例:25分)は、離席時間(例:10分)と離席超過時間(例:15分)とを加算した時間である。
離席時間(例:10分)とは、離席モード移行時から離席時間経過までの所定の間付与される時間であって、例えば設定により1分から15分の時間が付与される。図11(4)に示すように、離席画面には離席(プチ休憩)の残り時間が表示される。
離席超過時間(例:15分)とは、離席時間経過後から離席超過時間経過までの所定の間に付加される超過時間であって、例えば設定により1分から∞分の時間が付与される。図11(5)に示すように、離席画面には離席時間から超過した時間が表示される。
離席時間と離席超過時間は、ホールスタッフにより任意の時間が設定され、設定された時間はEEPROM及びRAM103に記憶されている。なお、第1〜2実施形態において、離席終了時間(例:25分)は、離席時間(例:10分)に離席超過時間(例:15分)を付加したが、離席超過時間(例:15分)を付加しない構成であってもよい。
離席モード終了時刻とは、離席モードに移行時にRTC105から取得される離席モード開始時刻(持玉・プリペイドサーバ200等の上位管理装置から取得される処理時刻を離席モード開始時刻として用いることもできる。)に、上述した離席終了時間(例:25分)を加算した時刻のことである。第1〜2実施形態において、離席モード終了時刻は、離席モード開始時刻に離席終了時間(離席時間+離席超過時間)を加算して算出された時刻である。
カードは、カードリーダライタ40によりデータを読み書きされる記録媒体であって、会員カードと一般カードの二種類が存在する。会員カードは、会員を識別する磁気カード、ICカード等の記録媒体であり、一般カードは、会員カードを使用せずに遊技をした遊技客を識別する当日用の磁気カード、ICカード等の記録媒体をいう。会員カードと一般カード(特に指定しない場合は、カードと称する)には、通貨の残高(通貨価値)等の情報が読み書き可能に記憶されているほか、台間機10、10Cでは書込みできない領域に、固有の識別情報であるカードIDが記録されている。なお、持玉情報は持玉・プリペイドサーバ200に、貯玉情報は貯玉サーバ115に、それぞれカードIDと関連付けて記憶されている。詳細は後述するが、離席カードとは、離席モード情報が記録されているカードのことをいう。
図2のブロック図には、台間機10、10Cに接続される持玉・プリペイドサーバ200が示されている。持玉・プリペイドサーバ200は、台間機10、10Cが送信する情報に基づいて、遊技者のカードと、保有持玉数とを対応付けて管理するコンピュータであって、CPU(中央情報処理装置)(図示せず)、ROM(図示せず)、RAM(図示せず)、通信I/F(図示せず)等から構成されている。持玉・プリペイドサーバ200は、上記の処理のほか、台間機10、10Cが送信する離席に関する情報、例えば離席モード情報、カードID、台番号等を受信して管理する。
図8〜図10は、台間機10、10Cが実行する処理を示すフローチャートである。図8は台間機10、10Cが実行するメイン処理(ステップS10)を示し、図9、10は図8のメイン処理(ステップS10)を構成する自機離席処理(ステップS100)及びカード受入処理(ステップS200)の詳細について示している。台間機10、10Cが実行する処理は、ROM104に記憶されている制御プログラムに基づいて、情報処理部101によって実行される。
図8に示すメイン処理(ステップS10)のフローについて説明する。
図9を参照して、図8に示した自機離席処理(ステップS100)の詳細について説明する。自機離席処理(ステップS100)は、遊技者の操作による台間機10、10Cの離席モードへの移行処理や、離席モード中の台間機10、10Cに離席カードが挿入された際の離席モードの解除処理等を行う。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、計時手段を用いて計時する構成を採用する場合には、離席モード開始時刻、又は離席モード終了時刻の記憶は必須では無いが、下記の実施形態に示す手法を用いて離席モード開始時刻に加えて離席モード終了時刻をRAM103に記憶する構成を採用することもできる。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、RTC105等から取得した現在時刻を用いて算出する構成を採用する場合であって、離席モード開始時刻をカードに記録する場合には、RTC105から現在時刻(ステップS174を実行した時刻)を取得して、この取得した現在時刻を離席モード開始時刻としてRAM103に記憶する。この取得した現在時刻は、離席モード開始時刻として、離席モード情報と共にカードに記録することができる。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、RTC105等から取得した現在時刻を用いて算出する構成を採用する場合であって、離席モード終了時刻をカードに記録する場合には、RTC105等から現在時刻(ステップS174を実行した時刻)を取得して、この取得した現在時刻を離席モード開始時刻としてRAM103に記憶すると共に、この現在時刻に離席終了時間(例:25分)を加算した離席モード終了時刻をRAM103に記憶する。この離席モード終了時刻は、離席モード情報と共にカードに記録することができる。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、計時手段を用いて計時する構成を採用する場合には、情報処理部101は、タイマによる経過時間(変数)の計時を開始すると共に、離席時間経過及び離席超過時間経過の判断を行う際の比較対象となる離席時間(例:10分)をセットする。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、RTC105等から取得した現在時刻を用いて計算する構成を採用する場合には、情報処理部101は、離席時間経過及び離席超過時間経過の判断を行う際の比較対象となる離席時間(例:10分)をセットする。なお、経過時間(変数)をRTC105等から取得した現在時刻を用いて算出する構成を採用する場合には、経過時間(変数)は、現在時刻から離席モード開始時刻を減算して算出する。
ステップS180「カードに情報を記録」において情報処理部101は、カードリーダライタ40に対し、カードに、離席モード情報、離席モード開始時刻、及び台番号等を記録させるフラグをセットする(カードへの書き込みはカードR/W処理(ステップS700)で行う。)。上述したように、離席モード開始時刻は、ステップS174を実行した時刻を用いることができる。また、S178において持玉・プリペイドサーバ200が送信した応答に含まれる処理時刻を用いることもできる。カードリーダライタ40により、離席モード情報が記録されたカードを、離席カードと呼ぶことにする。なお、第1実施形態において、台番号をカードに記憶するのは、他の台間機10、10Cの表示部50に表示して遊技者に知らしめるために使用されるものであって、離席の判断に使用するものではない。したがって、本発明において、情報処理部101が、台番号をカードに記録することは必須ではない。後述する第2実施形態についても同様に必須ではない。次いで、情報処理部101が実行する処理は、ステップS182に進む。
ステップS180において離席モード終了時刻をカードに記録する場合には、上記の離席モード開始時刻に代えて、離席モード終了時刻をカードに記録させるフラグをセットする。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、計時手段を用いて計時する構成を採用する場合には、計時した経過時間(変数)が離席時間(例:10分)を経過しているか否かを判断する。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、RTC105等から取得した現在時刻を用いて算出する構成を採用する場合には、RTC105等から現在時刻を取得して、この取得した現在時刻から離席モード開始時刻を減算して算出する。そして、この算出した経過時間(変数)が離席時間(例:10分)を経過しているか否かを判断する。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、計時手段を用いて計時する構成を採用する場合には、計時した経過時間(変数)が「離席時間+離席超過時間」(離席終了時間)を経過しているか否かを判断する。
また、比較対象の離席超過時間に代えて離席モード終了時刻を用いる場合には、離席モード開始時刻に経過時間(変数)を加えた時刻(現在時刻に相当する)が、離席モード終了時刻(離席モード開始時刻+離席時間+離席超過時間)を経過しているか否かを判断する。
離席モードへ移行した時刻からの経過時間(変数)を、RTC105等から取得した現在時刻を用いて算出する構成を採用する場合には、RTC105等から現在時刻を取得して、この取得した現在時刻から離席モード開始時刻を減算して経過時間(変数)を算出する。そして、この算出した経過時間(変数)が「離席時間+離席超過時間」(離席終了時間)を経過しているか否かを判断する。
また、比較対象の離席超過時間に代えて離席モード終了時刻を用いる場合には、RTC105等から現在時刻を取得して、この取得した現在時刻が離席モード終了時刻(離席モード開始時刻+離席時間+離席超過時間)を経過しているか否かを判断する。
「残り時間」は、離席カード記載の離席モード開始時刻に離席時間(例:10分)を加算した時刻から、現在時刻(RTC105等から取得)を引いた時間で算出することができる。また、「時間超過」として、現在時刻から、離席モード開始時刻と離席時間を減算した時間を表示させることができる。
「残り時間」は、離席カード記載の離席モード終了時刻から、離席超過時間(例:15分)及び現在時刻(RTC105等から取得)を引いた時間で算出することができる。また、「時間超過」として、現在時刻に離席超過時間(例:15分)を加算した時刻から、離席カード記載の離席モード終了時刻を減算した時間を表示させることができる。
図10を参照して、図8に示したカード受入処理(ステップS200)の詳細について説明する。カード受入処理(ステップS200)は、主に離席モード中ではない台間機10、10Cにカードが挿入された際の処理である。
離席モード開始時刻が離席カードに記録されている場合には、情報処理部101は、離席カードから読み取った離席モード開始時刻に、RAM103に記憶された離席終了時間(例:25分)を加算して離席モード終了時刻を算出し、RTC105等から取得した現在時刻がこの離席モード終了時刻を経過しているか否かを判断する。
離席モード終了時刻が離席カードに記録されている場合には、情報処理部101は、RTC105等から取得した現在時刻が、離席カードから読み取った離席モード終了時刻を経過しているか否かを判断する。
「残り時間」は、離席カード記載の離席モード開始時刻に離席時間(例:10分)を加算した時刻から、現在時刻(RTC105等から取得)を引いた時間で算出することができる。また、「時間超過」として、現在時刻から、離席モード開始時刻と離席時間を減算した時間を表示させることができる。
「残り時間」は、離席カード記載の離席モード終了時刻から、離席超過時間(例:15分)及び現在時刻(RTC105等から取得)を引いた時間で算出することができる。また、「時間超過」として、現在時刻に離席超過時間(例:15分)を加算した時刻から、離席カード記載の離席モード終了時刻を減算した時間を表示させることができる。
第1実施形態に係る台間機10、10Cについて、台間機10、10Cの情報処理部101は、表示部50の離席ボタン52の操作情報を取得する(ステップS170)と、自機を離席モードに移行させ(ステップS172)、RAM103に、台間機10、10Cが離席モードに移行したことを示す離席モード情報と、カードに記録されているカードIDとを関連付けて記憶し(ステップS174)、情報処理部101による時間の計時を開始し、カードリーダライタ40に対して、離席モード情報と離席モード開始(終了)時刻とをカードに記録して(ステップS180)排出する(ステップS182)ことを指示する。
上述の第1実施形態では、遊技媒体を取り扱う台間機10、10Cの離席モードについて説明したが、本発明に係る離席モードは、メダルレス遊技機2Bや、循環式の玉を用いる封入式パチンコ機2Dに併設される台間機10Aに搭載することもできる。第2実施形態の台間機10Aの説明においては、上述の第1実施形態の台間機10との相違点についてのみ以下に説明して、同一の構成、作用、効果については説明を省略する。
図13〜15を参照して、台間機10Aについて説明する。図13には、台間機10Aの概略斜視図が示されている。図14は、台間機10Aにおけるハードウェアの概略構成を示すブロック図が示されている。図15(a),(b)には、台間機10Aの正面図が示されている。台間機10Aは、貨幣の投入、又は、カードを挿入することで遊技価値情報を遊技機2に送信し、遊技機2での遊技を可能とする装置であって、制御部100Aと、紙幣硬貨処理装置30と、カードリーダライタ40と、表示部50と、表示ランプ60と、カメラ70と、リモコン送受光部80を備えている点で、第1実施形態で説明した台間機10、10Cと共通する。第2実施形態の台間機10Aには、払出装置及び計数装置が存在しない点が構成上相違する。また、台間機10Aは、図15(a)(b)に示すように遊技機2の右側及び左側のいずれの側にも設置することが可能であるため、表示部50(図13参照)の表示方向は、右方向及び左方向のいずれの方向にも向きを変更できるように回動可能な構造を有している。更に、遊技者が表示部50を見易い位置に調節可能なように、表示部50の表示方向は任意の角度で保持出来る構造を有している。
利用者がメダルレス遊技機2B、又は封入式パチンコ機2Dを用いて遊技を行う場合には、例えば紙幣を紙幣硬貨処理装置30に挿入する。台間機10Aの情報処理部101は、通貨価値及び残高情報をカードに移行させると共に、通貨価値及び残高情報を台間機10AのRAM103に記憶させて表示等に用いる。次に、利用者が操作ボタン51を操作すると、台間機10Aは通貨価値を遊技価値に変換した遊技価値情報を生成してメダルレス遊技機2B、又は封入式パチンコ機2Dに出力する。メダルレス遊技機2B、又は封入式パチンコ機2Dでは、台間機10Aから取得した遊技価値情報に基づいて遊技を実行することができる。
なお、台間機10Aは、カードと関連付けられている残高情報、持玉情報、又は貯玉情報に基づいて遊技価値情報を生成してメダルレス遊技機2B、又は封入式パチンコ機2Dに出力することもできる。
図16、17は、台間機10Aの処理を示すフローチャートである。図16は台間機10Aが実行するメイン処理(ステップS10A)を示し、図17はメイン処理(ステップS10A)を構成する自機離席処理(ステップS100A)の詳細処理について示している。なお、第1実施形態の図8にて説明したS400「計数処理」は、メダルレス遊技機2B又は封入式パチンコ機2D用の台間機10Aには存在しない。
図17を参照して、自機離席処理(ステップS100A)の詳細について説明する。自機離席処理(ステップS100A)では、遊技者の操作による台間機10Aの離席モードへの移行処理や、離席モード中の台間機10Aに離席カードが挿入された際の離席モードの解除処理等を行う。
2A パチスロ機
2B メダルレス遊技機
2C パチンコ機
2D 封入式パチンコ機
10、10A、10C 台間機
40 カードリーダライタ(リーダライタ)
50 表示部(表示手段、指示取得手段)
102 CPU(現在時刻取得手段)
103 RAM(記憶手段)
104 ROM(記憶手段)
105 RTC(現在時刻取得手段)
110 通信I/F(通信手段)
101 情報処理部(離席モード管理手段,計時手段)
200 持玉・プリペイドサーバ(上位管理装置)
Claims (9)
- 遊技機に併設され、遊技中における遊技者の離席状態を管理することが可能な台間機であって、
記録媒体に記録されている情報の読取り及び情報の書込みを行うリーダライタと、
遊技者による指示を取得する指示取得手段と、
遊技者の前記離席状態に関する管理を行う離席モード管理手段と、
前記離席状態に関する情報及び離席終了時間を記憶する記憶手段と、
経過時間を計時する計時手段と、
現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
を備え、
前記離席モード管理手段は、
前記指示取得手段から離席ボタンの操作情報を取得すると、
自機を離席モードに移行させ、
前記記憶手段に、自機が離席モードに移行したことを示す離席モード情報と、前記記録媒体から読み取った前記記録媒体固有の識別情報とを関連付けて記憶し、
前記計時手段による時間の計時を開始し、
前記リーダライタに対して、前記離席モード情報と、前記離席モードに移行した離席モード開始時刻又は前記離席モード開始時刻に前記離席終了時間を加算した離席モード終了時刻とを前記記録媒体に記録して排出することを指示する、
ことを特徴とする台間機。 - 遊技機に併設され、遊技中における遊技者の離席状態を管理することが可能な台間機であって、
記録媒体に記録されている情報の読取り及び情報の書込みを行うリーダライタと、
遊技者による指示を取得する指示取得手段と、
遊技者の前記離席状態に関する管理を行う離席モード管理手段と、
前記離席状態に関する情報及び離席終了時間を記憶する記憶手段と、
現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
を備え、
前記離席モード管理手段は、
前記指示取得手段から離席ボタンの操作情報を取得すると、
自機を離席モードに移行させ、
前記記憶手段に、自機が離席モードに移行したことを示す離席モード情報と、前記離席モードに移行した離席モード開始時刻又は前記離席モード開始時刻に前記離席終了時間を加算した離席モード終了時刻と、前記記録媒体から読み取った前記記録媒体固有の識別情報とを関連付けて記憶し、
前記リーダライタに対して、前記離席モード情報と、前記離席モード開始時刻又は前記離席モード終了時刻とを前記記録媒体に記録して排出することを指示する、
ことを特徴とする台間機。 - 前記離席モード管理手段は、
自機が前記離席モードに移行しており、
前記計時した時間が前記離席終了時間以後である場合、又は現在時刻が前記離席モード終了時刻以後である場合には、前記離席モードを解除する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の台間機。 - 前記離席モード管理手段は、
当該台間機が前記離席モードに移行しておらず、
前記離席モード情報が記録されている記録媒体が前記リーダライタに挿入された場合において、
現在時刻が、前記離席モード終了時刻以降である場合には、当該記録媒体を受入れて使用可能とするものであり、
現在時刻が、前記離席モード終了時刻より前である場合には、当該記録媒体の使用を禁止して返却する、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の台間機。 - 前記離席モード管理手段は、
自機が前記離席モードに移行しており、
前記離席モード情報が記録されている記録媒体が前記リーダライタに挿入された場合には、
前記記憶手段において当該離席モード情報と関連付けて記憶されている記録媒体固有の識別情報と、前記リーダライタに挿入された記録媒体固有の識別情報とを比較して、
比較結果が一致する場合には前記離席モードを解除し、
前記リーダライタに対して、前記離席モード情報の削除を指示し、
当該記録媒体を受入れて使用可能とするものであり、
前記比較結果が不一致である場合には、当該記録媒体の使用を禁止すると共に前記記録媒体を返却するものであり、
前記離席モード情報が記録されていない記録媒体が前記リーダライタに挿入された場合には、
当該記録媒体の使用を禁止すると共に前記記録媒体を返却する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の台間機。 - 情報を表示する表示手段を備え、
前記離席モード管理手段は、
当該台間機が前記離席モードに移行しておらず、
前記離席モード情報が記録されている記録媒体が前記リーダライタに挿入された場合において、
現在時刻が、前記離席モード終了時刻より前である場合には、前記離席モードの残り時間を前記表示手段に表示する指示を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の台間機。 - 前記記憶手段は、自機に併設される遊技機の台番号を前記離席モード情報と関連付けて記憶しており、
前記離席モード管理手段は、
前記指示取得手段から離席ボタンの操作情報を取得して自機を離席モードに移行すると、
前記リーダライタに対して、前記離席モード情報と前記離席モード開始時刻又は前記離席モード終了時刻と併せて前記台番号を前記記録媒体に記録して排出することを指示するものであり、
当該台間機が前記離席モードに移行しておらず、
前記離席モード情報が記録されている記録媒体が前記リーダライタに挿入された場合において、
現在時刻が、前記離席モード終了時刻より前である場合には、
前記記録媒体に記録されている前記台番号を取得して、
前記表示手段に、前記取得した前記台番号を表示する、
ことを特徴とする請求項6に記載の台間機。 - 情報を表示する表示手段と、
上位管理装置と通信を行う通信手段と、
を備え、
前記離席モード管理手段は、
前記指示取得手段から離席ボタンの操作情報を取得して自機を離席モードに移行させると、
前記通信手段に対して、前記離席モード情報と、前記記録媒体から読み取った前記記録媒体固有の識別情報とを関連付けて前記上位管理装置に送信することを指示するものであり、
自機が前記離席モードに移行しており、
前記上位管理装置から、前記離席モードをリモート解除する指示を取得した場合には、前記離席モードを解除する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の台間機。 - 前記離席モード管理手段は、
当該台間機が前記離席モードに移行しておらず、
前記離席モード情報が記録されている記録媒体が前記リーダライタに挿入された場合において、
現在時刻が、前記離席モード終了時刻以降である場合には、当該記録媒体を受入れて使用可能とするものであり、
現在時刻が、前記離席モード終了時刻より前である場合には、
前記表示手段に、他の台間機の前記離席モードをリモート解除するか否かの判断を遊技者に乞う情報を表示し、
前記指示取得手段から、他の台間機の前記離席モードをリモート解除する指示を取得すると、当該他の台間機の離席モードをリモート解除する指示と前記リーダライタに挿入された記録媒体固有の識別情報とを前記通信手段を介して前記上位管理装置に送信して、前記リーダライタに挿入された記録媒体を受入れて使用可能とし、
前記指示取得手段から、他の台間機の前記離席モードをリモート解除しない指示を取得すると、当該記録媒体の使用を禁止して返却する、
ことを特徴とする請求項8に記載の台間機。
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