JP2020169663A - 自動調心ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動調心ころ軸受のころの安定性を高める。【解決手段】各ころ列L1、L2のころ4の軸方向内側の端面4aと案内輪6との間に形成される最大軸方向隙間Δgmaxを、各ころ列L1、L2のころ4の軸方向内側の端面4aと保持器5の中央環状部5aとの間に形成される最大軸方向隙間Δemaxよりも小さくする。【選択図】図3

Description

本発明は、自動調心ころ軸受に関する。
下記の特許文献1に示されている自動調心ころ軸受は、図6に示すように、内輪101と、外輪102と、これらの間に介在した複列のころ103と、各ころ列L1’,L2’のころ103をそれぞれ保持する一対の保持器104と、各ころ列L1’,L2’の軸方向間に設けられ、ころ103の端面と摺動する案内輪105とを有する。
また、下記の特許文献2には、複列のころを保持する保持器を一体化した自動調心ころ軸受が示されている。
特開2001−140875号公報 特開2015−140918号公報
図6に示す自動調心ころ軸受の内輪101に、図中矢印で示すようなアキシャル荷重Fa’が加わった場合、図中左側の負荷側のころ列L1’のころ103は、内輪101の軌道面101aと外輪102の軌道面102aとで軸方向両側から挟持された状態となり、軌道面101a、102aところ103との間の軸方向隙間が0となる。一方、図中右側の反負荷側のころ列L2’では、軌道面101a、102aところ103との間に軸方向隙間d1が形成され、この軸方向隙間d1の分だけころ103の軸方向移動が許容される。このとき、図7に示すように、反負荷側のころ列L2’のころ103が保持器104と共に軸方向外側(図中右側)に移動すると、両ころ列L1’、L2’のころ103の軸方向間隔が広がり、これらの間に配された案内輪105が軸方向に移動可能な状態となる(矢印X参照)。このため、反負荷側のころ列L2’のころ103と案内輪105との間の軸方向隙間Δg’が、ころ103と保持器105との間の軸方向隙間Δe’よりも大きくなることがある。この状態で、反負荷側のころ列L2’のころ103にスキューが生じると、ころ103の端面103aが、案内輪105ではなく保持器104のポケット104aの内面に接触し、ころ103の動きを案内輪105で制御することができず、ころ103の挙動が不安定となる恐れがある。
例えば、上記の特許文献2のように、複列のころを保持する保持器を一体化すれば、複列のころの軸方向間隔を保持器で規制することができる。しかし、この自動調心ころ軸受には、ころの端面を案内する案内輪が設けられていないため、ころの安定性に欠ける。
本発明は、自動調心ころ軸受のころの安定性を高めることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、内周に凹球面状の軌道面を有する外輪と、外周に凹曲面状の複列の軌道面を有する内輪と、前記外輪の軌道面と前記内輪の一方の軌道面との間に配された複数のころで構成された一方のころ列と、前記外輪の軌道面と前記内輪の他方の軌道面との間に配された複数のころで構成された他方のころ列と、前記一方のころ列と前記他方のころ列との軸方向間に配された中央環状部、前記一方のころ列の軸方向外側および前記他方のころ列の軸方向外側に設けられた一対の外側環状部、および、前記中央環状部と各外側環状部とを連結し、各ころ列のころの周方向間に配された複数の柱部とを一体に有する保持器と、前記一方のころ列と前記他方のころ列の軸方向間に配され、各ころ列のころの軸方向内側の端面と摺動する案内輪とを備えた自動調心ころ軸受において、各ころ列のころの軸方向内側の端面と前記案内輪との間に形成される最大軸方向隙間が、各ころ列のころの軸方向内側の端面と前記保持器の中央環状部との間に形成される最大軸方向隙間よりも小さい自動調心ころ軸受を提供する。
上記のように、本発明は、複列のころを保持する保持器を一体化すると共に、複列のころの間に案内輪を設けた上で、ころと案内輪、および、ころと保持器との間の最大軸方向隙間の関係を規定することで、ころを常に案内輪で案内してころの挙動を安定させることができるという着想に基づくものである。すなわち、複列のころを保持する保持器を一体化することで、複列のころの最大軸方向間隔を保持器で規制することができるため、これらの間に配された案内輪の軸方向移動量、ひいては、各ころ列のころの端面と案内輪との軸方向隙間を所定範囲内に規制することができる。このとき、各ころ列のころの端面と案内輪との間に形成される最大軸方向隙間を、各ころ列のころの端面と保持器の中央環状部との間に形成される最大軸方向隙間よりも小さくすることで、ころの端面を、保持器の中央環状部よりも案内輪に優先的に接触させることができるため、ころを常に案内輪で案内することができる。
上記の自動調心ころ軸受において、保持器の最小内径を案内輪の外径よりも大きくすることで、保持器の内周に案内輪を組み込むことが可能となる。
上記のような複列のころを保持する一体型の保持器全体をストレートな円筒形状とすれば、保持器をプレス加工等の低コストな加工方法で形成することができる。
上記の自動調心ころ軸受において、保持器の内周面と案内輪の外周面とを接触させれば、保持器を案内輪で半径方向に案内することができるため、保持器の挙動を安定させることができる。
上記の自動調心ころ軸受では、ころの軸方向外側の端面と保持器の外側環状部とが接触する。このとき、ころの軸方向外側の端面とその外周に隣接して設けられた面取り部との境界に設けられるエッジ部を、保持器と接触しないようにすることで、保持器の摩耗を抑えることができる。例えば、保持器の外側環状部の軸方向内側の側面に、周方向中央部を軸方向内側に膨出させた凸曲面を設けることで、凸曲面の頂部がころの軸方向外側の端面の中央部と接触するため、ころの軸方向外側の端面の上記エッジ部を含む外周領域を、保持器と非接触とすることができる。
以上のように、本発明の自動調心ころ軸受によれば、ころの端面を常に案内輪で案内することができるため、ころの安定性が高められる。
本発明の一実施形態に係る自動調心ころ軸受の断面図である。 上記の自動調心ころ軸受の保持器およびころを外径側から見た側面図である。 上記の自動調心ころ軸受の内輪にアキシャル荷重が加わった状態を示す断面図である。 図2のIV部の拡大図である。 他の実施形態に係る自動調心ころ軸受の保持器およびころを外径から見た側面図である。 従来の自動調心ころ軸受の内輪にアキシャル荷重が加わった状態を示す断面図である。 図6の自動調心ころ軸受の反負荷側のころが軸方向外側に移動した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係る自動調心ころ軸受1は、図1に示すように、内周に凹球面状の軌道面2aが形成された外輪2と、外周に2列の凹曲面状(図示例では断面凹円弧状)の軌道面3aが形成された内輪3と、外輪2の軌道面2aと内輪3の各軌道面3aとの間に配された複数のころ4で構成されたころ列L1,L2と、各ころ列L1,L2のころ4を転動自在に保持する保持器5と、ころ列L1,L2の軸方向間に配された案内輪6とを備える。本実施形態では、外輪2が静止側の部材(ハウジング等)に固定され、内輪3が回転部材(例えば回転軸)に固定される。この他、内輪3を静止側の部材に固定し、外輪2を回転部材に固定してもよい。あるいは、外輪2を第一の回転部材に固定し、内輪3を、第一の回転部材に対して相対回転する第二の回転部材に固定してもよい。
ころ4は、外周面4cの軸方向両端よりも軸方向中央が大径な樽形ころである。図1に示す軸方向断面において、ころ4の外周面4cは円弧状を成しており、ころ4の外周面4cの曲率は、外輪2の軌道面2aおよび内輪の軌道面3aの曲率よりも若干大きい。
保持器5は、ころ列L1,L2のころ4を一体に保持する。具体的には、図2に示すように、ころ列L1,L2の軸方向間に配された中央環状部5aと、ころ列L1,L2の軸方向外側に設けられた一対の外側環状部5bと、中央環状部5aと各外側環状部5bとを連結し、各ころ列L1,L2のころ4の周方向間に配された複数の柱部5cとを一体に有する。中央環状部5aと、外側環状部5bと、周方向に隣接する一対の柱部5cとでポケット5dが形成され、各ポケット5dにころ4が一つずつ収容される。
各ころ列L1,L2のポケット5dは、周方向にずらして形成される。図示例では、各ころ列L1,L2のポケット5dが半ピッチずつずらして形成され、一方のころ列L1(あるいはL2)のポケット5dの周方向中央と、他方のころ列L2(あるいはL1)の柱部5cとが同じ周方向位置に配される。ポケット5dの内面は、内周に収容されたころ4の外面に沿った形状を成している。具体的に、軸方向に対向するポケット5dの内面5d1、5d2には、ころ4の端面4a、4bと平行な平面が設けられる。周方向に対向するポケット5dの内面5d3には、ころ4の外周面4cに沿った曲面(例えば円筒面)が設けられる。本実施形態では、ポケット5dの内面のうち、外側環状部5bに設けられた軸方向外側の面5d2の周方向両端に、ころ4から離反する側(軸方向外側)に後退した凹部5d4が設けられる。
図1に示すように、保持器5は、全体としてストレートな円筒状を成している。図示例では、保持器5の内周面および外周面の全域が円筒面状に形成される。保持器5は、例えばプレス加工により形成される。具体的には、円筒状の保持器素材を形成した後、この保持器素材をプレス金型で半径方向に打ち抜いてポケット5dを形成することで、保持器5が形成される。あるいは、平板状の金属板をプレス金型で打ち抜いてポケット5dを形成した後、この金属板を円筒状に丸めて端部同士を溶接することにより保持器5を形成してもよい。図示例では、ポケット5dの打ち抜き方向Pが、そのポケット5dに収容されたころ4の中心線Oと直交している。ポケット5dの内面5d1〜5d3は、打ち抜き方向Pと平行な面で構成される。
保持器5の各柱部5cは、軸方向に延び、それぞれが摺接するころ4の中心線Oに対して傾斜している。図示例では、保持器5の柱部5cの軸方向内側の端部が、ころ4の外周面のうち、中心線Oよりも軸受内径側(図1の下側)の領域と接触し、保持器5の柱部5cの軸方向外側端部が、ころ4の外周面のうち、中心線Oよりも軸受外径側(図1の上側)の領域と接触する。
案内輪6の軸方向両側の端面には、各ころ列L1,L2のころ4の軸方向内側の端面4aと平行なころ案内面6aが設けられる。案内輪6の円筒面状の内周面6bは、内輪3の外周面、具体的には、軌道面3a,3aの軸方向間に設けられた円筒面3bと摺動する。案内輪6の円筒面状の外周面6cは、保持器5の中央環状部5aの円筒面状の内周面と摺動する。これにより、保持器5が、内輪3に対して案内輪6により半径方向で案内される。案内輪6の外径は、保持器5の内径よりも小さい。
上記の自動調心ころ軸受1は、例えば以下の手順を経て組み立てられる。まず、内輪3の外周面の円筒面3bと案内輪6の内周面6bとを嵌合させると共に、案内輪6の外周面6cと保持器5の中央環状部5aの内周面とを嵌合させる。このとき、保持器5の内径が案内輪6の外径よりも大きいため、案内輪6を保持器5の内周に軸方向から挿入することができる。そして、保持器5の外周に外輪2を配した後、外輪2の軸心を保持器5、案内輪6、および内輪3の軸心に対して傾斜させて、保持器5の複数のポケット5dの一部を外周に露出させ、露出したポケット5dにころ4を組み付ける。そして、保持器5を回転させて異なるポケット5dを外周に露出させ、このポケット5dにころ4を組み付ける。こうして、全てのポケット5dにころ4を組み付けたら、外輪2を、保持器5、案内輪6、および内輪3と同軸に配する。以上により、自動調心ころ軸受1の組立が完了する。
上記の自動調心ころ軸受1において、内輪3にアキシャル荷重が加わっていない状態で内輪3が回転すると、図1に示すように、各ころ列L1,L2のころ4と保持器5との間に軸方向隙間が形成される。具体的には、ころ4の軸方向内側の端面4aと保持器5の中央環状部5aの側面(ポケット5dの内面5d1)との間に初期軸方向隙間Δe1が形成されると共に、ころ4の軸方向外側の端面4bと保持器5の外側環状部5bの側面(ポケット5dの内面5d2)との間に初期軸方向隙間Δe2が形成される。また、この状態で、各ころ列L1,L2のころ4の軸方向内側の端面4aと案内輪6のころ案内面6aとの間には、初期軸方向隙間Δgが形成される。このとき、案内輪6の軸方向両側のころ案内面6aが両ころ列L1、L2のころ4の軸方向内側の端面4aと摺動することで、ころ4の挙動(姿勢)が安定する。また、案内輪6の外周面6cが保持器5の内周面と摺動することで、保持器5が半径方向で案内され、保持器5の挙動が安定する。また、案内輪6の内周面6bが内輪3の外周面(円筒面3b)と摺動することで、案内輪6が半径方向で案内される。案内輪6の回転速度は、保持器5の回転速度と略同じかそれよりも速く、内輪3の回転速度よりも遅い。
一方、図3に示すように、内輪3にアキシャル荷重Faが加わった状態で内輪3が回転すると、負荷側(図中左側)のころ列L1では、外輪2の軌道面2aと内輪3の軌道面3aとでころ4とが軸方向で挟持された状態となり、軌道面2a、3aところ4との間の軸方向隙間が0となる。一方、反負荷側(図中右側)のころ列L2では、軌道面2a、3aところ4との間の軸方向隙間が大きくなり、ころ4が軌道面2a、3aの間で軸方向に移動可能な状態となる。
このとき、反負荷側のころ列L2のころ4が軸方向外側(図中右側)に移動すると、このころ4が保持器5の反負荷側(図中右側)の外側環状部5bに当接して、保持器5が反負荷側に移動する。このとき、保持器5の負荷側(図中左側)の外側環状部5bが、軌道面2a、3aにより軸方向に拘束された負荷側のころ列L1のころ4に当接することで、保持器5の軸方向移動が規制され、これにより反負荷側のころ列L2のころ4の軸方向外側への移動が規制される。すなわち、両ころ列L1、L2のころ4がそれぞれ保持器5の外側環状部5bに当接することで、これらの軸方向間隔がそれ以上広がることが規制される。このように、保持器5により両ころ列L1,L2のころ4の最大軸方向間隔を規定することで、案内輪6の軸方向移動範囲が規定され、ころ4の軸方向内側の端面4aと案内輪6のころ案内面6aとの最大軸方向隙間Δgmax(=2Δg+2Δe2)を規定することができる。
また、図3に示す状態では、ころ4の軸方向外側の端面4bが保持器5の外側環状部5bに当接しているため、ころ4の軸方向内側の端面4aと保持器5の中央環状部5aとの間に最大軸方向隙間Δemax(=Δe1+Δe2)が形成される。本実施形態の複列ころ軸受1では、ころ4と案内輪6との間の最大軸方向隙間Δgmaxが、ころ4と保持器5との間の最大軸方向隙間Δemaxよりも小さくなるように、各部材の寸法が設定される。すなわち、図3に示す状態において、案内輪6のころ案内面6aが、保持器5のポケット5dの内面5d1よりも、ころ4の端面4aに近接している。これにより、ころ4の端面4aが、保持器5の中央環状部5aに接触せずに、案内輪6のころ案内面6aと優先的に接触する。このように、軸方向移動可能な反負荷側のころ4の軸方向内側の端面4aを、保持器5ではなく案内輪6で案内することで、ころ4の挙動を安定させることができる。
また、図3に示す状態では、ころ4の軸方向外側の端面4bが、保持器5の外側環状部5bの側面(ポケット5dの内面5d2)と摺動する。本実施形態では、図2に示すように、このポケット5dの内面5d2の周方向両端に凹部5d4が設けられているため、この領域が、ころ4の端面4bと非接触となる。詳しくは、図4に拡大して示すように、ころ4の端面4bとその外周に設けられた面取り部4dとの境界に設けられたエッジ部4eが、保持器5のポケット5dの内面5d2と非接触となる。これにより、ころ4のエッジ部4eの接触によるポケット5dの内面5d2の摩耗を防止できる。尚、ポケット5dの内面5d2の形状はこれに限らず、例えば図5に示すように、ポケット5dの内面5d2に、周方向中央部を軸方向内側に膨出させた凸曲面を設けてもよい。図示例の凸曲面は、曲率半径Rの円筒面で構成される。
本発明は、上記の実施形態に限られない。例えば、保持器5の形状は、ストレートな円筒状に限らず、例えば、軸方向中央部から軸方向両端に行くにつれて徐々に径を小さくした樽形としてもよい。この場合、保持器5の最小内径(すなわち、軸方向両端部における内径)を、案内輪6の外径よりも大きくすることで、案内輪6を保持器5の内周に組み付け可能とされる。
1 自動調心ころ軸受
2 外輪
2a 軌道面
3 内輪
3a 軌道面
4 ころ
5 保持器
5a 中央環状部
5b 外側環状部
5c 柱部
5d ポケット
6 案内輪
6a ころ案内面
Fa アキシャル荷重
L1,L2 ころ列

Claims (6)

  1. 内周に凹球面状の軌道面を有する外輪と、外周に複列の凹曲面状の軌道面を有する内輪と、前記外輪の軌道面と前記内輪の一方の軌道面との間に配された複数のころで構成された一方のころ列と、前記外輪の軌道面と前記内輪の他方の軌道面との間に配された複数のころで構成された他方のころ列と、前記一方のころ列と前記他方のころ列との軸方向間に配された中央環状部、前記一方のころ列の軸方向外側および前記他方のころ列の軸方向外側に設けられた一対の外側環状部、および、前記中央環状部と前記一対の外側環状部とを連結し、各ころ列のころの周方向間に配された複数の柱部とを一体に有する保持器と、前記一方のころ列と前記他方のころ列の軸方向間に配され、各ころ列のころの軸方向内側の端面と摺動する案内輪とを備えた自動調心ころ軸受において、
    各ころ列のころの軸方向内側の端面と前記案内輪との間に形成される最大軸方向隙間が、各ころ列のころの軸方向内側の端面と前記保持器の中央環状部との間に形成される最大軸方向隙間よりも小さい自動調心ころ軸受。
  2. 前記保持器の最小内径が、前記案内輪の外径よりも大きい請求項1に記載の自動調心ころ軸受。
  3. 前記保持器をストレートな円筒形状とした請求項1又は2に記載の自動調心ころ軸受。
  4. 前記保持器の内周面と前記案内輪の外周面とが接触した請求項1〜3の何れか1項に記載の自動調心ころ軸受。
  5. 各ころ列のころの軸方向外側の端面とその外周に隣接して設けられた面取り部との境界を、前記保持器と非接触とした請求項1〜4の何れか1項に記載の自動調心ころ軸受。
  6. 前記ころの軸方向外側の端面と軸方向に対向する前記保持器のポケットの内面に、周方向中央部を軸方向内側に膨出させた凸曲面を設けた請求項5に記載の自動調心ころ軸受。
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