JP2020171133A - ステータ、およびステータの製造方法 - Google Patents

ステータ、およびステータの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】故障のおそれが低減された電動機のステータ、およびステータの製造方法を提供する。【解決手段】電動機のステータ10であって、鉄心部12と、電動機の軸方向での鉄心部12の両端12a、12b側の各々において、コイルエンド14を有するように鉄心部12に設けられたコイル16と、コイルエンド14を固定する硬化した含浸剤18と、両端12a、12b側の各々についてコイルエンド14を被覆した絶縁性の被覆部材22と、を備え、コイルエンド14は、外周部14aと内周部14bとのうちの少なくとも外周部14aが被覆部材22により被覆されている。【選択図】図1

Description

本発明は、故障のおそれが低減された電動機のステータ、およびステータの製造方法に関する。
電動機のステータは、コイルエンドを有するように鉄心部に設けられたコイルを有する。また、コイルエンドには、特許文献1のように、含浸剤が含浸される。
含浸剤は温度硬化型の接着剤である。含浸剤が硬化することで、鉄心部にコイルエンドが固定される。
特開2013−219970号公報
流体状の含浸剤の多くは、コイルエンドに含浸させても、硬化させる前に抜け落ちてしまう。コイルエンドに含浸した含浸剤の量が不足していると、含浸剤を硬化させてもコイルエンドが固定されない。コイルエンドが固定されていない状態で電動機を稼働させると、稼働時の振動によってコイルエンドが傷付くおそれがある。コイルエンドの傷は、電動機の故障の原因になる。
そこで、本発明は、故障のおそれが低減された電動機のステータ、およびステータの製造方法を提供することを目的とする。
発明の一つの態様は、電動機のステータであって、鉄心部と、前記電動機の軸方向での前記鉄心部の両端側の各々において、コイルエンドを有するように前記鉄心部に設けられたコイルと、前記コイルエンドを固定する硬化した含浸剤と、前記両端側の各々について前記コイルエンドを被覆した絶縁性の被覆部材と、を備え、前記コイルエンドは、外周部と内周部とのうちの少なくとも前記外周部が前記被覆部材により被覆されている。
発明のもう一つの態様は、電動機のステータの製造方法であって、前記電動機の軸方向での鉄心部の両端側の各々において、コイルエンドを有するように前記鉄心部にコイルを設けるコイル形成工程と、前記両端側の各々について、絶縁性を有する被覆部材で前記コイルエンドを被覆する被覆工程と、前記被覆部材で被覆された前記コイルエンドに含浸剤を含浸させる含浸工程と、前記コイルに含浸させた前記含浸剤を硬化させる硬化工程と、を含み、前記被覆工程では、前記コイルエンドの外周部と内周部とのうちの少なくとも前記外周部を前記被覆部材により被覆する。
本発明によれば、故障のおそれが低減された電動機のステータ、およびステータの製造方法が提供される。
図1Aは、実施の形態のステータの全体構成図である。図1Bは、図1Aから被覆部材を省略した構成図である。 実施の形態のステータの製造方法が示されたフローチャートである。 実施の形態のステータの製造中の様子(その1)である。 実施の形態のステータの製造中の様子(その2)である。
以下、本発明について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1Aは、実施の形態のステータ10の全体構成図である。図1Bは、図1Aから被覆部材22を省略した構成図である。
本実施の形態のステータ10は、ロータやシャフトとともに電動機を構成するパーツの1つである。ステータ10は、鉄心部12と、電動機の軸方向での鉄心部12の両端12a、12b側の各々において、コイルエンド14を有するように鉄心部12に設けられたコイル16と、コイルエンド14を固定する硬化した含浸剤18と、を備える。上記の「軸方向」とは、電動機の回転主軸であるシャフトの長手方向に沿った方向である。
以下、説明の簡略化のために、鉄心部12の両端12a、12bのうちの一方12a側に主に着目して説明することとする。ただし、鉄心部12の両端12a、12bのうちの他方12b側についても以下の説明が適用可能であることを、予めことわっておく。
コイル16は、導電性を有する線材からなる。導電性を有する線材とは、例えばエナメル線である。コイル16のコイルエンド14は、外周部14aと、内周部14bと、外周部14aと内周部14bとの間に亘った端面14cと、を有する。
含浸剤18は、加熱により硬化する温度硬化型の接着剤である。本実施の形態では、エステル系の無溶剤が含浸剤18として使用されていることとする。含浸剤18は、コイルエンド14においてコイル16の隙間に含浸した状態で硬化している。これにより、コイルエンド14が鉄心部12に強固に固定される。また、ステータ10を有する電動機の稼働で生じる振動によってコイルエンド14を形成する線材が擦れるおそれが低減される。その結果、ステータ10が故障するおそれが低減される。
また、ステータ10は、コイルエンド14に巻き付くようにしてコイルエンド14を縛った緊縛糸20と、コイルエンド14を被覆した2つの被覆部材22(22A、22B)と、をさらに備える。
緊縛糸20により、コイルエンド14が鉄心部12に対してより強固に固定される。また、緊縛糸20で縛ったことで、コイルエンド14の外形も整えられる。緊縛糸20に代えて、あるいは緊縛糸20に加えて他の部材でコイルエンド14を縛ってもよい。緊縛糸20以外でのコイルエンド14を縛る部材とは、例えば不織布である。
被覆部材22は、本実施の形態ではシリコンを材料に含んだ絶縁性の粘着テープである。粘着テープである被覆部材22は、粘着性のある面(粘着面)を有する。被覆部材22は、粘着面がコイルエンド14に貼付されることで、剥がれることなくコイルエンド14を被覆している。
2つの被覆部材22のうち、第1の被覆部材22Aは、外周部14aの全周に亘って巻回された長尺状の長尺部24を有する。また、第1の被覆部材22Aは、長尺部24から内周部14bの方に向かってコイルエンド14の表面上を延び、端面14cを被覆した複数の短冊状の短冊部26を有する。
2つの被覆部材22のうち、第2の被覆部材22Bは、内周部14bの全周に亘って巻回されている。第2の被覆部材22Bの形状は、第1の被覆部材22Aの長尺部24と同様に、長尺状である。
このように、本実施の形態では、第1の被覆部材22Aと第2の被覆部材22Bとにより、コイルエンド14の外周部14a、端面14c、および内周部14bが被覆されている。これにより、電動機の製造段階におけるステータ10の運搬時や、電動機の稼働時において、ステータ10のコイルエンド14が傷付くおそれが低減される。
図2は、実施の形態のステータ10の製造方法が示されたフローチャートである。図3は、実施の形態のステータ10の製造中の様子(その1)である。
以下、上記のステータ10の製造方法を説明する。まず、鉄心部12にコイル16を設ける(コイル形成工程S1)。本工程では、電動機の軸方向での鉄心部12の両端12a、12b側の各々において、コイルエンド14を有するように鉄心部12にコイル16を設ける。コイル16は、限定されないが、本実施の形態ではエナメル線を使用して形成することとする。このとき、コイルエンド14に緊縛糸20を巻き付けることで、コイルエンド14の外形を容易に整えることができる。これにより、図3の構成を得る。図3のように、コイルエンド14は外周部14aと、内周部14bと、外周部14aと内周部14bとの間に亘った端面14cと、を有する。
次に、コイルエンド14を被覆するための絶縁性の被覆部材22を準備する(被覆部材形成工程S2)。本実施の形態では、長尺状の長尺部24と、長尺部24から短手方向に向かって延びる複数の短冊状の短冊部26と、を有する第1の被覆部材22Aと、長尺状の第2の被覆部材22Bと、を準備する。
被覆部材22は、本実施の形態ではシリコンを材料に含んだ絶縁性の粘着テープである。粘着テープは切ることが容易であるため、形状を適宜整えることが容易である。例えば、矩形の粘着テープに切れ目を入れることで、長尺部24と複数の短冊部26とを有する第1の被覆部材22Aが容易に形成される。
なお、上記の説明からも分かるように、被覆部材形成工程S2は、コイル形成工程S1よりも先に行われても、あるいは並行して行われても問題ない。
図4は、実施の形態のステータ10の製造中の様子(その2)である。
次に、被覆部材22でコイルエンド14を被覆する(被覆工程S3)。本工程では、まず、図4のように、長尺部24と複数の短冊部26とを有する第1の被覆部材22Aの長尺部24をコイルエンド14の外周部14aに巻回することで、外周部14aの全周を被覆する。続いて、複数の短冊部26を内周部14b側に向けて折り曲げることで、短冊部26によって端面14cの全周を被覆する。そして、長尺状の第2の被覆部材22Bをコイルエンド14の内周部14bに巻回することで、内周部14bの全周を被覆する。上記したように、本実施の形態では被覆部材22として粘着テープを使用しているため、被覆部材22をコイルエンド14に貼付するという簡易な作業で、コイルエンド14の外周部14a、端面14c、および内周部14bを被覆することができる。
被覆工程S3が完了することにより、コイルエンド14に硬化した含浸剤18が含浸されていないという点を除いて、外観では図1Aと同様の構成を得る。
次に、被覆部材22で被覆されたコイルエンド14に含浸剤18を含浸させる(含浸工程S4)。含浸剤18は、特に限定されないが、例えばエステル系の無溶剤、または樹脂を溶媒に溶かした有機溶媒を使用することができる。本実施の形態では、含浸剤18としてエステル系の無溶剤を使用することとする。また、コイルエンド14への含浸剤18の含浸は、含浸剤18が貯留された槽を用意し、槽に貯留された含浸剤18に鉄心部12および鉄心部12に設けられたコイル16を浸漬することで行うこととする。このとき、含浸剤18は、例えばコイルエンド14と鉄心部12との間のコイル16の一部が露出する隙間(図1A参照)から、コイルエンド14に含浸する。
次に、槽から鉄心部12およびコイル16を引き揚げてから、コイルエンド14に含浸させた含浸剤18を加熱して硬化させる(硬化工程S5)。本実施の形態では、被覆部材22によってコイルエンド14が被覆されている。これにより、コイルエンド14を引き揚げてから含浸剤18を硬化させるまでの間において、コイルエンド14から抜けてしまう含浸剤18の量が低減される。
以上の製造方法により、図1Aの構成を得る。含浸工程S4を行うよりも前に被覆部材22でコイルエンド14を被覆したことにより、ステータ10のコイルエンド14には十分な量の含浸剤18が硬化した状態で含浸される。したがって、コイルエンド14が鉄心部12に対して良好に固定される。これにより、ステータ10を有する電動機を稼働させたときに、ステータ10が故障するおそれが低減される。
[変形例]
以上、本発明の一例として実施の形態が説明されたが、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
(変形例1)
被覆部材22は、絶縁性と、コイルエンド14に密着できるだけの吸着力と、を有した部材であれば、シリコンを材料に含んだ粘着テープに限定されない。例えば、被覆部材22は、耐熱性および絶縁性を有するフィルム材(ラップ)であってもよい。
(変形例2)
実施の形態では、コイルエンド14の外周部14aと端面14cとを被覆する第1の被覆部材22Aと、コイルエンド14の内周部14bを被覆する第2の被覆部材22Bと、を説明した。第1の被覆部材22Aは、外周部14a、端面14c、および内周部14bを被覆するように変更されてもよい。第1の被覆部材22Aで内周部14bも被覆する場合は、端面14cのみならず内周部14bも被覆する短冊部26を形成すればよい。また、第1の被覆部材22Aでコイルエンド14の外周部14a、端面14c、および内周部14bを被覆できる場合、第2の被覆部材22Bは省略されてもよい。
本変形例のもう一つの例として、例えば、実施の形態で説明した第1の被覆部材22Aの形状と、第2の被覆部材22Bの形状とは、お互いに入れ替わってもよい。この場合、長尺状の第1の被覆部材22Aによって、コイルエンド14の外周部14aを被覆してもよい。また、第2の被覆部材22Bが有する長尺状の長尺部24によってコイルエンド14の内周部14bを被覆し、第2の被覆部材22Bが有する複数の短冊部26によって端面14cを被覆してもよい。
また、本変形例のもう一つの例として、例えば、3つ以上の被覆部材22がステータ10に備わってもよい。このとき、何層にも重ねるようにして複数の被覆部材22を設けてもよい。
(変形例3)
含浸剤18をコイルエンド14に含浸させる方法は、実施の形態で説明した方法(浸漬)の他にも存在する。それは例えば、コイルエンド14に対して液状の含浸剤18を滴下する方法である。この方法では、コイルエンド14の内周部14bに向けて含浸剤18を滴下する。これにより、コイルエンド14の内周部14bから外周部14aに向けて、含浸剤18が徐々に含浸する。
このとき、内周部14bが被覆部材22で被覆されていると、その被覆部材22が邪魔になってしまい、含浸剤18をコイルエンド14に含浸させることが難しくなる。したがって、内周部14bへの滴下によって含浸剤18をコイルエンド14に含浸させる場合、コイルエンド14の少なくとも外周部14aが被覆部材22で被覆されていれば、内周部14bは被覆部材22で被覆されなくてもよい。これにより、滴下した含浸剤18のうち、硬化する前に外周部14aから抜けてしまう含浸剤18の量が低減される。なお、本変形例では、外周部14aのみならず端面14cを被覆部材22で被覆してもよい。これにより、滴下した含浸剤18のうち、硬化する前に外周部14aおよび端面14cから抜けてしまう含浸剤18の量が低減される。
(変形例4)
被覆部材22は、1以上の孔を有してもよい。孔は、第1の被覆部材22Aと第2の被覆部材22Bとがある場合は、第1の被覆部材22Aと第2の被覆部材22Bとの両方が有してもよいし、どちらか一方が有してもよい。また、孔を有する被覆部材22を備えたステータ10を製造するにあたり、ステータ10の製造方法には、含浸工程S4までに被覆部材22に孔を形成する工程(孔形成工程)が含まれてもよい。
コイルエンド14に含浸させる含浸剤18の不足がステータ10の不良の原因になることは、既に説明した通りである。かといって、コイルエンド14に過剰な量の含浸剤18が含浸していると、それもまたステータ10の不良の原因となる。過剰な量の含浸剤18によって生じるステータ10の不良とは、例えば、含浸剤18を含めたコイルエンド14の体積が、設計上の許容値よりも大きくなることである。
被覆部材22に孔を設けることにより、その孔を介して過剰な分の含浸剤18を含浸工程後に排出することができる。したがって、本変形例によれば、過剰な量の含浸剤18によってステータ10に不良が生じるおそれを低減することができる。
(変形例5)
以下、実施の形態でコイルエンド14を縛った緊縛糸20を便宜的に「第1の緊縛糸20」と記載する。ステータ10は、被覆部材22を介してコイルエンド14を縛った第2の緊縛糸28を、第1の緊縛糸20とは別でさらに備えてもよい。その場合、ステータ10の製造方法には、被覆工程S3と硬化工程S5との間に、被覆部材22を介してコイルエンド14を第2の緊縛糸28で縛る補強工程がさらに含まれてもよい。
第2の緊縛糸28は、コイルエンド14の外周部14a、内周部14b、および端面14cのうちの被覆部材22で被覆された部分に関しては被覆部材22の上からコイルエンド14を縛る。これにより、被覆部材22がより強固にコイルエンド14に密着する。第2の緊縛糸28によるコイルエンド14の具体的な縛り方は、特に限定されないが、例えば第1の緊縛糸20と同様の縛り方でよい。また、第1の緊縛糸20と同様に、第2の緊縛糸28は、不織布で代替してもよい。
(変形例6)
上記の実施の形態、および変形例は、矛盾の生じない範囲内で適宜組み合わされてもよい。
[実施の形態から得られる発明]
上記実施の形態および変形例から把握しうる発明について、以下に記載する。
<第1の発明>
電動機のステータ(10)であって、鉄心部(12)と、前記電動機の軸方向での前記鉄心部(12)の両端(12a、12b)側の各々において、コイルエンド(14)を有するように前記鉄心部(12)に設けられたコイル(16)と、前記コイルエンド(14)を固定する硬化した含浸剤(18)と、前記両端(12a、12b)側の各々について前記コイルエンド(14)を被覆した絶縁性の被覆部材(22)と、を備え、前記コイルエンド(14)は、外周部(14a)と内周部(14b)とのうちの少なくとも前記外周部(14a)が前記被覆部材(22)により被覆されている。
これにより、故障のおそれが低減された電動機のステータ(10)が提供される。
前記被覆部材(22)は、粘着性のある面を有し、前記面が前記コイルエンド(14)に貼付されてもよい。これにより、被覆部材(22)が剥がれることなく、コイルエンド(14)が被覆される。
前記外周部(14a)を被覆した前記被覆部材(22)は、前記外周部(14a)に沿って巻回された長尺状の長尺部(24)を有してもよい。これにより、被覆部材(22)によって、外周部(14a)が被覆される。
前記コイルエンド(14)は、前記外周部(14a)と前記内周部(14b)との間に亘った端面(14c)を有し、前記コイルエンド(14)の前記端面(14c)が前記被覆部材(22)により被覆されてもよい。これにより、被覆部材(22)によって、コイルエンド(14)の端面(14c)が被覆される。
前記コイルエンド(14)の前記内周部(14b)が前記被覆部材(22)により被覆されてもよい。これにより、被覆部材(22)によって、コイルエンド(14)の内周部(14b)が被覆される。
少なくとも前記外周部(14a)を被覆した前記被覆部材(22)は、前記長尺部(24)から前記内周部(14b)の方に向かって前記コイルエンド(14)の表面上を延び、前記端面(14c)と前記内周部(14b)とのうちの少なくとも前記端面(14c)を被覆した複数の短冊状の短冊部(26)と、を有してもよい。これにより、外周部(14a)が長尺部(24)により巻回され、端面(14c)と内周部(14b)とが複数の短冊部(26)によって被覆される。
前記被覆部材(22)の数は、複数であり、複数の前記被覆部材(22)には、前記コイルエンド(14)の少なくとも前記外周部(14a)を被覆する第1の前記被覆部材(22A)と、前記コイルエンド(14)の少なくとも前記端面(14c)または前記内周部(14b)を被覆する第2の前記被覆部材(22B)と、が含まれてもよい。これにより、コイルエンド(14)が複数の被覆部材(22)で被覆される。
前記被覆部材(22)は、1以上の孔を有してもよい。これにより、過剰な含浸剤(18)がコイルエンド(14)から排出される。
前記被覆部材(22)を介して前記コイルエンド(14)を縛った緊縛糸(28)または不織布をさらに備えてもよい。これにより、コイルエンド(14)がより強固に鉄心部(12)に固定される。
<第2の発明>
電動機のステータ(10)の製造方法であって、前記電動機の軸方向での鉄心部(12)の両端(12a、12b)側の各々において、コイルエンド(14)を有するように前記鉄心部(12)にコイル(16)を設けるコイル形成工程と、前記両端(12a、12b)側の各々について、絶縁性を有する被覆部材(22)で前記コイルエンド(14)を被覆する被覆工程と、前記被覆部材(22)で被覆された前記コイルエンド(14)に含浸剤(18)を含浸させる含浸工程と、前記コイル(16)に含浸させた前記含浸剤(18)を硬化させる硬化工程と、を含み、前記被覆工程では、前記コイルエンド(14)の外周部(14a)と内周部(14b)とのうちの少なくとも前記外周部(14a)を前記被覆部材(22)により被覆する。
これにより、故障のおそれが低減されたステータ(10)の製造方法が提供される。
前記被覆工程では、前記外周部(14a)と前記内周部(14b)との間に亘った前記コイルエンド(14)の端面(14c)を前記被覆部材(22)により被覆してもよい。これにより、被覆部材(22)によって、端面(14c)が被覆される。
前記被覆工程では、前記コイルエンド(14)の前記内周部(14b)を前記被覆部材(22)により被覆してもよい。これにより、被覆部材(22)によって、内周部(14b)が被覆される。
前記被覆工程に先立って、長尺状の長尺部(24)と、前記長尺部(24)から短手方向に向かって延びる複数の短冊状の短冊部(26)と、を前記被覆部材(22)に形成する被覆部材形成工程をさらに含み、前記被覆工程では、前記外周部(14a)の全周に亘って前記長尺部(24)を巻回し、前記端面(14c)と前記内周部(14b)とのうちの少なくとも前記端面(14c)を複数の前記短冊部(26)により被覆してもよい。これにより、外周部(14a)が長尺部(24)により巻回され、端面(14c)と内周部(14b)とが複数の短冊部(26)によって被覆される。
前記被覆部材(22)の数は、複数であり、前記被覆工程では、前記コイルエンド(14)の少なくとも前記外周部(14a)を被覆する第1の前記被覆部材(22A)と、前記コイルエンド(14)の少なくとも前記端面(14c)または前記内周部(14b)を被覆する第2の前記被覆部材(22B)と、により前記コイルエンド(14)を被覆してもよい。これにより、コイルエンド(14)が複数の被覆部材(22)で被覆される。
前記被覆工程と前記硬化工程との間に、前記被覆部材(22)を介して前記コイルエンド(14)を緊縛糸(28)または不織布で縛る補強工程をさらに含んでもよい。これにより、コイルエンド(14)がより強固に鉄心部(12)に固定される。
10…ステータ 12…鉄心部
12a…一方の端 12b…他方の端
14…コイルエンド 14a…外周部
14b…内周部 14c…端面
16…コイル 18…含浸剤
20…(第1の)緊縛糸
22…被覆部材(22A…第1の被覆部材、22B…第2の被覆部材)
24…長尺部 26…短冊部
28…(第2の)緊縛糸

Claims (15)

  1. 電動機のステータであって、
    鉄心部と、
    前記電動機の軸方向での前記鉄心部の両端側の各々において、コイルエンドを有するように前記鉄心部に設けられたコイルと、
    前記コイルエンドを固定する硬化した含浸剤と、
    前記両端側の各々について前記コイルエンドを被覆した絶縁性の被覆部材と、
    を備え、
    前記コイルエンドは、外周部と内周部とのうちの少なくとも前記外周部が前記被覆部材により被覆されている、ステータ。
  2. 請求項1に記載のステータであって、
    前記被覆部材は、粘着性のある面を有し、前記面が前記コイルエンドに貼付されている、ステータ。
  3. 請求項1または2に記載のステータであって、
    前記外周部を被覆した前記被覆部材は、前記外周部に沿って巻回された長尺状の長尺部を有する、ステータ。
  4. 請求項3に記載のステータであって、
    前記コイルエンドは、前記外周部と前記内周部との間に亘った端面を有し、
    前記コイルエンドの前記端面が前記被覆部材により被覆されている、ステータ。
  5. 請求項4に記載のステータであって、
    前記コイルエンドの前記内周部が前記被覆部材により被覆されている、ステータ。
  6. 請求項4または5に記載のステータであって、
    少なくとも前記外周部を被覆した前記被覆部材は、
    前記長尺部から前記内周部の方に向かって前記コイルエンドの表面上を延び、前記端面と前記内周部とのうちの少なくとも前記端面を被覆した複数の短冊状の短冊部と、
    を有する、ステータ。
  7. 請求項5または6に記載のステータであって、
    前記被覆部材の数は、複数であり、
    複数の前記被覆部材には、前記コイルエンドの少なくとも前記外周部を被覆する第1の前記被覆部材と、前記コイルエンドの少なくとも前記端面または前記内周部を被覆する第2の前記被覆部材と、が含まれる、ステータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のステータであって、
    前記被覆部材は、1以上の孔を有する、ステータ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のステータであって、
    前記被覆部材を介して前記コイルエンドを縛った緊縛糸または不織布をさらに備える、ステータ。
  10. 電動機のステータの製造方法であって、
    前記電動機の軸方向での鉄心部の両端側の各々において、コイルエンドを有するように前記鉄心部にコイルを設けるコイル形成工程と、
    前記両端側の各々について、絶縁性を有する被覆部材で前記コイルエンドを被覆する被覆工程と、
    前記被覆部材で被覆された前記コイルエンドに含浸剤を含浸させる含浸工程と、
    前記コイルに含浸させた前記含浸剤を硬化させる硬化工程と、
    を含み、
    前記被覆工程では、前記コイルエンドの外周部と内周部とのうちの少なくとも前記外周部を前記被覆部材により被覆する、ステータの製造方法。
  11. 請求項10に記載のステータの製造方法であって、
    前記被覆工程では、前記外周部と前記内周部との間に亘った前記コイルエンドの端面を前記被覆部材により被覆する、ステータの製造方法。
  12. 請求項11に記載のステータの製造方法であって、
    前記被覆工程では、前記コイルエンドの前記内周部を前記被覆部材により被覆する、ステータの製造方法。
  13. 請求項11または12に記載のステータの製造方法であって、
    前記被覆工程に先立って、長尺状の長尺部と、前記長尺部から短手方向に向かって延びる複数の短冊状の短冊部と、を前記被覆部材に形成する被覆部材形成工程をさらに含み、
    前記被覆工程では、前記外周部の全周に亘って前記長尺部を巻回し、前記端面と前記内周部とのうちの少なくとも前記端面を複数の前記短冊部により被覆する、ステータの製造方法。
  14. 請求項12または13に記載のステータの製造方法であって、
    前記被覆部材の数は、複数であり、
    前記被覆工程では、前記コイルエンドの少なくとも前記外周部を被覆する第1の前記被覆部材と、前記コイルエンドの少なくとも前記端面または前記内周部を被覆する第2の前記被覆部材と、により前記コイルエンドを被覆する、ステータの製造方法。
  15. 請求項10〜14のいずれか1項に記載のステータの製造方法であって、
    前記被覆工程と前記硬化工程との間に、前記被覆部材を介して前記コイルエンドを緊縛糸または不織布で縛る補強工程をさらに含む、ステータの製造方法。
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