JP2020171992A - 基台付きブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】基台とブレードとの位置合わせを簡易に行うことが可能な基台付きブレードを提供する。【解決手段】回転軸に装着される基台付きブレードであって、環状の基台と、基台の第1面側に固定され中央に開口部が形成された環状のブレードと、を有し、基台は、基台の第1面から突出し外周縁の形状がブレードの開口部の形状に対応する凸部を有し、基台とブレードとは、基台の凸部がブレードの開口部に挿入されることによって位置合わせがなされた状態で、接着剤を介して結合される。【選択図】図1

Description

本発明は、回転軸に装着される基台付きブレードに関する。
IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等の複数のデバイスを備える半導体ウェーハを分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが製造される。また、基板上に実装された複数のデバイスチップを樹脂でなる封止材(モールド樹脂)によって被覆して形成されるパッケージ基板を分割することにより、モールド樹脂で覆われたデバイスチップをそれぞれ備える複数のパッケージデバイスが製造される。
上記の半導体ウェーハやパッケージ基板に代表される被加工物の分割には、例えば、被加工物を切削するブレードが装着される回転軸(スピンドル)を備えた切削装置が用いられる。回転軸に装着されたブレードを回転させて被加工物に切り込ませることにより、被加工物が切削される。
被加工物の切削に用いられるブレードとしては、ダイヤモンド等でなる砥粒がニッケル等のめっきで固定された切刃を備える電鋳ハブブレードや、砥粒が金属、セラミックス、樹脂等でなるボンド材によって固定された切刃からなる環状のブレード等が知られている。被加工物を切削する際には、被加工物の材質等に応じて適切なブレードが適宜選択される。
電鋳ハブブレードは、アルミニウム等でなる円盤状の基台と、基台の外周縁に沿って形成された環状の切刃とが一体となって構成されており、切削装置が備える回転軸の先端部に固定されたブレードマウントに装着される。一方、環状のブレードは、ブレードマウントが備えるフランジ部(固定フランジ)と、脱着フランジとによって挟み込まれるように、回転軸の先端部に装着される。
上記のように、電鋳ハブブレードと環状のブレードとでは回転軸への装着方法が異なり、回転軸に固定されるブレードマウントの形状、寸法等もブレードの種類に応じて異なる。そのため、例えば電鋳ハブブレードを環状のブレードに交換する際には、ブレードマウントの交換も行う必要があり、ブレードの交換作業の効率が悪い。
そこで、近年では、環状のブレードが円盤状の基台に接着された基台付きブレードが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この基台付きブレードを用いると、電鋳ハブブレード用のブレードマウントに環状のブレードを装着することが可能となり、ブレードマウントの交換が不要となる。
特開2012−135833号公報
上記の基台付きブレードは、基台とブレードとを接着剤を介して貼り合わせることによって製造されるが、このとき、基台とブレードとの位置合わせを行う必要がある。そこで、基台とブレードとの貼り合わせには、ブレードを基台の所定の位置に接触させるための治具が用いられる。
しかしながら、基台とブレードとの位置合わせに治具を用いる場合、基台付きブレードの寸法に合わせて治具を設計する作業や、治具に基台及びブレードを装着する作業が必要となる。これにより、基台とブレードとの貼り合わせが煩雑になり、基台付きブレードの生産効率が低下する。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、基台とブレードとの位置合わせを簡易に行うことが可能な基台付きブレードの提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、回転軸に装着される基台付きブレードであって、環状の基台と、該基台の第1面側に固定され中央に開口部が形成された環状のブレードと、を有し、該基台は、該第1面から突出し外周縁の形状が該開口部の形状に対応する凸部を有し、該基台と該ブレードとは、該凸部が該開口部に挿入されることによって位置合わせがなされた状態で、接着剤を介して結合される基台付きブレードが提供される。
本発明の一態様に係る基台付きブレードは、環状の基台と、基台の第1面側に固定され中央に開口部が形成された環状のブレードと、を有し、基台は、基台の第1面から突出し外周縁の形状がブレードの開口部の形状に対応する凸部を有する。そして、基台4とブレード6とは、基台の凸部がブレードの開口部に挿入されることによって位置合わせがなされた状態で、接着剤を介して結合される。
上記の基台付きブレードでは、基台の凸部をブレードの開口部に挿入することにより、基台とブレードとの位置合わせが行われる。そのため、位置合わせを行うための治具が不要となり、基台とブレードとの位置合わせを簡易に行うことが可能となる。
基台付きブレードを示す分解断面図である。 基台とブレードとが結合された基台付きブレードを示す断面図である。 切削装置を示す斜視図である。 切削ユニットを示す斜視図である。 変形例に係る基台付きブレードを示す分解断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。まず、本実施形態に係る基台付きブレードの構成例について説明する。図1は、基台付きブレード2を示す分解断面図である。
基台付きブレード2は、環状の基台4と、環状のブレード6とを備える。基台4は、例えばアルミニウム等でなり、互いに平行な第1面4a及び第2面4bと、外周縁4cとを備える。また、基台4の中央には、基台4を第1面4aから第2面4bまで貫通する円形の開口部4dが形成されている。
開口部4dの周囲には、第1面4aからブレード6側に突出する環状の凸部4eが、開口部4dを囲むように設けられている。凸部4eは、開口部4dの輪郭に沿って形成されており、環状の外周縁4fを備える。
ブレード6は、例えば、ダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素(cBN)等でなる砥粒を、金属、セラミックス、樹脂等でなるボンド材によって固定して形成される。ただし、ブレード6に含まれる砥粒やボンド材に制限はなく、基台付きブレード2の仕様等に合わせて適宜選択される。
ブレード6は、互いに平行な第1面6a及び第2面6bと、外周縁6cとを備える。また、ブレード6の中央には、ブレード6を第1面6aから第2面6bまで貫通する円形の開口部6dが形成されている。
基台4とブレード6とを接着剤を介して結合することにより、基台4とブレード6とが一体化した基台付きブレード2が得られる。図2は、基台4とブレード6とが結合された基台付きブレード2を示す断面図である。
基台4とブレード6とを結合する際は、まず、基台4の第1面4aに接着剤を塗布する。接着剤としては、例えばエポキシ樹脂系の接着剤を用いることができる。なお、接着剤は、第1面4aに加えて、凸部4eの外周縁4fに塗布されてもよい。また、接着剤はブレード6に塗布されてもよい。この場合、接着剤は、ブレード6の第1面6aのうち基台4の第1面4aに対応する領域に塗布される。
そして、基台4の第1面4aとブレード6の第1面6aとを対向させ、基台4とブレード6とを貼り合わせる。これにより、基台4とブレード6とが接着剤を介して結合される。
ここで、基台4の凸部4eは、外周縁4fの形状がブレード6の開口部6dに対応するように形成されている。例えば凸部4eは、外周縁4fの直径と開口部6dの直径とが等しく、外周縁4fの形状と開口部6dの輪郭の形状とが一致するように形成される。そして、基台4とブレード6とを貼り合わせる際は、凸部4eが開口部6dに挿入されるように、基台4とブレード6とを接着剤を介して接合する。
凸部4eが開口部6dに挿入されると、凸部4eの外周縁4fが開口部6dの内部でブレード6と接触し、基台4とブレード6とが互いに所定の位置関係で配置される。そのため、上記のように貼り合わせを行うことにより、基台4とブレード6とが位置合わせがなされた状態で結合される。
なお、基台4とブレード6との位置合わせが可能であれば、凸部4eの外周縁4fの形状とブレード6の開口部6dの輪郭の形状とは、必ずしも同一でなくてもよい。例えば凸部4eは、開口部6dの内部でブレード6と接触する多角形状(例えば、正方形状)に形成されていてもよい。この場合、凸部4eの外周縁4fが備える複数の頂点がそれぞれ開口部6dの内部でブレード6と接触することにより、基台4とブレード6との位置合わせが行われる。
また、凸部4eの高さ(図2で左右方向の長さ)は、ブレード6の開口部6dの幅(図2で左右方向の長さ)以下であることが好ましい。この場合、凸部4eを開口部6dに挿入しても、凸部4eがブレード6の第2面6b側から突出しない。そのため、回転軸40に固定されたブレードマウント44(図4参照)に基台付きブレード2を装着する際、凸部4eがブレードマウント44と接触して基台付きブレード2の装着が妨げられることを防止できる。
上記のように、本実施形態に係る基台付きブレード2では、基台4の凸部4eをブレード6の開口部6dに挿入することにより、基台4とブレード6との位置合わせが行われる。そのため、位置合わせを行うための治具が不要となり、基台4とブレード6との位置合わせを簡易に行うことが可能となる。
なお、ブレード6の外周縁6cの直径は、基台4の外周縁4cの直径よりも大きい。そのため、基台4とブレード6とを結合すると、ブレード6の外周縁6cは基台4の外周縁4cよりも基台4の半径方向外側に配置され、外周縁4cから突出する。
基台付きブレード2を用いて被加工物の加工を行う際には、ブレード6をドレッサーボードに切り込ませて摩耗させ、ブレード6の形状を回転軸と同心状に整える作業(真円出し)が行われる。そのため、基台4とブレード6とが貼り合わされた段階では、必ずしも基台4の中心とブレード6の中心とが完全に一致していなくてもよい。
次に、基台付きブレード2を用いて被加工物を切削する切削装置の構成例について説明する。図3は、被加工物11を切削する切削装置20を示す斜視図である。
切削装置20によって切削される被加工物11の例としては、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスを備える半導体ウェーハや、CSP(Chip Size Package)基板、QFN(Quad Flat Non-leaded Package)基板等のパッケージ基板が挙げられる。ただし、被加工物11の種類、材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えば、被加工物11はセラミック、樹脂、金属等の材料でなる基板等であってもよい。
切削装置20は、各構成要素を支持する基台22を備え、基台22の上方には基台22の上面側を覆うカバー24が設けられている。カバー24の内部には被加工物11の加工が行われる空間が形成されており、この空間に基台付きブレード2が装着される切削ユニット26が配置されている。切削ユニット26は移動機構(不図示)に接続されており、この移動機構は切削ユニット26を前後方向(Y軸方向、割り出し送り方向)及び鉛直方向(Z軸方向)に沿って移動させる。
また、切削ユニット26の下方には、被加工物11を保持するチャックテーブル28が設けられている。チャックテーブル28の上面は被加工物11を保持する保持面を構成しており、この保持面には吸引路(不図示)を介して吸引源(不図示)が接続されている。被加工物11をチャックテーブル28上に配置した状態で、保持面に吸引源の負圧を作用させることにより、被加工物11がチャックテーブル28によって吸引保持される。
チャックテーブル28は移動機構(不図示)に接続されており、この移動機構はチャックテーブル28を左右方向(X軸方向、加工送り方向)に沿って移動させる。また、チャックテーブル28は回転機構(不図示)に接続されており、この回転機構はチャックテーブル28を鉛直方向(Z軸方向)と概ね平行な回転軸の周りに回転させる。
また、基台22の前方の角部には、カセットエレベータ30が設置されている。カセットエレベータ30の上面には、複数の被加工物11を収容可能なカセット32が載置される。カセットエレベータ30は昇降可能に構成されており、被加工物11が適切に搬出及び搬入されるようにカセット32の高さ(鉛直方向の位置)を調整する。
カバー24の前面24a側には、ユーザインタフェースとなるタッチパネル式のモニタ34が設けられている。このモニタ34は、切削ユニット26、切削ユニット26に接続された移動機構、チャックテーブル28、チャックテーブル28に接続された移動機構及び回転機構、カセットエレベータ30等とともに、切削装置20の各構成要素の動作を制御する制御ユニット(不図示)に接続されている。
図4は、切削ユニット26を示す斜視図である。切削ユニット26は、Y軸方向に沿って配置された回転軸(スピンドル)40を備える。
回転軸40は、筒状のスピンドルハウジング42に収容されている。回転軸40の先端部(一端部)は、スピンドルハウジング42の外部に露出しており、この回転軸40の先端部にはブレードマウント44が固定されている。また、回転軸40の他端側(基端側)には、回転軸40を回転させるモータ(不図示)が連結されている。
ブレードマウント44は、円盤状のフランジ部(固定フランジ)46と、フランジ部46の表面46aの中央部から突出する支持軸48とを備える。フランジ部46の外周部の表面46a側には、表面46aから突出する環状の凸部46bが設けられている。凸部46bは、その先端に先端面46cを備えており、先端面46cは表面46aに対して概ね平行に形成されている。
支持軸48は円筒状に形成されており、その先端部の外周面にはねじ部48aが設けられている。基台4の開口部4dに支持軸48を挿入すると、基台付きブレード2がブレードマウント44に装着される。
また、支持軸48の先端部には環状の固定ナット50が締結される。固定ナット50の中央には、支持軸48の径に対応する円形の開口部50aが形成されている。開口部50aには、支持軸48に形成されたねじ部48aに対応するねじ溝が設けられている。
支持軸48が基台4の開口部4dに挿入された状態で、支持軸48のねじ部48aに固定ナット50を締結すると、基台4の第1面4a(図1等参照)とフランジ部46の凸部46bとによって基台付きブレード2が挟持される。これにより、ブレード6が回転軸40の先端部に固定される。
切削ユニット26に基台付きブレード2が装着された状態で、回転軸40を回転させると、基台付きブレード2が回転軸40の軸心を中心に回転する。そして、チャックテーブル28(図3参照)によって保持された被加工物11に回転するブレード6を切り込ませることにより、被加工物11が切削される。
以上のように、本実施形態に係る基台付きブレード2は、環状の基台4と、基台4の第1面4a側に固定され中央に開口部6dが形成された環状のブレード6と、を有し、基台4は、第1面4aから突出し外周縁4fの形状が開口部6dの形状に対応する凸部4eを有する。そして、基台4とブレード6とは、凸部4eが開口部6dに挿入されることによって位置合わせがなされた状態で、接着剤を介して結合される。
上記の基台付きブレード2では、基台4の凸部4eをブレード6の開口部6dに挿入することにより、基台4とブレード6との位置合わせが行われる。そのため、位置合わせを行うための治具が不要となり、基台4とブレード6との位置合わせを簡易に行うことが可能となる。
なお、上記の実施形態では、ブレード6が基台4の第1面4aと接触するように固定される例について説明したが、ブレード6の固定の方法はこれに限定されない。例えば、ブレード6は、基台4の第1面4aから突出する凸部の先端面と接触するように固定されてもよい。図5は、変形例に係る基台付きブレード2を示す分解断面図である。
図5に示す基台付きブレード2においては、基台4の外周部に、第1面4aからブレード6側に突出する環状の第1凸部4gが外周縁4cに沿って設けられている。また、第1凸部4gよりも基台4の半径方向内側で、且つ凸部4eよりも基台4の半径方向外側の領域に、第1面4aからブレード6側に突出する環状の第2凸部4hが、凸部4e及び第1凸部4gと離れて設けられている。
第1凸部4gと第2凸部4hとは、開口部4dを囲むように同心円状に形成される。また、第1凸部4gの先端面(第1先端面4i)及び第2凸部4hの先端面(第2先端面4j)は、それぞれ第1面4aと概ね平行に形成される。なお、第1凸部4g及び第2凸部4hはそれぞれ、第1面4aからの突出量が、開口部4dの周囲に形成された凸部4eの第1面4aからの突出量よりも小さくなるように形成される。
ブレード6は、第1面6aが第1先端面4i及び第2先端面4jと接触するように固定される。なお、基台4とブレード6とを貼り合わせる際は、第1先端面4iには接着剤が塗布されず、第2先端面4jに接着剤が塗布されることが好ましい。これにより、基台4に塗布された接着剤がブレード6の外周縁6c側にはみ出しにくくなり、基台付きブレード2の品質低下が防止される。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 基台付きブレード
4 基台
4a 第1面
4b 第2面
4c 外周縁
4d 開口部
4e 凸部
4f 外周縁
4g 第1凸部
4h 第2凸部
4i 第1先端面
4j 第2先端面
6 ブレード
6a 第1面
6b 第2面
6c 外周縁
6d 開口部
20 切削装置
22 基台
24 カバー
24a 前面
26 切削ユニット
28 チャックテーブル
30 カセットエレベータ
32 カセット
34 モニタ
40 回転軸(スピンドル)
42 スピンドルハウジング
44 ブレードマウント
46 フランジ部(固定フランジ)
46a 表面
46b 凸部
46c 先端面
48 支持軸
48a ねじ部
50 固定ナット
50a 開口部
11 被加工物

Claims (1)

  1. 回転軸に装着される基台付きブレードであって、
    環状の基台と、該基台の第1面側に固定され中央に開口部が形成された環状のブレードと、を有し、
    該基台は、該第1面から突出し外周縁の形状が該開口部の形状に対応する凸部を有し、
    該基台と該ブレードとは、該凸部が該開口部に挿入されることによって位置合わせがなされた状態で、接着剤を介して結合されることを特徴とする基台付きブレード。
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