JP2020174845A - 運動解析方法、運動解析システム及び運動解析装置 - Google Patents

運動解析方法、運動解析システム及び運動解析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影中に記憶する動画のデータサイズを低減する運動解析方法を提供する。【解決手段】運動解析方法は、運動する対象を撮影するカメラ21から出力される動画データと、対象の運動を計測するセンサーユニット10から出力されるセンサーデータとを、互いに同期した状態で、メモリー40の所定時間分の記憶領域に循環的に記憶することと、処理回路35によりセンサーデータから対象の所定種類の動作を検出することと、動作の時刻を基準とする所定区間の動画データを区間動画データとしてストレージ50に記憶することとを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、運動解析方法、運動解析システム及び運動解析装置に関する。
特許文献1は、センサーが取り付けられたゴルフクラブの動画像を取得し、センサーデータに対する解析処理によりスイング期間を識別し、この期間に対応してトリミングされた動画像と、センサーデータから生成された動画像とを重ね合わせて表示する端末装置を開示する。
特開2015−192713号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、動画の撮影中において、トリミングに用いる動画の期間が不定であるため、記憶する動画のデータサイズが大きくなってしまう場合がある。
第1態様は、運動する対象を撮影するカメラから出力される動画データと、前記対象の運動を計測するセンサーユニットから出力されるセンサーデータとを、互いに同期した状態で、メモリーの所定時間分の記憶領域に循環的に記憶することと、処理回路により前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出することと、前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとしてストレージに記憶することとを含む運動解析方法である。
第2態様は、第1態様において、前記動作が、ゴルフにおけるアドレス、トップ、ナチュラルアンコック及びインパクトの少なくとも何れかを含み、前記区間動画データにおける前記動作の時刻を示す情報を前記ストレージに記憶することを更に含むことである。
第3態様は、第1又は第2態様において、前記処理回路が前記センサーデータを解析することにより前記対象の運動の特性を示す解析データを算出することを更に含み、前記区間動画データは、前記解析データをメタデータとして有することである。
第4態様は、第3態様において、前記区間動画データに基づいて表示装置に動画を表示し、前記動画の前記動作に対応するフレームにおいて、前記動作に対応する前記解析データを表示することを更に含むことである。
第5態様は、運動する対象を撮影し、動画データを出力するカメラと、前記対象の運動を計測し、センサーデータを出力するセンサーユニットと、前記動画データと前記センサーデータとを、互いに同期した状態で所定時間分の記憶領域に循環的に記憶するメモリーと、前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出する処理回路と、前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとして記憶するストレージとを備える運動解析システムである。
第6態様は、運動する対象を撮影するカメラから出力される動画データと、前記対象の運動を計測するセンサーユニットから出力されるセンサーデータとを、互いに同期した状態で所定時間分の記憶領域に循環的に記憶するメモリーと、前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出する処理回路と、前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとして記憶するストレージとを備える運動解析装置である。
実施形態に係る運動解析システムの適用例を説明する図。 クラブに取り付けられたセンサーユニットを説明する図。 実施形態に係る運動解析システムの構成を説明するブロック図。 スイングにおける各動作を説明するタイミングチャート。 実施形態に係る運動解析システムの動作を説明するフローチャート。 表示装置に動画に重ねて表示される解析データの一例を説明する図。 解析データの選択画面の一例を説明する図。 解析処理の一例を説明するフローチャート。 スイングにおけるクラブの3軸角速度の時間変化を示すグラフ。 正規化された図9の3軸角速度の合成値の時間変化を示すグラフ。 図10の合成値の微分値の時間変化を示すグラフ。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図面においては、同一又は類似の要素には同一又は類似の符号をそれぞれ付して、重複する説明を省略する。実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を以下に限定するものではない。本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
[運動解析システム]
図1に示すように、実施形態に係る運動解析システム1は、対象の運動を計測するセンサーユニット10と、センサーユニット10により計測された運動を解析する運動解析装置20を備える。運動解析システム1は、例えば、ゴルフのクラブ3によりボール4を打つ際のユーザー2を撮影し、クラブ3の運動を計測するセンサーユニット10から出力されるセンサーデータを処理することにより、ユーザー2のスイングを解析する。
図2に示すように、センサーユニット10は、例えば概略として直方体状の筐体100を備える。センサーユニット10は、例えば、クラブ3のシャフト32のうち、ヘッド31よりグリップ33に近い位置に取り付けられる。このため、センサーユニット10は、ヘッド31がボール4を打つ際の衝撃と、スイング時のヘッドの加速の影響を受けにくい。センサーユニット10は、互いに直交するx軸、y軸及びz軸の3軸の成分の加速度及び3軸周りの成分の角速度を計測する。図2に示す例において、センサーユニット10は、y軸がシャフト32の長手方向に沿うようにクラブ3に取り付けられる。
図3に示すように、センサーユニット10は、加速度センサー11、角速度センサー12、信号処理回路13及びセンサー送受信機14を、図2に示す筐体100の内側に備える。加速度センサー11は、x軸、y軸及びz軸のそれぞれの成分の加速度を計測する。加速度センサー11は、複数の加速度を示すデジタル信号である加速度データを、信号処理回路13に逐次出力する。角速度センサー12は、x軸、y軸及びz軸のそれぞれの周りの成分の角速度を計測する。角速度センサー12は、複数の角速度を示すデジタル信号である角速度データを、信号処理回路13に逐次出力する。加速度センサー11及び角速度センサー12は、それぞれ3軸により定義される3次元直交座標系が互いに整合するように、筐体100に相対的に固定される。
信号処理回路13は、加速度センサー11から入力される加速度データ及び角速度センサー12から入力される角速度データに計測時刻を逐次付加することにより時系列データであるセンサーデータを生成する。即ち、センサーデータは、時系列の加速度データ及び角速度データを含む。信号処理回路13は、運動解析システム1の通信規格のプロトコルに準ずるように、センサーデータを含むパケットデータを生成し、センサー送受信機14に逐次出力する。その他、信号処理回路13は、センサー送受信機14の駆動を制御することにより、センサー送受信機14を介して運動解析装置20と通信する制御回路として機能する。信号処理回路13は、例えば、運動解析装置20による制御に応じて、加速度センサー11及び角速度センサー12の駆動を制御する。
センサー送受信機14は、信号処理回路13による制御に応じて、運動解析システム1の通信規格のプロトコルに従って運動解析装置20と無線通信する。即ち、センサー送受信機14は、運動解析装置20との間で無線の通信リンクを確立する。運動解析システム1の通信規格として、例えばブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信規格が採用可能である。センサー送受信機14は、信号処理回路13から入力されるパケットデータを無線信号として運動解析装置20に宛てて送信する。また、センサー送受信機14は、運動解析装置20から送信された無線信号である制御信号を受信し、制御コマンドとして信号処理回路13に出力する。
上述の通り、加速度センサー11及び角速度センサー12は、それぞれの直交座標系が互いに整合するように筐体100に配置される。但し、実際には製造時等において座標系の間でずれが生じ得る。これに対して、信号処理回路13は、予め算出された補正パラメーターを用いて、加速度データ及び角速度データを、筐体100を基準とするセンサー座標系のデータに補正するようにしてもよい。センサー座標系は、x軸、y軸及びz軸により定義される3次元直交座標系である。
運動解析装置20は、例えば、カメラ21、送受信機24、入力装置25、表示装置26、スピーカー27、制御装置30及びストレージ50を備える。運動解析装置20は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピューター(PC)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、ユーザー2の手首等に装着可能なウェアラブル端末等により実現され得る。
カメラ21は、運動する対象を撮影することにより動画データを生成し、制御装置30に出力する。即ち、カメラ21は、ボール4を打つ際のユーザー2及びクラブ3を対象として撮影することにより、運動する対象の動画を表す動画データを制御装置30に出力する。カメラ21は、例えば、固体撮像素子を用いた二次元イメージセンサーである。カメラ21は、運動解析装置20の筐体に内蔵されてもよく、外部装置として運動解析装置20の筐体の外側から制御装置30に接続されてもよい。
送受信機24は、制御装置30による制御に応じて、運動解析システム1の通信規格に従ってセンサー送受信機14と無線通信する。即ち、送受信機24は、センサーユニット10との間で無線の通信リンクを確立する。送受信機24は、センサーユニット10から送信される無線信号を受信し、パケットデータとして制御装置30に逐次出力する。これにより、運動解析装置20は、センサーユニット10から出力されるセンサーデータを取得する。また、送受信機24は、制御装置30から入力される制御コマンドを制御信号としてセンサーユニット10に宛てて送信する。
入力装置25は、ユーザー2の操作を受け付け、操作に応じた信号を制御装置30に出力する。入力装置25として、例えば、プッシュボタン、タッチセンサー、キーボードの他、マウス、タッチパネル、デジタイザー等のポインティングデバイスを含む種々の入力機器が採用可能である。その他、入力装置25は、ユーザー2の操作としてユーザー2の音声を受け付け、音声に応じた信号を制御装置30に出力するマイクであってもよい。
表示装置26は、制御装置30による制御に応じて画像や文字を表示する。表示装置26として、例えば、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ等の各種ディスプレイが採用可能である。表示装置26は、タッチパネルディスプレイとして入力装置25と一体に構成されてもよい。スピーカー27は、制御装置30による制御に応じて、音声を再生することにより、ユーザー2に情報を提示する。
制御装置30は、処理回路35及びメモリー40を備える。制御装置30は、例えば、中央演算処理装置(CPU)、マイクロコントローラー等の論理演算回路や回路部品を含み得る。制御装置30は、運動解析装置20の動作に必要な演算を処理するコンピューターシステムを構成する。処理回路35は、解析処理部351、保存処理部352及び表示処理部353を論理構造として有する。処理回路35は、CPU等の処理装置や回路部品等を含み得る、1または複数の論理回路からなる。処理回路35は、予めインストールされたプログラムを実行することにより、解析処理部351、保存処理部352及び表示処理部353の他、実施形態に記載された各機能を実現し得る。
メモリー40は、例えば、処理回路35等の動作に必要な一連の処理のプログラムや各種データを記憶し得る、コンピューターにより読み取り可能な記憶媒体である。メモリー40は、例えば半導体メモリーからなる。メモリー40は、CPUに内蔵されるレジスターやキャッシュメモリー等の主記憶装置を含み得る。メモリー40は、一体のハードウェアから構成されてもよく、別個の複数のハードウェアから構成されてもよい。
ストレージ50は、例えば、運動解析プログラム51、条件情報52及び区間動画データ53を記憶する。ストレージ50は、例えば、半導体メモリー、ディスクメディア等のコンピューターにより読み取り可能な不揮発性の記憶媒体からなる。運動解析プログラム51は、運動解析システム1による運動解析方法を実現するために運動解析装置20が実行する一連の処理を示すプログラムである。運動解析プログラム51は、ネットワークを介してサーバーから取得されてもよい。
条件情報52は、例えば、クラブ3の仕様を示すクラブ仕様情報、ユーザー2の体格を示す身体情報、クラブ3におけるセンサーユニット10の取り付け位置を示す取付位置情報等、運動解析における種々の条件を示す情報である。クラブ仕様情報は、例えば、クラブ3の型番、重心の位置、ライ角、フェース角、ロフト角、シャフト32の長さ等である。身体情報は、例えば、ユーザー2の腰の高さ、首の高さ、腕の長さ等である。取付位置情報は、例えば、クラブ3に取り付けられたセンサーユニット10からグリップ33までの距離である。条件情報52は、例えば、制御装置30が運動解析プログラム51を実行することにより、表示装置26に入力又は選択画面を表示させ、入力装置25による入力をユーザー2に促すことにより取得され得る。
処理回路35は、カメラ21から出力される動画データに時刻情報を付加し、動画データ41としてメモリー40に逐次記憶させる。処理回路35は、センサーユニット10から出力されるセンサーデータに動画データ41と同期した時刻情報を付加し、センサーデータ42としてメモリー40に逐次記憶させる。即ち、処理回路35は、動画データ41及びセンサーデータ42を、互いに同期した状態で、メモリー40の所定時間Ta分の記憶領域に循環的に記憶させる。
詳細には、所定のサンプリング周期毎に、各時刻tの動画データ41及びセンサーデータ42が、時々刻々メモリー40に蓄積されていく。所定時間Ta分の動画データ41及びセンサーデータ42が蓄積されると、メモリー40は、最も古い時刻の動画データ41及びセンサーデータ42に最新のデータを上書きする。このような処理を繰り返すことにより、メモリー40は、動画データ41及びセンサーデータ42を所定時間Ta分の記憶領域に循環的に記憶する。なお、動画データ41及びセンサーデータ42を循環的に記憶する所定時間Ta分の記憶領域は、メモリー40の代わりに、ストレージ50等に定義される仮想メモリーに用意されてもよい。
解析処理部351は、送受信機24から入力されるセンサーデータから、対象の所定種類の動作を検出する。即ち、解析処理部351は、ユーザー2のスイングによるクラブ3の運動から、所定種類の動作を検出する。所定種類の動作は、例えば、ゴルフにおけるアドレス、トップ、ナチュラルアンコック及びインパクトの少なくとも何れかを含む。アドレスは、スイング開始前においてユーザー2が静止するときの動作である。トップは、スイング間においてユーザー2がクラブ3の動く方向を切り替えるときの動作である。ここで、ナチュラルアンコックは、スイング間においてグリップ33の速度が最大となるときの動作である。インパクトは、ヘッド31がボール4を打つときの動作である。更に、解析処理部351は、条件情報52を用いて、センサーデータ42を解析することにより、対象の所定種類の動作の時刻や、動作の特性を特定する。
図4に示すように、動画データ41及びセンサーデータ42を記憶するメモリー40の記憶領域の容量を定義する所定時間Taは、一般的なスイングに掛かる時間より十分長い時間である。例えば、所定時間Taが時刻t0から時刻t10までの時間とすると、ユーザー2の準備時間を含むスイングの時間は、時刻t1から時刻t8までの時間として表現される。
時刻t1から時刻t3までの期間T1において、ユーザー2は、アドレスの状態であり、クラブ3を構えた姿勢で静止している。例えば、解析処理部351は、期間T1内の時刻t2において、送受信機24から入力されるセンサーデータから、クラブ3が静止状態であることを検出する。時刻t3から時刻t4までの期間T2において、ユーザー2は、ワッグルと呼ばれる、手足を小さく動かす動作を行う。
時刻t4において、ユーザー2はスイングを開始する。即ち、時刻t4から時刻t5までの期間T3において、ユーザー2はバックスイングの状態であり、ボール4を打つ方向の反対方向にクラブ3を振っている。時刻t5において、ユーザー2は、トップの状態であり、バックスイングからダウンスイングに切り替える。時刻t5から時刻t7までの期間T4において、ユーザー2は、ダウンスイングの状態であり、ボールを打つ方向にクラブ3を振っている。解析処理部351は、センサーデータ42を解析することにより、グリップ33の速度が最大値となる時刻t6を算出する。時刻t6は、ユーザー2が手首の力を緩めるナチュラルアンコックに対応する時刻である。
時刻t7において、ユーザー2は、クラブ3のヘッド31でボール4を打つインパクトの状態である。時刻t7から時刻t8までの期間T5において、ユーザー2は、フォロースルーの状態であり、ボール4を打つ方向にクラブ3を振っている。時刻t8において、ユーザー2は、スイングを終了し、フォロースルー終了時の姿勢で静止する。例えば、解析処理部351は、期間T5が終了した後の時刻t9において、送受信機24から入力されるセンサーデータから、クラブ3が静止状態であることを検出する。
このように、所定時間Taは、スイングを準備する時間である期間T1及び期間T2と、スイングに掛かる時間である期間T3乃至期間T5とを足した時間より長い。即ち、所定時間Taは、一般的なスイングに掛かる時間より十分長い。このため、解析処理部351は、所定のタイミングで所定時間Ta分のセンサーデータ42を解析することにより、センサーデータ42におけるアドレス、トップ、ナチュラルアンコック、インパクト等の各動作の時刻を特定することができる。センサーデータ42は動画データ41と同一の時刻情報を有しているため、解析処理部351は、センサーデータ42と同時に、動画データ41における各動作の時刻も特定する。
保存処理部352は、解析処理部351により検出された所定種類の動作の時刻を基準とする、所定区間の動画データ41を、区間動画データ53としてストレージ50に記憶させる。例えば図4に示すように、保存処理部352は、インパクトの時刻t7を基準とし、所定時間Ta分の動画データ41のうち、時刻t1から時刻t8までの時間に対応するように予め定義された区間を区間動画データ53として切り出す。区間動画データ53は、動画データ41のうち時刻t4から時刻t8までの時間に対応するように定義された区間のデータであってもよい。或いは、保存処理部352は、解析処理部351により検出された動作に応じて区間を変更するようにしてもよい。
更に、保存処理部352は、解析処理部351により検出された所定種類の動作に対応するフレームを特定する情報を、区間動画データ53のメタデータとしてストレージ50に記憶する。区間動画データ53は、解析処理部351により算出された運動の特性を示す解析データをメタデータとして有するようにしてもよい。解析データは、所定種類の動作の時刻を示す情報を含む。その他、解析データは、例えば、インパクトにおけるグリップ33の速度、ヘッド31の速度、フェース角、アタック角、クラブパス、ライ角等を含む。解析データは、グリップ33の速度の最大値、ヘッド31の速度の最大値、スイングテンポ、アドレスにおけるライ角、ナチュラルアンコックにおけるグリップ33の速度の減衰率等を含み得る。解析データは、メタデータとして区間動画データ53に埋め込まれる代わりに、区間動画データ53のフレーム内の画像として区間動画データ53に埋め込まれてもよい。
表示処理部353は、区間動画データ53に基づいて表示装置26に動画を表示する。表示処理部353は、区間動画データ53に基づく動画の、所定種類の動作に対応するフレームにおいて、動作に対応する解析データを表示する。例えば、表示処理部353は、区間動画データ53に基づく動画のうち、インパクトに対応するフレームにおいて、インパクトにおけるヘッド31の速度、フェース角、アタック角、クラブパス等を表示する。表示処理部353は、区間動画データ53のメタデータから解析データを読み込み、動画に重ねて表示してもよく、予め区間動画データ53のフレームの一部に画像として埋め込まれた解析データをそのまま表示するようにしてもよい。
[運動解析システムの動作]
図5のフローチャートを用いて、運動解析システム1の動作の一例として、運動解析システム1による運動解析方法を説明する。初期状態において、条件情報52は、例えばユーザー2の操作に応じて入力装置25から制御装置30に入力され、予めストレージ50に記憶される。カメラ21は、例えばボール4を打つ方向をユーザー2の前方として、後方においてユーザー2を画角に含む位置に配置される。更に、センサーユニット10は、予め運動解析装置20との通信リンクを確立する。
ステップS101において、制御装置30は、カメラ21による撮影及びセンサーユニット10による計測を開始する。即ち、制御装置30は、カメラ21を制御することにより、カメラ21に動画データの出力を開始させる。また、制御装置30は、送受信機24を介して、制御コマンドをセンサーユニット10に出力することにより、センサーユニット10にセンサーデータの出力を開始させる。
ステップS102において、メモリー40は、処理回路35による制御に応じて、所定時間Ta分の動画データ41及びセンサーデータ42のキャッシュを開始する。即ち、メモリー40は、カメラ21から出力される動画データと、センサーユニット10から出力されるセンサーデータとを、互いに同期した状態で所定時間Ta分の記憶領域に循環的に記憶することを開始する。
ステップS103において、解析処理部351は、送受信機24から入力されるセンサーデータから、トリガー動作を検出する検出処理を実行する。解析処理部351は、送受信機24から入力されるセンサーデータを監視し、所定種類の動作をトリガー動作として検出する。例えば、解析処理部351は、センサーデータにおける加速度データが閾値を超えることにより、ユーザー2のスイングにおけるインパクトをトリガー動作として検出する。
ステップS104において、解析処理部351は、ステップS103でトリガー動作を検出したか否かを判定する。解析処理部351は、トリガー動作を検出する場合、ステップS105に処理を進め、トリガー動作を検出しない場合、ステップS103の処理を繰り返す。
ステップS105において、メモリー40は、処理回路35による制御に応じて、ステップS103で検出したトリガー動作の時刻を基準とする所定のタイミングで、動画データ41及びセンサーデータ42のキャッシュを終了する。メモリー40は、解析処理部351が監視するセンサーデータからスイング終了等の所定の動作を検出することに応じて、キャッシュを終了するようにしてもよい。
ステップS106において、解析処理部351は、センサーデータのキャッシュ、即ち、メモリー40に記憶された所定時間Ta分のセンサーデータ42を解析する。これにより、解析処理部351は、センサーデータ42における所定種類の動作の時刻を特定する。また、解析処理部351は、対象の運動の特性を示す解析データを算出する。
ステップS107において、解析処理部351は、ステップS106の解析結果に基づいて、ステップS103で検出したトリガー動作の時刻を基準とする所定区間をセンサーデータ42において決定する。解析処理部351は、例えば、インパクトの時刻t7を基準として、センサーデータ42におけるアドレス開始からフォロースルー終了までの区間を、スイングの一連の動作を含む所定区間として特定する。
ステップS108において、保存処理部352は、動画データのキャッシュ、即ち、メモリー40に記憶された所定時間Ta分の動画データ41から、ステップS107で特定された所定区間のデータを切り出す。即ち、保存処理部352は、動画データ41をトリミングすることにより、所定区間の動画データを生成する。動画データ41は、センサーデータ42と同一の時刻情報を有し、センサーデータ42と同期した状態であるため、保存処理部352は、ステップS107で特定された所定区間のデータを動画データ41から簡単に切り出すことができる。
ステップS109において、保存処理部352は、例えば、ステップS106の解析結果である解析データを、ステップS108で切り出された動画データ41にメタデータとして付加することにより、区間動画データ53を生成する。解析データは、解析により特定された各動作に対応するフレームを示す情報、即ち、区間動画データ53における各動作の時刻を示す情報を含む。保存処理部352は、生成した区間動画データ53をストレージ50に記憶させる。
以上により、運動解析装置20は、メモリー40及びストレージ50の記憶容量を過度に消費することなく、解析データをメタデータとして有する区間動画データ53をストレージ50に記憶することができる。このように、ストレージ50は、区間動画データ53における所定種類の動作の時刻を示す情報を記憶する。
図6に示すように、表示処理部353は、表示装置26が有する画面60に、区間動画データ53に基づいて動画61を表示させる。例えば、表示処理部353は、ユーザー2のスイングの動画61の、インパクトに対応するフレームにおいて、インパクトに対応する解析データ62を表示する。図6に示す例では、インパクトの時刻から表示される解析データ62が、フォロースルーの時刻まで継続して表示される様子を表現している。
例えば、図7に示すように、表示処理部353は、表示する解析データ62の項目を選択するための表示項目選択画面64を画面60に表示させるようにしてもよい。表示項目選択画面64は、ユーザーインターフェイスとして運動解析プログラム51に組み込まれる。表示項目選択画面64は、各解析データを示す複数の項目を有する。入力装置25は、ユーザー2による操作に応じて、表示項目選択画面64の複数の項目から、動画61に重ねて表示する項目を選択的に決定する。表示処理部353は、入力装置25により決定された解析データ62の項目を動画61に重ねて表示する。
[解析処理]
図8のフローチャートを用いて、解析処理部351により実行されるセンサーデータ42に対する解析処理の一例を、図9乃至図11を参照しながら説明する。
先ず、ステップS201において、解析処理部351は、センサーデータ42に含まれる加速度データ及び角速度データをバイアス補正する。ステップS202において、解析処理部351は、バイアス補正された時刻t毎の角速度データを用いて、各時刻tにおける角速度の合成値n0(t)を計算する。例えば、時刻tにおける3軸周りの角速度をx(t)、y(t)、z(t)とすると、角速度の合成値n0(t)は、式(1)により表される。
0(t)={x(t)2+y(t)2+z(t)21/2 …(1)
例えば、図9に示すように、ユーザー2のスイングによりクラブ3がボール4を打つ際の角速度x(t),y(t),z(t)は、概ね2400msにおいて、絶対値が最大となる極値を示す。
ステップS203において、解析処理部351は、各時刻tにおける角速度の合成値n0(t)を、例えば1〜100の範囲に正規化された合成値n(t)に変換する。例えば、センサーデータ42における角速度の合成値n0(t)の最大値をmax(n0)とすると、正規化された合成値n(t)は、式(2)により表される。
n(t)={100×n0(t)}/{max(n0)} …(2)
図10に示すように、図9に示す角速度x(t),y(t),z(t)から式(1)を用いて計算され、式(2)を用いて正規化された合成値n(t)は、概ね2400msにおいて、最大値を示す。
ステップS204において、解析処理部351は、各時刻tにおける正規化された合成値n(t)の微分dn(t)を計算する。例えば、角速度データのサンプリング周期をΔtとすると、時刻tにおける角速度の合成値の微分dn(t)は、式(3)のように表される。
dn(t)=n(t)−n(t−Δt) …(3)
図11に示すように、図10に示す合成値n(t)から式(3)を用いて計算された微分dn(t)は、概ね2400msにおいて、最大及び最小を示す。なお、図9及び図10では、横軸を0秒〜5秒で表示しているが、図11では、インパクトの前後の微分値の変化が分かるように、横軸を2秒〜2.8秒で表示している。
ステップS205において、解析処理部351は、図11に示すように、合成値の微分dn(t)の値が最大となる時刻と最小となる時刻のうち、先の時刻をインパクトの時刻t7として特定する。ゴルフにおける通常のスイングでは、インパクトに近い時刻においてクラブ3の速度が最大になると考えられる。クラブ3の速度に応じて角速度の合成値も変化すると考えられるので、スイング中で角速度の合成値の微分dn(t)が最大又は最小となるタイミングをインパクトのタイミングとして捉えることができる。なお、インパクトによりクラブ3が振動するため、角速度の合成値の微分dn(t)が最大となるタイミングと最小となるタイミングが連続すると考えられるが、そのうちの先のタイミングがインパクトの時刻t7と定義される。
ステップS206において、解析処理部351は、図10に示すように、インパクトの時刻t7より前で直近の、合成値n(t)の極小の時刻を、トップの時刻t5として特定する。ゴルフにおける通常のスイングでは、スイング開始後にトップで一旦動作が止まり、その後、徐々にクラブ3の速度が大きくなってインパクトに至ると考えられる。従って、インパクトのタイミングより前で直近の合成値n(t)が極小となるタイミングがトップの時刻t5として定義される。
ステップS207において、解析処理部351は、図10に示すように、インパクトの時刻t7より後で直近の、合成値n(t)の極小の時刻を、スイング終了の時刻t8として特定する。ゴルフにおける通常のスイングでは、インパクトの後、徐々にクラブ3の速度が小さくなると考えられる。従って、インパクトのタイミングより後で直近の合成値n(t)が極小となるタイミングがスイング終了の時刻t8として定義される。
ステップS208において、解析処理部351は、トップの時刻t5を含み合成値n(t)が閾値以下の所定区間をトップ区間として特定する。ゴルフにおける通常のスイングでは、トップで一旦動作が止まるので、トップの前後ではクラブ3の速度が小さいと考えられる。従って、トップのタイミングを含み合成値n(t)が閾値以下の連続した区間がトップ区間として定義される。
ステップS209において、解析処理部351は、図10に示すように、トップ区間の開始時刻より前で直近の、合成値n(t)が閾値以下となる時刻をスイング開始の時刻t4として特定する。ゴルフにおける通常のスイングでは、クラブ3が静止した状態からスイングが開始され、トップまで静止することは考えにくい。従って、トップのタイミングより前で直近の、合成値n(t)が閾値以下となるタイミングがスイング開始の時刻t4として定義される。或いは、解析処理部351は、トップの時刻t5より前で、合成値n(t)が極小となる時刻をスイング開始の時刻t4として特定するようにしてもよい。
ステップS210において、解析処理部351は、ステップS201でバイアス補正された加速度データを用いて、各時刻tにおけるグリップ33の速度v(t)を計算する。次いで、ステップS211において、解析処理部351は、速度v(t)が最大となる時刻を、ナチュラルアンコックの時刻t6として特定し、処理を終了する。
その他、解析処理部351は、例えば、ボール4の目標方向に沿う水平面上のターゲットラインをX軸、水平面上においてX軸に直交するY軸、及び、水平面に直交するZ軸を有するグローバル座標系におけるセンサーユニット10の位置及び姿勢を、解析処理においてセンサーデータ42から計算し得る。例えば、解析処理部351は、加速度を用いてセンサーユニット10の位置の時間変化を計算し、角速度を用いてセンサーユニット10の姿勢の時間変化を計算することができる。なお、センサーユニット10の姿勢は、例えば、X軸、Y軸、Z軸回りの回転角、オイラー角、四元数等により表現され得る。
保存処理部352は、解析処理部351による解析結果である解析データをメタデータとして有する区間動画データ53をストレージ50に記憶させる。表示処理部353は、区間動画データ53の本体データの動画を表示装置26に表示させると共に、例えば、メタデータの解析データを、スイングの動作に対応させて動画に合成する。これにより、表示装置26は、区間動画データ53に基づいて動画を表示し、例えば所定種類の動作に対応するフレームにおいて、対応する解析データ62を表示することができる。
[他の実施形態]
以上のように実施形態を説明したが、本発明はこれらの開示に限定されるものではない。各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成に置換されてよく、また、本発明の技術的範囲内において、各実施形態における任意の構成が省略されたり追加されたりしてもよい。このように、これらの開示から当業者には様々な代替の実施形態が明らかになる。
例えば、上述の実施形態において、センサーユニット10は、クラブ3に取り付けられる代わりに、ユーザー2の手首に取り付けられてもよく、グローブに取り付けられてもよい。この場合、センサーユニット10が運動を計測する対象は、ユーザー2の手首又は手となる。更に、運動解析システム1は、テニス、バドミントン、卓球等のラケットのスイング、野球やソフトボールのバットのスイング等、ゴルフ以外の様々な運動の解析に適用することができる。
また、センサーユニット10は、加速度データ及び角速度データに対する温度補償機能を有してもよい。加速度センサー11及び角速度センサー12が温度補償機能を有してもよく、或いは、信号処理回路13が加速度データ及び角速度データに対して温度補償処理を実行するようにしてもよい。更に、加速度センサー11及び角速度センサー12のそれぞれは、アナログ信号を出力するものであってもよい。この場合、信号処理回路13は、加速度センサー11及び角速度センサー12の各出力信号をA/D変換することによりセンサーデータを生成すればよい。
上述の実施形態において、解析処理部351は、角速度データを用いて、インパクト等の動作の時刻を特定するが、加速度データを用いて各動作の時刻を特定するようにしてもよい。更に、所定種類の動作として、バックスイング中にシャフト32が水平になるハーフウェイバック、ダウンスイング中にシャフト32が水平になるハーフウェイダウン等の他の動作を含むようにしてもよい。
その他、上述の各構成を相互に応用した構成等、本発明は以上に記載しない様々な実施形態を含むことは勿論である。本発明の技術的範囲は、上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
以下に、上述した実施形態から導き出される内容を、各態様として記載する。
第1態様は、運動する対象を撮影するカメラから出力される動画データと、前記対象の運動を計測するセンサーユニットから出力されるセンサーデータとを、互いに同期した状態で、メモリーの所定時間分の記憶領域に循環的に記憶することと、処理回路により前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出することと、前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとしてストレージに記憶することとを含む運動解析方法である。
第1態様によれば、トリミング前の動画データ及びセンサーデータをメモリーの所定時間分の記憶領域に循環的に記憶し、所定種類の動作の時刻を基準とする所定区間の動画データをストレージに記憶するため、撮影中に記憶する動画のデータサイズを低減することができる。
第2態様は、第1態様において、前記動作が、ゴルフにおけるアドレス、トップ、ナチュラルアンコック及びインパクトの少なくとも何れかを含み、前記区間動画データにおける前記動作の時刻を示す情報を前記ストレージに記憶することを更に含むことである。
第2態様によれば、ストレージが所定種類の動作の時刻を示す情報を記憶するため、センサーデータと同期された区間動画データにおいて、所定種類の動作に対応するシーンを簡単に再生することができる。
第3態様は、第1又は第2態様において、前記処理回路が前記センサーデータを解析することにより前記対象の運動の特性を示す解析データを算出することを更に含み、前記区間動画データは、前記解析データをメタデータとして有することである。
第3態様によれば、区間動画データに関連する解析データを、区間動画データにメタデータとして埋め込むことができる。
第4態様は、第3態様において、前記区間動画データに基づいて表示装置に動画を表示し、前記動画の前記動作に対応するフレームにおいて、前記動作に対応する前記解析データを表示することを更に含むことである。
第4態様によれば、ユーザーは、区間動画データに基づく動画と共に、動作に対応する解析データを確認することができる。
第5態様は、運動する対象を撮影し、動画データを出力するカメラと、前記対象の運動を計測し、センサーデータを出力するセンサーユニットと、前記動画データと前記センサーデータとを、互いに同期した状態で所定時間分の記憶領域に循環的に記憶するメモリーと、前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出する処理回路と、前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとして記憶するストレージとを備える運動解析システムである。
第5態様によれば、トリミング前の動画データ及びセンサーデータをメモリーの所定時間分の記憶領域に循環的に記憶し、所定種類の動作の時刻を基準とする所定区間の動画データをストレージに記憶するため、撮影中に記憶する動画のデータサイズを低減することができる。
第6態様は、運動する対象を撮影するカメラから出力される動画データと、前記対象の運動を計測するセンサーユニットから出力されるセンサーデータとを、互いに同期した状態で所定時間分の記憶領域に循環的に記憶するメモリーと、前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出する処理回路と、前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとして記憶するストレージとを備える運動解析装置である。
第6態様によれば、トリミング前の動画データ及びセンサーデータをメモリーの所定時間分の記憶領域に循環的に記憶し、所定種類の動作の時刻を基準とする所定区間の動画データをストレージに記憶するため、撮影中に記憶する動画のデータサイズを低減することができる。
1…運動解析システム、2…ユーザー、3…クラブ、4…ボール、10…センサーユニット、11…加速度センサー、12…角速度センサー、13…信号処理回路、14…センサー送受信機、20…運動解析装置、21…カメラ、24…送受信機、25…入力装置、26…表示装置、27…スピーカー、30…制御装置、31…ヘッド、32…シャフト、33…グリップ、35…処理回路、351…解析処理部、352…保存処理部、353…表示処理部、40…メモリー、41…動画データ、42…センサーデータ、50…ストレージ、51…運動解析プログラム、52…条件情報、53…区間動画データ、60…画面、61…動画、62…解析データ、64…表示項目選択画面、100…筐体。

Claims (6)

  1. 運動する対象を撮影するカメラから出力される動画データと、前記対象の運動を計測するセンサーユニットから出力されるセンサーデータとを、互いに同期した状態で、メモリーの所定時間分の記憶領域に循環的に記憶することと、
    処理回路により前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出することと、
    前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとしてストレージに記憶することと
    を含む運動解析方法。
  2. 前記動作は、ゴルフにおけるアドレス、トップ、ナチュラルアンコック及びインパクトの少なくとも何れかを含み、
    前記区間動画データにおける前記動作の時刻を示す情報を前記ストレージに記憶することを更に含む請求項1に記載の運動解析方法。
  3. 前記処理回路が前記センサーデータを解析することにより前記対象の運動の特性を示す解析データを算出することを更に含み、
    前記区間動画データは、前記解析データをメタデータとして有する請求項1又は2に記載の運動解析方法。
  4. 前記区間動画データに基づいて表示装置に動画を表示し、前記動画の前記動作に対応するフレームにおいて、前記動作に対応する前記解析データを表示することを更に含む請求項3に記載の運動解析方法。
  5. 運動する対象を撮影し、動画データを出力するカメラと、
    前記対象の運動を計測し、センサーデータを出力するセンサーユニットと、
    前記動画データと前記センサーデータとを、互いに同期した状態で所定時間分の記憶領域に循環的に記憶するメモリーと、
    前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出する処理回路と、
    前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとして記憶するストレージと
    を備える運動解析システム。
  6. 運動する対象を撮影するカメラから出力される動画データと、前記対象の運動を計測するセンサーユニットから出力されるセンサーデータとを、互いに同期した状態で所定時間分の記憶領域に循環的に記憶するメモリーと、
    前記センサーデータから前記対象の所定種類の動作を検出する処理回路と、
    前記動作の時刻を基準とする所定区間の前記動画データを区間動画データとして記憶するストレージと
    を備える運動解析装置。
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