JP2020160112A - 電子機器、テキスト表示方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】単語を学習するのに効果的にテキストを表示可能な電子機器を提供する。【解決手段】ユーザの母国語である第1言語(日本語)であって、且つ、ユーザの興味があるジャンルの文章(テキスト)を、辞書コンテンツデータ12enあるいは通信媒体や記録媒体に基づき取得してタッチパネル式表示部17に表示させる際に、取得された第1言語(日本語)の文章(テキスト)に含まれる各単語(日本語)の中に、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに苦手英単語フラグを対応付けて記憶されている第2言語(学習対象言語:英語)の苦手英単語Wに対応する日本語(意味)と合致する単語(日本語)があるか判定する。そして、苦手英単語Wに対応する日本語(意味)と合致した単語(日本語)を当該苦手英単語Wに置き換えて変換し、変換した文書(テキスト)をタッチパネル式表示部17にテキスト画面GSとして表示させる。【選択図】 図1

Description

本発明は、テキストを表示する機能を備えた電子機器、テキスト表示方法およびプログラムに関する。
文脈に沿って英単語の意味を覚えるストーリー記憶法が知られている。
そして、表示されている文書(テキスト)内で、ユーザが覚えるべき単語を隠して表示させることで、言語の学習を行うことも知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−293185号公報
本発明が解決しようとする課題は、単語を学習するのに効果的にテキストを表示させることが可能になる電子機器、テキスト表示方法およびプログラムを提供することにある。
本発明に係る電子機器は、
ディスプレイと、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
第1言語のテキストを表示対象として取得し、
取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定し、
前記特定の単語として登録されていると判定された前記第2言語の単語に対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、ように構成されている。
本発明の電子機器、テキスト表示方法およびプログラムの実施形態に係る電子辞書10の外観構成およびテキスト表示機能の概略を示す図。 本発明の電子機器をタブレット型のPDA(PC)として構成した場合におけるテキスト表示機能の概略を示す図。 電子辞書10(電子機器)の電子回路の構成を示すブロック図。 電子辞書10(電子機器)の文章(テキスト)表示処理プログラム22bに従った文章(テキスト)表示処理のうち英単語学習機能を司る部分の処理を示すフローチャート。 電子辞書10(電子機器)の文章(テキスト)表示処理プログラム22bに従った文章(テキスト)表示処理のうち自動リーディング補助機能を司る部分の処理を示すフローチャートである。 電子辞書10(電子機器)の苦手単語登録処理プログラム22cに従った苦手単語登録処理を示すフローチャート。 電子辞書10(電子機器)の興味ジャンル判定処理プログラム22dに従った興味ジャンル判定処理を示すフローチャート。
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の電子機器、テキスト表示方法およびプログラムの実施形態に係る電子辞書10の外観構成およびテキスト表示機能の概略を示す図である。
電子機器は、以下に説明する語学学習専用の電子辞書10として構成されるか、タブレット型のPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機など、テキストを表示する機能を備えた電子機器として構成される。
電子辞書10は、その本体ケース11と蓋体ケース12とがヒンジ部13を介して展開/閉塞可能な折り畳み型ケースを備えて構成される。折り畳み型ケースを展開した本体ケース11の正面には、[ホーム]キー14a、機能指定キー14b、文字入力キー14c、[訳/決定]キー14d、[戻る/リスト]キー14e、カーソルキー14f、[シフト]キー14gなどを含むキー入力部(キーボード)14、音声出力部(スピーカを含む)15、および音声入力部(マイクを含む)16が設けられる。
また、蓋体ケース12の正面には、タッチパネル式表示部(ディスプレイ)17が設けられる。タッチパネル式表示部17は、ユーザがペンや指などでタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、バックライト付きのカラー液晶表示画面に透明タッチパネルを重ねて構成される。
タッチパネル式表示部17の左端には、キー入力部14における一部のキーの押下操作や電子辞書10の一部の機能の指定操作を、タッチ操作により行うためのキーや機能の表記([マーカ][付箋][暗記カード]など)が固定した位置に印刷されたタッチキーエリア17Aが設けられる。
[ホーム]キー14aは、表示部17にホーム画面(図示せず)を表示させるためのキーである。
機能指定キー14bは、各キーに表記されている辞書コンテンツ([広○苑][百科]など)、辞書コンテンツのカテゴリ([国語][古語][英和][和英]など)、[コンテンツ一覧]、ツールの一つのカテゴリ[学習帳]を、それぞれ直接指定するためのキーである。
キー入力部14のキーは、[シフト]キー14gが操作された後に続けて操作されることで、そのキートップに枠囲み無しで記載されたキー機能ではなく、枠囲みして記載されたキーとして機能できるようになっている。例えば、[シフト]キー14gの操作後に[訳/決定]キー14dが操作(以下、[シフト]+[決定]キーと記す。)されると登録対象として指定されているデータを登録する機能を起動させるための[登録]キーとなる。[シフト]+[削除]キーは[設定]キーとなる。
実施形態の電子辞書10は、例えばユーザの母国語である第1言語(ここでは日本語)のテキスト(文書、文章など)をタッチパネル式表示部17にさせる場合、表示対象となるテキストに含まれる第1言語の単語のうち、ユーザの苦手とする第2言語(ここでは英語)の単語に対応する第1言語の単語を、当該第2言語の単語に変換した後に表示させるようにしたテキスト表示機能を備えている。
図1に示すテキスト表示機能の実施例の動作の概略を、電子辞書10(電子機器)の電子回路(図3参照)に基づいて説明する。
メモリ(辞書コンテンツデータ記憶エリア22e)に記憶されている辞書コンテンツデータ(国語系)22e1から、検索された見出し語「スピンオフ」に対応する説明情報のテキスト(日本語)のデータが表示内容のデータとして読み出される(取得)。
読み出された説明情報のテキストのうち、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されているユーザが苦手な英単語“independence”(苦手英単語)Wに対応する日本語の単語“独立”の部分が、当該英単語“independence”(苦手英単語)Wに変換される。
変換された説明情報のテキストのデータは、表示データ記憶エリア22kに書き込まれ、テキスト画面GSとしてタッチパネル式表示部17に表示される。
図2は、本発明の電子機器をタブレット型のPDA(PC)として構成した場合におけるテキスト表示機能の概略を示す図である。
PDA(PC)に搭載されたブラウザにより、通信ネットワーク(インターネット)N上のWebサーバから、ユーザ所望のトピックのテキスト(日本語)のデータが表示内容のデータとして読み出される(取得)。
読み出されたトピックのテキストのうち、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されているユーザが苦手な英単語“protection”(苦手英単語)Wに対応する日本語の単語“保護”の部分が、当該英単語“protection”(苦手英単語)Wに変換される。
変換されたトピックのテキストのデータは、表示データ記憶エリア22kに書き込まれ、テキスト画面GSとしてタッチパネル式表示部17に表示される。
このようなテキスト表示機能によれば、変換した苦手英単語Wと、その前後にある日本語のテキストとの繋がりから、当該苦手英単語Wの意味をユーザが連想して導き出すことで、ユーザは同苦手英単語Wを効果的に学習できる。
図3は、電子辞書10(電子機器)の電子回路の構成を示すブロック図である。
電子辞書10(電子機器)の電子回路は、コンピュータであるCPU(プロセッサ)21を備える。
CPU21は、フラッシュROMなどの記憶部(ストレージ)22に予め記憶された辞書システムプログラム22a、文章(テキスト)表示処理プログラム22b、苦手単語登録処理プログラム22c、興味ジャンル判定処理プログラム22d、あるいはメモリカードなどの外部記録媒体23から記録媒体読取部24により読み取られて記憶部22に記憶された各プログラム22a,22b,22c,22d、あるいは通信ネットワークN上のWebサーバ(ここではプログラムサーバ)30から通信部25を介してダウンロードされ記憶部22に記憶された各プログラム22a,22b,22c,22d、に従って回路各部の動作を制御する。
CPU21には、データ及び制御バスを介して、記憶部22、記録媒体読取部24、通信部25を接続するほか、キー入力部14、音声出力部15、音声入力部16、タッチパネル式表示部17、を接続する。
記憶部22には、辞書システムプログラム22a、文章(テキスト)表示処理プログラム22b、苦手単語登録処理プログラム22c、興味ジャンル判定処理プログラム22dを記憶するプログラム記憶エリア(22a,22b,22c,22d)のほか、辞書コンテンツデータ記憶エリア22e、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22f、興味ジャンルリスト記憶エリア22g、ジャンル別頻出単語リスト記憶エリア22h、英単語学習モード記憶エリア22i、自動リーディング補助モード記憶エリア22j、および表示データ記憶エリア22k、などを確保する。
辞書システムプログラム22aは、電子辞書10の全体の動作を司るシステムプログラム、通信部25を介して外部の電子機器と通信接続するためのプログラム、および、辞書コンテンツデータ記憶エリア22eに記憶されている各コンテンツデータ22e1,22e2,…を含む種々のデータを使って、各コンテンツやツールに対応する種々の機能を実行するためのプログラムなどを含む。
文章(テキスト)表示処理プログラム22bは、前述したテキスト表示機能を実行するためのプログラムを含む。
苦手単語登録処理プログラム22cは、辞書システムプログラム22aに従った辞書検索処理(情報検索処理)に応じて検索された単語(ここでは英単語)と当該検索された英単語の検索回数とに基づいて、同検索された英単語を苦手英単語として検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶させるためのプログラムを含む。
興味ジャンル判定処理プログラム22dは、辞書システムプログラム22aあるいはブラウザなどに従って取得された文章(テキスト)データの文章の内容のジャンル(種類)が、興味ジャンルリスト記憶エリア22gに記憶されているユーザが興味のあるジャンル(特定の種類)と一致するか否かを判定するためのプログラムを含む。
辞書コンテンツデータ記憶エリア22eは、辞書のカテゴリ毎に、複数種類の辞書コンテンツを含む辞書コンテンツデータ(国語系)22e1、辞書コンテンツデータ(英語系)22e2、などを該当するコンテンツを利用するアプリケーションとして記憶する。
検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fは、苦手単語登録処理プログラム22cに従って、辞書検索処理(情報検索処理)に応じて検索された単語(ここでは英単語)のデータと、当該単語の検索回数のデータと、当該検索された単語が苦手英単語であることを示す苦手英単語フラグのデータと、当該単語の学習優先度を示す学習優先度データと、を対応付けて、リスト化して記憶する。
興味ジャンルリスト記憶エリア22gは、ユーザが興味のあるジャンルを示す興味ジャンルデータを、リスト化して記憶する。興味ジャンルデータは、複数のジャンルの選択肢の中からユーザにより選択されたジャンルを示すデータ、あるいはユーザにより直接入力されたジャンルを示すデータ、あるいは辞書システムプログラム22aあるいはブラウザなどに従って取得された文章(テキスト)データのジャンルと当該文章(テキスト)データの取得回数とに基づいてユーザが興味あると判定されたジャンルを示すデータを含む。
ジャンル別頻出単語リスト記憶エリア22hは、ジャンル別に頻出する単語を、単語の原形でリスト化して記憶する。
英単語学習モード記憶エリア22iは、前述したテキスト表示機能を、ユーザが英単語を学習する機能(英単語学習機能)として実行させるための動作モードを示すデータ(英単語学習モードデータ)を記憶する。英単語学習モードデータは、ユーザ操作に応じて該当する動作モードが指定されることにより英単語学習モード記憶エリア22iに記憶される。
自動リーディング補助モード記憶エリア22jは、例えばユーザの母国語(第1言語:ここでは日本語)ではない第2言語(ここでは英語)の文章(テキスト)を表示させる場合に、前述したテキスト表示機能に基づく自動リーディング補助機能(ユーザによるテキストのリーディングを補助する機能)を実行させるための動作モードを示すデータ(自動リーディング補助モードデータ)を記憶する。自動リーディング補助モードデータは、ユーザ操作に応じて該当する動作モードが指定されることにより自動リーディング補助モード記憶エリア22jに記憶される。
表示データ記憶エリア22kは、電子辞書10の動作に応じてCPU21がタッチパネル式表示部17に表示させる、例えばビットマップ形式の画像データを記憶する。
このように構成された電子辞書10(電子機器)は、CPU21が、辞書システムプログラム22a、文章(テキスト)表示処理プログラム22b、苦手単語登録処理プログラム22cおよび興味ジャンル判定処理プログラム22dに記述された命令従い回路各部の動作を制御し、ソフトウエアとハードウエアとが協働して動作することにより、以下の動作説明で述べるような、テキスト表示機能(英単語学習機能)および当該テキスト表示機能に基づく自動リーディング補助機能を実現する。
次に、実施形態に係る電子辞書10(電子機器)の動作について説明する。
図4Aは、電子辞書10(電子機器)の文章(テキスト)表示処理プログラム22bに従った文章(テキスト)表示処理のうち英単語学習機能を司る部分の処理を示すフローチャートである。
図4Bは、電子辞書10(電子機器)の文章(テキスト)表示処理プログラム22bに従った文章(テキスト)表示処理のうち自動リーディング補助機能を司る部分の処理を示すフローチャートである。
図5は、電子辞書10(電子機器)の苦手単語登録処理プログラム22cに従った苦手単語登録処理を示すフローチャートである。
図6は、電子辞書10(電子機器)の興味ジャンル判定処理プログラム22dに従った興味ジャンル判定処理を示すフローチャートである。
ここでは、文章(テキスト)表示処理について説明する前に、予め、苦手単語登録処理と興味ジャンル判定処理について説明する。
(苦手単語登録処理:図5)
辞書システムプログラム22aに従い、辞書コンテンツデータ記憶エリア22eに記憶されている、例えば英語系の辞書コンテンツデータ(英和辞書)22e2に基づいて英単語の検索が行われると(ステップR1のYES)、CPU21は、検索された英単語のデータが検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されている(存在する)か否か判定する(ステップR2)。
検索された英単語は、初めて検索された英単語であり、当該英単語のデータは検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されていない(存在しない)と判定されると(ステップR2のNO)、CPU21は、当該英単語のデータを検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに追加して記憶させ、その検索回数のデータを“1”にセットする(ステップR3)。
一方、検索された英単語のデータが検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されている(存在する)と判定されると(ステップR2のYES)、CPU21は、当該記憶されている英単語のデータに対応付けられた検索回数に“1”を加算する(ステップR4)。
ステップR4において“1”を加算した検索回数が“2”以上になったと判定されると(ステップR5のYES)、CPU21は、当該英単語のデータに対応付けて苦手英単語フラグをセットするとともに、検索回数に応じた学習優先度(苦手度合)のデータをセットする(ステップR6)。
学習優先度(苦手度合)は、例えば、検索回数“2”〜“5”の場合に学習優先度“1”、検索回数“6”〜“8”の場合に学習優先度“2”、検索回数“9”以上で学習優先度“3”とする。なお、学習優先度(苦手度合)が高いと、理解度は低いことになる。
(興味ジャンル判定処理:図6)
辞書システムプログラム22aあるいはブラウザなどに従って文章(テキスト)データが取得されると、CPU21は、取得された文章データのプロパティなどとしてジャンルの情報が付与されているか否か判定する(ステップQ1)。
取得された文章データにジャンルの情報が付与されていると判定されると(ステップQ1のYES)、CPU21は、当該文章データのジャンルと、興味ジャンルリスト記憶エリア22gに記憶されているユーザが興味のあるジャンルとを比較し(ステップQ2)、取得された文章データのジャンルと一致するジャンルが、ユーザが興味のあるジャンルの中に存在するか否か判定する(ステップQ3)。
取得された文章データのジャンルと一致するジャンルが、ユーザが興味のあるジャンルの中に存在すると判定されると(ステップQ3のYES)、CPU21は、当該文章データのジャンルはユーザの興味のあるジャンルであると判定する(ステップQ4)。
また、取得された文章データのジャンルと一致するジャンルが、ユーザが興味のあるジャンルの中に存在しないと判定されると(ステップQ3のNO)、CPU21は、当該文章データのジャンルはユーザの興味のあるジャンルではないと判定する(ステップQ5)。
一方、ステップQ1において、取得された文章データにジャンルの情報が付与されていないと判定されると(ステップQ1のNO)、CPU21は、文章データのジャンルを自動解析するための自動解析モードのデータが記憶部22内にセットされているか否かを判定する(ステップQ6)。自動解析モードのデータは、例えば、ユーザ操作により当該自動解析モードを指定することで記憶部22内にセットされる。
自動解析モードのデータがセットされていると判定されると(ステップQ6のYES)、CPU21は、取得された文章データに含まれる各単語の各々について、ジャンル別頻出単語リスト記憶エリア22hに記憶されているジャンル別の単語と(単語の原形として)一致するかを判定することで(一致すれば相関有り)、各単語と各ジャンルの組み合わせ毎に相関の有無を求める(ステップQ7)。
CPU21は、ジャンル毎に相関有りと判定された単語の数を加算した値を、文章データと各ジャンルとの総合的な一致度(相関有りと判定された単語の数が多い方が一致度は高い)として求め(ステップQ8)、所定の値以上の一致度があるジャンルがあるかを判定する(ステップQ9)。
文章データに含まれる各単語について、所定の値以上の一致度があるジャンルがあると判定されると(ステップQ9のYES)、CPU21は、当該所定の値以上の一致度があると判定されたジャンルの情報を、取得された文章データのプロパティなどとして付与する(ステップQ10)。そして、ステップQ2以降の処理に従って、当該文章データのジャンルがユーザの興味のあるジャンルであるかないかを判定する(ステップQ2〜Q5)。
(文章表示処理:図4A<英単語学習機能>)
辞書システムプログラム22aに従い、ユーザ操作に応じて、辞書コンテンツデータ(ここでは国語系)22e1が選択され、検索対象の見出し語(ここでは「スピンオフ」)が入力されると(ステップS1)、CPU21は、辞書コンテンツデータ(国語系)22e1から、見出し語「スピンオフ」を検索し、当該見出し語「スピンオフ」に対応付けられた説明情報のテキストデータ(図1参照)を読み出して取得する(ステップS2)。ここでは未だ、説明情報のテキスト画面GSは表示されない。
CPU21は、取得された説明情報のテキストデータに基づき、当該説明情報の文章(テキスト)が日本語(ユーザの母国語である第1言語)であるか英語(ユーザが学習対象とする第2言語)であるかを判定する(ステップS3)。
取得された説明情報の文章が日本語であると判定されると(ステップS3の「日本語」)、CPU21は、英単語学習モード記憶エリア22iに英単語学習モードデータが記憶されているか否かに基づいて、英単語学習機能が有効であるか否かを判定する(ステップS4)。
英単語学習機能が有効であると判定されると(ステップS4のYES)、CPU21は、取得された説明情報の文章がユーザの興味のあるジャンルであるか否かを、前述した興味ジャンル判定処理(図6参照)に従い判定する(ステップS5)。
取得された説明情報の文章がユーザの興味のあるジャンルであると判定されると(ステップS5のYES)、CPU21は、取得された説明情報の文章に含まれる各単語(日本語)の各々について、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されている苦手英単語フラグの対応付けられた苦手英単語に対応する日本語(意味)と比較し(ステップS6)、取得された説明情報の文章に含まれる各単語(日本語)と合致する日本語(意味)の苦手英単語があるかを判定する(ステップS7)。
取得された説明情報の文章に含まれる単語(日本語)と合致する日本語(意味)の苦手英単語があると判定されると(ステップS7のYES)、CPU21は、当該文章内の単語(日本語)と合致する複数の苦手英単語がある場合に、当該複数の苦手英単語うち、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されている学習優先度(苦手度合)の高い順に、例えばユーザ操作に応じて任意に設定されている上限数までの苦手英単語を選択する(ステップS8)。
なお上限数は、例えば、取得された文章に含まれる単語の数(同一の単語は1つと数える)の1割あるいは2割に相当する整数値、または当該整数値を想定した3個や5個などの整数値に設定する。
CPU21は、取得された説明情報の文章に含まれる各単語(日本語)のうち、ステップS8にて選択された各苦手英単語に対応する各単語(日本語)の部分を全て当該苦手英単語に置き換えて変換する(ステップS9)。
そして、ステップS9にて、各苦手英単語に対応する各単語(日本語)の部分が当該苦手英単語に変換されたテキストデータ(取得された文章(テキスト)のデータ)を、図1あるいは図2で示したように、タッチパネル式表示部17にテキスト画面GSとして表示させる(ステップS10)。
なお、図1および図2で示した実施例は、取得された文章(テキスト)に含まれる各単語(日本語)の中に、苦手英単語Wに対応する日本語(意味)が1つであった場合、または苦手英単語Wに対応する日本語(意味)が複数あっても当該苦手英単語Wを選択する上限数が“1”に設定されていた場合の実施例を示しており、図1に示す実施例では、取得された文章(テキスト)に含まれる苦手英単語“independence”Wに対応する単語(日本語「独立」)の部分が当該苦手英単語“independence”Wに変換され、また、図2に示す実施例では、取得された文章(テキスト)に含まれる苦手英単語“protection”Wに対応する単語(日本語「保護」)の部分が当該苦手英単語“protection”Wに変換され、表示部17にテキスト画面GSとして表示された状態を示している。
このような文章表示処理の英単語学習機能によれば、変換した苦手英単語Wと、その前後にある日本語のテキストとの繋がりから、当該苦手英単語Wの意味をユーザが連想して導き出すことで、ユーザは同苦手英単語Wを効果的に学習できる。
苦手英単語Wに変換した部分を含む文章(テキスト)の表示状態(図1、図2参照)において、変換された苦手英単語Wがユーザによりタッチされることで、CPU21により、当該苦手英単語Wの部分を元の単語(日本語)に戻す指示があったと判定されると(ステップS11のYES)、CPU21は、テキスト画面GSとして表示されている文章(テキスト)のタッチされた苦手英単語Wの部分を元の単語(日本語)に戻して、当該文章(テキスト)を再表示させる(ステップS12)。
これにより、ユーザは、テキスト画面GSとして表示されている日本語の文章(テキスト)のうち、変換されて表示された苦手英単語Wに対応する日本語(意味)を確認できるだけでなく、ユーザ自身が連想した意味で正しいか否かを確認でき、同苦手英単語Wを効果的に学習できる。
一方、ステップS4において、英単語学習機能が有効でないと判定されるか(ステップS4のNO)、またはステップS5において、取得された説明情報の文章がユーザの興味のあるジャンルでないと判定されるか(ステップS5のNO)、またはステップS7において、取得された説明情報の文章に含まれる単語(日本語)と合致する日本語(意味)の苦手英単語がないと判定されると(ステップS7のNO)、CPU21は、取得された説明情報の文章(テキスト)をそのままタッチパネル式表示部17にテキスト画面GSとして表示させる(ステップS10)。
この後、他の辞書コンテンツデータ12enを選択して新たな見出し語を検索する場合、CPU21は、ステップS1以降の処理を繰り返す(ステップS13のNO→S1)。
また、ユーザ操作に応じて終了が指示された場合、CPU21は、ステップS1〜S12に従った一連の処理を終了する(ステップS13のYES)。
なお、CPU21により取得される日本語の文章(テキスト)は、辞書コンテンツデータ記憶エリア12eに記憶されている辞書コンテンツデータ12enから取得される場合に限らず、通信ネットワーク(インターネット)N上のWebサーバ30から取得される場合、あるいはメモリカードやCD−ROMなどの外部記録媒体23から取得される場合など、他の手法により取得される場合も含む。
(文章表示処理:図4B<自動リーディング補助機能>)
辞書システムプログラム22aに従い、ユーザ操作に応じて、英語系の辞書コンテンツデータ(例えば「英英辞典」)22e2が選択され、検索対象の見出し語(英単語)が入力されると(ステップS1)、CPU21は、辞書コンテンツデータ(英英辞典)22e2から、入力された見出し語(英単語)を検索し、当該見出し語(英単語)に対応付けられた説明情報(英語)のテキストデータを読み出して取得する(ステップS2)。
CPU21により、取得された説明情報の文章(テキスト)が英語(ユーザの母国語ではない第2言語)であると判定されると(ステップS3の「英語」)、CPU21は、自動リーディング補助モード記憶エリア22jに自動リーディング補助モードデータが記憶されているか否かに基づいて、自動リーディング補助機能が有効であるか否かを判定する(ステップS14)。
自動リーディング補助機能が有効であると判定されると(ステップS14のYES)、CPU21は、取得された説明情報の文章に含まれる各英単語の各々について、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されている苦手英単語フラグの対応付けられた苦手英単語と比較し(ステップS15)、取得された説明情報の文章に含まれる各英単語と同英単語の原形が合致する苦手英単語があるかを判定する(ステップS16)。
取得された説明情報の文章に含まれる英単語と同英単語の原形が合致する苦手英単語があると判定されると(ステップS16のYES)、CPU21は、当該文章内の英単語と合致する複数の苦手英単語がある場合に、当該複数の苦手英単語うち、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されている学習優先度(苦手度合)の高い順に、例えばユーザ操作に応じて任意に設定されている上限数までの苦手英単語を選択する(ステップS17)。
CPU21は、取得された説明情報の文章に含まれる各英単語のうち、ステップS17にて選択された各苦手英単語に対応する部分を日本語に置き換えて変換する(ステップS18)。
そして、ステップS18にて、各苦手英単語に対応する部分が日本語に変換されたテキストデータ(取得された文章(テキスト)のデータ)を、タッチパネル式表示部17にテキスト画面GSとして表示させる(ステップS19)。
このような文章表示処理の自動リーディング補助機能によれば、ユーザの母国語(日本語)ではない英語の文章(テキスト)を取得して表示させる場合、表示させる英語の文章に含まれるユーザの苦手な苦手英単語を予め日本語に変換して表示させることができるので、ユーザは英語の文章(テキスト)であっても当該文章の内容を容易に読み取り理解することができる。
苦手英単語を日本語に変換した部分を含む英語の文章(テキスト)の表示状態において、変換された日本語の部分がユーザによりタッチされることで、CPU21により、当該日本語の部分を元の英単語(苦手英単語)に戻す指示があったと判定されると(ステップS20のYES)、CPU21は、テキスト画面GSとして表示されている英語の文章(テキスト)のタッチされた日本語の部分を元の英単語(苦手英単語)に戻して、当該英語の文章(テキスト)を再表示させる(ステップS21)。
これにより、ユーザは、テキスト画面GSとして表示されている英語の文章(テキスト)うち、変換されて表示された日本語に対応する英単語(苦手英単語)を確認して学習できる。
なお、自動リーディング補助機能により、取得された英語の文章(テキスト)を表示させる場合、ステップS2にて当該英語の文章(テキスト)を取得した時点で表示させるようにしてもよい。これによれば、ユーザは、表示された英語の文章に含まれる各英単語の中の苦手英単語について、当該苦手英単語が日本語に変換されて表示される動作を確認することができ、当該苦手英単語を効果的に学習できる。
一方、ステップS14において、自動リーディング補助機能が有効でないと判定されるか(ステップS14のNO)、またはステップS16において、取得された説明情報の文章に含まれる英単語と同英単語の原形が合致する苦手英単語がないと判定されると(ステップS16のNO)、CPU21は、取得された英語の文章(テキスト)をそのままタッチパネル式表示部17にテキスト画面GSとして表示させる(ステップS19)。
この後、他の辞書コンテンツデータ12enを選択して新たな見出し語を検索する場合、CPU21は、ステップS1以降の処理を繰り返す(ステップS13のNO→S1)。
また、ユーザ操作に応じて終了が指示された場合、CPU21は、ステップS1〜S21に従った一連の処理を終了する(ステップS13のYES)。
なお、CPU21により取得される英語の文章(テキスト)は、辞書コンテンツデータ記憶エリア12eに記憶されている辞書コンテンツデータ12enから取得される場合に限らず、通信ネットワーク(インターネット)N上のWebサーバ30から取得される場合、あるいはメモリカードやCD−ROMなどの外部記録媒体23から取得される場合など、他の手法により取得される場合も含む。
したがって、実施形態の電子辞書10(電子機器)のテキスト表示機能に基づく英単語学習機能によれば、ユーザの母国語である第1言語(日本語)であって、且つ、ユーザの興味があるジャンルの文章(テキスト)を、辞書コンテンツデータ12enあるいは通信媒体や記録媒体に基づき取得してタッチパネル式表示部17に表示させる際に、取得された第1言語(日本語)の文章(テキスト)に含まれる各単語(日本語)の中に、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに苦手英単語フラグを対応付けて記憶されている第2言語(学習対象言語:英語)の苦手英単語Wに対応する日本語(意味)と合致する単語(日本語)があるか判定する。
そして、苦手英単語Wに対応する日本語(意味)と合致した単語(日本語)を当該苦手英単語Wに置き換えて変換し、変換した文書(テキスト)をタッチパネル式表示部17にテキスト画面GSとして表示させる。
これにより、表示されたユーザの興味があるジャンルの日本語の文章(テキスト)において、変換した苦手英単語Wと、その前後にある日本語のテキストとの繋がりから、当該苦手英単語Wの意味をユーザが連想して導き出すことで、ユーザは同苦手英単語Wを効果的に学習できるようになる。
よって、単語を学習するのに効果的にテキストを表示させることが可能な電子辞書10(電子機器)を提供できる。
また、実施形態の電子辞書10(電子機器)のテキスト表示機能に基づく英単語学習機能によれば、取得された第1言語(日本語)の文章(テキスト)内の各単語(日本語)と合致する複数の苦手英単語Wがある場合、当該複数の苦手英単語Wうち、検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア22fに記憶されている学習優先度(苦手度合)の高い順(理解度の低い順)に、任意に設定されている上限数までの苦手英単語Wが選択される。
そして、取得された文章(テキスト)内の各単語(日本語)のうち、選択された各苦手英単語Wに対応する各単語(日本語)の部分を当該苦手英単語Wに置き換えて変換し、変換した文章(テキスト)をタッチパネル式表示部17にテキスト画面GSとして表示させる。
これにより、取得された文章(テキスト)内に、例えば、多数の苦手英単語Wに対応する単語(日本語)が含まれる場合は、苦手英単語Wに変換する単語(日本語)の数を、学習優先度(苦手度合)の高い順(理解度の低い順)に設定されている上限数に制限することで、表示された文章(テキスト)内に苦手英単語Wに変換された部分が多くなり過ぎて当該文章がユーザにより読み辛くなるのを防止できるだけなく、ユーザは学習優先度(苦手度合)の高い苦手英単語Wに絞って効果的に学習できるようになる。
なお、実施形態の電子辞書10(電子機器)では、ユーザの母国語である第1言語を日本語とし、学習対象とする第2言語を英語とした場合について説明したが、当該第1言語と第2言語はこれに限らず、ユーザによって任意に選択可能な構成とする。
前記各実施形態において記載した電子辞書10(電子機器)による各処理の手法、すなわち、図4A,図4Bのフローチャートに示す文章(テキスト)表示処理、図5のフローチャートに示す苦手単語登録処理、図6のフローチャートに示す興味ジャンル判定処理などの各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカードなど)、磁気ディスク(フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの外部記録装置の媒体に格納して配布することができる。そして、電子機器のコンピュータ(CPU)は、この外部記録装置の媒体に記録されたプログラムを記憶装置に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明したテキスト表示機能(英単語学習機能)および当該テキスト表示機能に基づく自動リーディング補助機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ装置(プログラムサーバ)から、前記プログラムのデータを電子機器に取り込んで記憶装置に記憶させ、前述したテキスト表示機能(英単語学習機能)および当該テキスト表示機能に基づく自動リーディング補助機能を実現することもできる。
本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
ディスプレイと、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
第1言語のテキストを表示対象として取得し、
取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定し、
前記特定の単語として登録されていると判定された前記第2言語の単語に対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、ように構成されている、
電子機器。
[付記2]
前記第1言語はユーザの母国語であり、
前記第2言語はユーザの学習対象とする言語であり、
前記特定の単語は、前記第2言語の単語のうちの特に学習が必要な単語である、
付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記第2言語の単語のうちの前記特定の単語は、ユーザが苦手であることを示す情報を対応付けてストレージ内にリストにして複数が記憶されており、
前記プロセッサは、
前記テキストに含まれる複数の前記第1言語の単語それぞれについて、前記リストとして記憶されている複数の前記特定の単語のいずれかに対応するか否かを判定し、
複数の前記特定の単語のいずれかに対応すると判定された前記第2言語の単語のうちの少なくとも1つに対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、
付記1または付記2に記載の電子機器。
[付記4]
前記プロセッサは、
前記第2言語の単語のユーザの苦手度を判定し、
設定された苦手度以上の前記第2言語の単語を、前記特定の単語として前記ユーザが苦手であることを示す情報を対応付けて前記ストレージに記憶させる、
付記3に記載の電子機器。
[付記5]
前記プロセッサは、
前記取得した前記テキストの内容が特定の種類の内容であるかを判定し、
前記特定の種類の内容であると判定された場合に、前記取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定する、
付記1ないし付記4の何れかに記載の電子機器。
[付記6]
前記特定の種類は、ユーザが興味のある種類としてストレージに記憶されており、
前記プロセッサは、
前記取得した前記テキストの内容が、前記ユーザが興味のある種類として記憶された特定の種類の内容であるかを判定する、
付記5に記載の電子機器。
[付記7]
前記プロセッサは、
ユーザが興味のある種類を判定し、
前記判定された種類を前記ストレージに記憶させる、
付記6に記載の電子機器。
[付記8]
前記表示対象として取得されるテキストは、辞書コンテンツおよびインターネット上のコンテンツから取得される、
付記1ないし付記7の何れかに記載の電子機器。
[付記9]
前記ユーザの母国語である第1言語と前記学習対象とする言語である第2言語とは、ユーザ操作に応じて選択される、
付記2に記載の電子機器。
[付記10]
ディスプレイを備えた電子機器のプロセッサにより、
第1言語のテキストを表示対象として取得し、
取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定し、
前記特定の単語として登録されていると判定された前記第2言語の単語に対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、
テキスト表示方法。
[付記11]
ディスプレイを備えた電子機器のプロセッサを、
第1言語のテキストを表示対象として取得し、
取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定し、
前記特定の単語として登録されていると判定された前記第2言語の単語に対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、
ように機能させるためのプログラム。
10 …電子辞書(電子機器)
14 …キー入力部(キーボード)
17 …タッチパネル式表示部
GS …テキスト画面
W …苦手英単語
21 …CPU(プロセッサ)
22 …記憶部(ストレージ)
22a…辞書システムプログラム
22b…文章(テキスト)表示処理プログラム
22c…苦手単語登録処理プログラム
22d…興味ジャンル判定処理プログラム
22e…辞書コンテンツデータ記憶エリア
22f…検索履歴リスト<苦手単語リスト>記憶エリア
22g…興味ジャンルリスト記憶エリア
22h…ジャンル別頻出単語リスト記憶エリア
22i…英単語学習モード記憶エリア
22j…自動リーディング補助モード記憶エリア
22k…表示データ記憶エリア
23 …外部記録媒体
24 …記録媒体読取部
25 …通信部
N …通信ネットワーク(インターネット)
30 …Webサーバ

Claims (11)

  1. ディスプレイと、
    プロセッサと、を備え、
    前記プロセッサは、
    第1言語のテキストを表示対象として取得し、
    取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定し、
    前記特定の単語として登録されていると判定された前記第2言語の単語に対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、ように構成されている、
    電子機器。
  2. 前記第1言語はユーザの母国語であり、
    前記第2言語はユーザの学習対象とする言語であり、
    前記特定の単語は、前記第2言語の単語のうちの特に学習が必要な単語である、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2言語の単語のうちの前記特定の単語は、ユーザが苦手であることを示す情報を対応付けてストレージ内にリストにして複数が記憶されており、
    前記プロセッサは、
    前記テキストに含まれる複数の前記第1言語の単語それぞれについて、前記リストとして記憶されている複数の前記特定の単語のいずれかに対応するか否かを判定し、
    複数の前記特定の単語のいずれかに対応すると判定された前記第2言語の単語のうちの少なくとも1つに対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記プロセッサは、
    前記第2言語の単語のユーザの苦手度を判定し、
    設定された苦手度以上の前記第2言語の単語を、前記特定の単語として前記ユーザが苦手であることを示す情報を対応付けて前記ストレージに記憶させる、
    請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記プロセッサは、
    前記取得した前記テキストの内容が特定の種類の内容であるかを判定し、
    前記特定の種類の内容であると判定された場合に、前記取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定する、
    請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の電子機器。
  6. 前記特定の種類は、ユーザが興味のある種類としてストレージに記憶されており、
    前記プロセッサは、
    前記取得した前記テキストの内容が、前記ユーザが興味のある種類として記憶された特定の種類の内容であるかを判定する、
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記プロセッサは、
    ユーザが興味のある種類を判定し、
    前記判定された種類を前記ストレージに記憶させる、
    請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記表示対象として取得されるテキストは、辞書コンテンツおよびインターネット上のコンテンツから取得される、
    請求項1ないし請求項7の何れか一項に記載の電子機器。
  9. 前記ユーザの母国語である第1言語と前記学習対象とする言語である第2言語とは、ユーザ操作に応じて選択される、
    請求項2に記載の電子機器。
  10. ディスプレイを備えた電子機器のプロセッサにより、
    第1言語のテキストを表示対象として取得し、
    取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定し、
    前記特定の単語として登録されていると判定された前記第2言語の単語に対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、
    テキスト表示方法。
  11. ディスプレイを備えた電子機器のプロセッサを、
    第1言語のテキストを表示対象として取得し、
    取得した前記テキストに含まれる複数の第1言語の単語それぞれについて、前記第1言語の単語に対応する前記第1言語とは異なる第2言語の単語が特定の単語として登録されているか否かを判定し、
    前記特定の単語として登録されていると判定された前記第2言語の単語に対応する前記第1言語の単語を前記第2言語の単語に変換してから前記テキストを前記ディスプレイに表示させる、
    ように機能させるためのプログラム。
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