JP2020163911A - 車両用インタークーラーの冷却用ダクト装置 - Google Patents

車両用インタークーラーの冷却用ダクト装置 Download PDF

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小林 利行
Toshiyuki Kobayashi
利行 小林
大祐 江上
Daisuke Egami
大祐 江上
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Abstract

【課題】 ダクト内からの冷却風の漏出を低減させ、インタークーラーでの交換熱量の低減を防止する車両用インタークーラーの冷却用ダクト装置を提供する。【解決手段】インタークーラー1の上面に走行風を導くダクト7を車両外装部であるフード5とは不連続に配設し、ダクト7のフード側の流路入口7の周縁部の一部または全部を内側に折り返して冷却風の逆流を防止する折り返し部14を形成し、ダクト7の上面に衝突した冷風流れの逆流を折り返し部14の折り返しにより、インタークーラー1のコア1a側へ向かう方向に変更させ、これにより、ダクト7内からの冷却風の漏出を低減させる。ダクト7の入口7の上隅部を傾斜させて傾斜部17を形成し、逆流する風量を低下させ、インタークーラー1のコア1a部分への通過風量を増大させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のエンジンルーム内に配設されたエンジン吸気の冷却用インタークーラーを空冷する冷風経路を構成する冷却用ダクト装置に関するものである。
この種の冷却用ダクト装置として、特許文献1、2に示すように、一端が車両前方のフードの車両前側に開口される送風取入口に連通し、他端がインタークーラーに正対する送風吹出口とを連通するダクトを備え、ダクトが車両のフード側のみに設けられたものが開示されている。
特許文献3には、インタークーラー冷却用のダクト装置が設けられる。このダクト装置の冷風路は、フードの送風取入口、フードに設けられた送風ガイドおよびダクトから構成され、特に、送風ガイドとダクトとは、フードの開閉時に分割されることで、フード開時にエンジンルーム内の機器のメンテナンス性の向上を図ることができる技術が開示されている。
図6は特許文献3に示すインタークーラーの冷却用ダクト装置の概略図である。この種のインタークーラー冷却用ダクト装置100は、車両の前面側にフード101およびフロントバンパ102を備え、エンジンルーム103内には、インタークーラー104およびラジエータ105が配置され、ラジエータ105はラジエータサポート106により支持されている。
また、エンジンルーム103には、インタークーラー冷却用ダクト装置100が設けられる。このダクト装置100の冷風路107は、フード101の前面のアウタ101aに設けられた送風取入口108と、フード101のアウタ101aとインナ101bとの間に設けられた送風ガイド109と、送風ガイド109からの取り入れた空気をインタークーラー104に導くダクト110とから構成されている。
特開平10-212964号公報 特開2017-187020号公報 特開2007-270739号公報
ところで、図6においては、車両走行時に送風取入口108より導かれる冷却風が送風ガイド109を通り、ダクト110内へ流れ、インタークーラー104を冷却する。しかし、ダクト110内に流入する冷却風は、ダクト110の下方に配設されるインタークーラー(コア)104への経路が、インタークーラー(コア)104に向かって下方に湾曲した経路となっており、ダクト110への流入方向に対して直線的位置に出口110bがないため、冷却風がダクト110の側面(図6の場合はダクト上面)に衝突し、図中の矢印で示すように、インタークーラー(コア)100を冷却すべき冷却風の一部Cが逆流し、ダクト110と送風ガイド109との隙間Sから冷却風の一部Cが漏出してしまう。この結果、インタークーラー(コア)104の通過風速が減少し、その交換熱量が減少し、エンジン吸気温の上昇を招くおそれがあった。
本発明は、上記に鑑み、ダクト内からの冷却風の漏出を低減させ、インタークーラー(コア)での交換熱量の低減を防止し、エンジン吸気温の上昇を低減することができる車両用インタークーラーの冷却用ダクト装置の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の好適な実施形態は、インタークーラーの上面に走行風を導くダクトを車両外装部とは不連続に配設した車両用の冷却用ダクト装置において、冷却用ダクトの車両外装部側の流路入口周縁部の一部または全部を内側に折り返し、冷却風の逆流を防止する折り返し部が形成されている。
本発明によると、ダクト上面に衝突した冷風流れの逆流が折り返し部の折り返しにより、その流れ方向を順方向(インタークーラーのコアへ向かう方向)へ変更することができ、ダクト内からの冷却風の漏出を低減することができる。また、当該逆流(図1のB)が主流(図1のA)をダクト中心方向へ押すことで、冷却風の逆流を低減させることができる。しかも、ダクト入口側に折り返し部を設けただけの簡単な構造によりダクトを比較的安価なブロー成形により製造することが可能である。また、折り返し部の形成によりダクト入口側での切創を防止して安全性を向上させることができる。
本発明の実施形態である車両用インタークーラーの冷却用ダクト装置の概念図である。 同じくダクト入口側のカール部分を示す断面図である。 車両のフードにおける送風ガイドとダクト入口部との配置関係を示す断面図である。 ダクトの入口側のダクト形状を示す斜視図である。 (a)(b)はそれぞれダクト入口側のカール部分の変形例を示す断面図である。 従来の冷風経路分離型のインタークーラー冷却用ダクト装置の概念図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の車両用インタークーラー1は、車両のエンジンルーム2に設けられ、このインタークーラー1を冷却するダクト装置3は、インタークーラー1のコア1aの上面に車両外側から走行風を導く冷風路4が設けられている。この冷風路4は、エンジンルーム2の上方を覆うフード5に設けられた送風ガイド6と、送風ガイド6と分離して不連続な状態でエンジンルーム2内に設けられたダクト7とから構成されている。
車両外装部を構成するフード5の前面には、フードアウタ5aに車両外側の走行風をエンジンルーム側に導く送風取入口8が設けられ、この送風取入口8に連続して送風ガイド6がフードアウタ5aからフードインナ5bにかけて筒状に形成されている。フードインナ5bに形成されたガイド出口9に対向して、該ガイド出口9と不連続な状態でダクト7の入口7aが配設されている。
エンジンルーム2内には、図6に示す従来の構成部品と同様に、インタークーラー1およびラジエータ11が配置され、ラジエータ11はラジエータサポート12により支持されている。また、車両の前面側にはフード5およびフロントバンパ13を備えている。
冷却用ダクト7は、送風ガイド6のガイド出口9側から斜め下方のインタークーラー1のコア1a部分まで略逆L字状に湾曲した状態で配置される。この冷却用ダクト7の入口側の端末の一部または全部が内側(インタークーラー1のコア側)にカールした折り返し部14が形成される。
この折り返し部14は、図2に示すように、円弧状の断面で構成され、折り返し部14の先端の接線15とダクト7の入口7aで構成する断面16とのなす角度θがθ<90度となるように設定される。これにより、ダクト7の上面で衝突した冷風流れの逆流が(図3のB)が折り返し部14により、その流れ方向が順方向(インタークーラー1のコア1aへ向かう方向)へ変更することができ、ダクト7内からの冷却風の漏出を防止することができる。
図3に示すように、折り返し部14の高さ方向の寸法dは、ダクト7の入口7aとガイド出口9のオフセット幅Wよりも小さく設定される。本例では、折り返し部14の高さ寸法dの1/2よりもオフセット幅Wが大きい関係(W>d/2)に設定されている。
この折り返し部14は、図4に示すように、ダクト7の入口7a側の上壁中央部のみに配置してもよい。ダクト7の入口側の形状は、その上隅部が傾斜し、車両前方から後方に向かってダクト入口7aをみたときに、断面五角形の形状となっている。本実施形態では、図4に示すように、ダクト7の左右幅寸法Dの1/3の寸法がダクト7の入口7aの上壁中央部の折り返し部14とされ、ダクト7の左右幅寸法Dの残り2/3が傾斜部17となっている。この傾斜部17の傾斜角度は45度が望ましいが、これに限定されるものではない。さらに、ダクト7の後方は傾斜構造が徐々に薄れるようにしてダクト7の一般面に同化するように設定されている。したがって、傾斜部17は、側面視で略三角形状の傾斜面となっている。
なお、ダクト7と対面する送風ガイド6の出口形状は、ダクト7の入口形状と同じくするか、若しくは縮小側にオフセットした形状とし、かつ送風ガイド6の上辺はダクト7の折り返し部14の下端高さに合わすのが望ましい。本例では、図1,3に示すように、送風ガイド6の出口9の下辺をダクト7の入口7aの下辺と同じ高さに合わせており、また、送風ガイド6の上辺をダクト7の折り返し部14の下端高さに合わせている。
上記構成において、車両走行時に送風取入口8から導かれる走行風が送風ガイド9を通り、ダクト7内へ流れ、インタークーラー1を冷却する。このとき、ダクト7内に流入する冷却風は、ダクト7の下方に配設されるインタークーラー1のコア1aへの経路が、インタークーラーのコア1aに向かって下方に湾曲した経路となっており、冷却風がダクト7の上面に衝突し、冷却風の一部が逆流Bしようとするが、ダクト7の上面に衝突した冷却風が折り返し部14の折り返しにより、その流れ方向を順方向(インタークーラー1のコア1aへ向かう方向)へ変更され、ダクト7内から冷却風が漏出するのを低減することができる。
また、当該逆流(図1、3のB)が主流(図1、3のA)をダクト中心方向へ押すことで、冷却風の逆流を低減させることができる。しかも、ダクト7の入口7a側に折り返し部14を設けただけの簡単な構造のため、ダクト7を比較的安価なブロー成形により製造することができる。また、折り返し部の形成によりダクト入口側での切創を防止して安全性を向上させることができる。
さらに、ダクト7の入口側において、上隅部に傾斜部17を設けているので、逆流する風量が低下し、インタークーラー1のコア1a部分の通過風量を増加させることができる。また、ダクト7の入口7a部分を傾斜構造としているので、その分、ダクト質量を低減することができる。さらにまた、ダクト7の入口7a部分の傾斜部17の構造により、入口側の中央部分のみ折り返し部14を形成すればよく、折り返し部14の形成範囲を低減することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、本実施形態では、折り返し部14の形状を円弧形状に形成したが、ダクト内の冷却風の漏出を防止する形状としては、図5に示すように多角形であっても良い。図5(a)は断面三角形、同図(b)は台形状の折り返し部を構成している。
また、折り返し部14はダクト7の入口の全周に設ける構成にしてもよいが、上記実施形態に示すように、折り返し部14をガイド6の出口9とダクト7の入口7aのオフセットWがW>0の縁に限って形成するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、ダクト7の入口形状として、上隅部に傾斜部17を有する形状を例示したが、これに限らず、断面四角形あるいは円形あるいは楕円形の形状であってもよいことは勿論である。
1 インタークーラー
2 エンジンルーム
3 ダクト装置
4 冷風路
5 フード
5a アウタ
5b インナ
6 送風ガイド
7 ダクト
8 送風取入口
9 ガイド出口
11 ラジエータ
12 ラジエータサポート
13 フロントバンパ
14 折り返し部
15 接線
16 断面
17 傾斜部

Claims (1)

  1. インタークーラーの上面に走行風を導くダクトを車両外装部とは不連続に配設した車両用の冷却用ダクト装置において、冷却用ダクトの車両外装部側の流路入口周縁部の一部または全部を内側に折り返し、冷却風の逆流を防止する折り返し部が形成されたことを特徴とする車両用インタークーラーの冷却用ダクト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7385634B2 (ja) 2021-08-05 2023-11-22 ダイハツ工業株式会社 吸気構造

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