JP2016014744A - ドラムスタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の打楽器の位置調整を効率よく行うことができるドラムスタンドを提供すること。【解決手段】支柱パイプ20が床面Fに対して傾斜し、支柱パイプ20の上端が下端よりも後方に配置されている。第1ホルダ40を支柱パイプ20の軸方向に沿ってスライド移動させることで、保持パイプ10及びその保持パイプ10に保持された複数の打楽器の高さ位置および前後位置を調整することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、ドラムスタンドに関し、特に、複数の打楽器の位置調整を効率よく行うことができるドラムスタンドに関するものである。
複数の打楽器を保持可能なドラムスタンドが知られている。ドラムスタンドは、演奏者にとって打撃しやすい方向へ打面を水平方向に対して傾けた状態で、打楽器を保持することができるように構成されている。
こうしたドラムスタンドの一例として、特許文献1には、床面に対して垂直に立設されるセンターパイプ(第2パイプ)に、水平方向へ延びるアームパイプ(第1パイプ)が連結されたドラムスタンドが開示されている。
特開2008−233523号公報(図1,2など)
打楽器を演奏しやすい適正な位置へ配置しようとする場合、演奏者は、自らの身長や手足の長さに合わせて、複数の打楽器を上下方向および前後方向(演奏者から視て手前側または奥側)へ移動させてそれら複数の打楽器の位置調整を行う。
しかしながら、上述した従来のドラムスタンドでは、演奏者が複数の打楽器を適正な位置に移動させる場合に、センターパイプの軸方向に沿ってアームパイプをスライドさせて打楽器の上下方向の位置調整を行う作業と、センターパイプを軸としてアームパイプを軸回転させて打楽器の前後方向の位置調整を行う作業との2つの作業が必要となり、複数の打楽器の位置調整が繁雑になるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、複数の打楽器の位置調整を効率よく行うことができるドラムスタンドを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載のドラムスタンドによれば、脚部材は、第2パイプの上端を下端よりも水平方向一方側に配置した状態で支持する。即ち、第2パイプは、床面に対して傾斜した状態で脚部材に支持される。
これにより、ドラムスタンドの水平方向他方側にいる演奏者は、第2パイプの軸方向に沿って第1パイプをスライドさせることで、第1パイプに保持された打楽器を、上方へ移動させると同時に演奏者から視て奥側(水平方向一方側)へ、あるいは、下方へ移動させると同時に演奏者から視て手前側(水平方向他方側)へ移動させることができる。
即ち、一般に、演奏者の背が高ければ、それに応じて手足も長くなり、演奏者の背が低ければ、それに応じて手足も短くなる。従って、通常、打楽器の位置調整を行う場合、複数の打楽器を全体的に上方かつ演奏者から視て奥側へ、あるいは、下方かつ演奏者から視て手前側へ移動させることになる。
この点に関し、請求項1記載のドラムスタンドによれば、第1パイプを第2パイプの軸方向に沿ってスライドさせるという一の作業で、上方かつ演奏者から視て奥側へ、あるいは、下方かつ演奏者から視て手前側へ複数の打楽器を移動させることができる。よって、複数の打楽器の位置調整を効率よく行うことができるという効果がある。
さらに、第2パイプは、その下端を床面に接地させた状態で脚部材に支持されており、第2パイプの下方部分と脚部材とがドラムスタンドの脚構造として構成されている。このように、第2パイプをドラムスタンドの脚構造の一部として利用することで、安定した状態で第2パイプを支持することができるという効果がある。
また、脚部材は、第2パイプの下端よりも水平方向一方側で床面に接地し、水平方向一方側へ傾倒しようとする第2パイプを一方向側から支持するので、第2パイプを安定的に支持することができるという効果がある。
請求項2記載のドラムスタンドによれば、請求項1記載のドラムスタンドの奏する効果に加え、第2パイプに対する第1ホルダの取付位置を変更することを通して、第1パイプの位置調整を行うことができるという効果がある。さらに、第2パイプに複数の第1パイプが保持されている場合には、各々の第1パイプの位置調整を別個に行うことができるので、打楽器の配置の微調整を行いやすくすることができるという効果がある。
請求項3記載のドラムスタンドによれば、請求項1又は2に記載のドラムスタンドの奏する効果に加え、第2パイプをその軸方向に沿って伸縮させることを通して、第1パイプの位置調整を行うことができるという効果がある。さらに、第2パイプに複数の第1パイプが保持されている場合には、それら複数の第1パイプの位置調整を一斉に行うことができるので、打楽器の配置を効率よく調整することができるという効果がある。
請求項4記載のドラムスタンドによれば、請求項1から3のいずれかに記載のドラムスタンドの奏する効果に加え、第2パイプに対する第2ホルダの取付位置の変更によって第2パイプに対する脚部材の取付位置を変更し、第2パイプの床面に対する傾斜角度を変更することを通して、第1パイプの位置調整を行うことができるという効果がある。また、第2パイプに複数の第1パイプが保持されている場合には、それら複数の第1パイプの位置調整を一斉に行うことができるので、打楽器の配置を効率よく調整することができるという効果がある。
請求項5記載のドラムスタンドによれば、請求項4記載のドラムスタンドの奏する効果に加え、接地部は、床面に対する接地する部位が球面状に形成されているので、第2パイプに対する脚部材の取付位置を変更した場合でも、接地部を確実に床面に接地させて、ドラムスタンドの安定性を向上させることができるという効果がある。
請求項6記載のドラムスタンドによれば、請求項1から5のいずれかに記載のドラムスタンドの奏する効果に加え、脚部材が、第2パイプに一端が連結される第1脚部と、その第1脚部の他端に連結される第2脚部とを備えたT字状に形成されているので、脚部材の構造を簡素化しつつ、第2パイプを安定的に支持できるという効果がある。
請求項7記載のドラムスタンドによれば、請求項6記載のドラムスタンドの奏する効果に加え、第1脚部または第2脚部の少なくともいずれか一方は、第1脚部の他端または第2脚部の両端が床面へ近接するように湾曲形成されているので、脚部材の小型化を図ることができるという効果がある。
第1実施の形態におけるドラムスタンドの斜視図である。 ドラムセットの斜視図である。 ドラムセットの側面図である。 第2実施の形態におけるドラムスタンドの斜視図である。 (a)は、ドラムスタンドの側面図であり、(b)は、図5(a)のVb部分を部分的に断面視したドラムスタンドの部分拡大断面図である。 ドラムセットの正面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の第1実施の形態におけるドラムスタンド100について説明する。図1は、第1実施の形態におけるドラムスタンド100の斜視図である。
なお、図中の矢印U−D,L−R,F−Bは、ドラムスタンド100の上下方向、左右方向、前後方向をそれぞれ示している。また、図中では、演奏者から視た手前側をドラムスタンド100の前方、演奏者から視た奥側をドラムスタンド100の後方とし、ドラムスタンド100の左右方向は、演奏者から視た方向を基準とする。
ドラムスタンド100は、打楽器を保持する3本の保持パイプ10と、それら3本の保持パイプ10を支持する支柱パイプ20と、その支柱パイプ20を床面Fに対して傾斜させた状態で支持する脚部材30と、を主に備えている。
保持パイプ10は、直線状に延びるパイプ状部材から構成されている。3本の保持パイプ10のうち最上段に位置する上段パイプ11は、その軸方向長さ(図1L−R方向の長さ)が上段パイプ11の下方に位置する中段パイプ12よりも長く、かつ、中段パイプ12の下方に位置する下段パイプ13よりも短い寸法に設定されている。
支柱パイプ20は、直線状に延びるパイプ状部材から構成されており、保持パイプ10は、第1ホルダ40を介して支柱パイプ20に連結されている。
第1ホルダ40は、筒状の第1把持部41と、その第1把持部41に隣接する断面略C字状の第1締付部42と、その第1締付部42の周方向両端にそれぞれ形成された孔に挿通されて第1締付部42の周方向両端どうしを連結する第1ボルト43とを備えている。
第1把持部41は、保持パイプ10を把持する部位であり、第1締付部42は、支柱パイプ20を締付固定する部位である。第1把持部41と第1締付部42とは、それらの中心軸が互いに垂直となるように構成され、保持パイプ10と支柱パイプ20とが第1ホルダ40に連結された状態では、保持パイプ10が支柱パイプ20に対して垂直に延びる。
第1ホルダ40は、第1ボルト43の締付量を調整することにより第1締付部42の内径が可変に構成されている。即ち、第1ボルト43を締め付けて第1締付部42の内径を小さくすることにより、第1締付部42を支柱パイプ20に固定することができ、第1ボルト43の締付を緩めて第1締付部42の内径を大きくすることにより、支柱パイプ20に対する第1締付部42の固定を解除できる。
従って、ドラムスタンド100では、支柱パイプ20に対する第1ホルダ40の固定解除および再固定を行うことにより、支柱パイプ20に対する第1ホルダ40の取付位置(支柱パイプ20の軸方向における第1ホルダ40の取付位置)を変更でき、その第1ホルダ40の取付位置の変更を通して、支柱パイプ20に対する保持パイプ10の取付位置(保持パイプ10を連結する、支持パイプ20の軸方向における位置)を変更することができる。
脚部材30は、支柱パイプ20に一端が連結される第1脚部31と、その第1脚部31と交差する方向へ延びる第2脚部32と、を主に備え、第1脚部31の他端部分と第2脚部32の軸方向中心部分とを連結することにより脚部材32が略T字状に形成されている。これにより、脚部材30の構造を簡素化しつつ、支柱パイプ20を安定的に支持することができる
第1脚部31は、直線状に延びるパイプ状部材から構成され、第2脚部32は、湾曲したパイプ状部材から構成されている。
第2脚部32の軸方向両端部分には、球状に形成された接地部33が装着されている。接地部33は、第2脚部32よりも高い弾性を有する弾性体から構成されており、第2脚部32は、接地部33を介して床面Fに接地している。
第2脚部32は、その軸方向中央部分が両端部分よりも上方に位置し、軸方向中央部分から両端へ向かうにつれて床面Fへ近接するように湾曲形成されている。
これにより、第2脚部32が直線状に形成される場合と比べて、第1脚部31の軸方向長さを短くすることができる。また、両端が床面Fへ近接するように第2脚部32が湾曲形成されているので、その分、接地部33の高さ寸法を小さくして接地部33の小型化を図ることができる。その結果、脚部材30全体の小型化を図ることができると共に、脚部材30の製造コストを抑制することができる。
脚部材30は、第1ホルダ40よりも下方に位置する第2ホルダ50を介して支柱パイプ20に連結されている。
第2ホルダ50は、筒状の第2把持部51と、その第2把持部51に連設される断面略C字状の第2締付部52と、その第2締付部52の周方向両端に形成された孔に挿通されて第2締付部52の周方向両端どうしを連結する第2ボルト53とを備えている。
第2把持部51は、第1脚部31を把持する部位であり、第2締付部52は、支柱パイプ20を締付固定する部位である。第2把持部51と第2締付部52とは、それらの中心軸が互いに垂直となるように構成され、第2把持部51の軸方向一端側が第2締付部52の外周面に連結されている。よって、脚部材30と支柱パイプ20とが第2ホルダ50に連結された状態では、第1脚部31が支柱パイプ20に対して垂直へ延びる。
第2ホルダ50は、第2ボルト53の締付量を調整することによって第2締付部52の内径が可変に構成されている。即ち、第2ボルト53を締め付けて第2締付部52の内径を小さくすることにより、第2締付部52を支柱パイプ20に固定することができ、第2ボルト53の締付を緩めて第2締付部52の内径を大きくすることにより、支柱パイプ20に対する第2締付部52の固定を解除できる。
従って、ドラムスタンド100では、支柱パイプ20に対する第2ホルダ50の固定解除および再固定を行うことにより、支柱パイプ20に対する第2ホルダ50の取付位置(支柱パイプ20の軸方向における第2ホルダ50の取付位置)を変更でき、その第2ホルダ50の取付位置の変更を通して、支柱パイプ20に対する脚部材30の取付位置(脚部材30を連結する、支持パイプ20の軸方向における位置)を変更することができる。
ここで、接地部33は、支柱パイプ20の下端にも装着されており、ドラムスタンド100は、支柱パイプ20及び第2脚部32の両端に装着された3つの接地部33が床面Fに接地可能に構成されている。
即ち、支柱パイプ20は、その下端を床面Fに接地させた状態で脚部材30に支持されており、支柱パイプ20の下方部分(第2ホルダ50が固定される位置よりも下方部分)と脚部材30とがドラムスタンド100の脚構造として構成されている。このように、支柱パイプ20をドラムスタンド100の脚構造の一部として利用することで、安定した状態で支柱パイプ20を支持することができると共に、ドラムスタンド100の部品コストを低減させることができる。
支柱パイプ20は、その上端が下端よりも後方に配置され、支柱パイプ20の中心軸を床面Fに対して傾斜させた状態で脚部材30に支持されている。脚部材30は、第1脚部31が支柱パイプ20から後方へ向けて延び、接地部33が支柱パイプ20の下端よりも後方で床面Fに接地している。このように、後方へ傾倒しようとする支柱パイプ20を脚部材30が後方側から支持するので、支柱パイプ20を安定的に支持することができる。
次に、図2及び図3を参照して、ドラムスタンド100の使用態様について説明する。図2は、ドラムセット1の斜視図であり、ドラムスタンド100に複数の電子打楽器が保持された状態を図示している。図3は、ドラムセット1の側面図であり、図3(b)に示すドラムセット1の支柱パイプ20は、図3(a)に示すドラムセット1の支柱パイプ20よりも床面Fに対する傾斜角度が大きく設定され、図3(c)に示すドラムセット1の支柱パイプ20よりも床面Fに対する傾斜角度が小さく設定されている。
図2に示すように、ドラムセット1には、シンバルやスネアドラム、タムタム等を模した電子打楽器が保持パイプ10に保持され、床面Fには、演奏者による踏込操作に伴って演奏される電子打楽器として構成されるペダル装置Pが配設されている。
ドラムセット1では、保持パイプ10が支柱パイプ20に連結され、その支柱パイプ20は上端が下端よりも後方側へ配置されることにより、下段パイプ13が前方に、上段パイプ11が後方に配置される。
1の保持パイプ10には複数の電子打楽器が保持されており、それら複数の電子打楽器の位置調整は、支柱パイプ20に対する第1ホルダ40の取付位置を変更することを通して行うことができる。
ここで、複数の打楽器の位置調整を行うにあたり、打楽器の位置調整を行おうとする演奏者が、先に使用していた演奏者よりも背が高い場合には、手足の長さも長く、先に使用していた演奏者よりも背が低い場合には、手足の長さも短いのが通常である。
従って、打楽器を演奏しやすい適正な位置へ移動させようとする場合、演奏者は、自らの身長や手足の長さに応じて、複数の打楽器を上方かつ演奏者から視て奥側、あるいは、下方かつ演奏者から視て手前側へ、位置調整することがほとんどであると想定される。
これに対し、ドラムセット1は、支柱パイプ20が床面Fに対して傾斜し、支柱パイプ20の上端が下端よりも後方に配置されているので、第1ホルダ40を支柱パイプ20の軸方向に沿ってスライド移動させることで、保持パイプ10に保持された複数の打楽器の床面からの高さ位置調整に加え、複数の打楽器の前後方向への位置調整を同時に行うことができる。
即ち、第1ホルダ40を上方へ移動させた場合には、保持パイプ10を上方、かつ、後方(演奏者から視て奥側)へ移動させることができ、第1ホルダ40を下方へ移動させた場合には、保持パイプ10を下方、かつ、前方(演奏者から視て手前側)へ移動させることができる。よって、複数の打楽器の位置調整を効率よく行うことができる。
このとき、保持パイプ10に保持された打楽器は、支柱パイプ20の軸方向に沿ってスライド移動するので、打楽器の打面が演奏者から視て左側または右側へ向けられることを防止できる。
即ち、保持パイプ10に保持された打楽器の前後位置を調整するにあたり、支柱パイプ20を軸として保持パイプ10を回動させた場合には、打楽器も支柱パイプ20を軸として回転移動し、打楽器の打面が演奏者から視て左側または右側へ向けられる。この場合、打面を打撃するために縦方向へ振り下されたスティックは、打面が向けられた左側または右側へ跳ね返される。そのため、例えば、打面を連打しようとする場合等において、演奏がしづらくなるといった不具合が生じる。
これに対し、ドラムスタンド100では、打面の向きが演奏者から視て左側または右側へ向けられることを防止できるので、打楽器の位置調整によって打楽器の演奏がしづらくなるといった不具合を解消することができる。
ドラムスタンド100は、保持パイプ10の軸方向中央部分が第1ホルダ40を介して支柱パイプ20に連結され、1の保持パイプ10によって支柱パイプ20の左側および右側の双方に打楽器が保持されている。
ここで、保持パイプ10に保持された打楽器を前方または後方へ移動させるにあたり、支柱パイプ20を軸として1の保持パイプ10を回動させると、支柱パイプ20の左右方向一側で1の保持パイプ10に保持された打楽器は前方へ移動するのに対し、支柱パイプ20の左右方向他側で1の保持パイプ10に保持された打楽器は後方へ移動する。即ち、1の保持パイプ10に対し、支柱パイプ20の左右方向一側で保持された打楽器と左右方向他側で保持された打楽器との両方を、前方または後方へ移動させることができない。
そのため、支柱パイプを軸として保持パイプを回動させることによって、打楽器の前後位置を調整する従来のドラムスタンドでは、支柱パイプから左右方向一側へ延びる保持パイプと左右方向他側へ延びる保持パイプとを別個に設ける必要があった。
これに対し、ドラムスタンド100では、支柱パイプ20の軸方向に沿って保持パイプ10をスライド移動させることで、1の保持パイプ10に対して支柱パイプ20の左右方向一側で保持された打楽器と左右方向他側で保持された打楽器との両方を、前方または後方へ移動させることができる。
このように、ドラムスタンド100は、1の保持パイプ10を支柱パイプ20から左右両側へ延設し、1の保持パイプ10の左右両側に打楽器を保持させることができる。よって、従来のドラムスタンドと比べて、ドラムスタンド100の部品コストを抑制することができる。
さらに、1の第1ホルダ40に1の保持パイプ10が把持されているので、3つの保持パイプ10のうちの1の保持パイプ10のみの位置調整を別個に行うことができる。よって、電子打楽器の微調整を行いやすくすることができる。
ドラムスタンド100は、脚部材30が支柱パイプ20の下端よりも後方側で床面Fに接地するので、前方側(演奏者から視た手前側)において、床面Fにペダル装置Pを配置するためのスペースを広く確保して演奏を行いやすくすることができると共に、ペダル装置Pの配置が脚部材30によって制限されることを防止できる。
図3に示すように、ドラムスタンド100は、支柱パイプ20に対する第2ホルダ50の取付位置を変更することによって支柱パイプ20に対する脚部材30の取付位置を変更し、床面Fに対する支柱パイプ20の傾斜角度を変更することで、保持パイプ10の位置調整を行うことができる。
即ち、第2ホルダ50の取付位置を支柱パイプ20の上端側へ移動させて支柱パイプ20の床面Fに対する傾斜角度を小さくすることで、3本の保持パイプ10どうしの前後方向の間隔を大きくすることができる。一方、第2ホルダ50の取付位置を支柱パイプ20の下端側へ移動させて支柱パイプ20の床面Fに対する傾斜角度を大きくすることで、3本の保持パイプ10どうしの前後方向の間隔を小さくすることができる。
なお、ドラムスタンド100を安定させるためには、床面Fに対する支柱パイプ20の傾斜角度が55度以上かつ75度以下の範囲内に設定されることが望ましい。また、床面Fに対する支柱パイプ20が上記した範囲内となるように第2ホルダ50の取付位置を規制したり、上記した範囲を確認できるような印を支柱パイプ20に設けてもよい。
さらに、支柱パイプ20に対する第2ホルダ50の取付位置を変更することで、3本の保持パイプ10の位置調整を一斉に行うことができるので、打楽器の配置を効率よく調整することができる。
さらに、接地部33が球状に形成され、接地部33の床面Fに接地する部位が球面状に形成されているので、支柱パイプ20に対する脚部材30の取付位置を変更した場合であっても、接地部33を確実に床面Fに接地させてドラムスタンド100の安定性を向上させることができる。
次に、図4から図6を参照して、第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、支柱パイプ20に対する第1ホルダ40又は第2ホルダ50の取付位置を変更することにより、保持パイプ10の位置調整を行う場合について説明したが、第2実施の形態では、支柱パイプ220の伸縮により、保持パイプ210の位置調整を行う。なお、上記した実施の形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明を省略する。
まず、図4及び図5を参照して、第2実施の形態におけるドラムスタンド200について説明する。図4は、第2実施の形態におけるドラムスタンド200の斜視図である。図5(a)は、ドラムスタンド200の側面図であり、図5(b)は、図5(a)のVb部分を部分的に断面したドラムスタンド200の部分拡大断面図である。
図4及び図5に示すように、ドラムスタンド200は、2本の保持パイプ210と、それら2本の保持パイプ210を支持する支柱パイプ220と、その支柱パイプ220を床面Fに対して傾斜させた状態で支持する2本の脚部材230と、を主に備えている。
保持パイプ210は、湾曲したパイプ状部材から構成されている。2本の保持パイプ210のうち上段に位置する上段パイプ211は、その軸方向長さが上段パイプ211の下方に位置する下段パイプ213よりも短い寸法に設定されている。
支柱パイプ220は、直線状に延びた2本のパイプ状部材から構成されている。支柱パイプ220は、上側に位置する上パイプ221の外径が、下側に位置する下パイプ222の内径よりも小さな寸法に設定され、上パイプ221の下方部分が下パイプ222の内部に収容可能に構成されている。
支柱パイプ220は、下パイプ222に対して上パイプ221をその軸方向に沿って相対変位させることによって、支柱パイプ220の軸方向長さを調整することができる。即ち、支柱パイプ220は、伸縮可能に構成されている。
さらに、上パイプ221の下端には、下パイプ222に内嵌可能なスリーブ223が連結されており、このスリーブ223を下パイプ222に内嵌させることで上パイプ221の落下を防止しつつ、上パイプ221が下パイプ222に対して摺動することに起因する上パイプ221及び下パイプ222の損傷を抑制できる。
また、保持パイプ210は、第1ホルダ240を介して支柱パイプ220に連結されている。第1ホルダ240は、断面略C字状の第1把持部241と、その第1把持部241に隣接する第1締付部242と、第1ボルト243と、第1把持部241の周方向両端に形成された孔に挿通されて第1締付部42の周方向両端どうしを連結する第3ボルト244とを備えている。
第1ホルダ240は、第3ボルト244の締付量を調整することにより第1把持部241の内径が可変に構成されている。即ち、第3ボルト244を締め付けて第1把持部241の内径を小さくすることにより、第1把持部241に保持パイプ210を固定することができ、第3ボルト244の締付を緩めて第1把持部241の内径を大きくすることにより、保持パイプ210に対する第1把持部241の固定を解除できる。
従って、ドラムスタンド200では、保持パイプ210に対する第1ホルダ240の固定解除および再固定を行うことにより、保持パイプ210に対する第1ホルダ240の取付位置(支柱パイプ220の軸方向に直交する方向における第1ホルダ240の取付位置)を変更でき、その第1ホルダ240の取付位置の変更を通して、支柱パイプ220に対する保持パイプ210の取付位置(支持パイプ220に対して連結される、保持パイプ210の中心軸方向における位置)を変更することができる。
また、ドラムスタンド200では、保持パイプ210に対する第1ホルダ240の固定解除および再固定を行うことにより、第1把持部241の中心軸回りに保持パイプ210を軸回転させることができ、その保持パイプ210の軸回転を通して、保持パイプ210に保持される打楽器の配置を調整することができる。
脚部材230は、直線状に延びるパイプ状部材から構成されている。脚部材230は、その一端が後述する第2ホルダ250を介して支柱パイプ220に連結され、脚部材230の他端には接地部33が装着されている。
接地部33は、下パイプ222の下端にも装着されており、ドラムスタンド200は、下パイプ222の下端および2本の脚部材230の他端に装着された3つの接地部33が床面Fに接地可能に構成されている。
即ち、支柱パイプ220は、その下端を床面Fに接地させた状態で脚部材230に支持されており、下パイプ222と2本の脚部材230とが、上パイプ221を支持する三脚として構成されている。
このように、下パイプ222をドラムスタンド200の脚構造の一部として利用することで、安定した状態で支柱パイプ220を支持することができると共に、ドラムスタンド200の部品コストを低減させることができる。
第2ホルダ250は、筒状に形成される2個の第2把持部251と、それら2個の第2把持部251に隣接する第2締付部252と、を主に備えている。
2個の第2把持部251は、脚部材230の一端が把持される部位であり、各々の第2把持部251の軸方向が異なる方向へ向けられている。
第2締付部252は、筒状の下固定部252aと、その下固定部252aの同軸上に位置する断面略C字状の上固定部252bと、その上固定部252bの周方向両端に形成された孔に挿通されて第1締付部42の周方向両端どうしを連結する第2ボルト253とを備えている。
下固定部252aは、下パイプ222の上端を把持する部位である。上固定部252bは、上パイプ221を締付固定する部位であり、第2ボルト253の締付量を調整することによって上固定部252bの内径が可変に構成されている。
即ち、第2ボルト253を強く締め付けて上固定部252bの内径を小さくすることにより、上固定部252bに上パイプ221が固定される。これにより、上パイプ221の下パイプ222に対する相対変位を規制して、ドラムスタンド200使用時における支柱パイプ220の伸縮を防止することができる。
一方、第2ボルト253の締付を緩めて上固定部252bの内径を大きくすることにより、上固定部252bによる上パイプ221の固定が解除される。これにより、上パイプ221の下パイプ222に対する相対変位が可能となり、支柱パイプ220を伸縮させることができる。
このように、ドラムスタンド200では、上パイプ221に対する第2ホルダ250の固定解除および再固定を行うことにより、支柱パイプ220の軸方向長さを調整することができる。
次に、図6を参照して、ドラムスタンド200の使用態様について説明する。図6は、ドラムセット201の正面図であり、ドラムスタンド200に複数の電子打楽器が保持された状態を図示している。なお、図6(b)における支柱パイプ220は、図6(a)における支柱パイプ220よりも軸方向長さを短くしている。
図6に示すように、ドラムスタンド200は、2本の保持パイプ210が第1ホルダ240を介して支柱パイプ220に連結されている。
支柱パイプ220は、床面Fに対して傾斜し、支柱パイプ220の上端(上パイプ221の上端)が下端(下パイプ222の下端)よりも後方に配置されているので、支柱パイプ220を伸縮させることを通して、保持パイプ210及び複数の打楽器の高さ位置および前後位置を変えることができる。
即ち、下パイプ222に対して上パイプ221をその上端側へ相対移動させることにより支柱パイプ220を伸張させると、上パイプ221に連結された保持パイプ210が、上方かつ後方(演奏者から視て奥側)へスライド移動する。一方、下パイプ222に対して上パイプ221をその下端側へ相対移動させることにより支柱パイプ220を短縮させると、上パイプ221に連結された保持パイプ210が、下方かつ前方(演奏者から視て手前側)へスライド移動する。
ドラムセット201は、支柱パイプ220が床面Fに対して傾斜し、支柱パイプ220の上端が下端よりも後方に配置されているので、支柱パイプ220を伸縮させることで、保持パイプ210に保持された複数の打楽器の床面からの高さ位置調整に加え、複数の打楽器の前後方向への位置調整を同時に行うことができる。
即ち、支柱パイプ220を伸長させた場合には、保持パイプ210を上方、かつ、後方(演奏者から視て奥側)へ移動させることができ、支柱パイプ220を短縮させた場合には、保持パイプ210を下方、かつ、前方(演奏者から視て手前側)へ移動させることができる。よって、保持パイプ210に保持された複数の打楽器の位置調整を効率よく行うことができる。
このとき、保持パイプ210に保持された打楽器は、支柱パイプ220の軸方向に沿ってスライド移動するので、打楽器の打面が演奏者から視て左側または右側へ向けられることを防止できる。よって、打楽器の位置調整に伴って打楽器の演奏がしづらくなるといった不具合を回避できる。
さらに、2本の保持パイプ210が上パイプ221に連結されているので、上パイプ221を下パイプ222に対して相対移動させることで、2本の保持パイプの相対的な位置関係を変更することなく、2本の保持パイプ210の位置調整を一斉に行うことができる。よって、打楽器の配置を効率よく調整することができる。
また、脚部材230が支柱パイプ220から後方へ延びており、下パイプ222の下端よりも後方で接地部33が床面Fに接地するので、演奏者がいる前方側において、床面Fにペダル装置Pを配置するためのスペースを広く確保することができる。
なお、ドラムスタンド200では、保持パイプ210が第1ホルダ240を介して上パイプ221に連結され、第1ホルダ240よりも下方に位置する第2ホルダ50を操作することによって支柱パイプ220の軸方向長さを調整することができる。よって、演奏者の背が低い場合であっても、支柱パイプ220の伸縮を容易に行うことができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記各実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記した保持パイプ10,210の本数や形状、軸方向長さ等は一例であり、保持パイプ10,210の本数や軸方向長さを変更することは当然可能である。また、各保持パイプ10,210に保持する打楽器の種類や数、その打楽器を保持させるためのロッドの有無や保持パイプ10,210に対する打楽器の保持方法は任意である。
また、各実施の形態で説明した各構成を、他の実施の形態で説明した各構成と入れ替えてもよく、各実施の形態で説明した各構成に、他の実施の形態の各構成を組み合わせたり追加してもよい。例えば、第1実施の形態で説明した、直線状の保持パイプ10を、第2実施の形態で説明した、湾曲した保持パイプ210と代替してもよく、第1実施の形態で説明した支柱パイプ20を、第2実施の形態で説明した、伸縮可能な支柱パイプ220と代替してもよい。
上記各実施の形態では、ドラムスタンド100,200に対して電子打楽器を保持させる場合ついて説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、アコースティックの打楽器や練習用の打楽器を保持させることは当然可能である。
上記各実施の形態では、保持パイプ10,210が第1ホルダ40,240を介して支柱パイプ20,220に連結される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、保持パイプ10,210を支柱パイプ20,220に対して溶接等により固着させてもよい。これにより、第1ホルダ40,240を不要として、部品コストを抑制することができる。
同様に、上記第1実施の形態では、脚部材30が第2ホルダ50を介して支柱パイプ20に連結される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、脚部材30を支柱パイプ20に対して溶接等により固着させてもよい。これにより、第2ホルダ50を不要として、部品コストを抑制することができる。
上記した各実施の形態では、接地部33が球状に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、他の形状であってもよい。他の形状としては、床面Fに接地する部位が部分的に球面状に形成された半球状に形成されたものや、床面Fに接地する部位が平坦面状に形成されたもの等が例示される。
上記各実施の形態では、保持パイプ10,210の軸方向中央部分を支柱パイプ20,220に連結し、保持パイプ10,210が演奏者から視て支柱パイプ20,220の左右方向両側に延びる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、保持パイプの軸方向端部を支柱パイプ20,220に連結し、演奏者から視て支柱パイプ20,220の左側に延びる保持パイプと、演奏者から視て支柱パイプ20,220の右側に延びる保持パイプとを別個に設けてもよい。
上記第1実施の形態では、脚部材30が略T字状に連結された2本のパイプ部材から構成され、上記第2実施の形態では、脚部材230が直線状に延びる2本のパイプ状部材から構成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、脚部材30として他の態様を採用してもよい。他の態様としては、例えば、脚部材230が直線状または湾曲形成された2本以上の棒状部材から構成されるもの等が例示される。
また、接地部33の床面Fに接地する部位に滑り止め加工を施してもよい。滑り止め加工としては、床面Fに接地する部位に突起部を形成するもの等が例示される。
上記第1実施の形態では、第2把持部51の中心軸と第2締付部52の中心軸とが互いに垂直となるように構成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、第2把持部51の中心軸と第2締付部52の中心軸とは互いに垂直でなくてもよい。また、第2把持部51の中心軸と第2締付部52の中心軸との角度が可変に構成されていてもよい。
上記第1実施の形態では、第1脚部31が直線状に形成され、第2脚部32が湾曲形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、第1脚部31が湾曲形成され、第2脚部32が直線状に形成されていてもよい。また、第1脚部31及び第2脚部32の双方を直線状に形成してもよく、双方を湾曲形成してもよい。
上記第1実施の形態では、第2ホルダ50が第1ホルダ40よりも下方で支柱パイプ20に連結される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、第2ホルダ50を、複数の第1ホルダ40の間または第1ホルダ40よりも上方で支柱パイプ20に連結してもよい。
上記第2実施の形態では、上パイプ221の外径が下パイプ222の内径よりも小さな寸法に設定され、上パイプ221の下方部分が下パイプ222の内部に収容される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、下パイプ222の外径を上パイプ221の内径よりも小さな寸法に設定し、下パイプ222の上方部分が上パイプ221の内部に収容されるように構成してもよい。この場合、支柱パイプ220を伸縮させた際に、第1ホルダ240と第2ホルダ250との間隔を維持したまま支柱パイプ220の軸方向長さを変更できるので、第1ホルダ240と第2ホルダ250との干渉を防止できると共に、保持パイプ210をより下方に配置することができる。
100,200 ドラムスタンド
10,210 保持パイプ(第1パイプ)
11,211 上段パイプ(第1パイプ)
12 中段パイプ(第1パイプ)
13,213 下段パイプ(第1パイプ)
20,220 支柱パイプ(第2パイプ)
221 上パイプ(第2パイプの一部)
222 下パイプ(第2パイプの一部)
30,230 脚部材
31 第1脚部
32 第2脚部
33 接地部
40,240 第1ホルダ
50,250 第2ホルダ
F 床面

Claims (7)

  1. 打楽器を保持する第1パイプと、その第1パイプが連結される第2パイプと、その第2パイプを床面に対して支持する脚部材とを備えたドラムスタンドにおいて、
    前記第1パイプは、前記第2パイプの軸方向に沿ってスライド可能に構成され、
    前記脚部材は、前記第2パイプの下端を床面に接地させつつ前記第2パイプの下端よりも水平方向一方側で床面に接地し、前記第2パイプの上端を前記第2パイプの下端よりも水平方向一方側に配置した状態で支持することを特徴とするドラムスタンド。
  2. 前記第1パイプと前記第2パイプとを連結すると共に、前記第2パイプに対する取付位置が変更可能に構成された第1ホルダを備えていることを特徴とする請求項1記載のドラムスタンド。
  3. 前記第2パイプは、その軸方向に沿って伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドラムスタンド。
  4. 前記脚部材と前記第2パイプとを連結すると共に、前記第2パイプに対する取付位置が変更可能に構成された第2ホルダを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のドラムスタンド。
  5. 前記脚部材は、床面に接地する接地部を備え、
    その接地部は、床面との接地面が球面状に形成されていることを特徴とする請求項4記載のドラムスタンド。
  6. 前記脚部材は、前記第2パイプに一端が連結されると共に前記第2パイプから水平方向一方側へ向けて延設される第1脚部と、その第1脚部の他端に連結されると共に前記第1脚部と交差する方向へ延設される第2脚部とを備えたT字状に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のドラムスタンド。
  7. 前記脚部材は、前記第1脚部または前記第2脚部の少なくともいずれか一方は、前記第1脚部の他端または前記第2脚部の両端が床面へ近接するように湾曲形成されていることを特徴とする請求項6記載のドラムスタンド。
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