JP2020164200A - 包装箱およびそれを用いた医療用収納物を収納した包装体 - Google Patents

包装箱およびそれを用いた医療用収納物を収納した包装体 Download PDF

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Abstract

【課題】収納物に対する緩衝作用を簡単な構造で実現し、かつ1枚のシートから構成可能な包装箱およびそれを用いた医療用収納物を収納した包装体を提供する。【解決手段】第1の側面部21と、第1の側面部21と向かい合う第2の側面部22とを備える多角形筒状の包装箱1であって、収納物7を第2の側面部22と第1の側面部21間に縦に収納するためのものであり、第1の側面部21と連接された緩衝空間形成用フラップ5を備え、緩衝空間形成用フラップ5の仕切面部53と第1の側面部21との間に緩衝空間6を形成するものであり、さらに、包装箱1は、1枚のシート10から構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、包装箱およびそれを用いた医療用収納物を収納した包装体に関する。
複数の商品を収納するための包装箱として、各種のものが用いられている。近年では、包装箱として、緩衝機能を備えたものが販売されている。このような緩衝機能を備えた包装箱としては、例えば、特開2016−150775号公報(特許文献1)や特開2018−135138号公報(特許文献2)のものが提案されている。
特許文献1の包装用箱は、ガラス製のボトルであるバイアルを複数本単位で包装するのに使用する厚紙その他の紙材からなる箱で、この包装用箱内に緩衝機能を有する仕切りが設置されている。仕切りは、バイアルの底部を弾性的に支持可能な複数の座部を備え、座部を有する中間下部プレートと包装用箱の底部を構成する底部プレートとの間に緩衝空間が形成されている。仕切りは、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれて形成される一枚の紙基材からなる。仕切りにより複数本(この場合、5本)のバイアルを各別に縦置きに保持して包括して収容するようになっており、バイアルに対して上下方向の衝撃の緩衝効果を向上させることができる。仕切りは包装用箱内に包装用箱と別体で設置される。
特許文献2の容器は、液体の医薬品や化学薬品が充填されたバイアルやアンプルなどの収納物を複数収納可能な容器である。容器は、底板と、タブを介して底板と主面が互いに離間する支持板とを備える。タブは、底板と面接触する第1の部分と、当該第1の部分と支持板とを連結する第2の部分とを備える。複数の収納物は、それぞれ、その底面が支持板と接するように収納される。外部から大きな衝撃が容器に加わった場合、タブの第2の部分が緩衝材として働き、その衝撃を支持板のたわみに変換して吸収し、緩和することができる。その結果、収納物が受ける衝撃を大幅に軽減することができ、収納物の破損を防止することができる。容器は一枚の、一体となったブランクシートを折りたたむことで形成される。
特開2016−150775号公報 特開2018−135138号公報
特許文献1の包装用箱は、収納物に対する緩衝効果を向上させることができる点において有用である。しかし、特許文献1の包装用箱では、緩衝効果を発揮するための仕切りが包装用箱(箱本体)とは別体であるため、部品点数が増えるという問題があった。また、包装用箱内における仕切りの位置合わせ作業が必要となり、この点においても面倒であった。
特許文献2の容器は、全体が、一枚の、一体となったブランクシートを折りたたむことで形成される点において有用である。しかし、特許文献1の容器では、収納物の位置を固定するために、上述した支持板の他に第1の固定板と第2の固定板とが設けられており、構造が複雑であるという問題があった。
そこで、本発明は、収納物に対する緩衝作用を簡単な構造で実現し、かつ1枚のシートから構成可能な包装箱およびそれを用いた医療用収納物を収納した包装体を提供するものである。
上記目的を達成するものは、以下のものである。
(1) 第1の側面部と、前記第1の側面部と向かい合う第2の側面部と、第3の側面部と、前記第3の側面部と向かい合う第4の側面部とからなる少なくとも4つの略矩形状の側面部と、前記略矩形状の側面部の上辺と連接した複数の蓋部フラップと、前記略矩形状の側面部の下辺と連接した複数の底部フラップとを備える多角形筒状の包装箱であって、
前記包装箱は、収納物を前記第2の側面部と前記第1の側面部間に縦に収納するためのものであり、
前記第1の側面部は第1側辺と、前記第1側辺と対向する第2側辺とを有し、
前記包装箱は、前記第1の側面部の前記第1側辺と連接された緩衝空間形成用フラップを備え、
前記緩衝空間形成用フラップは、前記第3の側面部または前記第4の側面部の一方の内面と接着される第1の接着部と、前記第1の接着部の側辺と連接され、前記第1の側面部の内面と対向する仕切面部と、前記仕切面部の側辺と前記第1の側面部の前記第1側辺とを連接し、かつ、前記第3の側面部または前記第4の側面部の他方の内面と接着される第2の接着部とを備え、前記仕切面部と前記第1の側面部との間に前記第2の接着部の幅分の緩衝空間を形成するものであり、さらに、前記包装箱は、1枚のシートから構成されている包装箱。
(2) 前記包装箱は、複数の収納物を前記第1の側面部と前記第2の側面部間に並列に収納するものである上記(1)に記載の包装箱。
(3) 前記収納物は、衝撃享受面と衝撃回避必要面とを備え、前記衝撃回避必要面が、前記緩衝空間側となるように、前記包装箱に収納されている上記(1)または(2)に記載の包装箱。
(4) 前記緩衝空間形成用フラップの前記第1の接着部は、前記仕切面部より、前記第2の側面部側に折れ曲がるものとなっており、前記第1の側面部の前記第1側辺と前記緩衝空間形成用フラップとの連接部にて前記緩衝空間形成用フラップを折り曲げた状態にて、前記第1の接着部を前記第3の側面部もしくは第4の側面部の内面に接着した後、前記第1の側面部を折り曲げ起立させることにより、前記緩衝空間が形成されるものとなっている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の包装箱。
(5) 前記第1の接着部は、前記仕切面部との連接部分から前記第1の側面部方向に突出する突出接着部を備え、前記仕切面部は、前記突出接着部を形成するための切欠部を備えている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の包装箱。
(6) 前記第1の接着部は、前記仕切面部より、前記第1の側面部側に折れ曲がるものとなっており、さらに、前記第1の接着部は、前記仕切面部との連接部分から前記第2の側面部方向に突出する突出接着部を備え、前記仕切面部は、前記突出接着部を形成用の切欠部を備えている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の包装箱。
(7) 前記第1の側面部、前記第2の側面部、前記第3の側面部および前記第4の側面部は、それぞれの下辺と連接した第1の底部フラップ、第2の底部フラップ、第3の底部フラップおよび第4の底部フラップを備え、
前記第1の底部フラップは、底部形成部と、前記底部形成部に折り曲げ可能に連接され、前記第3の底部フラップまたは前記第4の底部フラップと接着される接合部とを備え、
前記仕切面部は、前記第1の底部フラップとの干渉防止用の下部切欠部を備えている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の包装箱。
(8) 前記緩衝空間形成用フラップは、前記第2の接着部において前記第1の側面部と連接しており、前記第2の接着部は、前記仕切面部との連接部分から前記第2の側面部方向に突出する突出接着部を備え、前記仕切面部は、前記突出接着部を形成するための切欠部を備えている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の包装箱。
また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
(9) 上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の包装箱と、医療用の前記収納物とからなる医療用収納物を収納した包装体であって、
前記収納物は、比較的剛性の高いプラスチック容器と、前記プラスチック容器の開口部を封止する比較的剛性が低いプラスチックフィルムからなる包装体と、前記包装体内に収納された医療用具とからなり、前記収納物が、前記プラスチックフィルムが前記緩衝空間側となるように前記包装箱に収納されていることを特徴とする医療用収納物を収納した包装体。
(10) 前記医療用収納物を収納した包装体は、前記収納物を複数収納し、かつすべての前記収納物の前記プラスチックフィルムが前記緩衝空間側となるように収納しており、さらに、前記医療用具が、プレフィルドシリンジである上記(9)に記載の医療用収納物を収納した包装体。
本発明の包装箱は、収納物を第2の側面部と第1の側面部間に縦に収納するためのものであり、第1の側面部の側辺(第1側辺)と連接された緩衝空間形成用フラップを備える。緩衝空間形成用フラップは、第1の接着部と、仕切面部と、第2の接着部とを備え、仕切面部と第1の側面部との間に第2の接着部の幅分の緩衝空間を形成する。そのため、収納物に対する緩衝作用を簡単な構造で実現できる。さらに、包装箱は、1枚のシートから構成されているため、緩衝効果を得るために部品を追加する必要がない。
また、本発明の医療用収納物を収納した包装体は、上記の包装箱と、医療用の収納物とからなる医療用収納物を収納した包装体であり、収納物は、比較的剛性の高いプラスチック容器と、プラスチック容器の開口部を封止する比較的剛性が低いプラスチックフィルムからなる包装体と、包装体内に収納された医療用具とからなり、収納物が、プラスチックフィルムが緩衝空間側となるように包装箱に収納されている。そのため、収納物の比較的剛性が低いプラスチックフィルム側に対する緩衝作用を簡単な構造で実現できるとともに、包装箱は1枚のシートから構成されているため、緩衝効果を得るために部品を追加する必要がない。
図1は、本発明の実施例の包装箱の斜視図である。 図2は、本発明の実施例の包装箱の平面図である。 図3は、本発明の実施例の包装箱の底面図である。 図4は、本発明の実施例の包装箱を構成するシートの平面図である。 図5は、図4に示したシートの組み立て過程を説明するための説明図である。 図6は、図4に示したシートの組み立て過程を説明するための説明図である。 図7は、図4に示したシートの組み立て過程、および本発明の実施例の包装箱を板状に折りたたんだ状態を示す説明図である。 図8は、図4に示したシートの組み立て過程を説明するための説明図である。 図9は、図1におけるA−A線断面端面図である。 図10は、図1に示した包装箱を用いた医療用収納物を収納した包装体の側面図である。 図11は、図10に示した包装体に収納された医療用収納物の側面図である。 図12は、図10に示した包装体に収納された医療用収納物の平面図である。 図13は、本発明の他の実施例の包装箱を構成するシートの平面図である。 図14は、本発明の別の実施例の包装箱を構成するシートの平面図である。 図15は、本発明のさらに他の実施例の包装箱を構成するシートの平面図である。 図16は、図15に示したシートの組み立て過程を説明するための説明図である。 図17は、図15に示したシートの組み立て過程および、本発明の他の実施例の包装箱を板状に折りたたんだ状態を示す説明図である。 図18は、本発明のさらに他の実施例の包装箱の図9に対応する端面図である。 図19は、本発明のさらに別の実施例の包装箱を構成するシートの平面図である。 図20は、図19に示したシートの組み立て過程を説明するための説明図である。 図21は、図19に示したシートの組み立て過程および、本発明の他の実施例の包装箱を板状に折りたたんだ状態を示す説明図である。
本発明の包装箱を図面に示した実施例を用いて説明する。
図1ないし図3には、包装箱1が組み立てられた状態の斜視図、平面図、底面図が、それぞれ示されている。なお、図1においては、包装箱1の内部を視認できるように、包装箱1の上部(蓋部)を開放した状態を示している。
本発明の包装箱1は、第1の側面部21と、第1の側面部21と向かい合う第2の側面部22と、第3の側面部23と、第3の側面部23と向かい合う第4の側面部24とからなる少なくとも4つの略矩形状の側面部と、略矩形状の側面部の上辺と連接した複数の蓋部フラップ(ここでは、外蓋フラップ32、第1の内蓋フラップ33および第2の内蓋フラップ34)と、略矩形状の側面部の下辺と連接した複数の底部フラップ(ここでは、第1の底部フラップ41、第2の底部フラップ42、第3の底部フラップ43および第4の底部フラップ44)とを備える多角形筒状の包装箱1である。包装箱1は、収納物を第2の側面部22と第1の側面部21間に縦に収納するためのものであり、第1の側面部21は第1側辺27と、第1側辺27と対向する第2側辺28とを有し、第1の側面部21の側辺(第1側辺27)と連接された緩衝空間形成用フラップ5を備える。緩衝空間形成用フラップ5は、第3の側面部23または第4の側面部24の一方(ここでは第3の側面部23)の内面と接着される第1の接着部51と、第1の接着部51の側辺と連接され、第1の側面部21の内面と対向する仕切面部53と、仕切面部53の側辺と第1の側面部21の側辺(第1側辺27)とを連接し、かつ、第3の側面部23または第4の側面部24の他方(ここでは第4の側面部24)の内面と接着される第2の接着部52とを備える。仕切面部53と第1の側面部21との間に第2の接着部52の幅分の緩衝空間6が形成されている。包装箱1は、1枚のシート(後述するシート10)から構成されている。
より具体的には、第1の側面部21と、第2の側面部22と、第3の側面部23と、第4の側面部24とで矩形筒状の環状側面部が形成される。ここでは、第1の側面部21および第2の側面部22は、高さ方向(図1における上下方向)寸法が幅方向(高さ方向に直交する方向)寸法よりも大きい長方形状となっている。第3の側面部23および第4の側面部24は、高さ方向寸法と幅方向寸法が略同じ略正方形形状となっている。このため、包装箱1は、第1の側面部21と第2の側面部22の間の距離が、第3の側面部23と第4の側面部24の間の距離よりも大きい直方体形状となっている。
包装箱1の上部は、第2の側面部22の上辺と連接した外蓋フラップ32と、第3の側面部23の上辺と連接した第1の内蓋フラップ33と、第4の側面部24の上辺と連接した第2の内蓋フラップ34とによって封鎖可能とされている。具体的には、図2に示すように、第1の内蓋フラップ33と第2の内蓋フラップ34を内側に折り曲げた後、外蓋フラップ32を折り曲げて、包装箱1の上部全体を覆うとともに、外蓋フラップ32の先端に設けられた接合片35を緩衝空間6内に挿入し、第1の側面部21に接着することにより、包装箱1の上部を封鎖する。
包装箱1の下部は、第1の側面部21の下辺と連接した第1の底部フラップ41と、第2の側面部22の下辺と連接した第2の底部フラップ42と、第3の側面部23の下辺と連接した第3の底部フラップ43と、第4の側面部24の下辺と連接した第4の底部フラップ44とによって封鎖されている。具体的には、図3および図7に示すように、第3の底部フラップ43の底面に第2の底部フラップ42の接合部48の上面が接着部48aにて接着されている。第4の底部フラップ44の底面に第1の底部フラップ41の接合部46の上面が接着部46aにて接着されている。なお、第1の底部フラップ41は、略三角形状の底部形成部45と接合部46間に谷折り可能部(折曲可能部92)を備えている。同様に、第2の底部フラップ42は、略三角形状の底部形成部47と接合部48間に谷折り可能部(折曲可能部93)を備えている。
包装箱1は、図1に示すように、第1の接着部51と、仕切面部53と、第2の接着部52とを備える緩衝空間形成用フラップ5を備えており、それにより包装箱1の内部に緩衝空間6を有する。
具体的には、図1に示すように、緩衝空間形成用フラップ5の第1の接着部51は、第3の側面部23の内面と接着されている。第1の接着部51の側辺(ここでは、第3の側面部23の内面への接着状態において、第1の側面部21側の辺)には仕切面部53が連接されている。第1の接着部51は、仕切面部53より、第2の側面部22側(言い換えれば、第4の側面部24側)に折れ曲がっている。
第1の接着部51と連接された仕切面部53は、第1の側面部21の内面と対向するように、第1の側面部21と所定の距離を隔てて略平行に配置されている。仕切面部53の第1の接着部51と連接されていない方の側辺(ここでは、仕切面部53の第4の側面部24側の辺)には第2の接着部52が連接されている。第2の接着部52は、仕切面部53より、第1の側面部21側に折れ曲がっている。
第2の接着部52は、第4の側面部24の内面と接着されている。第2の接着部52の仕切面部53と連接されていない方の側辺(ここでは、第4の側面部24の内面への接着状態において、第1の側面部21側の辺)は、第1の側面部21と連接されている。これにより、緩衝空間形成用フラップ5全体が、第1の側面部21の側辺(第1側辺27)と連接されている。
包装箱1では、このような構成により、仕切面部53と第1の側面部21との間に第2の接着部52の幅分の緩衝空間6が形成されることとなる。言い換えれば、包装箱1においては、仕切面部53が、その両側辺にそれぞれ連接された第1の接着部51および第2の接着部52を介して、第1の側面部21と所定の距離を隔てて対向するように第3の側面部23と第4の側面部24との間に架設されることにより、仕切面部53と第1の側面部21との間に第2の接着部52の幅分の緩衝空間6が形成されている。
これにより、包装箱1の内部から仕切面部53に向かって力(衝撃)が加わった場合、または包装箱1の外部から第1の側面部21に向かって力(衝撃)が加わった場合において、仕切面部53または第1の側面部21が緩衝空間6内にたわむこととなり、その力(衝撃)を吸収(緩和)することができる。
包装箱1は、1枚のシートから構成され、適宜部位を折り曲げ、さらに、適宜部位を接着することにより、作成される。図4には、包装箱1を構成可能な1枚のシート10が展開状態(切り抜き済みかつ折り曲げ前形態)で示されている。この包装箱作成用のシート10は、1枚の横長のシート(具体的には、板紙、ダンボール紙)を部分的に切断および打ち抜くことにより、その基本構成が形成されている。なお、図4では、シート10は、第1の側面部ないし第4の側面部21、22、23、24が、包装箱1組み立て後に表側(外側)になる面が見える状態で示されている。
なお、以下、包装箱を構成可能なシートの展開状態および組み立て過程を示す図においては、組み立て時に折り曲げられる部分(折曲可能部)を大破線にて示す(すなわち、大破線は、特別な形状を示すものではない。)。
シート10は、略矩形状の第1の側面部21、第2の側面部22、第3の側面部23および第4の側面部24を備える環状側面部形成部と、環状側面部形成部の上辺と折り曲げ可能部を介して連接する蓋部形成部(外蓋フラップ32、第1の内蓋フラップ33および第2の内蓋フラップ34)と、環状側面部形成部の下辺と折り曲げ可能部を介して連接する底部形成部(第1の底部フラップ41、第2の底部フラップ42、第3の底部フラップ43および第4の底部フラップ44)と、緩衝空間形成部(緩衝空間形成用フラップ5)とを備えている。
環状側面部形成部は、矩形状の第1の側面部21と、第1の側面部21と組み立て時において向かい合いかつほぼ同じ形状に形成された矩形状の第2の側面部22と、第1の側面部21と第2の側面部22間に位置する矩形状の第3の側面部23と、第3の側面部23と組み立て時において向かい合いかつほぼ同じ形状に形成された矩形状の第4の側面部24とからなる少なくとも4つの略矩形状の側面部を備えている。
なお、この実施例では、第1の側面部21および第2の側面部22に比べて、第3の側面部23および第4の側面部24は、幅(図4における上下方向寸法)が広いものとなっている。また、各側面部の高さ(図4における左右方向寸法)は、同じものとなっている。
また、第1の側面部21と第3の側面部23は、折曲可能部81(第2側辺28)を介して連接している。第3の側面部23と第2の側面部22は、折曲可能部82を介して連接している。第2の側面部22と第4の側面部24は、折曲可能部83を介して連接している。
蓋部形成部は、第2の側面部22の上辺に、折曲可能部84を介して連接された外蓋フラップ32と、第3の側面部23の上辺に、折曲可能部85を介して連接された第1の内蓋フラップ33と、第4の側面部24の上辺に、折曲可能部86を介して連接された第2の内蓋フラップ34とからなる。
外蓋フラップ32は、環状側面部の上部開口部と同等の面積を有し、その先端部に折曲可能部87を介して設けられた接合片35を備える。接合片35は、組み立て時において、2つの内蓋フラップ33、34が折り畳まれた後に、第1の側面部21の上部内(言い換えれば、緩衝空間6)に挿入されるとともに、第1の側面部21の上部に設けられた破断可能かつ破断状態確認可能部25[図中の破線(ミシン目)に囲まれた部分]の内面に接合される。包装箱1においては、接合片35は、破断可能かつ破断状態確認可能部25以外には接合されない。このため、破断可能かつ破断状態確認可能部25部分にて、第1の側面部21の上部を破断することにより、包装箱1の上部開口部を開放することができる。
底部形成部は、第1の側面部21の下辺に、折曲可能部88を介して連接された第1の底部フラップ41と、第2の側面部22の下辺に、折曲可能部89を介して連接された第2の底部フラップ42と、第3の側面部23の下辺に、折曲可能部90を介して連接された第3の底部フラップ43と、第4の側面部24の下辺に、折曲可能部91を介して連接された第4の底部フラップ44とからなる。
第1の底部フラップ41は、第1の側面部21の下辺に連接する略三角形状の底部形成部45と、底部形成部45の一辺(図4中、第3の底部フラップ43の反対側に位置する辺)に、折曲可能部(谷折り可能部)92を介して連接された接合部46とを備える。第2の底部フラップ42は、第2の側面部22の下辺に連接する略三角形状の底部形成部47と、底部形成部47の一辺(図4中、第3の底部フラップ43の側に位置する辺)に、折曲可能部(谷折り可能部)93を介して連接された接合部48とを備える。第3の底部フラップ43および第4の底部フラップ44はともに略長方形形状であり、第3の底部フラップ43は、第1の側面部21および第2の側面部22と同等の幅(図4における左右方向寸法)とされている一方、第4の底部フラップ44はその略半分の幅とされている。
なお、この包装箱1では、図7に示すように、組み立て時においては、第3の底部フラップ43と第4の底部フラップ44とが、第3の底部フラップ43が第4の底部フラップ44よりも内側になるように折り曲げられる。第1の底部フラップ41は、その接合部46において第4の底部フラップ44に接着部46aにて接着される。第2の底部フラップ42は、接合部48において第3の底部フラップ43に接着部48aにて接着される。そして、図7に示すように組み立てられた板状の包装箱1は、押し広げることにより、図3に示すように、環状側面部の下部開口部は、開放不可能な状態で封鎖される。
シート10は、第1の側面部21に折曲可能部94を介して連接された緩衝部形成部(緩衝部形成用フラップ5)を備える。具体的には、緩衝部形成用フラップ5は、第1の側面部21に、折曲可能部94を介して連接する第2の接着部52と、第2の接着部52に、折曲可能部95を介して連接する仕切面部53と、仕切面部53に、折曲可能部96を介して連接する第1の接着部51とからなる。
第2の接着部52は、狭幅で上下方向(図4における左右方向)に延びる矩形形状となっている。緩衝空間形成用フラップ5では、第2の接着部52において第1の側面部21と連接している。第2の接着部52は、仕切面部53との連接部分から組み立て状態において第2の側面部22方向(図4に示す展開状態では仕切面部53方向)に突出する突出接着部56を備え、仕切面部53は、突出接着部56を形成するための切欠部59を備えている。第2の接着部52においては、突出接着部56が複数(ここでは、3つ)形成されている。このような突出接着部56により、接着強度を向上させることができる。特に、本実施形態においては、緩衝空間6の幅が第2の接着部52の幅により規定されるため、接着強度の要求のみから第2の接着部52の幅を決めることはできない。突出接着部56を設けることにより、緩衝空間6が狭幅であることに起因し、狭幅である第2の接着部52の面積を増加(接着強度を増加)でき有効である。また、緩衝空間6においては、第2の接着部52と仕切面部53との連接部分(折曲部分、または第4の側面部24との接着部分)の剛性が高く、中央部分が低いものとなることにより、中央部分において、良好な緩衝効果が発揮される。
仕切面部53は、第1の側面部21(および第2の側面部22)と同等の幅(図4における上下方向寸法)で上下方向(図4における左右方向)に延びる矩形形状となっている。仕切面部53の第2の接着部52側の側部には、上記した突出接着部56に対応する複数(ここでは、2つ)の切欠部59が形成されている。
仕切面部53の下側部分(図4における右側部分)は、上記した第1の底部フラップ41の底部形成部45の面積よりも大きい面積で切り欠かれており、これにより第1の底部フラップ41との干渉防止用の下部切欠部58が形成されている。すなわち、シート10(およびシート10から構成される包装箱1)においては、第1の底部フラップ41は、底部形成部45と、底部形成部45に折り曲げ可能に連接され、第3の底部フラップ43または第4の底部フラップ44(ここでは、第4の底部フラップ44)と接着される接合部46とを備え、仕切面部53は、第1の底部フラップ41(底部形成部45および接合部46)との干渉防止用の下部切欠部58を備えている。これにより、包装箱1組み立て時における、緩衝空間形成用フラップ5(仕切面部53)と第1の底部フラップ41(底部形成部45および接合部46)との干渉が回避され、包装箱1の組み立てがし易くなる。
第1の接着部51は、狭幅で上下方向(図4における左右方向)に延びる矩形形状となっている。
上記のシート10は、例えば、以下のような成形方法により、図7に示す折りたたまれた状態の包装箱10を作成することができる。
まず、図5に示すように、緩衝空間形成用フラップ5を、折曲可能部94(第1の側面部21と第2の接着部52の連接部)において、内側に(緩衝空間形成用フラップ5が第1の側面部21および第3の側面部23に重なるように)折り曲げる。その状態で、第1の接着部51を、第3の側面部23の内面に接着する(図5中、クロスハッチ部分参照)。なお、図5においては、第1の側面部ないし第4の側面部21、22、23、24が、包装箱1組み立て後に内側になる面が見える状態で示されている(図4と表裏逆)。
この実施例の包装箱1では、図6に示すように、仕切面部53に下部切欠部58が形成されていることにより、後に第1の底部フラップ41(底部形成部45および接合部46)が、第1の側面部21の内側に折り畳まれても(図6中、破線で示す状態)、緩衝空間形成用フラップ5(仕切面部53)と第1の底部フラップ41との重なり合いなどの干渉が生じないものとなっている。
続いて、図5に示す状態から、4つの底部フラップ41、42、43、44を内側に倒す。そして、第1の底部フラップ41を折曲可能部92にて谷折りする。同様に、第2の底部フラップ42を、折曲可能部93で谷折りする。これにより、包装箱1は、図8に示す形態となる。そして、接合部46に接着剤を塗布し、接着部46aを形成し、接合部48に接着剤を塗布し、接着部48aを形成し、第2の接着部52に接着剤を塗布する。これにより、図8に示す接着剤が塗布された状態となる。
そして、図8に示す状態から、折曲可能部82にて谷折りし、第2の側面部22および第4の側面部24が、第3の側面部23および仕切面部53の上に重なるようにする。これにより、図7に示す形態となる。そして、この折り曲げにより、第4の側面部24は、その側端部の内面の全体にて、第2の接着部52に接着される。第2の底部フラップ42は、折り曲げられた接合部48に形成された接着部48aにて、第3の底部フラップ43と接着する。第1の底部フラップ41は、折り曲げられた接合部46に形成された接着部46aにて、第4の底部フラップ44と接着する。これにより、図7の状態となる。図7の状態では、包装箱1は、平板状であり、いわゆる折り畳み状態となっている。
図7に示される状態の包装箱を、内部に収納物が収納可能な状態とする過程、特に、緩衝空間6の形成過程について説明する。
図7に示す状態から、第1の側面部21を、折曲可能部81において、内側に、第3の側面部23と略直角をなすように折り曲げ起立させる。このとき、同時に、第1の接着部51と仕切面部53とが、折曲可能部96において、略直角に折り曲げられる。第1の接着部51は、仕切面部53より、包装箱1の組み立て後における第2の側面部22側に折れ曲がるようになっている。さらに、同時に、仕切面部53と第2の接着部52とが、折曲可能部95において、略直角に折り曲げられる。第2の接着部52は、仕切面部53より、包装箱1の組み立て後における第1の側面部21側に折れ曲がるようになっている。(図9参照。なお、図9においては、シート10の各部の重なり状態や折り曲げ状態を表すために、シート10の厚さを拡大して示す。)
これにより、仕切面部53と第1の側面部21との間に突出接着部56を除く第2の接着部52の幅分の緩衝空間6が形成されることとなる。すなわち、シート10から構成される包装箱1においては、緩衝空間形成用フラップ5の第1の接着部51は、仕切面部53より、第2の側面部22側に折れ曲がるものとなっている。そして、第1の側面部21の第1側辺27と緩衝空間形成用フラップ5との連接部(折曲可能部94)にて緩衝空間形成用フラップ5を折り曲げた状態にて、第1の接着部51を第3の側面部23もしくは第4の側面部24(ここでは、第3の側面部23)の内面に接着した後、第1の側面部21を折り曲げ起立させることにより、緩衝空間6が形成されるものとなっている。
すなわち、図7の状態の包装箱1の板状に折りたたまれた状態となっている環状側面形成部を押し広げ、必要により、第3の底部フラップ43または第4の底部フラップ44を押すことにより、包装箱1は、図1に示す、緩衝空間6を有し、収納物7を収納可能な状態となる。なお、緩衝空間形成用フラップ5(仕切面部53)が、下部切欠部58を備えることにより、第3のフラップ部43および第4の底部フラップ44の展開(底面形成)時に障害とならない。
ここで、言い換えれば、図1に示す包装箱1は、図7に示すように、板状に折りたたむ(押しつぶす)ことが可能であり、廃棄を容易とする。図7に示す状態は、図1に示す包装箱1を第2の側面部22および外蓋フラップ32を第3の側面部23側に押し、第1の側面部21を第3の側面部23と並列するよう倒すとともに、4つの底部フラップを収納箱1の内側に倒すことにより、形成される。図7に示す状態において、接合部46により第4のフラップ部44の一端部に接着された第1の底部フラップ41は、折曲可能部92にて谷折れし、第4の底部フラップ部44とともに、包装箱内に収納される。なお、この状態において、第1の底部フラップ部41は、緩衝空間形成用フラップ5(仕切面部53)の下部切欠部58内に進入する。また、接合部48により第3のフラップ部43の一端部に接着された第2の底部フラップ42は、折曲可能部93にて谷折れし、第3の底部フラップ43とともに、包装箱内に収納される。これにより、包装箱1は、図7のような平板状となることができる。
図10には、包装箱1に複数(ここでは5つ)の収納物(医療用収納物)7を収納した医療用収納物を収納した包装体100(以下、単に包装体100とも言う)の側面図が示されている。包装体100において、包装箱1は、複数の収納物7を第1の側面部21と第2の側面部22間に並列に収納している。
図11および図12に示されるように、本実施形態における収納物7は、比較的剛性の高いプラスチック容器73と、プラスチック容器73の開口部を封止する比較的剛性が低いプラスチックフィルム74からなる包装体71(いわゆるブリスター包装体)と、包装体71内に収納された医療用具72とからなる。収納物7は、プラスチックフィルム74が緩衝空間6側となるように包装箱1に収納される(図10参照)。これにより、比較的剛性の低いプラスチックフィルム74の側において緩衝空間6による衝撃緩和(緩衝)効果が得られることとなり、収納物7を保護することができる。
より具体的には、プラスチック容器73は、収納される医療用具72の外形形状に対応して形成された収納凹部75と、収納凹部75の上部開口部の周囲に、その全周に亘って外側に突出するフランジ部76とを備えている。医療用具72を収納凹部75内に収納した後、フランジ部76にプラスチックフィルム74が接合(熱溶着等)される。なお、このようなブリスター包装には、セロハン、ポリスチレン、塩ビ、ポリエステル、ポリプロピレン等のプラスチック材料が利用される。
ここで、プラスチック容器73は、プラスチックフィルム74よりも肉厚、材質等の違いにより、プラスチックフィルム74に対して比較的剛性が高くなっている。そのため、プラスチック容器73とプラスチックフィルム74の対向方向(図11における左右方向)において、プラスチック容器73の底面77が衝撃享受面(言い換えれば、耐衝撃面)を構成する一方、プラスチックフィルム74が衝撃回避必要面を構成する。言い換えれば、収納物7は、衝撃享受面(プラスチック容器73の底面77)と衝撃回避必要面(プラスチックフィルム74)とを備え、衝撃回避必要面が、緩衝空間6側となるように、包装箱1に収納されている。
本実施形態では、プラスチック容器73が、緩衝空間6側の端部であってプラスチックフィルム74との接合部において、その全周に亘って、プラスチックフィルム74と緩衝空間6の対向方向(図11における左右方向)と直交する方向に突出するフランジ部76を備えている。このため、収納物7のプラスチックフィルム74側部分において、包装箱1(緩衝空間6)による緩衝効果が得られない方向に対する剛性が高められており、これによっても、収納物7の保護効果を確保することができる。
また、本実施形態における医療用具72は、バレル(外筒)内に予め薬液が充填されてなる、いわゆるプレフィルドシリンジである。すなわち、本実施形態では、医療用収納物を収納した包装体100は、収納物7を複数収納し、かつすべての収納物7のプラスチックフィルム74が緩衝空間6側となるように収納しており、さらに、医療用具72が、プレフィルドシリンジである。なお、図12に示されるように、本実施形態においては、プレフィルドシリンジ(72)は、包装体71内に、バレル部78とプランジャー79とが分離して収納されている。
上述のとおり、包装箱1は、収納物7を第2の側面部22と第1の側面部21間に縦に収納するためのものであり、第1の側面部21の側辺と連接された緩衝空間形成用フラップ5を備える。緩衝空間形成用フラップ5は、第1の接着部51と、仕切面部53と、第2の接着部52とを備え、仕切面部53と第1の側面部21との間に第2の接着部52の幅分の緩衝空間6を形成する。そのため、収納物7に対する緩衝作用を簡単な構造で実現できる。さらに、包装箱1は、1枚のシート10から構成されているため、緩衝効果を得るために部品を追加する必要がない。
また、上記した医療用収納物を収納した包装体100は、包装箱1と、医療用の収納物(医療用収納物)7とからなり、収納物7は、比較的剛性の高いプラスチック容器73と、プラスチック容器73の開口部を封止する比較的剛性が低いプラスチックフィルム74からなる包装体71と、包装体71内に収納された医療用具(プレフィルドシリンジ)72とからなり、収納物7が、プラスチックフィルム74が緩衝空間6側となるように包装箱1に収納されている。そのため、収納物7の比較的剛性が低いプラスチックフィルム74側に対する緩衝作用を簡単な構造で実現できるとともに、包装箱1は1枚のシート10から構成されているため、緩衝効果を得るために部品を追加する必要がない。
また、本発明の包装箱としては、図13に示すようなシート10aから構成された包装箱であってもよい。
この実施例の包装箱を構成するシート10aと上述した包装箱1を構成するシート10との相違点は、緩衝空間形成用フラップの構造のみであり、他の部分については、ほぼ共通する構成を備える。そのため、シート10aについて、先の実施例のシート10と共通する構成には同一の符号を付して、上述した説明を参照するものとする。
シート10aの緩衝空間形成用フラップ5aにおいては、第1の接着部51aは、仕切面部53との連接部分から組み立て状態において第1の側面部21方向(図13に示す展開状態では仕切面部53方向)に突出する突出接着部54を備えており、仕切面部53には、突出接着部54を形成するための切欠部59が形成されている。
図13に示すシート10aから構成される包装箱においては、第1の接着部51aは、仕切面部53との連接部分から第1の側面部21方向に突出する突出接着部54を備え、仕切面部53は、突出接着部54を形成するための切欠部59を備える。これにより、第1接着部51aの面積を大きくすることができ、接着強度を高めることができる。
この実施例では、緩衝空間6において、第1接着部51aと仕切面部53との連接部分(折曲部分、または第3の側面部23との接着部分)および第2の接着部52と仕切面部53との連接部分(折曲部分、または第4の側面部24との接着部分)の剛性が高く、中央部分が低いものとなることにより、中央部分において、良好な緩衝効果が発揮される。
図13に示すシート10aは、上述したシート10における形成方法と同様に行うことにより、図7に示すような折りたたまれた状態の包装箱とすることができる。
また、本発明の包装箱としては、図14に示すようなシート10bから構成された包装箱であってもよい。
この実施例の包装箱を構成するシート10bと上述したシート10との相違点は、第1の側面部21と第4の側面部24との連接に関する構造のみであり、他の部分については、ほぼ共通する構成を備える。そのため、シート1bについて、先の実施例のシート10と共通する構成には同一の符号を付して、上述した説明を参照するものとする。
具体的には、この実施例のシート10bにおいては、図14に示すように、第4の側面部24の第2の側面部22と連接する側と反対側の側辺に、外面接着部26が設けられている。外面接着部26は、包装箱の組み立て時において、環状側面部が形成された後、第1の側面部21の外面に接着される。
これにより、シート10bから構成される包装箱の環状側面部、ひいては包装箱全体の強度を向上させることができる。また、外面接着部26への糊付け作業が容易であるという利点もある。
図14に示すシート10bは、上述したシート10における形成方法と同様に行うことにより、図7に示すような折りたたまれた状態の包装箱とすることができる。
また、本発明の包装箱としては、図15に示すようなシート10cから構成された包装箱であってもよい。
この実施例の包装箱を構成するシート10cと上述したシート10とは、共通または対応する構成を備える。そのため、シート10cについて、先の実施例のシート10と共通する構成には同一の符号を付して、上述した説明を参照するものとする。また、シート10cについて、先の実施例のシート10と対応する構成には、同一の名称および番号(符号)を付すとともに、その符号の末尾に「c」を付して説明する。
シート10cにおいて、第1の接着部51cは、狭幅な矩形形状となっており、その下端部(図15における右端部)は、仕切面部53の下部切欠部58と同じ位置とされている。これにより、緩衝空間形成用フラップ5c(第1の接着部51c)と第1の底部フラップ41、それと接着される第3の底部フラップ43との干渉がより確実に防止できる。
また、緩衝空間形成用フラップ5cにおいては、先の実施例におけるシート10aと同様に、第1の接着部51cは、仕切面部53との連接部分から組み立て状態において第1の側面部21方向(図15に示す展開状態では仕切面部53方向)に突出する突出接着部54を備えており、仕切面部53には、突出接着部54を形成するための切欠部59が形成されている。本実施形態においては、後述する組み立て方法によって、第1の接着部51cの幅は緩衝空間6の幅により規定されるため、接着強度の要求のみから第1の接着部51cの幅を決めることはできない。突出接着部54を設けることにより、第1接着部51cの面積を増加し、接着強度を高めることができる。
また、シート10cでは、図15に示されるように、第3の底部フラップ43cが第4の底部フラップ44cの略半分の幅(図15における左右方向寸法)とされている。
上記のシート10cは、以下のような成形方法により、図17に示す折りたたまれた状態の包装箱10cとすることができる。
まず、図16に示すように、緩衝空間形成用フラップ5cの折曲可能部94(第2の接着部52と第1の側面部21の連接部)において、内側に折り曲げる。その状態で、第1の接着部51cの外面に接着剤を塗布する。そして、接着剤が塗布された第1の接着部51cを、折曲可能部96(突出接着部54の基端)にて内側に折り曲げ、第3の側面部23の内面に押しつける。これにより、第1の接着部51cの外面(図16に示されていない側の面;第3の側面部23の内面と対向している面)が、第3の側面部23の内面に接着される。なお、図16においては、第1の側面部ないし第4の側面部21、22、23、24が、包装箱組み立て後に内側になる面(内面)が見える状態で示されている(図15と表裏逆)。
続いて、図16に示す状態から、4つの底部フラップ41、42、43c、44cを内側に倒す。そして、第1の底部フラップ41を折曲可能部92にて谷折りする。同様に、第2の底部フラップ42を折曲可能部93で谷折りする。そして、接合部46に接着剤を塗布し、接着部46aを形成し、接合部48に接着剤を塗布し、接着部48aを形成し、第2の接着部52(突出接着部56を含む)に接着剤を塗布する。
続いて、上記の接着剤を塗布した状態のものを、折曲可能部82にて谷折りし、第2の側面部22および第4の側面部24が、第3の側面部23および仕切面部53の上に重なるようにする。このとき、折りたたまれた第4の底部フラップ44cと第2の接着部52との干渉を避けるために、第2の接着部52は、第4の側面部24と第4の底部フラップ44cの間に挿入される。
これにより、図17に示す形態となる。そして、この折り曲げおよび挿入により、第4の側面部24は、その側端部の内面の全体にて、第2の接着部52に接着される。第2の底部フラップ42は、折り曲げられた接合部48に形成された接着部48aにて、第3の底部フラップ43と接着する。第1の底部フラップ41は、折り曲げれた接合部46に形成された接着部46aにて、第4の底部フラップ44と接着する。これにより、図17の状態となる。図17の状態では、包装箱1は、平板状であり、いわゆる折り畳み状態となっている。
なお、その他の部分(底部形成部等)については、上記したシート10と同等のため、詳細な説明を省略する。
そして、図17に示す状態から、第1の側面部21を、折曲可能部81において、内側に、第3の側面部23と略直角をなすように折り曲げ起立させる。このとき、同時に、第1の側面部21と第2の接着部52とを、折曲可能部94において略直角に折り曲げ、第2の接着部52と仕切面部53とを、折曲可能部95において略直角に折り曲げる。そして、第1の接着部51cを第3の側面部23の内面に接着することにより、緩衝空間6が形成される。第1の接着部51cは、仕切面部53と略直角をなすように、かつ仕切面部53より、包装箱の組み立て後における第1の側面部21側に折れ曲がるようになっている。(図18参照。なお、図18においては、シート10cの各部の重なり状態や折り曲げ状態を表すために、シート10cの厚さを拡大して示す。)
すなわち、図15に示すシート10cから構成される包装箱においては、第1の接着部51cは、仕切面部53より、第1の側面部21側に折れ曲がるものとなっており、さらに、第1の接着部51cは、仕切面部53との連接部分から第2の側面部22方向に突出する突出接着部54を備え、仕切面部53は、突出接着部54を形成用の切欠部59を備えるものとなっている。
また、本発明の包装箱としては、図19に示すようなシート10dから構成された包装箱であってもよい。
この実施例の包装箱を構成するシート10dは、上述したシート10cとほぼ共通する構成を備える。そのため、シート10dについて、先の実施例のシート10cと共通する構成には同一の符号を付して、上述した説明を参照するものとする。
図19に示されるように、シート10dの第1の接着部51dは突出接着部を備えていない。それに伴い、仕切面部53も第1の接着部の突出接着部を形成するための切欠部を備えていない。また、第1の接着部51dは先の実施例における第1の接着部51cよりも幅広とされている。具体的には、第1の接着部51dの幅は緩衝空間6の幅よりも広い。
上記のシート10dは、以下のような成形方法により、図21に示す折りたたまれた状態の包装箱10dとすることができる。
まず、図20に示すように、緩衝空間形成用フラップ5dを、折曲可能部94(第1の側面部21と第2の接着部52の連接部)において、内側に(緩衝空間形成用フラップ5dが第1の側面部21および第3の側面部23に重なるように)折り曲げる。その状態で、第1の接着部51dを、第3の側面部23の内面に接着する(図20中、クロスハッチ部分参照)。なお、図20においては、第1の側面部ないし第4の側面部21、22、23、24が、包装箱1組み立て後に内側になる面が見える状態で示されている(図19と表裏逆)。
なお、図20では、第1の底部フラップは、内側に倒され、さらに、第1の底部フラップ41は、折曲可能部92にて谷折された状態となっている。仕切面部53は、下部欠損部を備えており、第1の底部フラップ41と干渉しないものとなっている。
さらに、図20に示す状態から、残りの3つの底部フラップ42、43c、44cを内側に倒す。そして、第2の底部フラップ42を折曲可能部93で谷折りする。続いて、接合部46に接着剤を塗布し、接着部46aを形成し、接合部48に接着剤を塗布し、接着部48aを形成し、第2の接着部52(突出接着部56を含む)に接着剤を塗布する。
続いて、上記の接着剤を塗布した状態のものを、折曲可能部82にて谷折りし、第3の側面部23および仕切面部53が、第2の側面部22および第4の側面部24の上に重なるようにする。このとき、折りたたまれた第4の底部フラップ44cと第2の接着部52との干渉を避けるために、第2の接着部52は、第4の側面部24と第4の底部フラップ44cの間に挿入される。
これにより、図21に示す形態となる。そして、この折り曲げおよび挿入により、第4の側面部24は、その側端部の内面の全体にて、第2の接着部52に接着される。第2の底部フラップ42は、折り曲げられた接合部48に形成された接着部48aにて、第4の底部フラップ44cと接着する。第1の底部フラップ41は、折り曲げられた接合部46に形成された接着部46aにて、第3の底部フラップ43cと接着する。これにより、図21の状態となる。図21の状態では、包装箱は、平板状であり、いわゆる折り畳み状態となっている。
なお、その他の部分(底部形成部等)については、上記したシート10と同等のため、詳細な説明を省略する。
シート10dにおいては、先の実施例のシート10と同様に、第1の接着部51dは、仕切面部53より、第2の側面部22側に折れ曲がるものとなっており、第1の側面部51dの第1側辺27と緩衝空間形成用フラップ5dとの連接部にて緩衝空間形成用フラップ5dを折り曲げた状態にて、第1の接着部51dを第3の側面部23の内面に接着した後、第1の側面部21を折り曲げ起立させることにより、緩衝空間6が形成されるものとなっている
なお、本発明の包装箱には、上記した医療用収納物の他に、どのようなものを収納してもよく、例えば、食品や電子機器を収納した収納物等が挙げられる。本発明の包装箱は、緩衝機能を備えており、比較的剛性の高いプラスチック容器とプラスチック容器の開口部を封止する比較的剛性が低いプラスチックフィルムとからなる包装体に医療用具を収納した医療用収納物の包装箱として特に有効である。医療用収納物の包装体としては、上記した包装体の他に、比較的剛性の高いプラスチック容器とプラスチック容器の開口部を封止する不織布とからなり、収納された医療用具ごと滅菌された包装体等が挙げられる。さらに、医療用具として、上記したプレフィルドシリンジの他に、薬剤充填済みバッグ、バイアル、血液バッグ、手術キット、薬液充填用のシリンジ等が挙げられる。
本発明の包装箱は、特に、細長く大きな厚さを持たない薬剤充填済み医療用部材を立てた状態で、複数個、並列に収納する場合に有効である。細長く大きな厚さを持たない薬剤充填済み医療用部材としては、上述したような個包装されたプレフィルドシリンジの他に、一般的なシリンジ、アンプル、等が挙げられる。
1 包装箱
5 緩衝空間形成用フラップ
6 緩衝空間
7 収納物
10 シート
21 第1の側面部
22 第2の側面部
23 第3の側面部
24 第4の側面部
51 第1の接着部
52 第2の接着部
53 仕切面部
100 医療用収納物を収納した包装体

Claims (10)

  1. 第1の側面部と、前記第1の側面部と向かい合う第2の側面部と、第3の側面部と、前記第3の側面部と向かい合う第4の側面部とからなる少なくとも4つの略矩形状の側面部と、前記略矩形状の側面部の上辺と連接した複数の蓋部フラップと、前記略矩形状の側面部の下辺と連接した複数の底部フラップとを備える多角形筒状の包装箱であって、
    前記包装箱は、収納物を前記第2の側面部と前記第1の側面部間に縦に収納するためのものであり、
    前記第1の側面部は、第1側辺と、前記第1側辺と対向する第2側辺とを有し、
    前記包装箱は、前記第1の側面部の前記第1側辺と連接された緩衝空間形成用フラップを備え、
    前記緩衝空間形成用フラップは、前記第3の側面部または前記第4の側面部の一方の内面と接着される第1の接着部と、前記第1の接着部の側辺と連接され、前記第1の側面部の内面と対向する仕切面部と、前記仕切面部の側辺と前記第1の側面部の前記第1側辺とを連接し、かつ、前記第3の側面部または前記第4の側面部の他方の内面と接着される第2の接着部とを備え、前記仕切面部と前記第1の側面部との間に前記第2の接着部の幅分の緩衝空間を形成するものであり、さらに、前記包装箱は、1枚のシートから構成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 前記包装箱は、複数の収納物を前記第1の側面部と前記第2の側面部間に並列に収納するものである請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記収納物は、衝撃享受面と衝撃回避必要面とを備え、前記衝撃回避必要面が、前記緩衝空間側となるように、前記包装箱に収納されている請求項1または請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記緩衝空間形成用フラップの前記第1の接着部は、前記仕切面部より、前記第2の側面部側に折れ曲がるものとなっており、前記第1の側面部の前記第1側辺と前記緩衝空間形成用フラップとの連接部にて前記緩衝空間形成用フラップを折り曲げた状態にて、前記第1の接着部を前記第3の側面部もしくは第4の側面部の内面に接着した後、前記第1の側面部を折り曲げ起立させることにより、前記緩衝空間が形成されるものとなっている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の包装箱。
  5. 前記第1の接着部は、前記仕切面部との連接部分から前記第1の側面部方向に突出する突出接着部を備え、前記仕切面部は、前記突出接着部を形成するための切欠部を備えている請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の包装箱。
  6. 前記第1の接着部は、前記仕切面部より、前記第1の側面部側に折れ曲がるものとなっており、さらに、前記第1の接着部は、前記仕切面部との連接部分から前記第2の側面部方向に突出する突出接着部を備え、前記仕切面部は、前記突出接着部を形成用の切欠部を備えている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の包装箱。
  7. 前記第1の側面部、前記第2の側面部、前記第3の側面部および前記第4の側面部は、それぞれの下辺と連接した第1の底部フラップ、第2の底部フラップ、第3の底部フラップおよび第4の底部フラップを備え、
    前記第1の底部フラップは、底部形成部と、前記底部形成部に折り曲げ可能に連接され、前記第3の底部フラップまたは前記第4の底部フラップと接着される接合部とを備え、
    前記仕切面部は、前記第1の底部フラップとの干渉防止用の下部切欠部を備えている請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の包装箱。
  8. 前記緩衝空間形成用フラップは、前記第2の接着部において前記第1の側面部と連接しており、前記第2の接着部は、前記仕切面部との連接部分から前記第2の側面部方向に突出する突出接着部を備え、前記仕切面部は、前記突出接着部を形成するための切欠部を備えている請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の包装箱。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の包装箱と、医療用の前記収納物とからなる医療用収納物を収納した包装体であって、
    前記収納物は、比較的剛性の高いプラスチック容器と、前記プラスチック容器の開口部を封止する比較的剛性が低いプラスチックフィルムからなる包装体と、前記包装体内に収納された医療用具とからなり、前記収納物が、前記プラスチックフィルムが前記緩衝空間側となるように前記包装箱に収納されていることを特徴とする医療用収納物を収納した包装体。
  10. 前記医療用収納物を収納した包装体は、前記収納物を複数収納し、かつすべての前記収納物の前記プラスチックフィルムが前記緩衝空間側となるように収納しており、さらに、前記医療用具が、プレフィルドシリンジである請求項9に記載の医療用収納物を収納した包装体。
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