JP2020184163A - 見守りシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】睡眠には好ましくない状況を検出することにより、状況の悪化を回避することができる見守りシステムを提供する。【解決手段】住宅10には、浴室11と、寝室14とを含む各居室11〜14が設けられている。見守り対象者Tの就寝位置は、寝室11に設けられたベッド18と定められている。見守り対象者Tは、ビーコンタグ21と生体センサ26とを内蔵したリストバンド25を装着している。各端末装置22〜24によって検出されたビーコンタグ21の位置情報と、生体センサ26によって検出された脈拍数とが、見守り対象者Tの位置情報と生体情報としてコントローラ30により取得される。コントローラ30は、位置情報と生体情報とに基づいて、見守り対象者Tが睡眠状態である場合に、寝ている場所がベッド18であるか否か、浴槽15内であるか否かを判定する。見守り対象者Tが浴槽15内で寝ていると判定された場合、警告が行われる。【選択図】 図1

Description

本発明は、見守りシステムに関する。
近年、ユーザの生活状況を見守ることによりユーザにおける緊急事態を検出するシステムが提案されている。例えば、特許文献1には、ユーザの生体情報、又はユーザの住宅内における所在位置及びその滞在時間に基づいて、ユーザにおける異常状態を検出するシステムが開示されている。
特開2006−146827号公報
ところで、高齢者は、建物内において本来の就寝位置以外で寝てしまうことが考えられ、かかる場合、健康を害することが懸念される。より具体的には、入浴中の高齢者が浴槽内のお湯に浸かりながら眠ってしまう場合がある。この場合、お湯が冷えてしまい風邪を引く可能性や、浴槽内でおぼれてしまう可能性があり、健康上又は安全上好ましくない状況である。しかしながら、この場合は生体情報、又は所在位置及びその滞在時間という観点では問題がないため、上記文献1においては好ましくない状況が継続されるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、睡眠には好ましくない状況を検出することにより、状況の悪化を回避することができる見守りシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、第1の発明の見守りシステムは、
建物に居住するユーザの状況を見守る見守りシステムであって、
前記建物内のユーザの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
ユーザの生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記位置情報取得手段により取得された前記ユーザの位置情報と、前記生体情報取得手段により取得された前記ユーザの生体情報とに基づいて、ユーザが睡眠状態の場合に当該ユーザが所定の就寝位置で寝ているか否かを判定する就寝位置判定手段と、
前記就寝位置判定手段によりユーザが前記就寝位置で寝ていないと判定された場合に、警告を行う警告手段と、
を備えることを特徴とする。
ユーザがあらかじめ定めた就寝位置以外の場所で寝てしまうと、風邪を引いたり、睡眠が浅くなり十分に疲れが取れなかったり、結果としてユーザにとって好ましくない状況になりやすい。第1の発明によれば、ユーザが睡眠状態の場合に、所定の就寝位置で寝ていない(すなわち、就寝位置以外の場所で寝ている)と判定された場合に警告が行われる。よって、例えば、玄関、こたつ、トイレ、浴室(浴槽)等の就寝位置でない場所でユーザが寝てしまった場合は、睡眠に好ましくない状況でユーザが寝てしまったとして警告される。これにより、ユーザを覚醒に導くことができるため、睡眠には好ましくない状況で睡眠が継続することを回避でき、その結果、体調不良等のユーザにとっての状況悪化を回避することができる。
第2の発明の見守りシステムは、第1の発明において、
前記就寝位置判定手段によりユーザが前記就寝位置で寝ていないと判定された場合に、その寝ている場所に設けられている設備を操作して当該ユーザにとって安全な状態に移行させる設備制御手段を備えることを特徴とする。
第2の発明によれば、ユーザが就寝位置以外で寝てしまった場合に、その寝ている場所の設備が制御され、寝ているユーザにとって安全な状態に移行される。例えば、空調が制御されて、寝ているユーザが風邪をひかない適正な温度に制御される。これにより、体調不良等のユーザにとっての状況悪化を回避することができる。
第3の発明の見守りシステムは、第1の発明において、
前記就寝位置判定手段は、ユーザが寝ている場所が浴槽内であるか否かを判定することを特徴とする。
例えば、浴槽内でお湯に浸かりながら寝てしまうと、お湯が冷えてしまい風邪を引く可能性だけでなく、浴槽内でおぼれてしまう可能性がある。よって、浴槽内で寝てしまうことは、安全上問題がある状況である。第3の発明によれば、浴槽内でユーザが寝てしまった場合を検出することができ、これにより安全上問題がある状況が継続することを回避でき、安全上問題がある状況からの状況悪化を未然に回避することができる。
第4の発明の見守りシステムは、第3の発明において、
前記警告手段は、
前記就寝位置判定手段によりユーザが前記浴槽内で寝ていると判定された場合に、その寝ているユーザと、その寝ているユーザ以外の他のユーザとに対して警告を行い、
前記就寝位置判定手段によりユーザが前記就寝位置と前記浴槽内と以外の場所で寝ていると判定された場合に、その寝ているユーザに対して警告を行うことを特徴とする。
第4の発明によれば、ユーザが浴槽内で寝ている場合、すなわち安全上問題がある状況の場合には、その浴槽内で寝ているユーザ(本人)だけでなく、他のユーザ(他の同居者)に対しても警告を行う。これにより、状況を知った他のユーザによる補助(寝ているユーザを起こす等)が可能となるため、安全上問題がある状況を確実に脱することができる。
一方、就寝位置と浴槽内と以外の場所でユーザが寝ている場合、この状況は睡眠に好ましくない状況ではあるものの、その状況が継続してもおぼれることはなく、ユーザの体調不良等の状況悪化を伴うだけである。第4の発明によれば、この場合には、その寝ているユーザのみに対して警告を行うことで、ユーザ自身で目を覚まさせる。これにより、他のユーザに対してその寝ているユーザを起こす等の手間をかけさせないようにすることができる。
第5の発明の見守りシステムは、第3又は第4の発明において、
前記浴槽に設けられた栓の開閉を実行させる実行手段を備え、
前記実行手段は、前記就寝位置判定手段によりユーザが前記浴槽内で寝ていると判定された場合に、前記浴槽の栓を開状態とすることを特徴とする。
ユーザが浴槽内で寝てしまった場合はおぼれることが懸念される。第5の発明によれば、ユーザが浴槽内で寝ていると判定されると、浴槽の栓が開状態とされる。これにより浴槽内のお湯が排出され、浴槽内にお湯がなくなるため、ユーザが浴槽内でおぼれることを確実に回避することができる。
第6の発明の見守りシステムは、第5の発明において、
前記実行手段は、前記就寝位置判定手段によりユーザが前記浴槽内で寝ていると判定され、かつ前記警告手段により前記ユーザと前記他のユーザとに警告がなされてから所定時間経過後において、前記就寝位置判定手段によりユーザが前記浴槽で寝ていると判定された場合に、前記浴槽の栓を開状態とすることを特徴とする。
第6の発明によれば、警告後もユーザが寝続ける場合には浴槽内のお湯の排水処理(すなわち、浴槽の栓を開状態とする処理)が行われるのに対して、警告によりユーザがすぐに目を覚ました場合には浴槽内のお湯の排出処理が行われない。よって、ユーザが覚醒することにより安全上問題がある状況を脱した場合には、ユーザはそのまま入浴を継続することができる。
第7の発明の見守りシステムは、第1又は第2の発明において、
前記建物内における複数の場所についてユーザが寝ている場合に警告を実施する警告対象者との関係が定められており、
前記警告手段は、前記就寝位置判定手段によりユーザが前記就寝位置で寝ていないと判定された場合に、前記ユーザが寝ている場所と前記警告対象者との前記関係に基づいて、警告を実施することを特徴とする。
第7の発明によれば、建物内における複数の場所ごとに、ユーザが寝ている場合における警告実施の対応が定められており、仮にユーザが本来の就寝位置以外で寝てしまった場合において、その寝てしまった場所に応じて適切な警告を実施できる。例えば、寝ている場所が浴槽であれば、寝ているユーザ(本人)及び他のユーザ(他の同居者)を対象にして警告を実施し、また、寝ている場所がリビングのソファであれば、寝ているユーザ及び他のユーザの少なくとも一方を対象にして警告を実施する。
見守りシステムの構成を示す概略図。 見守り処理の処理手順を示すフローチャート。 他の実施形態における建物内の各場所についての警告の要否と警告対象者との関係を示す概略図。
以下、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、見守りシステムの構成を示す概略図であり、見守りシステムは住宅10に設けられている。本実施形態では、住宅10に、居住者(以下、ユーザ)として高齢者とその同居者Aとが居住していることを想定している。本発明は、所定のユーザ(以下、見守り対象者T)の安全を見守るシステムであり、本実施形態では、ユーザのうち、高齢者が見守り対象者Tとされている。以下では、見守り対象者T以外のユーザを他のユーザと称する。
図1に示すように、住宅10には、屋内空間として、1階部分に、リビング11と、浴室12と、2階部分に、同居者Aの部屋13と、見守り対象者Tの寝室14とが設けられている。なお、住宅10には、各居室11〜14の他、複数の居室、廊下、トイレ等の空間が設けられているが図示は省略する。
浴室12には、浴槽15が設けられている。浴槽15の底部には止水栓16が形成されており、止水栓16が開状態とされることにより浴槽15内の湯水が排出される。止水栓16には、DCモータ等のアクチュエータ16aが備えられている。止水栓16は、アクチュエータ16aによってその開状態又は閉状態が切り換えられる。
リビング11には、ソファ17が設けられている。寝室14には、見守り対象者Tが就寝する際に利用するベッド18が設けられている。
ここで、本実施形態では、ビーコン信号を所定の時間間隔で繰り返し発信するビーコンタグ21と、ビーコンタグ21からビーコン信号を受信する端末装置22,23,24とを用いて、住宅10内における見守り対象者Tの位置を検出する。例えば、ビーコンタグ21は、リストバンド25に内蔵され、リストバンド25は見守り対象者Tの手首に装着されている。これにより、見守り対象者Tは、住宅10内においてビーコンタグ21を常時所持するものとする。なお、ビーコン信号には、ビーコンタグ21を特定する識別情報であるビーコンIDが含まれている。
各端末装置22〜24は、住宅10側に設けられ、例えば、浴室12と、同居者Aの部屋13と、寝室14とにおいて、それぞれ天井に取り付けられている。
リストバンド25には、生体センサ26が搭載されている。生体センサ26は、睡眠状態であるか否かを判定する生体情報が検出できればよく、例えば脈拍センサである。脈拍センサは、手首の皮膚内部(血管)にLED光を照射し、吸収されずに皮膚内部(血管)から戻ってきた光量に基づいて血流の変化を計測することにより、脈拍数を算出する。リストバンド25には通信部(図示略)が内蔵されており、生体センサ26により計測された脈拍数は、通信部を介して外部機器(本実施形態では後述のコントローラ30)に生体情報として送信される構成となっている。リストバンド25には、アラーム機能とバイブレーション機能とが備えられている。
住宅10内には、ディスプレイ19が備えられており、例えば、リビング11に設けられている。ディスプレイ19は、スピーカ19aを備えている。
次に、見守りシステムの電気的構成について説明する。
見守りシステムは、当該システムを統括管理(制御)するコントローラ30を備える。コントローラ30は、例えば、リビング11(図示略)の壁に取り付けられている。コントローラ30は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを備えて構成されている。コントローラ30は、各種情報を記憶する記憶部31と、現在時刻と同期する計時装置であるタイマ32と、外部機器との間で無線通信を行う通信部33とを有している。
本システムでは、見守り対象者Tの就寝位置としてベッド18が定められており、寝てしまうと安全上問題がある位置(以下、睡眠禁止位置)として浴槽15が定められている。ここで、記憶部31には、住宅10の間取り図(所定の設備及び家具の配置図を含む)と、住宅10の間取り図の位置情報(各端末装置22〜24の取り付け位置を基準とする位置座標)とが紐付けされて記憶されている。これにより、記憶部31には、ベッド18の位置情報と、浴槽15の位置情報とが記憶されている。
コントローラ30には、各端末装置22〜24が接続されている。コントローラ30には、各端末装置22〜24によりビーコン信号の受信位置情報が入力される。コントローラ30は、各端末装置22〜24から入力されたビーコン信号の受信位置情報に基づいて、見守り対象者Tの住宅10内での位置を算出(取得)する。この場合、コントローラ30は、記憶部31に記憶された住宅10の間取り図の位置情報を参照して、見守り対象者Tの位置を算出(取得)する。なお、コントローラ30が位置情報取得手段に相当する。
見守り対象者Tが住宅10にいる場合、コントローラ30には、通信部33を介してリストバンド25により見守り対象者Tの生体情報(脈拍数)が随時入力される。コントローラ30は、リストバンド25から入力された脈拍数をタイマ32により計時される時刻情報と対応付けて記憶部31に記憶する。なお、コントローラ30が生体情報取得手段に相当する。
コントローラ30は、通信部33を介してリストバンド25に対してバイブレーション機能及びアラーム機能の作動要求を送信する。リストバンド25は、コントローラ30から作動要求を受信した場合、バイブレーション機能及びアラーム機能を作動させる。これにより、コントローラ30は、見守り対象者Tに対してリストバンド25により警告を行わせる(見守り対象者Tに対する警告処理)。よって、コントローラ30が警告手段に相当する。
コントローラ30には、ディスプレイ19が接続されている。コントローラ30は、ディスプレイ19に対して通知要求を送信する。ディスプレイ19は、コントローラ30から通知要求を受信した場合、ディスプレイ19における表示処理とスピーカ19aにおける音声報知処理を行う。これにより、コントローラ30は、見守り対象者T以外のユーザに対してディスプレイ19により警告を行わせる(見守り対象者T以外のユーザに対する警告処理)。よって、コントローラ30が警告手段に相当する。
次に、コントローラ30により実行される状況判定処理について図2に示すフローチャートに基づいて説明する。本処理は、所定の時間周期(例えば、0.5秒)で繰り返し実行される。
図2において、ステップS11では、記憶部31に記憶された脈拍数の経時変化に基づき、見守り対象者Tが睡眠状態であるか否かを判定する。見守り対象者Tが睡眠状態であると判定された場合、ステップS12へ進む。見守り対象者Tが睡眠状態でないと判定された場合、本処理を終了する。
ステップS12では、見守り対象者Tの位置情報を取得する。すなわち、各端末装置22〜24によりビーコン信号の受信位置情報が入力される。続くステップS13では、各端末装置22〜24から入力されたビーコン信号の受信位置情報に基づいて、見守り対象者Tは就寝位置にいるか否かを判定する(就寝位置判定手段に相当)。すなわち、ビーコン信号の受信位置情報とベッド18の位置情報とが一致するか否かに基づいて、見守り対象者Tは就寝位置にいるか否かを判定する。ビーコン信号の受信位置情報とベッド18の位置情報とが一致する場合は、見守り対象者Tが就寝位置にいる、すなわち就寝位置で寝ているとして本処理を終了する。ビーコン信号の受信位置情報とベッド18の位置情報とが一致しない場合は、見守り対象者Tが就寝位置にいない、すなわち就寝位置以外の場所で寝ているとしてステップS14へ進む。
ステップS14では、各端末装置22〜24から入力されたビーコン信号の受信位置情報に基づいて、見守り対象者Tは睡眠禁止位置である浴槽15内にいるか否かを判定する(就寝位置判定手段に相当)。すなわち、ビーコン信号の受信位置情報と浴槽15の位置情報とが一致するか否かに基づいて、見守り対象者Tは浴槽15内にいるか否かを判定する。ビーコン信号の受信位置情報と浴槽15の位置情報とが一致する場合は、見守り対象者Tが浴槽15内にいる、すなわち浴槽15内で寝ているとしてステップS15へ進む。ビーコン信号の受信位置情報と浴槽15の位置情報とが一致しない場合は、見守り対象者Tが浴槽15内にいない、すなわち住宅10内の就寝位置(ベッド18)及び睡眠禁止位置(浴槽15内)以外のその他の場所で寝ているとしてステップS18へ進む。
ステップS18では、見守り対象者Tに対する警告処理を行う(警告手段に相当)。すなわち、リストバンド25に対してバイブレーション機能及びアラーム機能の作動要求を送信する。リストバンド25は、作動要求を受信すると、バイブレーション機能及びアラーム機能を所定時間(例えば1分間)において作動させる。これにより、見守り対象者Tが手首に装着したリストバンド25が振動し、アラーム音を発信する。その後、本処理を終了する。
ステップS15では、見守り対象者Tと、見守り対象者T以外の他のユーザ(本実施形態では同居者A)とに対する警告処理を行う(警告手段に相当)。すなわち、ディスプレイ19に対して通知要求を送信する。ディスプレイ19は、ディスプレイ19における表示処理とスピーカ19aにおける音声報知処理を行う。例えば、ディスプレイ19には「見守り対象者が浴槽内で寝ています」と表示され、スピーカ19aから「浴室を確認してください」という音声が警報音とともに発信される。
続くステップS16では、初回の警告処理から所定時間が経過したか否かを判定する。ここで、初回の警告処理とは、ステップS15における警告処理のうち、初回の警告処理を意味し、所定時間とは、例えば3分とする。すなわち、初回の警告処理の後、新たな処理(図2のフローチャート)が繰り返し開始された状況(ステップS15における警告処理を繰り返した状況)において、その初回の警告処理から所定時間が経過した場合はステップS17へ進む。初回の警告処理から所定時間が経過していない場合は本処理を終了する。
ステップS17では、浴槽15の止水栓16をアクチュエータ16aにより開状態へと切り換える(実行手段に相当)。これにより、浴槽15内のお湯が排出される。その後、本処理を終了する。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
・例えば、玄関、こたつ、トイレ、浴室12(浴槽15)等の就寝位置(ベッド18)でない場所で寝てしまうと、風邪を引いたり、睡眠が浅くなり十分に疲れが取れなかったり、結果として見守り対象者Tにとって好ましくない状況になりやすい。本実施形態によれば、見守り対象者Tの就寝位置としてベッド18が定められており、見守り対象者Tが睡眠状態の場合に、就寝位置であるベッド18で寝ていない(すなわち、ベッド18以外の場所で寝ている)と判定された場合に警告が行われる。すなわち、就寝位置でない場所で見守り対象者Tが寝てしまった場合は、睡眠に好ましくない状況で見守り対象者Tが寝てしまったとして警告される。これにより、見守り対象者Tを覚醒に導くことができるため、睡眠には好ましくない状況で睡眠状態が継続することを回避でき、その結果、体調不良等の見守り対象者Tにとっての状況悪化を回避することができる。
・例えば、浴槽15内でお湯に浸かりながら寝てしまうと、お湯が冷えてしまい風邪を引く可能性だけでなく、浴槽15内でおぼれてしまう可能性があり、安全上問題がある状況である。本実施形態によれば、安全上問題がある睡眠禁止位置として浴槽15内が定められており、見守り対象者Tが睡眠状態であって、就寝位置であるベッド18で寝ていないと判定された場合に、寝ている場所が浴槽15内であるか否かが判定される。そして、見守り対象者Tが浴槽15内で寝ていると判定された場合は、警告が行われる。よって、浴槽15内で見守り対象者Tが寝てしまった場合は、安全上問題がある状況で見守り対象者Tが寝てしまったとして警告される。これにより、見守り対象者Tを覚醒に導くことができるため、安全上問題がある状況が継続することを回避でき、安全上問題がある状況からの状況悪化を未然に回避することができる。
・本実施形態によれば、見守り対象者Tが浴槽15内で寝ている場合、すなわち安全上問題がある状況の場合には、その浴槽15内で寝ている見守り対象者Tだけでなく、他のユーザに対しても警告を行う。これにより、状況を知った他のユーザによる補助(寝ている見守り対象者Tを起こす等)が可能となるため、安全上問題がある状況を確実に脱することができる。
・見守り対象者Tが就寝位置(ベッド18)及び浴槽15内以外の場所(例えば、リビング11のソファ17)で寝ている場合、この状況は睡眠に好ましくない状況ではあるものの、その状況が継続してもおぼれることはなく、見守り対象者Tの体調不良等の状況悪化を伴うだけである。本実施形態によれば、この場合には、その寝ている見守り対象者Tに対して警告を行うことで、見守り対象者Tが自身で目を覚まさせる。これにより、他のユーザに対してその寝ている見守り対象者Tを起こす等の手間をかけさせないようにすることができる。
・本実施形態によれば、見守り対象者Tが浴槽15内で寝ていると判定されると、浴槽15の止水栓16が開状態とされる。これにより浴槽15内のお湯がなくなるため、見守り対象者Tが浴槽15内でおぼれることを確実に回避することができる。
・本実施形態によれば、警告後も見守り対象者Tが寝続ける場合には浴槽15内のお湯を抜く処理が行われるのに対して、警告により見守り対象者Tがすぐに目を覚ました場合には浴槽15内のお湯を抜く処理が行われない。よって、見守り対象者Tが覚醒することにより安全上問題がある状況を脱した場合には、見守り対象者Tはそのまま入浴を継続することができる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、住宅10に居住するユーザのうち、見守り対象者Tを定めているが、住宅10に居住するユーザ全員を本システムの見守り対象としてもよい。この場合、全ユーザが、ビーコンタグ21が内蔵され、生体センサ26が搭載されたリストバンド25を装着すればよい。この際、ビーコンタグ21は、ユーザごとにビーコンID(識別情報)が異なる。そして、ユーザごとに所定の睡眠位置を定め、当該睡眠位置とビーコンIDとを対応付ける。これにより、上記実施形態と同様にして、ビーコンIDにより特定されたユーザが、そのユーザの睡眠位置として定められた場所で寝ているか否かを判定できる。
(2)上記実施形態では、生体情報取得手段は、生体センサ26(装着型の脈拍センサ)が検出した脈拍を生体情報として取得しているが、生体情報はこれに制限されない。例えば、生体情報取得手段は、各居室11〜14に設けられたカメラにより撮影された画像(生体情報に相当)を取得してもよい。この場合、当該画像に基づいて、瞼の動き等を取得(検出)することにより睡眠状態であるか否かを判定することができる。
また、脈拍数を生体情報とする場合、生体センサ26としては、例えば、生体から遠隔にて生体情報を取得可能なセンサであってもよい。このようなセンサとしては、空間に向けて10GHz以上のマイクロ波を照射し、生体によって反射されたマイクロ波に基づいて体表の動き(運動量)をセンシングするセンサが挙げられる。これにより、例えば、その空間内における生体の存在、その位置、動き、大きさ、及び脈拍数が非接触で算出できる。
(3)上記実施形態では、位置情報取得手段は、各端末装置22〜24から送信されるビーコン信号の受信位置情報を位置情報として取得しているが、位置情報はこれに制限されない。例えば、各居室11〜14に設けられたカメラにより撮影された画像を位置情報として取得してもよい。この場合、当該画像に基づいて、見守り対象者Tを特定することにより見守り対象者Tの位置情報が取得される。
(4)上記実施形態では、リストバンド25とディスプレイ19とにより見守り対象者Tと他のユーザとに対する警告が行われたが、警告手段はこれに制限されない。例えば、リストバンド25にディスプレイが備えられており、当該ディスプレイにメッセージ(例えば、ベッド18で就寝するように促すメッセージ)を表示させることにより見守り対象者Tに対する警告を行ってもよい。また、他のユーザの携帯する携帯端末にメッセージを送信することにより他のユーザに対する警告を行ってもよい。
(5)上記実施形態では、見守り対象者Tが寝ている場所がベッド18及び浴槽15内以外である場合は見守り対象者T(本人)のみに警告が行われ、見守り対象者Tが寝ている場所が浴槽15内である場合は見守り対象者Tと他のユーザとに警告が行われているが、警告が行われる警告対象者は当該形態に制限されない。見守り対象者Tが寝ている場所がベッド18及び浴槽15内以外であると判定された場合にも、見守り対象者Tと他のユーザとに対する警告が行われてもよい。
(6)上記実施形態では、就寝位置及び浴槽15内以外で寝ている場合においては、その寝ている場所に関わらず、警告対象者(見守り対象者T及び他のユーザ)に対する警告が実施されているが、警告の実施形態はこれに制限されず、住宅10内における複数の場所ごとに、ユーザが寝ている場合における警告実施の対応が定められていてもよい。例えば、コントローラ30において、住宅10内における複数の場所について見守り対象者Tが寝ている場合に警告を実施する警告対象者との関係を定めておき、見守り対象者Tが寝ていると判定された場合に、その寝ている場所と警告対象者との関係に基づいて、警告を実施する構成であってもよい。
この場合、住宅10内の場所と警告対象者との関係は、例えば図3に示すように定められているとよい。図3では、住宅10内の場所として、見守り対象者Tの寝室14(就寝位置)、リビング11、浴室12(浴槽15内)、その他が想定され、それらの場所ごとに、警告の要否と、警告実施時の警告対象者とが定められている。具体的には、見守り対象者Tが寝ている場所が就寝位置(見守り対象者Tの寝室)であれば、警告を不要とする。また、見守り対象者Tが寝ている場所がリビング11であれば、警告を実施するとし、警告対象者を他のユーザである同居者A(全同居者のうちいずれかの同居者)とする。見守り対象者Tが寝ている場所が浴室12(浴槽15内)であれば、警告を実施するとし、警告対象者を見守り対象者T(本人)及び同居者A(全同居者)とする。見守り対象者Tが寝ている場所がその他(例えばダイニング)であれば、警告を実施するとし、警告対象者を見守り対象者T(本人)及び同居者Aとする。上記構成では、例えばリビング11での昼寝を許容するが、特定の同居者には通知をしておく構成としている。ただし、各場所における警告実施の態様は任意に設定することが可能となっている。
(7)上記実施形態では、見守り対象者Tが浴槽15内で寝ており初回の警告処理がされ、その初回の警告処理から所定時間経過後においても見守り対象者Tが浴槽15内で寝ている場合(ステップS16のYES判定)に浴槽15の止水栓16が開状態とされているが、浴槽15の止水栓16が開状態とされる処理を行うタイミングは当該形態に制限されない。例えば、見守り対象者Tが浴槽15内で寝ていると判定された場合に、すぐに(すなわち、初回の警告処理と同時又はその後すぐに)、浴槽15の止水栓16を開状態とする処理がされてもよい。
(8)上記実施形態では、ユーザが浴槽15内で寝ている場合において浴槽15の止水栓16を開状態とする処理がされているが、設備が制御される構成は浴槽15の止水栓16以外の設備であってもよい。ユーザが寝ている就寝位置(ベッド18)以外の場所において、その寝ている場所に設けられる設備が制御されればよい。例えば、リビング11において見守り対象者Tが寝ていると判定された場合、見守り対象者Tが風邪を引かないように、リビング11に設けられている空調設備を操作して体調保全が可能な適正温度とする。また、キッチン(図示略)において見守り対象者Tが寝ていると判定された場合、見守り対象者Tの安全を確保するため、キッチンに設けられているコンロを操作して、ガス又は電気の供給を停止してもよい。
(9)上記実施形態では、生体情報取得手段は、生体情報(脈拍数)に基づいて見守り対象者Tが睡眠状態であるか否かを判定しているが、例えば、生体情報(脈拍数)に基づいて、見守り対象者Tの異常状態を判定する構成をさらに備えていてもよい。すなわち、生体情報(脈拍数)に基づいて、心肺停止や脳梗塞等の異常状態が発生したか否かを判定する。そして、異常状態が発生したと判定された場合に、例えば、キッチンコンロのガス又は電気の供給を停止したり、救急救命活動が必要な場合には住宅10の玄関の解錠を行う等の住宅10内の設備において必要な制御を行う構成を有していてもよい。
10…住宅、12…浴室、14…寝室、15…浴槽、16…止水栓、18…ベッド、19…ディスプレイ、21…ビーコンタグ、22〜24…端末装置、26…生体センサ、30…コントローラ、31…記憶部。

Claims (7)

  1. 建物に居住するユーザの状況を見守る見守りシステムであって、
    前記建物内のユーザの位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    ユーザの生体情報を取得する生体情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された前記ユーザの位置情報と、前記生体情報取得手段により取得された前記ユーザの生体情報とに基づいて、ユーザが睡眠状態の場合に当該ユーザが所定の就寝位置で寝ているか否かを判定する就寝位置判定手段と、
    前記就寝位置判定手段によりユーザが前記就寝位置で寝ていないと判定された場合に、警告を行う警告手段と、
    を備えることを特徴とする、見守りシステム。
  2. 前記就寝位置判定手段によりユーザが前記就寝位置で寝ていないと判定された場合に、その寝ている場所に設けられている設備を操作して当該ユーザにとって安全な状態に移行させる設備制御手段を備える、請求項1に記載の見守りシステム。
  3. 前記就寝位置判定手段は、ユーザが寝ている場所が浴槽内であるか否かを判定する、請求項1に記載の見守りシステム。
  4. 前記警告手段は、
    前記就寝位置判定手段によりユーザが前記浴槽内で寝ていると判定された場合に、その寝ているユーザと、その寝ているユーザ以外の他のユーザとに対して警告を行い、
    前記就寝位置判定手段によりユーザが前記就寝位置と前記浴槽内と以外の場所で寝ていると判定された場合に、その寝ているユーザに対して警告を行う、請求項3に記載の見守りシステム。
  5. 前記浴槽に設けられた栓の開閉を実行させる実行手段を備え、
    前記実行手段は、前記就寝位置判定手段によりユーザが前記浴槽内で寝ていると判定された場合に、前記浴槽の栓を開状態とする、請求項3又は4に記載の見守りシステム。
  6. 前記実行手段は、前記就寝位置判定手段によりユーザが前記浴槽内で寝ていると判定され、かつ前記警告手段により前記ユーザと前記他のユーザとに警告がなされてから所定時間経過後において、前記就寝位置判定手段によりユーザが前記浴槽で寝ていると判定された場合に、前記浴槽の栓を開状態とする、請求項5に記載の見守りシステム。
  7. 前記建物内における複数の場所についてユーザが寝ている場合に警告を実施する警告対象者との関係が定められており、
    前記警告手段は、前記就寝位置判定手段によりユーザが前記就寝位置で寝ていないと判定された場合に、前記ユーザが寝ている場所と前記警告対象者との前記関係に基づいて、警告を実施する、請求項1又は2に記載の見守りシステム。
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