JP2020170149A - 挿入可能なパーカッションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 新規なドラムシステムを提供すること。【解決手段】 本発明によるドラムシステム(100)は、打楽器(3)と、この第1の打楽器(3)に動作可能に接続された挿入/後退機構(105)であって、第1の打楽器(3)を第2の打楽器(103)に対して弧(β)に沿って後退位置から挿入位置に、及び挿入位置から後退位置に、垂直及び水平に移動させるように構成された挿入/後退機構(105)とを備えている。【選択図】 図15
Description
本発明は、打楽器(percussion instruments)に関し、特に、打楽器を挿入したり後退させたりするためのシステムに関する。
多種多様な異なる音を発するパーカッションセットが開発されている。パーカッションセットには、例えば、ドラム、シンバル、ベル、カウベル、ハイハット、タンバリン、ウッドブロック等が含まれ得る。ドラムの中にも、例えば、ケトルドラム、スチールドラム、ボンゴドラム、トムトム、バスドラム、テナードラム、スネアドラム等、多種多様な異なるドラムが存在する。これらの異なる打楽器によって作り出される豊富な音に加えるために、これらの打楽器を叩き打つための様々なテクニック(例えばリムショット等)が創案され、任意の一つの打楽器からも色々な音が得られるようにされてきた。
しかしながら、従来、打楽器は、演奏者(すなわち打楽器奏者)に対して定位置に配置されていた。打楽器はスペースを取るので、任意の一つのパーカッションセットの一部を形成し得る打楽器の数には制限があった。さらに、各打楽器の固定位置は、パーカッションセットが作り出すことのできる音の数を制限した。
本書において開示される発明は、パーカッションセットから打楽器を挿入し後退させるためのシステムを提供する。本書に開示されるシステムを使用すると、打楽器奏者が演奏しているときに、本システムを使用しない場合には打楽器奏者が入手できないであろう打楽器の異なる配置構成を利用できるので、演奏者は、より広い範囲の音及びリズムを作り出すことができる。
さらに、例えば、第1のドラムを下向きに打ち、本書に開示されるシステムの使用によって第1のドラムの上に挿入された第2のドラムを上向きに打つことからドラムビートを生ぜしめる配置を設定し得る。このようにして、打楽器奏者は、結果として得られるドラムビートの量を2倍にすることができる。すなわち、下方への打撃から得られる一般的なビートに、上方への打撃から得られるビートを加えることができる。
本書に組み込まれ、その一部を構成する添付の図面は、本発明の態様の様々な例示的実施形態を示す様々な例示的システム、方法等を示す。図面に示された要素の境界線(例えば、ボックス、ボックス群、又は他の形状)は、境界線の一例を表すことは理解されよう。当業者は、1つの要素が複数の要素として設計され得ること、又は複数の要素が1つの要素として設計され得ることを理解するであろう。別の要素の内部構成要素として示される要素は、外部構成要素として実装されてもよく、その逆も同様である。さらに、要素は一定の縮尺で描かれていない場合がある。
図1、図2A及び図2Bは、例示的な挿入可能なパーカッションシステム1の斜視図を示す。システム1は打楽器3を含む。図示実施形態では、打楽器3はドラムに相当する。他の実施形態では、打楽器3は、ドラムとは異なる打楽器に相当するものであってもよい。また、挿入可能なパーカッションシステム1はスタンド5を含み、このスタンド5は、床Fから離してスタンド5を支持するための基部又は脚部5aを有する。スタンド5は、一般的に、打楽器3を床Fから垂直に離して支持する。
挿入可能なパーカッションパーカッションシステム1は、打楽器3及びスタンド5に接続された挿入/後退機構7を含む。システム1はまた、スタンド5の基部5aに、又はその近くの床F上に配置されるペダル9を含む。スタンド5は、打楽器3及び挿入/後退機構7をペダル9から上下に分離する。挿入可能なパーカッションシステム1はまた、ペダル9を挿入/後退機構7に接続するケーブル11を含む。ペダル9を上下に操作すると(すなわち、押圧したり解放したりすると)、ペダル9がケーブル11を引いたり解放したりして、挿入/後退機構7が打楽器3を実質的に水平に移動させる。
ペダル9を押し下げると、ペダル9がケーブル11を引っ張り、これにより、挿入/後退機構7が打楽器3を図1に示す後退位置から図2A及び図2Bに示す挿入位置まで実質的に水平に移動させる。ペダル9を解放すると、ペダル9がケーブル11を解放し、これにより、挿入/後退機構7が打楽器3を図2A及び図2Bに示す挿入位置から図1の後退位置に実質的に水平に戻す。
一実施形態において、図1、図2A及び図2Bに示す挿入可能なパーカッションシステム1は、ドラムセット又はパーカッションセットの一部を形成する。パーカッションセットでは、上述したようにペダル9の操作によって打楽器3を挿入して、打楽器3を一時的に打楽器奏者が演奏できるようにすることができる。打楽器3は、例えば、他の打楽器103の代わりに演奏するよう打楽器3を打楽器奏者に利用可能にするために、パーカッションセットにおける他の打楽器103の上に挿入され得る。打楽器奏者が他の打楽器103の演奏に戻る準備ができているときはいつでも、打楽器奏者は、他の打楽器を打楽器奏者が演奏できるようにするために、ペダル9の操作によって打楽器3を取り除くか又は後退させることができる。
一実施形態では、図1、図2A及び図2Bに示される挿入可能なパーカッションシステム1は、図2Aに示されるように、叩き棒又はドラムスティック60のダウンストローク又は下方運動で打たれることによって演奏されるように意図された別の打楽器103を含むドラムセット又はパーカッションセットの一部を形成する。この実施形態では、打楽器3は、図2Bに示されるように、叩き棒又はドラムスティック60のアップストローク又は上方運動で打たれることによって演奏されるように意図され得る。このセッティングでは、打楽器3をダウンストローク用の打楽器103の上に挿入して、ダウンストローク用の打楽器103と組み合わせてアップストロークで演奏するために打楽器奏者が打楽器3を利用できるようにすることができる。ペダル9を操作することにより、打楽器3は、ダウンストローク用打楽器103の上方の挿入位置に水平に移動することができる。
別の実施形態では、役割が逆転され、すなわち、打楽器3は、叩き棒又はドラムスティックのダウンストローク又は下方運動で打たれることによって演奏されるように意図されてもよく、打楽器3は、アップストローク用打楽器の下側又は下方に挿入される。
打楽器奏者は、ダウンストローク運動でダウンストローク用打楽器103を打撃し、続けての(すなわち、その直後の)アップストローク運動でアップストローク用打楽器を打撃する。このようにして、打楽器奏者は、結果として生じるドラムビートの量を2倍にすることができる。すなわち、下向きの打撃からの従来のビートに、打楽器3の上向きの打撃から生じるビートを加えることができる。打楽器奏者がこのアップストローク/ダウンストロークモードで演奏を終了する準備ができているときはいつでも、打楽器奏者は、ペダル9の操作によって打楽器3を取り除くか又は後退させることができる。
上記のアップストローク/ダウンストロークの実施形態では、挿入可能なパーカッションシステム1の挿入位置は、アップストローク用ドラムの演奏面(例えば、打楽器3の皮)の大部分がダウンストローク用ドラム103の演奏面の大部分に対面する位置、又は垂直に重なる位置に対応し得る。一方、挿入可能なパーカッションシステム1の後退位置は、アップストローク用ドラムの演奏面(例えば、打楽器3の皮)の大部分がダウンストローク用ドラム103の演奏面の大部分に対面しない位置、又は垂直に重ならない位置に対応し得る。図示の実施形態では、挿入/後退機構7は、第1のアーム13及び第2のアーム15を含む。
図3は、例示的な第1のアーム13の斜視図を示す。第1のアーム13は、図1及び図2aに示されるように、打楽器3に動作可能かつ回転可能に接続する打楽器端部13aを含む。第1のアーム13はまた、打楽器3aの遠位にあるジョイント端部13bを含む。ジョイント端部13bは、第2のアーム15bに動作可能かつ回転可能に接続する。
図4は、例示的な第2のアーム15の斜視図を示す。第2のアーム15は、スタンド5に動作可能かつ回転可能に接続するスタンド端部15aを含む。第2のアーム15はまた、スタンド5の遠位にあるジョイント端部15bを含み、このジョイント端部15bは、第1のアーム13のジョイント端部13bに動作可能かつ回転可能に接続する。また、第2のアーム15には引張り位置15cがあり、この位置で第2のアーム15はケーブル11に動作可能に接続され得る。
ペダル9の操作によりケーブル11を引っ張ると、第2アーム15がスタンド端部15a及びジョイント端部15bを中心に回転すると共に、第1アーム13がジョイント端部13b及び打楽器端部13aを中心に回転して、挿入/後退機構7を効果的に伸張させ、打楽器3を挿入位置へとスタンド5から離れる方向に水平に移動させる。
ペダル9の操作によりケーブル11を解放すると、第2のアーム15が、挿入時とは反対方向に、スタンド端部15a及びジョイント端部15bを中心に回転すると共に、第1のアーム13がジョイント端部13b及び打楽器端部13aを中心に回転して、挿入/後退機構7を効果的に収縮させ、打楽器3を後退位置へとスタンド5に向かって水平に移動させる。
図1及び図2に示す実施形態では、挿入可能なパーカッションシステム1は、2つの第1のアーム13を含み、各第1のアーム13は、打楽器3に近い打楽器端部13aと、打楽器3から遠いジョイント端部16bとを有する。この実施形態では、挿入可能なパーカッションシステム1はまた、2つの第2のアーム15を含み、各第2のアーム15は、スタンド5に近いスタンド端部15aと、スタンド5から遠いジョイント端部16bとを有する。この実施形態では、第1のアームの各ジョイント端部13bは、第2のアームの各ジョイント端部15bに回転可能に接続され、第1のアーム13は、打楽器端部13a及びジョイント端部13bを中心に回転可能であり、第2のアーム15は、スタンド端部15a及びジョイント端部15bを中心に回転可能であり、挿入/後退機構7を挿入位置又は後退位置に伸縮させるようになっている。
一実施形態(図示せず)では、挿入/後退機構7は、挿入/後退機構7を後退方向へと(すなわち、後退位置に)付勢するように挿入/後退機構7内で構成されたばねを含む。この実施形態では、ペダル9の操作によりケーブル11を引っ張ると、ばねの引張り力に打ち勝ち、ばねを伸ばし、第2のアーム15をスタンド端部15a及びジョイント端部15bを中心に回転させると共に、第1のアーム13をジョイント端部13b及び打楽器端部13aを中心に回転させて、打楽器3を挿入位置へとスタンド5から離れる方向に水平に移動させるよう挿入/後退機構7を効果的に伸張させる。ペダル9の操作によりケーブル11を解放すると、伸ばされたばねの引張り力が挿入/後退機構7を後退位置へと後退させることを可能にし、打楽器3がスタンド5に向かって水平に移動されるようにする。
図5〜図7は、挿入可能なパーカッションシステム1の例示的なペダル9の正面図、斜視図及び側面図をそれぞれ示す。ペダル9は、回転位置17aで基部19に回転可能に接続されたフットプラットフォーム19を含むことができる。フットプラットフォーム17は、挿入可能なパーカッションシステム1を演奏する人の足又は靴を受ける。ペダル9はまた、ロッド23と、ロッド23を中心に回転するケーブルホイール25及び27とをその中に設置することができる立上り部分21を含むことができる。ケーブルホイール27は、ケーブル29によってフットプラットフォーム17に接続される。ケーブルホイール25は、上述のように挿入/後退機構7aに接続するケーブル11に接続する。
挿入可能なパーカッションシステム1を演奏する人の足又は靴の押し込みによって、フットプラットフォーム17が回転位置19aを中心に回転する。この回転は、ケーブル29を引っ張り、これにより、ロッド23及びケーブルホイール25も回転し、ケーブル11を効果的に引っ張り、挿入/後退機構7を挿入位置に伸張させる。
挿入可能なパーカッションシステム1を演奏する人の足又は靴を放すと、フットプラットフォーム17は、回転位置19aを中心に、挿入とは反対の方向に回転する。この反対方向の回転は、ケーブル29を解放し、これにより、ロッド23及びケーブルホイール25もまた回転し、ケーブル11を効果的に解放して、挿入/後退機構7を後退位置に後退させる。
図8は、例示的なペダル9の拡大図を示す。具体的には、図8は、押されている間のフットプラットフォーム17のロック機構又は掛止機構を示す。演奏者又は打楽器奏者は、フットプラットフォーム17を、押している間に横方向に又は横向きに動かして、フットプラットフォーム17に接続された掛止タブ31を、立上り部分21bに接続された掛止ブラケット33に係合させることができる。これにより、挿入/後退機構7が挿入位置において効果的に掛止される。
演奏者又は打楽器奏者が打楽器3を後退位置に後退させることを望むとき、演奏者又は打楽器奏者は、掛止タブ31を掛止ブラケット33から係合解除するために、フットプラットフォーム17を係合とは反対方向に横方向に又は横向きに移動させることができる。次いで、演奏者又は打楽器奏者は、フットプラットフォーム17から自分の足又は靴を解放して、挿入/後退機構7を後退位置に後退させることができる。
図9〜図11は、挿入可能なパーカッションシステム1のための挿入/後退機構7の第2の実施形態を示す。図9の実施形態では、挿入/後退機構7は第1のアーム13及び第2のアーム15を含み、この第2の実施形態では、第1のアーム13及び第2のアーム15が交差し、結果として挿入/後退機構7の挿入及び後退がはさみ効果を有することを除いて、第2の実施形態の第1のアーム13及び第2のアーム15は第1の実施形態の第1のアーム13及び第2のアーム15と同様である。
第1のアーム13は、打楽器3に動作可能かつ回転可能に接続する打楽器端部13aを含む。図示の実施形態では、例示的な挿入可能なパーカッションシステム1は、打楽器端部13aを打楽器3に動作可能かつ回転可能に接続するスライドブラケット35を含む。第1のアーム13はまた、打楽器3aの遠位にあるジョイント端部13bを含む。ジョイント端部13bは、第2のアーム15bに動作可能かつ回転可能に接続する。
第2のアーム15は、スタンド5に動作可能かつ回転可能に接続するスタンド端部15aを含む。図示の実施形態では、例示的な挿入可能なパーカッションシステム1は、スタンド端部15aをスタンド5に動作可能かつ回転可能に接続するスライドブラケット37を含む。第2のアーム15のスタンド端部15aは、ケーブル11に接続されてもよい。第2のアーム15はまた、スタンド5の遠位にあるジョイント端部15bを含み、このジョイント端部15bは、第1のアーム13のジョイント端部13bに動作可能かつ回転可能に接続する。
図9〜図11に示す実施形態では、挿入可能なパーカッションシステム1は、打楽器3に近い打楽器端部13aと、打楽器3から遠いジョイント端部13bと、ジョイント位置13cとをそれぞれ有する2つの第1のアーム13を含む。この実施形態では、挿入可能なパーカッションシステム1はまた、2つの第2のアーム15を含み、各第2のアームは、スタンド5に近いスタンド端部15aと、スタンド5から遠いジョイント端部15bと、ジョイント位置15cとを有する。この実施形態では、第1のアーム13の各ジョイント端部13bは、第2のアームの対応のジョイント端部15bに回転可能に接続され、第1のアーム13の各ジョイント位置13cは、他方の第1のアーム13のジョイント位置13cに動作可能かつ回転可能に接続され、第2のアーム15の各ジョイント位置15cは、他方の第1のアーム15aのジョイント位置15cに動作可能かつ回転可能に接続される。各第1のアーム13は、その打楽器端部13a、そのジョイント端部13b、及びそのジョイント位置13cを中心に回転可能である。各第2のアーム15は、そのスタンド端部15a、そのジョイント端部15b及びそのジョイント位置15cを中心に回動可能であり、挿入/後退機構7を挿入位置又は後退位置に伸縮させる。
ペダル9の操作によりケーブル11を引っ張ると、第2のアーム15は、スタンド端部15a、ジョイント端部15b及びジョイント位置15cを中心に回転する。これにより、第1のアーム13は、ジョイント端部13b、打楽器端部13a、及びジョイント位置13cを中心に回転し、挿入/後退機構7を効果的に伸長させ、打楽器3を挿入位置へとスタンド5から離れる方向に水平に移動させる。
ペダル9の操作によりケーブル11を解放すると、第2のアーム15は、挿入時とは反対方向に、スタンド端部15a、ジョイント端部15b、及びジョイント位置15cを中心に回転する。これにより、第1のアーム13は、ジョイント端部13b、打楽器端部13a、及びジョイント位置13cを中心に回転し、挿入/後退機構7を効果的に収縮させ、打楽器3をスタンド5に向かって水平に後退位置まで移動させる。
一実施形態(図示せず)では、挿入/後退機構7は、挿入/後退機構7を後退方向に(すなわち、後退位置に)付勢するように挿入/後退機構7内で構成されたばねを含む。この実施形態では、ペダル9の操作によりケーブル11を引っ張ると、ばねの引張り力に打ち勝ち、ばねを伸ばし、第2のアーム15をスタンド端部15a、ジョイント端部15b、及びジョイント位置15cを中心に回転させる。これにより、第1のアーム13は、ジョイント端部13b、打楽器端部13a、及びジョイント位置13cを中心に回転し、挿入/後退機構7を効果的に伸長させ、打楽器3を挿入位置へとスタンド5から離れる方向に水平に移動させる。ペダル9の操作によりケーブル11を解放すると、伸ばされたばねの引張り力が挿入/後退機構7を後退位置に後退させることを可能にし、打楽器3がスタンド5に向かって水平に移動されるようにする。
図12〜図17は、挿入可能なパーカッションシステムのための挿入/後退機構の第3の実施形態を示す。
図12は、後退位置にある例示的な挿入可能なパーカッションシステム100の上方からの斜視図を示す。図13及び図14は、挿入位置にある例示的な挿入可能なパーカッションシステム100の上方からの斜視図及び側面図を示す。システム100は、打楽器3と、挿入/後退機構105と、スタンド113とを含み得る。
挿入/後退機構105は、基部110と、第1のアーム121と、第2のアーム123とを備えている。基部110は、第1のアーム121及び第2のアーム123をスタンド113に動作可能に結合する。第1及び第2のアーム121及び123は、打楽器3に近い打楽器端部121a及び123aと、打楽器3から遠い自由端部121b及び123bとを有する。打楽器端部121a及び123aは、打楽器3の側面に取り付けられる保持要素115、例えば、U字形の金属ロッド又はプラスチックロッドに結合され得る。保持要素115は、打楽器3を挿入/後退機構105に結合する。第1及び第2のアーム121及び123は、矢印Aによって示される方向に、基部110のブシュ要素117a〜117dを通して摺動し得る。
挿入/後退機構105は、入力デバイス125と、モータ127と、ギヤ機構131と、フィードバック機構133とを備えている。
入力デバイス125は、動作命令を受けて、挿入/後退機構105を作動させるための動作信号を生成するための1つ以上のスイッチング素子(例えば、タッチパッド)125a及び125bを含み得る。例えば、(叩き棒又はドラムスティックを使用する)スイッチング素子125aへの打撃は、打楽器3を挿入する命令に対応するものとしてもよく、(叩き棒又はドラムスティックを使用する)スイッチング素子125bへの打撃は、打楽器3を後退させる命令に対応するものとしてもよい。別の例では、(叩き棒又はドラムスティックを使用する)スイッチング素子125aに対する第1の打撃は、打楽器3を挿入する命令に対応するものとしてもよく、(叩き棒又はドラムスティックを使用する)スイッチング素子125aに対する第2の打撃は、打楽器3を後退する命令に対応するものとしてもよい。さらに別の例では、入力デバイスは、ユーザ/演奏者が足で1つ又は複数のスイッチング素子を押すという形で動作命令を受け取ることができるように、床Fの近くに配置することができる。
挿入/後退機構105はまた、コントローラ137を含み得る。コントローラ137は、入力デバイス125から動作信号を受けて、フィードバック機構133を用いて打楽器3の現在位置を判定するようにしてもよい。
フィードバック機構133は、基部110上に配置されたホール効果センサ133a及び133bと、第1のアーム121上に配置された永久磁石133cとを含み得る。フィードバック機構133は、基部110に対する第1のアーム121の移動に沿った位置、したがって打楽器3aの位置を判定する。例えば、永久磁石133cがホールセンサ133bと整列される場合、打楽器3は、後退位置にある、又は後退位置に近接している、例えば5〜10cmにあるとすることができる。図1参照。一方、永久磁石133cがホールセンサ133aと整列される場合、打楽器3は、挿入位置にある、又はその近傍、例えば5〜10cmにあるとすることができる。図2参照。センサ133a及び133bは、打楽器3が挿入位置にあるか、後退位置にあるか、又はその間のどこかにあるかに対応するフィードバック信号を生成する。コントローラ137は、動作信号及びフィードバック信号に基づいて指令信号を生成する。例えば、打楽器3が挿入位置又は後退位置にある場合、コントローラ137は、モータ127を停止させてもよい。代わりに、フィードバック機構133によって検出されるように、打楽器3が単に挿入位置又は後退位置に近接している場合、コントローラ137は、打楽器3が挿入位置又は後退位置に到達したときに、モータ127を減速させ、最終的に停止させてもよい。
コントローラ137は、Microchip Technology Inc. of Independence, Ohio製のマイクロコントローラPIC12F683とすることができる。しかしながら、コントローラ137は、上述の信号を受信及び生成するのに十分な任意のタイプのコントローラを含み得る。ホール効果センサ133a及び133bは、Worcester,MassachusettsのAllegro MicroSystems,LLC製のマイクロパワー超高感度ホール効果スイッチとすることができる。しかしながら、ホール効果センサ133a及び133bは、永久磁石131cを検出し、上述の信号を生成するのに十分な任意の他のタイプのホール効果センサであってもよい。実際、フィードバック機構133は、関連する位置情報を検出するのに適した任意の他のタイプのセンサを含むことができる。
スタンド113は、打楽器3及び挿入/後退機構105を床Fから垂直に離して支持し保持する。スタンド113は、挿入/後退機構105に結合する固定要素113aを含み得る。スタンド113はまた、ジョイント113b、基部113c、及びラッチ113dを含み得る。ジョイント113bは、挿入/後退機構105及び打楽器3が水平とは異なる角度に調節及び設定されること、並びに保管のためにシステム100を折り畳むことを可能にし得る。図15参照。したがって、挿入/後退機構105は、水平方向とは異なる軸線に沿って打楽器3を挿入及び後退を行うことができる。スタンド113は、高さ調節のために伸縮式であってもよい。ラッチ113dは、スタンド113の高さを固定するために用いられる。
ギヤ機構131は、ラック131aとピニオン131bとを有している。モータ127のシャフト(図示せず)は、矢印Aによって示される方向へのラック131aの直線動作を引き起こす方向に回転するようピニオン131bを駆動するように、ギヤ機構131のピニオン131bに動作可能に結合され得る。モータ127は、指令信号を受信し、ギヤ機構131を駆動する。ラック131aは、挿入/後退機構105の第1のアーム121(又は第2のアーム123)に固定して結合され、その結果、第1のアーム121は、ラック131aが打楽器3aを押す又は引くと、ブシュ117b及び117cを通って摺動し得る。第2のアーム123は、第1のアーム121と一体に移動する。
図16は、打楽器3が後退位置にあるときの基部110、ギヤ機構131、及びスタンド113の拡大図を示す。モータ127のシャフト(図示せず)は、ピニオン131bが回転してラック131aを直線的に作動するように、ピニオン131bに動作可能に結合され得る。例えば、コントローラは、モータ127を或る方向に回転させて、矢印Bによって示される反時計回りにピニオン131bを回転させるよう駆動してもよい。次いで、ピニオン131bは、ラック131aを矢印Cによって示されるように直線的に作動させる。ラック131aが移動するにつれて、第1及び第2のアーム121及び123は、同じ方向に摺動し、打楽器3を後退位置から挿入位置に移動させる。モータ127の逆作動は、ギヤ機構131を反対方向に作動させ、打楽器3を挿入位置から後退位置に戻す。
図17は、ドラムセット又はパーカッションセットの一部を形成する、図12の例示的な挿入可能なパーカッションシステム100の斜視図を示す。パーカッションセットにおいて、打楽器3は、上述したようにモータ127の動作によって挿入され、打楽器3を打楽器奏者が演奏するために一時的に利用可能にすることができる。打楽器3は、例えば、パーカッションセットにおける第2の打楽器103の上に挿入されて、第2の打楽器103に加えて打楽器3を打楽器奏者が利用できるようにしてもよい。挿入位置は、第1の打楽器3の演奏面の大部分が第2の打楽器103の演奏面の大部分に対面する位置である。このようなパーカッションセットは、演奏スペースを減少させ、演奏される音の多様性を増加させ、したがって、パーカッションセットの演奏及び/又は聴取の楽しみを増加させる。他の例として、第2の打楽器103は、他の種類の楽器に置き換えられてもよい。打楽器奏者が他の楽器を単独で演奏することを選択したときはいつでも、打楽器奏者は、モータ127の動作によって打楽器3を取り除くか又は後退させ、他の楽器を打楽器奏者が演奏できるようにすることができる。
上記に開示された挿入可能なパーカッションシステムは、演奏され得るパーカッションの音の利用可能性及び多様性を増加させるという目標を達成する。しかしながら、それらの水平挿入設計は、後退位置と挿入位置との間の重量分布の著しい変化、及び移行によって生成される運動量のために、本質的に不安定であり得る。さらに、重い打楽器を挿入させ又は後退させるために使用されるとき、挿入と後退との間の移行を達成するために、相当な大きさの力が必要であり得る。したがって、本発明者は、これらの問題に影響されない本発明の実施形態を設計することに着手した。図18〜図25は、挿入可能なパーカッションシステムのための挿入/後退機構の第4の実施形態を示す。図18〜図25の実施形態は、本質的により安定した振り子/カウンタウェイト設計構造を提供することによって、これらの懸念のいくつかに対処している。重量は、後退位置と挿入位置との間で均等に分配される。それはまた、打楽器3の異なるサイズ及び重量を考慮するために交換可能である、打楽器3へのカウンタウェイトを提供する。その振り子/カウンタウェイト設計構造はまた、図18〜図25の実施形態を、挿入された状態と後退された状態との間の移行を達成するように操作することを著しく容易にし(より小さい力のみが必要である)、より滑らかにする。
図18及び図19は、後退位置にある例示的な挿入可能なパーカッションシステム200の正面図及び斜視図を示す。図20は、後退位置と挿入位置との間にある例示的な挿入可能なパーカッションシステム200の斜視図を示す。図21は、挿入位置にある例示的な挿入可能なパーカッションシステム200の斜視図を示す。システム200は、打楽器3と、挿入/後退機構205と、スタンド13とを備え得る。
打楽器3は、カウンタウェイトクレードル226に動作可能に結合された保持要素215に取り付けられ得る。打楽器3、保持要素215、及びカウンタウェイトクレードル226は、支点アセンブリ204に枢動可能に結合された振り子アセンブリを形成する。支点アセンブリ204は、床Fから離れて支持されるようにスタンド13に結合され得る。打楽器3、保持要素215、及びカウンタウェイトクレードル226は、振り子アセンブリを形成し、支点アセンブリ204に対して滑らかに枢動することができる。このようにして、打楽器は、弧βに沿って、図19の後退/垂直位置から、図20の中間位置へ、そして図21の挿入/水平位置まで、垂直及び水平に移動し又は挿入することができる。弧βは、図20に明示されるように、支点軸線αに垂直な垂直面上にある。
カウンタウェイトクレードル226は、様々な重量の多種多様なカウンタウェイトを収容することができる。図22は、カウンタウェイト206を取り外した状態の例示的な挿入可能なパーカッションシステム200の拡大部分分解図を示す。カウンタウェイト206は、カウンタウェイトクレードル226への取外し及び挿入を容易にするためのキャリーハンドル207を含むことができる。このように、カウンタウェイト206は、打楽器3の重量に対応するように選択され、カウンタウェイトクレードル226に挿入され得る。したがって、カウンタウェイト206は、機構205における振り子的な釣合いを維持するように選択され得る。
機構205は、枢動ロッド210(モータ214が支点要素204から取り外されているので、図23において見ることができる)を含むことができる。枢動ロッド210は、支点軸線αにおいて支点要素204及びカウンタウェイトクレードル226に動作可能に結合されることができ、それにより、振り子アセンブリ(すなわち、打楽器3、保持要素215、及びカウンタウェイトクレードル226)は、支点軸線αを中心として支点要素204に対して弧βに沿って枢動することができる。
一実施形態では、機構205は、モータ214が支点要素204に対して支点軸線αを中心に振り子アセンブリ(すなわち、打楽器3、保持要素215、及びカウンタウェイトクレードル226)を枢動させることができるよう、枢動ロッド210に動作可能に結合されたモータ214を含むことができる。例えば、モータ214のシャフトは、枢動ロッド210に結合され、振り子アセンブリを弧βに沿って、図19の後退/垂直位置から図20の中間位置へ、そして図21の挿入/水平位置に枢動させることができる。モータ214は、交換を容易にするために取外し可能であってもよい。図23は、モータ214が取り外された状態の例示的な挿入可能なパーカッションシステム200の拡大部分分解図を示す。
機構205は、打楽器3を後退位置から挿入位置に、又は挿入位置から後退位置に移動させることに対応する動作命令を受けて、その動作命令に基づいて動作信号を生成するように構成された入力デバイスをさらに含み得る。機構205はまた、動作信号に基づいてモータ214を作動させるために、モータ214及び入力デバイスに動作可能に結合されたコントローラを含み得る。
一実施形態では、入力デバイスは、ドラムスティックからの打撃の形態の動作命令を受けるように構成されたタッチパッド216を含む。ドラムスティックの1回目の打撃は、打楽器3を後退位置から挿入位置に移動させる第1の動作命令に対応する。その後のドラムスティックの打撃は、打楽器3を挿入位置から後退位置に移動させる第2の動作命令に対応する。
図示の実施形態では、入力デバイスは、ドラムスティックからの打撃の形態の動作命令を受けるように構成された第1及び第2のタッチパッド216、218を含む。第1のタッチパッド216の打撃は、打楽器3を後退位置から挿入位置に移動させる第1の動作命令に対応する。第2のタッチパッド218の打撃は、打楽器3を挿入位置から後退位置に移動させる第2の動作命令に対応する。
別の実施形態では、入力デバイスは、ユーザ又は演奏者の足からの押下の形態で動作命令を受けるように構成されたフットペダル(図示せず)を含む。第1の押下は、打楽器3を後退位置から挿入位置に移動させる第1の動作命令に対応する。その後の押下は、打楽器3を挿入位置から後退位置に移動させる第2の動作命令に対応する。
機構205は、モータ214又は枢動ロッド210に動作可能に結合され、支点要素204に対する支点軸線αの周りの振り子アセンブリの枢動角度を設定するように構成された、設定制御部又は設定ノブ220をさらに含み得る。設定制御部20を操作することによって、ユーザは、打楽器3の移動距離(角度)を所望の角度設定に制御することができる。
機構205は、電力のために壁のコンセントに差し込む必要なく、モータ214及び電子回路に電力を供給する取外し可能なバッテリーパック222をさらに含むことができる。図24は、バッテリーパック222が取り外された例示的な挿入可能なパーカッションシステム200の拡大部分分解図を示す。バッテリーパック222は、電動ドリルが如何にして機能するかというのと同様に、別の充電されたバッリーパックと交換することができる。
保持要素215は、例えば、枢動ロッド224によってカウンタウェイトクレードル226に動作可能に結合されてもよい。枢動ロッド224は、保持要素215に対して打楽器3を枢動させることができる。図25は、保持要素215及び打楽器3が或る角度に枢動された状態の例示的な挿入可能なパーカッションシステム200の斜視図を示す。これは、演奏者が打楽器3の角度を設定できるのに非常に便利である。演奏者は、ロック機構208(例えば、ロックノブ)を操作(例えば、回転)することにより、打楽器3を自分の好みの角度まで枢動させ、適切な位置にてロックすることができる。
パーカッションセットにおいて、打楽器3は、上述したようにモータ214の動作によって挿入され、打楽器3を打楽器奏者が演奏するために一時的に利用可能にすることができる。打楽器3は、例えば、パーカッションセットにおける第2の打楽器の上に挿入されて、第2の打楽器に加えて打楽器3を打楽器奏者が利用できるようにしてもよい。挿入位置は、第1の打楽器3の演奏面の大部分が第2の打楽器の演奏面の大部分に対面する位置、又は垂直方向に重なる位置に対応する。このようなパーカッションセットは、演奏スペースを減少させ、演奏される音の多様性を増加させ、したがって、パーカッションセットの演奏及び/又は聴取の楽しみを増加させる。別の例として、第2の打楽器は、別のタイプの楽器に置き換えられてもよい。打楽器奏者が他の楽器を単独で演奏することを選択したときはいつでも、打楽器奏者は、モータ224の動作によって打楽器3を取り除くか又は後退させて、他の楽器を打楽器奏者が演奏できるようにすることができる。
本書で使用する「打楽器」という用語は、一般に、手、叩き棒、スティック等で楽器を叩くないしは打つことによって音が得られる楽器、及びその電子的均等物を指す。打楽器の例としては、ドラム、シンバル、ベル、カウベル、ハイハット、タンバリン、ウッドブロック、ケトルドラム、スチールドラム、ボンゴドラム、タムタム、バスドラム、テナードラム、スネアドラムなどが挙げられる。本書で使用される用語「ドラム」は、延伸された膜が叩かれたときに音響振動によって音を発生する少なくとも1つの延伸された膜を有するあらゆる種類の打楽器、またはその電子的均等物(例えば、電子ドラムパッド)に対応する。
例示的なシステムや方法等が、例を説明することによって示されており、その例はかなり詳細に説明されているが、添付の特許請求の範囲をそのような詳細に制限又は何らかの形で限定することは意図されていない。当然ながら、本書で述べられているシステムや方法等を説明する目的で、構成要素又は方法の考えられるすべての組合せを説明することはできない。さらなる利点及び変更は、当業者には容易に明らかであろう。したがって、本発明は、図示又は説明された特定の詳細及び例示的な例に限定されない。したがって、本出願は、添付の特許請求の範囲内に入る変更、修正、及び変形を包含することが意図される。さらに、前述の説明は、本発明の範囲を限定するものではない。むしろ、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって決定されるべきである。
「内(in)」又は「内に(into)」という用語が明細書又は特許請求の範囲において使用される限り、それは、「上(on)」又は「上に(onto)」を追加的に意味することを意図している。さらに、「接続(connect)」という用語が本明細書又は特許請求の範囲で使用される限り、「直接的に接続される」だけでなく、別の構成要素を介して接続される等、「間接的に接続される」も意味することが意図される。「動作可能な接続」又は或る物が「動作可能に接続される」接続は、動作可能に接続された或る物又は動作可能な接続がその意図された目的を果たす接続をいう。例えば、2つの物は、直接的に、又は1つ以上の中間物を介して、互いに動作可能に接続され得る。
「含む(includes)」又は「含んでいる(including)」という用語が詳細な説明又は特許請求の範囲において使用される限り、「備える(comprising)」という用語が特許請求の範囲において移行語として使用されるときに解釈されるのと同様に包括的であることが意図される。さらに、「又は」という用語が詳細な説明又は特許請求の範囲(例えば、A又はB)において使用される限り、「A若しくはB又は両方」を意味することが意図される。出願人が「A又はBのみであって、両方ではない」を示すことを意図する場合、用語「A又はBのみであって、両方ではない」が用いられる。したがって、本書における用語「又は」の使用は、包括的であり、排他的な使用ではない。Bryan A.Garner,A Dictionary of Modern Legal Usage624(3D.Ed.1995)を参照。
1…パーカッションシステム、3…第1の打楽器、5…スタンド、7…挿入/後退機構、9…ペダル、11…ケーブル、13…第1のアーム、15…第2のアーム、20…設定制御部、60…ドラムスティック、100…パーカッションシステム、103…第2の打楽器、105…挿入/後退機構、113…スタンド、115…保持要素、121…第1のアーム、123…第2のアーム、
125…入力デバイス、127…モータ、133…フィードバック機構、137…コントローラ、200…パーカッションシステム、204…支点要素、205…挿入/後退機構、206…カウンタウェイト、210…枢動ロッド、214…モータ、215…保持要素、220…設定ノブ(設定制御部)、224…枢動ロッド、224…モータ、226…カウンタウェイトクレードル。
125…入力デバイス、127…モータ、133…フィードバック機構、137…コントローラ、200…パーカッションシステム、204…支点要素、205…挿入/後退機構、206…カウンタウェイト、210…枢動ロッド、214…モータ、215…保持要素、220…設定ノブ(設定制御部)、224…枢動ロッド、224…モータ、226…カウンタウェイトクレードル。
Claims (12)
- 第1の打楽器と、
前記第1の打楽器に動作可能に接続された挿入/後退機構であって、前記第1の打楽器を第2の打楽器に対して弧に沿って後退位置から挿入位置に、及び挿入位置から後退位置に、垂直及び水平に移動させるように構成された挿入/後退機構と
を備えるドラムシステムであって、
前記挿入位置は、前記第1の打楽器の演奏面の大部分が前記第2の打楽器の演奏面の大部分に対面する位置、又は垂直に重なる位置に対応する、ドラムシステム。 - モータと、
前記モータに動作可能に結合された入力デバイスであって、前記第1の打楽器を前記第2の打楽器に対して前記後退位置から前記挿入位置に、又は前記挿入位置から前記後退位置に移動させることに対応する動作命令を受け、前記動作命令に基づいて動作信号を生成するように構成された入力デバイスと、
前記モータ及び前記入力デバイスに動作可能に結合され、前記動作信号に基づいて前記モータを作動させるように構成されたコントローラと
を備える、請求項1に記載のドラムシステム。 - 基部を有するスタンドと、
前記スタンドに動作可能に結合された支点要素と、
前記打楽器に動作可能に結合された保持要素と、
カウンタウェイトと、
前記カウンタウェイト、及び前記打楽器のための前記保持要素に動作可能に結合されたカウンタウェイトクレードルであって、前記保持要素、前記カウンタウェイト及び該カウンタウェイトクレードルが振り子アセンブリを形成する、カウンタウェイトクレードルと、
前記振り子アセンブリが前記支点要素に対して支点軸線を中心に枢動するように、前記支点軸線において前記支点要素及び前記振り子アセンブリに動作可能に結合された枢動ロッドと
を備える、請求項1に記載のドラムシステム。 - 基部を有するスタンドと、
前記スタンドに動作可能に結合された支点要素と、
前記打楽器に動作可能に結合された保持要素と、
カウンタウェイトと、
前記カウンタウェイト、及び前記打楽器のための前記保持要素に動作可能に結合されたカウンタウェイトクレードルであって、前記保持要素、前記カウンタウェイト及び該カウンタウェイトクレードルが振り子アセンブリを形成する、カウンタウェイトクレードルと、
支点軸線において前記支点要素及び前記振り子アセンブリに動作可能に結合された枢動ロッドと、
前記枢動ロッド、前記支点要素又は前記振り子アセンブリに動作可能に結合されたモータであって、前記支点要素に対して前記支点軸線を中心に前記振り子アセンブリを枢動させるように構成されたモータと
を備える、請求項1に記載のドラムシステム。 - 基部を有するスタンドと、
前記スタンドに動作可能に結合された支点要素と、
前記打楽器に動作可能に結合された保持要素と、
カウンタウェイトと、
前記カウンタウェイト、及び前記打楽器のための前記保持要素に動作可能に結合されたカウンタウェイトクレードルであって、前記保持要素、前記カウンタウェイト及び該カウンタウェイトクレードルが振り子アセンブリを形成する、カウンタウェイトクレードルと、
支点軸線において前記支点要素及び前記振り子アセンブリに動作可能に結合された枢動ロッドと、
前記枢動ロッド、前記支点要素又は前記振り子アセンブリに動作可能に結合されたモータであって、前記支点要素に対して前記支点軸線を中心に前記振り子アセンブリを枢動させるように構成されたモータと、
前記モータに動作可能に結合され、前記モータを作動させるように構成された入力デバイスと
を備える、請求項1に記載のドラムシステム。 - 前記入力デバイスが、ドラムスティックからの打撃の形態の動作命令を受けるように構成されたタッチパッドを含み、第1の打撃が、前記第1の打楽器を前記後退位置から前記挿入位置に移動させる第1の動作命令に対応し、続く第2の打撃が、前記第1の打楽器を前記挿入位置から前記後退位置に移動させる第2の動作命令に対応する、請求項5に記載のドラムシステム。
- 前記入力デバイスが、ドラムスティックからの打撃の形態の動作命令を受けるように構成された第1のタッチパッド及び第2のタッチパッドを含み、前記第1のタッチパッドへの打撃が、前記第1の打楽器を前記後退位置から前記挿入位置に移動させる第1の動作命令に対応し、前記第2のタッチパッドへの打撃が、前記第1の打楽器を前記挿入位置から前記後退位置に移動させる第2の動作命令に対応する、請求項5に記載のドラムシステム。
- 前記入力デバイスが、ユーザ又は演奏者の足からの押下の形態の動作命令を受けるように構成されたフットペダルを含み、第1の押下が、前記第1の打楽器を前記後退位置から前記挿入位置に移動させる第1の動作命令に対応し、続く第2の押下が、前記第1の打楽器を前記挿入位置から前記後退位置に移動させる第2の動作命令に対応する、請求項5に記載のドラムシステム。
- 前記カウンタウェイトは、第1のパーカッションシステムの重量に対応するカウンタウェイトが前記カウンタウェイトクレードルに設置可能であるように前記カウンタウェイトクレードルから取り外し可能である、請求項5に記載のドラムシステム。
- 基部を有するスタンドと、
前記スタンドに動作可能に結合された支点要素と、
前記打楽器に動作可能に結合された保持要素と、
前記打楽器のための前記保持要素に動作可能に結合されたカウンタウェイトクレードルであって、前記保持要素及び該カウンタウェイトクレードルが振り子アセンブリを形成する、カウンタウェイトクレードルと、
前記支点要素又は前記振り子アセンブリに動作可能に結合されたモータであって、前記支点要素に対して支点軸線を中心に前記振り子アセンブリを枢動させるように構成されたモータと、
前記モータに動作可能に結合され、前記モータを作動させるように構成された入力デバイスと
を備える、請求項1に記載のドラムシステム。 - 前記モータに動作可能に結合され、前記支点要素に対する前記支点軸線を中心とした前記振り子アセンブリの枢動角度を設定するように構成された設定制御部を備える、請求項10に記載のドラムシステム。
- 叩き棒若しくはドラムスティックでパッドを打ち又は足でパッドを押下して、モータを介して挿入/後退機構を作動させて第1の打楽器を後退位置から挿入位置に弧に沿って垂直及び水平に移動させるステップであって、前記第1の打楽器が、アップストローク又は上方運動で叩き棒又はドラムスティックによって打たれるアップストローク用打楽器に対応し、第2の打楽器が、ダウンストローク又は下方運動で叩き棒又はドラムスティックによって打たれるダウンストローク用打楽器に対応し、前記挿入位置が、前記アップストローク用打楽器の演奏面が前記ダウンストローク用打楽器の演奏面に対面し又は垂直に重なる位置に対応し、前記後退位置が、前記アップストローク用打楽器の演奏面の大部分が前記ダウンストローク用打楽器の演奏面に対面しない又は垂直に重ならない位置に対応する、ステップと、
下方運動のドラムスティック又は叩き棒で前記第2の打楽器を打ち、前記下方運動の直後に上方運動で前記第1の打楽器を打つステップと
を含むドラム演奏方法。
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