JP2020169129A - クリーム状洗浄料 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時ののびが良好であり、顔面上でも泡立て易く、クレンジング力に優れ、保存安定性の高いクリーム状洗浄料の提供。【解決手段】下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)および水を含有することを特徴とするクリーム状洗浄料。(A)炭素数が12〜18の偶数炭素数を有する飽和脂肪酸のカリウム塩を30〜45質量%(B)炭素数が13〜17の奇数炭素数を有する飽和脂肪酸のカリウム塩を0.001〜0.5質量%(C)ステアリン酸グリセリルまたはステアリン酸ソルビタンを0.1〜5質量%(D)グリセリンまたはジグリセリンを4〜34質量%【選択図】なし

Description

本発明は、顔や身体等の皮膚の洗浄に用いられるクリーム状洗浄料に関する。
従来、顔や身体等の皮膚用の洗浄剤には、脂肪酸塩である石けんが多く使用されている。石けんは、洗浄後に独特のさっぱり感を有するだけでなく、生分解性も良好であり、環境に対しても優しい基剤である。石けんを主成分としたクリーム状洗浄料は一般的な皮膚用洗浄剤として広く使用されている。クリーム状洗浄料に配合される石けんを構成する脂肪酸には、例えば、ヤシ油、パーム油およびパーム核油由来の混合脂肪酸が使用されており、これらの混合脂肪酸には不飽和脂肪酸が30〜40質量%程度含有されている。しかし、不飽和脂肪酸は、保存安定性が低く、変色や臭気劣化が生じ易いという問題があった。
クリーム状洗浄料の保存安定性を向上させるために、飽和脂肪酸のみを使用したクリーム状洗浄料が提案されている。これにより、変色や臭気劣化は改善されるものの、脂肪酸の含有量によっては使用時ののびが悪くなることや高温で分離することが課題であった。これらの課題を解決するために、例えば特許文献1には、炭素数が偶数の飽和脂肪酸と水酸化カリウムとグリセリンとを含有するクリーム状洗浄料が提案されている。
一方、近年ではスキンケアを簡便に済ませたいというニーズが高まっており、クリーム状洗浄料でメイクアップ化粧料の除去と通常の洗顔を一度に行えることが求められている。クレンジング力を高めるためには、濃厚な状態でメイクアップ化粧料と馴染ませることが好ましいが、その場合に顔面上で水を加えて泡立てる必要がある。例えば特許文献2には、クレンジング効果を有するクリーム状洗浄料として、炭素数が偶数の高級脂肪酸塩とIOB値が0.2以上0.7未満の非イオン性界面活性剤とを含有するクリーム状皮膚洗浄料が提案されているが、顔面上での泡立ちが不十分であった。
特開2015−24974号公報 特開2012−167035号公報
このように、脂肪酸塩の石けんを配合したクリーム洗浄料にグリセリンや非イオン性界面活性剤を配合することにより、使用時ののびを良くすることやクレンジング効果を向上させることは知られていた。しかし、使用時ののびが良好であり、顔面上でも泡立て易く、クレンジング力に優れ、保存安定性の高いクリーム状洗浄料は未だ開発されていないのが現状である。
本発明の目的は、使用時ののびが良好であり、顔面上でも泡立て易く、クレンジング力に優れ、保存安定性の高いクリーム状洗浄料を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、特定の素材を選択し、その配合割合を特定範囲とすることによって、所期の作用効果を奏するクリーム状洗浄料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)および水を含有することを特徴とするクリーム状洗浄料である。
(A)炭素数が12〜18の偶数炭素数を有する飽和脂肪酸のカリウム塩を30〜45質量%
(B)炭素数が13〜17の奇数炭素数を有する飽和脂肪酸のカリウム塩を0.001〜0.5質量%
(C)ステアリン酸グリセリルまたはステアリン酸ソルビタンを0.1〜5質量%
(D)グリセリンまたはジグリセリンを4〜34質量%
本発明のクリーム状洗浄料は、さらに、(E)式(I)で示されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウムを0.1〜5質量%含有することが好ましい。
RCONH(CHCHO)n−SONa ・・・(I)
(Rは炭素数7〜17のアルキル基、nは2〜10の整数である。)
本発明のクリーム状洗浄料によれば、使用時ののびが良好であり、顔面上でも泡立て易く、クレンジング力に優れ、保存安定性が高いという効果が得られる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
本発明のクリーム状洗浄料は、下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)および水を少なくとも含有する。以下、各成分について説明する。
なお、本明細書において記号「〜」を用いて規定された数値範囲は「〜」の両端(上限及び下限)の数値を含むものとする。例えば「2〜5」は2以上、5以下を表す。
<成分(A):偶数飽和脂肪酸のカリウム塩>
本発明に用いられる成分(A)は、炭素数が12〜18の偶数炭素数を有する飽和脂肪酸(本明細書において「偶数飽和脂肪酸」ともいう。)のカリウム塩であり、言い換えれば、炭素数が12、14、16、18の飽和脂肪酸のカリウム塩である。
本発明のクリーム状洗浄料に配合される飽和脂肪酸のカリウム塩は、配合前に予め偶数飽和脂肪酸のカリウム塩としたものでもよく、またクリーム状洗浄料の系中で偶数飽和脂肪酸に相当量のアルカリ剤を配合したものでもよい。
偶数飽和脂肪酸は、単一物であっても混合物であってもよく、具体的にはラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸のうち1種の単独飽和脂肪酸または2種以上を組み合わせた混合脂肪酸が挙げられる。偶数飽和脂肪酸のカリウム塩としては、泡量および泡質の点から、飽和脂肪酸カリウム塩の混合物であることが好ましい。
クリーム状の洗浄料においては、遊離脂肪酸を含有する系(過脂肪)とすることが一般的である。本発明においては、偶数飽和脂肪酸のカリウム塩を調製した後に偶数飽和脂肪酸をクリーム状洗浄料の系中に添加してもよいし、偶数飽和脂肪酸とアルカリ剤とを反応させる時にアルカリ剤の添加量を少なくして未反応の遊離脂肪酸を残存させてもよい。この際、水酸化カリウム等のアルカリ剤の含有量は、脂肪酸に対して0.7〜0.9当量であることが好ましい。
成分(A)の含有量は、洗浄料全量に対して、30〜45質量%であり、好ましくは32〜43質量%、より好ましくは34〜41質量%である。成分(A)の含有量が少なすぎると、顔面上での泡立ちやクレンジング力が十分ではなく、安定性が低くなることがあり、含有量が多すぎると、使用時ののびが低くなることがある。
<成分(B):奇数飽和脂肪酸のカリウム塩>
本発明に用いられる成分(B)は、炭素数が13〜17の奇数炭素数を有する飽和脂肪酸(本明細書において「奇数偶数飽和脂肪酸」ともいう。)のカリウム塩であり、言い換えれば、炭素数が13、15、17の飽和脂肪酸のカリウム塩である。
成分(B)に用いられる脂肪酸として、トリデカン酸、ペンタデカン酸およびヘプタデカン酸等が挙げられ、ペンタデカン酸およびヘプタデカン酸が好ましく、ペンタデカン酸およびヘプタデカン酸を少なくとも含むことがより好ましい。
ペンタデカン酸およびヘプタデカン酸を組み合わせて用いる場合、ペンタデカン酸/ヘプタデカン酸の質量比は1/30〜30/1であることが好ましく、1/10〜10/1であることがより好ましく、1/5〜5/1であることがさらに好ましく、1/3〜3/1であることが特に好ましい。かかる質量比が上記範囲であると、使用時ののびおよび顔面上での泡立て易さの点でより好ましい。
また、成分(B)がペンタデカン酸およびヘプタデカン酸を含有する場合、ペンタデカン酸およびヘプタデカン酸の合計含有量は、成分(B)の全量に対して、95〜100質量%であることが好ましく、97〜100質量%であることがより好ましい。ペンタデカン酸およびヘプタデカン酸の含有量が上記範囲であると、使用時ののびおよび顔面上での泡立て易さをバランスよく得ることができる。
成分(B)の含有量は、洗浄料全量に対して、0.001〜0.5質量%であり、好ましくは0.005〜0.4質量%であり、より好ましくは0.01〜0.3質量%、特に好ましくは0.02〜0.2質量%である。成分(B)の含有量が少なすぎると、使用時ののびが低くなったり、顔面上での泡立ちやクレンジング力が不十分であることがあり、含有量が多すぎると、配合量に見合った効果が見られず、経済的に不利になることがあり、場合によっては、使用時ののびが低下することがある。
<成分(C):ステアリン酸グリセリルまたはステアリン酸ソルビタン>
本発明に用いられる成分(C)は、ステアリン酸グリセリルまたはステアリン酸ソルビタンである。ステアリン酸グリセリルはグリセリンとステアリン酸のモノエステルであり、ステアリン酸ソルビタンはソルビタンとステアリン酸のモノエステルである。ステアリン酸グリセリルとステアリン酸ソルビタンは、それぞれを単独で用いても良いし、併用して用いても良い。
成分(C)の含有量は、洗浄料全量に対して、0.1〜5質量%であり、好ましくは0.5〜4.5質量%、より好ましくは1〜4質量%である。成分(C)の含有量が少なすぎると、クレンジング力が不十分となったり、安定性が低くなることがあり、含有量が多すぎると、使用時ののびが低くなることがある。
<成分(D):グリセリンまたはジグリセリン>
本発明に用いられる成分(D)は、グリセリンまたはジグリセリンである。グリセリンは、油脂を加水分解して得られる水溶液を蒸留などにより精製する方法で生産することができる。ジグリセリンはグリセリンを脱水縮合し、精製する方法で生産することができる。グリセリンとジグリセリンは、それぞれを単独で用いても良いし、併用して用いても良い。
成分(D)の含有量は、洗浄料全量に対して、4〜34質量%であり、好ましくは10〜32質量%、より好ましくは15〜30質量%である。成分(D)の含有量が少なすぎると、使用時ののびや顔面上での泡立ちが低くなることがあり、含有量が多すぎると、安定性が低くなることがある。
<水>
本発明のクリーム状洗浄料は、上記(A)〜(D)の各成分の他に水を含有する。水としては、脱イオン水、イオン交換水、蒸留水が好ましい。
水の含有量は、上記(A)〜(D)の各成分と水の合計含有量が、洗浄料全量に対して、80質量%以上、好ましくは85〜100質量%、より好ましくは90〜99質量%となるように適宜設定される。
<成分(E):ポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウム>
本発明のクリーム状洗浄料は、クレンジング力を更に向上させ、顔面上での泡立てを更に容易にする目的で、成分(E)として下記式(I)で示されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウムを含有することがより好ましい。
RCONH(CHCHO)n−SONa ・・・(I)
(Rは炭素数7〜17のアルキル基、nは2〜10の整数である。)
式(I)のアシル基を構成する脂肪酸としては、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの単一脂肪酸の他、ヤシ油脂肪酸などの混合脂肪酸が挙げられ、これらのなかでもヤシ油脂肪酸が好ましい。式(I)中のエチレンオキサイドの付加モル数nは2〜10の整数であり、好ましくは3〜6の整数である。nが小さすぎると皮膚刺激性が強くなることがあり、nが大きすぎると起泡性が低下することがある。
本発明のクリーム状洗浄料が成分(E)を含有する場合、成分(E)の含有量は、洗浄料全量に対して、0.1〜5質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜4.5質量%、特に好ましくは1〜4質量%である。成分(E)の含有量が上記範囲であると、使用時ののび、顔面上での泡立ち、クレンジング力の点でより好ましい。
<その他の添加成分>
本発明のクリーム状洗浄料は、上記の成分(A)〜成分(E)および水の他にも、化粧品や洗浄料に使われる一般的な成分を添加成分としてさらに含有していてもよい。
その他の添加成分としては、例えば、植物油脂、動物油脂等の油脂類;脂肪酸;pH調整剤;酸化防止剤;金属封鎖剤;色素;香料;顔料等が挙げられる。その他の添加成分の含有量は、洗浄料全量に対して、15質量%以下であることが好ましく、10質量%以下であることがより好ましい。
本発明のクリーム状洗浄料は公知の方法により製造することができる。例えば、成分(A)としての偶数飽和脂肪酸のカリウム塩、成分(B)としての奇数飽和脂肪酸のカリウム塩、成分(C)としてのステアリン酸グリセリル、成分(D)としてのグリセリン、成分(E)としてのポリオキシエチレン(4モル)ヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウム、および水などを混合し、加熱して均一に混合させた後、これを室温付近まで攪拌冷却して本発明のクリーム状洗浄料を製造することができる。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
<実施例1〜12、比較例1〜2>
表1および2に示す飽和脂肪酸のカリウム塩の組成で、表3(実施例1〜12)および表4(比較例1〜2)に示すクリーム状洗浄料を調製し、下記の方法により評価した。
なお、表3および表4において、各成分の数値は洗浄料全量に対する含有量(質量%)を示す。
なお、原料は以下のものを使用した。
・ラウリン酸:試薬特級グレード(東京化成工業(株)製)
・ミリスチン酸:試薬特級グレード(東京化成工業(株)製)
・パルミチン酸:試薬特級グレード(東京化成工業(株)製)
・ステアリン酸:試薬特級グレード(東京化成工業(株)製)
・ペンタデカン酸:試薬特級グレード(東京化成工業(株)製)
・ヘプタデカン酸:試薬特級グレード(東京化成工業(株)製)
・ステアリン酸グリセリル:モノグリMB(日油(株)製)
・ステアリン酸ソルビタン:ノニオンSP−60Rペレット(日油(株)製)
・グリセリン:RG−S(日油(株)製)
・ジグリセリン:ユニグリG−2(日油(株)製)
・ポリオキシエチレン(4モル)ヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウム:サンアミドC−3(日油(株)製)
<評価方法>
(1)使用時ののびの評価
メイクアップをした25歳から55歳までの女性20名をパネラーとし、38℃のぬるま湯で両手を濡らしてからクリーム状洗浄料1gをとり、掌全体によくのばし、メイクアップ化粧料と馴染ませた時ののびについて、下記基準で評価を行った。
2点:のびが非常に良いと感じた場合。
1点:のびがやや良いと感じた場合。
0点:のびが悪いと感じた場合。
(2)顔面上での泡立ちの評価
上記(1)に続き、メイクアップ化粧料と馴染ませた後、38℃のぬるま湯で両手を再度濡らしてから顔面上で泡立てた際の泡立ちについて下記基準で評価を行った。
2点:非常に泡立てやすく、泡に十分な厚みがあると感じた場合。
1点:やや泡立てやすく、泡にやや厚みがあると感じた場合。
0点:泡立てにくく、泡に厚みがないと感じた場合。
(3)クレンジング力の評価
上記(2)に続き、38℃のぬるま湯で洗い流した後、メイクアップ化粧料の落ちやすさについて、下記基準で評価を行った。
2点:十分にメイクアップ化粧料が落ちたと感じた場合。
1点:ある程度メイクアップ化粧料が落ちたと感じた場合。
0点:明らかにメイクアップ化粧料の落ちが劣ると感じた場合。
上記(1)〜(3)の評価について下記の基準で判定して、表2および表3にそれぞれ示した。なお、「◎」および「○」を合格と判定した。
◎:合計点が35点以上
○:合計点が30点以上35点未満
△:合計点が20点以上30点未満
×:合計点が20点未満
(4)安定性の評価
40℃で1ヶ月静置保存した後の状態を確認し、下記のように安定性を判定した。
○:分離がみられなかった。
×:分離がみられた。
Figure 2020169129
Figure 2020169129
Figure 2020169129
Figure 2020169129
実施例1〜12のクリーム状洗浄料は、いずれも、使用時ののびが良好であり、顔面上でも泡立て易く、クレンジング力に優れ、安定性が良好であった。
これに対して、比較例1〜2では、十分な性能が得られていない。
比較例1は、成分(B)が配合されていないので、使用時ののびが低く、顔面上で泡立て難く、クレンジング力が不十分であった。
比較例2は、成分(B)の含有量が多すぎるので、使用時ののびが低かった。
<実施例13>
下記に示す配合処方によりクリーム状洗浄料を調製し、上記実施例と同様に評価を行った。
(A)表1の飽和脂肪酸カリウム塩A2 40質量%
(B)表2の飽和脂肪酸カリウム塩B3 0.02質量%
(C)ステアリン酸グリセリル 1質量%
(C)ステアリン酸ソルビタン 1質量%
(D)グリセリン 20質量%
(D)ジグリセリン 5質量%
水 25質量%
(その他の添加成分)
ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 2質量%
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2質量%
ラウリン酸ジエタノールアミド 1質量%
ジステアリン酸エチレングリコール 2質量%
エチドロン酸4ナトリウム 0.2質量%
エデト酸4ナトリウム 0.2質量%
ポリクオタニウム−7 0.1質量%
ポリクオタニウム−10 0.1質量%
ポリクオタニウム−51 0.1質量%
香料 0.28質量%
合計配合量 100質量%
実施例13のクリーム状洗浄料は、使用時ののびが良好であり、顔面上でも泡立て易く、クレンジング力に優れていた。

Claims (2)

  1. 下記の成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)および水を含有することを特徴とするクリーム状洗浄料。
    (A)炭素数が12〜18の偶数炭素数を有する飽和脂肪酸のカリウム塩を30〜45質量%
    (B)炭素数が13〜17の奇数炭素数を有する飽和脂肪酸のカリウム塩を0.001〜0.5質量%
    (C)ステアリン酸グリセリルまたはステアリン酸ソルビタンを0.1〜5質量%
    (D)グリセリンまたはジグリセリンを4〜34質量%
  2. さらに、(E)式(I)で示されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテル硫酸ナトリウムを0.1〜5質量%含有する請求項1に記載のクリーム状洗浄料。
    RCONH(CHCHO)n−SONa ・・・(I)
    (Rは炭素数7〜17のアルキル基、nは2〜10の整数である。)
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