JP2020164343A - セメント組成物、固化処理方法、及び処理土の製造方法 - Google Patents

セメント組成物、固化処理方法、及び処理土の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】各種土壌を土木材料として安定的に再利用することを可能にする土壌の処理方法に好適に用いることが可能なセメント組成物を提供すること。【解決手段】主材として高炉セメントB種を含み、助材として酸化マグネシウム及び硫酸第一鉄1水和物を含むセメント組成物であって、硫酸第一鉄1水和物に含まれるFe2O3成分に対する、酸化マグネシウムに含まれるMgO成分の質量比(MgO成分/Fe2O3成分)が0.5〜20であり、高炉セメントB種、酸化マグネシウム、及び硫酸第一鉄1水和物の合計に対する、高炉セメントB種の比率が55〜85質量%である、セメント組成物を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、セメント組成物、固化処理方法、及び処理土の製造方法に関する。
近年、建設工事に伴い莫大な量の建設発生土や建設汚泥が定期的に搬出される一方で、その処分地を確保することが困難となっている。このため、建設発生土や建設汚泥等の土壌を土木材料として再利用することが求められている。
ところが、建設発生土には、土木材料としてそのまま利用することが難しい低品質な土が含まれる。このような低品質の土壌のうち、例えば流動性を呈するような泥状のものは、標準仕様のダンプトラックに山積みすることができず、運搬することが困難である。このような土壌のハンドリング性を改善し、さらに土木材料として再利用するために強度を向上させる方法として、セメント系の材料で土質改良する方法が検討されている。
このような土壌を土木材料として再利用するには、土壌にセメント系材料を添加して現場の敷地内に仮置きした後、場外へ搬出する。処理土を盛土等で利用する場合には、搬出後に利用先にて転圧されることとなるが、その際、一旦固化した泥土は解きほぐし・締固めの作用を受け、強度が低下することが知られている。その強度低下率は、解きほぐし・締固め前の強度が高いほど大きいことが報告されている(例えば、非特許文献1参照)。また、土壌に含まれる有機物が改良材の硬化を阻害することが知られている(例えば、非特許文献2参照)。
そのため、このような強度低下を考慮して土壌の処理方法を設計する必要がある。例えば、セメント系材料の添加量を増加して、ときほぐし前の強度を高くする方法が提案されている。しかし、セメント系材料の添加量を増加すると、セメントに含まれる六価クロムを土壌に多く持込むこととなり、土壌の性状によっては処理土からの六価クロムの溶出量が溶出基準を超過することが懸念される。
セメント系材料を使用した場合の処理土からの六価クロム溶出量の抑制方法としては、硫酸第一鉄などの鉄塩を添加することが有効であることが示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−348571公報
セメント協会、セメント・コンクリート No.769、2011年3月、pp.2−7 熊登繁幸・島谷登著、「土質安定処理効果に及ぼす有機物の影響と耐有機性固化材について」、土木試験書月報 No.402、1986年11月、pp.15−26
しかしながら、特許文献1のように硫酸第一鉄等の鉄塩を添加すると強度発現性が悪くなる場合がある。本発明者らの検討によれば、特にフミン酸やフルボ酸のような腐植物質(有機物)を多く含有するような高含水土に対して硫酸第一鉄等の鉄塩を添加すると、強度発現性が著しく低下する場合があることが分かった。
そこで、本発明は、各種土壌を土木材料として安定的に再利用することを可能にする土壌の処理方法及び処理土の製造方法を提供する。また、このような土壌の処理方法に好適に用いることが可能なセメント組成物を提供する。
本発明者らは、特許文献1のように、セメントのような水硬性材料に硫酸第一鉄を添加した改良材では、一般的には高炉セメント中のセメント鉱物及びアルミナ分と、硫酸第一鉄から供給される硫酸塩によりエトリンガイトを生成して強度発現性が発現するが、処理される土壌(処理対象土)の中にセメントの水和を阻害する成分を含まれる場合には、硫酸第一鉄のような鉄塩から水酸化鉄が先行して生成することによってエトリンガイトの生成を妨げることを見出した。
さらに、処理対象土の中にセメントの水和を阻害する成分が存在する場合に、酸化マグネシウムが高炉スラグの刺激材となること、そして、酸化マグネシウムが存在すると硫酸第一鉄1水和物から供給される硫酸塩と高炉セメントB種中のセメント鉱物及びアルミナ分によりエトリンガイトが効果的に生成することに着眼した。
そして、このような着眼点の下、高炉セメントB種に酸化マグネシウム及び硫酸第一鉄1水和物を助材として、所定の成分を特定量含有するセメント組成物を用いて処理することにより、通常のセメント系材料で固化処理し難いような土壌においても強度発現に優れ、且つ、処理土からの六価クロム溶出量も土壌溶出量基準値以下に抑制できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明の一側面に係るセメント組成物は、主材として高炉セメントB種を含み、助材として酸化マグネシウム及び硫酸第一鉄1水和物を含むセメント組成物であって、硫酸第一鉄1水和物に含まれるFe成分に対する、酸化マグネシウムに含まれるMgO成分の質量比(MgO成分/Fe成分)が0.5〜20であり、高炉セメントB種、酸化マグネシウム、及び硫酸第一鉄1水和物の合計に対する、高炉セメントB種の比率が55〜85質量%である。ここで、硫酸第一鉄1水和物に含まれるFe成分は、JIS M 8853:1998「セラミックス用アルミノけい酸塩質原料の化学分析方法」に準拠して測定され、FeをFeに換算した値である。
上記セメント組成物によれば、腐植物質を含むような土壌であっても、優れた強度増進作用により土木材料として利用可能な強度を安定的に発現することができる。また、処理土からの六価クロムの溶出量を土壌溶出量基準値以下に抑制することもできる。また、土壌に添加した後の初期の強度を、運搬できる程度の低い強度に維持することも可能である。
酸化マグネシウムは軽焼酸化マグネシウムであることが好ましい。また、軽焼酸化マグネシウムにおけるMgO成分の含有率は80質量%以上であることが好ましい。
本発明の一側面に係る土壌の処理方法は、上述のセメント組成物と土壌とを混合して処理土を得る工程を有する。この処理方法は、上述のセメント組成物を用いることから、腐植物質を含むような土壌であっても、セメント組成物の優れた強度増進作用により、処理土を安定的に土木材料として利用可能な強度にすることができる。また、処理土からの六価クロムの溶出量を土壌溶出量基準値以下に抑制することもできる。また、土壌に添加した後の初期の強度を、運搬できる程度の低い強度に維持することも可能である。
上記処理方法で得られる処理土は、材齢28日の供試体を解きほぐし・締固めしたときのコーン指数(qc28)が400kN/m以上であることが好ましい。上記処理方法で得られる処理土からの六価クロム溶出量は0.05mg/L以下であることが好ましい。なお、本明細書における材齢28日の供試体を解きほぐし・締固めしたときのコーン指数(qc28)は、以下の手順で求められる。まず、処理土を、JGS 0821「安定処理土の締固めをしない供試体作成方法」に準拠して成型して供試体を作製し、28日間養生する。そして、28日間養生後に、供試体の一軸圧縮強さをJIS A1216「土の一軸圧縮試験方法」に準拠して測定する。このようにして求めた一軸圧縮強さを、以下の式に代入すれば、材齢28日の供試体を解きほぐし・締固めしたときのコーン指数(qc28)が得られる。ここで、αは、解きほぐし・締固めによる強度低下率であり、「0.55」である。
コーン指数(kN/m)=α×9.9×一軸圧縮強さ(kN/m
上記処理方法における上記工程は、土壌1mに対してセメント組成物を30〜300kg混合することが好ましい。
上記処理方法でセメント組成物と混合される土壌の腐植物質の含有量は5質量%以上であってよい。このように腐植物質の含有量が高い土壌であっても、セメント組成物の優れた強度増進作用により、処理土を土木材料として利用可能な強度にすることができる。上記腐植物質は、フミン酸、フルボ酸、及びビチューメンからなる群より選ばれる少なくとも一つを含んでいてもよい。
本発明の一側面に係る処理土の製造方法は、セメント組成物と土壌とを混合して処理土を得る工程を有する。この製造方法は、上述のセメント組成物を用いることから、腐植物質を含むような土壌であっても、セメント組成物の優れた強度増進作用により、土木材料として利用可能な強度を有する処理土を安定的に製造することができる。また、この処理土からの六価クロムの溶出量を土壌溶出量基準値以下に抑制することもできる。さらに、土壌と混合した後の初期の強度を、運搬できる程度の低い強度に維持することも可能である。
本発明によれば、建設現場等で発生する土壌を土木材料として安定的に再利用することを可能にする土壌の処理方法及び処理土の製造方法を提供することができる。また、このような土壌の処理方法に好適に用いることが可能なセメント組成物を提供することができる。
実施例のデータをプロットしたグラフである。 腐植物質の含有量の測定手順を示す図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。ただし、以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。
<セメント組成物>
一実施形態に係るセメント組成物は、主材として高炉セメントB種を含み、助材として酸化マグネシウム及び硫酸第一鉄1水和物を含む。ここで、主材とは、セメント組成物において最も多く含まれる材料をいう。一方、助材とは、主材とともにセメント組成物に含まれる材料であり、主材よりもセメント組成物における含有量が少ない材料をいう。
高炉セメントB種、酸化マグネシウム、及び硫酸第一鉄1水和物の合計に対する、高炉セメントB種の比率は、55〜85質量%である。当該比率は、強度発現性を一層高くする観点から、好ましくは59〜81質量%であり、より好ましくは63〜75質量%であり、さらに好ましくは63〜72質量%である。当該比率が55質量%よりも少ないと強度発現性が十分に発揮されない。また、当該比率が85質量%よりも多いと強度発現性が十分発揮されず、また、六価クロムの溶出抑制作用が損なわれることとなる。
高炉セメントB種は、JIS R 5211に規定される混合セメントであり、ポルトランドセメント及び高炉スラグで構成されるものと、クリンカー、石膏、高炉スラグ及び少量成分で構成されものがある。高炉セメントB種における高炉スラグの分量は、30質量%を超え、60質量%以下である。
助材として硫酸第一鉄1水和物を使用する。硫酸第一鉄1水和物におけるFe成分の含有率は、JIS M 8853:1998「セラミックス用アルミノけい酸塩質原料の化学分析方法」に準拠して測定される。なお、本明細書において、「Fe成分」とは助材の一つである硫酸第一鉄1水和物に含まれるFe成分のみをいい、硫酸第一鉄1水和物以外の材料に含まれるFe成分は含まない。
酸化マグネシウムは、出発原料として炭酸マグネシウム及び/又は水酸化マグネシウムを使用し、それらを所定の温度で焼成し、脱炭酸又は脱水することにより得られる。炭酸マグネシウムを出発原料とする酸化マグネシウムは、焼成温度600〜900℃で得られる軽焼酸化マグネシウムと、焼成温度1200℃以上で得られる重焼マグネシアとに区分される。軽焼酸化マグネシウムは、重焼酸化マグネシウムよりも反応活性が低い傾向がある。このため、助材として用いられる酸化マグネシウムは、軽焼酸化マグネシウムであることが好ましい。
助材である酸化マグネシウムは、不純物を含んでいてもよい。酸化マグネシウムにおけるMgO成分の含有率は、例えば、80質量%以上であってよく、85質量%以上であってよく、90質量%以上であってもよい。この含有率は、JIS M 8853:1998「セラミックス用アルミノけい酸塩質原料の化学分析方法」に準拠して測定される。なお、本明細書において、「MgO成分」とは助材の一つである酸化マグネシウムに含まれるMgO成分のみをいい、酸化マグネシウム以外の材料に含まれるMgO成分は含まない。
セメント組成物全体に対するFe成分の含有率は、強度発現性に一層優れる処理土とする観点から、例えば、0.5〜20質量%であってよく、1〜15質量%であってもよい。セメント組成物全体に対するMgO成分の含有率は、同様の観点から、例えば、2〜30質量%であってよく、3〜25質量%であってもよい。
セメント組成物全体に対するMgO成分の含有率と、セメント組成物全体に対するFe成分の含有率の比(Fe成分に対するMgO成分の質量比)は、0.5〜20である。強度発現性に一層優れる処理土とする観点から、当該比は、好ましくは0.63〜12.5であり、より好ましくは0.75〜5であり、さらに好ましくは1〜3である。当該比が0.5未満では、強度発現効果が著しく低下する。当該比が20を超えると、六価クロム溶出抑制効果が小さくなる。
セメント組成物に含まれる高炉セメントB種、酸化マグネシウム及び硫酸第一鉄1水和物は、いずれも粉末状であってよい。本実施形態のセメント組成物は、ミキサー等の公知の粉体混合用の機器を用いて粉末状の各材料を公知の方法で混合して製造することができる。
<土壌の処理方法>
本実施形態の土壌の処理方法は、上述のセメント組成物と土壌とを混合して処理土を得る工程を有する。土壌に対するセメント組成物の添加量は、処理対象の土壌の種類によって選定してよい。例えば、土壌1mに対して、セメント組成物を30〜300kg添加すれば、十分な強度を有する処理土(固化処理土)が得られる。したがって、本実施形態の土壌の処理方法は、土壌の固化処理方法又は処理土の製造方法ということもできる。
本実施形態の土壌の処理方法は、上述のセメント組成物を用いることから、土壌が腐植物質を含んでいてもよい。腐植物質は、フミン酸、フルボ酸、及びビチューメンからなる群より選ばれる少なくとも一つを含んでいてもよい。土壌における腐植物質の含有量は、5質量%以上であってよく、6〜25質量%であってよく、10〜20質量%であってよい。上記含有量は、フミン酸、フルボ酸、及びビチューメンの合計の含有量であってよい。
セメント組成物の優れた強度発現性を発揮させつつ、処理土からの六価クロムの溶出量を十分に低減する観点から、土壌1mに対するセメント組成物の添加量は、好ましくは30〜250kg/mであり、より好ましくは30〜200kg/mであり、さらに好ましくは30〜150kg/mである。この添加量が30kg/m未満であると、処理対象土との混合が不十分になる可能性がある。一方、この添加量が300kg/mを超えると処理コストが高くなる。なお、セメント組成物の添加量は、事前の室内配合試験の結果によって決定してもよい。
土壌へのセメント組成物の添加は、粉体の状態、又はスラリーの状態のいずれの状態でも行うことができる。セメント組成物と土壌との混合は、バックホウ、ミキシングバケット装着バックホウ、スタビライザー、自走式土質改良機、定置式ミキサー、トレンチャー型撹拌混合機、深層混合処理機、パワーブレンダー、及びプラント混合等、通常用いられる混合方法を採用することができる。
セメント組成物をスラリーの状態で土壌に添加する場合、スラリーの可使時間を延ばすため、遅延剤を添加してもよい。遅延剤の種類としては、グルコン酸ナトリウム、及び酒石酸ナトリウム等が挙げられる。遅延剤の添加量は、セメント組成物100質量部に対して、例えば0.004〜0.02質量部であってよく、0.006〜0.014質量部であってもよい。
遅延剤の添加量が0.004質量部よりも少なくなると、可使時間の延長効果が現れ難くなる傾向がある。一方、遅延剤の添加量が0.02質量部よりも多くなると、処理土の強度発現効果が低下する傾向にある。
上述の土壌の処理方法によって得られる処理土は、腐植物質の含有量が高い土壌を用いた場合であっても、セメント組成物の優れた強度増進作用により、処理土を土木材料として利用可能な強度にすることができる。例えば、材齢28日の供試体を解きほぐし・締固めしたときのコーン指数(qc28)は、好ましくは400kN/m以上であり、より好ましくは500kN/m以上であり、さらに好ましくは550kN/m以上である。本明細書におけるコーン指数は、以下の式で計算される値である。下式中、αは、解きほぐし・締固めによる強度低下率であり、「0.55」である。一軸圧縮強さは、JIS A1216「土の一軸圧縮試験方法」に準拠して測定される値である。
コーン指数(kN/m)=α×9.9×一軸圧縮強さ(kN/m
上述の土壌の処理方法によって得られる処理土は、土壌と混合した後の初期の強度を、運搬できる程度の低い強度に維持することも可能である。解きほぐし・締固め後における初期の強度は、例えば、材齢7日におけるコーン指数で評価できる。材齢7日の供試体を解きほぐし・締固めしたときのコーン指数(qc)は、好ましくは100〜390kN/m以上であり、より好ましくは130〜300kN/mであり、さらに好ましくは150〜210kN/m以上である。材齢7日の供試体のコーン指数(qc)は、供試体の養生期間を7日とすること以外はコーン指数(qc28)と同様にして求めることができる。
材齢7日の成型体のコーン指数(qc)に対する材齢28日の成型体のコーン指数(qc28)の比(qc28/qc)は、例えば1.6以上であってよく、1.9以上であってもよい。
上述の土壌の処理方法によって得られる処理土からの六価クロム溶出量は、セメント組成物と土壌を混合して7日間養生した時点において、好ましくは0.05mg/L以下であり、より好ましくは0.04mg/L未満であり、さらに好ましくは0.035未満である。本明細書における六価クロム溶出量は、JIS K 0102「工業排水試験方法」に準拠して測定される検液中の六価クロム濃度である。この検液は、処理土を7日間養生した後、平成15年環境庁告示第18号に準拠して作製される。
本実施形態の土壌の処理方法によれば、建設現場等で発生する土壌のように、成分のばらつきが多い土壌であっても、安定的に固化強度を高めるとともに、処理土からの六価クロムの溶出量を低減することができる。
以上、幾つかの実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、セメント組成物が添加される土壌が腐植物質を含むことは必須ではなく、腐植物質を含んでいない土壌であってもよい。
以下、実施例を参照して本発明の内容をより具体的に説明する。ただし、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
1.セメント組成物の調製
[材料]
・高炉セメントB種:宇部三菱セメント(株)製
・酸化マグネシウム:軽焼酸化マグネシウム(市販品)
・硫酸第一鉄:硫酸第一鉄1水和物(市販品)
・塩化第一鉄:塩化第一鉄2水和物(市販品)
・硫酸カルシウム:硫酸カルシウム無水物(市販品)
[材料の化学組成]
材料の化学組成を表1に示す。高炉セメントB種の化学組成は、JIS R 5202:1999「ポルトランドセメントの化学分析方法」に準拠して測定した。軽焼酸化マグネシウム、硫酸第一鉄1水和物及び塩化第一鉄2水和物の化学組成は、JIS M 8853:1998「セラミックス用アルミノけい酸塩質原料の化学分析方法」に準拠して測定した。硫酸カルシウム無水物の化学組成は、JIS R 9101「セッコウの化学分析方法」準拠して測定した。
Figure 2020164343
[セメント組成物]
上述の材料を表2に示す割合で配合して混合し、セメント組成物を調製した。
Figure 2020164343
表1の化学組成の結果と表2の配合割合から、硫酸第一鉄1水和物に含まれるFe成分のセメント組成物全体に対する含有率と、軽焼酸化マグネシウムに含まれるMgO成分のセメント組成物全体に対する含有率を算出した。また、Fe成分の含有率に対するMgO成分の含有率の比(Fe成分に対するMgO成分の質量比)を算出した。これらの結果を表3に示す。
Figure 2020164343
図1は、セメント組成物A〜I(実施例1〜8、比較例1)のFe成分及びMgO成分の含有率を、(x,y)=(Fe成分の含有率,MgO成分の含有率)としてプロットしたグラフである。図1における実線は、MgO成分/Fe成分=0.5と、MgO成分/Fe成分=20を示している。図1における点線は、MgO成分/Fe成分=0.63と、MgO成分/Fe成分=12.5を示している。
セメント組成物A〜H(実施例1〜8)は、軽焼酸化マグネシウム中のMgO成分と硫酸第一鉄1水和物中のFe成分の各含有率の比率(MgO成分/Fe成分)が0.7〜10.6であり、高炉セメントB種と軽焼酸化マグネシウムと硫酸第一鉄1水和物の合計に対する高炉セメントB種の割合が60〜80質量%である。
セメント組成物I(比較例1)は、軽焼酸化マグネシウム中のMgO成分と硫酸第一鉄1水和物中のFe成分の各含有率の比率(MgO成分/Fe成分)が0.4であり、高炉セメントB種と軽焼酸化マグネシウムと硫酸第一鉄1水和物の合計に対する高炉セメントB種の割合が70質量%である。
セメント組成物J(比較例2)は、軽焼酸化マグネシウム中のMgO成分と塩化第一鉄2水和物中のFe成分の各含有率の比率(MgO成分/Fe成分)が1.5であり、高炉セメントB種と軽焼酸化マグネシウムと塩化第一鉄2水和物の合計に対する高炉セメントB種の割合が65質量%である。
セメント組成物K(比較例3)は、高炉セメントB種(80質量%)と硫酸第一鉄1水和物(20質量%)からなるセメント組成物である。セメント組成物L(比較例4)は、高炉セメントB種(80質量%)と軽焼酸化マグネシウム(20質量%)からなるセメント組成物である。
セメント組成物M(比較例5)は、高炉セメントB種(100質量%)からなるセメント組成物である。セメント組成物N(参考例)は、高炉セメントB種を65質量%と硫酸カルシウム無水物を20質量%と軽焼酸化マグネシウムを15質量%からなるセメント組成物である。硫酸カルシウム無水物は、一般に土壌を固化する目的としたセメント系材料に添加される硫酸塩である。
2.セメント組成物の評価
[試料土]
鳥取県鳥取市で採取したダム堆積土を試料土として使用した。試料土の性状は表4に示すとおりであった。本試料土は、高含水であり有機物も多く含有している。試料土の含水比は、JIS A 1203:2009「土の含水比試験方法」に準拠して測定した。試料土の湿潤密度は、直径5cm,高さ10cmの型枠に試料土を充填し、充填された試料の重量と型枠の容積から求めた。試料土の粒度は、JIS A 1204:2009「土の粒度試験方法」に準拠して測定した。試料土の強熱減量は、JIS A 1226:2009「土の強熱減量試験方法」に準拠して測定した。測定結果は表4に示すとおりであった。
試料土の腐植物質の含有量は、図2(非特許文献2の図−4から引用)に示す手順に沿って測定した。フミン酸は、ベンゼンとアルコールの混合溶媒に不溶、アルカリに可溶且つ酸に不溶の腐植物質である。フルボ酸は、ベンゼンとアルコールの混合溶媒に不溶、酸及びアルカリに可溶な腐植物質である。ビチューメンは、ベンゼンとアルコールの混合溶媒に可溶で酸及びアルカリに不溶の腐植物質である。図2の方法は、このような物性を用いて各腐植物質を定量する方法である。具体的には、以下の手順で測定した。
試料土をホバート型ミキサーで撹拌した後、2mmの標準網篩で裏ごしして室内において自然乾燥させ風乾泥炭試料(以下、「風乾泥炭」と称する。)とした。
ビチューメンの抽出は、風乾泥炭の一定量を円筒ろ紙に入れ、湯せん器上のソックスレー抽出装置中でエタノールとベンゼンの混合液(1:1の質量比)によって、抽出器中の溶媒が完全に無色になるまで継続して抽出を行った。抽出終了後、受器中の抽出液を50℃で恒温乾燥し秤量した。
腐植物質の分離抽出は、ビチューメンを除去した泥炭を風乾した試料に対して行った。具体的には、ビチューメンを除去した泥炭を風乾した試料を0.5NのNaOH水溶液中に48時間浸し、得られた抽出液に0.5NのHCl水溶液を加えた。その後、遠心分離でろ液(フルボ酸)と沈澱(腐植酸ゲル)に分離した。得られた沈澱に対し、0.5NのNaOH水溶液と0.5NのHCl水溶液を用いる上述の工程を繰り返して行った後、純水による洗浄によって高純度フミン酸を得た。これを90℃の炉で乾燥して秤量した。
アルカリ不溶成分は、別途に恒温乾燥後、秤量した。また、試料土の強熱減量測定値を試料土の全有機物量とし、この全有機物量から、ビチューメン、フミン酸及びアルカリ不溶成分(土粒子を除く)を減じた値をもってフルボ酸量とした。これらの測定値に基づいて、各腐植物質の含有量を求めた。結果は、表4に示すとおりであった。
Figure 2020164343
試料土の化学組成は、JIS M 8853:1998「セラミックス用アルミノけい酸塩質原料の化学分析方法」に準拠して測定した。結果は、表5に示すとおりであった。
Figure 2020164343
[処理土の作製]
調製したセメント組成物A〜Nと試料土を、試料土1m当たり150kgの割合で配合し、ホバート型ミキサーを用いて90秒間混合した。混合後、掻き落としを行い、さらに90秒間混合して処理土を作製した。
[供試体の作製]
作製した処理土を、JGS 0821「安定処理土の締固めをしない供試体作成方法」に準拠して成型し、直径5cm,高さ10cmの円柱供試体を得た。
[供試体の養生]
この供試体を温度20℃,湿度90%で密封し、7日間及び28日間養生した。
[一軸圧縮試験]
上述の条件で、供試体を7日間及び28日間養生した後の一軸圧縮強さを、JIS A1216「土の一軸圧縮試験方法」に準拠して測定した。この一軸圧縮強さ(qu)を、下式によって、解きほぐし・締固めを行った後のコーン指数(qc)に換算した。この換算は、文献「セメント協会、地盤改良マニュアル第4版、p.242」の関係式(qc=9.9・qu)に基づくものである。
コーン指数(kN/m)=α×9.9×一軸圧縮強さ(kN/m
ここで、上式中、αは、解きほぐし・締固めによる強度低下率である。処理土は解きほぐし・締固めを行うことによって強度が低下する。そこで、非特許文献1を参考にして、解きほぐし・締固めによる強度低下率αを「0.55」とした。材齢7日及び28日の供試体のコーン指数(qc及びqc28)、及び、材齢7日の供試体のコーン指数(qc)に対する材齢28日の供試体のコーン指数(qc28)の比(qc28/qc)は、表6に示すとおりであった。
[六価クロム溶出試験]
上述のとおり作製した処理土を7日間養生した後、平成15年環境庁告示第18号に準拠して検液を作製した。その検液の六価クロム濃度をJIS K 0102「工業排水試験方法」に準拠して測定した。測定結果は表6に示すとおりであった。六価クロム溶出試験の試験材齢を養生7日後としたのは、2000年3月に旧建設省、旧運輸省、及び農林水産省からの「セメント及びセメント系固化材の地盤改良への使用及び改良土の再利用に関する当面の措置について」の通達において、新たに新設するセメント改良土では、事前配合設計時に養生7日間で六価クロム溶出試験を実施することとなっているためである。したがって、本明細書の六価クロムの溶出量は、処理土を7日間養生した場合の値である。
[評価]
材齢28日の供試体を解きほぐし・締固めしたときのコーン指数(qc28)が400kN/m以上である場合を「〇」、400kN/m未満である場合を「×」と評価した。また、材齢7日の固化処理土からの六価クロム溶出量が土壌溶出量基準値(0.05mg/L)以下である場合を「〇」、土壌溶出量基準値を超える場合を「×」と評価した。コーン指数及び土壌溶出量基準値の両方を満足した場合の総合判定を「〇」、どちらか一方又は両方を満足できない場合の総合判定を「×」とした。結果は、表6に示すとおりであった。
Figure 2020164343
[評価結果]
表6に示すように、硫酸第一鉄1水和物中のFe成分に対する、軽焼酸化マグネシウム中のMgO成分の比が所定の範囲にある実施例1〜8のセメント組成物A〜Hは、当該比が所定の範囲外にある比較例1のセメント組成物I、硫酸第一鉄1水和物の代わりに塩化第一鉄2水和物を含有する比較例2のセメント組成物J、及び軽焼酸化マグネシウムを含有しない比較例3のセメント組成物Kに比べて、強度発現性に優れていることが確認された。実施例1〜8のセメント組成物A〜Hは、材齢28日の処理土のコーン指数が400kN/m以上であり、土木材料として広い用途に使用することができる。
実施例1〜8のセメント組成物A〜Hは、硫酸第一鉄1水和物を含有しない比較例4のセメント組成物L、及び高炉セメントB種のみからなる比較例5のセメント組成物Mに比べて、強度発現性に優れることが確認された。実施例1〜8のセメント組成物A〜Hは、材齢28日の供試体を解きほぐし・締固めしたときのコーン指数を400kN/m以上とし、且つ、処理土からの六価クロム溶出量を土壌溶出量基準値(0.05mg/L)以下に抑制できる。このため、土木材料として広い用途に使用することができる。
実施例1〜8のセメント組成物A〜Hのうち、高炉セメントB種(65質量%)と軽焼酸化マグネシウム(15質量%)と硫酸第一鉄1水和物(20質量%)からなるセメント組成物D(実施例4)は、高炉セメントB種(65質量%)と軽焼酸化マグネシウム(15質量%)と硫酸カルシウム無水物(20質量%)からなるセメント組成物N(参考例1)に比べて、材齢7日の六価クロムの溶出量の抑制効果が大きいことが確認された。
以上のように、各実施例のセメント組成物は、鉄塩として塩化第一鉄2水和物を使用したセメント組成物、高炉セメントB種に硫酸第一鉄1水和物又は軽焼酸化マグネシウムのどちらかを加えたセメント組成物、及び高炉セメントB種単品に比べて、強度発現性に優れるとともに、処理土からの六価クロムの溶出を十分に抑制することができる。

Claims (8)

  1. 主材として高炉セメントB種を含み、助材として酸化マグネシウム及び硫酸第一鉄1水和物を含むセメント組成物であって、
    前記硫酸第一鉄1水和物に含まれるFe成分に対する、前記酸化マグネシウムに含まれるMgO成分の質量比(MgO成分/Fe成分)が0.5〜20であり、
    前記高炉セメントB種、前記酸化マグネシウム、及び前記硫酸第一鉄1水和物の合計に対する、前記高炉セメントB種の比率が55〜85質量%である、セメント組成物。
  2. 前記酸化マグネシウムが軽焼酸化マグネシウムであり、
    前記軽焼酸化マグネシウムにおけるMgO成分の含有率が80質量%以上である請求項1に記載のセメント組成物。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のセメント組成物と土壌とを混合して処理土を得る工程を有する、土壌の処理方法。
  4. 前記処理土は、材齢28日の供試体を解きほぐし・締固めしたときのコーン指数(qc28)が400kN/m以上であり、
    前記処理土からの六価クロムの溶出量が0.05mg/L以下である、請求項3に記載の土壌の処理方法。
  5. 前記工程では、前記土壌1mに対して前記セメント組成物を30〜300kg混合する、請求項3又は4に記載の土壌の処理方法。
  6. 前記土壌の腐植物質の含有量が5質量%以上である、請求項3〜5のいずれか一項に記載の土壌の処理方法。
  7. 前記腐植物質が、フミン酸、フルボ酸、及びビチューメンからなる群より選ばれる少なくとも一つを含む、請求項6に記載の土壌の処理方法。
  8. 請求項1又は請求項2に記載のセメント組成物と土壌とを混合して処理土を得る工程を有する、処理土の製造方法。
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