JP2020183356A - フィコシアニンを有効成分として含有することを特徴とする化粧料 - Google Patents

フィコシアニンを有効成分として含有することを特徴とする化粧料 Download PDF

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大吾 野々川
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【課題】フィコシアニンを皮膚外用剤に配合した場合の機能性研究は十分に行われているとはいえず、その有用性の解明・活用が十分に行われていないという問題があった。【解決手段】本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、フィコシアニンが化粧料に配合する成分として有用であること、より詳しくは、スピルリナから抽出されたフィコシアニンが化粧料に配合する成分として有用であること、更にはフィコシアニンを有効成分として配合することで抗老化作用、美白作用、育毛養毛作用が得られること、また美爪用化粧料やケラチン繊維装飾用メーキャップ化粧料として用いることができることを見出した。【選択図】なし

Description

本発明はフィコシアニンを有効成分として含有することを特徴とする化粧料に関し、より詳しくは、フィコシアニンがスピルリナから抽出されたフィコシアニンである化粧料、更にこれらを抗老化化粧料、美白用化粧料、育毛養毛用化粧料、美爪用化粧料、およびケラチン繊維装飾用メーキャップ化粧料のいずれかとして用いる化粧料に関するものである。
フィコシアニンはスピルリナなどの藍藻類に含まれる青色を呈する水溶性色素タンパク質であり、光合成色素として知られている。フィコシアニンは人体への安全性が高いことからチューインガムやアイスキャンディーなどの食品用着色料として使用されている。フィコシアニンの製造方法としては藍藻から抽出する製造方法が知られ、工業的な生産が行われている。
またフィコシアニンは皮膚外用剤に配合した際に様々な機能を呈することが知られて、たとえば抗酸化作用(特許文献1)、抗炎症作用(特許文献2)などを有する皮膚外用剤として用いられている。
しかしながら、フィコシアニンを皮膚外用剤に配合した場合の機能性研究は十分に行われているとはいえず、その有用性の解明・活用が十分に行われていないという問題があった。
特開2002−69443号公報 特表2001−505908号公報
このような事情に鑑み、本発明者らは、フィコシアニンを皮膚外用剤に配合した場合の新規な機能性の研究を進め、フィコシアニンの有用性の解明について検討を重ねてきた。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、フィコシアニンが化粧料に配合する成分として有用であること、より詳しくは、スピルリナから抽出されたフィコシアニンが化粧料に配合する成分として有用であること、更にはフィコシアニンを有効成分として配合することで抗老化作用、美白作用、育毛養毛作用が得られること、また美爪用化粧料やケラチン繊維装飾用メーキャップ化粧料として用いることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明によれば、フィコシアニンを有効成分として含有することを特徴とする化粧料を得ることができ、より詳しくは、フィコシアニンがスピルリナから抽出されたフィコシアニンである化粧料を得ることができる。更には前記化粧料を抗老化化粧料、美白用化粧料、育毛養毛用化粧料、美爪用化粧料、ケラチン繊維装飾用メーキャップ化粧料として用いることができる。
本発明で使用するフィコシアニン(phycocyanin)とは、青色を呈する光合成色素として知られる水溶性色素タンパク質である。また、フィコシアニンは藍藻素、フィコシアン、藻緑素などの別名でも知られている。フィコシアニンは発色団としてアロフィコシアニン (allophycocyanin) 、フィコシアノビリン (phycocyanobilin)、C―フィコシアニン(C−phycocyanin) を有する色素タンパク質であり、スピルリナ、藍藻、紅藻、クリプト藻などに含まれることが知られている。
本発明のフィコシアニンの原料は特に限定されるものではないが、スピルリナ、藍藻、紅藻、クリプト藻などフィコシアンを含有する原料を用いることができ、好ましくはスピルリナ、藍藻、更に好ましくはスピルリナを用いることができる。
本発明でフィコシアニンの原料として用いるスピルリナは、藍藻綱ユレモ目の単細胞藻類であり例えば、スピルリナ・ゲイトレリ、スピルリナ・プラテンシス、スピルリナ・マキシマ、スピルリナ・メイヤー、スピルリナ・ラキシシマ、スピルリナ・アルダリア等が挙げられる。本発明で用いるスピルリナはその起源を特に限定されるものではなく、天然物および人工培養物を適宜用いることができる。
本発明のフィコシアニンを有効成分として配合する化粧料を製造するには、その目的に応じて適宜公知の化粧品成分を組み合わせることができる。
本発明の化粧料、抗老化化粧料、美白用化粧料、育毛養毛化粧料、美爪用化粧料、ケラチン繊維装飾用メーキャップ化粧料におけるフィコシアニンの含有量としては、これら化粧料の抗老化効果、美白効果、育毛養毛効果、美爪効果が確認される範囲であれば特に制限されるものではないが、0.01mg/g〜500mg/g(分母は製剤の重量を示す)の範囲であればよく、好ましくは0.1mg/g〜200mg/gの範囲であって、最も好ましくは0.2mg/g〜100mg/gの範囲である。
本発明で用いるフィコシアニンは、前記スピルリナ、藍藻、紅藻、クリプト藻などを抽出して得ることができる。フィコシアニンを抽出するための方法としては、フィコシアニンが得られる方法であれば特に限定されるものではなく、破砕処理、抽出処理、圧搾処理、遠心分離処理、超臨界抽出処理など公知の方法を単独または組み合わせることができる。また、特開2003−342489号公報や特許4677250号公報に記載の方法など公知の抽出法を用いることができる。
フィコシアニンを抽出するために用いる抽出溶媒としては、水または有機溶媒から選択される一種または二種以上を組み合わせて用いてよく、これらの抽出溶媒としては例えば水、エタノール、メタノール等のアルコール類、ヘキサン、ペンタン等の各種有機溶媒を用いることができ、好ましくは水、エタノール及びこれらの混液が用いられる。また、これらの抽出溶媒で抽出する際には抽出効率をあげるために、各種添加物を本発明の効果を損なわない範囲で加えてもよい。
フィコシアニンを抽出するために使用する抽出溶媒の量は、原料となるスピルリナなどの藻類に対して好ましくは1〜1000倍量程度、さらに好ましくは5〜200倍量程度である。尚、抽出方法は特に制限されるものはないが、通常、常温から常圧下での溶媒の沸点までの範囲であれば良く、抽出操作は1回または複数回行ってもよい。フィコシアニンの抽出を複数回行う場合には、抽出後の残渣に再度新鮮な抽出溶媒を添加し、抽出操作を施すこともできるし、抽出溶媒を複数回抽出原料に接触させてもよい。必要ならば、更に遠心分離やろ過などの精製処理を加えても良く、エバポレーターのような減圧濃縮装置や加熱による溶媒除去等により、濃縮・乾燥することができる。
本発明の化粧料は、皮膚化粧料、頭髪化粧料又はメーキャップ用化粧料等の各種化粧料として用いることができ、本発明の効果が得られる範囲においてその剤型は制限されるものではない。
尚、本発明の化粧料には、前記の有効成分であるフィコシアニンに加え、本発明の効果を損なわない範囲内で、通常化粧料に用いられる添加成分を併用することができる。
本発明の化粧料に配合可能な添加成分としては、炭化水素、動植物性油脂や鉱物油等の油脂、ロウ、エステル類、脂肪酸、高級アルコール、低級アルコールや多価アルコールといったアルコール類、ヒアルロン酸、コラーゲン、キトサン、セラミド、セルロース、キサンタンガム、ポリエチレングリコールや各種シリコーン化合物等の高分子化合物、動植物や微生物由来成分、アミノ酸、無機鉱物、各種界面活性剤、紫外線吸収剤、美白剤、抗炎症剤、血行促進剤、抗老化剤、保湿剤、ビタミン類、増粘剤、ゲル化剤、酸化防止剤、防腐剤、抗菌剤、キレート剤、pH調整剤、粉体、香料、着色剤等を用いることができ、これらを所望の剤型や機能に応じて適宜組み合わせることができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらになんら制約されるものではない。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこの実施例により限定されるものではない。
(製造例)
藍藻類のスピルリナ(アルスロスピラ・プラテンシス(Arthrospira platensis))の乾燥粉末を室温の水で24時間抽出した後、フィルターを用いて残渣を除去しフィコシアニン粗抽出液を得た。限外ろ過膜を用いて該フィコシアニン粗抽出液を精製し、フィコシアニン精製液を得た。該フィコシアニン精製液を凍結乾燥しフィコシアニン粉末を得た。
得られたフィコシアニン粉末を吉川らの方法(YOSHIKAWA&BELAY: JOURNAL OF AOAC INTERNATIONAL VOL. 91, NO. 3, 2008)により測定し、フィコシアニンの確認と含有量を確認した。前記製造例により得られたフィコシアニン粉末の純度は約75重量%であった。
(実施例)
製造例で製造したフィコシアニン粉末1.00重量%、グリセリン5.00重量%、プロピレングリコール4.00重量%、オレイルアルコール0.10重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル(20EO)1.50重量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(20EO)0.50重量%、エタノール10.00重量%、精製水残量を混合し、化粧水を得た。
(比較例1)
比較例1として、抗老化用化粧品原料として知られるプエラリアミリフィカ根茎抽出物5.00重量%、グリセリン5.00重量%、プロピレングリコール4.0重量%、オレイルアルコール0.1重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル(20EO)1.5重量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(20EO)0.5重量%、エタノール10.0重量%、青色色素適量、精製水残量を混合し、抗老化化粧水を得た。
(比較例2)
比較例2として、美白用化粧品原料として知られるアルブチン3.00重量%、グリセリン5.00重量%、プロピレングリコール4.00重量%、オレイルアルコール0.10重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル(20EO)1.50重量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(20EO)0.50重量%、エタノール10.00重量%、青色色素適量、精製水残量を混合し、美白用化粧水を得た。
(比較例3)
比較例3として、育毛養毛用化粧品原料として知られるグリチルリチン酸ジカリウム1.00重量%、グリセリン5.00重量%、プロピレングリコール4.0重量%、オレイルアルコール0.1重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル(20EO)1.5重量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(20EO)0.5重量%、エタノール10.0重量%、青色色素適量、精製水残量を混合し、育毛養毛用化粧水を得た。
(比較例4)
比較例4として、美爪用化粧品原料として知られる水溶性ケラチン3.00重量%、グリセリン5.00重量%、プロピレングリコール4.0重量%、オレイルアルコール0.1重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル(20EO)1.5重量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(20EO)0.5重量%、エタノール10.0重量%、青色色素適量、精製水残量を混合し、美爪用化粧水を得た。
(参考例)
グリセリン5.00重量%、プロピレングリコール4.0重量%、オレイルアルコール0.1重量%、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステル(20EO)1.5重量%、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(20EO)0.5重量%、エタノール10.0重量%、青色色素適量、精製水残量を混合し、化粧水を得た。
試験1:抗老化試験
「試験方法及び評価方法」
被験者10名の上腕部内側をマスキングテープにより6区画に分画し、実施例、比較例1、参考例で製造した化粧水をそれぞれ2区画ずつ、毎日入浴後及び起床後の2回、1週間塗布した。それぞれの化粧水はナンバリングで管理し、被験者には化粧水の内容物が分からないよう試験を実施した。1週間後に被験者の上腕部の各区画について表に記載の項目について下記の評価基準で評価を行った。表1に各化粧水の評価点の合計を記載する。
[評価基準1]
2点:塗布を行わなかった部位と比較し、肌に弾力を感じる。
1点:塗布を行わなかった部位と比較し、差を感じない。
Figure 2020183356
試験2:美白試験
「試験方法及び評価方法」
被験者10名の前腕部内側をマスキングテープにより4区画に分画し、実施例、比較例2で製造した化粧水をそれぞれ2区画ずつ、毎日入浴後及び起床後の2回、1週間塗布した。それぞれの化粧水はナンバリングで管理し、被験者には化粧水の内容物が分からないように試験を実施した。1週間後に被験者の上腕部の各区画について表に記載の項目について下記の評価基準で評価を行った。表2に各化粧水の評価点の合計を記載する。
[評価基準2]
2点:塗布を行わなかった部位と比較し、肌が白いと感じる。
1点:塗布を行わなかった部位と比較し、差を感じない。
Figure 2020183356
試験3:育毛養毛作用
「試験方法及び評価方法」
被験者6名の頭部を左右の区画に分画し、それぞれの区画の頭髪及び頭皮に実施例、比較例3の化粧水を入浴後毎日1週間塗布した。それぞれの化粧水をナンバリングで管理し、被験者には化粧水の内容物が分からないように試験を実施した。1週間後に被験者の毛髪について表に記載の項目について下記の評価基準で評価を行った。表3に各化粧水の評価点の合計を記載する。
[評価基準3]
2点:他方に比べ、髪にコシを感じる。
1点:他方と比べ、髪にコシを感じない。
Figure 2020183356
試験4:美爪試験
「試験方法及び評価方法」
被験者3名の左右それぞれの手指の爪に、実施例、比較例4の化粧水を入浴後毎日1週間塗布した。それぞれの化粧水をナンバリングで管理し、被験者には化粧水の内容物が分からないように試験を実施した。1週間後に被験者の左右の爪にについて表に記載の項目について下記の評価基準で評価を行った。表4に各化粧水の評価点の合計を記載する。
[評価基準4]
2点:他方に比べ、爪にツヤを感じる。
1点:他方と比べ、爪にツヤを感じない。
Figure 2020183356
表に記載するように、フィコシアニンを含有する化粧水は、抗老化、美白効果、育毛・養毛効果、美爪効果を有することが知られる化粧品原料と比較してもこれらの効果において良好な結果を示した。この結果からフィコシアニンは加齢に伴って生じるしわ、たるみ等の皮膚状態を予防又は改善、肌の張りの改善、肌のくすみや黒化の予防又は改善、育毛作用、養毛作用を促す等の頭髪状態の改善、美爪効果を有する化粧品原料として有用であることが分かる。
(処方例)抗老化用化粧水 質量%
グリセリン 5.0
1,3-ブチレングリコール 5.0
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O) 1.0
エタノール 15.0
本発明の製造例によって抽出されたフィコシアニン 2.0
アミノ酸(アルギニン、グリシン、グルタミン等) 0.5
防腐剤(エチルパラベン) 適量
香料 適量
精製水 100とする残余
(処方例)美白用化粧水 質量%
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルヒ゛タン(20E.O) 1.0
エタノール 15.0
本発明の製造例によって抽出されたフィコシアニン 3.0
アスコルビン酸ナトリウム 0.5
アミノ酸(アルギニン、グリシン、グルタミン等) 0.5
防腐剤(エチルパラベン) 適量
香料 適量
精製水 100とする残余
(処方例)抗老化用乳液 質量%
スクワラン 5.0
オリーブ油 5.0
ホホバ油 5.0
セチルアルコール 1.5
グリセリンモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 3.0
ポリオキシエチレン(20)ソオルビタンモノオレート 2.0
1,3−ブチレングリコール 1.0
グリセリン 2.0
本発明の製造例のフィコシアニン 1.0
防腐剤(パラオキシ安息香酸エステル) 適量
香料(バラ水) 適量
精製水 100とする残余
(処方例)美容液 質量%
ポリビニルアルコール 15.0
キサンタンガム 0.4
ヒドロキシエチルセルロース 0.2
1,3−ブチレングリコール 5.0
本発明の製造例のフィコシアニン 0.5
葛根50%プロピレングリコール抽出液 0.5
グリチルリチン酸ジカリウム 0.2
防腐剤(サルチル酸) 適量
香料(葡萄水) 適量
精製水 100とする残余
(処方例)育毛・養毛用化粧料 質量%
エタノール 60.0
本発明の製造例によって抽出されたフィコシアニン 3.0
ビタミンE誘導体 0.5
トウガラシチンキ 0.5
レゾルシン 0.5
グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
カルボキシメチルキチン溶液 0.5
アミノ酸(アルギニン、グリシン、グルタミン等) 0.5
抗菌・防腐剤 0.1
香料 適量
精製水 100とする残余
(処方例)シャンプー 質量%
ラウリル硫酸トリエタノールアミン 5.0
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12.0
1,3-ブチレングリコール 4.0
ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0
エデト酸二ナトリウム 0.1
本発明の製造例によって抽出されたフィコシアニン 5.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
ジンクピリチオン 0.1
抗菌・防腐剤 適量
pH調整剤 適量
香料 適量
精製水 100とする残余
(処方例)リンス 質量%
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
セトステアリルアルコール 2.0
ポリオキシエチレンラノリンエーテル 3.0
プロピレングリコール 5.0
エチレングリコール 3.0
本発明の製造例によって抽出されたフィコシアニン 4.0
アルギン酸ナトリウム 2.0
トレハロ−ス溶液 1.0
加水分解ケラチン溶液 1.0
抗菌・防腐剤 適量
香料 適量
精製水 100とする残余
(処方例)マスカラ 質量%
ステアリン酸 6.0
ミツロウ 6.0
ポリビニルピロリドン 3.0
プロピレングリコール 5.0
本発明の製造例によって抽出されたフィコシアニン 2.0
防腐剤 0.5
アクリル樹脂エマルジョン(樹脂分50%) 30.0
絹繊維(0.1mm) 5.0
精製水 100とする残余
本発明は、フィコシアニンが化粧料の有効成分として優れた機能を有することを見い出した。本発明により、フィコシアニンを有効成分として含有する化粧料、抗老化用化粧料、美白用化粧料、育毛養毛用化粧料、美爪用化粧料、ケラチン繊維装飾用メーキャップ化粧料を提供することができる。

Claims (7)

  1. フィコシアニンを有効成分として含有することを特徴とする化粧料。
  2. フィコシアニンがスピルリナから抽出されたフィコシアニンである請求項1に記載の化粧料。
  3. 抗老化用化粧料である請求項1または2に記載の化粧料。
  4. 美白用化粧料である請求項1または2に記載の化粧料。
  5. 育毛養毛用毛髪化粧料である請求項1または2に記載の化粧料。
  6. 美爪用化粧料である請求項1または2に記載の化粧料。
  7. ケラチン繊維装飾用メーキャップ化粧料である請求項1または2に記載の化粧料。
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