JP2020160062A - 粉体樹脂の流動検査方法及び流動検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
14…粉体樹脂 16…ステータ
30…溶接部 32…絶縁樹脂層
34…収容部 38…多孔板
64…粘度測定機構 66…制御部
68…測定部 72…羽根
80…中心側測定部 82…外周側測定部
Claims (13)
- 加熱したワークの塗装対象部に付着させる粉体樹脂を流動させる流動槽の前記粉体樹脂の流動を検査する粉体樹脂の流動検査方法であって、
前記流動槽の収容部に前記粉体樹脂を収容し、前記収容部の底部に設けられた多孔板の孔部を通じて前記収容部の内部にエアを供給するとともに、前記収容部を振動させることで、前記粉体樹脂を流動させる流動工程と、
前記収容部の内部で流動する前記粉体樹脂の粘度を測定する粘度測定工程と、
前記収容部の内部で流動する前記粉体樹脂のかさ密度及び粘度の相関が予め算出され、該相関と、前記粘度測定工程で測定した粘度の測定値とから得ることが可能な前記かさ密度の推定値がかさ密度許容値以下となる状態であるか否かを判定する判定工程と、
を有する粉体樹脂の流動検査方法。 - 請求項1記載の粉体樹脂の流動検査方法において、
前記判定工程では、前記かさ密度及び前記粘度の前記相関と、前記粘度の前記測定値とから前記かさ密度の前記推定値を求め、該推定値と前記かさ密度許容値とを比較することで、前記かさ密度の前記推定値が前記かさ密度許容値以下であるか否かを判定し、
前記判定工程で、前記かさ密度の前記推定値が前記かさ密度許容値より大きいと判定した場合、前記収容部の内部に対するエアの供給量と、前記かさ密度との相関に基づき、前記かさ密度の前記推定値が前記かさ密度許容値以下となるように前記エアの供給量を調整する、粉体樹脂の流動検査方法。 - 請求項2記載の粉体樹脂の流動検査方法において、
前記判定工程で、前記かさ密度の前記推定値が前記かさ密度許容値より大きいと判定した場合、前記かさ密度の前記推定値と、前記かさ密度許容値より大きいかさ密度限界値とを比較し、前記かさ密度の前記推定値が前記かさ密度限界値より大きかった場合に、前記粉体樹脂の交換タイミングであると判定する、粉体樹脂の流動検査方法。 - 請求項1記載の粉体樹脂の流動検査方法において、
前記判定工程では、前記粘度の前記測定値と、前記かさ密度許容値に対応する前記粘度の粘度許容値とを比較し、前記粘度の前記測定値が前記粘度許容値以下であるか否かを判定し、
前記判定工程で、前記粘度の前記測定値が前記粘度許容値より大きいと判定した場合、予め算出された前記収容部の内部に対するエアの供給量と、前記粘度との相関に基づき、前記粘度の前記測定値が前記粘度許容値以下となるように前記エアの供給量を調整する、粉体樹脂の流動検査方法。 - 請求項4記載の粉体樹脂の流動検査方法において、
前記判定工程で、前記粘度の前記測定値が前記粘度許容値より大きいと判定した場合、前記粘度の前記測定値と、前記粘度許容値より大きい粘度限界値とを比較し、前記粘度の前記測定値が前記粘度限界値より大きかった場合に、前記粉体樹脂の交換タイミングであると判定する、粉体樹脂の流動検査方法。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載の粉体樹脂の流動検査方法において、
前記収容部は、一端が開口する有底筒状であり、
前記粘度測定工程では、前記収容部の径方向の中心側を流動する前記粉体樹脂の中心側粘度と、前記収容部の外周側を流動する前記粉体樹脂の外周側粘度とを測定し、
前記判定工程の前又は後に、前記中心側粘度と前記外周側粘度との粘度差を判断値と比較し、前記粘度差が前記判断値以上であるとき、前記多孔板の外周側の目詰まりであると判定する目詰まり判定工程、を有する粉体樹脂の流動検査方法。 - 加熱したワークの塗装対象部に付着させる粉体樹脂を流動させる流動槽の前記粉体樹脂の流動を検査する粉体樹脂の流動検査装置であって、
前記流動槽は、前記粉体樹脂を収容する収容部の底部に設けられた多孔板の孔部を通じて前記収容部の内部にエアを供給するとともに、前記収容部を振動させることで、前記収容部に収容された前記粉体樹脂を流動させ、
前記収容部の内部で流動する前記粉体樹脂の粘度を測定する粘度測定機構と、
前記収容部の内部で流動する前記粉体樹脂のかさ密度及び粘度の相関が予め算出され、該相関と、前記粘度測定機構により測定した粘度の測定値とから得ることが可能な前記かさ密度の推定値がかさ密度許容値以下となる状態であるか否かを判定する制御部と、
を備える粉体樹脂の流動検査装置。 - 請求項7記載の粉体樹脂の流動検査装置において、
前記制御部は、前記かさ密度及び前記粘度の前記相関と、前記粘度の前記測定値とから前記かさ密度の前記推定値を求め、該推定値と前記かさ密度許容値とを比較し、前記かさ密度の前記推定値が前記かさ密度許容値より大きいと判定した場合、前記収容部の内部に対するエアの供給量と、前記かさ密度との相関に基づき、前記かさ密度の前記推定値がかさ密度許容値以下となるように前記エアの供給量を調整する、粉体樹脂の流動検査装置。 - 請求項8記載の粉体樹脂の流動検査装置において、
前記制御部は、前記かさ密度の前記推定値が前記かさ密度許容値より大きいと判定した場合、前記かさ密度の前記推定値と、前記かさ密度許容値より大きいかさ密度限界値とを比較し、前記かさ密度の前記推定値が前記かさ密度限界値より大きかった場合に、前記粉体樹脂の交換タイミングであると判定する、粉体樹脂の流動検査装置。 - 請求項7記載の粉体樹脂の流動検査装置において、
前記制御部は、前記粘度の前記測定値と、前記かさ密度許容値に対応する前記粘度の粘度許容値とを比較し、前記粘度の前記測定値が前記粘度許容値より大きいと判定した場合、前記収容部の内部に対するエアの供給量と、前記粘度との相関に基づき、前記粘度の前記測定値が前記粘度許容値以下となるように前記エアの供給量を調整する、粉体樹脂の流動検査装置。 - 請求項10記載の粉体樹脂の流動検査装置において、
前記制御部は、前記粘度の前記測定値が前記粘度許容値より大きいと判定した場合、前記粘度の前記測定値と、前記粘度許容値より大きい粘度限界値とを比較し、前記粘度の前記測定値が前記粘度限界値より大きかった場合に、前記粉体樹脂の交換タイミングであると判定する、粉体樹脂の流動検査装置。 - 請求項7〜11の何れか1項に記載の粉体樹脂の流動検査装置において、
前記収容部は、一端が開口する有底筒状であり、
前記粘度測定機構は、前記収容部の径方向の中心側を流動する前記粉体樹脂の中心側粘度と、前記収容部の外周側を流動する前記粉体樹脂の外周側粘度とを測定し、
前記制御部は、前記中心側粘度と前記外周側粘度との粘度差を判断値と比較し、前記粘度差が前記判断値以上であるとき、前記多孔板の外周側の目詰まりであると判定する、粉体樹脂の流動検査装置。 - 請求項7〜11の何れか1項に記載の粉体樹脂の流動検査装置において、
前記粘度測定機構は、複数の羽根が設けられた測定部を有し、前記収容部の内部で流動する前記粉体樹脂の圧力を前記羽根が受けて前記測定部が回転することにより、前記粉体樹脂の粘度を測定する、粉体樹脂の流動検査装置。
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