JP2007333308A - 空気調和装置 - Google Patents

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Masatake Saoyama
真毅 竿山
Hitoshi Nozu
仁志 野津
Yutaka Mori
豊 森
Daichi Kobayashi
大地 小林
Akishi Nomura
晃史 野村
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Abstract

【課題】乱流や逆流を低減し、騒音値を抑えることができるとともに、風速分布の均一化を図ることのできる空気調和装置を提供することを目的とする。
【解決手段】吸込口1と吹出口2を連通する通風路3を設けた本体4と、本体4の通風路3内に設けたフィルター5およびクロスフローファン7と、風路縮小ガイド手段8とを備え、クロスフローファン7と吹出口2との間に風路縮小ガイド手段8を配置することにより、クロスフローファン7の吹出側の端部付近に生じる乱流や逆流を低減し、騒音値を抑えることができるとともに、風速分布の均一化を図ることができる空気調和装置が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クロスフローファンと吹出口の間に風路縮小ガイド手段を設けた空気調和装置に関する。
従来、この種の空気調和装置の一例としてクロスフローファンを設けた温風暖房機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その温風暖房機について図18および図19を参照にしながら説明する。
図に示すように、機器本体101にバーナ102を収納した燃焼室103を設け、燃焼室103で燃焼して得られた熱風は機器本体101に設けられた室内空気取入口104から吸い込まれた室内空気と混合され、対流ファン用のクロスフローファン105によって温風吹出口106より温風として室内に送り出されるように構成していた。
特開平7−324824号公報([0010]図1、図4)
このような従来の温風暖房機においては、クロスフローファン105と温風吹出口106間のクロスフローファン105の下部で乱流や逆流が発生しやすいという課題があり、乱流や逆流を低減することが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、乱流や逆流を低減し、騒音値を抑えることができるとともに、風速分布の均一化を図ることができる空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明の空気調和装置は上記目的を達成するために、吸込口と吹出口を連通する通風路を設けた本体と、この本体の通風路内に設けたフィルターおよびクロスフローファンと、風路ガイド手段とを備え、前記クロスフローファンと前記風路縮小ガイド手段を配置したものである。
この手段により、乱流や逆流を低減し、騒音値を抑えることができるとともに、風速分布の均一化を図ることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、風路縮小ガイド手段を、クロスフローファンの端部の後流側に通風方向に対して略直交して突出する突出体により形成したものである。
この手段により、乱流や逆流の発生を未然に防止することができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、風路縮小ガイド手段を、通風方向に面する側に傾斜面を設けて形成したものである。
この手段により、傾斜面に沿わせるようにして中央寄りに風向を変更することができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、風路縮小ガイド手段を、通風路の通風方向に面する側を平面形状に形成し構成したものである。
この手段により、円滑に傾斜面などに沿わせて風向を変更することができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、風路縮小ガイド手段を、通風路の通風方向に面する側を曲面形状に形成し構成したものである。
この手段により、風向変更角度を大きくすることができ、整流効果を高めることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、風路縮小ガイド手段を、通風路の通風方向に面する側の曲面形状の断面をS字形状に形成し構成したものである。
この手段により、乱流の発生を抑えて低騒音化できるとともに、整流効果を高めることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、クロスフローファンの両端に近接して風路縮小ガイド手段を配置したものである。
この手段により、乱流や逆流の発生を抑制できるとともに、送風分布の均一化を図ることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、吹出口を、近接する主吹出口と従吹出口とに分割し、各々の吹出口に対し連通する1つの風路縮小ガイド手段を形成したものである。
この手段により、省スペース化を図るとともに、騒音の発生を抑制することができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、風路縮小ガイド手段の突端に風路拡大部を形成したものである。
この手段により、通風抵抗が少なくなり、騒音を減少することができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、従吹出口に至る風路縮小ガイド手段の従風路の距離Bを、主吹出口に至る風路縮小ガイド手段の主風路の距離Aより大とするとともに、従風路の傾斜角度を主風路の傾斜角度より小としたものである。
この手段により、主吹出口を本体正面に設けて静音化を図ることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、クロスフローファンと吹出口との間の通風路に開口部を有した整流分配板を設け、前記整流分配板に沿う方向に主吹出口を設け、前記開口部を通過する方向に従吹出口を設けたものである。
この手段により、使用者に冷風感を与えないようにすることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、開口部の下流側にマイナスイオン発生装置を配置したものである。
この手段により、マイナスイオンの発生量を多くすることができるとともに、マイナスイオンを遠方まで飛散させることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、風路縮小ガイド手段の上端に突起片を設けたものである。
この手段により、乱流を抑制することができ、騒音をさらに低減することができる空気調和装置が得られる。
本発明によれば、乱流や逆流を低減し、騒音値を抑えることができるとともに、風速分布の均一化を図ることができるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、傾斜面に沿わせるようにして中央寄りに風向を変更することができるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、風向変更角度を大きくすることができ、整流効果を高めることができるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、省スペース化を図ることができるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、使用者に冷風感を与えないようにすることができるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、マイナスイオンの発生量を多くすることができるとともに、マイナスイオンを遠方まで飛散させることができる空気調和装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、吸込口を連通する通風路を設けた本体と、この本体の通風路内に設けたフィルターおよびクロスフローファンと、風路ガイド手段とを備え、前記クロスフローファンと前記吹出口との間に前記風路縮小ガイド手段を配置し構成したものであり、クロスフローファンの端部付近ではケーシングとの隙間があるため吹き出し風の乱流や逆流が起き易いものであるが、風路縮小ガイド手段を設けることにより、クロスフローファン端部の送風方向を中央側に寄せることができ、クロスフローファンの吹出側の端部付近に生じる乱流や逆流を低減し、騒音値を抑えることができるとともに、吐出側の風速分布が端部においてアンバランスとなるのが解消され、風速分布の均一化を図ることができるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、風路縮小ガイド手段を、クロスフローファンの端部の後流側に通風方向に対して略直交して突出する突出体により形成したものであり、突出体を送風方向に対して直交して突き出すことにより、クロスフローファンの端部付近の風向を中央寄りに変更して送出することができるので、風速の弱い不安定領域に送風されるのを防いで、乱流や逆流の発生を未然に防止することができるという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、風路縮小ガイド手段を、通風方向に面する側に傾斜面を設けて形成したものであり、風路縮小ガイド手段に設けた傾斜面により、クロスフローファンの端部付近で吹き出された風が風路縮小ガイド手段に衝突せずに、傾斜面に沿わせるようにして中央寄りに風向を変更することができるという作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、風路縮小ガイド手段を、通風路の通風方向に面する側を平面形状に形成し構成したものであり、風路縮小ガイド手段に設けた傾斜面を平面とすることにより、より円滑に傾斜面に沿わせて風向を変更することができるという作用を有する。
また、請求項5記載の発明は、風路縮小ガイド手段を、通風路の通風方向に面する側を曲面形状に形成し構成したものであり、風路縮小ガイド手段の通風方向に面する側を曲面形状とすることにより、風向変更時の抵抗を減らして乱流の発生を防ぐことができる。また、曲面形状を凹形状とした場合は、風向変更角度を大きくすることができ、また、曲面形状を凸形状とした場合は、送風領域を中央側に狭めることができるという作用を有する。
また、請求項6記載の発明は、風路縮小ガイド手段を、通風路の通風方向に面する側の曲面形状の断面をS字形状に形成したものであり、曲面形状の断面をS字形状とすることにより、凹形状または凸形状の単純な曲面に比べて送風抵抗が少なく乱流の発生を抑えて低騒音化ができるとともに、送風領域を中央側に寄せることができ、整流効果を高めることができるという作用を有する。
また、請求項7記載の発明は、クロスフローファンの両端に近接して風路縮小ガイド手段を配置したものであり、クロスフローファンの両端付近は風の乱流や逆流が発生しやすいが、風路縮小ガイドをクロスフローファンの両端に設けることにより、両端での乱流や逆流の発生を抑制できるとともに、クロスフローファンの長手方向の中心に対して、対称位置に風路縮小ガイド手段が配置されるので、全体のバランスを保ちながら送風分布を均一化することができるという作用を有する。
また、請求項8記載の発明は、吹出口を、近接する主吹出口と従吹出口とに分割し、各々の吹出口に対し、連通する1つの風路縮小ガイド手段を形成したものであり、吹出口を2つに分けることにより、冷風感を抑えつつ大風量を確保して吹き出すことができるというような多用途の対応が可能であるとともに、主吹出口と従吹出口に連通する1つの風路縮小ガイド手段を設けることにより、省スペースを図ることができ、さらにクロスフローファンの後流側で乱流の起き易い領域をなくして、騒音の発生を抑制できるという作用を有する。
また、請求項9記載の発明は、風路縮小ガイド手段の突端に風路拡大部を形成したものであり、風路縮小ガイド手段により、中央寄りに風向変更された気流は、風路拡大部を設けることにより、逆方向(中央から外方向)にも拡大できるようにしているので、通風抵抗が少なくなり騒音を減少することができるという作用を有する。
また、請求項10記載の発明は、従吹出口に至る風路縮小ガイド手段の従風路の距離Bを、主吹出口に至る風路縮小ガイド手段の主風路の距離Aより大とするとともに、従風路の傾斜角度を主風路の傾斜角度より小としたものであり、クロスフローファンから従吹出口に至る従風路は、主吹出口に至る主風路に比べてその通風距離を大とするとともに傾斜角度は小とすることにより、従吹出口への通風抵抗を少なくして送風時の騒音値を軽減するようにしているので、主吹出口を本体正面に設けて静音化を図ることができるという作用を有する。
また、請求項11記載の発明は、クロスフローファンと吹出口との間の通風路に開口部を有した整流分配板を設け、前記整流分配板に沿う方向に主吹出口を設け、前記開口部を通過する方向に従吹出口を設けたものであり、整流分配板に沿う方向に主吹出口を配して風量大の空気流を主吹出口へと案内し、開口部を通過した風量小の空気流を従吹出口に導くことで、簡単な構成で2つの吹出口方向に一定配分した気流を送ることができ、主吹出口へは通風抵抗を少なくして風量の低減を防ぎ、開口部から従吹出口に至る風路内で風速が遅くなるので、本体正面に従吹出口を配置することにより、使用者に冷風感を与えないようにすることができるという作用を有する。
また、請求項12記載の発明は、開口部の下流側にマイナスイオン発生装置を配置したものであり、開口部で風量と風速を調整された気流を、マイナスイオン発生装置に集中的に送風することができるので、マイナスイオンの発生量を多くすることができるとともに、マイナスイオンを遠方まで飛散させることができるという作用を有する。
また、請求項13記載の発明は、風路縮小ガイド手段の上端に突起片を設けたものであり、風路縮小ガイド手段を設けていてもクロスフローファンの圧力変動が大きい場合は、乱流が完全に抑制できずに、騒音が発生する可能性があるが、風路縮小ガイド手段の上端に数mm高さの突起片を設けることにより、圧力変動に対して強くなり乱流を抑制することができるので、騒音をさらに低減することができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、吸込口1と吹出口2を連通する通風路3を設けた本体4と、本体4の通風路3内に設けたフィルター5およびケーシング6内に設けられるスクロールファン7と、風路縮小ガイド手段8とを備え、クロスフローファン7と吹出口2との間に風路縮小ガイド手段8を配置し空気調和装置を構成する。
上記構成において、空気調和装置を運転すると、クロスフローファン7が駆動し、吸込口1より吸い込んだ室内汚染空気はフィルター5により粉塵が吸着され、浄化された空気が通風路3を通りクロスフローファン7を介して吹出口2より浄化された空気が室内に放散されて空気調和が行われる。
そして、クロスフローファン7の端部付近ではケーシング6との隙間があるため、吹き出し風の乱流や逆流が起き易いものであるが、前記構成においては、風路縮小ガイド手段8を設けていることにより、クロスフローファン7の端部の送風方向を中央側に寄せることができ、クロスフローファン7の吹出側の端部付近に生じる乱流や逆流を低減し、騒音値を抑えることができるとともに、吹出側の風速分布が端部においてアンバランスとなるのを解消して、風速分布の均一化を図ることができることとなる。
(実施の形態2)
図3に示すように、風路縮小ガイド手段8Aを、クロスフローファン7Aの端部の後流側に、通風方向に対して略直交して突出する突出体9により形成し構成する。
上記構成においては、突出体9を送風方向に対して直交して突き出すことにより、クロスフローファン7Aの端部付近の風向を中央寄りに変更して送出することができるので、風速の弱い不安定領域に送風されるのを防いで、乱流や逆流の発生を未然に防止することができることとなる。
(実施の形態3)
図4に示すように、風路縮小ガイド手段8Bを、通風方向に面する側に傾斜面10を設けて構成する。
上記構成においては、風路縮小ガイド手段8Bに設けた傾斜面10により、クロスフローファン7Bの端部付近で吹き出された風が風路縮小ガイド手段8Bに衝突せずに、傾斜面10に沿わせるようにして中央寄りに風向を変更することができることとなる。
(実施の形態4)
図5に示すように、風路縮小ガイド手段8Cを通風路3Aの通風方向に面する側を平面形状11とした構成とする。
上記構成においては、風路縮小ガイド手段8Cに設けた傾斜面10Aを平面形状11とすることにより、より円滑に傾斜面10Aに沿わせて風向を変更することができることとなる。
(実施の形態5)
図6に示すように、風路縮小ガイド手段8Dを、通風路3Bの通風方向に面する側を曲面形状12に形成し構成する。
上記構成においては、風路縮小ガイド手段8Dの通風方向に面する側を曲面形状12とすることにより、風向変更時の抵抗を減らして乱流の発生を防ぐことができる。さらに曲面形状12を凹形状とした場合は、風変更度を大きくすることができ、また、曲面形状12を凸形状とした場合は、送風領域を中央側に狭めることができることとなる。
(実施の形態6)
図7および図8に示すように、風路縮小ガイド手段8Fを、通風路3Cの通風方向に面する側の曲面形状12Aの断面をS字形状13に形成し構成する。
上記構成においては、曲面形状12Aの断面をS字形状13とすることにより、凹形状または凸形状の単純な曲面に比べて送風抵抗が少なく乱流の発生を抑えて低騒音化できるとともに、送風領域を中央側に寄せることができ、整流効果を高めることができることとなる。
(実施の形態7)
図8に示すように、クロスフローファン7Cの両端に近接して風路縮小ガイド手段8Fを配置した構成とする。
上記構成においては、クロスフローファン7Cの両端付近は風の乱流や逆流を発生しやすいが、風路縮小ガイド手段8Fをクロスフローファン7Cの両端に設けることにより、クロスフローファン7Cの両端で乱流や逆流の発生を抑制できるとともに、クロスフローファン7Cの長手方向の中心に対して、対称位置に風路縮小ガイド手段8Fが配置されているので、全体のバランスを保ちながら送風分布を均一化することができることとなる。
(実施の形態8)
図9および図10に示すように、吹出口2Aを近接する主吹出口14と従吹出口15とに分割し、各々の主吹出口14と従吹出口15に対し連通する1つの風路縮小ガイド手段8Gを形成した構成とする。
上記構成においては、吹出口2Aを、主吹出口14と従吹出口15に分けることによって、冷風感を抑えつつ大風量を確保して吹き出すことができるというような他用途の対応が可能となる。
また、主吹出口14と従吹出口15に連通する1つの風路縮小ガイド手段8Gを設けることにより、省スペース化が図れるとともに、クロスフローファン7Dの後流側で乱流の起き易い領域をなくして騒音の発生を抑制することができることとなる。
(実施の形態9)
図11に示すように、風路縮小ガイド手段8Hの突端に風路拡大部16Aを形成した構成とする。
上記構成においては、風路縮小ガイド手段8Hにより中央寄りに風向変更された気流は、風路拡大部16Aを設けることにより、逆方向(中央から外方向)にも拡大できるようにしているので、通風抵抗が少なくなり、騒音を減少することができることとなる。
(実施の形態10)
図12および図13に示すように、従吹出口15Aに至る風路縮小ガイド手段8Jの従風路17の距離Bを主吹出口14Aに至る風路縮小ガイド手段8Kの主風路18の距離Aより大とするとともに、従風路17の傾斜角度を主風路18の傾斜角度より小とした構成とする。
上記構成においては、クロスフローファン7Eから従吹出口15Aに至る従風路17は、主吹出口14Aに至る主風路18に比べて、その通風距離を大きくするとともに、傾斜角度を小とすることにより、従吹出口15Aへの通風抵抗を少なくして送風時の騒音値を軽減するようにしているので、本体正面側にある従吹出口15Aの静音化を図ることができることとなる。
(実施の形態11)
図14および図15に示すように、クロスフローファン7Fの吹出口2Bとの間の通風路3Dに開口部19を有した整流分配板20を設け、整流分配板20に沿う方向に主吹出口14Bを設け、開口部19を通過する方向に従吹出口15Bを設けて構成する。
上記構成においては、整流分配板20に沿う方向に主吹出口14Bを配して風量大の空気流を主吹出口14Bへと案内し、開口部19を通過した風量小の空気流を従吹出口15Bに導くことで、簡単な構成で2つの主吹出口14Bと従吹出口15B方向に一定配分した気流を送ることができ、また、主吹出口14Bへは、通風抵抗を少なくして風量の低減を防ぎ、開口部19から従吹出口15Bに至る風路内で風速が遅くなるので、本体正面に従吹出口15Bを配置することにより使用者に冷風感を与えないようにすることができることとなる。
(実施の形態12)
図16に示すように、整流分配板20Aに設けた開口部19Aの下流側にマイナスイオン発生装置21を配置した構成とする。
上記構成においては、開口部19Aで風量と風速を調整された気流を、マイナスイオン発生装置21に集中的に送風することができるので、マイナスイオンの発生量を多くすることができるとともに、マイナスイオンを遠方まで飛散させることができることとなる。
(実施の形態13)
図17に示すように、風路縮小ガイド手段8Lの上端に突起片22を設けた構成とする。
上記構成においては、風路縮小ガイド手段8Lを設けていても、クロスフローファン7Gの圧力変動が大きい場合は、乱流が完全に抑制できずに騒音が発生する可能性があるが、風路縮小ガイド手段8Lの上端に数mmの高さの突起片22を設けることにより、圧力変動に対して強くなり乱流を抑制することができるので、騒音をさらに低減することができることとなる。
本発明にかかる空気調和装置は、乱流や逆流を低減し、騒音値を抑えることができるとともに、風速分布の均一化を図ることのできる効果を有し、クロスフローファンを用いた空気調和装置に広く有用である。
本発明の実施の形態1の空気調和装置の断面図 同空気調和装置の風路縮小ガイド手段を示す概略図 本発明の実施の形態2の空気調和装置の風路縮小ガイド手段の概略図 本発明の実施の形態3の空気調和装置の風路縮小ガイド手段の概略図 本発明の実施の形態4の空気調和装置の風路縮小ガイド手段の概略図 本発明の実施の形態5の空気調和装置の風路縮小ガイド手段の概略図 本発明の実施の形態6の空気調和装置の風路縮小ガイド手段の概略図 本発明の実施の形態6または7の空気調和装置の風路縮小ガイド手段の概略図 本発明の実施の形態8の空気調和装置の断面図 同空気調和装置の風路縮小ガイド手段を示す概略図 本発明の実施の形態9の空気調和装置の風路縮小ガイド手段を示す概略図 本発明の実施の形態10の空気調和装置の断面図 同空気調和装置の主風路および従風路を示す概略図 本発明の実施の形態11の空気調和装置の断面図 同空気調和装置の整流分配板を示す概略図 本発明の実施の形態12の空気調和装置のマイナスイオン発生装置を示す概略図 本発明の実施の形態13の空気調和装置の風路縮小ガイド手段を示す概略図 従来の温風暖房機の正面図 同温風暖房機の側面図
符号の説明
1 吸込口
2 吹出口
2A 吹出口
3 通風路
3A 通風路
3B 通風路
3C 通風路
3D 通風路
4 本体
5 フィルター
7 クロスフローファン
7A クロスフローファン
7C クロスフローファン
8 風路縮小ガイド手段
8A 風路縮小ガイド手段
8B 風路縮小ガイド手段
8C 風路縮小ガイド手段
8D 風路縮小ガイド手段
8F 風路縮小ガイド手段
8G 風路縮小ガイド手段
8H 風路縮小ガイド手段
8J 風路縮小ガイド手段
8K 風路縮小ガイド手段
8L 風路縮小ガイド手段
9 突出体
10 傾斜面
11 平面形状
12 曲面形状
12A 曲面形状
13 S字形状
14 主吹出口
14A 主吹出口
14B 主吹出口
15 従吹出口
15A 従吹出口
15B 従吹出口
16 風路拡大部
16A 風路拡大部
17 従風路
18 主風路
19 開口部
19A 開口部
20 整流分配板
21 マイナスイオン発生装置
22 突起片

Claims (13)

  1. 吸込口と吹出口を連通する通風路を設けた本体と、この本体の通風路内に設けたフィルターおよびクロスフローファンと、風路縮小ガイド手段とを備え、前記クロスフローファンと前記吹出口との間に前記風路縮小ガイド手段を配置し構成した空気調和装置。
  2. 風路縮小ガイド手段を、クロスフローファンの端部の後流側に、通風方向に対して略直交して突出する突出体により形成した請求項1記載の空気調和装置。
  3. 風路縮小ガイド手段を通風方向に面する側に傾斜面を設けて形成した請求項1または2記載の空気調和装置。
  4. 風路縮小ガイド手段を、通風方向に面する側を平面形状に形成し構成した請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和装置。
  5. 風路縮小ガイド手段を、通風路の通風方向に面する側を曲面形状に形成し構成した請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和装置。
  6. 風路縮小ガイド手段を、通風路の通風方向に面する側の曲面形状の断面をS字形状に形成した請求項5記載の空気調和装置。
  7. クロスフローファンの両端に近接して風路縮小ガイド手段を配置した請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和装置。
  8. 吹出口を、近接する主吹出口と従吹出口とに分割し、各々の吹出口に対し連通する1つの風路縮小ガイド手段を形成した請求項1〜7のいずれかに記載の空気調和装置。
  9. 風路縮小ガイド手段の突端に風路拡大部を形成した請求項1〜8のいずれかに記載の空気調和装置。
  10. 従吹出口に至る風路縮小ガイド手段の従風路の距離Bを主吹出口に至る風路縮小ガイド手段の主風路の距離Aより大とするとともに、従風路の傾斜角度を主風路の傾斜角度より小とした請求項8記載の空気調和装置。
  11. クロスフローファンと吹出口との間の通風路に開口部を有した整流分配板を設け、前記整流分配板に沿う方向に主吹出口を設け、前記開口部を通過する方向に従吹出口を設けた請求項10記載の空気調和装置。
  12. 開口部の下流側にマイナスイオン発生装置を配置した請求項11記載の空気調和装置。
  13. 風路縮小ガイド手段の上端に突起片を設けた請求項1または2記載の空気調和装置。
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JP2013072586A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Sharp Corp 空気清浄機
CN113074433A (zh) * 2021-04-29 2021-07-06 珠海格力电器股份有限公司 空调的控制方法、装置、设备及存储介质
CN113074431A (zh) * 2021-03-15 2021-07-06 珠海格力电器股份有限公司 一种用于空调的噪音控制方法、可读存储介质、空调

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