JP2020177801A - 計測装置、燃料電池発電ユニット、及び計測装置の計測方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気系統の設備の増設を抑制しつつ、計測対象の水の水位が所定の水準を超えたことを検出可能な計測装置、燃料電池発電ユニット、及び計測装置の計測方法を提供することである。【解決手段】本実施形態によれば、計測装置は、高圧側に接続されるプラス側導圧管内の気圧と、低圧側に接続されるマイナス側導圧管内の気圧と、の差圧を計測する差圧計測部と計測対象の水の水位が所定の第1高さを超えた場合に、水をマイナス側導圧管及びプラス側導圧管の少なくとも一方に排出する第1配管と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、燃料電池発電ユニット、及び燃料電池発電ユニットの制御方法に関する。
燃料電池発電ユニットは、燃料電池発電ユニットの筐体内で発生又は使用する水を水タンクに貯留する。また、水タンク内の水位が所定の水準を超えた場合に、筐体外に排出する配管を設けている。
ところが、配管から水が排出できなくなると、水が筐体内に溢れてしまう恐れがある。一方で、電気系統における故障の発生機会を低減するために、漏水測定に関する電気系統の設備を増設せずに、簡略化することが求められている。
本発明が解決しようとする課題は、電気系統の設備の増設を抑制しつつ、計測対象の水の水位が所定の水準を超えたことを検出可能な計測装置、燃料電池発電ユニット、及び計測装置の計測方法を提供することである。
本実施形態によれば、計測装置は、高圧側に接続されるプラス側導圧管内の気圧と、低圧側に接続されるマイナス側導圧管内の気圧と、の差圧を計測する差圧計測部と計測対象の水の水位が所定の第1高さを超えた場合に、前記水を前記マイナス側導圧管及び前記プラス側導圧管の少なくとも一方に排出する第1配管と、を備える。
以下、本発明の実施形態に係る燃料電池発電ユニットについて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号又は類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。燃料電池発電ユニットは水素を燃料電池本体部において直接電気エネルギーに変換するシステムである。このシステムは化学反応による発電であるために発電効率が高く、汚染物質の排出および騒音が少なく、環境性に優れた発電装置として評価されている。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る燃料電池発電ユニットの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、燃料電池発電ユニット1は、筐体20内の換気が可能であり、燃料電池本体部10と、配管10t〜22tと、筐体20と、計測装置35と、可燃ガス減少部40aと、排ガス凝縮器40bと、排気ダクト50と、換気ファン50cと、換気風量オリフィス50dと、制御部70と、を備えて構成される。また、計測装置35は、配管20t、22t、26tと、マイナス側導圧管24tと、プラス側導圧管28tと、水タンク30と、差圧計測部60と、を備えて構成される。図1では、更に合流部50eなどが図示されている。水平面に平行で互いに垂直なX方向およびY方向と、この水平面に垂直なZ方向とを示している。本明細書では、+Z方向を鉛直上方向として取り扱い、−Z方向を鉛直下方向として取り扱う。
図1は、第1実施形態に係る燃料電池発電ユニットの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、燃料電池発電ユニット1は、筐体20内の換気が可能であり、燃料電池本体部10と、配管10t〜22tと、筐体20と、計測装置35と、可燃ガス減少部40aと、排ガス凝縮器40bと、排気ダクト50と、換気ファン50cと、換気風量オリフィス50dと、制御部70と、を備えて構成される。また、計測装置35は、配管20t、22t、26tと、マイナス側導圧管24tと、プラス側導圧管28tと、水タンク30と、差圧計測部60と、を備えて構成される。図1では、更に合流部50eなどが図示されている。水平面に平行で互いに垂直なX方向およびY方向と、この水平面に垂直なZ方向とを示している。本明細書では、+Z方向を鉛直上方向として取り扱い、−Z方向を鉛直下方向として取り扱う。
燃料電池本体部10は、酸素含有ガス10fと水素含有ガス10gとを用いて発電する。燃料電池本体部10は、冷却部10aと、カソード10bと、イオン伝導層10cと、アノード10dとを有する。カソード10bには、酸素含有ガス10fが供給され、アノード10dには、水素含有ガス10gが供給される。冷却部10aは、酸素含有ガス10fと水素含有ガス10gとの反応で発生した反応熱を熱媒体10e、例えば冷却水により除去する。イオン伝導層10cは、電気絶縁性及びイオン伝導性がある物質であり、カソード10bとアノード10dとの隔壁を構成している。イオン伝導層10cを構成する物質は、例えば陽イオン交換樹脂、酸性溶液、アルカリ性溶液、溶融炭酸塩、ジルコニア系セラミック等である。
イオン伝導層10cが例えば陽イオン交換樹脂や酸性溶液等である場合、アノード10dに水素含有ガス10gを供給し、カソード10bに酸素含有ガス10fを供給した状態で、外部負荷を通じてアノード10dとカソード10bを電気的に接続すると、イオン化した水素がイオン伝導層10cを通ってアノード10dからカソード10bに移動して酸素含有ガス10fと反応する。そして、移動したイオン化した水素の電荷に相当する電流が外部負荷に流れる。
カソード10bの出口部j10と合流部j12との間には配管10tが配置されている。カソード10bから排出されたガスは、配管10tを介して合流部j12から配管14tに排出される。
イオン伝導層10cがアルカリ性溶液、溶融炭酸塩、ジルコニア系セラミック等である場合も、イオンの発生がカソード10b側で反応がアノード10d側であるほかは、先に挙げた例と同様の反応が生じる。
アノード10dに供給される水素含有ガス10gは、例えばパイプラインやボンベから供給される。なお、水素含有ガス10gは炭化水素燃料を改質器で改質して生成してもよい。酸素含有ガス10fは、例えば空気、酸素などである。
アノード10dの出口部j14と可燃ガス減少部40aの入口部j16との間には配管12tが配置されている。アノード10dから排出されたガスは、配管12tを介して入口部j16から可燃ガス減少部40aに供給される。
筐体20は、例えば気密性のある部材であり、燃料電池本体部10、水タンク30、可燃ガス減少部40a、ガスを排ガス凝縮器40b、排ガスダクト50、差圧計測部60などを収納する。水タンク30は、排ガス凝縮器40bにより分離された凝縮水を貯水する。なお、筐体20には不図示の流入孔が設けられており、外部から酸素含有ガス10fが導入される。
可燃ガス減少部40aには、配管12tを介してアノード10dから排出された排出ガスと、酸素含有ガス10fとが供給される。可燃ガス減少部40aは、例えばバーナ、触媒燃焼器であり、酸素含有ガス10fと排出ガスとを反応させる。これにより、排出ガスに含まれる未反応の水素含有ガス、炭化水素燃料に由来する水素以外の可燃性ガスが減少する。可燃ガス減少部40aを通過したガスには、元から含んでいた水分に加え、酸素含有ガス10fとの反応で生成した水分が追加される。
可燃ガス減少部40aの出口部j18と排ガス凝縮器40bの入口部j20との間には配管14tが配置されている。可燃ガス減少部40aを通過したガスと、カソード10bから排出されたガスが排ガス凝縮器40bに供給される。
排ガス凝縮器40bは、可燃ガス減少部40aを通過したガスと、カソード10bから排出されたガスを熱媒体により冷却する。これにより、排ガス凝縮器40bは、排ガス露点相当の水分をガスから分離し、凝縮水と、ガスから水分を分離した排ガスとを生成する。
排ガス凝縮器40bの出口部j22と水タンク30の底部における入口部j24との間にはU字状の配管16tが配置されている。排ガス凝縮器40bにより分離された凝縮水は、配管16tを介して水タンク30に回収される。
配管18t(排ガスパイプ)は、配管16tの分岐部j26と、排気ダクト50の入口部j28との間に配置される。配管16tは、水タンク30の水位WLまで水封されている。このため、分離された排ガスが水タンク30に流入することなく、配管18tを介して排ガスダクト50に排出される。
水タンク30は、配管16tを介して供給される水を貯水する。水タンク30の排出部j30と排水出口部j32との間には、U字管状の配管20tと配管22tとが分岐部j34を介して配置されている。また、配管22tは排水出口部j32を介して、筐体外のドレン排水ラインに接続されている。分岐部j34は、配管20t(オーバーフローパイプ)及び配管22tの最高高さの位置に相当する。なお、本実施形態に係る配管20tと配管22tとが第2配管に対応する。
排ガス凝縮器40bで分離された凝縮水により、水タンク30の水位が管20t及び配管22tの最高高さの位置を超えると、配管20t、及び配管22tを介して余剰の水が排出される。また、配管20tは、水タンク30内のガスが排水出口部j32を通じて排出されることがないように、水タンク30の水位WLまで水封されている。このように、水タンク30から配管20t、配管22tを介して余剰の水が排出される。なお、本実施形態に係る管20t及び配管22tの最高高さが第2高さに対応する。また、第2高さは、例えば水タンク30の上面の高さ以下に設定される。
排気ダクト50は、排ガスダクト50aと、換気ファン出口ダクト50bと、とを有する。また、排気ダクト50には、換気ファン50cと、換気風量オリフィス50dとが配置される。排ガスダクト50aは、例えば配管18tを介して排ガスが導入される垂直管である。換気ファン出口ダクト50bは、例えば換気ファン50c、及び換気風量オリフィス50dが設けられている水平管である。なお、本実施形態に係る排ガスダクト50aが第1排気ダクトに対応し、換気ファン出口ダクト50bが第2排気ダクトに対応する。
換気ファン50cは、筐体20内の空気を吸引し、排ガスダクト50aに導入する。この換気ファン50cは、筐体20内の換気風量を可変とすることが可能な換気装置である。また、燃料電池発電ユニット1の運転中は換気ファン50cを稼働し、例えば燃料電池発電ユニット1外から換気を吸引し、排気口20cを通じて排出する。これにより、燃料電池発電ユニット内に水素などの可燃ガスが漏出した場合でも、安全レベルに希釈することが可能である。
換気風量オリフィス50dは、換気ファン50cの下流側に配置されている。換気ファン50cから換気風量オリフィス50dを介して送り出された空気が換気ファン出口ダクト50bを通過後、排ガスダクト50aから送出される排ガスに合流し、排気ダクト50の排気出口を介して排出される。このように、排気ダクト50は、燃料電池本体部10の排気ガスと、燃料電池本体部10を内包する筐体20内の空気とを導入し、排気ガス及び空気を排気出口から筐体20外に排気する。
換気風量オリフィス50dは、前後の圧力差から、換気ファン50cの換気風量を求めるために配置されている。マイナス側導圧管24tは、換気風量オリフィス50dの下流側出口部j36から差圧計測部60の入口部j38の間に配置される導圧管である。分岐部j34と合流部50eと間には、配管26tが配置される。配管26tは、気抜きラインと注水ラインとして機能する。
合流部50eの高さは、上述の第2高さよりも鉛直上方である第1高さである。
合流部50eの高さは、上述の第2高さよりも鉛直上方である第1高さである。
また、プラス側導圧管28tは、換気風量オリフィス50dの上流側出口部j40から差圧計測部60の入口部j42の間に配置される導圧管である。通常時には、水は、水タンク30内の水位が上昇すると逆U字状の頂点部分である分岐部j34を乗り越えて、配管22tに流出する。すなわち、分岐部j34の位置は上述の第2高さと同等である。なお、本実施形態に係る合流部50eの高さが第1高さに対応し、配管26tが第1配管に対応し、下流側出口部j36が第2開口部に対応し、上流側出口部j40第1開口部に対応する。
合流部50eは、分岐部j26よりも鉛直下方、且つ分岐部j34よりも鉛直上方に設けられている。このため、排水出口部j32が詰まった場合、例えばドレン排水ラインが詰まった場合には、水タンク30から溢れた水は、まず配管20t、配管26tを介して合流部50eから排出される。この場合、配管20t内の空気は配管26tを通じてマイナス側導圧管24tを逆流し、換気ファン出口ダクト50bへ向けて排出されるので、配管20tで気泡による閉塞が発生することは抑制される。
差圧計測部60は、換気風量オリフィスの上流側と下流側との差圧を計測する。より詳細には、差圧計測部60は、プラス側導圧管28t内の圧力と、マイナス側導圧管24t内の圧力との差圧を計測する。差圧計測部60は、例えば差圧計、差圧スイッチなどにより構成される。
図2Aは、計測装置35の測定値を模式的に示す図である。図2Bは、プラス側導圧管28tに合流部50eを設けた場合の測定値を模式的に示す図である。図2Aに示すように、マイナス側導圧管24tの入口は換気ファン出口ダクト50bの気相に開放されているので、配管26tから水が進入すると、水の注入に際して押し出される空気が速やかに排出される。これにより、合流部50eから注入された水の水頭hdにより、マイナス側導圧管24tの圧力が出口圧力paに水頭hdの重量分に相当する圧力pcが加算される。このため、差圧計測部60は、差圧pcから水頭hdの重量分に相当する圧力pcを減算した計測値である圧力pb−pcを差圧として計測する。燃料電池発電ユニットに計測装置35を適用する場合には、配管26tはマイナス側導圧管24tに接続される。後述する様に、圧力pb−pcを圧力pbに戻すために、換気ファン50cの風量を増加させるように制御されるためである。これにより、安全性が担保される。このため、以下の実施形態では、マイナス側導圧管24tに計測対象の水が進入する例を説明する。
一方、計測対象の水が配管26tから進入するか否かを検出する場合には、
図2Bに示すように、プラス側導圧管28tに配管26tを接続してもよい。
プラス側導圧管28tの入口は換気ファン出口ダクト50bの気相に開放されているので、配管26tから水が進入すると、水の注入に際して押し出される空気が速やかに排出される。これにより、合流部50eから注入された水の水頭hdにより、プラス側導圧管28tの圧力が出口圧力paに差圧pcと水頭hdの重量分に相当する圧力pcとが加算される。このため、差圧計測部60は、差圧pcと水頭hdの重量分に相当する圧力pcを加算した計測値である圧力pb+pcを差圧として計測する。すなわち、圧力pbから圧力pb+pcに差圧が増加したことを検知することにより、計測対象の水の水位が所定の水準を超えたことを検知できる。なお、差圧計測部60は、保護機能を有していてもよい。この保護機能が作動すると、例えば差圧計測部60による差圧の変動が生じた場合に、測定動作を停止し、変動後の差圧を固定値として出力する。
図2Bに示すように、プラス側導圧管28tに配管26tを接続してもよい。
プラス側導圧管28tの入口は換気ファン出口ダクト50bの気相に開放されているので、配管26tから水が進入すると、水の注入に際して押し出される空気が速やかに排出される。これにより、合流部50eから注入された水の水頭hdにより、プラス側導圧管28tの圧力が出口圧力paに差圧pcと水頭hdの重量分に相当する圧力pcとが加算される。このため、差圧計測部60は、差圧pcと水頭hdの重量分に相当する圧力pcを加算した計測値である圧力pb+pcを差圧として計測する。すなわち、圧力pbから圧力pb+pcに差圧が増加したことを検知することにより、計測対象の水の水位が所定の水準を超えたことを検知できる。なお、差圧計測部60は、保護機能を有していてもよい。この保護機能が作動すると、例えば差圧計測部60による差圧の変動が生じた場合に、測定動作を停止し、変動後の差圧を固定値として出力する。
このように、本実施形態に係る計測装置35は、計測対象の水の水位が所定の第1高さを超えた場合に、水をマイナス側導圧管24t及びプラス側導圧管28tの少なくとも一方に排出する配管26tを備えることとした。これにより、漏水などを測定する電気系統を新たに設けることなく、計測対象の水の水位が所定の第1高さを超えたことを検知できる。
制御部70は、換気ファン50cに対して所定の操作量を与えることで換気ファン50cを動作させる。制御部70は、CPU等の演算処理部と、各制御動作を実行するためのプログラムを格納した記憶部等から構成される。また、制御部70は、燃料電池発電ユニット1の運転中に、差圧計測部60により計測される換気風量の圧力、例えば差圧pbが、予め設定された必要風量での圧力を下回ると、換気ファン50cに与える操作量を、所定量ずつ順に増加させる。これにより、制御部70は、必要風量以上となるような換気ファン50cの操作量を、換気ファン50cに与える。
このような制御により、マイナス側導圧管24tに配管26tから水が進入すると、差圧は例えば圧力pb−pcになる。このため、制御部70は、差圧をpbに戻すために、換気ファン50cの風量を増加させる。しかし、換気ファン50cの風量を増加させても差圧が増加しないため、換気ファン50cの風量は最終的に最大風量となる。そして、制御部70は、換気ファン50cの風量が所定の閾値を超えて、予め定められた時間が経過すると、筐体内で発生又は使用する水の水位が上昇したことを示す警報を発すると共に、燃料電池発電ユニット1の発電運転を停止する。例えば、制御部70は、換気ファン50cの風量が最大風量の90パーセントを超えて連続した5分を超えて動作した場合に、警報を発すると共に、燃料電池発電ユニット1の発電運転を停止する。より具体的には、燃料電池本体部10の発電運転の停止を含め、発電に関する運転を停止する。なお、燃料電池発電ユニット1の発電運転が停止した後も、換気ファン50cの動作を持続させてもよい。この場合、換気は維持されるので、例えば安全性を操作者により更に確認した上で停止することも可能となる。
このように、マイナス側導圧管24tに配管26tから水が進入すると、差圧計測部60による差圧の計測値は低下する。これにより、水タンク30から水が溢れたこと、すなわち配管(ドレン排水ライン)22tのドレン閉塞を換気風量低下として検出できる。さらに、換気風量を下げずに換気による安全を担保しながら保護をかけることも可能となる。
また、制御部70は、診断モードを有しても良く、診断モードでは、換気ファン50cに与える操作量を増減させる。このとき、制御部70は、増減させた操作量に対応して差圧計測部60の計測結果が増減するか否かを確認する。この場合、制御部70は、差圧計測部60により計測される換気風量の圧力が、換気ファン50cに与える操作量に応じて変動しない場合に、警報を発すると共に、燃料電池発電ユニット1の発電運転を停止する。マイナス側導圧管24tに配管26tから水が進入すると、差圧計測部60による差圧の計測値は変動しなくなるので、水タンク30から水が溢れたこと、すなわちドレン閉塞を検出できる。なお、差圧計測部60の保護機能が作動した場合にも、差圧計測部60の出力値は、変動しなくなるので、同様の制御結果を得ることができる。
なお、本実施形態に係る筐体20をエアタイトとして構成し、強制給排気(FF)機能を持たせる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、筐体20をエアタイトとせず、屋内から吸引する空気で換気と燃料電池本体部10、及び可燃ガス減少部40aでの酸素含有ガス10fを賄う所謂FE式としてもよい。また、換気のみ屋内から吸引し、燃料電池本体部10、及び可燃ガス減少部40aでの酸素含有ガス10fは屋外から吸引する空気とする部分的なFF式としてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、配管20t、及び配管22tが閉塞した場合に、配管20t、22tで排水されない水は配管26tに流入し、合流部50eを介してマイナス側導圧管24tの途中の合流部50eに注入される。これにより、差圧計測部60の差圧は低下し、筐体20内で発生又は使用する水の水位が所定の水準を超えて上昇したことを検出することができる。この場合、換気風量を下げずに水位上昇を検出可能であるので、換気による安全を担保しながら警報を発することが可能となる。更に換気風量低下として水位上昇が検出されるので、より換気風量を増やすように制御され、安全性がより担保される。
(第2実施形態)
第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、注水ラインとして機能する配管26tを配管20tと配管22tにおける水タンク30の水位WLよりも鉛直上方の配管から分岐させている。これに対し、第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、注水ラインとして機能する配管26tを配管20tにおける水タンク30の水位WLよりも鉛直下方の配管領域から分岐させることで第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。以下では、第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点について説明する。
第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、注水ラインとして機能する配管26tを配管20tと配管22tにおける水タンク30の水位WLよりも鉛直上方の配管から分岐させている。これに対し、第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、注水ラインとして機能する配管26tを配管20tにおける水タンク30の水位WLよりも鉛直下方の配管領域から分岐させることで第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。以下では、第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点について説明する。
図3は、第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、配管26tは、タンク30の水位WLよりも鉛直下方に位置する配管20との分岐部j44と合流部50eとの間に配置される。より具体的には、分岐部j44は配管20におけるU字構造内の位置に形成される。このため、燃料電池発電ユニット1の動作時には、第2実施形態に係る配管26tは、水封される。
なお、第1実施形態に係る配管26t(図1)は、水封されていないので、排ガスがマイナス側導圧管24tを逆流し、合流部50eと配管26tを経由して配管22tに流出する。配管22tは屋内環境に対して気密でない場合があり、排ガスが屋内に漏洩してしまう恐れがある。これに対して、第2実施形態に係る配管26tは、水封されているので、排ガスが逆流して配管22tに流出することはなく、配管22tから屋内環境に排ガスが漏洩することが防がれる。
また、第1実施形態に係るマイナス側導圧管24t(図1)は、合流部50eと配管26tを経由して配管22tと連通している。このため、換気風量オリフィス50dの下流側の圧力は、室内の大気圧であるドレン排水ラインである配管22tの圧力に逆流の圧損を加えた値になる。これにより、マイナス側導圧管24tの圧力は換気風量オリフィス50dの実際の出口圧力より低めとなり、差圧計測部60の差圧は実際より高めとなる。このため、換気風量を実際より高めと判定してしまう恐れがある。これに対して、第2実施形態に係る配管26tは、水封されているので、マイナス側導圧管24tの圧力は換気風量オリフィス50dの下流側における実際の圧力となり、差圧計測部60の測定精度がより向上する。
更に気抜きライン30tが設けられている点で、第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。気抜きライン30tは、配管20tと配管22tにおける水タンク30の通常時の水位WLよりも鉛直上方の分岐部j46から鉛直上方方向に配置される。気抜きライン30tは、合流部50eに接続されることなく、筐体20内の大気に開放されている。気抜きライン30tの出口は可能な限り高い位置で大気に対して開放する。また、水が噴出することがあるので、気抜きライン30tの出口は、燃料電池発電ユニット1内に留めてユニット外には開口しないように構成する。これにより、水タンク30の水位が一定以上になると、気抜きライン30tを通じて余剰の水が筐体20内に排出される。
以上のように、本実施形態によれば、注水ラインとして機能する配管26tを、水タンク30の通常時の水位WLよりも鉛直下方にある配管20tの分岐部j44から分岐させることとした。これにより、配管26tは水封され、配管26tから排ガスが逆流し、配管22tから流出することが抑制される。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、水タンク30から供給される改質水と原燃料90aとを用いて、水素含有ガス10gを生成する改質器90を備える点で、第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違している。以下では第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点を説明する。
第3実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、水タンク30から供給される改質水と原燃料90aとを用いて、水素含有ガス10gを生成する改質器90を備える点で、第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違している。以下では第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点を説明する。
図4は、第3実施形態に係る燃料電池発電ユニット1の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、燃料電池発電ユニット1は、改質水ポンプ80と、改質器90とを更に備える点で第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。
配管32tは、水タンク30の底部の出口j部48と改質器90の入口部j50との間に配置されている。配管32tは、例えば、可撓性の樹脂で構成される。これにより、水タンク30から改質器90までの注水ラインの施工が容易となる。なお、本実施形態に係る配管32tが第3配管に対応する。
配管26tは、配管32tの分岐部j52と合流部50eとの間に配置される。分岐部j52は、水タンク30の水位WLよりも鉛直下方に位置する。このため、燃料電池発電ユニット1の動作時には、第3実施形態に係る配管26tは、水封される。また、配管26tの最高高さは、合流部50eの位置であり、上述の第1高さに相当する。このため、本実施形態に係る配管26tは、第2実施形態に係ると配管26tと同様の効果を有する。
改質水ポンプ80は、配管32tに接続される。改質水ポンプ80は、出口部の圧力を昇圧することにより、配管32t内の水を改質器90に供給する。これにより、水タンク30の底部の出口j48から改質水ポンプ80入口部までの圧力は、改質水ポンプ80を駆動しても、駆動前と同等圧に維持される。上述のように、配管26tは、改質水ポンプ80入口部よりも上流側の分岐部j52に接続される。このため、配管26t内の水圧は、改質水ポンプ80を駆動しても、水タンク30と同等圧に維持される。
改質器90は、改質水ポンプ80により水タンク30から供給された改質水と原燃料90aを用いて、水素含有ガス10gを生成する。改質器90は、可燃ガス減少部40aで発生する熱を利用してもよい。この場合、より効率的に水素含有ガス10gを生成可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、注水ラインとして機能する配管26tを、水タンク30と改質器90との間に配置される配管32tの分岐部j52と合流部50eとの間に配置する。これにより、配管26tは水封され、配管26tから排ガスが流出することが抑制される。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、水タンク30から供給される改質水を燃料電池本体部10の冷却部10aに供給する点で、第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違している。以下では第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点を説明する。
第4実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、水タンク30から供給される改質水を燃料電池本体部10の冷却部10aに供給する点で、第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違している。以下では第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点を説明する。
図5は、第4実施形態に係る燃料電池発電ユニット1の構成例を示すブロック図である。図5に示すように、燃料電池発電ユニット1は、電池冷却水ポンプ100を更に備える点で第1実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。
配管34tは、水タンク30の底部の出口j54と冷却部10aの入口部j56との間に配置されている。配管34tは、例えば、可撓性の樹脂で構成される。これにより、水タンク30から冷却部10aまでの注水ラインの施工が容易となる。なお、本実施形態に係る配管34tが第5配管に対応する。
配管26tは、配管34tの分岐部j58と合流部50eとの間に配置される。分岐部j58は、水タンク30の水位WLよりも鉛直下方に位置する。このため、燃料電池発電ユニット1の動作時には、第4実施形態に係る配管26tは、水封される。また、配管26tの最高高さは、合流部50eの位置であり、上述の第1高さに相当する。このように、第4実施形態に係る配管26tは、第2、第3実施形態に係ると配管26tと同様の効果を有する。
配管36tは、冷却部10aの出口部j60と水タンク30の上部の入口部j62との間に配置されている。なお、本実施形態に係る配管36tが第4配管に対応する。
電池冷却水ポンプ100は、配管36tに接続される。電池冷却水ポンプ100は、冷却部10aには圧損要素があるので、出口部の圧力を昇圧することにより、配管36t内の水を水タンク30に供給する。これにより、冷却部10aの出口部j60から電池冷却水ポンプ100の入口部までの圧力は、電池冷却水ポンプ100を駆動しても、駆動前と同等圧に維持される。上述のように、配管26tは、電池冷却水ポンプ100入口部よりも上流側の分岐部j56に接続される。このため、配管26t内の水圧は、電池冷却水ポンプ100を駆動しても、水タンク30と同等圧に維持される。
以上のように、本実施形態によれば、注水ラインとして機能する配管26tを、水タンク30と燃料電池本体部10の冷却部10aとの間に配置される配管34tの分岐部j58と合流部50eとの間に配置する。これにより、配管26tは水封され、配管26tから排ガスが流出することが抑制される。
(第5実施形態)
第5実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、マイナス側導圧管24tの形状が、第4実施形態に係るマイナス側導圧管24tの形状と相違する。以下では第4実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点を説明する。
第5実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、マイナス側導圧管24tの形状が、第4実施形態に係るマイナス側導圧管24tの形状と相違する。以下では第4実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点を説明する。
図6は、第5実施形態に係る燃料電池発電ユニット1の構成例を示すブロック図である。図6に示すように、換気風量オリフィス50dの出口部j36から導出されたマイナス側導圧管24tは鉛直下側に引き出され、合流部50eで注水ライン50fと接続され、更に鉛直下方に配置される。そして、U字状に折り返してマイナス側導圧管24tのU字状折り返し部を形成し、鉛直上方に配置される。合流部50eより鉛直上方で逆U字状に折り返し、マイナス側導圧管24tの逆U字構造を形成し、鉛直下方に配置され、差圧計測部60の低圧側に接続される。
マイナス側導圧管24tの逆U字構造は、合流部50eより鉛直上方に配置される。これにより、マイナス側導圧管24tに注入された水が逆U字構造を超えることが抑制される。
接合部240は、マイナス側導圧管24tのU字状折り返し部を着脱可能に接合する。合流部50eからマイナス側導圧管24tに水が注入された場合、交換復旧のためマイナス側導圧管24tを取り外す必要がある。このように。マイナス側導圧管24tを、マイナス側導圧管24tの逆U字構造より換気風量オリフィス50d側、すなわち上流側で外せるので、注水された水をU字状折り返し部に貯めたまま取り外し可能となる。これにより、差圧計測部60への水の流入を防ぐことができる。このように、接合部240によりマイナス側導圧管24tの交換作業をより効率的に行うことが可能となる。また、本実施形態に係るマイナス側導圧管24tの構成を全ての実施形態に対して適用してもよい。
以上のように、本実施形態によれば、マイナス側導圧管24tにおける合流部50eのU字状折り返し部を形成し、U字状折り返し部の下流側に合流部50eより鉛直方向で逆U字状に折り返する逆U字構造を形成した。これにより、マイナス側導圧管24tに注入された水が逆U字構造を超えることが抑制され、差圧計測部60への注水を防ぐことができる。
(第6実施形態)
第6実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、注水ラインとして機能する配管26tを設ける代わりに、排気ダクト50からマイナス側導圧管24tの合流部50eに接続する注水ライン50fを設けたことで第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。以下では第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点に関して説明する。
第6実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、注水ラインとして機能する配管26tを設ける代わりに、排気ダクト50からマイナス側導圧管24tの合流部50eに接続する注水ライン50fを設けたことで第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。以下では第2実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点に関して説明する。
図7は、第6実施形態に係る燃料電池発電ユニット1の構成例を示すブロック図である。図7に示すように、注水ライン50fは、排ガスダクト50aの側面部と合流部50eとの間に配置される配管である。より詳細には、注水ライン50fは、排ガスダクト50aの側面から斜め下方に延設され、合流部50eに接続される。なお。本実形態に係る注水ライン50fが第1配管に対応する。
配管22tにドレン閉塞が発生すると、水タンク30内の水位が上昇する。この場合、配管16t、18tを介して排ガスダクト50aにも水が流入する。
燃料電池本体部10のカソード10b及び可燃ガス減少部40aに供給されるガスは通常流量を一定とする制御が行なわれる。このため、排ガスダクト50aは水が流入しても閉塞されることはなく、流入した水を上方に吹き上げながら流通する。吹き上げられた水が排ガスダクト50aの側面に設けられた注水ライン50fの接続口に水が達すると、この水は注水ライン50fに流入して合流部50eに達する。これにより、マイナス側導圧管24t内の圧力を上昇させるため、配管22tのドレン閉塞を換気風量低下として検出することができる。なお、配管18tの最高高さが、前述の第1高さに対応する。また、本実施形態に係る注水ライン50fの構成を全ての実施形態に対して適用してもよい。
燃料電池本体部10のカソード10b及び可燃ガス減少部40aに供給されるガスは通常流量を一定とする制御が行なわれる。このため、排ガスダクト50aは水が流入しても閉塞されることはなく、流入した水を上方に吹き上げながら流通する。吹き上げられた水が排ガスダクト50aの側面に設けられた注水ライン50fの接続口に水が達すると、この水は注水ライン50fに流入して合流部50eに達する。これにより、マイナス側導圧管24t内の圧力を上昇させるため、配管22tのドレン閉塞を換気風量低下として検出することができる。なお、配管18tの最高高さが、前述の第1高さに対応する。また、本実施形態に係る注水ライン50fの構成を全ての実施形態に対して適用してもよい。
なお、第2〜第4実施形態に係る配管26tは水封のため通常時も途中まで注水している。このため、気密試験などにより、誤って水を張った状態の水タンク30に気圧をかける場合がある。この場合、配管22tのドレン閉塞ではないにも関わらず合流部50eから水が注入され、ドレン閉塞として誤検知が発生する恐れがある。また、水が侵入したマイナス側導圧管24tの交換が必要になる。上述の誤操作と同様に、水タンク30に貯水した状態で燃料電池発電ユニット1を郵送すると、液面の揺れなどにより、合流部50eから水が注入され場合がある。これに対して、本実施形態に係る注水ライン50fには通常時に注水されていないため、誤操作などで誤検知の発生や、マイナス側導圧管24tの交換が必要になることは回避される。
より具体的には、燃料電池発電ユニット1の停止時には、可燃ガス減少部40aへのガスの供給も停止される。このため、排ガスダクト50aに流入した水の上方への吹き上げも停止される。これにより、注水ライン50fの入口部は、水タンク30の水面WLより鉛直上方のより高い位置にあるため、気密試験などにより水タンク30に気圧をかけても、水が到達する可能性が低下する。また、排ガスダクト50aが水で満たされるまで注水ライン50fの入口部まで水が到達せず、注水ライン50fの入口部に水が到達する可能性がより低下する。一方で、燃料電池発電ユニット1の通常動作時には、排ガスダクト50a内を鉛直上方に排ガスが抜けるため、水が吹き上げられ、排ガスダクト50aを設けても着水を検知可能となる。このように、排ガスダクト50aの上部に注水ライン50fの入口部を設けることにより、燃料電池発電ユニット1が稼働していない場合には、注水ライン50fの入口部に水が到達する可能性がより低下し、稼働中には、排ガスダクト50a内を鉛直上方に抜ける排ガスにより、着水をより短時間に検知可能となる。
マイナス側導圧管24tは、換気風量オリフィス50d下流に接続し、換気風量オリフィス50d下流の圧力を測定する。また、マイナス側導圧管24tは、注水ライン50fから水が流入した際に管内の空気を排出し、水のマイナス側導圧管24tへの注入を担保する。
注水ライン50fから合流部50eにかけて鉛直斜め下方に傾斜させるため、マイナス側導圧管24tに円滑に水を注入することが可能である。また、注水ライン50fの入口部の形状を漏斗状に形成してもよい。漏斗状に形成することにより、マイナス側導圧管24tに円滑に水を注入することが可能となる。
また、注水ライン50fの内径は6mm以上に形成してもよい。これにより、マイナス側導圧管24tへの水の注入時の気泡による閉塞を避けることが可能となる。また、換気風量オリフィス50dの低圧側圧力である合流部50eの圧力は、換気風量オリフィス50d出口の圧力と同一ではなく排ガスダクト50aの注水ライン50fの接続部の圧力の影響を受ける。このため注水ライン50fの接続部は換気風量オリフィス50dに近くなる従い、差圧計測部60の測定精度が向上する。このため、注水ライン50fは排ガスダクト50aの鉛直上方に接続することが望ましい。一方で、注水ライン50fの入口部の位置が鉛直上方により高くなるに従い、ドレン閉塞の検知が遅れる。このため、排ガスダクト50aに設けられた注水ライン50fの入口までの鉛直方向高さを、排ガスダクト50aの全長の70%から90%の間にしてもよい。これにより、ドレン閉塞の検知遅れを抑制しつつ、差圧計測部60の測定精度を維持可能となる。なお、本実施形態に係るマイナス側導圧管24tの構成は第5実施形態に係るマイナス側導圧管24tの構成と同等であるが、これに限定されない。
以上のように、本実施形態によれば、排ガスダクト50aの上部からマイナス側導圧管24tの合流部50eに接続する注水ライン50fを設けることとした。これにより、燃料電池発電ユニット1が稼働していない場合には、注水ライン50fの入口部に水が到達する可能性がより低下し、稼働中には、排ガスダクト50a内を鉛直上方に抜ける排ガスにより水分が鉛直上方に飛ばされるので、マイナス側導圧管24t内への着水をより短時間に検知可能となり、ドレン閉塞の検知をより短時間に行うことができる。
(第7実施形態)
第7実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、注水ライン50hを換気ファン出口ダクト50bの換気風量オリフィス50dの出口側の鉛直下方に向けて設けたことで第6実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。以下では第6実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点を説明する。
第7実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、注水ライン50hを換気ファン出口ダクト50bの換気風量オリフィス50dの出口側の鉛直下方に向けて設けたことで第6実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する。以下では第6実施形態に係る燃料電池発電ユニット1と相違する点を説明する。
図8は、第7実施形態に係る燃料電池発電ユニット1の構成例を示すブロック図である。図9は、図8のAA断面を示す図である。
注水ライン50hは、換気ファン出口ダクト50bの換気風量オリフィス50dの出口側の鉛直下方に向けて設けられる。
また、換気風量オリフィス50dの下流側出口部j36及び上流側出口部j40は、換気ファン出口ダクト50bの上半側に設けられる。なお。本実形態に係る注水ライン50hが第1配管に対応する。
また、換気風量オリフィス50dの下流側出口部j36及び上流側出口部j40は、換気ファン出口ダクト50bの上半側に設けられる。なお。本実形態に係る注水ライン50hが第1配管に対応する。
すなわち、マイナス側導圧管24tは、注水ライン50hとは別ルートで換気風量オリフィス50dの出口部j36に接続する。鉛直下方に導かれた注水ライン50fの先に合流部50eが設けられる。このように、マイナス側導圧管24tは、合流部50eで合流し、出口部j36と差圧計測部60の入口部j38との間に配置される。
マイナス側導圧管24tの入口は換気ファン出口ダクト50bの側面上方に配置される。これにより、ドレン閉塞時に吹き上げられた水が付着しにくくなる。また、注水ライン50hの入口部、及びマイナス側導圧管24tの入口部の換気風量オリフィス50dからの距離は、同一の距離に配置される。これにより、注水ライン50fの気圧の影響を低減できる。
注水ライン50hの内径は、6mm以上に構成される。これにより、水を円滑に流通することが可能となる。また、換気ファン出口ダクト50bの底面は、換気風量出口オリフィスから排ガスダクト50a側に向けて水平もしくは上り勾配として構成してもよい。これにより、排ガスダクト50a側から流入した水を注水ライン50hにより効率よく導くことが可能となる。
図9に示すように、仕切り板50gが換気ファン出口ダクト50bに配置される。より具体的には、仕切り板50gは、注水ライン50hの入口部の傾斜が始まる位置よりも排ガスダクト50a側に配置される。また、仕切り板50gには、換気領域と底面側に水抜き孔領域50iが形成されている。
このような構成により、ドレン閉塞が発生すると、水タンク30内の水位が上昇し、排ガスダクト50a内を吹き上げられた水が換気ファンダクトの底面に沿って流れ、注水ライン50hに達する。注水ライン50hに流入した水は、注水ライン50h及びマイナス側導圧管24t内の空気を換気風量オリフィス50dの出口に向けて押し出しながら流れ落ちた後、合流部50eと入口部j38の間の管内空気を加圧して停止する。これにより、制御部70は、差圧計測部60の低圧側の圧力が上昇するため、ドレン閉塞を換気風量オリフィス50dにおける差圧の低下、つまり換気風量低下として検出することができる。すなわち、制御部70は、差圧計測部60の低圧側の圧力が上昇するため、筐体20内で発生する水、及び使用する水の少なくとも一方の水位が第1高さを超えたことを検知できる。
本実施形態に係る排ガスは、換気ファン出口ダクト50b側に注水ライン50fの入口部が形成されているので、注水ライン50fに水蒸気で飽和している排ガスが流入することが抑制される。これにより、注水ライン50f内に生じた結露により合流部50eが水滴で閉塞されることが防がれる。このように、本実施形態では注水ライン50hやマイナス側導圧管24t内の気体流通はほとんどないため、結露が生じるリスクを抑制できる。また注水ライン50h及びマイナス側導圧管24tの入口部付近を流れるガスは乾燥した換気空気なので、結露が生じることが低減される。
また、換気ファン出口ダクト50bの内部に仕切り板50gを設置するので、
吹き上げた水を換気ファン出口ダクト50bに逆流させずに、注水ライン50hに流すことが可能となる。これにより、水の吹上げがマイナス側導圧管24tの入口に達する高さに上昇する前に燃料電池発電ユニットを停止させることが可能である。また、仕切り板50gは、マイナス側導圧管24tの入口に、吹き上げた水がかかることを防いでいる。さらに、仕切り板6は、排気ダクトからの排ガスを整流し、注水ライン50h及びマイナス側導圧管24tの入口の周囲に水蒸気で飽和した排ガスが流通することを防いでいる。これにより、排ガスによる結露が注水ライン50hやマイナス側導圧管24tに流入することを防ぐことが可能となる。
吹き上げた水を換気ファン出口ダクト50bに逆流させずに、注水ライン50hに流すことが可能となる。これにより、水の吹上げがマイナス側導圧管24tの入口に達する高さに上昇する前に燃料電池発電ユニットを停止させることが可能である。また、仕切り板50gは、マイナス側導圧管24tの入口に、吹き上げた水がかかることを防いでいる。さらに、仕切り板6は、排気ダクトからの排ガスを整流し、注水ライン50h及びマイナス側導圧管24tの入口の周囲に水蒸気で飽和した排ガスが流通することを防いでいる。これにより、排ガスによる結露が注水ライン50hやマイナス側導圧管24tに流入することを防ぐことが可能となる。
また、仕切り板50gは、換気ファン出口ダクト50bの底面との間に水抜き孔の領域50iを形成するので、燃料電池発電ユニット1の停止後は換気ファン50c側に流入した水を長期間滞留することなく排ガスダクト50a側に流出させることができる。さらにまた、排気ダクト50の排気口は、排ガスダクト50aの上方に配置される。これにより、排ガスが換気ファン出口ダクト50bに流入することが抑制される。なお、仕切り板50gと注水ライン50hとの間の換気ファン出口ダクト50bは適切な長さに設定される。
本実施形態に係る燃料電池発電ユニット1は、換気風量オリフィス50dの下流側出口部j36及び上流側出口部j40を換気ファン出口ダクト50bの上半側に設け、且つ注水ライン50hを、換気ファン出口ダクト50bの換気風量オリフィス50dの出口側の鉛直下方に向けて設けている。これにより、ドレン閉塞時に吹き上げられた水が下流側出口部j36及び上流側出口部j40に付着しにくくなる。また、注水ライン50hの入口部、及びマイナス側導圧管24tの入口部の換気風量オリフィス50dからの距離を同一の距離に配置することが可能となり、注水ライン50hの入口部、及びマイナス側導圧管24tの入口部の気圧が同等となり、注水ライン50hにおける気圧の差圧計測部60に対する影響を低減できる
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1:燃料電池発電ユニット、10:燃料電池本体部、20:筐体、20t、22t、26t:配管、24t:マイナス側導圧管、28t:プラス側導圧管、35:計測装置、40b:可燃ガス減少部40a、50:排気ダクト、50a:排ガスダクト、50b:換気ファン出口ダクト、50c:換気ファン、50d:換気風量オリフィス、50e:合流部、50f、50h:注水ライン。
Claims (15)
- 高圧側に接続されるプラス側導圧管内の気圧と、低圧側に接続されるマイナス側導圧管内の気圧と、の差圧を計測する差圧計測部と、
計測対象の水の水位が所定の第1高さを超えた場合に、前記水を前記マイナス側導圧管及び前記プラス側導圧管の少なくとも一方に排出する第1配管と、
を備える、計測装置。 - 前記水を貯留する水タンクと、
前記水の水位が前記第1高さよりも鉛直下方の第2高さを超えた場合に、前記水を排出する第2配管と、
を更に備える、請求項1に記載の計測装置。 - 前記マイナス側導圧管は、前記第1配管との合流部より鉛直下方にU字構造を形成し、前記合流部より鉛直上方の位置で逆U字構造を形成して、前記差圧計測部の低圧側の入口部に接続される、請求項2に記載の計測装置。
- 前記逆U字構造の部分は接合部を介して着脱可能に前記マイナス側導圧管に接続される、請求項3に記載の計測装置。
- 前記第2配管は、前記水タンクの底面から鉛直下方にU字構造を形成した後に鉛直上方に延長され、前記第2高さが最高位置である逆U字構造を形成した後に鉛直下方に延長され、
前記第1配管は、前記第2配管の分岐部と前記マイナス側導圧管の前記合流部との間に配置され、
前記第2配管の前記分岐部は、前記逆U字構造の最高高さの位置、又は、前記U字構造内の位置に形成され、
前記第1配管の鉛直方向の最高高さは前記第1高さである、請求項3又は4に記載の計測装置。 - 請求項4又は5に記載の計測装置と、
水素含有ガスと酸素含有ガスを用いて発電する燃料電池本体部と、
前記燃料電池本体部の排気ガスと、前記燃料電池本体部を内包する筐体内の空気とを導入し、前記排気ガス及び前記空気を排気出口から前記筐体外に排気する排気ダクトと、
前記排気ダクトに配置され、前記空気を供給する換気ファンと、
前記排気ダクト内の前記排気出口と前記換気ファンとの間に配置される換気風量オリフィスと、を備え、
前記排気ダクトの前記換気風量オリフィスより上流側の第1開口部と前記プラス側導圧管は接続され、
前記排気ダクトの前記換気風量オリフィスより下流側の第2開口部と前記マイナス側導圧管は接続され、
前記第1配管は、前記水の水位が前記第1高さを超えた場合に、前記水を前記マイナス側導圧管に排出する、燃料電池発電ユニット。 - 前記燃料電池本体部の冷却部の出口部と前記水タンクの入口部との間に配置される第4配管に接続され、前記第4配管内の前記水を前記水タンクに送り出す電池冷却水ポンプを更に備え、
前記第1配管は、前記水タンクの底部と前記燃料電池本体部の冷却部の入口部との間に配置される第5配管の分岐部と、前記マイナス側導圧管の前記合流部との間に配置される、請求項6に記載の燃料電池発電ユニット。 - 前記燃料電池本体部から排出されるガス中の水分を凝縮させた前記水と、前記ガスから前記水分を除いた前記排気ガスとを出口部から排出する排ガス凝縮器を更に備え、
前記排気ダクトは、垂直管である第1排気ダクトと、前記換気ファン及び前記換気風量オリフィスが設けられている水平管である第2排気ダクトと、を有しており、
前記排気ダクトは、前記排気ダクト内に開口部を有する注水ラインを前記第1配管として形成しており、
前記排ガス凝縮器の前記出口部と前記水タンクの入口部との間に配置される第6配管の分岐部と、前記排気ダクトの前記排気ガスの入口部との間に配置される第7配管を介して前記排気ガスが前記第1排気ダクトに供給され、
前記第7配管の最高高さは前記第1高さである、請求項6に記載の燃料電池発電ユニット。 - 前記注水ラインは、前記第1排気ダクトの側面から斜め下方に向けて延びる、請求項8に記載の燃料電池発電ユニット。
- 前記注水ラインの内径は、6mm以上であり、前記排気ガスの入口部から前記注水ラインの入口部までの鉛直高さ方向の距離が、前記第1排気ダクトの全長の60%から90%である、請求項8に記載の燃料電池発電ユニット。
- 前記注水ラインは、前記第2排気ダクトの底面から鉛直下方に延びている、請求項8に記載の燃料電池発電ユニット。
- 前記注水ラインの内径が6mm以上であり、前記第2排気ダクトの底面は、前記換気ファンから送出された前記空気の下流方向に対して水平もしくは上り勾配の傾斜を有する、請求項11に記載の燃料電池発電ユニット。
- 前記第2排気ダクトの底部に設けられた前記注水ラインの入口部よりも下流側に、少なくも換気領域と底面側に水抜き孔領域とを有する仕切り板を設ける、請求項12に記載の燃料電池発電ユニット。
- 前記換気ファンの風量に対応して予め定められた差圧と、前記差圧計測部が計測した前記差圧との差が所定値を超える場合に、前記水の水位が所定水準よりも上昇したことを示す警報の発報、及び前記燃料電池本体部における発電運転の停止の内の少なくとも一方を実行する制御部を更に備える、請求項6に記載の燃料電池発電ユニット。
- 高圧側の入口部に接続されるプラス側導圧管内の気圧と、低圧側の入口部に接続されるマイナス側導圧管内の気圧と、の差圧を計測する差圧計測部を有する計測装置の計測方法であって、
計測対象の水の水位が所定の高さを超えた場合に、前記水を前記マイナス側導圧管及び前記プラス側導圧管の少なくとも一方に排出する、計測装置の計測方法。
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2019
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