JP2020157428A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】各装置間や各装置とコントローラーとを接続する配線の敷設作業が不要であり、設置が容易なロボットを提供すること。【解決手段】基台と、前記基台に接続されている可動部と、撮像部からの出力を演算する撮像演算部と、第1力検出部からの出力を演算する力演算部と、前記撮像演算部による演算結果および前記力演算部による演算結果に基づいて前記可動部の動作を演算する動作演算部と、を有する制御基板と、を備え、前記制御基板は、前記基台の内部に位置していることを特徴とするロボット。【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットに関するものである。
ロボットは、例えば先端にハンドのようなエンドエフェクターが装着されたロボットアームを備えている。エンドエフェクターが作業を行う際には、エンドエフェクターを様々な姿勢に制御する必要があることから、ロボットアームは複数のアームを有するとともに、各アームが回動するようになっている。そして、各アームの回動軸には、アームを回動させる駆動力を発生するモーターと、回動状態を検出するエンコーダーと、を含む駆動装置が設けられている。
これらの複数の駆動装置を総合的に制御するため、ロボットコントローラーが用いられる。ロボットコントローラーは、各駆動装置と配線を介して接続されており、エンドエフェクターが目的の姿勢をとれるように、各駆動装置の駆動を制御する。
また、近年では、ロボットに様々なセンサーを装着し、センサーの検出結果に基づいて各駆動装置の駆動が制御されるようになっている。
例えば、特許文献1には、多関節のアームと、アームの先端に設けられた力覚センサーと、力覚センサーを介してアームの先端に取り付けられたエンドエフェクターとしてのハンドと、ハンドを撮像可能なカメラと、を有するロボットシステムが開示されている。
このロボットシステムは、さらに、各ロボットに設けられているモーターに電流を供給してロボットを作動させるロボット制御装置と、力覚センサーから出力される検出信号に基づいて力またはモーメントを示す測定値を算出する力測定装置と、カメラから送信された画像を処理してロボットの位置補正に必要な演算を行うビジョン測定装置と、システム全体を統括して制御するコントローラーと、を有している。そして、コントローラーは、力測定装置およびビジョン測定装置から得られた演算結果に基づいて、システム全体を制御するようになっている。
特開2012−13537号公報
しかしながら、特許文献1に記載のロボットシステムでは、ロボット制御装置、力測定装置およびビジョン測定装置と、コントローラーと、がそれぞれ個別に設けられ、しかもそれらを接続するためには、複数のケーブルが必要になる。このため、各装置やコントローラーを設置するためのスペースの確保やケーブルの敷設に手間がかかり、ロボットシステムの設置が容易でないという課題がある。
本発明の適用例に係るロボットは、基台と、
前記基台に接続されている可動部と、
撮像部からの出力を演算する撮像演算部と、第1力検出部からの出力を演算する力演算部と、前記撮像演算部による演算結果および前記力演算部による演算結果に基づいて前記可動部の動作を演算する動作演算部と、を有する制御基板と、
を備え、
前記制御基板は、前記基台の内部に位置していることを特徴とする。
実施形態に係るロボットを示す側面図である。 図1に示すロボットの機能ブロック図である。 図1に示すロボットの基台の分解斜視図である。 図3に示す制御基板が有するプロセッサー(演算素子)を示す機能ブロック図である。 図4に示すプロセッサーの各プロセッサーコアに対応するOS(Operating System)と、各プロセッサーコアが処理する演算と、の関係の一例を示す表である。
以下、本発明のロボットの好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るロボットを示す側面図である。図2は、図1に示すロボットの機能ブロック図である。図3は、図1に示すロボットの基台の分解斜視図である。
図1に示すロボット1は、いわゆる水平多関節ロボットである。ロボット1の用途は、特に限定されないが、例えば、精密機器やこれを構成する部品等の対象物Wの給材、除材、搬送および組立等が挙げられる。
図1に示すロボット1は、基台11と、基台11に接続されている可動部12と、を備えている。
基台11は、例えば、床、壁、天井、台上、移動可能な台車上等の被設置面10に固定される。なお、以下の説明では、説明の便宜上、図1の上方を「上」、下方を「下」として説明する。また、図1および図3において、被設置面10の面内において互いに直交する2つの軸をX軸およびY軸とする。また、X軸およびY軸の双方に直交する軸をZ軸とする。
可動部12は、第1アーム121と、第2アーム122と、作動部123と、ハンド124と、配管125と、を有している。なお、可動部12に含まれるこれらの要素の数は、特に限定されず、任意の数とされる。第1アーム121は、基台11に対して回動可能に設けられている。第2アーム122は、第1アーム121に対して回動可能に設けられている。作動部123は、第2アーム122に対して直動可能かつ回動可能に設けられている。なお、作動部123の構成は、これに限定されず、直動可能であるものの、回動可能でなくてもよく、回動可能であるものの、直動可能でなくてもよい。
また、図1に示すロボット1は、基台11の内部に設けられた第1力検出部31と、外部に設置された教示装置61と、可動部12に装着された第1撮像部62と、外部に設置された第2撮像部63と、可動部12に装着された第2力検出部64と、を有している。なお、これらは、それぞれ必要に応じて設けられればよく、省略されてもよい。
以下、ロボット1の各部について説明する。
1.基台
図1に示す基台11は、被設置面10に載置される台座112と、台座112上に設けられる基台カバー114と、を有する。
台座112は、板状をなしており、下面が被設置部に当接している。また、台座112の上面には、第1力検出部31が載置されるようになっている。
また、図1に示す基台カバー114は、略直方体の外形形状を有している。なお、基台カバー114の外形形状は、これに限定されず、例えば正方形、円柱形等であってもよく、角部や稜線部が面取りされていたり、丸みを帯びたりしていてもよい。そして、基台カバー114の内部は中空になっている。
基台カバー114は、一部が分割され、本体1141と、本体1141の開口部1142を塞ぐように設けられた蓋体1143と、を含んでいる。そして、蓋体1143を取り外すことにより、開口部1142を介して基台カバー114の内部が開放されるようになっている。これにより、基台カバー114の内部に、基板類を収容する作業を容易に行うことができる。
基台カバー114の内部には、第1力検出部31、電源基板41、制御基板42および機能安全基板43が収容されている。また、基台カバー114の内部には、例えばラック、レール等、基板を配置可能な機構が設けられ、電源基板41、制御基板42および機能安全基板43は、このような機構によって支持されている。さらに、これらの基板は、開口部1142から外部に引き出し可能な位置に設けられており、修理や交換作業がより容易に行えるようになっている。そして、好ましくは、電源基板41、制御基板42および機能安全基板43が互いに重なるように配置されている。これにより、作業をさらに効率よく行うことができるとともに、省スペース化を図ることができる。
また、基台カバー114の内部には、第1駆動装置51が収容されている。第1駆動装置51は、基台11に対して第1アーム121を回動させる駆動力を発生させる。
さらに、基台カバー114は、例えばY軸に直交する外面114aに露出するように設けられたコネクター1151、1152を有している。
このうち、コネクター1151には、ケーブル1161の一端に設けられたコネクター1162が接続されている。また、このケーブル1161の他端には、プログラミングデバイスであるタブレット端末型の教示装置61が接続されている。
また、コネクター1152には、ケーブル1163の一端に設けられたコネクター1164が接続されている。このケーブル1163の他端には、ロボット1の外部、例えば天井や壁等に固定された第2撮像部63が接続されている。
なお、図1では、コネクター1151、1152が蓋体1143の外面114aに設けられているが、コネクター1151、1152の位置は特に限定されず、基台カバー114のその他の位置、または第2アーム122の外面であってもよい。
配管125は、基台カバー114と第2アーム122とを接続している。配管125の一端は、基台カバー114に接続されており、他端は、第2アーム122に接続されている。
このような基台11は、第1アーム121を支持している。なお、基台11は、第1アーム121を直接支持していてもよいし、間接的に支持していてもよい。
2.可動部
図1に示す可動部12は、前述したように、第1アーム121と、第2アーム122と、作動部123と、ハンド124と、配管125と、を有している。
図1に示す第1アーム121は、略直方体の外形形状を有している。なお、第1アーム121の外形形状は、これに限定されず、例えば直方体の角部や稜線部が面取りされていたり、丸みを帯びたりしていてもよい。
このような第1アーム121は、基台11に対して、第1回動軸AX1まわりに回動可能に設けられている。図1に示す第1回動軸AX1は、第1アーム121の長軸の一端部と基台11とが重なる位置に設けられ、Z軸と平行な軸である。第1アーム121は、前述した基台カバー114の内部に設けられている第1駆動装置51が発生させた駆動力により、第1回動軸AX1まわりに回動する。
図1に示す第2アーム122は、略直方体の外形形状を有している。なお、第2アーム122の外形形状は、これに限定されず、例えば直方体の角部や稜線部が面取りされていたり、丸みを帯びたりしていてもよい。
このような第2アーム122は、第1アーム121に対して第2回動軸AX2まわりに回動可能に設けられている。図1に示す第2回動軸AX2は、第1アーム121の長軸の他端部と第2アーム122のY軸方向の一端部とが重なる位置に設けられ、Z軸と平行な軸である。
また、第2アーム122のY軸方向の他端部には、第3回動軸AX3が設けられている。第3回動軸AX3には、後述する作動部123が設けられている。
第2アーム122は、内部が中空になっているアームカバー126を有する。前述した配管125の他端は、アームカバー126に接続されている。
アームカバー126の内部には、第2駆動装置52および第3駆動装置53が収容されている。第2駆動装置52は、第1アーム121に対して第2アーム122を回動させる駆動力を発生させる。第3駆動装置53は、第2アーム122に対して作動部123を直動および回動させる駆動力を発生させる。
また、アームカバー126は、その上面126aに露出するように設けられたコネクター1271、1272を有している。コネクター1271には、ケーブル1281の一端に設けられたコネクター1282が接続されている。また、このケーブル1281の他端には、アームカバー126の外面に固定されている第1撮像部62が接続されている。なお、図1では、コネクター1271、1272が上面126aに設けられているが、コネクター1271、1272の位置は特に限定されず、第2アーム122のその他の位置、または基台カバー114の外面であってもよい。
図1に示す作動部123は、Z軸と平行な方向に延在する円柱状をなし、側面に図示しないスプライン溝およびボールねじ溝が形成されているシャフト1231を有している。このシャフト1231は、アームカバー126の下面を貫通し、内部に挿通されている。また、作動部123は、アームカバー126の内部に設けられ、シャフト1231が挿通されているスプライン外筒1232およびボールねじナット1233を有している。したがって、作動部123は、いわゆるボールねじスプラインとして作動する。そして、第3駆動装置53が発生させた駆動力により、シャフト1231が第3回動軸AX3まわりに回動するとともに、第3回動軸AX3に沿って上下方向に直動する。
また、シャフト1231は、Z軸方向プラス側の面とマイナス側の面とを貫通する貫通孔1231aを有している。貫通孔1231aには、必要に応じて図示しないケーブル等が挿通可能になっている。
なお、図1および各図では、図示の便宜のため、第3駆動装置53により発生した駆動力をボールねじナット1233に伝達するように図示しているが、スプライン外筒1232に伝達させる駆動力については、図示を省略している別の駆動装置において発生させるようにすればよい。
図1に示すハンド124は、シャフト1231の下側の端部に設けられている。このハンド124は、シャフト1231に対して着脱可能に設けられている。これにより、ハンド124を様々な種類のエンドエフェクター、例えば吸着機構の付いた吸着ハンドと交換することができる。なお、ハンド124は、必要に応じて設けられる。
ハンド124には、ケーブル1291の一端が接続されている。また、ケーブル1291の他端には、コネクター1292が設けられている。そして、コネクター1292は、アームカバー126の上面126aに設けられたコネクター1272に接続されている。さらに、ケーブル1291は、固定具1293により、アームカバー126の外面に固定されている。なお、図1では、ケーブル1291がアームカバー126の外側に敷設されているが、シャフト1231の貫通孔1231aに挿通されていてもよい。
図1に示す第2力検出部64は、例えばハンド124の上面に設けられている。第2力検出部64は、ハンド124に加わる荷重を検出し、ハンド124の作動状況を捉えることができる。第2力検出部64としては、例えば力覚センサー、感圧センサー等が挙げられる。
図1に示す配管125は、細長いチューブである。配管125は、好ましくは可撓性を有しており、内部に挿通されているケーブルを、第1アーム121や第2アーム122の回動に伴う振動等から保護することができる。内部に挿通されているケーブルとしては、図1に示すロボット1の場合、基台11と、第2アーム122、作動部123、ハンド124、および第1撮像部62と、を接続する通信線や電源線等が挙げられる。
なお、配管125の全てが可撓性を有している必要はなく、部分的には剛性を有していてもよい。また、配管125と基台11との接続部、および、配管125と第2アーム122との接続部は、それぞれ互いに回動可能になっていてもよい。
3.駆動装置
第1駆動装置51は、駆動制御部512と、モーター514と、エンコーダー516と、を有している。第1駆動装置51は、基台11の内部に設けられている。
駆動制御部512は、制御基板42から出力された制御信号に基づいて、モーター514に電力を供給するとともに、モーター514の回動を制御するモーター制御信号を生成し、モーター514に向けて出力する。なお、駆動制御部512からモーター514に出力される電力およびモーター制御信号は、互いに同一の信号、すなわち電力の供給および回動の制御の双方を担う信号であってもよい。
モーター514は、回動軸が第1アーム121に接続されている。これにより、モーター514の回動により、第1アーム121を駆動することができる。
エンコーダー516は、駆動制御部512から供給される電力で作動し、モーター514の回動の状態を検出して、検出結果を駆動制御部512に出力する。検出結果は、制御基板42に出力される。
第2駆動装置52は、駆動制御部522と、モーター524と、エンコーダー526と、を有している。第2駆動装置52は、第2アーム122の内部に設けられている。
駆動制御部522は、制御基板42から出力された制御信号に基づいて、モーター524に電力を供給するとともに、モーター524の回動を制御するモーター制御信号を生成し、モーター524に向けて出力する。なお、駆動制御部522からモーター524に出力される電力およびモーター制御信号は、互いに同一の信号、すなわち電力の供給および回動の制御の双方を担う信号であってもよい。
モーター524は、回動軸が第2アーム122に接続されている。これにより、モーター524の回動により、第2アーム122を駆動することができる。
エンコーダー526は、駆動制御部522から供給される電力で作動し、モーター524の回動の状態を検出して、検出結果を駆動制御部522に出力する。検出結果は、制御基板42に出力される。
第3駆動装置53は、駆動制御部532と、モーター534と、エンコーダー536と、を有している。第3駆動装置53は、第2アーム122の内部に設けられている。
駆動制御部532は、制御基板42から出力された制御信号に基づいて、モーター534に電力を供給するとともに、モーター534の回動を制御するモーター制御信号を生成し、モーター534に向けて出力する。なお、駆動制御部532からモーター534に出力される電力およびモーター制御信号は、互いに同一の信号、すなわち電力の供給および回動の制御の双方を担う信号であってもよい。
モーター534は、回動軸が作動部123に接続されている。これにより、モーター534の回動により、作動部123を駆動することができる。
エンコーダー536は、駆動制御部532から供給される電力で作動し、モーター534の回動の状態を検出して、検出結果を駆動制御部532に出力する。検出結果は、制御基板42に出力される。
4.制御系
図1および図2に示すロボット1は、さらに、制御系として、電源基板41、制御基板42および機能安全基板43を有している。これらは、いずれも基台11の内部に配置されている。なお、図1では、一部の構成の図示を省略している。
4.1 電源基板
電源基板41は、ロボット1の外部に設けられた電源9から供給された交流電圧を受けて、直流電圧に変換し、直流電圧の信号または直流電流の信号を生成する。電源基板41は、配線420を介して生成された信号を制御基板42に出力し、制御基板42の作動に必要な電力を供給する。
電源基板41は、例えば図3に示すように、配線基板とその上に搭載されている各種電子部品とを有するボードである。なお、電源基板41は、ボード以外の形態であってもよいが、基台11への実装性の観点から、ボードの形態が好ましい。
4.2 機能安全基板
機能安全基板43は、配線430を介して第1力検出部31と接続されている。これにより、第1力検出部31からは、機能安全基板43の作動に必要な信号、例えば第1力検出部31による力検出信号を送信する。
一方、機能安全基板43は、配線431を介して第1駆動装置51と接続され、配線432を介して第2駆動装置52と接続され、配線433を介して第3駆動装置53と接続されている。機能安全基板43は、第1力検出部31に異常があることを検出した場合、第1駆動装置51、第2駆動装置52および第3駆動装置53に向けて異常信号を出力する。異常信号が入力された第1駆動装置51、第2駆動装置52および第3駆動装置53では、各モーターへの電力の供給を遮断する。これにより、可動部12の動作が停止する。
このように、機能安全基板43は、第1力検出部31に異常が認められた場合には、電力の供給を遮断することによって可動部12の作動を停止させる。これにより、ロボット1の作動中は、第1力検出部31から出力される力検出信号の信頼性が担保され、例えばロボット1の可動部12が物体や人に衝突した場合、かかる衝突の発生を確実に検出することができる。換言すれば、可動部12が物体や人に衝突したにもかかわらず、それを検出することができないという事態が発生するのを防止することができる。
また、上記のような可動部12の作動停止は、制御基板42に搭載されているプロセッサー7から出力される信号に基づいて行うことができるが、制御基板42に搭載されているプロセッサー7は、熱や電磁ノイズ等の影響等で処理能力が低下しやすい傾向がある。その一方、機能安全基板43は、機能が比較的単純であることから、搭載するプロセッサーにおいて熱や電磁ノイズ等に対する耐性を高めやすい。このため、制御基板42を介することなく、可動部12の作動を停止させることができるという点で、ロボット1の信頼性および安全性をより高めることができる。
さらに、機能安全基板43を制御基板42から独立させることにより、その分、制御基板42を小型化することができるので、これらを収容する基台11についても小型化を図ることができる。
また、図2に示す配線430は、2本の配線430a、430bを含み、二重化されている。そして、配線430a、430bには、第1力検出部31から双方に同様の力検出信号が出力されるように構成されている。機能安全基板43では、この2本の配線430a、430bにそれぞれ出力された力検出信号の差分を監視し、例えば差分がしきい値を超えた場合には、異常として判断する。これにより、機能安全基板43では、第1力検出部31の健全性を常時監視することができる。すなわち、第1力検出部31の内部に異常が発生した場合には、2本の配線430a、430bにそれぞれ出力される力検出信号の差分が大きくなる。したがって、この差分が増加し、しきい値を超えたことを検出することにより、第1力検出部31における異常の有無を判断することができる。
なお、配線430の二重化は必須ではなく、省略されてもよい。また、三重以上の多重化が図られていてもよい。また、異常の有無の判断基準は、しきい値を超えたか否かという基準に限定されず、それ以外の基準であってもよい。
また、配線431、432、433も、それぞれ二重化されているのが好ましい。これにより、異常信号の伝送をより確実に行うことができ、機能安全をさらに高めることができる。
なお、配線432、433は、それぞれ、配管125に挿通され、基台11から第2アーム122へと引き回されている。このため、配線432、433の損傷等が抑制され、さらなる機能安全に寄与する。
機能安全基板43は、例えば図3に示すように、配線基板とその上に搭載されている各種電子部品とを有するボードである。電子部品としては、例えばFPGA(Field-Programmable Gate Array)、CPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のようなプロセッサー、メモリー、インターフェース等が挙げられる。そして、メモリーに格納されている所定のプログラムをプロセッサーによって実行することにより、前述した機能安全のための制御を実現する。なお、機能安全基板43は、ボード以外の形態であってもよいが、基台11への実装性の観点から、ボードの形態が好ましい。
4.3 制御基板
制御基板42は、電源基板41から供給された電力により、第1駆動装置51、第2駆動装置52および第3駆動装置53の各作動を制御し、ロボット1による作業を実現する。
制御基板42は、例えば図3に示すように、配線基板とその上に搭載されている各種電子部品とを有するボードである。電子部品としては、図3に示すプロセッサー7が挙げられる。プロセッサーとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)が挙げられる。この他の電子部品としては、例えばメモリー、インターフェース等が挙げられる。そして、メモリーに格納されている所定のプログラムをプロセッサーによって実行することにより、前述した制御を実現する。なお、プログラムは、インターフェースを介して外部からダウンロードされたものであってもよい。また、制御基板42は、LAN(ローカルエリアネットワーク)等を介してインターネットに接続されていてもよい。また、制御基板42は、ボード以外の形態であってもよいが、基台11への実装性の観点から、ボードの形態が好ましい。
制御基板42と第1駆動装置51とは、配線421を介して接続されている。また、第1駆動装置51と第2駆動装置52とは、配管125に挿通された配線422を介して、第2駆動装置52と第3駆動装置53とは、配線423を介して、それぞれ接続されている。これにより、制御基板42と、第1駆動装置51、第2駆動装置52および第3駆動装置53とが、バス型配線で互いに接続されている。そして、制御基板42からは、第1駆動装置51、第2駆動装置52および第3駆動装置53の作動に必要な電力および制御信号を出力する。また、第1駆動装置51、第2駆動装置52および第3駆動装置53からは、制御基板42の作動に必要な信号、例えば各装置の作動状況を検出した信号を送信する。なお、配線形態は、これに限定されず、例えばスター型配線であってもよい。
また、制御基板42は、配線424を介して第1力検出部31と接続されている。これにより、制御基板42からは、第1力検出部31の作動に必要な電力および制御信号を出力する。また、第1力検出部31からは、制御基板42の作動に必要な信号、例えば第1力検出部31による力検出信号を送信する。
さらに、制御基板42は、配管125に挿通された配線425および前述したケーブル1291を介してハンド124と接続されている。これにより、制御基板42からは、ハンド124の作動に必要な電力および制御信号を出力する。また、ハンド124からは、制御基板42の作動に必要な信号、例えばハンド124の作動状況を検出した信号を送信する。
また、制御基板42は、配線426および前述したケーブル1161を介して教示装置61と接続されている。これにより、制御基板42からは、教示装置61の作動に必要な電力および制御信号を出力する。また、教示装置61からは、制御基板42の作動に必要な信号、例えばメモリーに記憶させるためのプログラム等を送信する。
さらに、制御基板42は、配管125に挿通された配線427および前述したケーブル1281を介して第1撮像部62と接続されている。これにより、制御基板42からは、第1撮像部62の作動に必要な電力および制御信号を出力する。また、第1撮像部62からは、制御基板42の作動に必要な信号、例えば第1撮像部62で撮像した画像データ等を送信する。
また、制御基板42は、配線428および前述したケーブル1163を介して第2撮像部63と接続されている。これにより、制御基板42からは、第2撮像部63の作動に必要な電力および制御信号を出力する。また、第2撮像部63からは、制御基板42の作動に必要な信号、例えば第2撮像部63で撮像した画像データ等を送信する。
さらに、制御基板42は、配管125に挿通された配線429を介して第2力検出部64と接続されている。この配線429は、さらに、シャフト1231の貫通孔1231aにも挿通されている。これにより、制御基板42からは、第2力検出部64の作動に必要な電力および制御信号を出力する。また、第2力検出部64からは、制御基板42の作動に必要な信号、例えば第2力検出部64による力検出信号を送信する。
以上のように、制御基板42は、第1力検出部31、ハンド124、教示装置61および第1撮像部62から送信される信号に基づき、第1駆動装置51、第2駆動装置52および第3駆動装置53の各作動を制御する。
ここで、図4は、図3に示す制御基板42が有するプロセッサー7(演算素子)を示す機能ブロック図である。図5は、図4に示すプロセッサー7の各プロセッサーコア70〜73に対応するOS(Operating System)と、各プロセッサーコア70〜73が処理する演算と、の関係の一例を示す表である。
図4に示すプロセッサー7は、4つのプロセッサーコア70〜73を含むマルチコアのCPUである。4つのプロセッサーコア70〜73は、互いに異なる処理を割り振ることにより、複数の演算を並列に処理することができる。これにより、全体の処理速度を高めることができる。
また、マルチコアCPUの利用方法としては、対称型マルチプロセッシング(SMP)と非対称型マルチプロセッシング(AMP)とがあるが、プロセッサー7は、非対称型マルチプロセッシングに対応したCPUであるのが好ましい。これにより、各プロセッサーコア70〜73で互いに異なるOSを使用することができるので、例えば汎用OSとリアルタイムOSとを併用することができ、ロボット1に用いるプロセッサー7として好適である。
具体的には、本実施形態では、プロセッサーコア70、71、72が、OSとしてLinux(登録商標)のような汎用OSを使用する。また、プロセッサーコア73は、ホストOS型のハイパーバイザーが適用されていてもよいが、好ましくはベアメタル型のハイパーバイザーを使用する。ベアメタル型のハイパーバイザーは、ホストOSを用いることなく、プロセッサーコア73上で直接稼働し、仮想化環境を構築するソフトウェアである。これにより、プロセッサーコア73においてリアルタイムOSを使用することができる。その結果、1つのプロセッサー7を用いつつ、汎用OSとリアルタイムOSとを併用することができる。このため、設計自由度を確保しつつ、ロボット1の小型化および省電力化を図ることができる。
また、プロセッサー7の各プロセッサーコア70〜73には、互いに異なる機能が割り振られている。すなわち、本実施形態に係るプロセッサー7は、演算処理が実現する機能ごとに、制御基板42の作動を制御するための演算を行う上位演算部700と、第1撮像部62からの出力を演算し、処理する撮像演算部710と、第1力検出部31からの出力を演算し、処理する力演算部731と、撮像演算部710による演算結果および力演算部731による演算結果に基づいて可動部12の動作を演算し、処理する動作演算部732と、を有している。そして、上位演算部700がプロセッサーコア70に割り振られ、撮像演算部710がプロセッサーコア71、72に割り振られ、力演算部731および動作演算部732がプロセッサーコア73に割り振られている。このようにして機能ごとに異なるプロセッサーコア70〜73に演算処理を割り振ることにより、互いに並行して処理を行うことができ、全体の処理効率を高めることができる。
このうち、上位演算部700は、制御基板42のファームウェアが実行されるコアである。
また、撮像演算部710は、可動部12に設けられる第1撮像部62からの出力、および、ロボット1の外部に設けられる第2撮像部63からの出力、をそれぞれ演算し、その演算結果を動作演算部732に出力するアプリケーションソフトウェアが実行されるコアである。具体的な演算結果としては、例えば、画像データから求められる対象物Wの位置や姿勢等が挙げられる。第2撮像部63は、ロボット1の外部から対象物Wを撮像することができるので、例えば、ロボット1に近づくように移動してくる対象物Wを捉え、その距離に応じてロボット1の作動を制御することにより、作業にかかるタクトタイムを短縮することができる。なお、本明細書では、第1撮像部62および第2撮像部63の双方を指して単に「撮像部」ともいう。撮像演算部710は、この撮像部からの出力を演算する機能を有している。
さらに、力演算部731は、基台11の内部に設けられる第1力検出部31からの出力、および、可動部12に設けられる第2力検出部64からの出力、をそれぞれ演算し、その演算結果を動作演算部732に出力するアプリケーションソフトウェアが実行されるコアである。具体的な演算結果としては、例えば、力検出信号から求められる基台11への荷重印加状況またはハンド124の作動状況等が挙げられる。なお、第2力検出部64は、ハンド124の作動状況を検出することができるので、その演算結果を用いることにより、ハンド124の作動状況に応じて第1アーム121や第2アーム122の動作を制御することが可能になる。
また、従来であれば、撮像演算部710、力演算部731および動作演算部732が、プロセッサー7の外部に設けられているとともに、基台11の外部に設けられていた。このため、各部を接続するケーブルや各部と制御装置(コントローラー)とを接続するケーブルの敷設に手間がかかるという問題があった。これに対し、本実施形態では、撮像演算部710、力演算部731および動作演算部732が、1つのプロセッサー7に内蔵されている。このため、撮像演算部710、力演算部731および動作演算部732と制御装置とを接続するケーブルは不要になり、ロボット1を設置する作業も容易になる。このため、比較的経験の浅いユーザーであっても、ロボット1を簡単に設置して使用することができる。
なお、上述した各演算部とは、マルチコアのプロセッサー7において、各機能を実現するアプリケーションソフトウェアやファームウェアが実行されるコアのことをいう。
また、プロセッサーコア70〜73の順序は、プロセッサー7内におけるコアの配列とは無関係である。したがって、各演算部は、上記と異なるコアに割り振られていてもよい。
また、プロセッサーコア73については、上述したようにベアメタル型のハイパーバイザーが使用されるように構成されていることから、本実施形態のように、機能が異なる力演算部731と動作演算部732の2つを、1つのプロセッサーコア73に割り振ることが可能になる。すなわち、仮想化環境が構築されているため、機能が異なる力演算部731および動作演算部732を1つのプロセッサーコア73に割り振ったとしても、並行に処理を実行することができる。
以上のように、本実施形態に係るロボット1は、基台11と、基台11に接続されている可動部12と、基台11の内部に位置している制御基板42と、を備えている。そして、制御基板42は、第1撮像部62からの出力を演算する撮像演算部710と、第1力検出部31からの出力を演算する力演算部731と、撮像演算部710による演算結果および力演算部731による演算結果に基づいて可動部12の動作を演算する動作演算部732と、を有する。
このようなロボット1によれば、上記演算部同士に接続するためのケーブルの敷設作業が不要になるため、設置作業を容易に行うことができる。また、撮像演算部710、力演算部731および動作演算部732が、1つのプロセッサー7に内蔵されていることから、ロボット1の小型化を図ることができる。
さらに、図3に示す制御基板42は、配線基板42aと、配線基板42a上に設けられているプロセッサー7(演算素子)と、を有している。そして、プロセッサー7は、シングルコアの素子に構築された仮想化環境において上記演算部が同時並行で処理するように構成された素子であってもよいが、好ましくは複数のプロセッサーコア70〜73(演算コア)を含んでいるのが好ましい。このようなマルチコアのプロセッサー7を有する制御基板42によれば、処理効率がより高くなるため、ロボット1の駆動をより高精度に制御することができる。
また、プロセッサー7(演算素子)は、前述したように、制御基板42の作動を制御する上位演算部700と、撮像演算部710と、力演算部731と、動作演算部732と、を有している。そして、上位演算部700はプロセッサーコア70に割り振られ、撮像演算部710はプロセッサーコア71、72に割り振られ、力演算部731および動作演算部732はプロセッサーコア73に割り振られている。したがって、撮像演算部710が対応するコア数は2つであり、上位演算部700が対応するコア数、力演算部731が対応するコア数、および、動作演算部732が対応するコア数、のいずれよりも多い。
このようなコア数の配分がなされていることにより、プロセッサー7のリソースを、比較的処理量が大きい撮像演算部710に多く割り振ることができる。したがって、撮像演算部710の処理が処理速度においてボトルネックになりにくく、全体の処理効率を低下するのを抑制することができる。
なお、撮像演算部710が対応するコア数は2つに限定されず、1つまたは3つ以上であってもよい。また、上位演算部700、力演算部731および動作演算部732がそれぞれ対応するコア数も、2つ以上であってもよい。
また、プロセッサー7に含まれるコア数も、2または3であっても、5以上であってもよい。
さらに、動作演算部732は、力演算部731による演算結果に基づいて、可動部12の動作を停止または減速させるように構成されている。例えば、第1力検出部31において可動部12が物体等に接触したことに伴う力検出信号が制御基板42に送信された場合、力演算部731においてその力検出信号を演算し、処理する。そして、その演算結果に基づいて、動作演算部732は、可動部12の動作を停止または減速させるための演算を行う。この演算結果、つまり、可動部12の動作を制御する制御信号を、第1駆動装置51、第2駆動装置52および第3駆動装置53に出力することにより、可動部12の動作を安全に制御することができる。
5.第1力検出部
図1および図2に示すロボット1は、第1力検出部31を有している。第1力検出部31は、前述したように、基台11の内部に位置している。
このように基台11の内部に設けられた第1力検出部31を有しているので、ロボット1は、可動部12全体と物体や人とが接触したことを検出することができる。つまり、第1力検出部31が例えば第2アーム122に設けられている場合は、第2アーム122に物体や人が接触したことを検出するに限られるのに対し、基台11の内部に第1力検出部31を設けることにより、上記のようにして可動部12全体において検出することが可能になる。このため、ロボット1の安全性をより高めることができる。
第1力検出部31としては、例えば3軸または6軸の力覚センサーが挙げられる。なお、第1力検出部31は、基台11の内部に設けられるものに限定されず、例えばロボット1の外部に設けられた力覚センサーであってもよい。しかしながら、内部に設けられることにより、上記のような効果をより確実に得ることができる。
6.配線
また、ロボット1は、基台11の内部に設けられ、第1力検出部31と制御基板42とを接続する配線424(第1配線)を備えている。これにより、ロボット1の外部では、少なくとも第1力検出部31と制御基板42とを接続するケーブル等の敷設作業が不要になる。このため、設置作業がより簡単なロボット1を実現することができる。
さらに、本実施形態に係るロボット1は、前述したように、基台11の内部に設けられ、第1力検出部31からの出力に基づいて第1力検出部31の異常を検出する機能安全基板43(機能安全部)を備えている。また、ロボット1は、併せて、第1力検出部31と機能安全基板43とを接続する配線430(第2配線)を備えている。
このような機能安全基板43を備えていることにより、第1力検出部31の健全性を担保することができる。これにより、可動部12が物体や人に衝突したにもかかわらず、それを検出することができないという事態が発生するのを防止することができる。
また、本実施形態に係るロボット1では、前述したように、第1力検出部31と機能安全基板43とを接続する配線430が多重化されている。そして、機能安全基板43は、第1力検出部31から一方の配線430aを介して出力される信号と、他方の配線430bを介して出力される信号と、の差に基づいて、第1力検出部31の異常を検出するように構成されている。
このようなロボット1によれば、第1力検出部31の健全性を常時監視することができるので、異常発生時には即座に可動部12の作動を停止させる措置を講じることができる。
さらに、本実施形態に係るロボット1の可動部12は、第1アーム121と、第1アーム121に対して回動する第2アーム122と、を有しているとともに、ロボット1は、基台11と第2アーム122とをつなぐ配管125と、第1撮像部62と制御基板42とを接続し、配管125に挿通されている配線427(第3配線)と、を備えている。
このようなロボット1では、配線427を基台カバー114の外側に引き回して制御基板42に接続するという作業が不要になる。つまり、配線427は、あらかじめ基台11の内部および第2アーム122の内部に敷設されているため、第1撮像部62を設置する際には、ケーブル1281と配線427とを接続すればよい。このため、設置作業を簡素化することができる。
また、本実施形態に係るロボット1の可動部12は、エンドエフェクターであるハンド124と制御基板42とを接続し、配管125に挿通されている配線425(第4配線)を備えている。
このようなロボット1では、配線425を基台カバー114の外側に引き回して制御基板42に接続するという作業が不要になる。つまり、配線425は、あらかじめ基台11の内部および第2アーム122の内部に敷設されているため、ハンド124を設置する際には、ケーブル1291と配線425とを接続すればよい。このため、設置作業を簡素化することができる。
以上、本発明のロボットを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、前記実施形態には、他の任意の構成物が付加されていてもよい。さらに、前記実施形態では、撮像演算部、力演算部および動作演算部が同一のプロセッサーに内蔵されているが、本発明はこれに限定されず、例えば同一のボードに搭載された互いに異なるプロセッサーであってもよい。
1…ロボット、7…プロセッサー、9…電源、10…被設置面、11…基台、12…可動部、31…第1力検出部、41…電源基板、42…制御基板、42a…配線基板、43…機能安全基板、51…第1駆動装置、52…第2駆動装置、53…第3駆動装置、61…教示装置、62…第1撮像部、63…第2撮像部、64…第2力検出部、70…プロセッサーコア、71…プロセッサーコア、72…プロセッサーコア、73…プロセッサーコア、112…台座、114…基台カバー、114a…外面、121…第1アーム、122…第2アーム、123…作動部、124…ハンド、125…配管、126…アームカバー、126a…上面、420…配線、421…配線、422…配線、423…配線、424…配線、425…配線、426…配線、427…配線、428…配線、429…配線、430…配線、430a…配線、430b…配線、431…配線、432…配線、433…配線、512…駆動制御部、514…モーター、516…エンコーダー、522…駆動制御部、524…モーター、526…エンコーダー、532…駆動制御部、534…モーター、536…エンコーダー、700…上位演算部、710…撮像演算部、731…力演算部、732…動作演算部、1141…本体、1142…開口部、1143…蓋体、1151…コネクター、1152…コネクター、1161…ケーブル、1162…コネクター、1163…ケーブル、1164…コネクター、1231…シャフト、1231a…貫通孔、1232…スプライン外筒、1233…ボールねじナット、1271…コネクター、1272…コネクター、1281…ケーブル、1282…コネクター、1291…ケーブル、1292…コネクター、1293…固定具、AX1…第1回動軸、AX2…第2回動軸、AX3…第3回動軸、W…対象物

Claims (11)

  1. 基台と、
    前記基台に接続されている可動部と、
    撮像部からの出力を演算する撮像演算部と、第1力検出部からの出力を演算する力演算部と、前記撮像演算部による演算結果および前記力演算部による演算結果に基づいて前記可動部の動作を演算する動作演算部と、を有する制御基板と、
    を備え、
    前記制御基板は、前記基台の内部に位置していることを特徴とするロボット。
  2. 前記制御基板は、配線基板と、前記配線基板上に設けられている演算素子と、を有し、
    前記演算素子は、複数の演算コアを含む請求項1に記載のロボット。
  3. 前記演算素子は、前記制御基板の作動を制御する上位演算部と、前記撮像演算部と、前記力演算部と、前記動作演算部と、を有し、
    前記撮像演算部に対応する前記演算コアの数は、前記上位演算部に対応する前記演算コアの数、前記力演算部に対応する前記演算コアの数、および、前記動作演算部に対応する前記演算コアの数、のいずれよりも多い請求項2に記載のロボット。
  4. 前記第1力検出部を備え、
    前記第1力検出部は、前記基台の内部に位置している請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロボット。
  5. 前記動作演算部は、前記力演算部による演算結果に基づいて、前記可動部の動作を停止または減速させるための演算を行う請求項4に記載のロボット。
  6. 前記基台の内部に設けられ、前記第1力検出部と前記制御基板とを接続する第1配線を備える請求項5に記載のロボット。
  7. 前記力演算部は、前記可動部に設けられる第2力検出部からの出力を演算する請求項4ないし6のいずれか1項に記載のロボット。
  8. 前記基台の内部に設けられ、前記第1力検出部からの出力に基づいて前記第1力検出部の異常を検出する機能安全部と、
    前記第1力検出部と前記機能安全部とを接続する第2配線と、
    を備える請求項4ないし7のいずれか1項に記載のロボット。
  9. 前記第2配線は、多重化されており、
    前記機能安全部は、一方の前記第2配線からの信号と、他方の前記第2配線からの信号と、の差に基づいて、前記異常を検出する請求項8に記載のロボット。
  10. 前記可動部は、第1アームと、前記第1アームに対して回動する第2アームと、を有し、
    さらに、前記基台と前記第2アームとをつなぐ配管と、前記撮像部と前記制御基板とを接続し、前記配管に挿通されている第3配線と、を備える請求項1ないし9のいずれか1項に記載のロボット。
  11. 前記可動部は、エンドエフェクターと前記制御基板とを接続し、前記配管に挿通されている第4配線を備える請求項10に記載のロボット。
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