JP2020184761A - 固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行するシステム及びその方法 - Google Patents

固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行するシステム及びその方法 Download PDF

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【課題】固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し実行するシステム及び方法を提供する。【解決手段】システム1において、セントラルオフィスサーバ21は、固定電話交換局20から受信した指定サービス電話番号が特定遠隔対話型サービスに対応し、且つ、固定電話10ユーザーが特定遠隔対話型サービスの加入者だと判断すると、インターネット・プロトコル・テレビジョン11のIPアドレスを対応するクラウドサーバ31へ伝送する。クラウドサーバは、遠隔顧客サービス映像伝送装置50と固定電話及びインターネット・プロトコル・テレビジョンとを接続し、遠隔顧客サービス担当者が固定電話及び該テレビジョンを通して遠隔対話型サービスを提供する。各遠隔顧客サービス映像伝送装置の音声識別機構が、音声コマンドに基づき、各固定電話ユーザーが選択、要求又は必要とする遠隔対話型サービスに自動で切り替える。【選択図】図2

Description

本発明は、顧客サービスのシステム及びその方法に関し、特に固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行するシステム及びその方法に関するものである。
この100年間にわたるマイクロエレクトロニクス技術の弛まぬ進歩や、科学技術における飛躍的な産業発展により、今日の市場では、消費者が自身の好みやニーズに合わせて選択・購入・使用できるよう、多種多様な電子デバイスが数多く提供されている。それらの電子デバイスには、人々が良く知るノートパソコン(Notebook)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant,PDA)、タブレット(Tablet)、ウルトラブック(Ultrabook)が含まれるほか、大多数の人にとって生活や仕事における必需品であるスマートフォン(Smartphone)も含まれる。現在、各電子デバイスの多くは市場で「携帯しやすい」、「操作が便利」及び「機能が豊富」などを訴求しており、消費者の様々なニーズを満たすためには、当業者が各電子デバイスに対して多くの特殊な機能を備えたアプリケーション又はユーザーインターフェイスを開発且つ設計して、消費者のユーザーエクスペリエンスをより向上できるようにすることが求められている。そのなかで、「Widget」と呼ばれているユーティリティは、現在最も消費者から支持され、広く使用されているアプリケーションである。
Widgetはその特性や応用分野が様々であるため、アプリケーションコンポーネント、ウィジェットアプリケーション、情報ツールウィンドウ、専用インターフェイスツール、クライアントオンデマンドツール又はミニアプリケーションなど、多くの異なる名称を持っている。つまりWidgetは、特定のプラットフォーム(ウィジェットエンジンなど)を通じて、各電子デバイス上に天気予報、株価の動き、電子メール、予定表又はニュースページなど、ユーザーが自分で設定したカスタマイズ情報を表示することができるミニツールである。現在のスマートフォンのAndroidシステムを例にとると、多くのアプリケーション(application、APPと呼ばれる)には全て附属のWidgetが設けられており、ユーザーは、特定の機能のWidgetをスマートフォンのメイン表示画面(ホーム画面と呼ばれる)に設置することができ、これにより、ユーザーはスマートフォンを起動するだけで、リアルタイムの国際ニュースサイト、よく聞く音楽サイトなど、必要な情報又は最もよく使用するサービスを即座に得ることができる。
Widgetの機能は非常に多いものの、後で使用する際にそれらの機能や効果を正しく発揮させるためには、使用前にユーザーが自身の特別なニーズに合わせてわざわざ逐一設定する必要がある。しかし、ユーザーアカウント設定、ユーザーパスワード設定や、Widgetの外観の表示スタイル、色調、サイズ及び位置など、多くの細かな設定項目が含まれるWidgetの設定過程は、各電子デバイスにあまり触れることがないか、又は記憶力が低下しているユーザー(特に高齢ユーザー)にとって繁雑で非直観的であるため、設定過程又は後の使用過程においてユーザー(特に高齢ユーザー)が挫折してしまうことが多々生じ、各電子デバイスに対するイメージや使用意欲に大きな影響を及ぼしている。そうしたことが高齢ユーザーに各電子デバイスやそれらが提供するアプリケーション及び外部通信機能の使用を望まなくさせるのは実に残念であるが、如何ともし難いことである。
グローバル通信システムについての研究、分析及び統計データが示すところによれば、2009年年末時点での世界における従来の固定電話網システムにおいて、有線固定電話を設置しているユーザーは約12.6億であるが、現代の無線通信システムにおいて携帯無線電話を使用するユーザーは約46億であり、世界で合計60億ほどの電話ユーザーのうち、約20%のユーザー(以下、「固定電話網ユーザー」と呼ぶ)は、比較的富裕で先進的且つ相対的に発展した地域(北米諸国、中東、西欧、北欧諸国及び東北アジア諸国など。以下、「固定電話網地域」と呼ぶ)で生活しており、各固定電話網ユーザーの所では少なくとも1台の固定電話を普通に有している。この場合、各固定電話網地域で生活する各固定電話網ユーザーは、比較的高い消費能力を有する一方、年齢層が非常に高齢化した高齢群にも属するため、それらの高齢群の各固定電話の使用状況を深く理解できるよう、以下は特に従来の固定電話網システム及び固定電話の基本原理について要約して説明する。
図1に示す従来の固定電話網システム及び固定電話のアーキテクチャ概念図を参照されたい。従来の固定電話網システムにおいて、セントラルオフィススイッチD(中華電信のスイッチなど)が提供する「基本電話サービス」(Plain Old Telephone Service、略称:POTS)は、制御線と音声信号線が同じ絶縁ツイストペアケーブル(即ち電話線C)内に入れられており、固定電話A中にはクロック、ブザー、表示灯又はユーザーに着信を知らせるための報知部材A7及びユーザーが電話番号を入力するのに供する回転ダイヤル又は数字ボタンA0などの部材が含まれている。再び図1を参照して、従来の固定電話網システムの構築中、最大のオーバーヘッドとなるのは電話線Cの構築である。固定電話Aは、双方(即ち、発呼側と着呼側)の通話を同じ絶縁ツイストペアケーブルCを通じて伝送する。絶縁ツイストペアケーブルCは、伝送信号における電磁干渉やクロストークの発生を効果的に低減する効果を生むことができるほか、単一ケーブル又は撚り合わされていない1組のケーブルよりも伝送信号の品質が優れている。固定電話Aは、マイクA2が受け取った音声を電気信号に変換して伝送するが、通常この電気信号は相手の話を伝送してくる電気信号よりも強く、且つ側音中で一方が話した電気信号が相手の話を伝送してくる電気信号を圧倒することはない。それは、固定電話A内のコイル回路A3が、スピーカーA1に伝送する音声からマイクA2に伝達された音声を減算するためである。再び図1を参照して、従来の固定電話網システムにおいて、接続ボックスBは、落雷による固定電話Aの故障を阻止できるほか、インピーダンス整合にも用いることができ、電話線Cの長さに基づき、信号伝送において最大の効果を実現させることができる。また、固定電話内の抵抗整合器A8は、屋内の配線長さに対して相応の調整を行い、最適な信号伝送品質にすることができる。一般的に、電話線Cは電解腐食を低減するため相対的にマイナス電圧であるが、マイナス電圧は電話線Cにプラスの金属イオンを吸着させる。
再び図1を参照して、従来の固定電話網システムの稼働において、任意の固定電話Aには通常、切り替えスイッチA4及び報知部材A7が含まれており、そのうち、報知部材A7は大半がブザーであり、切り替えスイッチA4は、受話器を置いた(on hook)ときに開路状態を呈するように切り替えられて、報知部材A7を電話線Cと電気的に接続させる。反対に、受話器が置かれていない(off hook)ときには、切り替えスイッチA4が閉路状態を呈するように切り替えられて、マイクA2、スピーカーA1並びにその他のダイヤル、濾波(コイル回路A3など)及び増幅するための部材を電話線Cと電気的に接続させる。これにより、発呼側が固定電話Aで電話をかけたい場合、固定電話Aの受話器を取るだけでよく(即ち、off hook)、そうすると固定電話Aがてこの作用により切り替えスイッチAを導通させるので、マイクA2、スピーカーA1及びその他の関係する音声信号部材が電話線Cと電気的に接続され、正常作動に必要な給電を電話線Cから受けられるようになる。また、固定電話Aの受話器が置かれていない(即ち、off hook)とき、電気回路の抵抗値は通常比較的低く(300Ω未満)、且つこれによって直流電流が生じ、セントラルオフィススイッチDに伝達される。セントラルオフィススイッチDは、直流電流を検出すると、電話線Cをデジタル受信回路に接続し、且つ発信音信号を送って発呼側にダイヤル可能であることを通知する。使用するのが現代のボタン式電話機である場合、発呼側が着呼側の電話番号をボタンで入力した後、ボタン式電話機が電気回路を通じてデュアルトーンマルチ周波数信号を生成し、且つそれをセントラルオフィススイッチDに送信する。反対に、使用するのが従来の回転ダイヤル式電話機の場合、パルスダイヤル方式を利用してパルスで電話番号を表し、セントラルオフィススイッチDは、それらのパルスを順に受信すると着呼側の電話番号を識別することができ(2010年時点で、世界各地に設置された数多くのセントラルオフィススイッチDは、パルスダイヤルを処理可能である)、着呼側の電話機が話中ではない場合、セントラルオフィススイッチDが電話機呼び出し信号を着呼側へ間欠的に送信して(北米及び英国はAC75V、ドイツはAC60V)、着呼側に電話がかかってきていることを知らせる。着呼側の電話機が話中である場合には、セントラルオフィススイッチDが話中音信号を発呼側に送信する。但し、着呼側が割り込み機能を設けている場合、セントラルオフィススイッチDが通知音信号を着呼側へ間欠的に送信して、着呼側に着信を知らせる。
再び図1を参照して、一般的に、固定電話Aの報知部材A7(ブザーなど)は、コンデンサA6を通じて電話線Cに接続されるため、直流信号は通過できず、交流の呼び出し信号だけが通過できる。故に、固定電話Aの受話器が置かれている(即ち、on hook)とき、固定電話Aの表示灯又はその他の追加部材の消費電力を考慮しない場合において、原則的にそれ自体は電量を全く消費しないが、電話線Cは継続的に直流電圧を持っており、且つセントラルオフィススイッチDの電気回路D2が固定電話Aに交流信号Aを伝送することで報知部材A7が起動し、これにより着信を知らせる。100年前ごろの自動交換機がまだなかった時代、固定電話には普通、ハンドル式の電話機用磁石が設けられており、ユーザーが電話機用磁石を回転させることで生じた呼び出し電圧をセントラルオフィススイッチD又はライン上の他の電話機に与えていた。固定電話Aの受話器が置かれている(on hook)とき、セントラルオフィススイッチDの電気回路が直流電流がないことを検出して、それを根拠に固定電話Aが使用されていないと判断することができる。発呼側が固定電話Aからかけはじめると、それによりセントラルオフィススイッチDの電気回路が着呼側の固定電話Aに呼び出し信号を伝送し、着呼側が固定電話Aの受話器を取った場合には、二重の切り替えスイッチ(例えば図1に示す切り替えスイッチA4、A5)がトリガされ、報知装置A7が切断されると同時に、固定電話A中の音声信号部材が導通し、これにより各音声信号部材がそれぞれ電話線Cから電流を得て作動し、音声を発することができるようになる。しかし、セントラルオフィススイッチDの電気回路D2によって着呼側の電話機が使用中であることが確認された場合、セントラルオフィススイッチDの電気回路D2は呼び出し信号の伝送を停止する。もし2台の電話機がどちらも使用可能であり、且つそれらの切り替えスイッチAがどちらも導通(off hook)状態である場合は、電話線Cを接続するだけで、双方が通話可能となる。いずれか一方が通話を終了する場合は、受話器を固定電話Aに戻すだけで、電話線Cで供給される直流電流が直ちに中断され、これにより双方の通話が既に終了したことをセントラルオフィススイッチDに知らせる。通話している双方が同じセントラルオフィススイッチDに接続されていない場合、信号はそれらのセントラルオフィススイッチD間のリレー装置を通じて互いに接続される。現在の通信網では、この部分の接続は、光通信やデジタル多重化システムを用いて接続が行われているほか、かなり離れた距離で行うある種の通信については、衛星通信によって接続が行われている。
再び図1を参照して、上述のように、大部分の固定電話Aは、マイクA2とスピーカーA1を電話機の受話器中に取り付けており、そのうち、マイクA2は電話線Cによって給電され、且つメンブレンに届いた音声の変化に従って生成する電気信号の周波数や振幅を変調し、電気信号は電話線C経由で電流と共にセントラルオフィススイッチDへ伝送された後、セントラルオフィススイッチDを経て着呼側の固定電話Aに転送され、電気信号が着呼側固定電話AのスピーカーA1のコイル回路A3を通過するとき、変化する電流がスピーカーA1のメンブレンに対応する振動を生じさせ、これにより発呼側の元の音声が複製されて送り出される。一般的に、固定電話A中にはマイクA2とスピーカーA1だけでなく、その他の電気回路(コイル回路A3など)も設けられており、それによってマイクA2とスピーカーA1の間で信号の相互干渉が発生する問題を防いでいる。また、電話線Cから入ってくる信号は、抵抗器A8及びコイル回路A3を通じてスピーカーA1に接続され、且つ抵抗器A8及びコイル回路A3のインピーダンスはマイクA2のインピーダンスよりも低いため、入ってくる信号はほぼ全てスピーカーA1に伝送され、マイクA2には伝送されない。同時に、電話線Cの直流電圧によって生成された直流電流は、抵抗−コイル回路(A8−A3)とマイク−コイル回路(A2−A3)の2つのパスに分流され、そのうち、マイク−コイル回路(A2−A3)パスに沿う直流電流は、マイクが受け取った音声を交流電流に変換し、コイル回路(A3)の主巻線の上方パス(主巻線の上方パスの巻数は下方よりも若干少ない)だけを通るため、一部の電流はスピーカーA1に戻るものの、主要な電流は電話線Cによって伝送されていく。
また、従来の固定電話網システムは「公衆交換電話網」(Public Switched Telephone Network、以下はPSTNと呼ぶ)とも呼ばれる。PSTNは、グローバルな音声通信に用いられる電話交換ネットワークである。最初のPTSNは固定回線のアナログ電話ネットワークシステムであり、そのセントラルオフィススイッチと各クライアント(即ち、各固定電話)の間は上述のように銅銭(即ち、ツイストペアケーブル又は銅線ケーブル)で接続されていた。しかし、100年余りにわたって材料科学や通信技術が日々進歩するにつれ、それらの銅銭は徐々に光ファイバーケーブル、マイクロ波伝送線路、セルラーネットワーク、海底電話ケーブル、通信衛星などの現代化された通信インターフェイスに取って代わられ、通話に使用する周波数を0〜3.5khzの範囲に拡大することができるようになった。周波数がより高ければ、セントラルオフィススイッチに接続された時点で即座にフィルタ除去されるため、通信品質の安定性が確保され、且つアナログ音声信号をさらにサンプリング・定量化してデジタル信号にすることができ、デジタル交換伝送ネットワーク中で伝達することができる。これにより、今ある携帯無線電話や有線固定電話の全てを統一された交換局を通じて相互に連通させることが可能となり、世界中の任意の電話機が現代化されたPSTNシステムを通して、任意の他の電子機器端末と相互接続通信できるようになった。そこで、この変化に適応するため、現代化されたPSTNのコア交換ネットワークや設備は現在ほぼ完全にデジタル化されている。また従来のPSTNシステムは、数字の組み合わせ(つまり数字の電話番号)を使用することで異なる固定電話クライアントを表し、アドレス指定する。さらに、従来のPSTNシステムは、異なる固定電話クライアントの距離の遠さに基づき、電話を市内通話、長距離電話及び国際電話などの3種類のタイプに区分しており、そのうち、各固定電話クライアントが市内通話をかける場合、通常はそのまま電話番号を入力するだけでつなぐことができる。各固定電話クライアントが長距離電話又は国際電話をかける場合には、電話番号の前に、国内の市外局番を入力するか、又は先に国際電話識別番号を入力してから(例えば、米国とカナダは「011」が国際電話識別番号となる)、国番号、国内市外局番の順に入力する必要がある。ここ20年間にわたり、現代の無線通信システムやインターネット通信システムは、世界各地において凄まじい勢いでそのテリトリーを一気に拡大してきたが、その一方で、上述したように、世界にはまだ約12.6億の固定電話ユーザーがおり、且つ各固定電話ユーザーは家の中に少なくとも1台の固定電話を普通に有している。これらの膨大な数の固定電話ユーザー群は、ほとんどが比較的富裕で先進的且つ相対的に発展の速い固定電話網地域で生活している。固定電話網地域に住むユーザー達は、一般的に比較高い消費力を有するが、それらのユーザー達の大部分は既に高齢化しており、全体として記憶力や行動能力が徐々に衰えていく状態にある。また既に日常生活において専任者の介護を要する段階に達するほど衰えている場合も少なくない。それでも、固定電話網地域における高齢固定電話網ユーザー達は、固定電話特有の安定した双方向通信品質、簡易な数字入力手順、節電になり且つ停電に強い電気特性及び通話料率の安さという価格的優位性など、多くの利点に終始引きつけられており、自ずと各固定電話を家に欠かすことのできない必須通信設備と見なすことが習慣化している。
しかし、世界的な少子化の流れや傾向において、固定電話網地域における高齢固定電話網ユーザーが1人暮らしをしているという事実は、各固定電話網地域が直面し、解決しなければならない共通の重大な社会問題・現象となっている。そのため、各固定電話網地域における高齢固定電話網ユーザーの親孝行な子どもたちは、各高齢固定電話網ユーザーが日常生活で孤独や寂しさを感じないよう、各高齢固定電話網ユーザーのため、家の中にインターネット・プロトコル・テレビジョンを通常1台設置し、各高齢固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して、インターネット上で提供される豊富で多様な遠隔対話型ネットワークサービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報など)を得られるようすることで、各高齢固定電話網ユーザーの孤独感や寂しい気持ちを緩和できるようにしている。現在、各インターネット・プロトコル・テレビジョンは、いずれも大サイズ、高画質且つ色彩豊富でクリアなディスプレイ画面や、その場にいるようなサラウンド音響、プラグアンドプライのネットワークインターフェイスなどを具備している。各インターネット・プロトコル・テレビジョンが提供し、表示する上述の対話型ネットワークサービスは、上述した多くの電子デバイス又はスマートフォンと同じように、その中にプリセットされたWidgetを利用しており、関係するアプリケーションはインターネット・プロトコル・テレビジョンのホーム画面に表示され、これにより、各高齢固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョンを起動させれば、直ちに各インターネット・プロトコル・テレビジョンのホーム画面から必要な対話型情報(例えばリアルタイムの国際ニュース、よく聞く音楽など)又は最も多く利用する対話型サービスが得られるというものである。しかし、各電子デバイスにあまり触れることがなく、記憶力が低下している高齢固定電話網ユーザーにとって、Widgetの設定過程は繁雑で非直観的であるため、設定過程又は後の使用過程において各高齢固定電話網ユーザーが挫折してしまうことが多々生じ、各高齢固定電話網ユーザーの使用意欲やイメージに大きな影響を及ぼして、各高齢固定電話網ユーザーにインターネット・プロトコル・テレビジョンが提供する数多くの対話型情報又はサービスの使用を望まなくさせてしまう。
これに鑑み、何らかの通信ネットワークを構築する必要が全くないという前提において、既存のPSTN電話交換ネットワークCを及びインターネットだけを利用して、各高齢固定電話網ユーザーが使い慣れた各固定電話と各インターネット・プロトコル・テレビジョンとの間を双方向で完璧に協調させることにより、固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行することができるシステム及びその方法を如何に設計して、各高齢固定電話網ユーザーが固定電話上の簡単な数字入力インターフェイスによって指定サービス電話番号にかけるだけで、インターネット・プロトコル・テレビジョン上で好きな遠隔対話型サービスオプションを選択することができ、且つ遠隔顧客サービス担当者が使用する遠隔顧客サービス映像伝送装置とのP2Pによるネットワーク対話型接続を実現することができ、各インターネット・プロトコル・テレビジョン上で対応する各遠隔顧客サービス担当者が対話する表情や身体のクリアなビデオ画面を各高齢固定電話網ユーザーがはっきりと見ることができるだけでなく、各固定電話によって互いの相互コミュニケーションや対話の音声情報をクリア且つ安定的に伝送し、受信することができ、これにより、各高齢固定電話網ユーザーが慣れ親しんでいる自宅環境で気軽に操作でき、各固定電話の簡易な数字入力インターフェイスを使用でき、且つ安定した通信品質で対応する各遠隔顧客サービス担当者との音声による双方向コミュニケーション又は相談を行うことができるだけでなく、対応する各遠隔顧客サービス担当者のはっきりとした表情や身体動作の対話映像画面を各インターネット・プロトコル・テレビジョンの大サイズ且つ高画質なディスプレイ画面上ではっきりと見ることもでき、「まるで実際に人と一対一で交流しているかのよう」なバーチャル体験や感覚を効果的に実現することで、各高齢固定電話網ユーザーがインターネットから豊富且つ多様性のあるネットワーク対話型サービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報など)を頻繁に得られるようにして、各高齢固定電話網ユーザーの孤独感や寂しい気持ちを効果的に緩和できるようにするかが、当業者が解決を望む重要な課題であり、本発明が以下で深く検討し且つ解決しようとする重要な課題でもある。
固定電話網地域における膨大な数の高齢人口が直面する、付き添いや世話をしてくれる人がいないという深刻な問題に鑑み、発明者が多年に渡る実務経験を基に、多くの研究、開発、テスト及び改良を重ねた結果、ついに本発明である「固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行するシステム及びその方法」の設計に至り、それは固定電話とインターネット・プロトコル・テレビジョンとの間を双方向で完璧に協調させることにより、上述の多くの問題をオンライン上でリアルタイム且つスムーズに解決することができる。
本発明の目的の1つは、固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行するシステムを提供することであり、そのシステムは、少なくとも1つの固定電話、少なくとも1つのインターネット・プロトコル・テレビジョン、固定電話交換局、セントラルオフィスサーバ、少なくとも1つのクラウドサーバ、及び少なくとも1つの遠隔顧客サービス映像伝送装置を含む。そのうち、各固定電話はそれぞれ各固定電話網ユーザー側に設置され、且つ固定電話毎にユーザー電話番号が既に紐付けられている。各インターネット・プロトコル・テレビジョンは、それぞれ各固定電話網ユーザー側に設置され、その各々にディスプレイ画面が設けられているほか、各々がネットワーク接続機能も有しており、且つ各インターネット・プロトコル・テレビジョン(又はネットワーク構築機能を有し且つディスプレイ画面が設けられた、その他の電子デバイス。例えばタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなど)は各々に少なくとも1つのクライアントプログラム及びクライアントデータベースが内蔵されており、且つ各々がネットワーク機器(例えばルータ又はリピータなど)を通じてインターネットに接続することができる。固定電話交換局は固定電話網セントラルオフィスに設置され、且つ電話線を通じてそれぞれ各固定電話と互いに接続される。セントラルオフィスサーバは固定電話網セントラルオフィスに設置され、固定電話交換局と互いに接続されるほか、インターネット及び各ネットワーク機器を通じてそれぞれ各インターネット・プロトコル・テレビジョンと互いに接続することができ、且つセントラルオフィスサーバにはセントラルオフィスサーバプログラム及び遠隔対話型サービス加入者データベースが内蔵されており、セントラルオフィスサーバがセントラルオフィスサーバプログラムによって各インターネット・プロトコル・テレビジョンのクライアントプログラムとネットワーク接続を構築した状態において、セントラルオフィスサーバは各固定電話網ユーザーが各固定電話を通して送ってきた遠隔対話型サービスオプション番号を基に、遠隔対話型サービス加入者データベース内の固定電話網ユーザーに対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを調整することができ、その後、調整後の遠隔対話型サービスオプション設定データを対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンに送り返し、且つ各クライアントデータベース内に保存して、各固定電話網ユーザーが後に調査したり選択して使用したりするのに供し、これにより、各固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョン上で頻繁に使用する遠隔対話型サービスオプションを素早く正確に設定できるようにさせる。各クラウドサーバはそれぞれ各遠隔対話型サービスを提供するプロバイダー側に設置され、且つインターネット及び各ネットワーク機器を通じてそれぞれセントラルオフィスサーバ及び各インターネット・プロトコル・テレビジョンと互いに接続され、且つ各クラウドサーバには、提供する各遠隔対話型サービスコンテンツの違いに基づき、それぞれ異なるクラウドサーバプログラム及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベースが内蔵されており、これにより、各クラウドサーバが各固定電話網ユーザーの様々な選択に基づき、対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して各固定電話網ユーザーに各種様々な遠隔対話型顧客サービスを提供できるようにさせる。各遠隔顧客サービス映像伝送装置(又はネットワーク構築機能を有し且つディスプレイ画面が設けられた、その他の電子デバイス。例えばタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなど)はそれぞれ各遠隔対話型サービスを提供する顧客サービス担当者側に設置され、これにより、各顧客サービス担当者が対応する各種様々な遠隔対話型顧客サービスを各固定電話網ユーザーに提供できるようにさせるか、又は各遠隔顧客サービス映像伝送装置に設けられた音声識別機構が、各固定電話網ユーザーから対応する固定電話を通して伝達される音声コマンドに基づき、各固定電話網ユーザーが選択、要求又は必要とする遠隔対話型サービスに自動で切り替えられるようにさせる。
これにより、各固定電話網ユーザーが本発明のシステムから任意の遠隔対話型サービスを得たい場合には、家の中の各固定電話を取り、各遠隔対話型サービスに対応する指定サービス電話番号にかけるだけでよい。固定電話交換局は、指定サービス電話番号及び各固定電話に紐付けられたユーザー電話番号を受信すると、直ちに指定サービス電話番号及び各ユーザー電話番号をセントラルオフィスサーバに伝送し、その後、セントラルオフィスサーバが、指定サービス電話番号がある特定遠隔対話型サービスに対応していると判断した場合には、各ユーザー電話番号に基づき、固定電話網ユーザーが確かに特定遠隔対話型サービスの加入者であるか否かを遠隔対話型サービス加入者データベースから調べる。確かに加入者であると判断した場合には、セントラルオフィスサーバが遠隔対話型サービス加入者データベースから各ユーザー電話番号に対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンのIPアドレスを読み取り、且つ各インターネット・プロトコル・テレビジョンのIPアドレスを対応する各クラウドサーバに伝送して、対応する各クラウドサーバがインターネットを通じて対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を構築し、且つ対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ上に提供する少なくとも1つの遠隔サービスオプション及びそれに対応する少なくとも1つの遠隔顧客サービス担当者データを表示できるようにさせて、その後、各クラウドサーバが、各固定電話網ユーザーが選択した各遠隔サービスオプション及びそれに対応する各遠隔顧客サービス担当者に基づき、各遠隔顧客サービス担当者が使用する各遠隔顧客サービス映像伝送装置がそれぞれ対応する各固定電話及びインターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を構築できるようにさせて、これにより、各遠隔顧客サービス担当者が対応する各固定電話及びインターネット・プロトコル・テレビジョンを通して各固定電話網ユーザーの選択した各遠隔対話型サービスを提供できるようにさせる。同時に、セントラルオフィスサーバは、各固定電話網ユーザーが使用した各遠隔顧客サービス担当者が提供する各遠隔対話型サービスのタイプ及び期間について料金を計算し、且つ使用明細及び料金をそれぞれ遠隔対話型サービス加入者データベース及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベースに保存して、後の各固定電話網ユーザーの支払い及び各遠隔対話型顧客サービス担当者への賃金支払いの根拠とする。
これにより、各固定電話網ユーザー(特に高齢固定電話網ユーザー)が、各インターネット・プロトコル・テレビジョンが提供するクライアントプログラムの設定及び操作手順に精通していなくても、そのまま各固定電話が提供する簡易な数字入力インターフェイス、クリアで安定した双方向音声通信機能及び各インターネット・プロトコル・テレビジョンが提供する大サイズ且つ高画質の動画再生機能を通じて、対応する各遠隔対話型顧客サービス担当者のサポートの下で、必要な他の設定をスムーズに完了させることができ、これにより、各固定電話網ユーザーがスムーズ且つ正確に選択した各遠隔対話型顧客サービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報などの対話型サービス)を得られるようにしており、各高齢固定電話網ユーザーが固定電話によって指定サービス電話番号にかけるだけで、セントラルオフィスサーバが直ちにクラウドサーバにそれぞれ各固定電話及びインターネット・プロトコル・テレビジョンと接続関係を構築できるようにさせて、各インターネット・プロトコル・テレビジョン上に提供する遠隔対話型サービスオプション及びそれに対応する各遠隔顧客サービス担当者データを表示して、各高齢固定電話網ユーザーの参考に供し、且つ各固定電話が好きな遠隔対話型サービスオプション及び対応する遠隔顧客サービス担当者をダイヤル選択することによって、各固定電話及びインターネット・プロトコル・テレビジョンがそれぞれ対応する各遠隔顧客サービス担当者の遠隔顧客サービス映像伝送装置とネットワーク対話型接続を確立し、各高齢固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョン上で遠隔顧客サービス担当者の表情や動作のクリアな対話画面をはっきりと見られるようにすることができ、且つ各固定電話によって互いの相互コミュニケーションや対話の音声情報をクリア且つ安定的に伝送し、受信することができ、これにより、各高齢固定電話網ユーザーが慣れ親しんでいる自宅環境で気軽に操作でき、各固定電話の簡易な数字入力インターフェイスを使用でき、且つ安定した音声通信品質で各遠隔顧客サービス担当者との音声による双方向コミュニケーション又は相談を行うことができるだけでなく、各遠隔顧客サービス担当者の顔の表情や身体動作のクリアな映像画面を各インターネット・プロトコル・テレビジョンの大サイズ且つ高画質なディスプレイ上ではっきりと見ることもでき、まるで「実際に人と一対一で交流している」かのような視覚対話体験や感覚を効果的に実現することで、各高齢固定電話網ユーザーがインターネットから豊富且つ多様性のある遠隔対話型ネットワークサービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報など)をいつも気軽に得ることができるため、各高齢固定電話網ユーザーの孤独感や寂しい気持ちを効果的に緩和することができ、これにより、各高齢固定電話網ユーザーに対する遠隔付き添い、保護及び老化防止サービスという最終的な目的を効果的に実現することができる。
本発明の別の目的は、固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行する方法を提供することであり、その方法はインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスシステムに使用され、インターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスシステムは、少なくとも1つの固定電話、少なくとも1つのインターネット・プロトコル・テレビジョン(又はネットワーク構築機能を有し且つディスプレイ画面が設けられたタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなど)、固定電話交換局、セントラルオフィスサーバ、少なくとも1つのクラウドサーバ、及び少なくとも1つの遠隔顧客サービス映像伝送装置などの装置が組み合わされて成り、そのうち、各インターネット・プロトコル・テレビジョンは各々に少なくとも1つのクライアントプログラム及びクライアントデータベースが内蔵されており、且つ各々が少なくとも1つのネットワーク機器(例えばルータ又はリピータなど)を通じてインターネットに接続され、且つインターネットを通じてそれぞれセントラルオフィスサーバ及び各クラウドサーバと互いに接続され、且つクライアントデータベース中には対応するクライアント設定データが保存される。各固定電話は電話線を通じてそれぞれ固定電話交換局に接続され、固定電話交換局はそれぞれセントラルオフィスサーバ及び各クラウドサーバと互いに接続される。セントラルオフィスサーバにはセントラルオフィスサーバプログラムが内蔵され、且つ遠隔対話型サービス加入者データベースが設けられており、セントラルオフィスサーバがセントラルオフィスサーバプログラムによって各インターネット・プロトコル・テレビジョンのクライアントプログラムと接続を構築した状態において、セントラルオフィスサーバは編集コマンド(例えば固定電話網ユーザーが各固定電話を通して入力した遠隔対話型サービスオプション番号)に基づき、遠隔対話型サービス加入者データベース内の固定電話網ユーザーに対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを調整することができ、その後、調整後の遠隔対話型サービスオプション設定データをインターネット・プロトコル・テレビジョンに送り返し、それによってインターネット・プロトコル・テレビジョンがクライアントデータベース内の対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを再設定できるようにさせる。各クラウドサーバはその特性の違いに基づき、また各固定電話網ユーザーの様々な選択に基づき、対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して各固定電話網ユーザーに各種様々な遠隔対話型顧客サービスを提供することができ、各クラウドサーバにはそれぞれクラウドサーバプログラム及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベースが内蔵されている。各遠隔顧客サービス映像伝送装置(又はネットワーク構築機能を有し且つディスプレイ画面が設けられた、その他の電子デバイス。例えばタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなど)はそれぞれ各遠隔対話型サービスを提供する遠隔顧客サービス担当者側に設置され、これにより、各遠隔顧客サービス担当者が対応する各種様々な遠隔対話型顧客サービスを各固定電話網ユーザーに提供できるようにさせるか、又は各遠隔顧客サービス映像伝送装置に設けられた音声識別機構が、各固定電話網ユーザーから対応する固定電話を通して伝達される音声コマンドに基づき、各固定電話網ユーザーが選択、要求又は必要とする遠隔対話型サービスに自動で切り替えられるようにさせる。この方法は、これらの装置がそれぞれ以下の工程に従って処理を行えるようにさせる。
固定電話交換局が、各固定電話が入力した現在の電話番号を受信したか否か、継続的に判断する。現在の電話番号を受信したならば、次の工程に進む。現在の電話番号を受信していないならば、本工程を繰り返す。
固定電話交換局が、現在の電話番号が遠隔対話型サービスを提供するサービス電話番号に属するか否かを判断する。サービス電話番号に属するならば、次の工程に進む。サービス電話番号に属さないならば、1つ前の工程に戻る。
セントラルオフィスサーバが、各固定電話に紐付けられたユーザー電話番号に基づき、サービス電話番号が提供する遠隔対話型サービスに各ユーザー電話番号が加入済みか否かを遠隔対話型サービス加入者データベースから検索する。加入済みならば、次の工程に進む。加入済みでないならば、固定電話交換局が現在の電話番号に従って、各固定電話を現在の電話番号の着呼側に直接接続させて、発呼側と着呼側が相互に通話できるようにさせる。
セントラルオフィスサーバが遠隔対話型サービス加入者データベースから各ユーザー電話番号に対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンのIPアドレスを検索し、且つ対応する各クラウドサーバがインターネットを通じて対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を構築できるようにさせ、且つ対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ上に提供する少なくとも1つの遠隔サービスオプション及びそれに対応する少なくとも1つの遠隔顧客サービス担当者データを表示し、その後、固定電話交換局が、各固定電話網ユーザーが各固定電話を通して必要とする遠隔サービスオプション及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者をダイヤル選択したか否か判断する。ダイヤル選択したならば、次の工程に進む。ダイヤル選択していないならば、終了する。
各クラウドサーバが、ユーザーが選択した遠隔サービスオプション及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者に基づき、遠隔顧客サービス担当者の使用する遠隔顧客サービス映像伝送装置がそれぞれ対応する各固定電話及びインターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を構築できるようにさせて、これにより、遠隔顧客サービス担当者が対応する各固定電話及びインターネット・プロトコル・テレビジョンを通して固定電話網ユーザーの選択した遠隔対話型サービスを提供できるようにさせる。同時に、セントラルオフィスサーバは、各固定電話網ユーザーが使用した各遠隔顧客サービス担当者が提供する遠隔対話型サービスのタイプ及び期間について料金を計算し、且つ使用明細及び料金をそれぞれ遠隔対話型サービス加入者データベース及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベースに保存して、後の固定電話網ユーザーの支払い及び顧客サービス担当者への賃金支払いの根拠とする。
これにより、新たに通信システムをさらに構築する必要が全くない状態において、既存の成熟した固定電話網システム及びインターネットを利用するだけで、各インターネット・プロトコル・テレビジョンが提供するクライアントプログラムの設定や操作手順に精通していない各固定電話網ユーザー(特に高齢固定電話網ユーザー)が、そのまま各固定電話が提供する簡易な数字入力インターフェイス、クリアで安定した双方向音声通信機能及び各インターネット・プロトコル・テレビジョンが提供する大サイズ且つ高画質の動画再生機能を通じて、対応する各遠隔対話型顧客サービス担当者のサポートの下で、必要な各項目設定や操作手順を気軽且つスムーズに完了させることができ、これにより、各固定電話網ユーザーがスムーズ且つ正確に選択した各遠隔対話型顧客サービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報などの対話型サービス)を得られるようにしており、各高齢固定電話網ユーザーが固定電話によって指定サービス電話番号にかけるだけで、セントラルオフィスサーバが直ちに各ユーザー電話番号に基づき、遠隔対話型サービス加入者データベースによって、固定電話網ユーザーが指定電話番号に対応する遠隔対話型サービスに加入済みか否かを判断することができる。これにより、各インターネット・プロトコル・テレビジョンがインターネットに接続済みである状態において、クラウドサーバが各ユーザー電話番号及びインターネット・プロトコル・テレビジョンのIPアドレスに基づき、それぞれ対応する各固定電話及びインターネット・プロトコル・テレビジョンと接続関係を構築できるようにさせて、各インターネット・プロトコル・テレビジョン上に提供する遠隔対話型サービスオプション及びそれに対応する各遠隔顧客サービス担当者データを表示して、各高齢固定電話網ユーザーの参考に供し、且つ各固定電話を通して好きな遠隔対話型サービスオプション及び遠隔顧客サービス担当者をダイヤル選択し、さらにクラウドサーバが各高齢固定電話網ユーザーの選択した遠隔対話型サービスオプション及び各遠隔顧客サービス担当者に基づき、それぞれ各遠隔顧客サービス担当者の遠隔顧客サービス映像伝送装置とネットワーク対話型接続を確立できるようにさせることにより、各高齢固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョン上で遠隔顧客サービス担当者の表情や動作のクリアな対話画面をはっきりと見られるようにすることができ、且つ各固定電話によって互いの相互コミュニケーションや対話の音声情報をクリア且つ安定的に伝送し、受信することができ、これにより、各高齢固定電話網ユーザーが慣れ親しんでいる自宅環境で気軽に操作でき、各固定電話の簡易な数字入力インターフェイスを使用でき、且つ安定した音声通信品質で各遠隔顧客サービス担当者との音声による双方向コミュニケーション又は相談を行うことができるだけでなく、各遠隔顧客サービス担当者の顔の表情や身体動作のクリアな映像画面を各インターネット・プロトコル・テレビジョンの大サイズ且つ高画質なディスプレイ上ではっきりと見ることもでき、まるで「実際に人と一対一で交流している」かのような視覚対話体験や感覚を効果的に実現することで、各高齢固定電話網ユーザーがインターネットから豊富且つ多様性のある遠隔対話型ネットワークサービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報など)をいつも気軽に得ることができるため、各高齢固定電話網ユーザーの孤独感や寂しい気持ちを効果的に緩和することができ、これにより、各高齢固定電話網ユーザーに対する遠隔付き添い、保護及び老化防止サービスという最終的な目的を効果的に実現することができる。
審査官が本発明の技術手段、工程フロー及びその目的をより認識し理解できるよう、以下では実施例を挙げ、図面と合わせて詳しく説明する。
従来の固定電話網システム及び固定電話の接続アーキテクチャ概念図である。 本発明の遠隔対話型顧客サービスシステムの接続アーキテクチャ概念図である。 本発明の遠隔対話型顧客サービスシステムにおいて、インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ画面上に表示された、遠隔対話型顧客サービスオプションの概念図である。 本発明の遠隔対話型顧客サービスシステムにおいて、インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ画面上に表示された、遠隔対話型顧客サービスオプション及び遠隔顧客サービス担当者データの概念図である。 本発明の遠隔対話型顧客サービスシステムにおいて、インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ画面上に分割画面で表示された、固定電話網ユーザーと遠隔顧客サービス担当者の双方間がリアルタイムに映像対話を行う概念図である。 本発明の遠隔対話型顧客サービスシステムにおいて、インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ画面上に分割画面で表示された、固定電話網ユーザー、遠隔顧客サービス担当者及び専門家の三者間がリアルタイムに映像対話を行う概念図である。 本発明の方法のフローチャートである。
従来の遠隔顧客サービスは、いずれも音声をコミュニケーションインターフェイスとして、顧客に遠隔の音声対話型サービスを提供するにとどまっていた。例えば、顧客に遠隔の音声対話型サービスを提供するため、電話がコミュニケーションインターフェイスのツールとされていた。しかし、科学技術における産業の弛まぬアップデートや進歩するにつれて、次世代のスマートフォン又はコンピュータネットワークによる映像情報システムが人々の遠隔顧客サービスに対する従来のステレオタイプを打ち破るようになった。次世代のスマートフォン又はコンピュータネットワークによる映像情報システムでは、高画質のディスプレイ画面上に、遠隔顧客サービス担当者が提供する滑らかでクリアな音声及び映像サービスコンテンツ(遠隔顧客サービス担当者の映像及び音声を含む)を表示することができるため、加入側とサービス側はP2Pの接続方法により、それぞれ加入側又はサービス側が遠隔顧客サービスの音声及び映像対話インターフェイスを起動することで、相互間の双方向コミュニケーションを実現することができ、これにより、サービス側が加入側のニーズに基づき、加入側が必要とする遠隔顧客サービスコンテンツを提供できるようにさせている。携帯電話(又はスマートフォン)だけを用いて直接モバイル通信接続で映像コミュニケーションを行う例では、もし完全にこの接続方法をインターフェイスツールとして遠隔顧客サービスを提供する場合、必然的にそれに使用するP2P接続のモバイル通信費用が高くなり、加入側に極めて大きな経済的負担が生じてしまうため、加入側はサービス側が提供する各種遠隔顧客サービスコンテンツを常に使用することを望まなくなるか又は気が向かなくなってしまう。これに鑑み、携帯電話(又はスマートフォン)を用いて直接モバイル通信接続で映像コミュニケーションを行うのにかかる高い費用を効果的に低減するため、多くの加入側ユーザーが想到するのは、インターネット(Internet)を間接的に使用して映像コミュニケーションを行うことである。例えば、加入側はWi−Fiの無線帯域幅を活用し、携帯電話の番号で接続認証することにより、サービス側と遠隔映像コミュニケーションのサービス機構を構築することができる。例として、Apple iOSのアプリケーションであるFaceTime(登録商標)を用いて提供される遠隔サービス、又はLineなどの他の通信アプリケーションを用いて提供される多様化された遠隔サービス機能などがある。
しかし、上述のいずれのアプリケーションを使用する場合でも、加入側ユーザーが携帯電話(又はスマートフォン)上で各アプリケーションが提供する遠隔サービス機能を正常且つスムーズに使用できるようにするためには、加入側ユーザーが携帯電話(又はスマートフォン)に各アプリケーションをインストールする際に、必ず先に会員登録手順(例えば会員基本情報、会員アカウント及び会員パスワードの設定など)を完了しなければならず、正式にサービス側の会員になってはじめて、携帯電話(又はスマートフォン)番号又は別に取得した個別のIDに基づき、サービス側とネットワーク上の映像接続を構築することができ、これにより、サービス側が提供する各種遠隔サービスコンテンツを比較的低コストのP2Pネットワーク通信で取得することができる。この低コスト且つフレキシブルなP2Pネットワーク通信の選択は、Wi−Fiの大部分が非固定IPであるため、加入側ユーザーが特殊なインターフェイスによって携帯電話(又はスマートフォン)のIPに対して何らかの処理を行う必要が全くないという前提において、比較的低コストのP2Pネットワーク通信でサービス側との映像接続の構築を容易に完了させることができるものの、上述したように、加入側ユーザーが携帯電話(又はスマートフォン)に各アプリケーションをインストールする際に、やはり必ず先に会員登録手順(例えば会員基本情報、会員アカウント及び会員パスワードの設定など)を完了しなければならず、且つ各アプリケーション(特に時間課金サービスを提供するアプリケーション)を利用しようする際に毎回必ず会員アカウントと会員パスワードを少なくとも入力しなければならず、それによって確認されてはじめてサービス側とネットワーク上の映像接続が構築されて、サービス側が提供する各種遠隔サービスコンテンツを取得することができる。
上述のように、現在全世界で流行している携帯電話(又はスマートフォン)は、加入側とサービス側とのP2Pによる映像対話接続を構築可能であり、且つ加入側又はサービス側がそれぞれ携帯電話(又はスマートフォン)によって遠隔顧客サービスの音声及び映像対話インターフェイスを起動し、相互間の双方向コミュニケーションを実現できるようにさせることで、サービス側が加入側のニーズに基づき、加入側が必要とする遠隔顧客サービスコンテンツを提供できるようにさせる。しかし、各携帯電話(又はスマートフォン)の軽い・薄い・小型という形状構造上の長所や、Widgetの機能が非常に多いという特長は、世界の固定電話網地域で生活する約12.6億の固定電話ユーザーからすれば、それらの固定電話ユーザーの大部分は第2次世界大戦の終戦後、戦後のベビーブーム期間(専ら1945年〜1965年の期間を指す)に生まれた固定電話網ユーザーに属し、これら膨大な数の固定電話網ユーザーは現在既に54〜74歳になっており、世界の固定電話網地域において、各種電子デバイスにあまり触れることがなく、且つ行動能力、記憶力、視力又は聴力の衰えに直面する高齢固定電話網ユーザーに属する故に、各携帯電話(又はスマートフォン)における上述の長所や特長は、かえって高齢固定電話網ユーザーがその通信アプリケーションが提供する多様な遠隔対話型サービス機能を使用する上での障害となり、高齢固定電話網ユーザーに極めて大きな不便や混乱をもたらしてしまう。特に、上述したように、時間課金サービスを要するアプリケーションを使用する場合には、毎回必ず会員アカウントとパスワードを入力しなければならず、それによって確認されてはじめてサービス側とネットワーク上の映像接続が構築されて、サービス側から必要な各種遠隔サービスコンテンツを取得することができる。この簡単に思える作業は、実際には高齢固定電話網ユーザーにとって非常に不便であり、困難ですらある。また、サービス側とネットワーク上の映像接続を確立した後も、高齢固定電話網ユーザーのひどく衰えた視力や聴力では、各携帯電話(又はスマートフォン)の小サイズのディスプレイ画面及び限界のある音質や音量によってサービス側が提供する各種遠隔対話型動画映像サービスコンテンツをはっきりと見たり聞いたりすることは難しく、さらには設定過程又は後の使用過程において頻繁に挫折してしまうため(例えば、設定ミスや、会員アカウントとパスワードを忘れてしまうなど)、各携帯電話(又はスマートフォン)上で各種遠隔対話型動画映像サービスを使用することに対する高齢固定電話網ユーザーのイメージや使用意欲に大きな影響を及ぼしてしまう。これにより、高齢固定電話網ユーザーは、携帯電話(又はスマートフォン)上で各種遠隔対話型動画映像サービスを使用することを望まなくなるか又は気が向かなくなってしまう。
これに対し、従来の固定電話はというと、再び図1を参照して、PSTN電話システム中、各固定電話はいずれも専用線に相当するアーキテクチャを呈しているため、各固定電話のPSTN電話システム上のIDは既にセントラルオフィス(即ち電信公司)が分配したユーザー電話番号によって紐付けられている。従って、固定電話網ユーザー側が固定電話Aでかけようと受話器を取るたびに、セントラルオフィスの(即ちセントラルオフィススイッチD)制御プラットフォーム側が固定電話網ユーザー側のユーザー電話番号及びその確かなアドレスを直ちに識別することができ、固定電話網ユーザー側が固定電話Aでかけようとするたびに発呼側のユーザー電話番号及び確かなアドレスを再び設定したりログインしたりする必要はない。これに鑑み、発明者は、もしPSTN電話システムが提供する上述の識別機構を有効に利用することができれば、クライアントが時間課金サービスを要するアプリケーションへ加入し且つ使用した際の、サービス側の各クライアントに対する検証及び課金の精確な識別を自ずと解決することができ、且つ各クライアントが使用した時間課金サービスを要するアプリケーションの請求書についても、既存の固定電話の請求書における課金システムと統合することができ、ログイン、検証及び課金システムをさらに別途構築する必要が全くなくなることに想到した。
上述したように、各固定電話網地域における高齢固定電話網ユーザーの親孝行な子どもたちは、各高齢固定電話網ユーザーが日常生活で孤独や寂しさを感じないよう、各高齢固定電話網ユーザーのため、家の中にインターネット・プロトコル・テレビジョンを通常1台設置することができ、各高齢固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して、インターネット上で提供される豊富で多様な遠隔対話型ネットワークサービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報など)を得られるようすることで、各高齢固定電話網ユーザーの孤独感や寂しい気持ちを緩和できるようにしている。そのため、もし固定電話の操作が簡単な数字入力インターフェイスを利用して、各インターネット・プロトコル・テレビジョンが提供する各種遠隔対話型動画映像サービスを起動し、実行することができ、同時に、各インターネット・プロトコル・テレビジョンが提供する大サイズ、高画質且つ色彩豊富でクリアなディスプレイ画面や、その場にいるようなサラウンド音響を活用して各種遠隔対話型動画映像サービスを行うことができるならば、各高齢固定電話網ユーザーに視覚と聴覚による最高の映像サービス効果を提供できるだけでなく、加入側とサービス側のどちらにもネットワークカメラ(マイクを含む)が設置された状況において、各高齢固定電話網ユーザーが各固定電話によって好きな遠隔対話型サービスオプションをダイヤル選択することができ、且つそれぞれ対応する遠隔顧客サービス担当者とネットワーク対話型接続を確立することができ、各高齢固定電話網ユーザーが家の中のインターネット・プロトコル・テレビジョン上で遠隔顧客サービス担当者の表情や動作のクリアな映像画面をはっきりと見られるようにすることができ、且つ固定電話によって互いの相互コミュニケーションや対話の音声情報をクリア且つ安定的に伝送し、受信することができ、これにより、高齢固定電話網ユーザーが慣れ親しんでいる自宅環境で気軽に操作でき、固定電話が提供する簡易な数字入力インターフェイスや安定した双方向通信品質を用いて、遠隔顧客サービス担当者との音声による双方向コミュニケーションや相談を行うことができるだけでなく、遠隔顧客サービス担当者の顔の表情や身体動作のクリアな映像画面をインターネット・プロトコル・テレビジョンの大サイズ且つ高画質なディスプレイ上ではっきりと見ることもでき、「まるで実際に人と一対一で交流している」かのようなバーチャル体験や感覚を効果的に実現することで、高齢固定電話網ユーザーがこの遠隔対話型ネットワークサービスを好むようになり、さらにインターネットから豊富且つ多様性のある遠隔対話型ネットワークサービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報など)をいつも得ることを望むようになるか又は喜ぶようになり、これにより、各高齢固定電話網ユーザーの孤独感や寂しい気持ちを効果的に緩和することができ、且つ各高齢固定電話網ユーザーに対する遠隔付き添い、保護及び老化防止サービスという最終的な目的を実際に実現することができる。これが即ち以下で詳細に検討し、訴求しようとする本発明の主眼点である。
<実施例1>
本発明は、上述した発明の訴求点及び理念に基づき、発明者の長い期間に渡る研究、開発、実験及びテストを経て、ついに完成したものである。本発明の1つの好適な実施例では、「固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行するシステム1」を提供する。図2を参照して、システム1は、少なくとも1つの固定電話10、少なくとも1つのインターネット・プロトコル・テレビジョン11、固定電話交換局20、セントラルオフィスサーバ21、少なくとも1つのクラウドサーバ31及び少なくとも1つの遠隔顧客サービス映像伝送装置50を含む。そのうち、再び図2を参照して、各固定電話10はそれぞれ各固定電話網ユーザー側に設置され、且つ固定電話10毎にユーザー電話番号が既に紐付けられている。各インターネット・プロトコル・テレビジョン11は、それぞれ各固定電話網ユーザー側に設置され、その各々にディスプレイ画面110が設けられているほか、各々がネットワーク接続機能も有している。本発明の他の好適な実施例では、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11は他の電子デバイスでもよく(例えばタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなど)、各他の電子デバイスにディスプレイ画面110が設けられており、且つネットワーク接続機能を有してさえいれば、いずれも本発明がここでいうインターネット・プロトコル・テレビジョン11に属することを理解されたい。
また、再び図2を参照して、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11には、各々に少なくとも1つのクライアントプログラム111及びクライアントデータベース112が内蔵されており、且つ各々が少なくとも1つのネットワーク機器12(例えばルータ又はリピータなど)を通じてインターネット40に接続することができる。固定電話交換局20は固定電話網セントラルオフィス(中華電信の機械室など)に設置され、且つ電話線Cを通じてそれぞれ各固定電話10と互いに接続される。セントラルオフィスサーバ21は固定電話網セントラルオフィスに設置され、固定電話交換局20と互いに接続することができるほか、順にインターネット40及び各ネットワーク機器12を通じてそれぞれ各インターネット・プロトコル・テレビジョン11と互いに接続することができ、且つセントラルオフィスサーバ21にはセントラルオフィスサーバプログラム210及び遠隔対話型サービス加入者データベース211が内蔵されており、セントラルオフィスサーバ21がセントラルオフィスサーバプログラム210によって各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のクライアントプログラム111とネットワーク接続を構築した状態において、セントラルオフィスサーバ21は各固定電話網ユーザーが各固定電話10を通して送ってきた遠隔対話型サービスオプション番号に基づき、遠隔対話型サービス加入者データベース211内の固定電話網ユーザーに対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを調整することができ、その後、調整後の遠隔対話型サービスオプション設定データを対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11に送り返し、且つ各クライアントデータベース112内に保存して、各固定電話網ユーザーが後に調査したり選択して使用したりするのに供し、これにより、各固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョン11上で頻繁に使用する遠隔対話型サービスオプションを素早く正確に設定できるようにさせる。各クラウドサーバ31はそれぞれ各遠隔対話型サービスを提供するプロバイダー側に設置され、且つインターネット40及び各ネットワーク機器12を通じてそれぞれセントラルオフィスサーバ21及び各インターネット・プロトコル・テレビジョン11と互いに接続され、且つ各クラウドサーバ31には、提供する各遠隔対話型サービスコンテンツの違いに基づき、それぞれ異なるクラウドサーバプログラム310及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベース311が内蔵されており、これにより、各クラウドサーバ31が各固定電話網ユーザーの様々な選択に基づき、対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11を通して各固定電話網ユーザーに各種様々な遠隔対話型顧客サービスを提供できるようにさせる。各遠隔顧客サービス映像伝送装置50はそれぞれ各遠隔対話型サービスを提供する顧客サービス担当者側に設置され、これにより、各顧客サービス担当者が各種様々な遠隔対話型サービスの音声及び動画信号を各固定電話網ユーザーに対応する各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11へ伝送できるようにさせる。本発明の他の好適な実施例では、遠隔顧客サービス映像伝送装置50は他の電子デバイスでもよく(例えばタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなど)、それにディスプレイ画面500、ネットワークカメラ501(マイクを含む)が設けられており、且つネットワーク接続機能を有してさえいれば、いずれも本発明がここでいう遠隔顧客サービス映像伝送装置50に属することを理解されたい。
これにより、再び図2を参照して、各高齢固定電話網ユーザーが本発明のシステムから任意の遠隔対話型サービスを得たい場合には、家の中の各固定電話10を取り、各遠隔対話型サービスに対応する指定サービス電話番号にかけるだけでよい。固定電話交換局20は、指定サービス電話番号及び各固定電話10に紐付けられたユーザー電話番号を受信すると、直ちに指定サービス電話番号及び各ユーザー電話番号をセントラルオフィスサーバ21に伝送する。その後、セントラルオフィスサーバ21が、指定サービス電話番号がある特定遠隔対話型サービスに対応していると判断した場合には、各ユーザー電話番号に基づき、固定電話網ユーザーが特定遠隔対話型サービスの加入者であるか否かを遠隔対話型サービス加入者データベース211から調べる。固定電話網ユーザーが確かに特定遠隔対話型サービスの加入者である場合には、セントラルオフィスサーバ21が遠隔対話型サービス加入者データベース211から各ユーザー電話番号に対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のIPアドレスを読み取り、且つ各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のIPアドレスを対応する各クラウドサーバ31に伝送して、対応する各クラウドサーバ31がインターネット40を通じて対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11と接続を構築できるようにさせるとともに、図3を参照して、対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のディスプレイ画面110上に提供する少なくとも1つの遠隔サービスオプションS、S、S、S(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報及び医療情報など)と、図4を参照して、それに対応する少なくとも1つの遠隔顧客サービス担当者データPI、PI、PI(例えば遠隔顧客サービス担当者の氏名、資格・経歴及び写真など)を表示できるようにさせる。その後、各クラウドサーバ31が、各固定電話網ユーザーが各固定電話10を通してダイヤル選択した各遠隔サービスオプションS、S、S、S及びそれに対応する各遠隔顧客サービス担当者PI、PI、PI(例えば図4は、31に対応する太極拳情報サービス及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者PIをダイヤル選択したことを示している)に基づき、各遠隔顧客サービス担当者PIが対応する各遠隔顧客サービス映像伝送装置50を使用してそれぞれ各高齢固定電話網ユーザーに対応する各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11と接続を構築できるようにさせて、これにより、各遠隔顧客サービス担当者が対応する各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11を通して各高齢固定電話網ユーザーの選択した各遠隔対話型サービスを提供できるようにさせる。同時に、再び図2を参照して、セントラルオフィスサーバ21は、各固定電話網ユーザーが使用した各遠隔顧客サービス担当者PIが提供する各遠隔対話型サービスのタイプ及び期間について料金を計算し、且つ使用明細及び料金をそれぞれ遠隔対話型サービス加入者データベース211及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベース311に保存して、後の各固定電話網ユーザーの支払い及び各遠隔対話型顧客サービス担当者への賃金支払いの根拠とする。
これにより、再び図2、図3及び図4を参照して、各固定電話網ユーザー(特に高齢固定電話網ユーザー)は、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11が提供するクライアントプログラム111の設定や操作手順に精通していなくても、そのまま各固定電話10が提供する簡易な数字入力インターフェイス、クリアで安定した双方向音声通信機能及び各インターネット・プロトコル・テレビジョン11が提供する大サイズ且つ高画質の動画再生機能を通じて、対応する各遠隔対話型顧客サービス担当者のサポートの下で、必要なその他の設定をスムーズに完了させることができ、これにより、各固定電話網ユーザーがスムーズ且つ正確に選択した各遠隔対話型顧客サービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報などの対話型サービス)を得られるようにしており、各高齢固定電話網ユーザーが固定電話10によって指定サービス電話番号にかけるだけで、セントラルオフィスサーバ21が直ちに各ユーザー電話番号に基づき、遠隔対話型サービス加入者データベース211を利用して、固定電話網ユーザーが指定電話番号に対応する指定遠隔対話型顧客サービスに加入済みか否かを判断することができる。これにより、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11がインターネット40に接続済みである状態において、セントラルオフィスサーバ21が各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のIPアドレスに基づき、クラウドサーバ31がそれぞれ対応する各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11と接続関係を構築できるようにさせて、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のディスプレイ画面上に提供する遠隔対話型サービスオプションS、S、S、S及びそれに対応する各遠隔顧客サービス担当者データPI、PI、PIを表示して、各高齢固定電話網ユーザーの参考に供し、且つ各固定電話10を通して好きな遠隔対話型サービスオプションS、S、S、S及びそれに対応する各遠隔顧客サービス担当者PI、PI、PIをダイヤル選択し、これにより、クラウドサーバ31が各高齢固定電話網ユーザーのダイヤル選択した遠隔対話型サービスオプションS、S、S、S及びそれに対応する各遠隔顧客サービス担当者データPI、PI、PIに基づき、各高齢固定電話網ユーザーが使用する各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11と、それぞれ対応する各遠隔顧客サービス担当者が使用する各遠隔顧客サービス映像伝送装置50とのネットワーク対話型接続を確立できるようにさせることで、各高齢固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョン11上で遠隔顧客サービス担当者の表情や動作のクリアな対話型映像画面をはっきりと見られるようにすることができるだけでなく、各固定電話10によって互いの相互コミュニケーションや対話の音声情報をクリア且つ安定的に伝送し、受信することもでき、これにより、各高齢固定電話網ユーザーが慣れ親しんでいる自宅環境で気軽に操作でき、且つ各固定電話10の簡易な数字入力インターフェイスを使用でき、且つクリアで安定した双方向音声通信機能で各遠隔顧客サービス担当者との音声による双方向コミュニケーション又は相談を行うことができるだけでなく、各遠隔顧客サービス担当者の顔の表情や身体動作のクリアな映像画面を各インターネット・プロトコル・テレビジョン11が提供する大サイズ且つ高画質なディスプレイ110上ではっきりと見ることもでき、まるで「実際に人と一対一で交流している」かのような視覚的対話体験や感覚を効果的に実現することで、各高齢固定電話網ユーザーがこの視覚対話体験を好み、喜んでインターネット40から豊富且つ多様性のある遠隔対話型ネットワークサービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報など)を得るようにさせることができ、これにより、各高齢固定電話網ユーザーの孤独感や寂しい気持ちを効果的に緩和することができ、且つ各高齢固定電話網ユーザーに対する遠隔付き添い、保護及び老化防止サービスという最終的な目的を効果的に実現することができる。
上述は、本発明のシステムの好適な実施例に過ぎず、本発明の実際の実施においてはこれらに限らない。再び図2を参照して、セントラルオフィスサーバ21の設置は固定電話網セントラルオフィスに限らず、実際の必要に応じて、クラウドサーバ31のように、それぞれ固定電話網セントラルオフィス以外の任意の場所又は位置に設置することができ、且つ専用線を通じてそれぞれ固定電話交換局20と互いに接続し、セントラルオフィスサーバ21又はクラウドサーバ31がそれぞれ専ら特定の企業又は機関などのサービスのための構内交換機(Private Branch Exchange、略称はPBX)となれるようにすることができ、これにより、各遠隔顧客サービス映像伝送装置50が順にセントラルオフィスサーバ21又はクラウドサーバ31及び固定電話交換局20を通じてそれぞれ各高齢固定電話網ユーザーに対応する各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11と直接に接続を構築できるようにさせることで、各遠隔顧客サービス担当者が対応する各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11を通して各高齢固定電話網ユーザーの選択した各遠隔対話型サービスを提供できるようにさせる。
上述は、本発明のシステムの幾つかの好適な実施例に過ぎず、本発明の実際の実施においては、これらに限られず、再び図2を参照して、各固定電話網ユーザー側にネットワークカメラ113(マイクを含む)を増設し、且つ各ネットワークカメラ113がインターネット40を通じて各遠隔顧客サービス担当者側に設置された遠隔顧客サービス映像伝送装置50と互いに接続できるようにさせてもよい。図5を参照して、各固定電話網ユーザー(リアルタイム映像U)と各遠隔顧客サービス担当者(リアルタイム映像S)が互いに双方向コミュニケーションを行なうとき、互いがそれぞれ各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のディスプレイ画面110及び遠隔顧客サービス映像伝送装置50のディスプレイ画面500を通して相手の顔の表情や身体の動作のリアルタイム且つクリアなリアルタイム映像S、Uをはっきりと見ることができ、これにより互いの相互コミュニケーションや対話の効果や実感が効果的に強化される。また、再び図5を参照して、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11及び各遠隔顧客サービス映像伝送装置50は、各固定電話網ユーザーと各遠隔顧客サービス担当者が互いに双方向コミュニケーションを行う際のリアルタイム映像S、U及び関係する対話情報INFORM(例えば互いの双方向コミュニケーション時に使用を要する文字や映像など)を、分割画面方式でそれぞれ各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のディスプレイ画面110及び各遠隔顧客サービス映像伝送装置50のディスプレイ画面500に表示して、互いの比較参考に供することもでき、これにより、互いの遠距離対話における距離感を効果的に縮めて、互いの双方向コミュニケーションをより温かく和やかにすることができる。その他にも、本発明の他の好適な実施例では、各遠隔顧客サービス担当者が提供する遠隔対話型サービスコンテンツの専門性を効果的に高め、強化するために、再び図2を参照して、各遠隔顧客サービス映像伝送装置50内には、提供する各遠隔対話型サービスコンテンツの違いに基づき、それぞれ異なる対話型遠隔サービスプログラム502及び対話型遠隔サービス専門家データベース503が内蔵されており、そのうち、対話型遠隔サービスプログラム502は、各遠隔顧客サービス映像伝送装置50がそれぞれ各固定電話網ユーザー側の対応する各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11と互いに接続された状態において、各固定電話網ユーザーの需要又は要求に基づき、対話型遠隔サービス専門家データベース503中から対応する遠隔サービス専門家を選択し、且つ各遠隔サービス専門家側に設置された遠隔専門家映像伝送装置60がそれぞれ各固定電話網ユーザー側の各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11と接続を確立できるようにし、さらに、図6を参照して、各固定電話網ユーザーのリアルタイム映像U、各顧客サービス担当者のリアルタイム映像S及び各遠隔サービス専門家のリアルタイム映像P並びに対話情報INFORM(例えば互いの双方向コミュニケーション時に使用を要する文字や映像など)を、分割画面方式でそれぞれ各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のディスプレイ画面110、各遠隔顧客サービス映像伝送装置50のディスプレイ画面500及び各遠隔専門家映像伝送装置60のディスプレイ画面600に表示して、三者(即ち、高齢固定電話網ユーザー、遠隔顧客サービス担当者及び遠隔サービス専門家(リアルタイム映像P)の三者)が双方向コミュニケーションを行う際に、互いの比較参考に供することができ、これにより、三者間の遠距離対話における距離感を効果的に縮めて、三者間の双方向コミュニケーションをより温かく和やかにすることができる。
再び図2を参照して、上述したように、上述の本発明の好適な実施例において、本発明の「固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行するシステム1」は、以下に記載する新規且つこれまでにない5大特色を顕著に備えている。
(1)本発明のシステム1は、各高齢固定電話網ユーザー側が、各固定電話10が提供する簡単な数字入力インターフェイスと便利な操作手順(即ち直接電話番号を入力する)だけで、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11上で対応する遠隔対話型サービスを起動させることができ、遠隔顧客サービス担当者の顔の表情と身体動作のクリアな対話型映像を各インターネット・プロトコル・テレビジョン11の大サイズ且つ高画質のディスプレイ画面110上でクリアに表示させることができ、且つ各固定電話10が提供するクリア且つ安定した双方向音声通信品質を通して、遠隔顧客サービス担当者(及び専門家)との双方向(又は三者)音声対話によるコミュニケーション又は相談を精確に確立することができ、これにより、視覚対話の遠隔サービスを効果的に実現することができる。
(2)本発明のシステム1は、何らかの通信ネットワーク又は接続アーキテクチャを新たに構築する必要が全くないという前提において、従来のPSTN通信システムにおける、各固定電話10の各々と固定電話交換局20との間の従来のP2P式接続アーキテクチャを利用するだけで、最も低い構築コスト及び最も安価な通信接続コスト(例えば市内電話をかける通信接続コスト)の状態で、各高齢固定電話網ユーザーが各固定電話10を直接使用して各インターネット・プロトコル・テレビジョン11上で遠隔対話型サービスを能動的に起動できるようにすることができ、これにより、直接に各固定電話10及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11によって各種視覚対話を共同してプッシュする遠隔サービスを実現することができる。
(3)本発明のシステム1中、各高齢固定電話網ユーザーと各遠隔顧客サービス担当者(又は各専門家)との間の対話期間における大量の動画信号は、各遠隔顧客サービス担当者(又は各専門家)に属する各遠隔顧客サービス映像伝送装置50(又は各遠隔専門家映像伝送装置60)がインターネット40を通じて各高齢固定電話網ユーザーに属する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11へ直接伝送し、対話期間における重要な制御信号又は課金される対話記録は、従来のP2P式接続を介して、固定電話交換局20及びセントラルオフィスサーバ21によって伝送、記録及び規制することができるため、何らかの規制又は課金システムを新たに構築する必要が全くない。
(4)本発明のシステム1では、各高齢固定電話網ユーザーが各固定電話10上で直接ダイヤルするだけで、近くにある大サイズ且つ高画質の各インターネット・プロトコル・テレビジョン11上でインターネット40が提供する豊富且つ多様性のある各種遠隔対話型ネットワークサービスを直接起動し、実行することができ、その実行方法は直観的且つ簡便であり、分かりやすくて行いやすく、記憶力や行動能力がひどく衰えた高齢固定電話網ユーザーにとって、使用において非常に高い親しみやすさを確実に備えている。
(5)最後に、本発明のシステム1は、各高齢固定電話網ユーザーが遠隔顧客サービス担当者による一対一の専門的相談及びサービスのサポート下で、インターネット40が提供する豊富且つ多様性のある各種遠隔番組動画(例えば名作揃いの映画、ドラマ又はスポーツ試合などの番組動画)か、又は遠隔対話型サービスの中から、自分にぴったりの、又は自分に必要な番組動画や遠隔対話型サービスを正確且つ正しく選択できるようにして、各高齢固定電話網ユーザーがインターネット40の果てしない情報の海に入り込んで途方に暮れることがないようにすることができる。
<実施例2>
再び図2を参照して、本発明の別の好適な実施例として、「固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行する方法」を提供するが、その方法はインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスシステム1に使用され、インターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスシステム1は、少なくとも1つの固定電話10、少なくとも1つのインターネット・プロトコル・テレビジョン11(又はネットワーク構築機能を有し且つディスプレイ画面が設けられたタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなど)、固定電話交換局20、セントラルオフィスサーバ21、少なくとも1つのクラウドサーバ31、及び少なくとも1つの遠隔顧客サービス映像伝送装置50などの装置が組み合わされて成る。そのうち、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11は各々に少なくとも1つのクライアントプログラム111及びクライアントデータベース112が内蔵されており、且つ各々が少なくとも1つのネットワーク機器12(例えばルータ又はリピータなど)を通じてインターネット40に接続され、且つインターネット40を通じてそれぞれセントラルオフィスサーバ21と互いに接続され、また、クライアントデータベース112中には対応するクライアント設定データ(例えば対応するインターネット・プロトコル・テレビジョン11及びネットワークカメラ113のIPアドレス並びに各固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョン11上で使用した各遠隔対話型サービスオプションの明細記録など)が保存される。各固定電話10はそれぞれ電話線Cを通じて固定電話交換局20に接続され、固定電話交換局20はセントラルオフィスサーバ21と互いに接続される。セントラルオフィスサーバ21にはセントラルオフィスサーバプログラム210及び遠隔対話型サービス加入者データベース211が内蔵されており、セントラルオフィスサーバ21のセントラルオフィスサーバプログラム210がインターネット40を介して各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のクライアントプログラム111とネットワーク接続を構築した状態において、セントラルオフィスサーバ21は編集コマンド(例えば各固定電話網ユーザーが各固定電話10を通して入力した遠隔対話型サービスオプション番号)を基に、遠隔対話型サービス加入者データベース211内の各固定電話網ユーザーに対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを調整することができ、その後、調整後の遠隔対話型サービスオプション設定データをインターネット・プロトコル・テレビジョン11に送り返し、それによってインターネット・プロトコル・テレビジョン11がクライアントデータベース112内の対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを再設定できるようにさせる。各クラウドサーバ31はインターネット40を介してそれぞれセントラルオフィスサーバ21及び各インターネット・プロトコル・テレビジョン11と互いに接続され、且つそれには特性の違いに基づき、それぞれクラウドサーバプログラム310及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベース311が内蔵されており、各固定電話網ユーザーの様々な選択に基づき、対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11を通して各固定電話網ユーザーに各種様々な遠隔対話型顧客サービスを提供することができる。各遠隔顧客サービス映像伝送装置50(又はネットワーク構築機能を有し且つネットワークカメラ501及びディスプレイ画面500が設けられた、その他の電子デバイス。例えばタブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなど)はそれぞれ各遠隔対話型サービスを提供する遠隔顧客サービス担当者側に設置され、これにより、各顧客サービス担当者が対応する各種様々な遠隔対話型顧客サービスを各固定電話網ユーザーに提供できるようにさせる。図7を参照して、この方法は、各装置がそれぞれ以下の工程に従って処理を行えるようにさせる。
(700)固定電話交換局20が、各固定電話10から送られる信号を継続的に受信する。
(701)固定電話交換局20が、各発呼側固定電話10Cが入力した現在の電話番号を受信したか否かを判断する。現在の電話番号を受信したならば、工程(702)に進む。現在の電話番号を受信していないならば、工程(700)に戻る。
(702)固定電話交換局20が、現在の電話番号が遠隔対話型サービスの提供に対応する特定サービス電話番号に属するか否かを判断する。特定サービス電話番号に属するならば、工程(703)に進む。特定サービス電話番号に属さないならば、現在の電話番号は一般のユーザー電話番号であると認定し、工程(704)に進む。
(703)固定電話交換局20が発呼側固定電話10Cに紐付けられたユーザー電話番号及び特定サービス電話番号をセントラルオフィスサーバ21に伝送し、工程(705に進む。
(704)固定電話交換局20が現在の電話番号に基づき、発呼側固定電話10Cを現在の電話番号に対応する着呼側固定電話10Rに直接接続させて、発呼側と着呼側が相互に通話できるようにさせて、工程(700)に戻る。
(705)セントラルオフィスサーバ21が、各発呼側固定電話10Cに紐付けられたユーザー電話番号に基づき、特定サービス電話番号が提供する遠隔対話型サービスに各発呼側固定電話10Cのユーザーが加入済みか否かを遠隔対話型サービス加入者データベース211から検索する。加入済みならば、工程(706)に進む。加入済みでないならば、工程(707)に進む。
(706)セントラルオフィスサーバ21が遠隔対話型サービス加入者データベース211から各発呼側10Cのユーザー電話番号に対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のIPアドレスを検索し、且つ特定サービス電話番号に対応するクラウドサーバ31がインターネット40を介して対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11と接続を構築できるようにさせ、さらに、再び図3を参照して、対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のディスプレイ画面110上に提供する少なくとも1つの遠隔サービスオプションS、S、S、Sと、図4を参照して、それに対応する少なくとも1つの遠隔顧客サービス担当者データPI、PI、PIを表示し、工程(708)に進む。
(707)セントラルオフィスサーバ21が音声メッセージを各発呼側固定電話10Cに伝送して、各発呼側ユーザーが特定サービス電話番号の加入者ではなく、使用するには先に特定サービスに加入する必要があり、その後でもう一度ダイヤルするよう通知して、工程(700)に戻る。
(708)再び図4を参照して、固定電話交換局20が、発呼側ユーザーが各固定電話10Cを通して必要とする遠隔サービスオプション(例えばフィットネス情報中の太極拳情報に関する遠隔サービスオプション)及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者PIをダイヤル選択(例えば図4の「3」と「31」を順に入力する)したか否かを判断する。ダイヤル選択したならば、工程(709)に進む。ダイヤル選択していないならば、工程(700)に戻る。
(709)固定電話交換局20がセントラルオフィスサーバ21を介して、発呼側ユーザーが各固定電話10Cを通してダイヤル選択した遠隔サービスオプション及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者を、対応する各クラウドサーバ31へ伝送する。
(710)各クラウドサーバ31が、発呼側ユーザーが選択した遠隔サービスオプション及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者に基づき、遠隔顧客サービス担当者の使用する遠隔顧客サービス映像伝送装置50がそれぞれ発呼側ユーザーに対応する固定電話10C及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11と接続を構築できるようにさせて、これにより、遠隔顧客サービス担当者が対応する各固定電話10C及びインターネット・プロトコル・テレビジョン11を通して発呼側ユーザーの選択した遠隔対話型サービスを提供できるようにさせて、工程(711)に進む。
(711)セントラルオフィスサーバ21(又は各クラウドサーバ31)が、各固定電話10が既に置かれている(on hook)と判断したとき、セントラルオフィスサーバ21が、発呼側が使用した各遠隔顧客サービス担当者の提供する遠隔対話型サービスのタイプ及び期間について料金を計算し、且つ使用明細及びそれにより発生する料金をそれぞれ遠隔対話型サービス加入者データベース211及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベース311に保存して、後の固定電話網ユーザーへのサービス料金請求及び各顧客サービス担当者へのサービス賃金支払いの根拠とした後、直ちに処理プログラムを終了して、工程(700)に戻る。
これにより、再び図2を参照して、本発明は、新たに通信システムをさらに構築する必要が全くない状態において、上述で開示した方法と、既存の成熟し且つ良好に稼働する固定電話網システム1及びインターネット40を利用するだけで、各インターネット・プロトコル・テレビジョン11が提供するクライアントプログラム111の設定や操作手順に精通していない各固定電話網ユーザー(特に高齢固定電話網ユーザー)が、そのまま各固定電話10が提供する簡易な数字入力インターフェイス、クリアで安定した双方向音声通信機能及び各インターネット・プロトコル・テレビジョン11が提供する大サイズ且つ高画質の動画再生機能を通じて、対応する各遠隔対話型顧客サービス担当者のサポートの下で、必要な各項目設定や操作手順を気軽且つスムーズに完了させることができ、これにより、各固定電話網ユーザーがスムーズ且つ正確に選択した各遠隔対話型顧客サービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報などの対話型サービス)を得られるようにしており、各高齢固定電話網ユーザーが家の中の各固定電話10によって指定サービス電話番号にかけるだけで、セントラルオフィスサーバ21が直ちに各ユーザー電話番号に基づき、遠隔対話型サービス加入者データベース211によって、固定電話網ユーザーが指定電話番号に対応する遠隔対話型サービスに加入済みか否かを判断することができる。これにより、対応する各インターネット・プロトコル・テレビジョン11がインターネット40に接続済みである状態において、セントラルオフィスサーバ21が各インターネット・プロトコル・テレビジョン11のIPアドレスに基づき、対応する遠隔顧客サービス担当者の使用する各遠隔顧客サービス映像伝送装置50がそれぞれ各固定電話網ユーザーの使用する各固定電話10及びインターネット40とのネットワーク対話型接続を確立できるようにさせることで、各高齢固定電話網ユーザーが各インターネット・プロトコル・テレビジョン11上で遠隔顧客サービス担当者の表情や動作のクリアな対話型画面をはっきりと見られるようにすることができるだけでなく、各固定電話10によって互いの相互コミュニケーションや対話の音声情報をクリア且つ安定的に伝送し、受信することもでき、これにより、各高齢固定電話網ユーザーが慣れ親しんでいる自宅環境で気軽に操作でき、且つ各固定電話10の簡易な数字入力インターフェイスを使用でき、且つクリアで安定した双方向音声通信機能で各遠隔顧客サービス担当者との音声による双方向コミュニケーション又は相談を行うことができるだけでなく、各遠隔顧客サービス担当者の顔の表情や身体動作のクリアな映像画面を各インターネット・プロトコル・テレビジョン11が提供する大サイズ且つ高画質なディスプレイ110上ではっきりと見ることもでき、まるで「実際に人と一対一で交流している」かのような視覚対話体験や感覚を効果的に実現することで、各高齢固定電話網ユーザーがこの視覚対話体験を好み、本発明のシステムを喜んで使用して、インターネット40から豊富且つ多様性のある遠隔対話型ネットワークサービス(例えば園芸情報、料理情報、フィットネス情報、投資情報、娯楽情報及び医療情報など)を気軽に得るようにさせることができ、これにより、各高齢固定電話網ユーザーの孤独感や寂しい気持ちを効果的に緩和することができ、且つ各高齢固定電話網ユーザーに対する遠隔付き添い、保護及び老化防止サービスという最終的な目的を効果的に実現することができる。
上述は、本発明のシステムの幾つかの好適な実施例に過ぎず、本発明の実際の実施においては、これらに限られず、実際の必要に応じて調整することが可能であり、上述したように、現在のPSTNシステムはほとんどがデジタル化されているため、当業者が本発明の技術内容本発明が開示した技術内容に基づき、本発明が上述の実施例中で記述した固定電話交換局20とセントラルオフィスサーバ21をセントラルオフィスにおいて1つに統合するか、又はセントラルオフィスサーバ21とクラウドサーバ31を任意の位置で1つに統合して、それぞれ固定電話交換局20、セントラルオフィスサーバ21及び/又はクラウドサーバ31の機能及び作用を置き換えたとしても、その形成されたシステム及びその方法が、各固定電話網ユーザーが各固定電話10を用いて各インターネット・プロトコル・テレビジョン11上で遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行させることができるものである限り、いずれも明らかに容易に想到可能な同等の効果が得られる改変に属するものとされ、本発明の保護範囲を逸脱しない。
[既知]
A 固定電話
A0 数字ボタン
A1 スピーカー
A2 マイク
A3 コイル回路
A4、A5 切り替えスイッチ
A6 コンデンサ
A7 報知部材
A8 抵抗器
B 接続ボックス
C 電話線
D セントラルオフィススイッチ
D2 電気回路
〔本発明〕
1 システム
10、10C、10R 固定電話
11 インターネット・プロトコル・テレビジョン
110、500、600 ディスプレイ画面
111 クライアントプログラム
112 クライアントデータベース
113、501、601 ネットワークカメラ
12 ネットワーク機器
20 固定電話交換局
21 セントラルオフィスサーバ
210 セントラルオフィスサーバプログラム
211 遠隔対話型サービス加入者データベース
31 クラウドサーバ
310 クラウドサーバプログラム
311 遠隔対話型顧客サービス担当者データベース
40 インターネット
50 遠隔顧客サービス映像伝送装置
502 対話型遠隔サービスプログラム
503 対話型遠隔サービス専門家データベース
60 遠隔専門家映像伝送装置
、S、S、S 遠隔対話型サービスオプション
PI、PI、PI 遠隔顧客サービス担当者データ
U、S、P リアルタイム映像
INFORM 対話情報
C 電話線

Claims (24)

  1. 固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行するシステムであって、
    それぞれ各固定電話網ユーザー側に設置され、且つ固定電話毎にユーザー電話番号が既に紐付けられている、少なくとも1つの固定電話と、
    それぞれ各前記固定電話網ユーザー側に設置され、各々にディスプレイ画面が設けられているほか、各々がネットワーク接続機能も有しており、且つ各々に少なくとも1つのクライアントプログラム及びクライアントデータベースが内蔵されており、且つ各々が少なくとも1つのネットワーク機器を通じてインターネットに接続することができる、少なくとも1つのインターネット・プロトコル・テレビジョンと、
    固定電話網セントラルオフィスに設置され、且つ電話線を通じてそれぞれ各前記固定電話と互いに接続される、固定電話交換局と、
    前記固定電話網セントラルオフィスに設置されるセントラルオフィスサーバであって、前記固定電話交換局と互いに接続することができるほか、順に前記インターネット及び各前記ネットワーク機器を通じてそれぞれ各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと互いに接続することができ、且つセントラルオフィスサーバには少なくとも1つのセントラルオフィスサーバプログラム及び遠隔対話型サービス加入者データベースが内蔵されており、前記セントラルオフィスサーバが前記セントラルオフィスサーバプログラムによって各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのクライアントプログラムとネットワーク接続を構築した状態において、前記セントラルオフィスサーバは対応する固定電話網ユーザーが各前記固定電話を通して送ってきた遠隔対話型サービスオプション番号に基づき、前記遠隔対話型サービス加入者データベース内の前記固定電話網ユーザーに対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを調整することができ、その後、調整後の遠隔対話型サービスオプション設定データを対応する各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンに送り返し、且つ各前記クライアントデータベース内に保存して、各前記固定電話網ユーザーが後に調査したり選択して使用したりするのに供し、これにより、各前記固定電話網ユーザーが各前記インターネット・プロトコル・テレビジョン上で頻繁に使用する遠隔対話型サービスオプションを素早く正確に設定できるようにさせる、セントラルオフィスサーバと、
    それぞれ各遠隔対話型サービスを提供するプロバイダー側に設置される少なくとも1つのクラウドサーバであって、前記インターネット及び各前記ネットワーク機器を通じてそれぞれ前記セントラルオフィスサーバ及び各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと互いに接続され、且つ少なくとも1つのクラウドサーバプログラム及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベースが内蔵されており、これにより、各クラウドサーバが各前記固定電話網ユーザーの様々な選択に基づき、対応する各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して各前記固定電話網ユーザーに各種様々な遠隔対話型顧客サービスを提供できるようにさせる、少なくとも1つのクラウドサーバと、
    それぞれ各前記遠隔対話型サービスを提供する顧客サービス担当者側に設置され、これにより、対応する顧客サービス担当者が各種様々な遠隔対話型サービスの音声及び動画信号を、それぞれ前記固定電話交換局及び前記インターネットを通じて、各前記固定電話網ユーザーに対応する各前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンへ伝送できるようにさせる、少なくとも1つの遠隔顧客サービス映像伝送装置と、を含み、
    各前記固定電話網ユーザーが遠隔対話型サービスを得たい場合には、対応する各前記固定電話を取り、各前記遠隔対話型サービスに対応する指定サービス電話番号にかけるだけでよく、前記固定電話交換局は、前記指定サービス電話番号及び各前記固定電話に紐付けられたユーザー電話番号を受信すると、直ちに前記指定サービス電話番号及び各前記ユーザー電話番号を前記セントラルオフィスサーバに伝送し、その後、前記セントラルオフィスサーバが、前記指定サービス電話番号がある特定遠隔対話型サービスに対応していると判断した場合には、各前記ユーザー電話番号に基づき、前記遠隔対話型サービス加入者データベースから前記固定電話網ユーザーを調べ、且つ前記固定電話網ユーザーが前記特定遠隔対話型サービスの加入者である状態において、前記セントラルオフィスサーバが遠隔対話型サービス加入者データベースから各前記ユーザー電話番号に対応する各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのIPアドレスを読み取り、且つ各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのIPアドレスを対応する各前記クラウドサーバに伝送して、対応する各前記クラウドサーバがインターネットを通じて対応する各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を構築し、且つ対応する各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ上に提供する少なくとも1つの遠隔サービスオプション及びそれに対応する少なくとも1つの遠隔顧客サービス担当者データを表示できるようにさせて、その後、各前記クラウドサーバが、各前記固定電話網ユーザーが各前記固定電話を通してダイヤル選択した各前記遠隔サービスオプション及びそれに対応する各遠隔顧客サービス担当者に基づき、各前記遠隔顧客サービス担当者が対応する前記遠隔顧客サービス映像伝送装置を使用してそれぞれ各固定電話網ユーザーに対応する各前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を構築できるようにさせて、これにより、各前記遠隔顧客サービス担当者が対応する前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して前記固定電話網ユーザーの選択した遠隔対話型サービスを提供できるようにさせるか、又は各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置に設けられた音声識別機構が、各前記固定電話網ユーザーから対応する前記固定電話を通して伝達される音声コマンドに基づき、各前記固定電話網ユーザーが選択、要求又は必要とする遠隔対話型サービスに自動で切り替えられるようにさせて、同時に、前記セントラルオフィスサーバは、前記固定電話網ユーザーが使用した前記遠隔顧客サービス担当者が提供する遠隔対話型サービスのタイプ及び期間について料金を計算し、且つ使用明細及び料金をそれぞれ前記遠隔対話型サービス加入者データベース及び前記遠隔対話型顧客サービス担当者データベースに保存する、システム。
  2. 前記セントラルオフィスサーバ又は前記クラウドサーバは、実際の必要に応じ、それぞれ前記固定電話網セントラルオフィス以外の任意の場所又は位置に設置することができ、且つ専用線を通じてそれぞれ前記固定電話交換局と互いに接続し、前記セントラルオフィスサーバ又は前記クラウドサーバがそれぞれ専ら特定の企業又は機関のサービスのための構内交換機となれるようにすることができ、これにより、各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置が順に前記構内交換機及び前記固定電話交換局を通じてそれぞれ各高齢固定電話網ユーザーに対応する各前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと直接に接続を構築できるようにさせることで、各前記遠隔顧客サービス担当者が対応する各前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して各前記高齢固定電話網ユーザーの選択した各前記遠隔対話型サービスを提供できるようにさせる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記固定電話交換局と前記セントラルオフィスサーバは、1台の装置に統合することができる、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記セントラルオフィスサーバと前記クラウドサーバは、実際の必要に応じ、1台の装置に統合することができる、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記固定電話交換局、前記セントラルオフィスサーバ及び前記クラウドサーバは、1台の装置に統合することができる、請求項1に記載のシステム。
  6. 各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンは、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなどの他の電子デバイスであり、各前記他の電子デバイスには、ディスプレイ画面が設けられているほか、ネットワーク機能も設けられている、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 各前記固定電話網ユーザーに対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョン及び前記固定電話がそれぞれ対応する各前記遠隔顧客サービス担当者の前記遠隔顧客サービス映像伝送装置と接続を確立したとき、各前記遠隔顧客サービス担当者のリアルタイム映像及び各前記固定電話網ユーザーとの間の対話情報を分割画面方式で前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ画面上に表示することができる、請求項6に記載のシステム。
  8. 各前記インターネット・プロトコル・テレビジョン又は他の電子デバイス上にはそれぞれネットワークカメラが設けられており、且つ各前記インターネット・プロトコル・テレビジョン又は他の電子デバイス及び前記ネットワークカメラのIPアドレスを、前記遠隔対話型サービス加入者データベース内の各前記加入者のユーザー電話番号に対応する関係欄中に保存することで、前記セントラルオフィスサーバ及び前記クラウドサーバに前記加入者のユーザー電話番号に基づいて読み取らせるとともに、それを基にそれぞれ各前記加入者に対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョン又は他の電子デバイス及び前記ネットワークカメラとネットワーク接続を構築させる、請求項7に記載のシステム。
  9. 各前記加入者に対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョン及び前記固定電話がそれぞれ選択された各前記遠隔顧客サービス担当者の前記遠隔顧客サービス映像伝送装置と接続を確立したとき、各前記加入者及び遠隔顧客サービス担当者のリアルタイム映像及び相互間の対話情報を分割画面方式で各前記インターネット・プロトコル・テレビジョン及び前記遠隔顧客サービス映像伝送装置のディスプレイ画面上に表示することができる、請求項8に記載のシステム。
  10. 各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置は、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなどの他の電子デバイスであり、各前記他の電子デバイス上にはディスプレイ画面が設けられており、且つネットワーク機能も設けられているほかに、ネットワークカメラも設けられており、且つ各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置又は他の電子デバイス及び前記ネットワークカメラのIPアドレスを前記遠隔対話型顧客サービス担当者データベース内の各前記遠隔顧客サービス担当者に対応する関係欄中に保存することで、前記セントラルオフィスサーバ及び前記クラウドサーバに前記加入者が選択した各前記遠隔顧客サービス担当者に基づいて読み取らせるとともに、それを基にそれぞれ各前記加入者の前記インターネット・プロトコル・テレビジョン、他の電子デバイス及び前記ネットワークカメラとネットワーク接続を構築させる、請求項9に記載のシステム。
  11. 各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置には、提供する遠隔対話型サービスコンテンツの違いに基づき、それぞれ少なくとも1つの対話型遠隔サービスプログラム及び対話型遠隔サービス専門家データベースが内蔵されており、そのうち、前記対話型遠隔サービスプログラムは、各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置がそれぞれ各前記加入者に対応する各前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと互いに接続された状態において、各前記加入者の需要又は要求に基づき、前記対話型遠隔サービス専門家データベース中から対応する遠隔サービス専門家を選択し、且つ各遠隔サービス専門家側に設置された遠隔専門家映像伝送装置がそれぞれ各前記加入者に対応する前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を確立できるようにし、各前記加入者、遠隔顧客サービス担当者及び遠隔サービス専門家が三者映像対話を構築できるようにさせる、請求項10に記載のシステム。
  12. 各前記加入者に対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョン及び前記固定電話がそれぞれ各前記遠隔顧客サービス担当者の前記遠隔顧客サービス映像伝送装置及び各前記遠隔サービス専門家の前記遠隔専門家映像伝送装置と接続を確立したとき、各前記加入者、遠隔顧客サービス担当者及び遠隔サービス専門家のリアルタイム映像及び相互間の対話情報を分割画面方式で前記インターネット・プロトコル・テレビジョン、前記遠隔顧客サービス映像伝送装置及び前記遠隔専門家映像伝送装置のディスプレイ画面上に表示することができる、請求項11に記載のシステム。
  13. 固定電話でインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスを起動し、実行する方法であって、前記方法はインターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスシステムに使用され、前記インターネット・プロトコル・テレビジョン遠隔対話型顧客サービスシステムは、少なくとも1つの固定電話、少なくとも1つのインターネット・プロトコル・テレビジョン、固定電話交換局、セントラルオフィスサーバ、少なくとも1つのクラウドサーバ及び少なくとも1つの遠隔顧客サービス映像伝送装置などの装置が組み合わされて成り、そのうち、各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンは各々に少なくとも1つのクライアントプログラム及びクライアントデータベースが内蔵されており、且つ各々が少なくとも1つのネットワーク機器を通じてインターネットに接続され、且つ前記インターネットを通じてそれぞれ前記セントラルオフィスサーバと互いに接続され、前記クライアントデータベース中には対応するクライアント設定データが保存され、各前記固定電話はそれぞれ電話線を通じて前記固定電話交換局に接続され、前記固定電話交換局は前記セントラルオフィスサーバと互いに接続され、前記セントラルオフィスサーバには少なくとも1つのセントラルオフィスサーバプログラム及び遠隔対話型サービス加入者データベースが内蔵されており、前記セントラルオフィスサーバのセントラルオフィスサーバプログラムがインターネットを介して各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのクライアントプログラムとネットワーク接続を構築した状態において、前記セントラルオフィスサーバは編集コマンドを基に、前記遠隔対話型サービス加入者データベース内の各固定電話網ユーザーに対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを調整することができ、その後、調整後の遠隔対話型サービスオプション設定データを前記インターネット・プロトコル・テレビジョンに送り返し、それによって前記インターネット・プロトコル・テレビジョンが前記クライアントデータベース内の対応する遠隔対話型サービスオプション設定データを再設定できるようにさせて、各前記クラウドサーバは前記インターネットを介してそれぞれ前記セントラルオフィスサーバ及び各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと互いに接続され、且つそれには特性の違いに基づき、それぞれクラウドサーバプログラム及び遠隔対話型顧客サービス担当者データベースが内蔵されており、各前記固定電話網ユーザーの様々な選択に基づき、対応する各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して各前記固定電話網ユーザーに各種様々な遠隔対話型顧客サービスを提供することができ、各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置は、それぞれ各遠隔対話型サービスを提供する顧客サービス担当者側に設置され、これにより、各顧客サービス担当者が対応する各種様々な遠隔対話型顧客サービスを各前記固定電話網ユーザーに提供できるようにさせるものであり、
    前記方法は、
    前記固定電話交換局が、各前記固定電話から送られる信号を継続的に受信する第1の工程と、
    前記固定電話交換局が、各発呼側固定電話が入力した現在の電話番号を受信したか否かを判断し、現在の電話番号を受信したならば、次の工程に進み、現在の電話番号を受信していないならば、1つ前の工程に戻る第2の工程と、
    前記固定電話交換局が、前記現在の電話番号が遠隔対話型サービスの提供に対応する特定サービス電話番号に属するか否かを判断し、特定サービス電話番号に属するならば、次の工程に進み、特定サービス電話番号に属さないならば、前記現在の電話番号は一般のユーザー電話番号であると認定し、且つ前記現在の電話番号に基づき、前記発呼側固定電話を前記現在の電話番号に対応する着呼側固定電話に直接接続させて、発呼側と着呼側が相互に通話できるようにさせる第3の工程と、
    前記固定電話交換局が前記発呼側固定電話に紐付けられたユーザー電話番号及び前記特定サービス電話番号を前記セントラルオフィスサーバに伝送し、且つ続けて次の工程に進む第4の工程と、
    前記セントラルオフィスサーバが、各前記発呼側固定電話に紐付けられたユーザー電話番号に基づき、前記特定サービス電話番号が提供する遠隔対話型サービスに各前記発呼側が加入済みか否かを前記遠隔対話型サービス加入者データベースから検索し、加入済みならば、次の工程に進み、加入済みでないならば、前記セントラルオフィスサーバが音声メッセージを前記発呼側の前記固定電話に伝送して、発呼側ユーザーが前記特定サービス電話番号の加入者ではなく、使用するには先に特定サービスに加入する必要があり、その後でもう一度ダイヤルするよう通知する第5の工程と、
    前記セントラルオフィスサーバが前記遠隔対話型サービス加入者データベースから各前記発呼側のユーザー電話番号に対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのIPアドレスを検索し、且つ前記特定サービス電話番号に対応する前記クラウドサーバがインターネットを介して対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を構築できるようにさせ、さらに、対応する各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ画面上に提供する少なくとも1つの遠隔サービスオプション及びそれに対応する少なくとも1つの遠隔顧客サービス担当者データを表示して、次の工程に進む第6の工程と、
    前記固定電話交換局が、前記発呼側が対応する前記固定電話を通して必要とする遠隔サービスオプション及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者をダイヤル選択したか否かを判断し、遠隔顧客サービス担当者をダイヤル選択したならば、次の工程に進む第7の工程と、
    前記固定電話交換局が前記セントラルオフィスサーバを介して、前記発呼側が対応する前記固定電話を通してダイヤル選択した遠隔サービスオプション及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者を、対応する各前記クラウドサーバへ伝送し、続けて次の工程に進む第8の工程と、
    各前記クラウドサーバが、前記発呼側が選択した遠隔サービスオプション及びそれに対応する遠隔顧客サービス担当者に基づき、前記遠隔顧客サービス担当者の使用する遠隔顧客サービス映像伝送装置がそれぞれ前記発呼側に対応する前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を構築できるようにさせて、これにより、前記遠隔顧客サービス担当者が対応する前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンを通して前記発呼側の選択した前記遠隔対話型サービスを提供できるようにさせて、続けて次の工程に進む第8の工程と、
    前記セントラルオフィスサーバ又は各前記クラウドサーバが、前記固定電話が既に置かれていると判断したとき、前記セントラルオフィスサーバ又は前記クラウドサーバが、前記発呼側が使用した各前記遠隔顧客サービス担当者の提供する遠隔対話型サービスのタイプ及び期間について料金を計算し、且つ使用明細及びそれにより発生する料金をそれぞれ前記遠隔対話型サービス加入者データベース及び前記遠隔対話型顧客サービス担当者データベースに保存して、直ちに処理プログラムを終了する第9の工程と、
    に従って各前記装置がそれぞれの処理を行えるようにさせるものである、方法。
  14. 前記クライアント設定データは、各前記固定電話網ユーザーに対応するインターネット・プロトコル・テレビジョン及びネットワークカメラのIPアドレス並びに各前記固定電話網ユーザーが対応する各前記インターネット・プロトコル・テレビジョン上で使用した各遠隔対話型サービスオプションの明細記録を少なくとも含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記固定電話交換局と前記セントラルオフィスサーバは、1台の装置に統合することができる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記セントラルオフィスサーバと前記クラウドサーバは、実際の必要に応じ、1台の装置に統合することができる、請求項14に記載のシステム。
  17. 前記固定電話交換局、前記セントラルオフィスサーバ及び前記クラウドサーバは、1台の装置に統合することができる、請求項14に記載のシステム。
  18. 各前記インターネット・プロトコル・テレビジョンは、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなどの他の電子デバイスであり、各前記他の電子デバイスには、ディスプレイ画面が設けられているほか、ネットワーク機能も設けられている、請求項13〜請求項17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 各前記固定電話網ユーザーに対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョン及び前記固定電話がそれぞれ対応する各前記遠隔顧客サービス担当者の前記遠隔顧客サービス映像伝送装置と接続を確立したとき、各前記遠隔顧客サービス担当者のリアルタイム映像及び各前記固定電話網ユーザーとの間の対話情報を分割画面方式で前記インターネット・プロトコル・テレビジョンのディスプレイ画面上に表示することができる、請求項18に記載の方法。
  20. 各前記インターネット・プロトコル・テレビジョン又は他の電子デバイス上にはそれぞれネットワークカメラが設けられており、且つ各前記インターネット・プロトコル・テレビジョン又は他の電子デバイス及び前記ネットワークカメラのIPアドレスを、前記遠隔対話型サービス加入者データベース内の各前記加入者のユーザー電話番号に対応する関係欄中に保存することで、前記セントラルオフィスサーバ及び前記クラウドサーバに前記加入者のユーザー電話番号に基づいて読み取らせるとともに、それを基に各前記加入者に対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョン又は他の電子デバイス及び前記ネットワークカメラとネットワーク接続を構築させる、請求項18に記載の方法。
  21. 各前記加入者に対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョン及び前記固定電話がそれぞれ選択された各前記遠隔顧客サービス担当者の前記遠隔顧客サービス映像伝送装置と接続を確立したとき、各前記加入者及び遠隔顧客サービス担当者のリアルタイム映像及び相互間の対話情報を分割画面方式で各前記インターネット・プロトコル・テレビジョン及び前記遠隔顧客サービス映像伝送装置のディスプレイ画面上に表示することができる、請求項18に記載の方法。
  22. 各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置は、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン又はスマートフォンなどの他の電子デバイスであり、各前記他の電子デバイス上にはディスプレイ画面が設けられており、且つネットワーク機能も設けられているほかに、ネットワークカメラも設けられており、且つ各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置又は他の電子デバイス及び前記ネットワークカメラのIPアドレスを前記遠隔対話型顧客サービス担当者データベース内の各前記遠隔顧客サービス担当者に対応する関係欄中に保存することで、前記セントラルオフィスサーバ及び前記クラウドサーバに前記加入者が選択した各前記遠隔顧客サービス担当者に基づいて読み取らせるとともに、それを基にそれぞれ各前記加入者の前記インターネット・プロトコル・テレビジョン、他の電子デバイス及び前記ネットワークカメラとネットワーク接続を構築させる、請求項20に記載の方法。
  23. 各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置には、提供する遠隔対話型サービスコンテンツの違いに基づき、それぞれ少なくとも1つの対話型遠隔サービスプログラム及び対話型遠隔サービス専門家データベースが内蔵されており、そのうち、前記対話型遠隔サービスプログラムは、各前記遠隔顧客サービス映像伝送装置がそれぞれ各前記加入者に対応する各前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと互いに接続された状態において、各前記加入者の需要又は要求に基づき、前記対話型遠隔サービス専門家データベース中から対応する遠隔サービス専門家を選択し、且つ各遠隔サービス専門家側に設置された遠隔専門家映像伝送装置がそれぞれ各前記加入者に対応する前記固定電話及び前記インターネット・プロトコル・テレビジョンと接続を確立できるようにし、各前記加入者、遠隔顧客サービス担当者及び遠隔サービス専門家が三者映像対話を構築できるようにさせる、請求項22に記載の方法。
  24. 各前記加入者に対応する前記インターネット・プロトコル・テレビジョン及び前記固定電話がそれぞれ各前記遠隔顧客サービス担当者の前記遠隔顧客サービス映像伝送装置及び各前記遠隔サービス専門家の前記遠隔専門家映像伝送装置と接続を確立したとき、各前記加入者、遠隔顧客サービス担当者及び遠隔サービス専門家のリアルタイム映像及び相互間の対話情報を分割画面方式で前記インターネット・プロトコル・テレビジョン、前記遠隔顧客サービス映像伝送装置及び前記遠隔専門家映像伝送装置のディスプレイ画面上に表示することができる、請求項23に記載の方法。
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