JP2020182064A - 受信システム - Google Patents

受信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2020182064A
JP2020182064A JP2019082959A JP2019082959A JP2020182064A JP 2020182064 A JP2020182064 A JP 2020182064A JP 2019082959 A JP2019082959 A JP 2019082959A JP 2019082959 A JP2019082959 A JP 2019082959A JP 2020182064 A JP2020182064 A JP 2020182064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
filter
output
level
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019082959A
Other languages
English (en)
Inventor
大山 鉄太郎
Tetsutaro Oyama
鉄太郎 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Electronics Co Ltd
Original Assignee
Asahi Kasei Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Electronics Co Ltd filed Critical Asahi Kasei Electronics Co Ltd
Priority to JP2019082959A priority Critical patent/JP2020182064A/ja
Publication of JP2020182064A publication Critical patent/JP2020182064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

【課題】受信状態を判断するための情報を得ることが可能な受信システムを得る。【解決手段】受信システムは、変調信号を復調して復調信号を出力する復調部と、復調信号が入力され、互いに通過帯域が異なる3以上の複数のフィルタと、複数のフィルタの出力信号のレベルと、出力信号のそれぞれに対応して設けられた複数の閾値とを比較する比較部と、比較部の比較結果と復調信号とを出力する出力部と、を備える。受信システムは、さらに、比較結果に基づいて、前記変調信号の受信状態を判定する判定部を備えていてもよい。【選択図】 図4

Description

本発明は、受信システムに関する。
一般的に無線システム(業務用無線、ワイヤレスマイク等)の受信機では、無信号時にスピーカから出力される耳障りで不快な雑音(ノイズ)や、交信する必要のない相手方の送信する音声を遮断し、無音状態にするためのスケルチ機能が備わっている(特許文献1参照)。代表的なスケルチ機能には、受信信号の有無を信号強度から判断するキャリアスケルチ、受信信号に重畳されたパイロットトーン信号を検知するトーンスケルチ、FM受信において無信号もしくは復調困難低レベルの信号受信時に発生する復調ノイズの強度で信号の有無を判断するノイズスケルチなどがある。これらスケルチ機能は、一般的にはアナログFM(Frequency Modulation)通信で用いられている技術である。
米国特許出願公開第2013/0231057号明細書
近年、ワイヤレスマイクのシステムでは、これまで一般的であったアナログ無線通信から、デジタル無線通信へとトレンドが移り変わってきている。そのため、ワイヤレスマイクの使用現場では、アナログ/デジタル無線通信両者の混信による通信障害が発生している。
例えば、アナログワイヤレスマイクがFM通信している近くで、別のデジタルワイヤレスマイクが同一チャネルでFSK通信を行う場合、アナログマイクのFM受信機が耳障りで不快な雑音を復調してスピーカから出力するという問題がある。このような問題は、デジタルワイヤレスマイクから出力されたFSK信号がアナログFMマイクシステムに入力された場合に、アナログFMマイクシステムがFM信号を受信したと判断して通信の遮断を解除し、通信を開始することにより生じる。
すなわち、FM受信機は、耳障りで不快な雑音を復調し、スピーカから出力してしまう。
不快な雑音を出力しないようにするためには、FM受信機がFM信号を受信するのか、FSK信号を受信するのか、信号を受信していないかというような受信状態を判断するための情報が必要になる。
上述の従来技術では、受信状態を判断するための情報を得ることができない。
そこで、本発明は、受信状態を判断するための情報を得ることが可能な受信システムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一態様に係る受信システムは、変調信号を復調して復調信号を出力する復調部と、復調信号が入力され、互いに通過帯域が異なる3以上の複数のフィルタと、複数のフィルタの出力信号のレベルと、出力信号のそれぞれに対応して設けられた複数の閾値とを比較する比較部と、比較部での比較に基づいて得られた前記変調信号の受信状態を示す信号と復調信号とを出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、受信状態を判断するための情報を得ることが可能な受信システムを提供することができる。
信号無入力時におけるスケルチ機能について説明する概略図である。 信号入力時におけるスケルチ機能について説明する概略図である。 FM通信の受信機においてFSK信号を受信した場合のスケルチ機能について説明する概略図である。 本発明の第一実施形態に係る受信システムの回路構成の一例を示す回路図である。 本発明の第一実施形態に係る受信システムが希望信号を受信した場合のスケルチ機能を説明するための概略図である。 本発明の第一実施形態に係る受信システムが非希望信号を受信した場合のスケルチ機能を説明するための概略図である。 本発明の第一実施形態に係る受信システムが信号を受信していない場合のスケルチ機能を説明するための概略図である。 本発明の第二実施形態に係る受信システムの回路構成の一例を示す回路図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(例えば各実施形態を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。
1.スケルチ機能について
以下、スケルチ機能について説明する。
図1(A)及び図1(B)を参照して、信号無入力時におけるスケルチ機能について説明する。図1(A)は、受信機への信号無入力状態における復調前の信号を示す概略図であり、図1(B)は、受信機への信号無入力状態における復調後の信号を示す概略図である。
また、図2(A)及び図2(B)を参照して、信号(FM信号)入力時におけるスケルチ機能について説明する。図2(A)は、受信機へのFM信号入力時における復調前の信号を示す概略図であり、図2(B)は、受信機へのFM信号入力時における復調後の信号を示す概略図である。
信号無入力時は受信機にフロアノイズのみが入力される。図1(A)に示すように、フロアノイズのノイズ信号Nの信号強度は、キャリアの有無を判断するキャリアスケルチの閾値THcよりも低い。このため、キャリアスケルチは、ノイズ信号Nに反応せず受信信号はないと判定する。
図1(B)に示すように、FM受信機への信号入力が無い時のノイズ信号NをFM復調した場合、ノイズ信号Nの位相変化にばらつきがあることから、復調後のノイズ信号(復調信号N’)の信号強度のレベルは大きくなる。ノイズスケルチは、ノイズスケルチの閾値THnよりも強度の大きい復調信号N’があることを判定して、信号が無入力又は受信信号が復調困難な程低レベルであると判断する。
トーンスケルチは、パイロットトーン信号の周波数帯域のトーンスケルチ用フィルタFtでフィルタリングされた信号の強度を元に、受信信号の状態を判定する。ノイズスケルチは、一般的には可聴帯域やパイロットトーン信号の周波数よりも高い周波数帯域のノイズスケルチ用フィルタFnでフィルタリングされた信号の強度を元に、受信信号の状態を判定する。例えばワイヤレスマイクでは、50kHz〜100kHz近辺の信号を、ハイパスフィルタやバンドパスフィルタで帯域制限した信号を用いる。
一方、図2(A)に示すように、FM受信機がFM信号を受信した時には、受信信号Sの信号強度のレベルがキャリアスケルチの閾値THcを超えると、キャリアスケルチは受信信号があると判定する。また、図2(B)に示すように、受信信号Sが存在するとノイズ信号Nの位相変化が安定するため、ノイズ信号N復調後の復調信号N’のノイズレベルは下がり、復調信号S’が現れる。一般的には、可聴周波数帯域の50Hz〜15kHzに復調信号S’が存在する。このとき、復調信号N’のノイズレベルは、ノイズスケルチの閾値THn以下まで下がる。この場合、受信機において通信遮断が解除され、通信が行われる。
受信信号Sに重畳されているパイロットトーン信号は、周波数の異なる何種類かが用意されることが多く、他局との信号の識別などに使用される。ワイヤレスマイクでは、一般的に、受信信号Sの復調後で32kHz周辺の周波数がパイロットトーン信号Spとして使用される。
これらスケルチ回路は、一般的にどれか1種類を用いて運用されるものではなく、複数種類を用いてそれぞれの結果を元に複合的に受信信号の通信/遮断が行われる。例えば、信号無入力の状態では、ノイズ(復調信号N’)が全体域に発生し、トーンスケルチが反応する場合がある。このため、トーンスケルチのみではなく、トーンスケルチとノイズスケルチとを組み合わせて、受信信号の通信/遮断を総合的に判断する事が行われる。
ここで、上述したように、例えばFM通信によるアナログワイヤレスマイクを使用している近くで、別のデジタルワイヤレスマイクが同一チャネルでFSK(Frequency Shift Keying)通信を行うような場合がある。この場合、FSK通信の受信機は、FM信号を受信しても、例えば、FM信号にはプリアンブルやシンクワード等の識別信号が含まれていないため、ただ受信ができないという状況になる。
一方、FM通信の受信機では、FSK信号を受信すると、トーンスケルチがパイロットトーン信号が存在すると判定するという問題がある。
図3(A)は、FM通信の受信機においてFSK信号を受信した場合の復調前の信号を示す概略図であり、図3(B)は、FM通信の受信機においてFSK信号を受信した場合の復調後の信号を示す概略図である。
FSK信号Sは、一般的には音声信号などよりも高い周波数レートで伝送される。例えば、デジタルワイヤレスマイクシステムでは百数十kHzのデータレートが用いられる。そのため、FSK信号Sの周波数帯域は、復調前、復調後共に、FM信号Sの周波数帯域よりも広くなる。
図3(A)に示すように、FM通信の受信機がFSK信号Sを受信すると、受信信号Sの強度がキャリアスケルチの閾値THcよりも高くなってキャリアスケルチが反応する。このため、図3(B)に示すように、周波数変調信号のためノイズ信号Nを復調した復調信号N’のレベルが低下する。復調信号N’のレベルは、ノイズスケルチの閾値THn以下のレベルとなる。一方、復調信号N’の信号周波数の帯域が広いため、復調信号N’のレベルは、トーンスケルチの閾値THtを超えるレベルとなる、
このため、FM通信の受信機がFSK信号Sを受信した場合であっても、トーンスケルチはトーンが存在すると判定する。スケルチ回路は、FSK信号Sを受信した場合であってもFM信号Sを受信した場合と同様の反応をするため、通信の遮断を解除し、通信を開始する。すなわち、FM受信機は、FSK信号Sを受信した場合に、耳障りで不快な雑音を復調してスピーカから出力してしまう。
以下、このような雑音の出力を防止することができる受信システム1について詳細に説明する。
2.第一実施形態
<受信システムの構成>
図4は、第一実施形態の受信システム1の回路構成の一例を示している。受信システム1は、アンテナ10を有する復調部100と、受信状態判定部200とを備えている。
以下、復調部100及び受信状態判定部200のそれぞれについて説明する。
<復調部の構成>
復調部100は、低雑音増幅器(LNA)20と、I信号生成部30と、Q信号生成部40と、局部発振器50と、を備えている。また、復調部100は、チャネルフィルタ回路60,70と、復調回路80とを備えている。
(低雑音増幅器)
低雑音増幅器20は、アンテナ10を介して受信した受信信号(RF信号)を増幅し、I信号生成部30及びQ信号生成部40にそれぞれ出力する。
(局部発振器)
局部発振器50は、局部発振回路51及び移相器52を有している。
局部発振回路51は、RF信号と同一又はほぼ同一の周波数のローカル信号を生成する。局部発振回路51は、生成したローカル信号をQ信号生成部40のQch直交復調部(MIXER)41に出力する。一方、局部発振回路51は、ローカル信号を後述する移相器52に出力する。
移相器52は、局部発振回路51から入力されたローカル信号を90°位相シフトして、90°位相シフトされたローカル信号を生成する。移相器52は、90°位相シフトされたローカル信号を、I信号生成部30のIch直交復調部(MIXER)31に出力する。
(I信号生成部)
I信号生成部30は、Ich直交復調部31とアンチエイリアジングフィルタ回路32とAD変換器33とを有している。
Ich直交復調部31は、低雑音増幅器20で増幅されたRF信号と、局部発振器50の移相器52から入力された90°位相シフトされたローカル信号とを乗算する。これにより、Ich直交復調部31は、低雑音増幅器20で増幅されたRF信号をダウンコンバートして、ベースバンド信号を生成する。Ich直交復調部31は、生成されたベースバンド信号をアンチエイリアジングフィルタ回路32に出力する。
アンチエイリアジングフィルタ回路32は、入力されたベースバンド信号に対してアンチエイリアシング処理を行い、アンチエイリアシング処理済みのベースバンド信号をAD変換器33に出力する。これにより、アンチエイリアジングフィルタ回路32は、AD変換器33においてAD変換する際に発生するエイリアシングを抑制するためのローパスフィルタ(LPF)として機能する。
AD変換器33は、アンチエイリアシング処理済みのベースバンド信号をアナログデータからデジタルデータに変換して、チャネルフィルタ回路60に出力する。
(Q信号生成部)
Q信号生成部40は、Qch直交復調部41とアンチエイリアジングフィルタ回路42とAD変換器43とを有している。
Qch直交復調部41は、低雑音増幅器20で増幅されたRF信号と、局部発振器50から入力されたローカル信号(位相シフトされていないローカル信号)とを乗算する。これにより、Qch直交復調部41は、低雑音増幅器20で増幅されたRF信号をダウンコンバートして、ベースバンド信号を生成する。Qch直交復調部41は、生成されたベースバンド信号をアンチエイリアジングフィルタ回路42に出力する。
アンチエイリアジングフィルタ回路42は、アンチエイリアジングフィルタ回路32と同様に入力されたベースバンド信号に対してアンチエイリアシング処理を行い、アンチエイリアシング処理済みのベースバンド信号をAD変換器43に出力する。
AD変換器43は、AD変換器33と同様にアンチエイリアシング処理済みのベースバンド信号をAD変換してチャネルフィルタ回路70に出力する。
(チャネルフィルタ回路)
チャネルフィルタ回路60は、I信号生成部30から入力されたアンチエイリアシング処理済みのベースバンド信号から自身のチャネル(Ich)の信号成分のみを選択して、復調回路80に出力する。
チャネルフィルタ回路70は、Q信号生成部40から入力されたアンチエイリアシング処理済みのベースバンド信号から自身のチャネル(Qch)の信号成分のみを選択して、復調回路80に出力する。
(復調回路)
復調回路80は、位相検出器81と微分器82とを有している。
位相検出器81は、チャネルフィルタ回路60から入力されたIchの信号成分及びチャネルフィルタ回路70から入力されたQchの信号成分から位相検出し、検出した位相を微分器82に出力する。
微分器82は、検出された位相を微分することで周波数変化を計算する。
これにより、復調回路80において元の信号が復調される。復調回路80で復調された復調信号は、受信状態判定部200に入力される。
<受信状態判定部の構成>
受信状態判定部200は、復調部100から入力された復調信号に基づき、復調部100で受信した変調信号の受信状態を判定するための信号を出力する。
受信状態判定部200は、3以上の複数のバンドパスフィルタ(BPF:Band-Pass Filter)と、バンドパスフィルタそれぞれの出力信号の信号レベルを検出する信号レベル検出器140,150,160とを備えている。また、受信状態判定部200は、複数のバンドパスフィルタの出力信号のレベルと、出力信号のそれぞれに対応して設けられた複数の閾値とを比較する比較部170と、比較部170の比較結果と復調信号とを出力する出力部174とを備えている。さらに、受信状態判定部200は、比較部170の比較結果に基づき変調信号の受信状態を判定する判定部180と、変調信号の受信状態に基づいて復調信号を出力するか否かを切り替える切替部190とを備えている。
(バンドパスフィルタ)
複数のバンドパスフィルタは、それぞれ復調部100と接続され、復調部100から復調信号が入力される。複数のバンドパスフィルタは、互いに異なる通過帯域を有している。図4に示すように、本実施例において、受信状態判定部200はトーンフィルタ110、第1フィルタ120及び第2フィルタ130の3つのバンドパスフィルタが備えられている。
トーンフィルタ110は、復調信号に重畳しているトーン信号を検出するトーンスケルチ用のバンドパスフィルタである。
第1フィルタ120は、第1通過帯域を有するノイズスケルチ用のバンドパスフィルタである。ノイズスケルチ用のバンドパスフィルタとしては、例えばワイヤレスマイクでは、パイロットトーン信号よりも周波数の高い50kHz〜100kHzの信号強度を判定するためのバンドパスフィルタを用いる。第1通過帯域を有する第1フィルタ120としては、例えば、50kHz近辺の信号強度を判定するバンドパスフィルタを用いる。
第2フィルタ130は、第1通過帯域より高い周波数帯域に第2通過帯域を有するノイズスケルチ用のバンドパスフィルタである。第2通過帯域を有する第2フィルタ130としては、例えば、100kHz近辺の信号強度を判定するバンドパスフィルタを用いる。
復調部100から入力された復調信号は、それぞれトーンフィルタ110、第1フィルタ120及び第2フィルタ130に入力されて帯域分割される。
(信号レベル検出器)
信号レベル検出器は、バンドパスフィルタから入力されて帯域分割された復調信号の信号レベルを検出する。本実施形態では、信号レベル検出器として、3つのバンドパスフィルタ(トーンフィルタ110、第1フィルタ120、第2フィルタ130)とそれぞれ接続される信号レベル検出器140,150,160を備えている。信号レベルの検出方法については、後に詳細に説明する。
信号レベル検出器140は、トーンフィルタ110と接続され、トーンフィルタ110の出力が入力される。信号レベル検出器140は、全波整流回路141及びローパスフィルタ(LPF:Low-Pass Filter)142を有している。
信号レベル検出器150は、第1フィルタ120と接続され、第1フィルタ120の出力が入力される。信号レベル検出器150は、全波整流回路151及びローパスフィルタ(LPF:Low-Pass Filter)152を有している。
信号レベル検出器160は、第2フィルタ130と接続され、第2フィルタ130の出力が入力される。信号レベル検出器160は、全波整流回路161及びローパスフィルタ(LPF:Low-Pass Filter)162を有している。
なお、各信号レベル検出器は、上述した全波整流をローパスフィルタに通す構成に替えて、ピーク検出回路を用いることによっても実現できる。
(比較部)
比較部170は、信号レベル検出器140,150,160と接続され、複数のバンドパスフィルタの出力信号のレベルと、出力信号のそれぞれに対応して設けられた複数の閾値とを比較し、比較結果を出力する。比較部170は、比較結果として、バンドパスフィルタの出力信号のレベルが閾値よりも高い場合にはH信号を出力し、バンドパスフィルタの出力信号のレベルが閾値よりも低い場合にはL信号を出力する。
比較部170は、信号レベル検出器140と接続される第1コンパレータ171と、信号レベル検出器150と接続される第2コンパレータ172と、信号レベル検出器160と接続される第3コンパレータ173とを有している。
第1コンパレータ171は、信号レベル検出器140と接続され、信号レベル検出器140の出力が入力される。第1コンパレータ171は、信号レベル検出器140の出力(すなわちトーンフィルタ110の信号レベル)と、予め設定されたトーンスケルチの閾値THtとを比較する。第1コンパレータ171は、比較結果として、トーンフィルタ110の信号レベルが閾値THtよりも高い場合にはH信号を出力し、トーンフィルタ110の信号レベルが閾値THtよりも低い場合にはL信号を出力する。
第2コンパレータ172は、信号レベル検出器150と接続され、信号レベル検出器150の出力が入力される。第2コンパレータ172は、信号レベル検出器150の出力(すなわち第1フィルタ120の信号レベル)と、予め設定されたノイズスケルチの閾値THn1とを比較する。第2コンパレータ172は、比較結果として、第1フィルタ120の信号レベルが閾値THn1よりも高い場合にはH信号を出力し、第1フィルタ120の信号レベルが閾値THn1よりも低い場合にはL信号を出力する。
第3コンパレータ173は、信号レベル検出器160と接続され、信号レベル検出器160の出力が入力される。第3コンパレータ173は、信号レベル検出器160の出力(すなわち第2フィルタ130の信号レベル)と、予め設定されたノイズスケルチの閾値THn2とを比較する。第3コンパレータ173は、比較結果として、第2フィルタ130の信号レベルが閾値THn2よりも高い場合にはH信号を出力し、第2フィルタ130の信号レベルが閾値THn2よりも低い場合にはL信号を出力する。
(出力部)
出力部174は、比較部170の比較結果と復調部100から入力された復調信号とを判定部180及び切替部190に出力する。出力部174は、比較部170の比較結果を判定部180に出力し、復調信号を切替部190に出力する。
出力部174は、例えば、比較結果である第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173の出力信号を出力する出力端子174a、174b、174cと、復調信号を出力する出力端子174dとを有している。
また、出力部174は、復調信号に対して例えば出力タイミングの調整処理を行って出力端子174dに出力する処理部(図示せず)を有していてもよい。処理部は、例えば、後述する判定部180から切替部190に判定結果が出力されるタイミングと合わせて出力端子174dから復調信号が出力されるように復調信号の出力タイミングを制御する。
(判定部)
判定部180は、比較部170の第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173と接続される。判定部180は、第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173での比較結果に基づいて、復調部100における変調信号の受信状態を判定し、判定結果を切替部190に出力する。
例えば、判定部180は、トーンフィルタ110の出力信号のレベルが、トーンフィルタ110の出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、第1フィルタ120の出力信号のレベルが、第1フィルタ120の出力信号に対応する閾値よりも低く、且つ、第2フィルタ130の出力信号のレベルが、第2フィルタ130の出力信号に対応する閾値よりも低い場合に、復調部100の受信状態が希望信号を受信している状態であると判定する。
すなわち、判定部180は、第1コンパレータ171の出力がH信号であり、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173の出力がそれぞれL信号である場合に、復調部100の受信状態が希望信号を受信している状態であると判定する。
また、判定部180は、トーンフィルタ110の出力信号のレベルが、トーンフィルタ110の出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、第1フィルタ120の出力信号のレベルが、第1フィルタ120の出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、第2フィルタ130の出力信号のレベルが、第2フィルタ130の出力信号に対応する閾値よりも低い場合に、復調部100の受信状態が非希望信号を受信している状態であると判定する。すなわち、判定部180は、第1コンパレータ171及び第2コンパレータ172の出力がそれぞれH信号であり、第3コンパレータ173の出力がL信号である場合に、復調部100の受信状態が非希望信号を受信している状態であると判定する。
さらに、判定部180は、トーンフィルタ110の出力信号のレベルが、トーンフィルタ110の出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、第1フィルタ120の出力信号のレベルが、第1フィルタ120の出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、第2フィルタ130の出力信号のレベルが、第2フィルタ130の出力信号に対応する閾値よりも高い場合に、復調部100の受信状態が、信号を受信していない又は受信信号レベルが低い状態であると判定する。すなわち、判定部180は、第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173の出力が全てH信号である場合に、復調部100の受信状態が、信号を受信していない又は受信信号レベルが低い状態であると判定する。
(切替部)
切替部190は、復調部100及び判定部180と接続され、復調部100から復調信号が入力されるとともに、判定部180から信号受信状態の判定結果が入力される。
切替部190は、判定部180の判定結果に基づいて、復調信号を出力するか否かを切り替える。また、切替部190は、判定部180の判定結果に基づいて、復調信号を出力するか、復調信号を減衰させた信号を出力するかを切り替えてもよい。
切替部190は、希望信号を受信している状態である場合には受信信号を出力し、非希望信号を受信している状態である場合には受信信号を出力しないようにする。
<受信状態判定部の動作>
以下、図5から図7を用いて、アナログ無線通信のワイヤレスマイクの受信システム1が有する受信状態判定部200の具体的な動作について説明する。アナログ無線通信の受信システム1では、希望信号が「FM信号」であり、非希望信号がデジタルワイヤレスマイクシステムの「FSK信号」となる。
図5は、受信システム1が受信信号Sとして希望信号であるFM信号(FM信号Sと記載する場合がある)を受信した場合のスケルチ機能を説明するための概略図である。
図5(A)は、受信システム1における受信信号S(復調前の信号)の強度を示し、図5(B)は、受信状態判定部200における復調信号S’の信号強度及びスケルチ機能を説明する概略図である。
図5(A)に示すように、受信システム1がFM信号Sを受信した場合、復調部100には、FM信号Sとともに、キャリアスケルチの閾値THcよりも信号レベルの低いフロアノイズのノイズ信号Nとが入力される。
図5(B)に、FM信号Sが復調された復調信号S’と、FM信号Sに重畳されているパイロットトーン信号Spと、ノイズ信号Nを復調した復調信号N’を示す。
トーンスケルチ用のトーンフィルタ110の出力信号レベルは、閾値THtのレベルを上回る。このため、第1コンパレータ171はH信号を出力する。
FM信号Sの受信により位相の変化が安定しているため、ノイズ信号Nを復調した復調信号N’のノイズレベルは信号無入力時と比較して低下する。このため、ノイズスケルチ用の第1フィルタ120及び第2フィルタ130の出力信号レベルは、共に閾値THn1,THn2のレベルをそれぞれ下回る。このため、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173は、いずれもL信号を出力する。
判定部180は、以下の表1に示すように、第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173の出力信号がそれぞれH信号、L信号及びL信号であることから、希望信号であるFM信号を受信している状態であると判定する。
切替部190は、判定部180から入力された希望信号を受信している状態であるとの判定結果に基づいて、復調信号S’を出力するように動作を切り替える。これにより、アナログ無線通信のワイヤレスマイクシステムにおいて通信遮断が解除され、通信が開始される。
図6は、受信システム1が受信信号SとしてFSK信号(FSK信号Sと記載する場合がある)を受信した場合のスケルチ機能を説明するための概略図である。
図6(A)は、受信システム1における受信信号S(復調前の信号)の強度を示し、図6(B)は、受信状態判定部200における復調信号S’の信号強度及びスケルチ機能を説明する概略図である。
図6(A)に示すように、受信システム1が非希望信号であるFSK信号Sを受信した場合、復調部100には、FSK信号Sとともに、キャリアスケルチの閾値THcよりも信号レベルの低いフロアノイズのノイズ信号Nとが入力される。
図6(B)に、FSK信号Sが復調された復調信号S’と、ノイズ信号Nを復調した復調信号N’を示す。
復調信号S’は、FM信号Sの復調信号S’と比較して信号周波数帯域が広い。このため、トーンスケルチ用のトーンフィルタ110の出力信号レベルと、ノイズスケルチ用の第1フィルタ120の出力信号レベルは、ともに閾値THt、THn1のレベルをそれぞれ上回る。このため、第1コンパレータ171及び第2コンパレータ172はH信号を出力する。
一方、高い周波数帯域では、復調信号S’の信号レベルが落ちてくる。また、ノイズ信号Nを復調した復調信号N’のノイズレベルは信号無入力時と比較して低下する。このため、ノイズスケルチ用の第2フィルタ130の出力信号レベルは、閾値THn2のレベルを下回る。このため、第3コンパレータ173はL信号を出力する。
判定部180は、以下の表1に示すように、第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173の出力信号がそれぞれH信号、H信号及びL信号であることから、非希望信号であるFSK信号を受信している状態であると判定する。
切替部190は、判定部180から入力された非希望信号を受信している状態であるとの判定結果に基づいて、復調信号S’を出力しないように動作を切り替える。これにより、アナログ無線通信のワイヤレスマイクシステムにおいて通信が遮断され、不快なノイズの発生が防止される。
図7は、受信システム1が信号を受信していない場合のスケルチ機能を説明するための概略図である。
図7(A)は、受信システム1におけるノイズ信号N(復調前の信号)の強度を示し、図7(B)は、受信状態判定部200における復調されたノイズ信号(復調信号N’)の信号強度及びスケルチ機能を説明する概略図である。
図7(A)に示すように、受信システム1が信号を受信していない場合、復調部100には、キャリアスケルチの閾値THcよりも信号レベルの低いフロアノイズのノイズ信号Nが入力される。
図7(B)に、ノイズ信号Nが復調された復調信号N’を示す。
復調部100が信号を受信していないことから、復調信号N’の信号レベルは高くなる。このため、トーンスケルチ用のトーンフィルタ110並びにノイズスケルチ用の第1フィルタ120及び第2フィルタ130の出力信号レベルは、いずれも閾値THt、THn1、THn2のレベルを上回る。このため、第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173は、いずれもH信号を出力する。
判定部180は、以下の表1に示すように、第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173の出力信号がいずれもH信号であることから、
信号を受信していない又は受信信号のレベルが低い状態であると判定する。
切替部190は、判定部180から入力された信号を受信していない又は受信信号のレベルが低い状態であるとの判定結果に基づいて、復調信号N’を出力しないように動作を切り替える。これにより、アナログ無線通信のワイヤレスマイクシステムにおいて通信が遮断され、不快なノイズの発生が防止される。
Figure 2020182064
<第一実施形態の効果>
以上の動作により、受信システム1では、信号受信状態として、受信信号の受信状態であること、非希望信号の受信状態であること、又は信号が未受信状態であることを識別することができる。また受信システム1では、判定した信号受信状態に基づいて通信を制御することができるため、非希望信号や信号未受信時のノイズ信号に起因する耳障りで不快な雑音を出力しないようにすることが可能となる。
特に、受信システム1がアナログ無線通信のワイヤレスマイクの受信機(FM受信機)を備える場合において、受信信号がFM信号であるかFSK信号であるかの識別が可能であり、かつFSK信号起因による雑音の出力を防止することが可能となる。
3.第二実施形態
以下、図8を用いて、第二実施形態に係る受信システム2について説明する。図8は、受信システム2の回路構成の一例を示すブロック図である。
上述した第一実施形態の受信システム1では、判定部180から入力された判定結果に基づいて、切替部190において復調信号を出力するか否かを切り替えている。しかしながら、本発明に係る受信システムは、判定部180及び切替部190が備えられていない構成であっても良い。
例えば、図8に示すように、受信システム2の受信状態判定部200Aでは、出力部174が、第1コンパレータ171、第2コンパレータ172及び第3コンパレータ173の出力信号と、復調部100から入力された復調信号とを受信システム2の外部に出力しても良い。
なお、受信システム2において、第一実施形態に係る受信システム1と同様の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
アナログ無線通信のワイヤレスマイクシステムは、受信システム2からの出力信号に基づき、復調部100における変調信号の受信状態を判定して判定結果(変調信号の受信状態)を切替部に出力する判定部(図示せず)を備える。
また、アナログ無線通信のワイヤレスマイクシステムは、判定部の判定結果に基づいて、復調信号を出力するか否かを切り替えるか、又は復調信号を出力するか復調信号を減衰させた信号を出力するかを切り替える切替部(図示せず)を備える。
判定部及び切替部は、受信システム1の判定部180及び切替部190と同様の機能を有する。
(変形例)
受信システムは、受信システム1の切替部190が備えられていない構成であっても良い。すなわち、受信システムは、判定部180から出力された判定結果(変調信号の受信状態)と復調信号とを受信システムの外部に出力しても良い。
アナログ無線通信のワイヤレスマイクシステムは、受信システムから出力された出力信号に基づき、復調信号を音声出力するか否かを切り替えるか、又は復調信号を出力するか復調信号を減衰させた信号を出力するかを切り替える切替部(図示せず)を備える。
切替部は、受信システム1の切替部190と同様の機能を有する。
<第二実施形態の効果>
第二実施形態の受信システムは、復調信号と、復調信号を音声出力するか否かの判断に用いられる信号とを出力することができる。復調信号を音声出力するか否かの判断に用いられる信号は、例えば複数のバンドパスフィルタの出力信号のレベルと閾値との比較結果である比較部170の出力信号、又は復調部100における変調信号の受信状態の判定結果である判定部180の出力信号である。
本実施形態の受信システムを有するアナログ無線通信のワイヤレスマイクシステムは、本実施形態の受信システムからの出力信号に基づき、復調信号を出力するか否かを判断して通信を制御することができる。
このため、本実施形態の受信システムを有するアナログ無線通信のワイヤレスマイクシステムは、非希望信号や信号未受信時のノイズ信号に起因する耳障りで不快な雑音を出力しないようにすることが可能となる。
4.変形例
第二実施形態に係る受信システムでは、復調信号と、復調信号を音声出力するか否かの判断に用いられる信号とをそれぞれ出力するようにしているが、このような構成に限られない。
例えば、本発明に係る受信システムは、復調信号と、復調信号を音声出力するか否かの判断に用いられる信号(比較部170又は判定部180の出力信号)とを含む出力信号を生成して出力するようにしても良い。
以上、各実施形態により本発明の具体的な構成を説明したが、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらす全ての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、全ての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
1 受信システム
10 アンテナ
20 低雑音増幅器
30 I信号生成部
40 Q信号生成部
50 局部発振器
51 局部発振回路
52 移相器
60,70 チャネルフィルタ回路
80 復調回路
81 位相検出器
82 微分器
100 復調部
110 トーンフィルタ
120 第1フィルタ
130 第2フィルタ
140,150,160 信号レベル検出器
170 比較部
171 第1コンパレータ
172 第2コンパレータ
173 第3コンパレータ
174 出力部
174a,174b,174c,174d 出力端子
180 判定部
190 切替部
200 受信状態判定部
Fn ノイズスケルチ用フィルタ
Ft トーンスケルチ用フィルタ
N ノイズ信号
N’ 復調信号
S1 受信信号(FM信号)
S2 受信信号(FSK信号)
S1’,S2’ 復調信号
Sp パイロットトーン信号
THc,THn,THn1,THn2,THt 閾値

Claims (8)

  1. 変調信号を復調して復調信号を出力する復調部と、
    前記復調信号が入力され、互いに通過帯域が異なる3以上の複数のフィルタと、
    前記複数のフィルタの出力信号のレベルと、前記出力信号のそれぞれに対応して設けられた複数の閾値とを比較する比較部と、
    前記比較部の比較結果と前記復調信号とを出力する出力部と、
    を備える受信システム。
  2. 前記比較結果に基づいて、前記変調信号の受信状態を判定する判定部を備える
    請求項1に記載の受信システム。
  3. 前記判定部の判定結果に基づいて、前記復調信号を出力するか否かを切り替える切替部を備える
    請求項2に記載の受信システム。
  4. 前記判定部の判定結果に基づいて、前記復調信号を出力するか、前記復調信号を減衰させた信号を出力するかを切り替える切替部を備える
    請求項2に記載の受信システム。
  5. 前記複数のフィルタは、
    前記復調信号に重畳しているトーン信号を検出するトーンフィルタと、
    第1通過帯域を有する第1フィルタと、
    前記第1通過帯域より高い周波数帯域に第2通過帯域を有する第2フィルタと、
    である
    請求項2から4のいずれか一項に記載の受信システム。
  6. 前記判定部は、
    前記トーンフィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記トーンフィルタの出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、前記第1フィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記第1フィルタの出力信号に対応する閾値よりも低く、且つ、前記第2フィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記第2フィルタの出力信号に対応する閾値よりも低い場合に、前記受信状態が希望信号を受信している状態であると判定する
    請求項5に記載の受信システム。
  7. 前記判定部は、
    前記トーンフィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記トーンフィルタの出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、前記第1フィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記第1フィルタの出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、前記第2フィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記第2フィルタの出力信号に対応する閾値よりも低い場合に、前記受信状態が非希望信号を受信している状態であると判定する
    請求項5又は6に記載の受信システム。
  8. 前記判定部は、
    前記トーンフィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記トーンフィルタの出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、前記第1フィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記第1フィルタの出力信号に対応する閾値よりも高く、且つ、前記第2フィルタの出力信号のレベルが、前記複数の閾値のうち前記第2フィルタの出力信号に対応する閾値よりも高い場合に、前記受信状態が、信号を受信していない、または受信信号レベルが低い状態であると判定する
    請求項5から7のいずれか一項に記載の受信システム。
JP2019082959A 2019-04-24 2019-04-24 受信システム Pending JP2020182064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019082959A JP2020182064A (ja) 2019-04-24 2019-04-24 受信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019082959A JP2020182064A (ja) 2019-04-24 2019-04-24 受信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020182064A true JP2020182064A (ja) 2020-11-05

Family

ID=73023540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019082959A Pending JP2020182064A (ja) 2019-04-24 2019-04-24 受信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020182064A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5598430A (en) Analog/digital receiver
JP2005151011A (ja) 高周波信号受信装置および半導体集積回路
US7224939B2 (en) Audio broadcast receiving apparatus and method
EP2251984B1 (en) Signal analysis for an improved detection of noise from an adjacent channel
JP5670149B2 (ja) 無線機
JP3992521B2 (ja) 隣接妨害検出装置および方法、ならびにその方法を利用可能な放送受信装置
JP2000174644A (ja) Fm信号受信中ノイズを低減する方法及びレシ―バ
US4498195A (en) Radio interference detection device for use in a multi-channel access angle-modulation radio system
JP2020182064A (ja) 受信システム
JP4717309B2 (ja) 多相受信機における改良、又は多相受信機に関する改良
JP7164377B2 (ja) 無線機
CN109787649B (zh) 直接变频接收机
JP4183930B2 (ja) Fm雑音除去装置及びfm受信機
JP3911267B2 (ja) Fmラジオ受信機
JP7464881B2 (ja) 無線受信回路
JP2012156624A (ja) ワイヤレスマイクロホン、受信装置、ワイヤレスマイクロホンシステム及び音声信号送信方法
JPH11186923A (ja) 携帯通信装置および受信方法
JP2006067036A (ja) 高周波受信装置
JP5195320B2 (ja) デジタルfpu受信装置及び受信方法
JP2004260555A (ja) ワイヤレス受信装置
JP2007129576A (ja) 移動受信端末装置
JP2002016510A (ja) 無線受信装置
JP2011045013A (ja) 音声信号処理装置、fm受信装置、及び音声データの処理方法
JP2012227696A (ja) 受信装置、ワイヤレスマイクロホンシステム及び受信方法
JPH04145730A (ja) ディジタル無線受信装置