JP2020160113A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1基板に対して画素電極とは反対側から入射した光に対する遮光性を高めた電気光学装置、および電子機器を提供すること。【解決手段】電気光学装置100では、トランジスター30の半導体層31aと第1基板19との間に、半導体層31aに平面視で重なる導電性の第1遮光層1aと、第1遮光層1aと第1基板19との間で半導体層に平面視で重なる導電性の第2遮光層2aとが設けられている。第2遮光層2aは保持容量55を構成し、第1遮光層1aは、ゲート電極33aと電気的に接続されてバックゲートとして機能する。第1遮光層1aおよび第2遮光層2aは各々、層間絶縁層43の凹部43h、および絶縁層40の凹部40hを埋める金属材料によって構成され、層間絶縁層43の画素電極9a側の面、および絶縁層40の画素電極9a側の面と連続した面を構成する埋め込み層になっている。【選択図】図6
Description
本発明は、トランジスターが設けられた電気光学装置、および電子機器に関するものである。
液晶装置等の電気光学装置においては、画素電極およびトランジスターが形成された第1基板と、共通電極が形成された第2基板との間に電気光学層が設けられている。かかる電気光学装置において、トランジスターと第1基板との間に走査線および保持容量を設け、第1基板の側から入射した光がトランジスターの半導体層に入射することを抑制する技術が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載の態様では、トランジスターと第1基板との間に走査線および容量電極を形成する際、遮光性の導電膜を成膜した後、エッチングにより導電膜をパターニングした構成になっている。このため、走査線および容量電極については、エッチングによりパターニング可能な材料や膜厚に限定されるため、第1基板に対して画素電極とは反対側から入射した光に対する遮光性が低いという課題がある。
上記課題を解決するために、本発明の電気光学装置の一態様は、第1基板と、前記第1基板に設けられた画素電極と、前記第1基板と前記画素電極との間に設けられ半導体層、および前記半導体層と前記画素電極との間に設けられたゲート電極を有するトランジスターと、前記半導体層と前記第1基板との間に設けられ、前記半導体層に平面視で重なる導電性の第1遮光層と、前記第1遮光層と前記第1基板との間に設けられ、前記半導体層に平面視で重なる導電性の第2遮光層と、前記第1遮光層と前記第1基板との間に設けられ、前記第2遮光層に誘電体層を介して対向する容量電極と、が設けられ、前記第1遮光層および前記第2遮光層のうちの少なくとも一方の遮光層は、絶縁層に形成された凹部を埋める金属材料によって構成され、前記遮光層は、前記絶縁層の前記画素電極側の面と連続した面を構成していることを特徴とする。
本発明に係る電気光学装置は、各種電子機器に用いられる。本発明では、電子機器のうち、投射型表示装置に電気光学装置を用いる場合、投射型表示装置には、電気光学装置に供給される光を出射する光源部と、電気光学装置によって変調された光を投射する投射光学系と、が設けられる。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、以下の説明において、第1基板19の面内方向で、互いに交差する2方向をX軸方向およびY軸方向として説明する。また、素子基板に形成される層を説明する際、上層側あるいは表面側とは基板が位置する側とは反対側(対向基板が位置する側)を意味し、下層側とは基板が位置する側を意味する。
[実施形態1]
(電気光学装置の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る電気光学装置100の一態様を示す平面図である。図2は、図1に示す電気光学装置100の断面図である。図1および図2に示すように、電気光学装置100では、第1基板19と第2基板29とが所定の隙間を介してシール材107によって貼り合わされており、第1基板19と第2基板29とが対向している。シール材107は第2基板29の外縁に沿うように枠状に設けられており、第1基板19と第2基板29との間でシール材107によって囲まれた領域に液晶層等の電気光学層80が配置されている。従って、電気光学装置100は液晶装置として構成されている。シール材107は、光硬化性を備えた接着剤、あるいは光硬化性および熱硬化性を備えた接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー、あるいはガラスビーズ等のギャップ材が配合されている。第1基板19および第2基板29はいずれも四角形であり、電気光学装置100の略中央には、表示領域10aが四角形の領域として設けられている。かかる形状に対応して、シール材107も略四角形に設けられ、シール材107の内周縁と表示領域10aの外周縁との間には、矩形枠状の周辺領域10bが設けられている。
(電気光学装置の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係る電気光学装置100の一態様を示す平面図である。図2は、図1に示す電気光学装置100の断面図である。図1および図2に示すように、電気光学装置100では、第1基板19と第2基板29とが所定の隙間を介してシール材107によって貼り合わされており、第1基板19と第2基板29とが対向している。シール材107は第2基板29の外縁に沿うように枠状に設けられており、第1基板19と第2基板29との間でシール材107によって囲まれた領域に液晶層等の電気光学層80が配置されている。従って、電気光学装置100は液晶装置として構成されている。シール材107は、光硬化性を備えた接着剤、あるいは光硬化性および熱硬化性を備えた接着剤であり、両基板間の距離を所定値とするためのグラスファイバー、あるいはガラスビーズ等のギャップ材が配合されている。第1基板19および第2基板29はいずれも四角形であり、電気光学装置100の略中央には、表示領域10aが四角形の領域として設けられている。かかる形状に対応して、シール材107も略四角形に設けられ、シール材107の内周縁と表示領域10aの外周縁との間には、矩形枠状の周辺領域10bが設けられている。
第1基板19は、素子基板10の基板本体であり、石英基板やガラス基板等の透光性基板からなる。第1基板19の第2基板29側の一方面19s側において、表示領域10aの外側には、第1基板19の一辺に沿ってデータ線駆動回路101および複数の端子102が形成され、この一辺に隣接する他の辺に沿って走査線駆動回路104が形成されている。端子102には、フレキシブル配線基板(図示せず)が接続されており、第1基板19には、フレキシブル配線基板を介して各種電位や各種信号が入力される。
第1基板19の一方面19sにおいて、表示領域10aには、ITO(Indium Tin Oxide)膜等からなる透光性の複数の画素電極9a、および複数の画素電極9aの各々に電気的に接続するトランジスター(図1および図2には図示せず)がマトリクス状に形成されている。画素電極9aに対して第2基板29側には第1配向膜18が形成されており、画素電極9aは、第1配向膜18によって覆われている。
第2基板29は、対向基板20の基板本体であり、石英基板やガラス基板等の透光性基板からなる。第2基板29において第1基板19と対向する一方面29s側には、ITO膜等からなる透光性の共通電極21が形成されており、共通電極21に対して第1基板19側には第2配向膜28が形成されている。共通電極21は、第2基板29の略全面に形成されており、第2配向膜28によって覆われている。第2基板29の一方面29s側には、共通電極21に対して第1基板19とは反対側に、樹脂、金属または金属化合物からなる遮光性の遮光層27が形成され、遮光層27と共通電極21との間に透光性の保護層26が形成されている。遮光層27は、表示領域10aの外周縁に沿って延在する額縁状の見切り27aとして形成されている。第1基板19の周辺領域10bのうち、見切り27aと平面視で重なるダミー画素領域10cには、画素電極9aと同時形成されたダミー画素電極9dが形成されている。
第1配向膜18および第2配向膜28は、SiOx(x<2)、SiO2、TiO2、MgO、Al2O3等の斜方蒸着膜からなる無機配向膜であり、電気光学層80に用いた負の誘電率異方性を備えた液晶分子を傾斜配向させている。このため、液晶分子は、第1基板19および第2基板29に対して所定の角度を成している。このようにして、電気光学装置100は、VA(Vertical Alignment)モードの液晶装置として構成されている。
第1基板19には、シール材107より外側において第2基板29の角部分と重なる領域に、第1基板19と第2基板29との間で電気的導通をとるための基板間導通用電極109が形成されている。基板間導通用電極109には、導電粒子を含んだ基板間導通材109aが配置されており、第2基板29の共通電極21は、基板間導通材109aおよび基板間導通用電極109を介して、第1基板19側に電気的に接続されている。このため、共通電極21は、第1基板19の側から共通電位Vcomが印加されている。
本形態の電気光学装置100において、画素電極9aおよび共通電極21がITO膜により形成されており、電気光学装置100は、透過型液晶装置として構成されている。かかる電気光学装置100では、第1基板19および第2基板29のうち、一方の基板から電気光学層80に入射した光が他方の基板を透過して出射される間に変調されて画像を表示する。本形態では、矢印Lで示すように、第1基板19の側から入射した光が第2基板29を透過して出射される間に電気光学層80によって画素毎に変調され、画像を表示する。かかる構成によれば、第2基板29にブラックマトリクス等を設ける必要がない等、構成の簡素化を図ることができる。なお、電気光学装置100は、第1基板19から入射した光が第2基板29を透過して出射される間に電気光学層80によって画素毎に変調されるように用いることも可能である。
(電気光学装置100の電気的構成)
図3は、図1に示す電気光学装置100の電気的構成を示すブロック図である。図3において、電気光学装置100は、VAモードの液晶パネル100pを備えており、液晶パネル100pは、その中央領域に複数の画素100aがマトリクス状に配列された表示領域10aを備えている。液晶パネル100pにおいて、図1および図2等を参照して説明した第1基板19では、表示領域10aの内側に、X軸方向に延在する複数の走査線3aと、Y軸方向に延在する複数のデータ線6aとが形成されており、複数の走査線3aと複数のデータ線6aとの各交差に対応して複数の画素100aが構成されている。複数の走査線3aは、走査線駆動回路104に電気的に接続され、複数のデータ線6aは、データ線駆動回路101に接続されている。また、複数のデータ線6aには、Y軸方向においてデータ線駆動回路101とは反対側で検査回路105が電気的に接続している。
図3は、図1に示す電気光学装置100の電気的構成を示すブロック図である。図3において、電気光学装置100は、VAモードの液晶パネル100pを備えており、液晶パネル100pは、その中央領域に複数の画素100aがマトリクス状に配列された表示領域10aを備えている。液晶パネル100pにおいて、図1および図2等を参照して説明した第1基板19では、表示領域10aの内側に、X軸方向に延在する複数の走査線3aと、Y軸方向に延在する複数のデータ線6aとが形成されており、複数の走査線3aと複数のデータ線6aとの各交差に対応して複数の画素100aが構成されている。複数の走査線3aは、走査線駆動回路104に電気的に接続され、複数のデータ線6aは、データ線駆動回路101に接続されている。また、複数のデータ線6aには、Y軸方向においてデータ線駆動回路101とは反対側で検査回路105が電気的に接続している。
複数の画素100aの各々には、電界効果型トランジスター等からなる画素スイッチング用のトランジスター30、およびトランジスター30に電気的に接続された画素電極9aが形成されている。トランジスター30のソースにはデータ線6aが電気的に接続され、トランジスター30のゲートには走査線3aが電気的に接続され、トランジスター30のドレインには、画素電極9aが電気的に接続されている。データ線6aには画像信号が供給され、走査線3aには走査信号が供給される。本形態では、走査線駆動回路104は、表示領域10aに対してX軸方向の一方側X1および他方側X2に走査線駆動回路104s、104tとして構成されており、X軸方向の一方側X1の走査線駆動回路104sは、奇数番目の走査線3aを駆動し、X軸方向の他方側X2の走査線駆動回路104tは、偶数番目の走査線3aを駆動する。
各画素100aにおいて、画素電極9aは、図1および図2を参照して説明した第2基板29の共通電極21と電気光学層80を介して対向し、液晶容量50aを構成している。各画素100aには、液晶容量50aで保持される画像信号の変動を防ぐために、液晶容量50aと並列に保持容量55が付加されている。本実施形態では、保持容量55を構成するために、第1基板19には、複数の画素100aに跨って延在する容量線5aが形成されており、容量線5aには共通電位Vcomが供給されている。図3では、1本の容量線5aがX軸方向に延在するように示されているが、容量線5aは、Y軸方向に延在する構成が採用される他、X軸方向およびY軸方向の双方に延在する構成が採用される場合もある。
(画素100aの概略構成)
図4は、図1に示す電気光学装置100において隣り合う複数の画素100aの平面図である。図5は、図4に示すトランジスター30周辺を拡大して示す平面図である。図6は、図5に示すトランジスター30のA−A′断面図であり、半導体層31aに沿って切断したときの様子を模式的に示す断面図である。図7は、図5に示すトランジスター30のB−B′断面図であり、走査線3aに沿って切断した様子を模式的に示す断面図である。図8は、図5に示す画素電極9aと中継電極7dとの接続構造を示すC−C′断面図である。なお、図4および図5および後述する図9〜図14では、各層を以下の線で表してある。また、図4、図5および後述する図9〜図14では、互いの端部が平面視で重なり合う層については、層の形状等が分かりやすいように、端部の位置をずらしてある。
第1遮光層1a=極細の長い破線
第2遮光層2a=中位の太さの一点鎖線
容量線5a(容量電極5c)=極太の短い破線
半導体層31a=極細の短い破線
ゲート電極33a=極細の二点鎖線
走査線3a=極細の実線
第1中継電極4d、第2中継電極4s=極太の一点鎖線
データ線6a=中位の太さの長い破線
定電位線7a=中位の太さの二点鎖線
画素電極9a=極太の実線
図4は、図1に示す電気光学装置100において隣り合う複数の画素100aの平面図である。図5は、図4に示すトランジスター30周辺を拡大して示す平面図である。図6は、図5に示すトランジスター30のA−A′断面図であり、半導体層31aに沿って切断したときの様子を模式的に示す断面図である。図7は、図5に示すトランジスター30のB−B′断面図であり、走査線3aに沿って切断した様子を模式的に示す断面図である。図8は、図5に示す画素電極9aと中継電極7dとの接続構造を示すC−C′断面図である。なお、図4および図5および後述する図9〜図14では、各層を以下の線で表してある。また、図4、図5および後述する図9〜図14では、互いの端部が平面視で重なり合う層については、層の形状等が分かりやすいように、端部の位置をずらしてある。
第1遮光層1a=極細の長い破線
第2遮光層2a=中位の太さの一点鎖線
容量線5a(容量電極5c)=極太の短い破線
半導体層31a=極細の短い破線
ゲート電極33a=極細の二点鎖線
走査線3a=極細の実線
第1中継電極4d、第2中継電極4s=極太の一点鎖線
データ線6a=中位の太さの長い破線
定電位線7a=中位の太さの二点鎖線
画素電極9a=極太の実線
図4および図5に示すように、第1基板19において第2基板29と対向する面には、複数の画素100aの各々に画素電極9aが形成されており、隣り合う画素電極9aにより挟まれた画素間領域に沿って、容量線5a、走査線3a、データ線6a、および定電位線7aが延在している。より具体的には、容量線5aおよび走査線3aは、X軸方向に延在する第1画素間領域9bと重なってX軸方向に延在し、データ線6aおよび定電位線7aは、Y軸方向に延在する第2画素間領域9cと重なってY軸方向に延在している。データ線6aと走査線3aとの交差に対応してトランジスター30が形成されている。容量線5a、走査線3a、データ線6a、および定電位線7aは遮光性を有している。従って、容量線5a、走査線3a、データ線6a、定電位線7a、およびこれらの配線と同層の導電膜が形成された領域は、光が通過しない遮光領域であり、遮光領域で囲まれた領域は、光が透過する開口領域である。
図6、図7および図8に示すように、第1基板19において、第1基板19の一方面19s側には、絶縁層40、層間絶縁層41〜49が順に形成されており、絶縁層40、および層間絶縁層42、43、44、46〜49の表面は、化学的機械研磨(ChemicalMechanical Polishing;CMP)等によって連続した平面になっている。
(各層の詳細説明)
図6、図7および図8を参照するとともに、以下の図9〜図14を適宜、参照して、第1基板19の詳細構成を説明する。図9は、図5に示す半導体層31a、第2遮光層2a、および容量線5a等の平面図である。図10は、図5に示す第1遮光層1a等の平面図である。図11は、図5に示すゲート電極33aおよび走査線3a等の平面図である。図12は、図5に示す第1中継電極4d等の平面図である。図13は、図5に示すデータ線6a等の平面図である。図14は、図5に示す定電位線7a等の平面図である。なお、図9〜図14には、それらの図に示す電極等の電気的な接続に関連するコンタクトホールを示すとともに、基準となる位置を示すために半導体層31a、および画素電極9aを示してある。
図6、図7および図8を参照するとともに、以下の図9〜図14を適宜、参照して、第1基板19の詳細構成を説明する。図9は、図5に示す半導体層31a、第2遮光層2a、および容量線5a等の平面図である。図10は、図5に示す第1遮光層1a等の平面図である。図11は、図5に示すゲート電極33aおよび走査線3a等の平面図である。図12は、図5に示す第1中継電極4d等の平面図である。図13は、図5に示すデータ線6a等の平面図である。図14は、図5に示す定電位線7a等の平面図である。なお、図9〜図14には、それらの図に示す電極等の電気的な接続に関連するコンタクトホールを示すとともに、基準となる位置を示すために半導体層31a、および画素電極9aを示してある。
図6、図7、図8および図9に示すように、第1基板19において、第1基板19と画素電極9aとの間のうち、層間絶縁層44と層間絶縁層45との間には、半導体層31aが形成されている。半導体層31aは、第2画素間領域9cと平面的に重なるようにY軸方向に延在しており、半導体層31aと第1基板19との間には、後述する第1遮光層1aと第1基板19との間に導電性の第2遮光層2a、および絶縁層40が。第2遮光層2aは、半導体層31aの中央部分に重なる四角形の本体部分2a0と、本体部分2a0から半導体層31aに沿ってY軸方向の一方側Y1に突出した凸部2a1と、本体部分2a0から半導体層31aに沿ってY軸方向の他方側Y2に突出した凸部2a2とを有しており、半導体層31aの全体に平面視で重なっている。凸部2a1は、半導体層31aよりY軸方向の一方側Y1に突出している。第2遮光層2aは、導電性ポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなる。
本形態において、第2遮光層2aは、絶縁層40に形成された凹部40hを埋める金属材料によって構成され、第2遮光層2aは、絶縁層40の画素電極9a側の面と連続した面を構成する埋め込み層になっている。より具体的には、第2遮光層2aは、タングステン、タンタル、およびモリブデンのうちのいずれかの金属材料によって構成されており、本形態において、第2遮光層2aは、タングステンからなる。かかる構成は、絶縁層40に凹部40hを形成した後、遮光膜を形成し、その後、絶縁層40が露出するまで化学的機械研磨等の平坦化処理を行うことによって実現することができる。
層間絶縁層41には、貫通穴41cが形成されており、貫通穴41cの内部、および貫通穴41cの外側の絶縁層40の画素電極9a側の面には誘電体層550および容量線5aが順に積層されている。容量線5aは、第1画素間領域9bに重なるように延在いる。容量線5aのうち、誘電体層550を介して第2遮光層2aと対向する部分が容量電極5cであり、容量電極5c、誘電体層550および第2遮光層2aによって保持容量55が形成されている。容量線5aは、導電性ポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなる。本形態において、容量線5aは、導電性ポリシリコン膜からなる。
容量線5aのうち、容量電極5cに相当する部分は、第2遮光層2aの本体部分2a0に平面視で重なる四角形の本体部分5c0と、本体部分5c0から半導体層31aに沿ってY軸方向の一方側Y1に突出した凸部5c1と、本体部分5c0から半導体層31aに沿ってY軸方向の他方側Y2に突出した凸部5c2とを有しており、半導体層31aの全体に平面視で重なっている。かかる形状に対応して、貫通穴41cは、第2遮光層2aの本体部分2a0に平面視で重なる四角形の本体部分41c0と、本体部分41c0から半導体層31aに沿ってY軸方向の一方側Y1に突出した凸部41c1と、本体部分41c0から半導体層31aに沿ってY軸方向の他方側Y2に突出した凸部41c2とを有している。
図6、図7、図8および図10に示すように、容量線5aと半導体層31aとの間の層(層間絶縁層42と層間絶縁層44との間)には、層間絶縁層43、第1遮光層1a、および中継電極1cが形成されている。第1遮光層1aは、第2遮光層2aの本体部分2a0に平面視で重なる略四角形の本体部分1a0と、本体部分1a0から半導体層31aに沿ってY軸方向の一方側Y1に突出した凸部1a1と、本体部分1a0から半導体層31aに沿ってY軸方向の他方側Y2に突出した凸部1a2とを有しており、半導体層31aの全体に平面視で重なっている。また、第1遮光層1aは、本体部分1a0から第1画素間領域9bに沿ってX軸方向の一方側X1に突出した凸部1a3と、本体部分1a0から第1画素間領域9bに沿ってX軸方向の他方側X2に突出した凸部1a4とを有している。中継電極1cは、第1遮光層1aからY軸方向の一方側Y1に離間する位置で第2遮光層2aの端部に平面視で重なっている。第1遮光層1aおよび中継電極1cは同一の導電部から構成されており、導電性ポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなる。
本形態において、第1遮光層1aおよび中継電極1cは、層間絶縁層43に形成された凹部43h、43iを埋める金属材料によって構成され、第1遮光層1aおよび中継電極1cは、層間絶縁層43の画素電極9a側の面と連続した面を構成する埋め込み層になっている。より具体的には、第1遮光層1aおよび中継電極1cは、タングステン、タンタル、およびモリブデンのうちのいずれかの金属材料によって構成されており、本形態において、第1遮光層1aおよび中継電極1cは、タングステンからなる。かかる構成は、層間絶縁層43に凹部43h、43iを形成した後、遮光膜を形成し、その後、層間絶縁層43が露出するまで化学的機械研磨等の平坦化処理を行うことによって実現することができる。
ここで、中継電極1cと第2遮光層2aとが重なる領域には、層間絶縁層41、42を貫通する第2コンタクトホール42cが形成されており、第2コンタクトホール42cの内部には遮光性の第2導電部8aが設けられている。本形態において、第2導電部8aは、金属材料であって、第2コンタクトホール42cが貫通する層間絶縁層42の画素電極9a側の面と連続した面を形成するプラグを構成している。より具体的には、第2導電部8aは、タングステン、タンタル、およびモリブデンのうちのいずれかの金属材料によって構成されており、本形態において、第2導電部8aは、タングステンからなる。かかる構成は、層間絶縁層41、42に第2コンタクトホール42cを形成した後、金属膜を形成し、その後、層間絶縁層42が露出するまで化学的機械研磨等の平坦化処理を行うことによって実現することができる。
図6、図7、図8および図11に示すように、第1遮光層1aと画素電極9aとの間のうち、層間絶縁層44と層間絶縁層45との間には、トランジスター30が形成されている。トランジスター30は、層間絶縁層44の画素電極9a側の面に形成された半導体層31aと、半導体層31aの画素電極9a側に積層されたゲート絶縁層32と、ゲート絶縁層32の画素電極9a側で半導体層31aの延在方向の途中部分に平面的に重なるゲート電極33aとを備えている。半導体層31aは、ポリシリコン膜(多結晶シリコン膜)等によって構成されており、ゲート絶縁層32は、半導体層31aを熱酸化したシリコン酸化膜からなる第1ゲート絶縁層と、減圧CVD法等により形成されたシリコン酸化膜からなる第2ゲート絶縁層との2層構造からなる。ゲート電極33aは、導電性ポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなり、本形態において、ゲート電極33aは、アルミニウム膜の表面に窒化チタン膜が積層された積層膜からなる。
ゲート電極33aは、半導体層31aの一部と平面的に重なる四角形の本体部分33a5と、本体部分33a5から半導体層31aに沿ってY軸方向の他方側Y2に突出した凸部33a2とを有している。
半導体層31aは、ゲート電極33aと平面的に重なるチャネル領域31gと、チャネル領域31gに対してY軸方向の一方側Y1で隣接する第1領域31dと、チャネル領域31gに対してY軸方向の他方側Y2で隣接する第2領域31sとを備えている。本形態において、トランジスター30は、LDD(Lightly−Doped Drain)構造を有している。従って、第1領域31dは、チャネル領域31gから離間する位置に高濃度の不純物が導入された高濃度不純物領域31d1と、チャネル領域31gと高濃度不純物領域31d1との間で高濃度不純物領域31d1より不純物濃度が低い低濃度不純物領域31d2とを含んでおり、後述するように、高濃度不純物領域31d1は、画素電極9aに電気的に接続されている。従って、低濃度不純物領域31d2は、画素電極側低濃度不純物領域に相当する。第2領域31sは、チャネル領域31gから離間する位置に高濃度の不純物が導入された高濃度不純物領域31s1と、チャネル領域31gと高濃度不純物領域31s1との間で高濃度不純物領域31s1より不純物濃度が低い低濃度不純物領域31s2とを含んでおり、後述するように、高濃度不純物領域31s1は、データ線6aに電気的に接続されている。
ゲート電極33aと画素電極9aとの間のうち、層間絶縁層45と層間絶縁層46との間には、第1画素間領域9bと重なるようにX軸方向に延在する走査線3aが形成されている。走査線3aは、導電性ポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなり、本形態において、ゲート電極33aは、アルミニウム膜の表面に窒化チタン膜が積層された積層膜からなる。
走査線3aは、半導体層31aと交差するようにX軸方向に延在する本体部分3a0と、本体部分3a0からゲート電極33aの本体部分33a5と平面的に重なるようにY軸方向の他方側Y2に屈曲した屈曲部3a5と、本体部分3a0から半導体層31aのX軸方向の一方側X1で半導体層31aに沿うようにY軸方向の一方側Y1に突出した凸部3a6と、本体部分3a0から半導体層31aのX軸方向の他方側X2で半導体層31aに沿うようにY軸方向の一方側Y1に突出した凸部3a7とを有している。
走査線3aとゲート電極33aとは第1コンタクトホール45gを介して電気的に接続し、さらに、ゲート電極33aと第1遮光層1aとは第1コンタクトホール45gを介して電気的に接続している。従って、第1遮光層1aはバックゲートとして機能する。
本形態において、第1コンタクトホール45gは、平面視で、走査線3aの屈曲部3a5、およびゲート電極33aの本体部分33a5と平面視で重なる第1部分45g5と、第1部分45g5の両端から走査線3aの凸部3a6、3a7と重なるようにY軸方向の一方側Y1に突出した第2部分45g6、45g7とを有しており、第2部分45g6、45g7は、低濃度不純物領域31d2の幅方向の両側で第1遮光層1aに到達している。また、第1部分45g5は、ゲート電極33aに到達している。
本形態において、第1コンタクトホール45gは、平面視で、走査線3aの屈曲部3a5、およびゲート電極33aの本体部分33a5と平面視で重なる第1部分45g5と、第1部分45g5の両端から走査線3aの凸部3a6、3a7と重なるようにY軸方向の一方側Y1に突出した第2部分45g6、45g7とを有しており、第2部分45g6、45g7は、低濃度不純物領域31d2の幅方向の両側で第1遮光層1aに到達している。また、第1部分45g5は、ゲート電極33aに到達している。
第1コンタクトホール45gの内部には、走査線3aの一部からなる遮光性の第1導電部3gが位置する。従って、走査線3aの第2部分45g6、45g7の内部に位置する走査線3aの構成材料は、低濃度不純物領域31d2を幅方向の両側から覆う遮光壁を構成している。
図6、図7、図8および図12に示すように、層間絶縁層46と層間絶縁層47との間には、少なくとも半導体層31aの第1領域31dに平面的に重なる遮光性の第1中継電極4dと、第1中継電極4dからY軸方向の他方側Y2に離間する位置で半導体層31aの高濃度不純物領域31s1と平面視で重なる第2中継電極4sとが同一の導電材料によって構成されている。第1中継電極4dおよび第2中継電極4sは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなる。本形態において、第1中継電極4dおよび第2中継電極4sは、アルミニウム膜の表面に窒化チタン膜が積層された積層膜からなる。
第2中継電極4sは半導体層31aの高濃度不純物領域31s1と平面視で重なっており、第2中継電極4sと高濃度不純物領域31s1との間には、層間絶縁層45、46およびゲート絶縁層32を貫通する第4コンタクトホール46sが形成されている。
第1中継電極4dは、半導体層31aの第1領域31dおよびチャネル領域31gと平面視で重なる本体部分4d0と、本体部分4d0から第1画素間領域9bに沿ってY軸方向の一方側Y1に延在して半導体層31aよりY軸方向の一方側Y1に突出した凸部4d1と、本体部分4d0から第2画素間領域9cに沿ってX軸方向の他方側X1に突出した凸部4d4とを有している。凸部4d1は、中継電極1cと重なっており、凸部4d1と中継電極1cとの間には、層間絶縁層44、45、46およびゲート絶縁層32を貫通する第2コンタクトホール46cが形成されている。従って、凸部4d1は、中継電極1cと電気的に接続されている。また、凸部4d1は、半導体層31aの高濃度不純物領域31d1と重なっており、凸部4d1と高濃度不純物領域31d1との間には、層間絶縁層45、46およびゲート絶縁層32を貫通する第3コンタクトホール46dが形成されている。従って、凸部4d1は、半導体層31aの高濃度不純物領域31d1と電気的に接続されている。また、本体部分4d0のうち、低濃度不純物領域31d2と重なる領域には、層間絶縁層46を貫通する穴46eが形成されている。
ここで、第2コンタクトホール46c、第3コンタクトホール46d、第4コンタクトホール46s、および穴46eの内部には遮光性の第2導電部8c、遮光性の第3導電部8d、遮光性の第4導電部8s、および遮光部8eが設けられている。本形態において、第2導電部8c、第3導電部8d、第4導電部8s、および遮光部8eは、金属材料であって、第2コンタクトホール46c、第3コンタクトホール46d、第4コンタクトホール46s、および穴46eが貫通する層間絶縁層46の画素電極9a側の面と連続した面を形成するプラグを構成している。より具体的には、第2導電部8c、第3導電部8d、第4導電部8s、および遮光部8eは、タングステン、タンタル、およびモリブデンのうちのいずれかの金属材料によって構成されており、本形態において、第2導電部8c、第3導電部8d、第4導電部8s、および遮光部8eは、タングステンからなる。かかる構成は、層間絶縁層46等に第2コンタクトホール46c、第3コンタクトホール46d、第4コンタクトホール46s、および穴46eを形成した後、金属膜を形成し、その後、層間絶縁層46が露出するまで化学的機械研磨等の平坦化処理を行うことによって実現することができる。
図6、図7、図8および図13に示すように、層間絶縁層47と層間絶縁層48との間には、第2画素間領域9cと重なるようにY軸方向に延在するデータ線6aと、データ線6aに対してX軸方向の他方側X2に離間する中継電極6dと、データ線6aに対してX軸方向の他方側X2に離間する中継電極6dとが同一の導電部によって形成されている。データ線6aは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなり、本形態において、データ線6aおよび中継電極6dは、アルミニウム膜の表面に窒化チタン膜が積層された積層膜からなる。
データ線6aは、層間絶縁層47を貫通するコンタクトホール47sを介して第2中継電極4sに電気的に接続している。従って、データ線6aは、第2中継電極4sを介して半導体層31aの高濃度不純物領域31s1に電気的に接続し、第2領域31sに画像信号を印加する。中継電極6dは、層間絶縁層47を貫通するコンタクトホール47dを介して第1中継電極4dに電気的に接続している。
図6、図7、図8および図14に示すように、層間絶縁層48と層間絶縁層49との間には、第2画素間領域9cと重なるようにY軸方向に延在する定電位線7aと、定電位線7aに対してX軸方向の他方側X2に離間する中継電極7dとが同一の導電部によって形成されている。定電位線7aには、共通電位Vcom等の定電位が印加されている。定電位線7aは、導電性のポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなり、本形態において、定電位線7aおよび中継電極7dは、アルミニウム膜の表面に窒化チタン膜が積層された積層膜からなる。中継電極7dは、層間絶縁層48を貫通するコンタクトホール48dを介して中継電極6dに電気的に接続している。
層間絶縁層49のトランジスター30とは反対側の面には画素電極9aが形成されており、画素電極9aは、層間絶縁層49を貫通するコンタクトホール49dを介して中継電極7dに電気的に接続されている。従って、画素電極9aは、中継電極7d、6d、3c、および第1中継電極4dを介して第2遮光層2aに電気的に接続され、画素電極9aは、さらに、中継電極7d、6d、および第1中継電極4dを介して半導体層31aの高濃度不純物領域31d1に電気的に接続している。従って、トランジスター30がオンすると、データ線6aから供給された画像信号は、保持容量55を構成する第2遮光層2aおよび画素電極9aに電気的に接続される。ここで、定電位線7aは、データ線6aと画素電極9aとの間に介在し、データ線6aから画素電極9aへの電位的な影響を抑制している。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の電気光学装置100において、トランジスター30と第1基板19との間には、半導体層31aと重なる第1遮光層1aが設けられ、第1遮光層1aと第1基板19との間には、半導体層31aと重なる第2遮光層2aが設けられている。このため、電気光学装置100に対して、第1基板19の側から光源光が入射した際に、光源光が半導体層31aに向かって進行しようとしたときでも、かかる光を第1遮光層1aおよび第2遮光層2aによって遮ることができる。それ故、トランジスター30では光電流に起因する誤動作等が発生しにくい。よって、電気光学装置100において、光源光が第1基板19の側から入射するようにしても、電気光学装置100は優れた信頼性を有する。
以上説明したように、本形態の電気光学装置100において、トランジスター30と第1基板19との間には、半導体層31aと重なる第1遮光層1aが設けられ、第1遮光層1aと第1基板19との間には、半導体層31aと重なる第2遮光層2aが設けられている。このため、電気光学装置100に対して、第1基板19の側から光源光が入射した際に、光源光が半導体層31aに向かって進行しようとしたときでも、かかる光を第1遮光層1aおよび第2遮光層2aによって遮ることができる。それ故、トランジスター30では光電流に起因する誤動作等が発生しにくい。よって、電気光学装置100において、光源光が第1基板19の側から入射するようにしても、電気光学装置100は優れた信頼性を有する。
また、第1遮光層1aはバックゲートして機能し、第2遮光層2aは、誘電体層550を介して容量電極5cと対向し、保持容量55を構成している。従って、遮光だけの目的に第1遮光層1aおよび第2遮光層2aを形成した場合と違って、第1基板19に形成する層の数が増大を抑制することができる。
また、第1遮光層1aおよび第2遮光層2aは各々、層間絶縁層43の凹部43h、および絶縁層40の凹部40hを埋める金属材料によって構成され、層間絶縁層43の画素電極9a側の面、および絶縁層40の画素電極9a側の面と連続した面を構成する埋め込み層になっている。従って、第1遮光層1aおよび第2遮光層2aは、エッチングによってパターングしなくても、化学的機械研磨を利用してパターニングすることができる。それ故、第1遮光層1aおよび第2遮光層2aには、エッチングが困難でも遮光層に優れたタングステン、タンタル、およびモリブデン等の金属材料を用いることができるので、半導体層31aへの光の入射を適正に遮ることができる。
また、第1遮光層1aとゲート電極33aとを電気的に接続する第1コンタクトホール45gは、半導体層31aの幅方向の両側を通っているため、第1コンタクトホール45g内の遮光性の第1導電部3gが半導体層31aに対する遮光壁として機能する。半導体層31aに対して幅方向から入射することを第1導電部3gに抑制することができる。
また、半導体層31aと画素電極9aとの間に設けられた遮光性の第1中継電極4dと、第2遮光層2aとを電気的に接続する第2コンタクトホール42c、46cの内部に設けられた遮光性の第2導電部8a、8cによって、第1基板19に入射した光源光や反射光が半導体層31aに入射することを抑制することができる。また、半導体層31aと第1中継電極4dとを電気的に接続するための第3コンタクトホール46dの内部に設けられた遮光性の第3導電部8dによって、第1基板19に入射した光源光の反射光が半導体層31aに入射することを抑制することができる。さらに、第2導電部8a、8c、および第3導電部8dが層間絶縁層46の画素電極9a側の面と連続した面を形成するプラグであるため、エッチングが困難でも遮光層に優れたタングステン、タンタル、およびモリブデン等の金属材料を第2導電部8a、8c、および第3導電部8dに用いることができる。このため、第2導電部8a、8c、および第3導電部8dは遮光性に優れている。
また、第1中継電極4dと半導体層31aとの間の層間絶縁層46に穴46eが設けられ、穴46eの内部に遮光性材料からなる遮光部8eが設けられている。このため、第1基板19に入射した光源光の反射光が半導体層31aに入射することを遮光部8eによって抑制することができる。
[実施形態2]
図15および図16を参照して、本発明の実施形態2を説明する。なお、本形態の基本的な構成は、実施形態1と同様であるため、共通する部分に同一の符号を付してそれらの説明を省略する。図15は、本発明の実施形態2に係る電気光学装置100のA−A′断面に相当する説明図であり、図16は、本発明の実施形態2に係る電気光学装置100のB−B′断面に相当する説明図である。図15および図16に示すように、本形態でも、実施形態1と同様、層間絶縁層44と層間絶縁層45との間には、半導体層31aが形成されている。半導体層31aと第1基板19との間には導電性の第1遮光層1aが設けられている。第1遮光層1aと第1基板19との間に導電性の第2遮光層2aが設けられており、第2遮光層2aは、誘電体層550および容量電極5c(容量線5a)とともに、保持容量55を構成している。第1遮光層1aおよび第2遮光層2aは、タングステン、タンタル、およびモリブデン等の金属材料によって構成されており、層間絶縁層43の画素電極9a側の面、および絶縁層40の画素電極9a側の面と連続した面を構成する埋め込み層になっている。
図15および図16を参照して、本発明の実施形態2を説明する。なお、本形態の基本的な構成は、実施形態1と同様であるため、共通する部分に同一の符号を付してそれらの説明を省略する。図15は、本発明の実施形態2に係る電気光学装置100のA−A′断面に相当する説明図であり、図16は、本発明の実施形態2に係る電気光学装置100のB−B′断面に相当する説明図である。図15および図16に示すように、本形態でも、実施形態1と同様、層間絶縁層44と層間絶縁層45との間には、半導体層31aが形成されている。半導体層31aと第1基板19との間には導電性の第1遮光層1aが設けられている。第1遮光層1aと第1基板19との間に導電性の第2遮光層2aが設けられており、第2遮光層2aは、誘電体層550および容量電極5c(容量線5a)とともに、保持容量55を構成している。第1遮光層1aおよび第2遮光層2aは、タングステン、タンタル、およびモリブデン等の金属材料によって構成されており、層間絶縁層43の画素電極9a側の面、および絶縁層40の画素電極9a側の面と連続した面を構成する埋め込み層になっている。
本形態では、半導体層31aと第1基板19との間には、半導体層31aの第2領域31sと平面視で重なる導電性の第3遮光層2bが設けられており、第3遮光層2bは、第2遮光層2aと同一の導電材料から構成されている。より具体的には、第3遮光層2bは、絶縁層40の凹部40iを埋めるタングステン、タンタル、およびモリブデン等の金属材料によって構成されており、絶縁層40の画素電極9a側の面と連続した面を構成する埋め込み層になっている。また、本形態では、半導体層31aの端部と層間絶縁層44との間には、窒化シリコン等からなるエッチングストッパー層35d、35sが設けられている。
本形態では、第1中継電極4dと第2遮光層2aとを電気的に接続するにあたって、層間絶縁層41、42、43、44、45、46およびゲート絶縁層32を貫通する第2コンタクトホール46fが形成されている。また、第2コンタクトホール46fの内部には遮光性の第2導電部8fが設けられている。第2導電部8fは、導電性ポリシリコン膜、金属シリサイド膜、金属膜あるいは金属化合物膜等の遮光性の導電膜からなる。本形態において、第2導電部8fは、タングステン、タンタル、およびモリブデンのうちのいずれかの金属材料によって構成されており、第2コンタクトホール46fが貫通する層間絶縁層46の画素電極9a側の面と連続した面を形成するプラグを構成している。かかる構成は、層間絶縁層46等に第2コンタクトホール46f等を形成した後、金属膜を形成し、その後、層間絶縁層46が露出するまで化学的機械研磨等の平坦化処理を行うことによって実現することができる。
ここで、第2コンタクトホール46fおよび第2導電部8fは、半導体層31aの高濃度不純物領域31d1と第1中継電極4dとを電気的に接続するように設けられている。従って、第2コンタクトホール46fおよび第2導電部8fを実施形態1より半導体層31aに接近させることができるので、遮光性が高い。
走査線3aとゲート電極33aとは第1コンタクトホール45gを介して電気的に接続し、さらに、ゲート電極33aと第1遮光層1aとは第1コンタクトホール45gを介して電気的に接続している。従って、第1遮光層1aはバックゲートとして機能する。本形態では、第1コンタクトホール45gの内部には遮光性の第1導電部8gが設けられており、第1導電部8gは、低濃度不純物領域31d2を幅方向の両側から覆う遮光壁を構成している。
ここで、第1導電部8gは、タングステン、タンタル、およびモリブデンのうちのいずれかの金属材料によって構成されており、第1コンタクトホール45gが貫通する層間絶縁層45の画素電極9a側の面と連続した面を形成するプラグを構成している。かかる構成は、層間絶縁層45等に第1コンタクトホール45gを形成した後、金属膜を形成し、その後、層間絶縁層45が露出するまで化学的機械研磨等の平坦化処理を行うことによって実現することができる。それ故、第1導電部8gには、エッチングが困難でも遮光層に優れたタングステン、タンタル、およびモリブデン等の金属材料を用いることができるので、半導体層31aへの光の入射を適正に遮ることができる。
第2中継電極4sは、層間絶縁層45、46およびゲート絶縁層32を貫通する第4コンタクトホール46sを介して半導体層31aの高濃度不純物領域31s1と電気的に接続されている。ここで、第4コンタクトホール46sは、さらに、層間絶縁層44、43、42、41を貫通して第3遮光層2bに到達している。従って、第4導電部8sは、第2中継電極4sと高濃度不純物領域31s1と電気的に接続するとともに、半導体層31aに対する遮光壁を構成している。それ故、第4導電部8sによって半導体層31aへの光の入射を抑制することができる。
[他の実施形態]
上記実施形態においては、第1遮光層1aおよび第2遮光層2aの双方が埋め込み層となっていたが、第1遮光層1aおよび第2遮光層2aの一方のみが埋め込み層となっている態様であってもよい。また、上記実施形態では、第1基板19に形成した絶縁層40に第2遮光層2aを配置する凹部40hを設けたが、絶縁層40を設けず、第1基板19を絶縁層として凹部40h、40iを設けてもよい。
上記実施形態においては、第1遮光層1aおよび第2遮光層2aの双方が埋め込み層となっていたが、第1遮光層1aおよび第2遮光層2aの一方のみが埋め込み層となっている態様であってもよい。また、上記実施形態では、第1基板19に形成した絶縁層40に第2遮光層2aを配置する凹部40hを設けたが、絶縁層40を設けず、第1基板19を絶縁層として凹部40h、40iを設けてもよい。
上記実施形態において、第2遮光層2aを半導体層31aの高濃度不純物領域31d1および画素電極9aに電気的に接続したが、第2遮光層2aに共通電位Vcomを印加した態様であってもよい。
上記実施形態では、第2遮光層2a、誘電体層550、および容量電極5cによって保持容量を形成したが、例えば、第2遮光層2a、誘電体層550、容量電極5c、別の誘電体層、および別の容量電極を順に積層し、第2遮光層2a、誘電体層550、容量電極5cからなる容量素子と、容量電極5c、別の誘電体層、および別の容量電極からなる容量素子を電気的に接続して保持容量を構成してもよい。
上記実施形態では、トランジスター30がLDD構造を有している場合を説明したが、高濃度不純物領域31d1、31s1がゲート電極33aの端部から離間したオフセットゲート構造の場合に本発明を適用してもよい。この場合、高濃度不純物領域31d1、31s1とゲート電極33aの端部との間で不純物が導入されていない領域が低濃度不純物領域31d2、31s2となる。
[電子機器への搭載例]
上述した実施形態に係る電気光学装置100を用いた電子機器について説明する。図17は、本発明を適用した電気光学装置100を用いた投射型表示装置の概略構成図である。図17には、偏光板等の光学素子の図示を省略してある。図17に示す投射型表示装置2100は、電気光学装置100を用いた電子機器の一例である。
上述した実施形態に係る電気光学装置100を用いた電子機器について説明する。図17は、本発明を適用した電気光学装置100を用いた投射型表示装置の概略構成図である。図17には、偏光板等の光学素子の図示を省略してある。図17に示す投射型表示装置2100は、電気光学装置100を用いた電子機器の一例である。
図17に示す投射型表示装置2100において、上記実施形態に係る電気光学装置100がライトバルブとして用いられ、装置を大きくすることなく高精細で明るい表示が可能である。図17に示すように、投射型表示装置2100の内部には、ハロゲンランプ等の白色光源を有するランプユニット2102(光源部)が設けられている。ランプユニット2102から射出された投射光は、内部に配置された3枚のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108によってR(赤)色、G(緑)色、B(青)色の3原色に分離される。分離された投射光は、各原色に対応するライトバルブ100R、100G、100Bにそれぞれ導かれ、変調される。なお、B色の光は、他のR色やG色と比較すると光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ2122、リレーレンズ2123および出射レンズ2124を有するリレーレンズ系2121を介して導かれる。
ライトバルブ100R、100G、100Bによってそれぞれ変調された光は、ダイクロイックプリズム2112に3方向から入射する。そして、ダイクロイックプリズム2112において、R色およびB色の光は90度に反射し、G色の光は透過する。したがって、各原色の画像が合成された後、スクリーン2120には、投射レンズ群2114(投射光学系)によってカラー画像が投射される。
(他の投射型表示装置)
なお、投射型表示装置については、光源部として、各色の光を出射するLED光源等を用い、かかるLED光源から出射された色光を各々、別の液晶装置に供給するように構成してもよい。
なお、投射型表示装置については、光源部として、各色の光を出射するLED光源等を用い、かかるLED光源から出射された色光を各々、別の液晶装置に供給するように構成してもよい。
(他の電子機器)
本発明を適用した電気光学装置100を備えた電子機器は、上記実施形態の投射型表示装置2100に限定されない。例えば、投射型のHUD(ヘッドアップディスプレイ)や直視型のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)、パーソナルコンピューター、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ等の電子機器に用いてもよい。
本発明を適用した電気光学装置100を備えた電子機器は、上記実施形態の投射型表示装置2100に限定されない。例えば、投射型のHUD(ヘッドアップディスプレイ)や直視型のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)、パーソナルコンピューター、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ等の電子機器に用いてもよい。
1a…第1遮光層、2a…第2遮光層、2b…第3遮光層、3a…走査線、3g、8g…第1導電部、4d…第1中継電極、4s…第2中継電極、5a…容量線、5c…容量電極、6a…データ線、7a…定電位線、8a、8c、8f…第2導電部、8d…第3導電部、8e…遮光部、8s…第4導電部、9a…画素電極、9b…第1画素間領域、9c…第2画素間領域、10…素子基板、10a…表示領域、19…第1基板、20…対向基板、21…共通電極、29…第2基板、30…トランジスター、31a…半導体層、31d…第1領域、31d1、31s1…高濃度不純物領域、31d2、31s2…低濃度不純物領域、31g…チャネル領域、31s…第2領域、32…ゲート絶縁層、33a…ゲート電極、40…絶縁層、40h、40i、43h、43i…凹部、41〜49、42c、46c、46f…第2コンタクトホール、45g…第1コンタクトホール、46d…第3コンタクトホール、46e…穴、46s…第4コンタクトホール、55…保持容量、80…電気光学層、100…電気光学装置、100B、100G、100R…ライトバルブ、100a…画素、100p…液晶パネル、550…誘電体層、2100…投射型表示装置(電子機器)、2102…ランプユニット(光源部)、2114…投射レンズ群(投射光学系)。
Claims (14)
- 第1基板と、
前記第1基板に設けられた画素電極と、
前記第1基板と前記画素電極との間に設けられ半導体層、および前記半導体層と前記画素電極との間に設けられたゲート電極を有するトランジスターと、
前記半導体層と前記第1基板との間に設けられ、前記半導体層に平面視で重なる導電性の第1遮光層と、
前記第1遮光層と前記第1基板との間に設けられ、前記半導体層に平面視で重なる導電性の第2遮光層と、
前記第1遮光層と前記第1基板との間に設けられ、前記第2遮光層に誘電体層を介して対向する容量電極と、
が設けられ、
前記第1遮光層および前記第2遮光層のうちの少なくとも一方の遮光層は、絶縁層に形成された凹部を埋める金属材料によって構成され、
前記遮光層は、前記絶縁層の前記画素電極側の面と連続した面を構成する埋め込み層になっていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1に記載の電気光学装置において、
前記第1遮光層および前記第2遮光層の各々が、前記埋め込み層になっていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1または2に記載の電気光学装置において、
前記第1遮光層と前記ゲート電極とを電気的に接続するための第1コンタクトホールが設けられ、
前記第1コンタクトホールは、前記半導体層の幅方向の両側を通って前記ゲート電極から前記第1遮光層に到達し、
前記第1コンタクトホールの内側には、遮光性の第1導電部が設けられていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項3に記載の電気光学装置において、
前記第1導電部は、金属材料であって、前記第1コンタクトホールが貫通する絶縁層の前記画素電極側の面と連続した面を形成するプラグを構成していることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項3または4に記載の電気光学装置において、
前記ゲート電極と前記画素電極との間に走査線が設けられ、
前記第1コンタクトホールは、前記ゲート電極と前記走査線とを電気的に接続するように構成されていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1から5までの何れか一項に記載の電気光学装置において、
前記半導体層と前記画素電極との間に前記半導体層と平面視で重なるように設けられ、前記画素電極に電気的に接続された遮光性の中継電極と、
前記第2遮光層と前記中継電極とを電気的に接続するための第2コンタクトホールと、
が設けられ、
前記第2コンタクトホールの内側には、遮光性の第2導電部が設けられていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項6に記載の電気光学装置において、
前記第2導電部は、金属材料であって、前記第2コンタクトホールが貫通する絶縁層の前記画素電極側の面と連続した面を形成するプラグを構成していることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項6に記載の電気光学装置において、
前記半導体層と前記中継電極とを電気的に接続するための第3コンタクトホールが設けられ、
前記第3コンタクトホールの内側には、遮光性の第3導電部が設けられていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項8に記載の電気光学装置において、
前記第3導電部は、金属材料であって、前記第3コンタクトホールが貫通する絶縁層の前記画素電極側の面と連続した面を形成するプラグを構成していることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項6または7に記載の電気光学装置において、
前記第2コンタクトホールは、前記第2導電部が前記半導体層と前記中継電極とを電気的に接続するように設けられていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項6から10までの何れか一項に記載の電気光学装置において、
前記中継電極と前記半導体層との間の絶縁層に穴が設けられ、
前記穴の内部に遮光性材料からなる遮光部が設けられていることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1、2、5、7、または9に記載の電気光学装置において、
前記金属材料はタングステン、タンタル、およびモリブデンのうちのいずれかであることを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1から12までの何れか一項に記載の電気光学装置において、
前記画素電極と対向する第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた電気光学層と、
を有し、
光源光が前記第1基板の側から入射することを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1から13までのいずれか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019056090A JP2020160113A (ja) | 2019-03-25 | 2019-03-25 | 電気光学装置および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019056090A JP2020160113A (ja) | 2019-03-25 | 2019-03-25 | 電気光学装置および電子機器 |
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JP2020160113A true JP2020160113A (ja) | 2020-10-01 |
Family
ID=72643067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019056090A Pending JP2020160113A (ja) | 2019-03-25 | 2019-03-25 | 電気光学装置および電子機器 |
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JP (1) | JP2020160113A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7524745B2 (ja) | 2020-12-07 | 2024-07-30 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置および電子機器 |
-
2019
- 2019-03-25 JP JP2019056090A patent/JP2020160113A/ja active Pending
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