JP2020176651A - 真空断熱材 - Google Patents

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Baiyu Liu
白羽 劉
彰継 瀬川
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彰継 瀬川
永井 耕一
Koichi Nagai
耕一 永井
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Abstract

【課題】繊維体母材を含む芯材を備え、芯材の熱伝導率を低減できる真空断熱材を提供すること。【解決手段】真空断熱材が、繊維体母材と赤外線を遮蔽する添加材とを含む芯材と、芯材を包む外被材とを備え、内部が減圧された状態で封止されている。繊維体母材の平均繊維径をdとし、真空断熱材の内部における繊維体母材の空隙率をηとすると、添加材の平均粒子径が、常温域における赤外線の放射波長のピーク以上で、かつ、dη/(1−η)未満である。【選択図】図2

Description

本発明は、真空断熱材に関する。
近年、地球温暖化を防止することの重要性から、省エネルギー化が望まれており、民生用機器に対しても省エネルギーの推進が行われている。特に温冷熱利用の機器および住宅に関しては、熱を効率的に利用するという観点から、優れた断熱性を有する断熱材が求められている。
一般的に用いられている断熱材としては、グラスウールなどの繊維体あるいはウレタンフォームなどの発泡体を芯材とする断熱材がある。これらの断熱材の断熱性を向上するためには、例えば、断熱材の厚さを増す必要がある。このため、断熱材を充填できる空間に制限があって省スペースあるいは空間の有効利用が必要な場合には、これらの断熱材を用いることができない場合がある。
このような課題を解決する一手段として、内部に空間を保持する芯材と、内部の空間と外気とを遮断する外被材によって構成される真空断熱材がある。真空断熱材の芯材としては、一般に、粉体材料,繊維材料,連通化した発泡体などが用いられている。しかし、近年では、真空断熱材への要求が多岐にわたってきており、従来よりも断熱性の高い真空断熱材が求められている。
芯材の性能を高めることで、真空断熱材の断熱性を向上させる発明が、特許文献1および特許文献2に開示されている。
特許文献1では、図14に示すように、真空断熱材111が外被材112と芯材113とで構成され、更に、芯材113がシリカ粒子母材114と添加材115とで構成されている。特許文献1の真空断熱材では、粉体材料であるシリカ粒子母材114に添加材115を添加することで、シリカ粒子母材114の凝集粒子が解砕されて微細化される。凝集粒子が微細化されると、単位体積あたりの固体接触点が増加するため、固体熱抵抗が高くなり、固体の熱伝導率が低下する。また、凝集粒子間に形成される空隙径も微細化されるため、気体の熱伝導率が低下する。これにより、真空断熱材の断熱性を向上させている。
また、特許文献2では、粉体状断熱材料を母材とした真空断熱材に平均粒子径が100μm以下の粉体状カーボンを混合して、輻射熱伝導率を下げることで、真空断熱材の断熱性を向上させている。
特許第3563716号公報 特開昭61−36595号公報
近年、固体熱伝導率の削減の観点から、グラスウールなどの繊維体を真空断熱材の芯材として用いることが増えている。
特許文献1の真空断熱材において、グラスウールなどの繊維体を含む芯材を用いた場合、シリカ粒子母材のように凝集しないため、添加材の添加による熱伝導率低下の効果がない。
また、特許文献2の真空断熱材において、グラスウール等の繊維体を含む芯材を用いた場合、添加材の添加による輻射熱伝導率の低下と固体熱伝導の増加とがトレードオフとなり、100μm以下の粉体状カーボン添加材の効果が得られない場合がある。
本発明の課題は、グラスウール等の繊維体母材を含む芯材を備え、この芯材の熱伝導率を低減できる真空断熱材を提供することである。
本発明の1つの態様に係る真空断熱材は、繊維体母材と赤外線を遮蔽する添加材とを含む芯材と、前記芯材を包む外被材とを備え、内部が減圧された状態で封止された真空断熱材であって、前記繊維体母材の平均繊維径をdとし、前記真空断熱材の内部における前記繊維体母材の空隙率をηとすると、前記添加材の平均粒子径が、常温域における赤外線の放射波長のピーク以上で、かつ、dη/(1−η)未満である。
本発明の前記態様によれば、グラスウールなどの繊維体母材を含む芯材を備え、芯材の熱伝導率を低減できる真空断熱材を実現できる。
本発明の実施の形態に係る真空断熱材の斜視図。 図1のII-II線に沿った断面図。 本発明の実施の形態に係る芯材構造を示す斜視図。 添加材と繊維体母材との接触状態の一例を示す平面の概略図。 球形添加材と繊維体母材との接触状態の一例を示す断面の概略図。 コンタクト形添加材と繊維体母材との接触状態の一例を示す断面の概略図。 突起付き添加材と繊維体母材との接触状態の一例を示す断面の概略図。 板状添加材と繊維体母材との接触状態の一例を示す断面の概略図。 本発明の実施の形態に係る芯材の製造方法の流れを示すフローチャート。 ステップS1における芯材の状態の一例を示す概略図。 ステップS2における芯材の状態の一例を示す概略図。 ステップS3における芯材の状態の一例を示す概略図。 ステップS4における芯材の状態の一例を示す概略図。 実施例1の実験条件を示す図。 実施例1の実験結果を示す図。 添加材の平均粒子径と芯材熱伝導率の関係グラフ。 特許文献1に係わる真空断熱材の断面図。
以下、本発明の一実施の形態の真空断熱材について、図面を参照しながら説明する。
<構造>
図1は、本実施の形態の真空断熱材11の斜視図である。図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る芯材13の構造を示す斜視図である。
図1に示すように、真空断熱材11は、芯材13と、芯材13を包む外被材12とを備える。真空断熱材11の内部は、減圧された状態で封止されている。また、真空断熱材11は、外被材12の内部に配置された吸着剤14を有する。
外被材12は、図1および図2に示すように、真空断熱材11の真空度を維持する部材であり、芯材13を包んでいる本体部121と、本体部121の外周まわりに設けられたヒレ部122とを有している。この外被材12は、2枚のフィルム部材123、124を重ね合わせ、ヒレ部122を溶着(あるいは接着)することで形成されている。
各フィルム部材123、124は、複数のフィルムでそれぞれ構成されている。例えば、各フィルム部材123、124は、芯材13に近い側から順に、熱溶着用フィルムとしての低密度ポリエチレンフィルム、ガスバリアフィルムとしてのポリアクリル酸系樹脂フィルムおよびPETフィルム、および、表面保護用フィルムとしてのナイロンフィルムの順に積層されている。ポリアクリル酸系樹脂フィルムおよびPETフィルムの各々には、ガスおよび水分の浸透を抑制するバリア層としてのアルミニウムが蒸着により成膜されている。
なお、本実施の形態では、熱溶着用フィルムとして、低密度ポリエチレンフィルムを用いる場合を例に挙げたが、これに限定されない。熱溶着フィルムとして、例えば、直鎖低密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリアクリロニトリルフィルム等の熱可塑性樹脂、または、それらの混合体を用いてもよい。
また、本実施の形態では、表面保護用フィルムとして、ナイロンフィルムを用いる場合を例に挙げたが、これに限定されない。表面保護用フィルムとして、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリプロピレンフィルムを用いてもよい。
また、本実施の形態では、ガスバリアフィルムとして、ポリアクリル酸系樹脂フィルムとPETフィルムとの二重構造を用いる場合を例に挙げたが、これに限定されない。ガスバリアフィルムとして、例えば、アルミニウム箔または銅箔等の金属箔を用いてもよい。または、ガスバリアフィルムとして、例えば、基材に対して金属(例えば、アルミニウムまたは銅)あるいは金属酸化物(例えば、アルミナまたはシリカ)を蒸着したフィルムを用いてもよい。上記基材としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム、または、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム等を用いてもよい。
芯材13は、図1に示すように、繊維体母材16と、赤外線を遮断する添加材17と含んでいる。繊維体母材16は、例えば、抄紙法で形成され、図3に示すように、それぞれに添加剤17が添加されて積層された複数の繊維層で構成されている。本実施形態では、繊維体母材16としてグラスウールを用い、添加剤17としてカーボンを用いている。
なお、繊維体母材16は、グラスウールに限らず、例えば、ロックウール、セルロースファイバーを用いることができる。また、添加剤17は、カーボンに限らず、酸化チタン、酸化クロム、酸化コバルト、酸化バリウム等の金属酸化物およびアルミニウム、銅、金、銀等の金属を用いることができる。カーボンを添加剤17として用いた場合、輻射率が高く、赤外線をよく吸収するという有利な効果がある。金属酸化物および金属を添加剤17として用いた場合、赤外線をよく反射するという有利な効果がある。
添加材17として、金属酸化物あるいは金属を用いた場合、真空断熱材11の熱伝導率低下をもたらすメカニズムが、添加剤17としてカーボンを用いた場合と異なる。具体的には、添加材17を加えることにより、電磁波を吸収して再散乱するのではなく、電磁波を反射することにより、赤外線を遮蔽して、芯材13の輻射熱伝導率が抑制される。
吸着剤14は、例えば、ゼオライトあるいは参加カルシウムで構成され、ガスや水蒸気の侵入による気体熱伝導成分の増加を抑制する。この吸着剤14は、一例として、繊維体母材16の角部に配置され、芯材13とともに減圧密封されている。
次に、真空断熱材11の熱伝導率を削減するための添加材17のサイズついて説明する。
最初に、輻射熱伝導率について考える。繊維体母材16に添加材17を添加することで、添加材17が赤外線を吸収して再散乱する。これにより、芯材13の輻射熱伝導率が抑制される。赤外線を漏れなく吸収するためには、添加材17の平均粒子径は、常温域における赤外線の放射波長のピーク以上であることが必要になる。
なお、添加剤17の平均粒子径は、例えば、遠心沈降法により測定された添加剤17の粒子径の算術平均値である。また、例えば、300K前後を常温域と仮定すると、常温域における赤外線の放射波長のピークは、10μmである。
続いて、固体熱伝導率について考える。繊維体母材16の平均繊維径をdとし、真空断熱材11の内部における繊維体母材16の空隙率をηとすると、真空断熱材11の平均繊維隙間は、dη/(1−η)で算出される。添加材17の平均粒子径が平均繊維隙間dη/(1−η)以上になると、図4のように繊維隙間が埋まる確率が増えるため、固体熱伝導率が増加してしまう。よって、固体熱伝導率を抑制するためには、添加材17の平均粒子径はdη/(1−η)未満であることが必要になる。
なお、平均繊維径dは、例えば、断面観察により繊維体母材16の繊維径を測定し、測定値の平均をとることで決定される。また、平均繊維隙間dη/(1−η)は、例えば、真空断熱材11の外被材12の内部の体積から繊維体母材16の体積を減じることで得られる真空空間の体積を、真空断熱材11の外被材12内部の体積で除することで算出される空隙率ηを用い、真空空間と繊維体母材16が存在する空間との比η/(1−η)に平均繊維径dを乗じることで算出される。
図13は、添加材17の平均粒子径と芯材13の熱伝導率との関係を示すグラフである。図13において、破線は、芯材13の輻射熱伝導率を示し、一点鎖線は、芯材13の固体熱伝導率を示し、実線は、輻射熱伝導率と固体熱伝導率とを足し合わせた全体の熱伝導率を示している。図13に示すように、芯材13の輻射熱伝導率は、添加材17の平均粒子径が赤外線の放射波長ピークAを超えると、低下する。芯材13の固体熱伝導率は、添加材17の平均粒子径が平均繊維隙間dη/(1−η)Bを超えると、増加する。従って、全体の熱伝導率は、添加材17の平均粒子径が10μm(常温域における赤外線の放射波長のピークの値)となる付近で低下した後、粒子径が大きくなるにつれて増加する。
さらに、固体熱伝導率の増加を抑制するには、添加材17と繊維体母材16とが点接触していることが望ましい。例えば、図5に示す球形の添加材17a、図6に示すコンタクトレンズのような中空で半球状の添加材17b、および、図7に示す複数の突起を有する添加材17cは、繊維体母材16と点接触になる。このため、伝熱経路42a、42b、42cが少なく、固体熱伝導率の増加が抑制される。一方、図8に示す板状の添加材17dは、繊維体母材16に対して線で接触するため、伝熱経路42dに示す伝熱が増え、固体熱伝導率が増加してしまう。
<製造方法>
芯材13の製造方法について、図9、図10A〜図10Dを用いて説明する。
図9は、芯材13の製造方法の流れを示すフローチャートである。図10A〜図10Dは、図9に示す製造方法のステップS1〜4のそれぞれにおける真空断熱材の状態を示す概略図である。
まず、添加材17を平面上に均一分散させる(ステップS1)。具体的には、粉振り機器などを用いて平面上に均一に分散させる(図10A参照)。
次に、平面上に分散させた添加材17を繊維体母材16の第1の繊維層161の一方の面に転写させる(ステップS2)。第1の繊維層161に接触した添加材17は、静電力で繊維体母材16に付着する(図10B参照)。
次に、ステップS2で作成した添加材17が付着されている繊維体母材16の第1の繊維層161を持ち上げる(ステップS3)。これにより、繊維体母材16の一層に付着している添加材のみ残す(図10C参照)。
次に、繊維体母材16の第1の繊維層161に、第2の繊維層162を積層する(ステップS4)。第2の繊維層162は、第1の繊維層161の添加材が転写された面側から積層される(図10D参照)。
<評価>
次に、本実施の形態の効果を実験による検証をした。
実験の条件を図11に示し、実験の結果を図12に示す。なお、真空断熱材の温度は、上面(すなわち、芯材から離れた面)が311Kであり、下面(すなわち、芯材に近い面)が283Kであった。また、添加材としてカーボンを用い、添加剤の添加量を4.4wt%とした。外被材は、前記実施形態の真空断熱材11の外装材12を用いた。芯材は、繊維体母材として平均繊維径が4μmで、空隙率が90%のグラスウールを用いた。すなわち、この真空断熱材の平均繊維隙間dη/(1−η)は36μmであった。
図11、図12において、比較例と検証例1、2、3とでは、芯材全体の厚みを10mmに統一した。ただし、芯材の内部構成が異なっている。具体的には、比較例は、厚さ10mmの繊維体母材のみを備える構成であるのに対し、検証例1は、厚さ10mmの繊維体母材と平均粒子径8mmの添加材とを備える構成である。検証例2は、厚さ10mmの繊維体母材と平均粒子径10mmの添加材とを備える構成である。検証例3は、厚さ10mmの繊維体母材と平均粒子径35mmの添加材とを備える構成である。
図12に示すとおり、比較例および検証例1、2、3の「芯材の熱伝導率」は、それぞれ、2.16mW/m・K、2.20mW/m・K、1.93mW/m・K、2.14mW/m・Kであった。検証例1は、比較例よりも熱伝導率が高かった。これは、添加材の平均粒子径が8μmで、300K前後の赤外線の放射波長のピーク10μmより小さいため、赤外線が遮蔽されず、芯材13の内部を透過した部分があると考えられる。検証例2では、従来の真空断熱材に対して、芯材13の熱伝導率が11%も改善した。また、検証例3では、既存の真空断熱材に対して、芯材13の熱伝導率が1%改善した。検証例2の真空断熱材の添加剤の平均粒子径は10μmであり、300K前後の赤外線の放射波長のピーク10μmと同じであった。また、検証例3の真空断熱材の添加剤の平均粒子径は、35μmであり、300K前後の赤外線の放射波長のピーク10μm以上、平均繊維隙間dη/(1−η)36μm未満の範囲にあった。
このように、添加材の平均粒子径が赤外線の放射波長のピーク以上で、かつ、平均繊維隙間dη/(1−η)未満である場合、従来の真空断熱材よりも、芯材の熱伝導率を低減できることが分かった。
すなわち、真空断熱材11によれば、繊維体母材16と赤外線を遮蔽する添加材17とを含む芯材13と、芯材13を包む外被材12とを備え、繊維体母材16の平均繊維径をdとし、真空断熱材11の内部における繊維体母材16の空隙率をηとすると、添加材17の平均粒子径が、常温域における赤外線の放射波長のピーク以上で、かつ、dη/(1−η)未満となるように構成されている。このような構成により、グラスウールなどの繊維体母材を含む芯材を備え、芯材の熱伝導率を低減できる真空断熱材を実現できる。
本発明の前記態様の真空断熱材は、省エネルギー化が要求される保温保冷機器に限らず、例えば、コンテナボックスやクーラーボックスなどの保冷が必要な用途への適用も可能である。また、本発明の真空断熱材は、小さく薄くなっても断熱性能が維持できるため、事務機器に限らず、電子機器への適用や、防寒具や寝具などの保湿が必要な用途への適用も可能である。
11 真空断熱材
12 外被材
13 芯材
14 吸着剤
122 ヒレ部
16 繊維体母材
17 添加材
17a 添加材
17b 添加材
17c 添加材
17d 添加材
42a 伝熱経路
42b 伝熱経路
42c 伝熱経路
42d 伝熱経路
111 真空断熱材
112 外被材
113 芯材
114 シリカ粒子母材
115 添加材

Claims (4)

  1. 繊維体母材と赤外線を遮蔽する添加材とを含む芯材と、前記芯材を包む外被材とを備え、内部が減圧された状態で封止された真空断熱材であって、
    前記繊維体母材の平均繊維径をdとし、前記真空断熱材の内部における前記繊維体母材の空隙率をηとすると、前記添加材の平均粒子径が、常温域における赤外線の放射波長のピーク以上で、かつ、dη/(1−η)未満である、真空断熱材。
  2. 前記添加材が、カーボンである、請求項1の真空断熱材。
  3. 前記添加材が、金属酸化物である、請求項1の真空断熱材。
  4. 前記添加材が、金属である、請求項1の真空断熱材。
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