JP2020181708A - 誘導加熱装置 - Google Patents

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山本 真也
Shinya Yamamoto
真也 山本
尚樹 迫田
Naoki Sakota
尚樹 迫田
忍 大熊
Shinobu Okuma
忍 大熊
山崎 悟志
Satoshi Yamazaki
悟志 山崎
正倫 新原
Masamichi Niihara
正倫 新原
智章 伊原
Tomoaki Ihara
智章 伊原
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Abstract

【課題】電磁誘導加熱を行う際にワークにおける加熱部位ごとの温度差を低減すること。【解決手段】湾曲したワーク12の辺部を誘導加熱する誘導加熱コイルを有する誘導加熱装置であって、誘導加熱コイル11は、ワーク12の直線部21と湾曲部22における熱分布が均一となるように湾曲した形状のコイル本体部を備える。これにより、ワーク12に対するコイル11の位置や状態を調整し、湾曲部12bを有するワーク12の加熱範囲に均一な密度の誘導電流を発生させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、加熱炉に用いられる誘導加熱装置に関する。
従来、このような分野の技術として、特開2018−092828号公報がある。この公報に記載された誘導加熱コイルでは、被加熱物に対して平面コイルを所定間隔開けた状態で挟み込み、コイルへ高周波電流を流すことによって、被加熱物の全面もしくは一部に均等に電磁誘導加熱を実行する。
特開2018−092828号公報
例えば、前述した従来の誘導加熱方法では、加熱対象物(ワーク)を上下に挟み込むようにして、一対のコイルを配置して高周波電流を印加することで、電磁誘導によってワークを加熱する。
ここでワークである鋼板等を挟み込むように配置させた誘導加熱装置に対して、鋼板を一方向に送って移動させながら連続的に印加を行う工法では、送り方向に対して鋼板やその加熱範囲が同じ形状である必要がある。例えば、平面コイルを用いて板状のワークを電磁誘導により加熱する場合、ワークが長方形形状であれば均等に加熱することができる。しかしながら、プレス成型品などの立体形状を持つ鋼板や、プレスに用いるブランク材等の複雑な外形形状を持つ鋼板には適用することができないという問題がある。
また例えば、湾曲部を有するワークを加熱するために、平面コイルの形状を湾曲部に合わせた形状とすることが考えられる。しかしながら、電流は最短経路を通ろうとする性質があるため、ワークの直線形状の箇所と曲線形状の箇所では加熱温度が不均一となるおそれがある。
本発明は、湾曲部を有するワークの加熱範囲に均一な密度の誘導電流を発生させ、ワークの部位ごとの加熱による温度差を低減することができる誘導加熱コイルを用いた誘導加熱装置を提供するものである。
本発明にかかる誘導加熱装置は、湾曲したワークの辺部を誘導加熱する誘導加熱コイルを有する誘導加熱装置であって、前記誘導加熱コイルは、前記ワークの直線部と湾曲部における熱分布が均一となるように湾曲した形状のコイル本体部を備える。
これにより、ワークに対する誘導加熱コイルの位置や状態を調整することができる。
これにより、湾曲部を有するワークの加熱範囲に均一な密度の誘導電流を発生させ、ワークの部位ごとの加熱による温度差を低減することができる。
実施の形態1にかかる誘導加熱装置の構成を示す図である。 実施の形態1にかかるワークとコイルの配置を示した上面図である。 実施の形態1にかかるワークの辺部に設定される加熱領域の一例を示した上面図である。 実施の形態1にかかるコイル幅を変更したコイルと通常のコイルを用いた場合の誘導加熱の実験結果の一例を示す図である。 実施の形態2にかかる誘導加熱装置の構成を示す図である。 実施の形態2にかかるワークとコイルの配置を示した上面図である。 実施の形態2にかかるワークの辺部に設定される加熱領域の一例を示した上面図である。 実施の形態2にかかる加熱幅を変更した場合と加熱幅を変更しない場合の誘導加熱の実験結果の一例の図である。 実施の形態3にかかる誘導加熱装置の構成を示す図である。 実施の形態3にかかるワークとコイルの配置を示した図である。 実施の形態3にかかるギャップを変更したコイルとギャップを変更しないコイルによる誘導加熱の実験結果の一例の図である。 実施の形態4にかかるワークとコイルの配置を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する誘導加熱装置1は、給電部(図示せず)と、直線部21と湾曲部22が形成されたコイル本体部を有する誘導加熱コイル(以下、コイル)11と、を備える。
図1に示すように、誘導加熱装置1には、XY方向に平面を有する平板状のワーク12が配置されているものとする。図2に示すように、ワーク12の端部近傍には、加熱対象である直線部12aと、加熱対象である湾曲部12bを有しており、直線部12aと湾曲部12bは連続的に配置されているものとして説明する。なお図1及び図2において、ワーク12における辺部であって、所定の加熱幅を有する加熱領域の一例を、斜線で示している。なお、以下の図についても同様とする。また図2は上面図の一例であり、コイル11を点線で示している。
給電部は、コイル11と接続されている。給電部では、コイル11に対して電流の供給を行う。
コイル11は、ワーク12の直線部12aや湾曲部12bに対応した形状の直線部21と湾曲部22を有する。具体的には、ワーク12において、直線部12aをZ方向間(上下)で挟んで覆うように一対の直線部21が配置されており、湾曲部12bを上下で挟んで覆うように一対の湾曲部22が配置されているものとする。例えば、上面視した場合に、ワーク12の湾曲部12bの曲線形状と、コイル11の湾曲部22の曲線形状が略同一である。なお図1に示すように、ワーク12の上側に配置されるコイルを上側コイル11a、ワーク12の下側に配置されるコイルを下側コイル11bとする。
図2に示すように、コイル11の湾曲部22は、直線部21とはコイル幅が異なるように形成されている。すなわち、コイル11の湾曲部22のコイル幅は、直線部21のコイル幅に比べて長く形成された状態とすることや、逆に、直線部21のコイル幅に比べて短く形成された状態とすることができる。なお湾曲部22のコイル幅を適宜変更することで、ワーク12への加熱状態を調整できる。言い換えると、コイル11のコイル幅を適宜変更することで、ワーク12の各部位にかかる誘導電力を調整することができる。
なお図1や図2に示すように、コイル幅とは、上面視における直線部21の延在方向に対する法線方向、および、湾曲部22における曲線の法線方向である。
典型的には、湾曲部22のコイル幅が、直線部21のコイル幅に比べて短くなるようにコイル11が形成されていることにより、ワーク12の直線部12aと湾曲部12bを均等に加熱できる。
なお、XY方向に平板状であるワーク12と、上側コイル11a及び下側コイル11bの上下方向の距離は、いずれの箇所においても略一定である。すなわち、ワーク12から上側コイル11aまでの上下方向の距離について、直線部21、湾曲部22にかかわらず略同一である。同様に、ワーク12と下側コイル11bの上下方向の距離についても、直線部21、湾曲部22にかかわらず略同一である。
図3は、直線部12aと湾曲部12bとを有するワーク12の一例である。また図3に示すように、ワーク12の辺部に、所定の加熱幅である加熱領域が設定されている。
さらに図4は、図3に示したワーク12について、コイル11の幅が直線部21と湾曲部22とで異なるコイル11を用いて加熱した場合と、コイル幅の変更を行っていない通常のコイルを用いて加熱した場合の加熱試験の結果の一例である。
図4では、図3に示した測定箇所1〜6について加熱後に温度測定を行った場合に、通常のコイルを用いた加熱では、測定箇所間の差が150℃以上となる箇所がある状態が示されている。一方、直線部21と湾曲部22とのコイル幅が異なるように形成されたコイル11を用いた場合には、全ての測定箇所間の温度差が約30℃以内であって、通常のコイルを用いる場合より、温度差が低くなる状態が示されている。
したがって、コイル幅が異なる直線部21と湾曲部22と、を有するコイル11を用いて電磁誘導加熱を行うことで、誘導電流が加熱領域上を均一に流れることにより、直線部12a及び湾曲部12bの熱分布を均一にし、温度差を低減することができる。
実施の形態2
実施の形態1では、湾曲部22のコイル幅が直線部21のコイル幅と異なるように形成されたコイル11を用いることで、誘導加熱による加熱量を調整することについて説明した。実施の形態2では、湾曲部のコイル幅が直線部のコイル幅と略同一であるコイルを用いて、ワーク12の直線部12aと湾曲部12bの温度差を低減する方法について説明する。なお以下では、実施の形態1の誘導加熱装置1と同様の機能を奏する構成物品等については、同一の符号を付し、説明を省略する。
誘導加熱装置2は、給電部(図示せず)と、直線部23と湾曲部24が形成されたコイル本体部を有するコイル13と、を備える。なお図5に示すように、誘導加熱装置2には、XY方向に平面を有する平板状のワーク12が、コイル13を形成している上側コイル13aと下側コイル13bの間に配置されているものとする。
コイル13は、ワーク12の直線部12aや湾曲部12bに対応した形状の直線部23と湾曲部24を有する。具体的には、ワーク12において、直線部12aをZ方向間で挟んで覆うように一対の直線部23が配置されており、湾曲部12bを上下で挟んで覆うように一対の湾曲部24が配置されているものとする。
また図6は上面図の一例であり、コイル13を点線で示している。例えばコイル13は、湾曲部24が湾曲部12bと上下方向に重なることで設定される湾曲部12bの加熱領域の加熱幅が、直線部12aにおける加熱幅とは異なる状態となるように配置されている。
言い換えると、コイル13の直線部23の幅は一定であり、直線部12aと上下方向に重なる幅も一定であるように配置される。一方、図6に示すように湾曲部24においてもコイル13の幅は直線部23と同様であるが、ワーク12の湾曲部12bと湾曲部24が上下方向に重なることで設定される加熱幅は、直線部12aとは異なる加熱幅となるように配置されている。
すなわち、湾曲部12bでは湾曲部24が上下方向に重なる加熱幅を広くし、湾曲部12bでの加熱量を大きくすることや、上下方向に重なる加熱幅を狭くして、湾曲部12bでの加熱量を小さくすることができる。図8は、図7に示した測定箇所1〜6を設定したワーク12について、湾曲部12bにおいて湾曲部24が上下方向に重なる加熱幅を調整したコイル13を用いた場合と、加熱幅の調整を行っていない配置の通常のコイルを用いて加熱した場合の加熱試験の結果の一例である。
図8に示すように、加熱幅の調整を行っていない通常のコイルを用いた加熱では、測定箇所間の差が150℃以上となる箇所がある状態が示されている。一方、加熱幅が直線部21と湾曲部22とで異なるように配置されたコイル13を用いた場合には、全ての測定箇所間の温度差が約30℃以内であって、調整を行っていない通常のコイルを用いる場合より、温度差が低くなる状態が示されている。
したがって、コイル13の幅については直線部21も湾曲部22も同程度とし、上面視においてワーク12と上下方向に重なる加熱幅を湾曲部22において変更した状態で電磁誘導加熱を行うことによって、加熱領域にかかる温度が均一となるため、直線部12a及び湾曲部12bの加熱時の温度差を低減することができる。
実施の形態3
次に、コイルからワーク12までの距離を変更することによって、ワーク12の直線部12aと湾曲部12bの温度差を低減する方法について説明する。なお以下では、実施の形態1及び実施の形態2に示した構成物品と同様の機能を奏する構成物品については、同一の符号を付し、説明を省略する。
誘導加熱装置3は、給電部(図示せず)と、直線部25と湾曲部26が形成されたコイル本体部を有するコイル14と、を備える。なお図9に示すように、誘導加熱装置3には、XY方向に平面を有する平板状のワーク12が、上下のコイル14a、14bの間に配置されているものとする。
図10(a)に示すように、コイル14は、ワーク12の直線部12aや湾曲部12bに対応した形状の直線部25と湾曲部26を有する。具体的には、ワーク12において、直線部12aをZ方向間(上下)で挟んで覆うように一対の直線部25が配置されており、湾曲部12bを上下で挟んで覆うように一対の湾曲部26が配置されているものとする。
例えば、上面視した場合に、ワーク12の湾曲部12bの曲線形状と、コイル11の湾曲部26の曲線形状が略同一である。なお、ワーク12の上側に配置されるコイルを上側コイル14a、ワーク12の下側に配置されるコイルを下側コイル14bとする。ここで、上側コイル14aの下面からワーク12の上面までの上下方向の距離、及び、下側コイル14bの上面からワーク12の下目までの上下方向の距離を、ギャップとする。
図10(b)は、直線部12aおよび直線部25のA−A断面図である。図10(b)に示すように、ワーク12の直線部12aにおいて、ワーク12とコイル14のギャップ間隔は一定とする。
図10(c)は、湾曲部12bおよび湾曲部26のB−B断面図である。図10(c)に示すように、ワーク12の湾曲部12bにおいて、ワーク12と対向するコイル14の一部に凹凸を設けることで、ワーク12とコイル14のギャップ間隔を変更する。
例えば、湾曲部12bにおいて、上側コイル14aの下面が下方に凸状に設けられていることにより、ワーク12の上面に対して上側コイル14aが、直線部12aに比べて近接するように形成されている。
図11は、図10(a)に示した測定箇所1〜4について、湾曲部12bと湾曲部26とのギャップを調整したコイル14を用いてワーク12を誘導加熱した場合と、ギャップの調整を行わない通常のコイル14を用いて誘導加熱を行った場合の結果を示した図である。
図11に示すように、ギャップの調整を行っていない通常のコイルを用いた加熱では、測定箇所間の差が大きくなる状態が示されている。一方、ギャップの調整を行ったコイル14を用いた場合には、全ての測定箇所間の温度差が低減された状態が示されている。
したがって、ワーク12に対するギャップの調整を行ったコイル14を用いることによって、加熱領域にかかる温度が均一となるため、ワーク12の加熱状態を調整することができる。
実施の形態4
次に、複数のコイルを利用することによって、ワークの湾曲部の加熱状態を調整する方法について説明する。なお、実施の形態4では、実施の形態1〜3に示したような幅広の1つのコイルを用いることに代えて、複数のコイルを用いる。なお以下では、実施の形態1〜3に示した構成物品と同様の機能を奏する構成物品については、同一の符号を付し、説明を省略する。
誘導加熱装置4は、給電部(図示せず)と、給電部にそれぞれ接続されるコイル15a、15b、15cと、を備える。なお、誘導加熱装置2には、XY方向に平面を有する平板状のワーク12が配置されているものとする。
コイル15aは、ワーク12の直線部12aや湾曲部12bに対応した形状の直線部27aと湾曲部28aが形成されたコイル本体部を有する。コイル15bは、ワーク12の直線部12aや湾曲部12bに対応した形状の直線部27bと湾曲部28bが形成されたコイル本体部を有する。コイル15cは、ワーク12の直線部12aや湾曲部12bに対応した形状の直線部27cと湾曲部28cが形成されたコイル本体部を有する。
なお、コイル15a、15b、15cは、それぞれ幅が狭く形成されたコイルであって、上面視した場合にコイル15bを挟むように、コイル15a、15b、15cが僅かに離間した状態で平行に配置されているものとする。
図12(a)は複数のコイル15a、15b、15cをワーク12の湾曲部12bの上下に配置した状態を示す上面図、図12(b)は、幅広のコイルをワークの上下に配置した状態を示す上面図である。
図12(b)に示すように、湾曲部において幅広のコイルを上下方向で挟むように配置した場合、電流の直進性のために内側に電流が偏ることがあり、内側の誘導加熱が強くなる場合がある。
一方、図12(a)に示すように、湾曲部12bにおいて、コイル15a、15b、15cにそれぞれ電流を流して誘導加熱することにより、例えば内側に配置されるコイル15aと、外側に配置されるコイル15cには、それぞれ同様に電流が流れ、誘導加熱が行われる。これにより、いずれのコイル15a、15b、15cで均等に誘導加熱が実行されるため、湾曲部12bにおいて内側と外側で均等に加熱される。
したがって、複数のコイル15a、15b、15cを用いてワーク12を加熱することによって、湾曲部12bにおける内外の加熱状態の偏りを低減できる。すなわち、誘導電流が加熱領域上を均一に流れることにより、ワーク12の加熱状態を調整することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。すなわち上記の記載は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされており、当業者であれば、実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。
例えば実施の形態1において、それぞれの実施の形態において、ワーク12に複数の湾曲部12bが設けられている場合にはコイル11に複数の湾曲部22を設けることができるが、複数の湾曲部12bの湾曲の度合いに応じて、湾曲部22の幅を変更することができる。
同様にして、実施の形態2において、湾曲部12bの湾曲の度合いに応じて加熱幅を変更することや、実施の形態3において、湾曲部12bの湾曲の度合いに応じてギャップ幅を変更することができる。
さらに、実施の形態1〜4に示したコイルの形状や配置について、実施の形態1〜4に示したうちのいずれか複数を、選択的に組み合わせて用いることができる。例えば、実施の形態1に示したように、ワーク12の湾曲部12b近傍におけるコイルのコイル幅を調整しながら、実施の形態2に示したように湾曲部12bにかかる加熱幅を調整するようにコイルの配置を変更することができる。さらにこのコイルについて、実施の形態3に示したようにワークとコイルのギャップを調整したものを利用できる。
実施の形態4において、コイル15a、15b、15cの3つを用いるものとしたが、コイルの個数は任意に変更することが可能である。また例えば、実施の形態4に示したコイル15a、15b、15cを1つのコイル群として扱うとともに、実施の形態2に示したように加熱幅を調整することもできる。
また、ワーク12が湾曲部を有する平板状であるものとして説明したが、平板状に限られず、立体的な形状を有するワークについても適用することができることは明らかである。
1−4 誘導加熱装置
11 コイル
11a 上側コイル
11b 下側コイル
12 ワーク
12a 直線部
12b 湾曲部
13 コイル
14 コイル
14a 上側コイル
14b 下側コイル
15a コイル
15b コイル
15c コイル
21 直線部
22 湾曲部
23 直線部
24 湾曲部
25 直線部
26 湾曲部
27a 直線部
27b 直線部
27c 直線部
28a 湾曲部
28b 湾曲部
28c 湾曲部

Claims (1)

  1. 湾曲したワークの辺部を誘導加熱する誘導加熱コイルを有する誘導加熱装置であって、
    前記誘導加熱コイルは、
    前記ワークの直線部と湾曲部における熱分布が均一となるように湾曲した形状のコイル本体部を備える、
    誘導加熱装置。
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