JP2020182863A - 連結パーツ、インジェクションキットおよび人型玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】連結するパーツ間の相対位置関係の保持性を向上させた連結パーツとする技術を提供すること。【解決手段】連結パーツ6の軸パーツ10は、同一の第1樹脂材料で形成された、軸部11と、爪部13と、軸部11の両端から当該軸部を支持する一対の腕部15と、を有する一体構造である。連結パーツ6の軸受パーツ20は、第1樹脂材料とは硬度が異なる第2樹脂材料で形成された、軸部11の外側で且つ、両端が一対の腕部15に挟まれた位置に設けられた筒状部21であって、外周面に爪部13係合可能な少なくとも1つの溝部22(22a,22b,22c)が形成された筒状部21を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の部品を連結する連結パーツに関する。
人型玩具等では、可動部に複数の部品を連結する連結パーツが用いられる。例えば特許文献1には、外周面の全周に連続した凹凸が設けられた球型連結部をインサート成形で被覆した組立不要の人型玩具が開示されている。
特開平09−313742号公報
特許文献1の球型連結部は、球形であるため、連結部分に角度をつけても簡単に元に戻ろうとするため、角度をつけた姿勢で人型玩具にポーズを取らせて維持させるといったディスプレイ上の困難性があった。また、そもそも連結部となる連結パーツ自体をユーザが組み立てる場合、組み立てが上手くいかないと連結部分で角度をつけた姿勢とすること自体が困難になる場合があった。
本発明は、連結するパーツ間の相対位置関係を保持可能な連結パーツとする技術を提供するものである。
本発明の第1の態様は、軸パーツと軸受パーツとを備えた連結パーツであって、前記軸パーツは、同一の第1樹脂材料で形成された、軸部と、前記軸部に向けて設けられた第1係合部と、前記軸部の両端から前記軸部を支持する一対の腕部と、を有する一体構造であり、前記軸受パーツは、前記第1樹脂材料とは硬度が異なる第2樹脂材料で形成された、前記軸部の外側で且つ、両端が前記一対の腕部に挟まれた位置に設けられた筒状部であって、外周面に前記第1係合部が係合可能な少なくとも1つの第2係合部が形成された筒状部、を有する、連結パーツである。
また、前記第1係合部は、爪部であり、前記第2係合部は、溝部である、としてもよい。
また、前記第2係合部は、前記軸部の軸方向に平行な溝部であり、前記第1係合部は、前記軸部の軸方向に平行な線状の先端を有する爪部である、としてもよい。
また、前記軸受パーツは、前記第2樹脂材料で形成された、前記腕部に当接することで前記軸部を軸中心とした前記軸パーツと前記軸受パーツとの相対回転範囲を制限する可動範囲制限部を有し、前記筒状部と前記可動範囲制限部とが一体構造である、としてもよい。
また、前記第1樹脂材料は、前記第2樹脂材料より硬度が高い、としてもよい。
また、前記軸パーツとして前記第1樹脂材料で形成された第1パーツおよび第2パーツ、を備え、前記軸受パーツは、同一の前記第2樹脂材料で形成された、前記第1パーツの前記軸部に対応する前記筒状部である第1筒状部と、前記第2パーツの前記軸部に対応する前記筒状部である第2筒状部と、を有する一体構造である、としてもよい。
また、前記第1パーツの前記軸部と前記第2パーツの前記軸部とは、軸方向が平行である、としてもよい。
また、前記軸パーツとして、前記第1樹脂材料で形成された第1パーツ、中間パーツ、および第2パーツを備え、前記軸受パーツとして、第1軸受パーツおよび第2軸受パーツを備え、前記第1軸受パーツは、同一の前記第2樹脂材料で形成された、前記第1パーツの前記軸部に対応する前記筒状部と、前記中間パーツの前記軸部に対応する前記筒状部と、を有する一体構造であり、前記第2軸受パーツは、同一の前記第2樹脂材料で形成された、前記中間パーツの前記軸部に対応する前記筒状部と、前記第2パーツの前記軸部に対応する前記筒状部と、を有する一体構造である、としてもよい。
また、前記第1パーツの前記軸部と前記中間パーツの前記軸部と前記第2パーツの前記軸部とは、軸方向が互いに平行である、としてもよい。
本発明の第2の態様は、組み立て部品の1つである第1の態様の連結パーツであって、前記第1係合部と前記第2係合部とが係合した状態の連結パーツと、前記連結パーツを構成する前記軸パーツおよび/又は前記軸受パーツが接続されたランナーと、を具備したインジェクションキットである。
本発明の第3の態様は、第1の態様の連結パーツを関節部分に用いた人型玩具である。
本発明によれば、連結するパーツ間の相対位置関係を保持可能な連結パーツを提供することができる。
人型玩具の直立姿勢における正面輪郭および連結パーツの配置を示す図。 連結パーツのインジェクションキットの例を示す図。 連結パーツの正面図。 連結パーツの上面図。 連結パーツの下面図。 軸パーツの斜視図。 軸受パーツの斜視図。 中間パーツの斜視図。 第1軸パーツと第1軸受パーツとの接続部周りの拡大断面図。 中間パーツと第1軸受パーツとの接続部周りの拡大断面図。 連結パーツの第1使用形態の正面図。 兵装アイテムの連結パーツを第1使用形態にした例を示す図。 連結パーツの第2使用形態の正面図。 兵装アイテムの連結パーツを第2使用形態にした例を示す図。 連結パーツの第3使用形態の正面図。 兵装アイテムの連結パーツを第3使用形態にした例を示す図。
図1は、本実施形態の一例である人型玩具2の直立姿勢における正面輪郭および連結パーツの配置を示す図である。なお、輪郭は破線で示している。
人型玩具2は、マンガや、アニメ、特撮映画、ゲーム、小説などを原作とするキャラクタを立体造形物として再現した玩具である。本実施形態の人型玩具2は、兵装アイテム4を装備する人型ロボット兵器を模したデザインを有する。人型玩具2は、いわゆるプラスティック模型であって、ユーザがインジェクションキットからパーツを切り出し、組み立てて完成させる玩具である。
人型玩具2は、複数の可動部位を有しており、可動部位の1つまたは複数箇所において、複数のパーツの相対角度を可変に連結する連結パーツ6を使用する。連結パーツ6を何処に幾つ使用するかは、人型玩具2のデザインに応じて適宜設定可能である。図1の例では、両腕の肘関節と、両脚の膝関節と、6つの兵装アイテム4と、にそれぞれ内蔵フレームの一部として使用している。勿論、人型玩具2のデザインによっては、連結パーツ6が外部から見えるパーツとしてもよいのは勿論である。
図2は、連結パーツ6のインジェクションキット8の例を示す図である。インジェクションキット8は、人型玩具2のパッケージに含まれる。インジェクションキット8には、複数の連結パーツ6がゲートやランナーによって一体に成形されている。インジェクションキット8は、連結パーツ6を構成する複数種類の合成樹脂材料を用いて1回または複数回の成形工程で作成される。
図3は、連結パーツ6の正面図である。図4は、連結パーツ6の上面図である。図5は、連結パーツ6の下面図である。図3〜5を含む図中の直交3軸は、方向を示すための座標軸であり、座標原点には意味がない。正面方向をZ軸正方向、正面正方向から見て右方向をX軸正方向、正面正方向から見て上方をY軸正方向としている。
連結パーツ6は、合計3つの連結対象パーツ9(9a、9b、…)を相対姿勢・相対位置を可変に接続する可動パーツである。連結パーツ6は、2つの軸パーツ10(第1軸パーツ10a,第2軸パーツ10b)と、2つの軸受パーツ20(第1軸受パーツ20a,第2軸受パーツ20b)と、1つの中間パーツ30と、が直列状に接続されて構成されている。接続順は、正面向かって左から順に、第1軸パーツ10a、第1軸受パーツ20a、中間パーツ30、第2軸受パーツ20b、第2軸パーツ10bである。
軸パーツ10である第1軸パーツ10aと第2軸パーツ10bは、同じ形状の部品であり、接続する位置と姿勢が異なる。
軸受パーツ20である第1軸受パーツ20aと第2軸受パーツ20bは、同じ形状の部品であり、接続する位置と姿勢が異なる。
そして、連結パーツ6は、第1軸パーツ10aと第1軸受パーツ20aによる軸と、第2軸受パーツ20bと第2軸パーツ10bによる軸とは、平行となるようにデザインされている。勿論、これらの軸が交差するデザインも可能である。
図6は、軸パーツ10の斜視図である。
軸パーツ10は、軸部11と、爪部13と、腕部15と、取付部17と、を有する一体構造体である。軸パーツ10は、同一の第1樹脂材料(例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂):第2樹脂材料より硬度が高い樹脂)で構成されており、インジェクションキット8の製造に当たり1回目の射出で成形される。
取付部17は、軸パーツ10に連結される部品(図3の例では、第1軸パーツ10aに対する第1連結対象パーツ9a、第2軸パーツ10bに対する第2連結対象パーツ9b)を取り付ける部位となる。図6の例では、取付部17を、板状部分に孔を設けた構成として例示しているが、その他の形状でもよい。
取付部17の正面側と背面側の両方の端部からは、右方へ向けて一対の腕部15が延設されており、一対の腕部15の間に、円柱状の軸部11が前後方向(Z軸方向)に形成されている。
そして、軸部11と対向する取付部17の側面に、爪部13が、先端を軸部11に向けて設けられている。
爪部13は、軸部11に向けて設けられた第1係合部であって、軸部11の軸方向に平行な線状の先端を有する。具体的には、爪部13の先端形状は、XY断面で見ると、軸部11へ向けて先細りになる楔型をしており、Z軸方向に沿って平行(または誤差を含む範囲での略平行)な線状を成している。軸部11と爪部13の間には、軸受パーツ20の筒状部21に係る筒の厚み部分が位置するための空間がある。
また、腕部15の右方の側面には、可動範囲制限面16が形成されており、後述する軸受パーツ20の第1可動範囲制限部26(図7参照)のX軸方向の側面と当接して、軸パーツ10と軸受パーツ20との軸回転の可動範囲(具体的には、軸パーツ10が軸部11に対して、取付部17が上方へ揺動する範囲)を制限する働きをする。
図7は、軸受パーツ20の斜視図である。
軸受パーツ20は、2つの筒状部21(21a,21b)と、溝部22(22a,22b,22c)と、大径部23と、第1可動範囲制限部26と、第2可動範囲制限部27と、を有する一体構造体である。軸受パーツ20は、第1樹脂材料とは硬度が異なる第2樹脂材料(例えば、PP(ポリプロピレン)樹脂:第1樹脂材料より硬度が低い樹脂)で構成されており、インジェクションキット8の製造に当たり2回目の射出で成形される。
2つの筒状部21(第1筒状部21a、第2筒状部21b)は、軸パーツ10の軸部11の外側で、且つ、両端が一対の腕部15に挟まれた位置に設けられた略円筒体である。筒状部21(第1筒状部21a、第2筒状部21b)の外周面には、軸パーツ10の爪部13が係合可能な複数の溝部22(22a,22b,…)が形成されている。そして、2つの筒状部21の筒の軸は平行に設定されている。
溝部22は、爪部13(第1係合部)が係合可能な第2係合部であり、軸部11の軸方向に平行(誤差を含む範囲で略平行を含む。)に設けられている。
具体的には、筒状部21の外周面には、同一半径の範囲である可動範囲Amが設定されており、可動範囲Amに、V字溝の溝部22が形成されている。具体的には、可動範囲Am両端とその中間との合計3本の溝部22(22a,22b,22c)が形成されている。なお、溝部22のうち、インジェクションキット8の状態(図2参照)において、爪部13と係合した状態となる溝部22cは、溝となっている側面の一方が、可動範囲Amの半径よりも大きい大径部23を構成する平面を兼ねている。
第1可動範囲制限部26は、2つの筒状部21の中間位置から、筒状部21の筒軸方向(前後方向:Z軸方向)へ向けて形成された突部である。第1可動範囲制限部26は、軸パーツ10の腕部15に当接することで軸部11を軸中心とした軸パーツ10と軸受パーツ20との相対回転範囲を制限する。具体的には、軸部11に対して取付部17が上方(Y軸正方向)へ揺動する動きを制限する働きをする。
第2可動範囲制限部27は、軸受パーツ20の下面より下方(Y軸負方向)へ向けて形成された凸部である。第2可動範囲制限部27の左右側面が、軸パーツ10の爪部13の腹部(下面)と当接することで、軸部11に対して取付部17が下方へ揺動する動きを制限する働きをする。
第1軸受パーツ20aの第1筒状部21aは、第1軸パーツ10aの軸部11に対応する部位である。第1軸受パーツ20aの第2筒状部21bは、中間パーツ30の第1軸部31aに対応する(図8参照)部位である。また、第2軸受パーツ20bの第1筒状部21aは、第2軸パーツ10bの軸部11に対応する部位である。第2軸受パーツ20bの第2筒状部21bは、中間パーツ30の第2軸部31bに対応する部位である。
図8は、中間パーツ30の斜視図である。
中間パーツ30は、第1軸受パーツ20aおよび第2軸受パーツ20bと接続するとともに、第3連結対象パーツ9c(図3参照)を取り付けるためのパーツである。
中間パーツ30は、2つの軸部31(31a,31b)と、2つの爪部33(33a,33b)と、腕部35と、取付部37と、を有する一体構造体である。中間パーツ30は、同一の第1樹脂材料(例えば、ABS樹脂:第2樹脂材料より硬度が高い)で構成されており、インジェクションキット8の製造に当たり1回目の射出で成形される。
取付部37は、中間パーツ30に連結される部品(図3の例では、第3連結対象パーツ9c)を取り付ける部位である。ここでは、取付部37を、板部の上面に上方へ向けて凸の中空の箱体として例示しているが、その他の形状でもよい。
そして、取付部37の下部の正面側(Z軸正方向側)と背面側(Z軸負方向側)の端から左右それぞれへ向けて一対の腕部35が延設されており、それぞれの腕部35の対の間に円柱状の軸部31が前後方向に形成されている。
2つある軸部31のうち、第1軸部31aは、第1軸受パーツ20aの第2筒状部21bに対応する部位である。第2軸部31bは、第2軸受パーツ20bの第2筒状部21bに対応する部位である。そして、第1軸部31aと、第2軸部31bは、軸方向が互いに平行(誤差を含む範囲で略平行を含む。)である。
そして、第1軸部31aと第2軸部31bのそれぞれについて、当該軸部と対向する取付部37の側面に、第1爪部33a、第2爪部33bが、先端をそれぞれの軸部31に向けて設けられている。先端形状は、XY断面で見ると、それぞれが対応する軸部31へ向けて先細りになる楔型をしている。軸部31と爪部33の間には、軸受パーツ20の筒状部21に係る筒の厚み部分が位置するための空間がある。
翻って、連結パーツ6を全体視すると(図3から図5参照)、第1軸パーツ10a、第1軸受パーツ20a、中間パーツ30、第2軸受パーツ20b、第2軸パーツ10b、がこの順で直列状に成形されることで、結果として、連結パーツ6の軸・軸受による回転軸は全て平行(誤差を含む範囲で略平行)に設定されていることになる。
そして、前述のように、軸パーツ10と中間パーツ30は、第1樹脂材料による1回目の射出成形で作られ、軸受パーツ20は、第2樹脂材料による2回目の射出成形で作られる。よって、実質的に、1回目の射出成形で作成される軸パーツ10と中間パーツ30は、2回目の射出成形におけるインサート成型(前工程の成形工程で作成された部品に対して異なる部品を作成する後続する成形工程にて一体的に成形する意。)のインサートパーツとして機能する。
図9は、第1軸パーツ10aと第1軸受パーツ20aとの接続部周りの拡大断面図であって、インジェクションキット8の状態の断面である。断面は、XY断面である。
インジェクションキット8(図2参照)の連結パーツ6においては、軸パーツ10の軸部11の外側に、軸受パーツ20の筒状部21が形成されている。中間パーツ30の軸部31の外側にも、同様に、軸受パーツ20の筒状部21が形成されている。また、軸部11や軸部31の軸端には、それぞれ腕部15や腕部35が形成されている。そして、連結パーツ6は、インジェクションキット8の状態では、第1軸パーツ10aの爪部13は、第1軸受パーツ20aの溝部22cと係合した状態で形成されている。
なお、第2軸パーツ10bと第2軸受パーツ20bとの接続部周りの関係は、左右方向が反転するだけで図9と同じになるので説明は省略する。
そして、ユーザが、図9の状態から第1軸パーツ10aを、軸部11を中心に時計周り方向に回転させようとしても、第1軸受パーツ20aの第1可動範囲制限部26のX軸方向の側面(図7参照)が、第1軸パーツ10aの腕部15の側面(可動範囲制限面16;図6参照)と当接するので時計周り方向への回転はできない(図3参照)。また、溝部22cの時計周り方向側には大径部23があるので、第1軸パーツ10aを、軸部11を中心に時計周り方向に回転させようとしても、爪部13の上面が大径部23と当接することで、やはり回転はできない。
逆に、ユーザが、第1軸パーツ10aを、軸部11を中心に反時計周り方向に回転させようとすると、爪部13が溝部22cの溝を乗り越える必要があるので、ユーザにはしっかりとした操作感が感じられる。逆説的に言えば、図9の状態は、しっかりと保持されていることになる。
爪部13は、溝部22cの溝を乗り越えると、可動範囲Am(図7参照)の外周面を摺接しながら隣の溝部22bへ向かう。このとき、第1軸パーツ10aの第1樹脂材料は、第1軸受パーツ20aの第2樹脂材料よりも硬いので、爪部13は、楔型の先端形状をほぼ維持しつつ、可動範囲Amの外周面を撓ませながら摺接することになる。
爪部13が、隣の溝部22bへ至ると、爪部13の先端が当該溝部内へ嵌入する。この時、嵌入する瞬間に、爪部13と可動範囲Amの外周面との摺接抵抗が一気に抜けるので、ユーザには次の溝部に至った適度なクリック感が伝わる。そして、嵌入が成立することで、今度は爪部13と隣の溝部22bとがしっかりと保持されることとなる。
図10は、中間パーツ30と第1軸受パーツ20aとの接続部周りの拡大断面図であって、インジェクションキット8の状態の断面である。断面は、XY断面である。
インジェクションキット8の連結パーツ6においては、中間パーツ30の第1軸部31aの外側に、第1軸受パーツ20aの第2筒状部21bが形成されている。また、第1軸部31aの軸端には腕部35が形成されている。そして、連結パーツ6は、インジェクションキット8の状態では、中間パーツ30の第1爪部33aは、第1軸受パーツ20aの第2筒状部21bの溝部22cと係合した状態で形成されている。
なお、中間パーツ30の第2軸部31bと、第2軸受パーツ20bの第1筒状部21aとの接続部周りの関係は、左右方向が逆になるだけで図10と同じになるので説明は省略する。
また、中間パーツ30と第1軸受パーツ20aとの接続部周り、および中間パーツ30と第2軸受パーツ20bとの接続部周りにおいても、図9で説明したのと同様、可動範囲の制限や、操作時のクリック感の付与、爪部33と溝部22との係合による状態をしっかり保持する作用効果、などが発揮される。なお、溝部22を構成する第2樹脂材料より硬度が高い第1樹脂材料で爪部33を構成することにより、保持力や耐久性が高まり好ましい。
次に、連結パーツ6の使用形態の例を説明する。
図11は、連結パーツ6の第1使用形態の正面図であり、当該使用形態における第1軸パーツ10aの爪部13と第1軸受パーツ20aの溝部22との係合位置関係の例を示す部分拡大図を含む。図12は、兵装アイテム4の連結パーツ6を第1使用形態にした例を示している。
インジェクションキット8の状態の連結パーツ6は、全体としては、正面視直線状の外観となる。兵装アイテム4は、第1外装パーツ41と第2外装パーツ42と第3外装パーツ43の大きく分けて3つの外装パーツを有する。第1外装パーツ41は、兵装アイテム4にとっての第1連結対象パーツ9a(図3参照)であり、第1軸パーツ10aの取付部17に取り付けられている。第2外装パーツ42は、兵装アイテム4にとっての第2連結対象パーツ9b(図3参照)であり、第2軸パーツ10bの取付部17に取り付けられている。第3外装パーツ43は、兵装アイテム4にとっての第3連結対象パーツ9c(図3参照)であり、中間パーツ30の取付部37に取り付けられている。よって、連結パーツ6を第1使用形態とすることで、兵装アイテム4は直線状のスタイルとなる。
図13は、連結パーツ6の第2使用形態の正面図であり、当該使用形態における第1軸パーツ10aの爪部13と第1軸受パーツ20aの溝部22との係合位置関係の例を示す部分拡大図を含む。図14は、兵装アイテム4の連結パーツ6を第2使用形態にした例を示している。
第2使用形態では、第1軸パーツ10aの爪部13は、第1軸受パーツ20aの第1筒状部21aの3本の溝部22のうち中間の溝部22bと係合している。また、中間パーツ30では、第1爪部33aが第1軸受パーツ20aの第2筒状部21bの3本の溝部22のうち中間の溝部22bと係合し、第2爪部33bが第2軸受パーツ20bの第2筒状部21bの中間の溝部22bと係合している。そして、第2軸パーツ10bの爪部13は、第2軸受パーツ20bの第1筒状部21aの中間の溝部22bと係合している。
よって、連結パーツ6を正面視すると、背面側に開口する両端屈曲形状を成している。連結パーツ6を第2使用形態とすることで、図14に示すように、兵装アイテム4は、両端屈曲形状のスタイルとなる。
図15は、連結パーツ6の第3使用形態の正面図であり、当該使用形態における中間パーツ30の第2爪部33bと第2軸受パーツ20bの第2筒状部21bの溝部22との係合位置関係、および第2軸パーツ10bの爪部13と第2軸受パーツ20bの第1筒状部21aの溝部22との係合位置関係、の例を示す部分拡大図を含む。図16は、兵装アイテム4の連結パーツ6を第3使用形態にした例を示している。
第3使用形態では、第1軸パーツ10aと第1軸受パーツ20aとの相対位置・相対姿勢は、第1使用形態と同じである。また、第1軸受パーツ20aと中間パーツ30との相対位置・相対姿勢も、第1使用形態と同じである。
一方、中間パーツ30の右方では、第2爪部33bが第2軸受パーツ20bの第2筒状部21bの最も下面側の溝部22aと係合している。そして、第2軸パーツ10bの爪部13は、第2軸受パーツ20bの第1筒状部21aの溝部22aと係合している。
よって、連結パーツ6を正面視すると、中間パーツ30を中心に左方は直線状、右方は折りたたみ形状を成している。連結パーツ6を第3使用形態とすることで、図16に示すように、兵装アイテム4は、第1外装パーツ41と第3外装パーツ43とが直線状に並ぶその裏面に第2外装パーツ42が張り付いたようなスタイルとなる。
以上、本実施形態によれば、1回目の射出成形で軸パーツ10と中間パーツ30が成形され、これをインサートパーツとするインサート成形により軸受パーツ20が成形されることで、軸パーツ10と中間パーツ30と軸受パーツ20が予め連結された状態の連結パーツ6がインジェクションキット8として提供される。ユーザはランナーから連結パーツ6を切り出すだけでよく、連結パーツ6自体を組み立てる手間が要らない。この組立作業が省略できる点は、同じ構造の連結パーツ6が多数必要な場合、本実施形態のより有用な点となる。また、上記のように成形される段階で軸パーツ10と中間パーツ30と軸受パーツ20が予め連結された状態となっていることは、ユーザ自身が連結パーツ6を組み立てる場合に比べて、連結パーツ6自体は精度の良い状態で提供されると言える。より具体的には、連結パーツ6毎での爪部と溝部の係合の量にぶれが生じることが少なくなるので、爪部と溝部の係合によりキット提供者が意図している保持力が発揮されやすい状態で提供される。そして、連結パーツ6によれば、連結するパーツ間の相対位置関係を従来よりも確実に保持することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は上記の例に限るものではなく、発明の要旨を変更しない限りにおいて適宜構成要素の追加・省略・変更が可能である。
例えば、連結パーツ6を用いる玩具の形状は、人型玩具2や兵装アイテム4の例に限らない。可動部を有する玩具であれば、同じように連結パーツ6を適用できる。
また、連結パーツ6における、1)爪部13と溝部22との凹凸関係、2)第1爪部33aと溝部22との凹凸関係、3)第2爪部33bと溝部22との凹凸関係のうち、何れか1つまたは全てについて、凹凸関係の凸とする側と凹とする側とを反転した構成も可能である。言い換えると、軸パーツ10の第1係合部が溝部であり、軸受パーツ20の第2係合部が爪部である、構成も可能である。また、射出成型の順序も適宜変更可能である。例えば、第1樹脂材料による1回目の射出成形で軸受パーツ20を成形し、第2樹脂材料による2回目の射出成形で軸パーツ10と中間パーツ30を成形してもよい。
また、上記実施形態では、連結パーツ6を4重関節の可動パーツとして例示したが、2重関節の可動パーツとして構成することも可能である。具体的には、上記実施形態の連結パーツ6から、中間パーツ30と第2軸受パーツ20bとを省略し、第1軸受パーツ20aの第2筒状部21bに、第2軸パーツ10bの軸部11を係合させた構成も可能である。
更には、連結パーツ6を単関節の可動パーツとすることも可能である。具体的には、上記実施形態の連結パーツ6から、中間パーツ30と第2軸受パーツ20bと第2軸パーツ10bを省略する。また、上記実施形態の第1軸受パーツ20aを、第2筒状部21bを取付部17に置き換えた構成とすることもできる。
2…人型玩具
4…兵装アイテム
6…連結パーツ
8…インジェクションキット
10…軸パーツ
10a…第1軸パーツ
10b…第2軸パーツ
11…軸部
13…爪部
15…腕部
16…可動範囲制限面
17…取付部
20…軸受パーツ
20a…第1軸受パーツ
20b…第2軸受パーツ
21…筒状部
21a…第1筒状部
21b…第2筒状部
22…溝部
23…大径部
26…第1可動範囲制限部
27…第2可動範囲制限部
30…中間パーツ
31…軸部
31a…第1軸部
31b…第2軸部
33…爪部
33a…第1爪部
33b…第2爪部
35…腕部
37…取付部

Claims (11)

  1. 軸パーツと軸受パーツとを備えた連結パーツであって、
    前記軸パーツは、同一の第1樹脂材料で形成された、
    軸部と、
    前記軸部に向けて設けられた第1係合部と、
    前記軸部の両端から前記軸部を支持する一対の腕部と、
    を有する一体構造であり、
    前記軸受パーツは、前記第1樹脂材料とは硬度が異なる第2樹脂材料で形成された、
    前記軸部の外側で且つ、両端が前記一対の腕部に挟まれた位置に設けられた筒状部であって、外周面に前記第1係合部が係合可能な少なくとも1つの第2係合部が形成された筒状部、
    を有する、
    連結パーツ。
  2. 前記第1係合部は、爪部であり、
    前記第2係合部は、溝部である、
    請求項1に記載の連結パーツ。
  3. 前記第2係合部は、前記軸部の軸方向に平行な溝部であり、
    前記第1係合部は、前記軸部の軸方向に平行な線状の先端を有する爪部である、
    請求項1又は2に記載の連結パーツ。
  4. 前記軸受パーツは、前記第2樹脂材料で形成された、
    前記腕部に当接することで前記軸部を軸中心とした前記軸パーツと前記軸受パーツとの相対回転範囲を制限する可動範囲制限部、
    を有し、前記筒状部と前記可動範囲制限部とが一体構造である、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の連結パーツ。
  5. 前記第1樹脂材料は、前記第2樹脂材料より硬度が高い、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の連結パーツ。
  6. 前記軸パーツとして前記第1樹脂材料で形成された第1パーツおよび第2パーツ、
    を備え、
    前記軸受パーツは、同一の前記第2樹脂材料で形成された、
    前記第1パーツの前記軸部に対応する前記筒状部である第1筒状部と、
    前記第2パーツの前記軸部に対応する前記筒状部である第2筒状部と、
    を有する一体構造である、
    請求項1〜5の何れか一項に記載の連結パーツ。
  7. 前記第1パーツの前記軸部と前記第2パーツの前記軸部とは、軸方向が平行である、
    請求項6に記載の連結パーツ。
  8. 前記軸パーツとして、前記第1樹脂材料で形成された第1パーツ、中間パーツ、および第2パーツを備え、
    前記軸受パーツとして、第1軸受パーツおよび第2軸受パーツを備え、
    前記第1軸受パーツは、同一の前記第2樹脂材料で形成された、
    前記第1パーツの前記軸部に対応する前記筒状部と、
    前記中間パーツの前記軸部に対応する前記筒状部と、
    を有する一体構造であり、
    前記第2軸受パーツは、同一の前記第2樹脂材料で形成された、
    前記中間パーツの前記軸部に対応する前記筒状部と、
    前記第2パーツの前記軸部に対応する前記筒状部と、
    を有する一体構造である、
    請求項1〜5の何れか一項に記載の連結パーツ。
  9. 前記第1パーツの前記軸部と前記中間パーツの前記軸部と前記第2パーツの前記軸部とは、軸方向が互いに平行である、
    請求項8に記載の連結パーツ。
  10. 組み立て部品の1つである請求項1〜9の何れか一項に記載の連結パーツであって、前記第1係合部と前記第2係合部とが係合した状態の連結パーツと、
    前記連結パーツを構成する前記軸パーツおよび/又は前記軸受パーツが接続されたランナーと、
    を具備したインジェクションキット。
  11. 請求項1〜9の何れか一項に記載の連結パーツを関節部分に用いた人型玩具。
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