JP2020178219A - 写真作成ゲーム機、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

写真作成ゲーム機、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Masato Tsukada
正人 塚田
雅典 住永
Masanori Suminaga
雅典 住永
哲史 土田
Tetsushi Tsuchida
哲史 土田
高橋 治
Osamu Takahashi
治 高橋
利彰 中西
Toshiaki Nakanishi
利彰 中西
一哉 久島
Kazuya Kushima
一哉 久島
慎二 横山
Shinji Yokoyama
慎二 横山
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【課題】画像をサーバに送信する際の通信の負荷を軽減することができるようにする。【解決手段】本技術を適用した写真作成ゲーム機は、利用者を被写体とした撮影を複数回行い、複数枚の撮影画像を生成し、複数の利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする撮影画像の選択を受け付け、複数の利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの利用者により落書きの対象として選択された撮影画像に対して施し、落書きの対象とする撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像をサーバに送信する。本技術は、撮影した画像をシール紙に印刷する一連のゲームを提供する写真シール作成装置に適用することができる。【選択図】図25

Description

本技術は、写真作成ゲーム機、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、画像をサーバに送信する際の通信の負荷を軽減することができるようにした写真作成ゲーム機、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、写真シール作成装置が知られている。写真シール作成装置は、利用者を撮影し、撮影画像に対して利用者に編集を行わせ、編集後の画像をシール紙に印刷して提供するものである。写真シール作成装置は遊戯施設などに設置される。
写真シール作成装置が提供する1ゲームの流れは、通常、撮影空間内にいる利用者を被写体として撮影を行った後、利用者を編集空間に移動させ、編集空間内で行われる操作に従って画像を編集して、編集済みの画像をシール紙に印刷するものとなる。
ところで、写真シール作成装置のゲームにおいて作成した画像を、印刷物としてではなく、画像データとして利用者に提供する会員制のサービスがある。ゲームを行った利用者は、サービスを利用するためのアカウントを作成しておくことにより、スマートフォンなどの携帯端末を操作して画像取得サイトにアクセスし、ゲームで作成した画像を携帯端末の画面上で閲覧することができる。
特開2018−160898号公報
上述したサービスに対応した写真シール作成装置においては、編集の終了後などの所定のタイミングで、サーバに画像をアップロードする処理が行われる。
写真シール作成装置の中には、編集済みの画像だけでなく、編集前の画像をもアップロードするようになっている機種がある。その場合、サーバに送信する画像の枚数が多いことから、通信に対する負荷が高くなる。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、画像をサーバに送信する際の通信の負荷を軽減することができるようにするものである。
本技術の一側面の写真作成ゲーム機は、利用者を被写体とした撮影を複数回行い、複数枚の撮影画像を生成する撮影部と、複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付ける選択部と、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施す画像処理部と、落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像をサーバに送信する通信制御部とを備える。
本技術の他の側面の情報処理装置は、利用者を被写体とした撮影を複数回行うことによって複数枚の撮影画像を生成し、複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付け、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施し、落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像を送信する写真作成ゲーム機から送信されてきた画像と、前記写真作成ゲーム機を前記利用者が利用することに応じて発行された識別情報を含む管理情報とを取得する取得部を備える。
本技術の一側面においては、利用者を被写体とした撮影が複数回行われ、複数枚の撮影画像が生成され、複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択が受け付けられる。また、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きが、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施され、落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像がサーバに送信される。
本技術の他の側面においては、利用者を被写体とした撮影を複数回行うことによって複数枚の撮影画像を生成し、複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付け、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施し、落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像を送信する写真作成ゲーム機から送信されてきた画像と、前記写真作成ゲーム機を利用者が利用することに応じて発行された識別情報を含む管理情報とが取得される。
本技術によれば、画像をサーバに送信する際の通信の負荷を軽減することができる。
本技術の写真シール作成装置の外観の構成例を示す斜視図である。 写真シール作成装置の外観を他の角度からみた斜視図である。 利用者の移動について説明する図である。 事前選択部の構成例を示す図である。 撮影部の構成例を示す図である。 背景部の構成例を示す図である。 編集ユニットの正面の構成例を示す図である。 編集ユニット側面パネルの構成例を示す図である。 写真シール作成装置の構成例を示すブロック図である。 写真シール作成装置の機能構成例を示すブロック図である。 図10の編集処理部の構成例を示すブロック図である。 画像のレイヤ構成の例を示す図である。 落書きあり画像が印刷されたシール紙の例を示す図である。 写真シール作成ゲーム処理について説明するフローチャートである。 図14のステップS4において行われる編集処理について説明するフローチャートである。 キープ選択画面の表示例を示す図である。 キープ選択画面における撮影画像選択領域を拡大して示す図である。 キープ選択画面の他の表示例を示す図である。 キープ画像の選択例を示す図である。 編集画面の表示例を示す図である。 落書きあり画像と落書きなし画像の例を示す図である。 アップロードされる画像の例を示す図である。 アップロードされる画像の他の例を示す図である。 アップロードされる画像の他の例を示す図である。 アップロードされる画像の他の例を示す図である。 写真シール作成装置からアップロードされる情報の例を示す図である。 画像提供システムの構成例を示す図である。 画像提供サービスの利用形態の例を示す図である。 マイページ画面の表示例を示す図である。 画像管理サーバにおいて管理されている画像の例を示す図である。 マイページ画面における画像の表示例を模式的に示す図である。 画像の表示例を示す図である。 画像の他の表示例を示す図である。 画像管理サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 画像管理サーバの機能構成例を示すブロック図である。
<写真シール作成装置の外観>
図1および図2は、写真シール作成装置1の外観の構成例を示す斜視図である。
写真シール作成装置1は、撮影画像や編集画像を提供するゲーム機である。写真シール作成装置1は、画像をシール紙に印刷したり、画像を利用者の携帯端末上で閲覧可能にしたりすることで、利用者に画像を提供する。写真シール作成装置1は、ゲームセンターなどのアミューズメント施設や店舗に設置される。
写真シール作成装置1の利用者は、主に女子高校生や若い女性が中心とされる。写真シール作成装置1において、1組あたり主に2人や3人などの複数人の利用者がゲームを楽しむことができる。もちろん、写真シール作成装置1において、1人の利用者がゲームを楽しむこともできる。
写真シール作成装置1において、利用者は、自身が被写体となって撮影作業を行う。利用者は、編集作業により、撮影によって得られた撮影画像の中から選択した画像に、手書きの文字やスタンプ画像などの合成用画像を合成させる。これにより、撮影画像が彩り豊かな画像に編集される。利用者は、編集済みの画像である編集画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させる。
図1に示すように、写真シール作成装置1は、基本的に、撮影ユニット11と編集ユニット12が接した状態で設置されることによって構成される。撮影ユニット11と編集ユニット12は電気的に接続される。
撮影ユニット11は、人が中に入ることができる程度の大きさを有する箱形状の筐体を有し、事前選択部20、撮影部21、および背景部22から構成される。事前選択部20は、撮影部21の側面に設置される。事前選択部20の前方の空間が、事前選択処理が行われる事前選択空間となる。また、撮影部21と背景部22は所定の距離だけ離した状態で設置される。撮影部21と背景部22の間に形成される空間が、撮影処理が行われる撮影空間となる。
事前選択部20は、事前選択処理として、写真シール作成装置1によって提供されるゲームを紹介するガイダンスを行ったり、撮影空間で行われる撮影処理における各種の設定を行ったりする。事前選択部20には、利用者が代金を投入する硬貨投入口や、各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。事前選択部20は、撮影空間の空き状況に応じて、適宜、事前選択空間にいる利用者を撮影空間へと案内する。
撮影部21は、利用者を被写体として撮影するための装置である。撮影部21は、撮影空間に入った利用者の正面に位置する。撮影空間に臨む撮影部21の正面には、カメラや、各種の操作に用いられるタッチパネルモニタなどが設けられる。
撮影空間において正面を向いている利用者からみて左側の面を左側面、右側の面を右側面とすると、撮影部21の左側面が側面パネル41Aにより構成され、右側面が側面パネル41Bにより構成される。さらに、撮影部21の正面が正面パネル42により構成される。側面パネル41Aには、上述した事前選択部20が設置される。なお、事前選択部20が、側面パネル41Bに設置されるようにしてもよい。
背景部22は、背面パネル51、側面パネル52A、および側面パネル52Bから構成される。背面パネル51は、正面を向いている利用者の背面側に位置する板状の部材である。側面パネル52Aは、背面パネル51の左端に取り付けられ、側面パネル41Aと略同じ幅の板状の部材である。側面パネル52Bは、背面パネル51の右端に取り付けられ、側面パネル41Bと略同じ幅の板状の部材である。
側面パネル41Aと側面パネル52Aは、ほぼ同一平面に設けられる。側面パネル41Aと側面パネル52Aの上部は、板状の部材である連結部23Aによって連結される。側面パネル41Aと側面パネル52Aの下部は、例えば金属製の部材である連結部23A’によって連結される。
側面パネル41Bと側面パネル52Bも同様に、ほぼ同一平面に設けられる。側面パネル41Bと側面パネル52Bの上部は、連結部23Bによって連結される。側面パネル41Bと側面パネル52Bの下部は、連結部23B’によって連結される。
撮影空間の床には、例えば樹脂製の床シート27が敷かれる。床シート27は、デザイン性の高いピンク色一色に色付けされている。
側面パネル41A、連結部23A、および側面パネル52Aに囲まれることによって形成される開口が撮影空間の出入り口となる。また、側面パネル41B、連結部23B、および側面パネル52Bに囲まれることによって形成される開口も撮影空間の出入り口となる。
側面パネル41A、連結部23A、および側面パネル52Aによって形成される出入り口には、連結部23Aの天面から垂下するようにして、図示せぬ出入り口カーテンが取り付けられる。同様に、側面パネル41B、連結部23B、および側面パネル52Bによって形成される出入り口にも、連結部23Bの天面から垂下するようにして、図示せぬ出入り口カーテンが取り付けられる。
撮影空間の上方には、撮影部21の正面、連結部23A、および連結部23Bに囲まれた天井が形成される。その天井には、例えば樹脂製の天井シート24が設けられる。天井シート24の一端が連結部23Aに固定され、他端が連結部23Bに固定される。
天井シート24の一部に通気孔を設けてもよい。例えば、天井シート24の両端(連結部23A側と連結部23B側)に四角形状で示された部分を通気孔としてもよい。また、四角形状で示された部分が、光が入射する透明な部材で形成されていてもよい。
編集ユニット12は、撮影画像に編集を施すための装置である。編集ユニット12は、一方の側面が撮影部21の正面パネル42に接するようにして、撮影ユニット11に連結している。
図1に示される編集ユニット12の構成を正面側の構成とすると、編集ユニット12の正面側と背面側のそれぞれに、編集作業で用いられる構成が設けられる。この構成により、2組の利用者が同時に編集作業を行うことができる。
編集ユニット12の正面側は、面61と、面61の上方に形成された斜面62から構成される。面61は、床面に対して垂直な面であり、撮影部21の側面パネル41Aとほぼ平行な面である。斜面62には、編集作業に用いられる構成として、タブレット内蔵モニタやタッチペンが設けられる。斜面62の左側には、照明装置64の一端を支持する柱状の支持部63Aが設けられる。斜面62の右側には、照明装置64の他端を支持する柱状の支持部63Bが設けられる。
編集ユニット12の左側面(撮影部21の正面パネル42とは反対側の側面)には、板状の部材である編集ユニット側面パネル65が設けられる。編集ユニット側面パネル65は、例えば10cm程度の厚さをもった板状に形成されている。
編集ユニット側面パネル65の、図1に示される編集ユニット12の正面側の側面(縁面)は、側面パネル41Aおよび側面パネル52Aと、ほぼ同一平面をなす。また、編集ユニット側面パネル65の、図2に示される編集ユニット12の背面側の側面(縁面)は、側面パネル41Bおよび側面パネル52Bと、ほぼ同一平面をなす。さらに、編集ユニット側面パネル65の上面(天面)は、撮影空間の天井を構成する天井シート24と、ほぼ同一平面をなす。
このような構造により、写真シール作成装置1は、全体として直方体形状の筐体を有するように構成される。
編集ユニット12の上方にはカーテンフレーム26A,26Bが取り付けられる。平行に設けられるカーテンフレーム26Aとカーテンフレーム26Bの一端は、連結部23Aと連結部23Bにそれぞれ固定される。カーテンフレーム26Aとカーテンフレーム26Bの他端は、編集ユニット側面パネル65の両側面の上端にそれぞれ接合される。
カーテンフレーム26A,26Bには、編集ユニット12の正面前方の空間と背面前方の空間が外から見えないように、図示せぬカーテンが取り付けられる。カーテン、撮影部21の正面パネル42、および編集ユニット側面パネル65により囲まれる編集ユニット12の正面前方の空間と背面後方の空間が、利用者が編集作業を行う編集空間となる。
後述するように、編集ユニット側面パネル65には、印刷済みのシール紙を利用者に提供するシール取り出し口が設けられる。編集ユニット側面パネル65の前方の空間が、印刷済みのシール紙が提供されるのを利用者が待つ印刷待ち空間となる。
編集空間から印刷待ち空間に利用者が移動する際の安全性を考慮して、編集ユニット側面パネル65の両側面と編集空間側の面とがなす角部は、面取り(R面取り)されている。
<利用者の移動について>
ここで、写真シール作成ゲームの流れと、それに伴う利用者の移動について説明する。
図3は、写真シール作成装置1を上から見た平面図である。
利用者は、事前選択部20の前方の空間である事前選択空間A0において硬貨投入口に代金を投入する。次に、利用者は、タッチパネルモニタに表示される画面に従って各種の設定を行う。利用者は、例えば、撮影空間で行われる撮影に関するコースの選択などを事前選択作業として行う。
事前選択作業を終えた利用者は、白抜き矢印#1で示すように、側面パネル41Aと側面パネル52Aの間の出入り口G1から、撮影部21と背景部22の間に形成された撮影空間A1に入る。利用者は、撮影部21に設けられたカメラやタッチパネルモニタなど利用して撮影作業を行う。
撮影作業を終えた利用者は、白抜き矢印#2で示すように出入り口G1から撮影空間A1を出て編集空間A2−1に移動するか、または、白抜き矢印#3で示すように出入り口G2から撮影空間A1を出て編集空間A2−2に移動する。
編集空間A2−1は、編集ユニット12の正面側の編集空間である。一方、編集空間A2−2は、編集ユニット12の背面側の編集空間である。利用者が編集空間A2−1と編集空間A2−2のいずれの空間に移動するのかは、撮影部21のタッチパネルモニタの画面表示などによって案内される。例えば2つの編集空間のうちの空いている方が移動先として案内される。編集空間A2−1または編集空間A2−2に移動した利用者は、編集作業を開始する。編集空間A2−1の利用者と、編集空間A2−2の利用者は同時に編集作業を行うことができる。
編集作業が終了した後、編集画像の印刷が開始される。印刷が開始されると、編集空間A2−1での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#4で示すように編集空間A2−1から印刷待ち空間A3に移動する。また、編集空間A2−2での編集作業を終えた利用者は、白抜き矢印#5で示すように編集空間A2−2から印刷待ち空間A3に移動する。
印刷待ち空間A3に移動した利用者は、印刷が終わるのを待つ。印刷が終了すると、利用者は、編集ユニット側面パネル65に設けられたシール取り出し口に排出されたシール紙を受け取り、一連の写真シール作成ゲームを終える。
次に、各装置の構成について説明する。
<事前選択部の構成>
図4は、事前選択部20の構成例を示す図である。
事前選択部20の上側にはタッチパネルモニタ71が設けられる。タッチパネルモニタ71は、LCD(Liquid Crystal Display)などのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ71は、各種のGUI(Graphical User Interface)を表示し、利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。タッチパネルモニタ71には、利用者の人数の選択などに用いられる画面が表示される。
タッチパネルモニタ71の下方には、スピーカ72が設けられる。スピーカ72は、事前選択処理の案内音声、BGM(Back Ground Music)、効果音などを出力する。スピーカ72に隣接するようにして、利用者が硬貨を入れる硬貨投入返却口73が設けられる。
なお、事前選択部20として、側面パネル41Aに設けられるタッチパネルモニタ71、スピーカ72、および硬貨投入返却口73は、いずれも側面パネル41Aの表面から突出しないようにして設けられる。
<撮影部の構成>
図5は、撮影部21の正面の構成例を示す図である。撮影部21は、側面パネル41A、側面パネル41B、および正面パネル42に囲まれるようにして構成される。
正面パネル42の略中央には、箱状のカメラユニット81が設けられる。カメラユニット81の正面には、カメラ91とタッチパネルモニタ92が設けられる。
カメラ91は、例えば一眼レフカメラであり、レンズが露出するようにカメラユニット81の内部に取り付けられる。カメラ91は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子を有し、撮影空間A1にいる利用者を撮影する。
カメラ91により取り込まれた動画像(以下、ライブビュー画像ともいう)は、タッチパネルモニタ92にリアルタイムで表示される。撮影が指示されたときなどの所定のタイミングでカメラ91により取り込まれた静止画像は、撮影画像として保存される。
タッチパネルモニタ92は、カメラ91の下方に設けられる。タッチパネルモニタ92は、LCDなどのモニタと、それに積層されたタッチパネルにより構成される。タッチパネルモニタ92は、カメラ91により取り込まれた動画像を表示するライブビューモニタとしての機能と、各種のGUIを表示し利用者の選択操作を受け付ける機能を備えている。
カメラユニット81の上方には、曲面の発光面を利用者に向けた上ストロボユニット82が設置される。上ストロボユニット82は、利用者の正面上方から、利用者の顔および上半身に光を照射する。上ストロボユニット82の発光面の内側には、常時点灯する電球と、撮影タイミングで発光するストロボ発光管が配置されている。
カメラユニット81と上ストロボユニット82との間には、下側に弧を描く半月状の発光面を有するカメラ上ストロボ83が設けられる。カメラ上ストロボ83は、正面パネル42に埋め込まれるようにして設けられる。
カメラユニット81の下方には、利用者の下半身および足元に光を照射する下箱ストロボユニット84が設けられる。下箱ストロボユニット84の発光面は、側面パネル41Aと側面パネル41Bとの間に隙間なく形成される。下箱ストロボユニット84の発光面の内側にも、常時点灯する電球と、撮影タイミングで発光するストロボ発光管が配置されている。
上述したように、上ストロボユニット82および下箱ストロボユニット84は、常時点灯する電球と、撮影タイミングで発光するストロボ発光管を内蔵している。これにより、上ストロボユニット82および下箱ストロボユニット84は、撮影空間を明るくして利用者の操作性や安全性を確保するために、撮影空間内を常時照らすとともに、撮影画像の見栄えをより良くするために、撮影タイミングでストロボ発光し、被写体となる利用者に光を照射する。
なお、正面パネル42の例えば天井付近にスピーカが設けられる。スピーカから、撮影処理の案内音声、BGM、効果音などが出力される。スピーカが、正面パネル42ではなく、後述する背景部22に設けられるようにしてもよい。
<背景部の構成>
図6は、背景部22の撮影空間A1側の構成例を示す図である。
第1の背面パネルとして構成される背面パネル51の撮影空間側には、背面パネル51との間に所定の間隙を形成し、その下端が撮影空間A1の床面から所定の高さより上に設けられる背面パネル101が、第2の背面パネルとして配置されている。背面パネル101は、背面パネル51と側面パネル52A,52Bとの間に閉空間を形成するようにして設けられる。
以下、適宜、背面パネル51を外側背面パネル51といい、背面パネル101を内側背面パネル101という。
内側背面パネル101には、その一部として、撮影部21による撮影により得られる撮影画像の背景となる(背景として写る)背景領域部111が形成されている。
背景領域部111は、乳白色の平面アクリル板(乳白アクリル板)で構成される。外側背面パネル51と内側背面パネル101との間に形成された間隙(背景領域部111の裏側)には、撮影タイミングに合わせて発光するストロボ発光部が設けられる。
これにより、背景領域部111は、撮影タイミングで、その領域全体がぼんやりと白く明るく発光するようになる。
内側背面パネル101において、背景領域部111の左右両側には、スピーカ112−1,112−2が設けられる。スピーカ112−1,112−2は、撮影処理の案内音声、BGM、効果音などを撮影空間に向かって出力する。
<編集ユニットの構成>
図7は、編集ユニット12の正面側(編集空間A2−1側)の構成例を示す図である。
斜面62のほぼ中央には、タブレット内蔵モニタ131が設けられる。タブレット内蔵モニタ131の左側にはタッチペン132Aが設けられる。タブレット内蔵モニタ131の右側にはタッチペン132Bが設けられる。
タブレット内蔵モニタ131は、タブレットとディスプレイを積層して構成される。タブレットは、タッチペン132Aまたはタッチペン132Bを用いた操作入力を可能とする。タブレット内蔵モニタ131には、例えば、編集作業に用いられる編集画面が表示される。2人の利用者が同時に編集作業を行う場合、タッチペン132Aはタブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者により用いられ、タッチペン132Bはタブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者により用いられる。
なお、タッチペン132Aを用いた操作とタッチペン132Bを用いた操作は識別される。適宜、タブレット内蔵モニタ131の左側の表示に対してはタッチペン132Aを用いた操作のみが可能とされ、右側の表示に対してはタッチペン132Bを用いた操作のみが可能とされる。以下、適宜、タッチペン132Aとタッチペン132Bを区別する必要がない場合、まとめてタッチペン132という。
図8は、編集ユニット12の左側面に設けられる編集ユニット側面パネル65の構成例を示す図である。
編集ユニット側面パネル65は、その正面側(印刷待ち空間側)の面を構成する板状部材として、パネル151、メンテナンス用扉152、パネル153,154を有している。
パネル151は、編集ユニット側面パネル65の略上半分を構成する板状の部材である。パネル151の下には、メンテナンス用扉152が設けられ、メンテナンス用扉152の左右にパネル153,154がそれぞれ設けられる。メンテナンス用扉152とパネル153,154は、パネル151と略同一の面を構成する。
メンテナンス用扉152は、編集ユニット12の筐体の左側面を構成し、開閉可能とされる。メンテナンス用扉152を開けた場合、編集ユニット12の筐体内部に収納されたプリンタや、写真シール作成装置1の全体の動作を制御するPCなどが現れる。メンテナンス用扉152は、メンテナンス時に写真シール作成装置1の管理者により開けられる。
写真シール作成装置1のメンテナンスには、例えば、プリンタのシール紙の補充、インクカートリッジの交換が含まれる。また、写真シール作成装置1のメンテナンスには、例えば、PCの電源のオン/オフ、PCが実行する、写真シール作成ゲームを行うためのプログラムのバージョンアップ、それぞれの空間に設けられたスピーカのボリュームの調整が含まれる。
メンテナンス用扉152の中央付近には、最終的な出力物としてのシール紙を利用者に提供するシール取り出し口161が設けられる。編集ユニット12の内部に設けられるプリンタにより、編集空間A2−1で編集を行った利用者が写る画像、または、編集空間A2−2で編集を行った利用者が写る画像が所定のレイアウトでシール紙に印刷される。印刷済みのシール紙はシール取り出し口161に排出される。
シール取り出し口161の上方には、例えば、シール紙の排出タイミングで発光する発光部162が設けられる。シール取り出し口161の下方には、スピーカ163が設けられる。スピーカ163は、印刷待ち空間にいる利用者に対する案内音声、BGM、効果音などの音を出力する。
<写真シール作成装置の内部構成>
図9は、写真シール作成装置1の構成例を示すブロック図である。図9において、上述した構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図9に示されるように、写真シール作成装置1は、PC(Personal Computer)301に対して、事前選択部302、撮影部304、編集部305A,305B、および印刷部306が外部入出力インタフェース303を介して接続されることによって構成される。PC301には、操作ユニット307も接続される。PC301は、例えば編集ユニット12の筐体内部に収納される。
PC301を構成するCPU(Central Processing Unit)311、ROM(Read Only Memory)312、RAM(Random Access Memory)313は、バス314により相互に接続される。
CPU311は、所定のプログラムを実行し、写真シール作成装置1の全体の動作を制御する。ROM312は、CPU311が実行するプログラムやデータを記憶する。RAM312は、CPU311が処理するデータやプログラムを一時的に記憶する。
バス314には、さらに、入出力インタフェース315が接続される。入出力インタフェース315には、記憶部316、通信部317、およびドライブ318が接続される。また、入出力インタフェース315には、操作ユニット307が接続される。
操作ユニット307には、PC301の電源のオン/オフの切り替えに用いられる電源ボタンが設けられる。PC301は、電源ボタンが操作され、電源がオンになったときに起動し、写真シール作成装置1の全体の制御を開始する。
また、操作ユニット307には、事前選択部302のスピーカ72、撮影部304のスピーカ112(スピーカ112−1,112−2)、編集部305A,305Bのスピーカ341、印刷部306のスピーカ163のそれぞれのボリュームの調整に用いられるツマミが設けられる。CPU311は、ツマミを用いて行われる管理者(オペレーター)の操作に応じて、各空間のBGMなどの音量を調整する。
記憶部316は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体である。記憶部316は、CPU311から供給された各種の設定情報などを記憶する。記憶部316に記憶されている情報はCPU311により適宜読み出される。
通信部317は、インターネットなどのネットワークのインタフェースである。通信部317は、CPU311による制御に従って外部の装置と通信を行う。通信部317は、利用者により選択された画像を、例えば写真シール作成装置1の製造メーカーが管理する画像管理サーバに送信する。通信部317から送信された画像は、所定の記憶領域が割り当てられて保存され、画像管理サーバにアクセスしてきた携帯端末上で表示されたり、その携帯端末にダウンロードされたりする。
ドライブ318には、光ディスクや半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア319が適宜装着される。ドライブ318によりリムーバブルメディア319から読み出されたプログラムやデータは、CPU311に供給され、記憶部316に記憶されたり、インストールされたりする。
入出力インタフェース315には外部入出力インタフェース303が接続される。PC301による各部の制御が、外部入出力インタフェース303を介して行われる。
事前選択部302は、事前選択空間A0にいる利用者を対象とした事前選択処理を実現する。事前選択部302は、タッチパネルモニタ71、スピーカ72、および硬貨処理部321から構成される。
タッチパネルモニタ71は、PC301による制御に従って各種の選択画面を表示し、選択画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号はPC301に供給され、各種の設定が行われる。
硬貨処理部321は、硬貨投入返却口73への硬貨の投入を検出する。硬貨処理部321は、所定の金額分の硬貨が投入されたことを検出した場合、ゲームの開始を指示する起動信号をPC301に出力する。
撮影部304は、撮影空間A1にいる利用者を対象とした撮影処理を実現する。撮影部304は、前方照明装置331、背面照明装置332、カメラ91、タッチパネルモニタ92、およびスピーカ112から構成される。
前方照明装置331は、撮影空間A1内の各ストロボユニットのうちの撮影部21に設けられるストロボユニットである。背面照明装置332は、撮影空間A1内の各ストロボユニットのうちの背景部22に設けられるストロボユニットである。前方照明装置331と背面照明装置332は、PC301から供給される照明制御信号に従って発光する。
カメラ91は、PC301によるシャッタ制御に従って撮影を行い、撮影によって得られた撮影画像(画像データ)をPC301に出力する。
編集部305Aは、編集空間A2−1にいる利用者を対象とした編集処理を実現する。編集部305Aは、タブレット内蔵モニタ131、タッチペン132A,132B、およびスピーカ341から構成される。編集部305Bは、編集空間A2−2にいる利用者を対象とした編集処理を実現し、編集部305Aと同一の構成を有する。なお、以下、編集部305A,305Bを特に区別しない場合には、単に、編集部305という。
タブレット内蔵モニタ131は、PC301による制御に従って編集画面を表示し、編集画面に対する利用者の操作を受け付ける。利用者の操作の内容を表す入力信号はPC301に供給され、編集対象となる撮影画像が編集される。
印刷部306は、プリンタ351、シール紙ユニット352、スピーカ163、および照明装置354から構成される。シール紙ユニット352はプリンタ351に装着される。
プリンタ351は、内蔵するヘッド361を駆動し、PC301から供給された印刷データに基づいて、シール紙ユニット352に収納されているロール状のシール紙363に画像を印刷する。また、プリンタ351は、画像を印刷したシール紙363をカッター362によってカットして、シール取り出し口161に排出する。
照明装置354は、発光部162を発光させるための照明器具であり、蛍光管やLED照明により構成される。照明装置354は、PC301から供給される照明制御信号に従って発光する。
<写真シール作成装置の機能構成例>
図10は、写真シール作成装置1の機能構成例を示すブロック図である。図10に示す機能部のうちの少なくとも一部は、CPU311により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
写真シール作成装置1においては、事前選択処理部401、撮影処理部402、編集処理部403、および印刷処理部404が実現される。
事前選択処理部401は、事前選択部302の各部を制御することで、事前選択処理を実行する。事前選択処理により、撮影に関するコースの選択が行われる。利用者による選択内容を表す情報は撮影処理部402に供給される。
撮影処理部402は、撮影部304の各部を制御することで撮影処理を行う。撮影処理部402は、撮影処理を行うことによって得られた撮影画像のデータを編集処理部403に出力する。撮影処理部402から編集処理部403に対しては、撮影を複数回行うことによって得られた複数枚の撮影画像のデータが供給される。
編集処理部403は、編集部305の各部を制御することで編集処理を行う。編集処理には、撮影画像に対して編集を施すための画像処理などが含まれる。
編集処理部403は、撮影画像の編集を終えた後、編集画像を所定のレイアウトで配置することによって印刷データを生成し、印刷処理部404に出力する。
印刷処理部404は、プリンタ351に印刷データを出力し、編集画像の印刷を行う。
図11は、図10の編集処理部403の構成例を示すブロック図である。
編集処理部403は、キープ画像選択部411、キープ画像記憶部412、画像処理部413、表示制御部414、落書きあり画像記憶部415、印刷データ生成部416、および通信制御部417により構成される。撮影処理部402から出力された撮影画像はキープ画像選択部411に入力される。例えば、撮影処理部402による撮影は8回行われる。異なるポーズをとった利用者が写る8枚の撮影画像が、キープ画像選択部411に対して入力されることになる。
キープ画像選択部411は、利用者により行われるキープ選択を受け付ける。キープ選択は、編集対象とする撮影画像であるキープ画像を選択する操作であり、8回の撮影が行われることによって得られた8枚の撮影画像の中から、例えば4枚の撮影画像を選択するようにして行われる。
詳細については後述するが、写真シール作成装置1においては、タブレット内蔵モニタ131に表示されたキープ選択画面を用いて、複数人の利用者がそれぞれキープ選択を行うことができるようになっている。例えば利用者の人数が2人である場合、タブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者と右側にいる利用者が、それぞれ、4枚ずつの撮影画像をキープ画像として選択することができる。
キープ画像選択部411は、利用者によりキープ画像として選択された撮影画像をキープ画像記憶部412に出力し、記憶させる。キープ画像として選択された撮影画像には、そのことを表すフラグが設定される。
キープ画像記憶部412は、キープ画像選択部411から供給された撮影画像を記憶する。例えばキープ画像記憶部412が記憶する撮影画像は、編集処理時などの所定のタイミングで画像処理部413と表示制御部414により読み出される。画像処理部413による画像処理後の撮影画像によって、キープ画像記憶部412に記憶されている撮影画像が上書きされることもある。
また、キープ画像記憶部412が記憶する撮影画像は、画像を画像管理サーバにアップロードする際に通信制御部417により読み出される。
画像処理部413は、キープ画像記憶部412から読み出した撮影画像に対して各種の画像処理を施す。画像処理部413による画像処理の結果を表す情報は表示制御部414に供給され、画面表示に適宜用いられる。
画像処理部413が施す画像処理には、編集の他に、レタッチ処理、フレーム画像の合成処理、背景画像の合成処理、フィルタ処理などの処理が含まれる。
編集は、編集画面に対する利用者の操作に応じてペン画像やスタンプ画像などの合成用画像を撮影画像に対して合成する処理である。
以下、適宜、編集のことを落書きという。撮影画像の編集は、編集画面に表示された編集ツールをタッチペンを用いて選択した後、あたかも落書きのように、撮影画像上をタッチペンでなぞることによって行われる。
レタッチ処理は、画像に写る利用者の目の大きさを変更したり、肌の色を変更したりする処理である。レタッチ処理においては、目や肌領域などの部位が検出され、画像処理が施される。
フレーム画像の合成処理は、所定の柄、色、模様の画像を人物の前景や背景に合成する処理である。
背景画像の合成処理は、人物の背景に所定の柄、色、模様の画像を合成する処理である。背景画像の合成処理においては、クロマキ処理などによって人物領域が検出され、人物領域の背景に所定の画像を合成する処理が行われる。
フィルタ処理は、画像全体にフィルタをかけて色味を調整したりする処理である。
画像処理部413は、編集以外の所定の画像処理を撮影画像に施し、画像処理を施すことによって得られた撮影画像によって、キープ画像記憶部412に記憶されている撮影画像を上書きする。
このように、レタッチ処理が施された画像が編集対象の撮影画像となることもあるし、フレーム画像や背景画像の合成処理が施された画像が編集対象の撮影画像となることもある。また、フィルタ処理が施された画像が編集対象の撮影画像となることもある。
すなわち、キープ画像として選択され、編集対象となる撮影画像は、編集画面に対する利用者の操作に応じた編集以外の各種の処理が施された画像とすることも可能である。
図12は、画像処理部413による画像処理によって生成される画像のレイヤ構成の例を示す図である。
図12に示すように、それぞれの撮影画像に対しては、下から順に、レイヤL1乃至L5の各レイヤが設定される。
レイヤL1は、背景画像が配置されるレイヤである。例えば利用者により選択された背景画像が、背景画像の合成処理によってレイヤL1に配置される。
レイヤL2は、人物画像が配置されるレイヤである。人物画像は、撮影画像に対してクロマキ処理を施すことによって抽出された人物領域の画像である。
レイヤL3は、コンテンツ合成に用いられるレイヤである。レタッチ処理によって選択されたメイク系のコンテンツなどがレイヤL3上に配置される。
レイヤL4は、編集に用いられるレイヤである。ペンツール、スタンプツールなどの編集ツールを用いた合成用画像がレイヤL4上に配置される。
レイヤL5は、フレーム画像の合成やフィルタ処理の対象となるレイヤである。フレーム画像の合成やフィルタ処理などの画像処理も、例えば、利用者による操作に応じて行われる。
テクスチャ画像の合成に用いるためのレイヤなどの他のレイヤが設定されるようにしてもよい。
撮影画像は、レイヤL2の人物画像に対して、レイヤL4以外の少なくともいずれかのレイヤの画像を組み合わせて合成された画像となる。いずれの画像処理も施されていない撮影画像がキープ画像として用いられるようにしてもよい。
図11の説明に戻り、画像処理部413は、編集を含む画像処理を撮影画像に施すことによって、落書きあり画像を生成する。図12のレイヤL4の画像を合成した画像が落書きあり画像となる。このように、落書きあり画像と、編集の対象となる撮影画像は、レイヤ構成が異なる画像である。
画像処理部413は、それぞれの撮影画像を元にして生成した落書きあり画像を落書きあり画像記憶部415に出力し、記憶させる。
表示制御部414は、利用者による操作に用いられる画面をタブレット内蔵モニタ131に表示し、利用者の操作に応じて画面の表示を制御する。表示制御部414には、キープ画像記憶部412から読み出された撮影画像、画像処理部413による画像処理の結果を表す情報などが供給される。表示制御部414に供給される情報は画面の表示に用いられる。
印刷データ生成部416は、落書きあり画像記憶部415に記憶されている落書きあり画像を所定のレイアウトで配置することによって印刷データを生成する。印刷データ生成部416は、印刷データを印刷処理部404に出力し、シール紙363に印刷させる。
図13は、落書きあり画像が印刷されたシール紙の例を示す図である。
図13に示すように、シール紙には、複数枚の撮影画像を元にして生成された複数枚の落書きあり画像が所定のレイアウトで配置され、印刷される。
図11の説明に戻り、通信制御部417は、通信部317を制御し、キープ画像記憶部412から読み出した撮影画像と、落書きあり画像記憶部415から読み出した落書きあり画像を画像管理サーバにアップロードする(送信する)。通信制御部417が送信する画像には、落書きあり画像だけでなく、編集が施される前の、編集が施されていない撮影画像も含まれる。
編集が施される前の落書きのない撮影画像であるから、キープ画像記憶部412から読み出された撮影画像は、落書きなし画像ということができる。
後に詳述するように、通信制御部417がアップロードする画像の枚数が、利用者によるキープ選択の結果に応じて変化する。
通信制御部417による画像の送信順は、例えば、撮影画像の選択順に従って決定される。撮影順に従って画像の送信順が決定されるようにしてもよい。
<写真シール作成装置の動作>
ここで、図14のフローチャートを参照して、写真シール作成ゲームを提供する写真シール作成装置1の動作について説明する。
ステップS1において、事前選択処理部401は、所定の金額分の硬貨が投入されたか否かを、硬貨処理部321から供給される起動信号に基づいて判定し、硬貨が投入されたと判定するまで待機する。
ステップS1において、硬貨が投入されたと判定された場合、処理はステップS2に進む。ステップS2において、事前選択処理部401は、事前選択部302を制御することで事前選択処理を行う。
事前選択処理により、例えば、被写体の写りを決定する写りコースの選択などの、撮影に関する選択が行われる。撮影処理部402による撮影は、事前選択処理での選択に従って行われる。
ステップS3において、撮影処理部402は、撮影部304を制御することで、撮影処理を行う。具体的には、撮影処理部402は、カメラ91に取り込まれた被写体の動画像をタッチパネルモニタ92にライブビュー表示させ、撮影空間A1にいる利用者を被写体として撮影し、撮影画像を生成する。
撮影処理においては、例えば、被写体の顔および上半身が大きく写る画像であるアップ画像を得るための撮影が行われる。アップ画像の撮影であるアップ撮影が例えば8回繰り返される。アップ撮影に加えて、被写体の全身が写る画像である全身画像を得るための全身撮影が行われるようにしてもよい。
ステップS4において、編集処理部403は、編集空間A2−1と編集空間A2−2のうち、撮影処理を終えた利用者の移動先とした方の編集空間に対応する編集部305を制御することで、編集処理を行う。
編集処理時、タブレット内蔵モニタ131には、各種の編集ツールの選択に用いられるボタンなどが配置された編集画面が表示される。利用者は、例えば8枚の撮影画像の中から所定の画像を選択し、編集画面に用意される編集ツールを用いて、選択した画像の編集を行う。編集処理部403は、編集画面に対する利用者の操作に応じて画像処理を行い、編集済みの撮影画像である落書き画像を生成する。
ステップS4において行われる編集処理の詳細については、図15のフローチャートを参照して後述する。
ステップS5において、印刷処理部404は、プリンタ351を制御することで、印刷処理を行う(開始する)。具体的には、印刷処理部404は、編集処理により得られた編集画像をプリンタ351に出力してシール紙363に印刷する。なお、撮影処理により得られた撮影画像が、編集が施されることなくそのままシール紙363に印刷されるようにしてもよい。
印刷が終了すると、ステップS6において、プリンタ351は、画像が印刷されたシール紙をシール取り出し口161に排出し、処理を終了させる。
<編集処理の詳細>
次に、図15のフローチャートを参照して、図14のステップS4において行われる編集処理について説明する。
ステップS31において、表示制御部414は、メールアドレス入力画面をタブレット内蔵モニタ131に表示させる。
メールアドレス入力画面は、利用者の所有する携帯端末(携帯電話機)のメールアドレスの入力に用いられる画面である。メールアドレス入力画面には、メールアドレスに用いることが可能なアルファベットや記号、携帯電話機のキャリアを選択するためのボタンと、選択されたボタンに対応する文字列が表示されるテキストボックスが表示される。
なお、図示はしないが、メールアドレス入力画面には、メールアドレスを入力するための入力領域が左右に並んで形成される。入力領域のそれぞれにおいては、メールアドレスの入力が複数(例えば2人)の利用者毎に、個別に、かつ同時に受け付けられる。
メールアドレス入力画面において、メールアドレスの入力が終了すると、処理はステップS32に進む。ここで入力されたメールアドレスは、写真シール作成装置1からアップロードされた画像の保存場所となるURLをメールで通知するために用いられる。
ステップS32において、編集処理部403は、シールレイアウト選択画面をタブレット内蔵モニタ131に表示させる。
シールレイアウト選択画面は、シールレイアウトを利用者に選択させるための画面である。シールレイアウトは、シール紙に配置される4枚の撮影画像の位置やサイズ、シール紙全体のデザインを決定するレイアウト(配置パターン)である。
シールレイアウトの選択が終了した場合、ステップS33において、表示制御部414は、キープ選択画面をタブレット内蔵モニタ131に表示させる。
図16は、キープ選択画面の表示例を示す図である。
図16に示すように、キープ選択画面には、キープ画像選択領域530L,530Rが左右に並べて形成される。キープ画像選択領域530L,530Rは、それぞれ同一の構成を有している。重複する説明については適宜省略する。
キープ画像選択領域530Lは、タブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者により用いられる領域であり、キープ画像選択領域530Rは、タブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者により用いられる領域である。キープ選択画面においては、キープ画像とする撮影画像の選択が2人の利用者毎に個別に受け付けられる。
以下、タブレット内蔵モニタ131に向かって左側にいる利用者を、単に、左の利用者といい、タブレット内蔵モニタ131に向かって右側にいる利用者を、単に、右の利用者という。
キープ画像選択領域530Lには、角丸の略正方形状の領域であるキープ画像表示領域531−1L乃至531−4Lが形成される。キープ画像表示領域531−1L乃至531−4Lは、キープ画像として選択された撮影画像の表示領域である。
なお、図16に示すキープ画像表示領域531−1L乃至531−4Lの状態は、キープ画像とする撮影画像が選択されていない状態である。
キープ画像表示領域531−1L乃至531−4Lの下方には撮影画像選択領域532Lが形成される。撮影画像選択領域532Lは、キープ画像の候補となる8枚の撮影画像の表示領域である。
図17は、撮影画像選択領域532Lを拡大して示す図である。
図17に示すように、撮影画像選択領域532Lには、8回の撮影により得られた8枚の撮影画像を表すサムネイル画像が縦2×横4に並べて表示される。
図17に示す画像P1乃至P8は、それぞれ、1回目乃至8回目の撮影によって得られた撮影画像を表すサムネイル画像である。
撮影画像選択領域532Lの表示を用いて選択された撮影画像が、キープ画像としてキープ画像表示領域531−1L乃至531−4Lに表示される。
左の利用者は、撮影画像選択領域532Lに表示される8枚の撮影画像のうちの1枚をタッチペン132Aで選択し、キープ画像表示領域531−1乃至531−4のいずれかにドラッグアンドドロップすることで、キープ画像とする撮影画像を選択することができる。ドラッグアンドドロップの操作ではなく、サムネイル画像を押下する毎に、サムネイル画像の押下によって選択された撮影画像がキープ画像として選択され、キープ画像表示領域531−1乃至531−4に順に表示されるようにしてもよい。
4枚の撮影画像の選択が終わり、撮影画像選択領域532Lの下方に表示されるOKボタン533Lが押下された場合、キープ画像とする撮影画像の選択は終了となる。
図18は、キープ選択画面の他の表示例を示す図である。
図18のキープ画像選択領域530Lにおいては、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択され、キープ画像表示領域531−1L乃至531−4Lに表示されている。例えばキープ画像表示領域531−1Lにキープ画像として表示されている撮影画像は、1回目の撮影によって得られた撮影画像(図17の画像P1)である。
キープ画像として選択された撮影画像のサムネイル画像が表示されていた撮影画像選択領域532Lの領域は、空欄の領域となる。
一方、キープ画像選択領域530Rにおいては、2回目の撮影によって得られた1枚の撮影画像がキープ画像として選択され、キープ画像表示領域531−1Rに表示されている。キープ画像表示領域531−1Rにキープ画像として表示されている撮影画像は、2回目の撮影によって得られた撮影画像(図17の画像P2)である。
このような表示を用いて、左の利用者と右の利用者は、それぞれ、キープ画像とする撮影画像を4枚ずつ選択することになる。
図19は、キープ画像の選択例を示す図である。
図19において、各画像の上に丸で囲んで示す数字は、その画像が何回目の撮影によって得られた撮影画像であるのかを表す。
図19Aにおいては、左の利用者により、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択され、右の利用者により、5回目乃至8回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択されている。
一方、図19Bにおいては、左の利用者により、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択され、右の利用者により、3回目乃至6回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択されている。
すなわち、図19Bの例においては、3回目の撮影によって得られた撮影画像と、4回目の撮影によって得られた撮影画像が、左の利用者と右の利用者により、重複して、キープ画像として選択されている。
図19Bにおいて、3回目の撮影によって得られた撮影画像と4回目の撮影によって得られた撮影画像に色を付していることは、それらの撮影画像が、左の利用者と右の利用者により、重複してキープ画像として選択されていることを表す。図23以降においても同様である。
このように、写真シール作成装置1においては、左の利用者と右の利用者が、同一の撮影画像を、重複して、キープ画像として選択することができるようになっている。
図15の説明に戻り、以上のようなキープ選択画面を用いて、左の利用者と右の利用者によりそれぞれキープ画像とする撮影画像が選択された場合、ステップS34において、表示制御部414は、編集画面をタブレット内蔵モニタ131に表示させる。
編集画面は、利用者の編集入力に応じて撮影画像に対して編集を施すための画面である。編集画面には、編集に用いられるスタンプ画像やペン画像などの各種の編集ツール(合成用画像)などが表示される。
図20は、編集画面の表示例を示す図である。
図20に示すように、編集画面には、編集領域550L,550Rが左右に並べて形成される。編集領域550L,550Rは、それぞれ同一の構成を有している。重複する説明については適宜省略する。なお、編集画面上の各領域を囲む一点鎖線と破線は、画面に実際に表示されるものではない
編集領域550Lは、左の利用者により用いられる領域であり、編集領域550Rは、右の利用者により用いられる領域である。編集領域550L,550Rのそれぞれにおいては、編集のための操作が2人の利用者毎に個別に受け付けられる。
編集領域550Lには、サムネイル表示領域551L、編集対象画像表示領域552L、ぼかし調整バー553L、および反転ボタン554Lが設けられる。同様に、編集領域550Rには、サムネイル表示領域551R、編集対象画像表示領域552R、ぼかし調整バー553R、および反転ボタン554Rが設けられる。
以下、サムネイル表示領域551L,551R、編集対象画像表示領域552L,552R、ぼかし調整バー553L,553R、および反転ボタン554L,554Rをそれぞれ区別する必要がない場合、単に、サムネイル表示領域551、編集対象画像表示領域552、ぼかし調整バー553、および反転ボタン554という。
編集領域550L,550Rに形成されているサムネイル表示領域551は、キープ画像として選択された撮影画像を表すサムネイル画像の表示領域である。利用者は、サムネイル表示領域551に表示されているサムネイル画像を選択することによって、編集の対象とする撮影画像を選択する。
編集領域550Lのサムネイル表示領域551Lには、キープ選択画面のキープ画像選択領域530L(図16)の表示を用いて左の利用者により選択された4枚の撮影画像を表すサムネイル画像が表示される。
同様に、編集領域550Rのサムネイル表示領域551Rには、キープ選択画面のキープ画像選択領域530Rの表示を用いて右の利用者により選択された4枚の撮影画像を表すサムネイル画像が表示される。
このように、左の利用者と右の利用者は、それぞれ、自分がキープ画像として選択した撮影画像に対して編集を行うことができる。
図20の例においては、左の利用者により、サムネイル表示領域551Lに並ぶ4枚のサムネイル画像のうちの左端のサムネイル画像が選択されている。サムネイル表示領域551Lの下に形成された編集対象画像表示領域552Lには、左端のサムネイル画像により表される撮影画像が拡大して表示される。左の利用者は、タッチペン132Aを用いて編集ツールを選択し、編集対象画像表示領域552Lに表示された撮影画像の編集を行うことができる。
また、右の利用者により、サムネイル表示領域551Rに並ぶ4枚のサムネイル画像のうちの左端のサムネイル画像が選択されている。サムネイル表示領域551Rの下に形成された編集対象画像表示領域552Rには、左端のサムネイル画像により表される撮影画像が拡大して表示される。右の利用者は、タッチペン132Bを用いて編集ツールを選択し、編集対象画像表示領域552Rに表示された撮影画像の編集を行うことができる。
編集対象画像表示領域552の下方には、ぼかし調整バー553と反転ボタン554が設けられる。
ぼかし調整バー553は、編集対象画像表示領域552に表示されている撮影画像に施すぼかし処理のぼかし具合を調整するために操作されるスライダであり、反転ボタン554は、編集対象の撮影画像を左右反転させるために操作されるボタンである。
また、編集領域550Lの左方には、メッセージスタンプ選択部561L、リップカラー選択部562L、およびスタンプ選択部563Lが設けられる。
メッセージスタンプ選択部561Lは、写真シール作成装置1の機種名、設置されている地域にちなんだ名称、日付などを表す文字列を含むスタンプ画像(メッセージスタンプ)を選択するための領域である。メッセージスタンプ選択部561Lにおいては、メッセージスタンプを構成する文字列の色を変更できる他、手書き文字を合成するためのペンツールを選択することもできる。
リップカラー選択部562Lは、撮影画像に写る人物(利用者)の唇に施される色を選択するための領域である。
スタンプ選択部563Lは、スタンプ画像を選択するための領域である。スタンプ選択部563Lにおいては、利用者に指定された位置に合成されるスタンプ画像の他、顔の認識結果に基づいた位置に合成されるスタンプ画像を選択することができる。
同様に、編集領域550Rの左方には、メッセージスタンプ選択部561R、リップカラー選択部562R、およびスタンプ選択部563Rが設けられる。これらは、処理の対象が、編集領域550Rに表示されている撮影画像となる以外は、上述したメッセージスタンプ選択部561L、リップカラー選択部562L、およびスタンプ選択部563Lと同様の操作に用いられる。
編集画面の中央上部には、編集作業を終了するときに押下される終了ボタン564が設けられる。
このように、編集画面には、撮影画像に編集を施すための編集領域550L,550Rがそれぞれ設けられる。2人の利用者は、それぞれが、自ら選択した撮影画像に対して、好みの編集を施すことができる。
図15の説明に戻り、ステップS35において、画像処理部413は、タッチペン132を用いた利用者の操作(編集入力)を受け付け、利用者の操作に応じて、撮影画像に編集を施す。
終了ボタン564が押下されるなどして編集が終了した場合、ステップS36において、表示制御部414は、携帯送信用画像選択画面をタブレット内蔵モニタ131に表示させる。
携帯送信用画像選択画面は、利用者の携帯端末に送信するための専用の画像である携帯送信用画像を利用者に選択させるための画面である。携帯送信用画像は、画像管理サーバを経由して利用者の携帯端末に送信され、シール紙363には印刷されない。
携帯送信用画像が選択された場合、ステップS37において、通信制御部417は、ゲーム中に生成された複数枚の画像を画像管理サーバにアップロードする。
画像管理サーバにおいては、写真シール作成装置1からアップロードされた画像が管理される。写真シール作成装置1の利用者は、自分の携帯端末を操作して画像管理サーバにアクセスし、写真シール作成装置1のゲームで作成した画像を携帯端末上で閲覧することができる。画像のアップロードの詳細については後述する。
ステップS38において、画像処理部413は、編集作業を終えた利用者に対して、印刷待ち空間A3への移動を案内する。印刷待ち空間A3への移動の案内は、編集部305A,305Bのタブレット内蔵モニタ131に案内画面を表示させることによって、または音声をスピーカ341から出力させることによって行われる。
その後、図14のステップS4に戻り、それ以降の処理が行われる。
<アップロードされる画像について>
写真シール作成装置1から画像管理サーバに対しては、落書きあり画像とともに、落書きあり画像の元になった撮影画像である落書きなし画像がアップロードされる。利用者は、携帯端末を操作して所定の画面を表示させることによって、落書きあり画像だけでなく、それぞれの落書きあり画像と対になる落書きなし画像を閲覧することができる。
4枚の撮影画像を組み合わせることによって例えば画像処理部413により生成されたおまけ画像が、落書きあり画像、落書きなし画像とともに写真シール作成装置1から画像管理サーバに対してアップロードされるようにしてもよい。
ここで、落書きあり画像と落書きなし画像のアップロードについて説明する。
図21は、落書きあり画像と落書きなし画像の例を示す図である。
図21に示す画像は、1回目の撮影によって得られた撮影画像をキープ画像として選択し、その撮影画像を元にして生成された落書きあり画像と、落書きあり画像の元になった撮影画像(落書きなし画像)である。
図21の左側に示す落書きあり画像において、手書き文字の画像P11は、図20を参照して説明した編集画面を用いて合成されたペンツールの画像である。ハート型の画像P12は、編集画面を用いて合成されたスタンプツールの画像である。図21の右側に示す落書きなし画像には、画像P11、画像P12に相当する画像が入力されていない。
このように、編集画面を用いた編集を経て生成された画像が落書きあり画像となり、編集の対象となった撮影画像が落書きなし画像となる。
以下、適宜、落書きあり画像と落書きなし画像を、元になった撮影画像の撮影回数を表す数字を用いて説明する。
例えば、落書きあり画像#1は、1回目の撮影によって得られた撮影画像をキープ画像として選択し、その撮影画像を元にして生成された落書きあり画像である。落書きなし画像#1は、落書きあり画像#1の元になった落書きなし画像である。
同様に、落書きあり画像#2は、2回目の撮影によって得られた撮影画像をキープ画像として選択し、その撮影画像を元にして生成された落書きあり画像である。落書きなし画像#2は、落書きあり画像#2の元になった落書きなし画像である。
アップロードされる落書きなし画像の枚数が、キープ画像の選択の仕方によって異なる枚数となる。上述したように、写真シール作成装置1においては、同じ撮影画像を、左の利用者と右の利用者が重複してキープ画像として選択することが可能とされている。
図22は、アップロードされる画像の例を示す図である。
図22は、左の利用者と右の利用者のキープ画像の選択に重複がない場合の例を示している。
図22の上方に示すように、左の利用者により、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択され、右の利用者により、5回目乃至8回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択されているものとする。このキープ画像の選択は、図19Aを参照して説明した選択と同様である。
左の利用者により編集が行われることにより、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にした4枚の落書きあり画像#1乃至#4が生成される。
また、右の利用者により編集が行われることにより、5回目乃至8回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にした4枚の落書きあり画像#5乃至#8が生成される。
この場合、矢印A1の先に示すように、左の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#1乃至#4と、右の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#5乃至#8との8枚の落書きあり画像とともに、8枚の落書きあり画像の元になった、8枚の落書きなし画像#1乃至#8がアップロードされる。
図22において、枠F11で囲んで示す4枚の画像は、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にして、左の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#1乃至#4である。それぞれの画像にハートマークを付していることは、それらの画像が、左の利用者による編集によって生成された画像であることを表す。
枠F12で囲んで示す4枚の画像は、5回目乃至8回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にして、右の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#5乃至#8である。それぞれの画像に星マークを付していることは、それらの画像が、右の利用者による編集によって生成された画像であることを表す。
枠F21で囲んで示す8枚の画像は、1回目乃至8回目の撮影によって得られた8枚の撮影画像、すなわち、落書きなし画像#1乃至#8である。落書きなし画像であるから、それぞれの画像にはハッチ付きの図形(ハートマークや星マークなど)が付されていない。
このように、左の利用者と右の利用者のキープ画像の選択に重複がない場合、8枚の落書きあり画像と8枚の落書きなし画像との、合計16枚の画像がアップロードされる。
図23は、アップロードされる画像の他の例を示す図である。
図23は、左の利用者と右の利用者のキープ画像の選択に重複がある場合の例を示している。
図23の上方に示すように、左の利用者により、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択され、右の利用者により、3回目乃至6回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択されているものとする。3回目、4回目の撮影によって得られた2枚の撮影画像が、重複して、キープ画像として選択されている。このキープ画像の選択は、図19Bを参照して説明した選択と同様である。
左の利用者により編集が行われることにより、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にした落書きあり画像#1乃至#4が生成される。
また、右の利用者により編集が行われることにより、3回目乃至6回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にした4枚の落書きあり画像#3乃至#6が生成される。
この場合、矢印A2の先に示すように、左の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#1乃至#4と、右の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#3乃至#6との8枚の落書きあり画像とともに、8枚の落書きあり画像の元になった、6枚の落書きなし画像#1乃至#6がアップロードされる。
すなわち、左の利用者と右の利用者によりキープ画像として重複して選択されたそれぞれの撮影画像については、落書きなし画像として同じ画像を重複してアップロードするのではなく、1枚だけアップロードされる。
図23において、枠F11で囲んで示す4枚の画像は、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にして、左の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#1乃至#4である。
枠F12で囲んで示す4枚の画像は、3回目乃至6回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にして、右の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#3乃至#6である。
枠F21で囲んで示す6枚の画像は、1回目乃至8回目の撮影によって得られた8枚の撮影画像の中から、左の利用者と右の利用者の少なくともいずれかによりキープ画像として選択された落書きなし画像#1乃至#6である。
このように、左の利用者と右の利用者がキープ画像として選択した撮影画像に2枚の重複がある場合、8枚の落書きあり画像と6枚の落書きなし画像との、合計14枚の画像がアップロードされる。キープ画像として重複して選択された2枚の撮影画像については、それぞれ1枚だけが、落書きなし画像としてアップロードされる。
キープ画像として選択された撮影画像に重複がある場合、1枚だけがアップロードされるようにすることにより、図24に示すように、同じ画像を複数枚重複してアップロードする場合と比べて、通信の負荷を軽減させることが可能となる。
図24の例においては、左の利用者と右の利用者により重複してキープ画像として選択された撮影画像が、2枚ずつ、落書きなし画像としてアップロードされる(落書きなし画像#3,#4が2枚ずつアップロードされる)。この場合、上述したように、重複して選択された撮影画像を1枚だけアップロードする場合と比べて、通信に対する負担が大きくなる。
他の撮影画像がキープ画像として重複して選択された場合も同様である。
図25は、アップロードされる画像の他の例を示す図である。
図25は、左の利用者と右の利用者のキープ画像の選択に重複がある場合の他の例を示している。
図25の上方に示すように、左の利用者により、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択され、右の利用者により、1回目、4回目、5回目、6回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択されているものとする。2枚の撮影画像が、重複して、キープ画像として選択されている。
左の利用者により編集が行われることにより、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にした落書きあり画像#1乃至#4が生成される。
また、右の利用者により編集が行われることにより、1回目、4回目、5回目、6回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にした4枚の落書きあり画像#1,#4,#5,#6が生成される。
この場合、矢印A3の先に示すように、左の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#1乃至#4と、右の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#1,#4,#5,#6との8枚の落書きあり画像とともに、8枚の落書きあり画像の元になった、6枚の落書きなし画像#1乃至#6がアップロードされる。
図25において、枠F11で囲んで示す4枚の画像は、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にして、左の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#1乃至#4である。
枠F12で囲んで示す4枚の画像は、1回目、4回目、5回目、6回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像を元にして、右の利用者による編集によって生成された落書きあり画像#1,#4,#5,#6である。
枠F21で囲んで示す6枚の画像は、1回目乃至8回目の撮影によって得られた8枚の撮影画像の中から、左の利用者と右の利用者の少なくともいずれかによりキープ画像として選択された落書きなし画像#1乃至#6である。
このように、左の利用者と右の利用者がキープ画像として選択した撮影画像に2枚の重複がある場合、8枚の落書きあり画像と6枚の落書きなし画像との、合計14枚の画像がアップロードされる。キープ画像として重複して選択された2枚の撮影画像については、それぞれ1枚だけが、落書きなし画像としてアップロードされる。
以上のように、写真シール作成装置1から画像管理サーバに対しては、落書きあり画像については固定の枚数の画像がアップロードされ、落書きなし画像については可変の枚数の画像がアップロードされる。
アップロードされる画像の枚数を、キープ画像として重複して選択された撮影画像の枚数毎にまとめると以下のようになる。
(1)重複なしの場合
左の利用者の落書きあり画像:4枚
右の利用者の落書きあり画像:4枚
左の利用者の落書きなし画像:4枚
右の利用者の落書きなし画像:4枚
この場合、合計16枚の画像がアップロードされる。16枚の画像のうち、落書きなし画像は8枚となる。
なお、左の利用者の落書きあり画像とは、左の利用者の編集によって生成された落書きあり画像であり、右の利用者の落書きあり画像とは、右の利用者の編集によって生成された落書きあり画像である。
また、左の利用者の落書きなし画像とは、左の利用者によってキープ画像として選択された撮影画像であり、右の利用者の落書きなし画像とは、右の利用者によってキープ画像として選択された撮影画像である。
(2)1枚重複の場合(重複が最少の場合)
左の利用者の落書きあり画像:4枚
右の利用者の落書きあり画像:4枚
左の利用者の落書きなし画像の4枚のうちの、右の利用者の落書きなし画像と重複していない落書きなし画像:3枚
右の利用者の落書きなし画像の4枚のうちの、左の利用者の落書きなし画像と重複していない落書きなし画像:3枚
左の利用者と右の利用者の落書きなし画像として重複している落書きなし画像:1枚
この場合、合計15枚の画像がアップロードされる。15枚の画像のうち、落書きなし画像は7枚となる。
(3)2枚重複の場合
左の利用者の落書きあり画像:4枚
右の利用者の落書きあり画像:4枚
左の利用者の落書きなし画像の4枚のうちの、右の利用者の落書きなし画像と重複していない落書きなし画像:2枚
右の利用者の落書きなし画像の4枚のうちの、左の利用者の落書きなし画像と重複していない落書きなし画像:2枚
左の利用者と右の利用者の落書きなし画像として重複している落書きなし画像:2枚
この場合、合計14枚の画像がアップロードされる。14枚の画像のうち、落書きなし画像は6枚となる。
(4)3枚重複の場合
左の利用者の落書きあり画像:4枚
右の利用者の落書きあり画像:4枚
左の利用者の落書きなし画像の4枚のうちの、右の利用者の落書きなし画像と重複していない落書きなし画像:1枚
右の利用者の落書きなし画像の4枚のうちの、左の利用者の落書きなし画像と重複していない落書きなし画像:1枚
左の利用者と右の利用者の落書きなし画像として重複している落書きなし画像:3枚
この場合、合計13枚の画像がアップロードされる。13枚の画像のうち、落書きなし画像は5枚となる。
(5)4枚重複の場合(重複が最大の場合)
左の利用者の落書きあり画像:4枚
右の利用者の落書きあり画像:4枚
左の利用者と右の利用者の落書きなし画像として重複している落書きなし画像:4枚
この場合、合計12枚の画像がアップロードされる。12枚の画像のうち、落書きなし画像は4枚となる。
以上においては、2人の利用者が、キープ画像とする撮影画像を8枚の撮影画像の中からそれぞれ4枚ずつ選択する場合について説明したが、キープ画像の候補となる撮影画像の枚数が他の枚数であってもよい。キープ画像として選択する撮影画像の枚数についても、他の枚数であってもよい。
この場合においても、落書きあり画像の枚数については固定、落書きなし画像の枚数については可変としてアップロードが行われる。
<画像提供システムについて>
図26は、写真シール作成装置1からアップロードされる情報の例を示す図である。
図26に示すように、上述した枚数の落書きあり画像と落書きなし画像には、管理情報が付加されてアップロードされる。管理情報は、アップロードされた画像を管理するために写真シール作成装置1において生成され、画像管理サーバ2に対して送信される情報である。画像管理サーバ2においては、アップロードされた画像が、管理情報に含まれる各情報と紐付けて管理される。
管理情報には、シールID、画像選択フラグ、およびメールアドレスが含まれる。
シールIDは、1回のゲーム毎に、所定の規則に従って写真シール作成装置1により発行されるIDである。
例えば、シールIDは、落書きあり画像を印刷したシール紙の縁などに印刷した形で利用者にも通知される。画像提供サービスに対するログイン操作を行った携帯端末3(図27)のユーザがシール紙の縁を見てシールIDを入力した場合、画像管理サーバ2においては、携帯端末3のユーザがゲームで作成した画像が特定される。このように、シールIDは、それぞれのユーザが作成した画像を特定するために用いられる。
画像選択フラグは、マイページ画面に保存する画像としてゲーム中に利用者により選択された携帯送信用画像を表すフラグである。マイページ画面は、会員登録を行ったユーザ毎に割り当てられるユーザ専用の画面であり、画像管理サーバ2において管理されている画像の閲覧などに用いられる。
メールアドレスは、ゲーム中に入力された利用者のメールアドレスである。
利用者のメールアドレスは、例えば、画像の保存先として割り当てられたURLをメールで通知するために画像管理サーバ2により用いられる。利用者が2人である場合、それぞれの利用者のメールアドレスが管理情報に含まれる。
図27は、画像提供システムの構成例を示す図である。
画像提供システムは、写真シール作成装置1、画像管理サーバ2、および携帯端末3が、インターネット601を介して接続されることによって構成される。
図27の例においては、写真シール作成装置1が1台しか示されていないが、実際には、同じメーカーが販売する複数台の写真シール作成装置1が設けられる。携帯端末3は、写真シール作成装置1を利用した利用者のスマートフォンであり、例えば、写真シール作成装置1を利用した利用者の数だけ設けられる。
画像管理サーバ2は、写真シール作成装置1からアップロードされた画像を受信し、所定のURLを割り当てるなどして保存する。画像管理サーバ2は、携帯端末3を操作してアクセスしてきた利用者に対して画像を提供するサービスである画像提供サービスを提供する。
画像提供サービスは、携帯端末3上で画像を閲覧したり、携帯端末3に画像をダウンロードしたりすることが可能とされる会員制のサービスである。画像の編集などを、画像提供サービスを利用して行うことができるようにしてもよい。
携帯端末3の利用者は、写真シール作成装置1を利用したゲームの終了後、携帯端末3を操作して画像管理サーバ2にアクセスし、画像提供サービスを利用して画像の閲覧などを行うことになる。
携帯端末3には、画像管理サーバ2が提供する画像提供サービスの画面を表示させるためのアプリケーションがインストールされている。
タブレット端末などの他の携帯端末や、インターネット601上のサーバとの間で各種の情報の送受信を行うことができるPC、TV(テレビジョン受像機)などの端末が、画像提供サービスを利用するための情報処理端末として用いられるようにしてもよい。
<サービスの利用形態>
図28は、画像提供サービスの利用形態の例を示す図である。
図28A、図28Bに示すように、画像提供サービスの利用形態としては、携帯端末3にインストールされた、専用アプリケーション3Aを利用する形態と、Webブラウザ3Bを利用する形態とがある。専用アプリケーション3Aは、例えば、画像提供サービスのサービス事業者(写真シール作成装置1のメーカー)によって用意されたアプリケーションである。
図28Aに示すように、ユーザが専用アプリケーション3Aを起動させた場合、専用アプリケーション3Aによって画像管理サーバ2に対するアクセスが行われる。携帯端末3のディスプレイには、適宜、ログイン画面が専用アプリケーション3Aにより表示される。
ユーザIDとパスワードを用いたログイン操作が行われた場合、携帯端末3のディスプレイには、画像管理サーバ2から送信されてきた情報に基づいて、画像提供サービスを利用するためのマイページ画面などの画面が表示される。
一方、図28Bに示すように、ユーザがWebブラウザ3Bを起動させ、所定のURLを入力するなどして画像管理サーバ2に対するアクセスが行われた場合、携帯端末3のディスプレイには、適宜、ログイン画面がWebブラウザ3Bにより表示される。
ユーザIDとパスワードを用いたログイン操作が行われた場合、携帯端末3のディスプレイには、画像管理サーバ2から送信されてきた情報に基づいて、画像提供サービスを利用するためのマイページ画面などの画面が表示される。
このように、ユーザは、専用アプリケーション3A経由で、または、Webブラウザ3B経由で、画像提供サービスを利用することができる。
<マイページ画面>
図29は、マイページ画面の表示例を示す図である。
マイページ画面は、ユーザが専用アプリケーション3Aを起動させてログイン操作を行った場合、または、Webブラウザ3Bを起動させて画像管理サーバ2にアクセスし、ログイン操作を行った場合に、画像管理サーバ2から送信されてきた情報に基づいて携帯端末3のディスプレイ621に表示される。図29に示すマイページ画面は、専用アプリケーション3Aにより、または、Webブラウザ3Bにより表示される画面である。
ここで、携帯端末3のユーザは、写真シール作成装置1を利用してゲームを行った、写真シール作成装置1の利用者と同じ人物である。
画像管理サーバ2においては、ログイン操作を行ったユーザがユーザIDに基づいて特定され、ユーザが保存していた画像に関する情報が携帯端末3に対して送信される。
図29のマイページ画面の左上には、画像提供サービスの名前である「PPP LINK」の文字が表示される。
画像提供サービスの名前の下には、各種の項目の選択に用いられるボタンが並ぶメニュー領域631が形成される。例えば、マイページ画面を表示させるときに操作されるボタン、美容に関する情報を閲覧するときに操作されるボタンなどがメニュー領域631に用意される。
メニュー領域631の下のサムネイル領域632には、携帯端末3のユーザが写真シール作成装置1を利用して作成した画像を表すサムネイル画像が表示される。
図29の例においては、画像P51乃至P56が2列に並べてサムネイル領域632に表示されている。画像P51乃至P54についてはそれらの全体が表示され、画像P55,P56については、上方の一部が表示されている。
なお、説明の便宜上、図29に示す画像には編集が施されていないが、マイページ画面に表示される画像は、適宜、落書きあり画像となる。
画像P51乃至P54の下方には、さらに多くの画像が並べられる。ユーザは、ディスプレイ621の表面に指をあて、スワイプ操作などを行うことによって、サムネイル領域632の表示範囲を切り替えて他の画像を表示させることができる。例えば所定の画像をタップした場合、タップ操作によって選択された画像がマイページ画面上に拡大表示される。
このように、ユーザは、写真シール作成装置1の利用者としてゲームを行ったときに作成した画像を、マイページ画面上で閲覧することができる。
図30は、画像管理サーバ2において管理されている画像の例を示す図である。
図25を参照して説明したように、左の利用者により、1回目乃至4回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択され、右の利用者により、1回目、4回目、5回目、6回目の撮影によって得られた4枚の撮影画像がキープ画像として選択されているものとする。
この場合、画像管理サーバ2においては、図30Aに示すように、左の利用者の画像として、落書きあり画像#1乃至#4と、それぞれの元になった落書きなし画像#1乃至#4が管理される。
また、画像管理サーバ2においては、図30Bに示すように、右の利用者の画像として、落書きあり画像#1,#4,#5,#6と、落書きあり画像#1,#4,#5,#6のそれぞれの元になった落書きなし画像#1,#4,#5,#6が管理される。
これらの画像のうち、落書きなし画像#1,#4は、2人の利用者によりキープ画像として重複して選択された画像であるから、写真シール作成装置1から1枚ずつアップロードされた画像である。
左の利用者は、携帯端末3を操作して自身のマイページ画面を表示させることにより、落書きあり画像#1乃至#4と落書きなし画像#1乃至#4とを閲覧することができる。
また、右の利用者は、携帯端末3を操作して自身のマイページ画面を表示させることにより、落書きあり画像#1,#4,#5,#6と落書きなし画像#1,#4,#5,#6とを閲覧することができる。
図31は、マイページ画面における画像の表示例を模式的に示す図である。
図31の左側に示すディスプレイ621Lの表示は、左の利用者のマイページ画面の表示であり、図31の右側に示すディスプレイ621Rの表示は、右の利用者のマイページ画面の表示である。
左側のディスプレイ621Lの上方に示す4枚の画像P101乃至P104は、落書きあり画像#1乃至#4であり、下方に示す4枚の画像P111乃至P114は、落書きなし画像#1乃至#4である。
このように、左の利用者のマイページ画面には、落書きあり画像#1乃至#4と落書きなし画像#1乃至#4が、左上を前方、右下を後方として、落書きあり画像#1乃至#4、落書きなし画像#1乃至#4の順に表示される。
一方、右側のディスプレイ621Rの上方に示す4枚の画像P201乃至P204は、落書きあり画像#1,#4,#5,#6であり、下方に示す4枚の画像P211乃至P214は、落書きなし画像#1,#4,#5,#6である。落書きなし画像である画像P211,P212は、それぞれ、左側の利用者の落書きなし画像として示す画像P111,P114と同じ画像である。
このように、右の利用者のマイページ画面には、落書きあり画像#1,#4,#5,#6と落書きなし画像#1,#4,#5,#6が、左上を前方、右下を後方として、落書きあり画像#1,#4,#5,#6、落書きなし画像#1,#4,#5,#6の順に表示される。
図32は、画像の表示例を示す図である。
図31を参照して説明したようなマイページ画面において、例えば左の利用者が落書きあり画像#1を選択した場合(画像P101をタップした場合)、図32の左側に示すように、落書きあり画像#1が拡大して表示される。
この状態で所定の操作が行われた場合、図32の右側に示すように、それまで表示されていた落書きあり画像#1(画像P101)に代えて、右の利用者の画像としてアップロードされた落書きあり画像#1(画像P201)が拡大して表示される。
左側に示す画像P101は、1枚目の撮影画像に対して左の利用者が編集を施すことによって生成された落書きあり画像#1であり、右側に示す画像P201は、同じ1枚目の撮影画像に対して右の利用者が編集を施すことによって生成された落書きあり画像#1である。
このように、左の利用者と右の利用者が同じ撮影画像をキープ画像として選択している場合、同じ撮影画像を元にして生成されたそれぞれの利用者の落書きあり画像が切り替えて表示されるようにしてもよい。この場合、画像管理サーバ2においては、それぞれの利用者の落書きあり画像が紐付けて管理される。
これにより、それぞれの利用者は、写真シール作成装置1を一緒に利用した友達が同じ撮影画像を元にして作成した落書きあり画像の内容を確認することができる。
図33は、画像の他の表示例を示す図である。
図33に示すように、同じ撮影画像を元にして生成された落書きあり画像だけでなく、その元になった撮影画像を含めて、切り替えて表示されるようにしてもよい。
例えば、図33の中央に示すように右の利用者の落書きあり画像#1(画像P201)がディスプレイ621Lに表示されている状態で所定の操作が行われた場合、図33の右側に示すように、落書きあり画像#1に代えて、落書きなし画像#1(画像P111)が拡大して表示される。
これにより、それぞれの利用者は、写真シール作成装置1を一緒に利用した友達が同じ撮影画像を元にして作成した落書きあり画像だけでなく、その元になった落書きなし画像を確認することができる。
同様の表示が、右の利用者のマイページ画面においても行われる。
<画像管理サーバの構成>
図34は、画像管理サーバ2のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以上のような表示によって画像の閲覧を可能とする画像提供サービスが、図34に示すような構成を有する画像管理サーバ2により実現される。
図34に示すように、画像管理サーバ2はコンピュータから構成される。複数台のコンピュータから画像管理サーバ2が構成されるようにしてもよい。画像管理サーバ2が複数台のコンピュータから構成される場合、それぞれのコンピュータが協働することにより、画像提供サービスを提供するための各種の処理が実現される。
CPU(Central Processing Unit)651、ROM(Read Only Memory)652、RAM(Random Access Memory)653は、バス654により相互に接続される。
バス654には、さらに、入出力インタフェース655が接続される。入出力インタフェース655には、入力部656、出力部657、記憶部658、通信部659、およびドライブ660が接続される。
入力部656は、キーボード、マウスなどより構成される。出力部657は、ディスプレイなどより構成される。
記憶部658は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどより構成される。記憶部658は、CPU651が実行するプログラム、写真シール作成装置1からアップロードされた画像などの、画像提供サービスを提供するために用いられる各種の情報を記憶する。
通信部659は、インターネット601に対するインタフェースである。通信部659は、写真シール作成装置1と通信を行い、写真シール作成装置1からアップロードされた画像を受信する。また、通信部659は、携帯端末3との間で通信を行い、画面表示に用いる情報、ダウンロードすることが選択された画像などの各種の情報を携帯端末3に送信する。
ドライブ660は、リムーバブルメディア661に対するデータの書き込み、リムーバブルメディア661からのデータの読み出しを制御する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU651が、例えば、記憶部658に記憶されているプログラムをRAM653にロードして実行することにより、画像提供サービスを実現するための処理が行われる。
図35は、画像管理サーバ2の機能構成例を示すブロック図である。
図35に示すように、画像管理サーバ2においては情報処理部671が実現される。画像管理サーバ2は、情報処理部671を有する情報処理装置である。
情報処理部671は、画像取得部681、画像管理部682、画像記憶部683、表示制御部684、および画像提供部685から構成される。図35に示す機能部のうちの少なくとも一部は、CPU651により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
画像取得部681は、写真シール作成装置1からアップロードされ、通信部659において受信された画像を管理情報とともに取得する。画像取得部681は、写真シール作成装置1からアップロードされた画像と管理情報を画像管理部682に出力する。
画像管理部682は、画像取得部681から供給された画像を、管理情報と紐付けて画像記憶部683に記憶させ、管理する。
画像管理部682は、それぞれのユーザのアカウントの情報を管理する。画像管理部682は、画像提供サービスに対するログイン操作を行ったユーザの画像を表示制御部684に出力する。また、画像管理部682は、ダウンロードすることが選択された画像を画像提供部685に出力する。
画像記憶部683は、写真シール作成装置1からアップロードされた画像を、管理情報と対応付けて記憶する。画像記憶部683に記憶されている画像は、適宜、画像管理部682により読み出される。
表示制御部684は、上述したようなマイページ画面を、画像管理部682から供給された画像などに基づいて携帯端末3に表示させる。また、表示制御部684は、携帯端末3の画面表示をユーザの操作などに応じて制御する。
画像提供部685は、携帯端末3において所定の画像のダウンロードが選択された場合、通信部659を制御し、ダウンロードすることが選択された画像を携帯端末3に送信する。
<変形例>
図12のレイヤL2の人物画像に対して、レイヤL4以外の少なくともいずれかのレイヤの画像を組み合わせて合成した画像が、撮影画像、すなわち落書きなし画像であり、その落書きなし画像に対して、編集に用いられるレイヤL4を合成した画像が、編集画像、すなわち落書きあり画像であるものとしたが、落書きなし画像と落書きあり画像のレイヤ構成は、それぞれのレイヤ構成が異なるものであれば、任意に変更可能である。
例えば、編集に用いられるレイヤL4を含めて、レイヤL1乃至L4の画像を合成した画像を落書きなし画像とし、その落書きなし画像に対して、レイヤL5の画像を合成した画像を落書きあり画像とすることも可能である。
利用者の人数が2人である場合について説明したが、落書きあり画像の枚数については固定、落書きなし画像の枚数については可変としたアップロードは、利用者の人数が3人以上である場合にも同様にして行われる。
利用者の人数が3人以上である場合、それぞれの利用者の落書きあり画像が固定の枚数ずつアップロードされるとともに、2人以上の利用者により重複してキープ画像として選択された撮影画像が、それぞれ1枚ずつ、落書きなし画像としてアップロードされる。
利用者の人数に応じて、キープ画像として選択することができる撮影画像の枚数が変更されるようにしてもよい。
上述したように、1枚の落書きあり画像、1枚の落書きなし画像は、背景画像のレイヤ、人物画像のレイヤ、コンテンツ合成に用いられるレイヤ、編集に用いられるレイヤ、フレーム画像の合成に用いられるレイヤ、フィルタ処理に用いられるレイヤ、テクスチャ画像の合成に用いられるレイヤなどの、複数レイヤの画像から構成される。
各レイヤの画像を写真シール作成装置1において合成した状態でアップロードするのではなく、少なくとも一部のレイヤの画像が、画像管理サーバ2において合成されるようにしてもよい。この場合、各レイヤの画像のデータが画像管理サーバ2に用意されており、写真シール作成装置1から送信されてきた情報に基づいて、画像管理サーバ2において合成される。
例えば、所定のフレームが利用者によりゲーム中に選択された場合、撮影画像などの情報とともに、利用者により選択されたフレームを表す情報が画像管理サーバ2に対して送信される。画像管理サーバ2においては、写真シール作成装置1から送信されてきた情報に基づいて、利用者により選択されたフレームが特定され、撮影画像との合成に用いられる。
これにより、写真シール作成装置1においてフレームを合成し、アップロードする場合と比べて、通信の負担を軽減することが可能となる。
また、写真シール作製装置1からアップロードされてきた落書きあり画像とは別の落書きあり画像を、画像管理サーバ2側で生成することが可能となる。例えばフィルタ処理を利用者がゲーム中に選択していない場合に、所定のフィルタ処理を施した画像を画像管理サーバ2側で生成することが可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。
インストールされるプログラムは、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)や半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディアに記録して提供される。また、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供されるようにしてもよい。
コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
なお、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
1 写真シール作成装置, 2 画像管理サーバ, 3 携帯端末, 401 事前選択処理部, 402 撮影処理部, 403 編集処理部, 404 印刷処理部, 411 キープ画像選択部, 412 キープ画像記憶部, 413 画像処理部, 414 表示制御部, 415 落書きあり画像記憶部, 416 印刷データ生成部, 417 通信制御部, 671 情報処理部, 681 画像取得部, 682 画像管理部, 683 画像記憶部, 684 表示制御部, 685 画像提供部

Claims (19)

  1. 利用者を被写体とした撮影を複数回行い、複数枚の撮影画像を生成する撮影部と、
    複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付ける選択部と、
    複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施す画像処理部と、
    落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像をサーバに送信する通信制御部と
    を備える写真作成ゲーム機。
  2. 前記通信制御部は、複数の前記利用者により落書きの対象として重複して選択された前記撮影画像の枚数に応じて、異なる枚数の前記画像を前記サーバに送信する
    請求項1に記載の写真作成ゲーム機。
  3. 前記通信制御部は、落書きが施されていない前記撮影画像の枚数を可変にして、前記画像を前記サーバに送信する
    請求項1または2に記載の写真作成ゲーム機。
  4. 前記通信制御部は、前記撮影画像と、落書きを施すことによって生成された落書きあり画像とを前記サーバに送信する
    請求項1乃至3のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。
  5. 前記通信制御部は、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じて落書きが施されることによって生成された前記落書きあり画像と、前記落書きあり画像の生成の元になった前記撮影画像との対を前記サーバに送信する
    請求項4に記載の写真作成ゲーム機。
  6. 前記通信制御部は、固定の枚数の前記落書きあり画像を前記サーバに送信する
    請求項5に記載の写真作成ゲーム機。
  7. 前記通信制御部は、2人の前記利用者により落書きの対象として重複して選択された前記撮影画像毎に、前記撮影画像を元にして生成された2枚の前記落書きあり画像を前記サーバに送信する
    請求項5または6に記載の写真作成ゲーム機。
  8. 前記通信制御部は、落書きの対象として重複して選択された前記撮影画像を1枚のみ前記サーバに送信する
    請求項1乃至7のいずれかに記載の写真作成ゲーム機。
  9. 写真作成ゲーム機が、
    利用者を被写体とした撮影を複数回行い、複数枚の撮影画像を生成し、
    複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付け、
    複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施し、
    落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像をサーバに送信する
    情報処理方法。
  10. コンピュータに、
    利用者を被写体とした撮影を複数回行い、複数枚の撮影画像を生成し、
    複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付け、
    複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施し、
    落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像をサーバに送信する
    処理を実行させるプログラム。
  11. 利用者を被写体とした撮影を複数回行うことによって複数枚の撮影画像を生成し、複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付け、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施し、落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像を送信する写真作成ゲーム機から送信されてきた画像と、前記写真作成ゲーム機を前記利用者が利用することに応じて発行された識別情報を含む管理情報とを取得する取得部を備える
    情報処理装置。
  12. 前記取得部により取得された前記画像と前記管理情報とを対応付けて管理する管理部をさらに備える
    請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記写真作成ゲーム機は、落書きが施されていない前記撮影画像の枚数を、複数の前記利用者により落書きの対象として重複して選択された前記撮影画像の枚数に応じて可変にするとともに、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じて落書きが施された落書きあり画像の枚数を固定にして、前記画像を送信する
    請求項11または12に記載の情報処理装置。
  14. 落書きの対象として選択された前記撮影画像と、落書きが施された前記落書きあり画像とを表示するように、それぞれの前記利用者の携帯端末における前記画像の表示を制御する表示制御部をさらに備える
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記表示制御部は、前記落書きあり画像が、落書きが施されていない前記撮影画像より先に表示されるように、前記画像の表示を制御する
    請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記表示制御部は、複数の前記利用者により落書きの対象として重複して選択された前記撮影画像を元にしてそれぞれの前記利用者により落書きが施されることによって生成された複数の前記落書きあり画像を切り替えて表示させる
    請求項14に記載の情報処理装置。
  17. 前記表示制御部は、複数の前記落書きあり画像と、複数の前記落書きあり画像の生成の元になった1枚の前記撮影画像とを切り替えて表示させる
    請求項14に記載の情報処理装置。
  18. 情報処理装置が、
    利用者を被写体とした撮影を複数回行うことによって複数枚の撮影画像を生成し、複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付け、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施し、落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像を送信する写真作成ゲーム機から送信されてきた画像と、前記写真作成ゲーム機を前記利用者が利用することに応じて発行された識別情報を含む管理情報とを取得する
    情報処理方法。
  19. コンピュータに、
    利用者を被写体とした撮影を複数回行うことによって複数枚の撮影画像を生成し、複数の前記利用者のそれぞれによる、落書きの対象とする前記撮影画像の選択を受け付け、複数の前記利用者のそれぞれによる操作に応じた落書きを、それぞれの前記利用者により落書きの対象として選択された前記撮影画像に対して施し、落書きの対象とする前記撮影画像の選択結果に応じて、異なる枚数の画像を送信する写真作成ゲーム機から送信されてきた画像と、前記写真作成ゲーム機を前記利用者が利用することに応じて発行された識別情報を含む管理情報とを取得する
    処理を実行させるプログラム。
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