JP6859675B2 - ロボット、及びロボットシステム - Google Patents

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JP6859675B2 JP2016225732A JP2016225732A JP6859675B2 JP 6859675 B2 JP6859675 B2 JP 6859675B2 JP 2016225732 A JP2016225732 A JP 2016225732A JP 2016225732 A JP2016225732 A JP 2016225732A JP 6859675 B2 JP6859675 B2 JP 6859675B2
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Description

この発明は、ロボット、及びロボットシステムに関する。
ロボットを制御するロボット制御装置の処理の少なくとも一部を、ロボット制御装置に
制御される複数の他の制御装置のそれぞれに処理させることにより、ロボット制御装置に
掛かる負荷を抑制する技術の研究や開発が行われている。
これに関し、メイン制御装置と複数のサブ制御装置とをシリアル通信ケーブルにより接
続した分散制御システムにおいて、各サブ制御装置が連携して動作するための同期信号を
送受信する信号線を当該通信ケーブルが具備する分散制御システムが知られている(特許
文献1参照)。
特開平11−167406号公報
しかしながら、このような分散制御システムでは、メイン制御装置に掛かる処理負荷、
通信負荷等の負荷によってメイン制御装置から送信される同期信号の周期が変動してしま
う場合があった。その結果、当該分散制御システムでは、サブ制御装置の制御周期が変動
してしまうことがあった。また、当該分散制御システムでは、メイン制御装置とサブ制御
装置とを繋ぐ通信ケーブルが、メイン制御装置とサブ制御装置とを同期させる同期信号の
送受信専用の信号線を具備する必要があり、信号線の数を増加させてしまう場合があった
。その結果、当該分散制御システムでは、通信ケーブルに要するコストを抑制することが
困難な場合があった。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、第1制御装置と、前記
第1制御装置によって制御される1つ以上の第2制御装置と、を備え、前記第2制御装置
は、前記第2制御装置が制御する制御対象を所定周期で制御し、前記所定周期は、前記第
2制御装置が前記第1制御装置から第1時刻に受信した第1情報と、前記第2制御装置が
前記第1制御装置から第2時刻に受信した第2情報とに基づいて求められる、ロボットで
ある。
この構成により、ロボットでは、第2制御装置は、第2制御装置が制御する制御対象を
所定周期で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置から第1時刻に受信した第
1情報と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受信した第2情報とに基づいて求
められる。これにより、ロボットは、第2制御装置が制御対象を制御する所定周期の変動
を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、複数の前記第2制御装置を備える、構
成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットでは、複数の第2制御装置毎に、第2制御装置は、第2制御
装置が制御する制御対象を所定周期で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置
から第1時刻に受信した第1情報と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受信し
た第2情報とに基づいて求められる。これにより、ロボットは、複数の第2制御装置のそ
れぞれについて、第2制御装置が制御対象を制御する所定周期の変動を抑制することがで
きる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1制御装置と前記第2制御装置
との通信は、シリアル通信である、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットでは、第1制御装置と第2制御装置との通信は、シリアル通
信である。これにより、ロボットは、シリアル通信によって第1制御装置と通信する第2
制御装置が制御対象を制御する所定周期の変動を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記シリアル通信の規格は、コントロ
ーラーエリアネットワークである、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットでは、シリアル通信の規格は、コントローラーエリアネット
ワークである。これにより、ロボットは、コントローラーエリアネットワークに基づいて
行われるシリアル通信によって第1制御装置と通信する第2制御装置が制御対象を制御す
る所定周期の変動を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第1情報及び前記第2情報は、制
御パラメーターを含む、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットでは、第1情報及び第2情報は、制御パラメーターを含む。
これにより、ロボットは、制御パラメーターを含む第1情報と、制御パラメーターを含む
第2情報とに基づいて、第2制御装置が制御対象を制御する所定周期の変動を抑制するこ
とができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記制御対象は、モーターである、構
成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットでは、第2制御装置は、第2制御装置が制御するモーターを
所定周期で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置から第1時刻に受信した第
1情報と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受信した第2情報とに基づいて求
められる。これにより、ロボットは、第2制御装置がモーターを制御する所定周期の変動
を抑制することができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、前記第2制御装置は、前記モーターに
設けられている、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットでは、第2制御装置は、モーターに設けられている。これに
より、ロボットは、第1制御装置と第2制御装置とが一体に構成された場合と比較して、
第1制御装置を小さくすることができる。
また、本発明の他の態様は、ロボットにおいて、可動部を支持する基台を備え、
前記第1制御装置は、前記基台の内部に設けられている、構成が用いられてもよい。
この構成により、ロボットでは、第1制御装置は、基台の内部に設けられている。これ
により、ロボットは、第1制御装置が基台の外部に設けられている場合と比較して、ロボ
ットが設置されている範囲の専有面積を小さくすることができる。
また、本発明の他の態様は、第1制御装置と、前記第1制御装置によって制御される1
つ以上の第2制御装置と、を備え、前記第1制御装置と前記第2制御装置とを接続する配
線は、同期情報の送信にのみ用いられる配線を含まない、ロボットである。
この構成により、ロボットでは、第1制御装置と第2制御装置とを接続する配線は、同
期情報の送信にのみ用いられる配線を含まない。これにより、ロボットは、第1制御装置
と第2制御装置とを同期させる同期情報の送信にのみ用いられる配線を具備することなく
、第2制御装置の制御対象を第2制御装置に所定周期で制御させることができる。
また、本発明の他の態様は、上記に記載のロボットと、前記第1制御装置と、前記第2
制御装置と、を備えるロボットシステムである。
この構成により、ロボットシステムでは、第2制御装置は、第2制御装置が制御する制
御対象を所定周期で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置から第1時刻に受
信した第1情報と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受信した第2情報とに基
づいて求められる。これにより、ロボットシステムは、第2制御装置が制御対象を制御す
る所定周期の変動を抑制することができる。
以上により、ロボット、及びロボットシステムでは、第2制御装置は、第2制御装置が
制御する制御対象を所定周期で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置から第
1時刻に受信した第1情報と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受信した第2
情報とに基づいて求められる。これにより、ロボットシステムは、第2制御装置が制御対
象を制御する所定周期の変動を抑制することができる。
また、ロボットでは、第1制御装置と第2制御装置とを接続する配線は、同期情報の送
信にのみ用いられる配線を含まない。これにより、ロボットは、第1制御装置と第2制御
装置とを同期させる同期情報の送信にのみ用いられる配線を具備することなく、第1制御
装置と第2制御装置と同期させることができる。
実施形態に係るロボット1の構成の一例を示す図である。 ロボット制御装置30と、モーター制御装置5のそれぞれとの接続状態の一例を示す図である。 本実施形態におけるフレームによって規定される複数の情報を例示する図である。 ロボット制御装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。 モーター制御装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。 ロボット制御装置30及びモーター制御装置5の機能構成の一例を示す図である。 モーター制御装置5が所定周期を算出する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 周期算出部565が所定周期を算出する処理の一例を模式的に表した図である。
<実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<ロボットの構成>
まず、ロボット1の構成について説明する。
図1は、実施形態に係るロボット1の構成の一例を示す図である。ロボット1は、支持
台Bと、支持台Bにより支持された可動部Aを備えるスカラロボット(水平多関節ロボッ
ト)である。なお、ロボット1は、スカラロボットに代えて、垂直多関節ロボットや直角
座標ロボット等の他のロボットであってもよい。なお、当該垂直多関節ロボットは、1つ
の腕を備える単腕ロボットであってもよく、2つの腕を備える双腕ロボット(2つの腕を
備える複腕ロボット)であってもよく、3つ以上の腕を備える複腕ロボットであってもよ
い。また、当該直角座標ロボットは、例えば、ガントリロボットである。
支持台Bは、2つの部位から構成されている。当該部位のうちの一方が基台B1であり
、他方が第1筐体B2である。なお、支持台Bは、基台B1のみによって構成されてもよ
い。
基台B1は、床面や壁面等の設置面に設置される。基台B1は、外形として、ほぼ直方
体(又は、立方体でもよい)の形状を有しており、板状の面から構成されていて、中空と
なっている。基台B1の上面の一部である第1上面M1には、第1筐体B2が固定されて
いる。そして、基台B1の内側の空間は、第1筐体B2の内側の空間と繋がっている。基
台B1の上面は、基台B1が有する面のうち設置面と反対側の面である。また、基台B1
の上面のうち第1上面M1以外の部分である第2上面M2と設置面との間の距離は、第1
上面M1と設置面との間の距離と比べて短い。このため、第2上面M2と第1筐体B2と
の間には、間隙が存在する。また、第2上面M2には、可動部Aが設けられている。すな
わち、基台B1は、可動部Aを支持している。なお、基台B1の形状は、このような形状
に代えて、可動部Aを支持可能であり、且つ、基台B1の上面の一部に第1筐体B2が固
定可能な形状であれば他の形状であってもよい。
第1筐体B2は、外形として、直方体(又は、立方体でもよい)を構成する互いに対向
する2つの面に対して垂直な方向に、これら2つの面のそれぞれにおける1個の頂点を含
む三角形の部分が除かれるように切り落とした形状を有している。ここで、当該部分を切
り落とした形状は、必ずしも当該部分を切り落とす加工によって構成されなくてもよく、
例えば、初めから同様な形状を形成する加工によって構成されてもよい。第1筐体B2は
、外形としてこのような多面体の形状を有しており、板状の面から構成されていて、中空
となっている。なお、第1筐体B2の形状は、このような形状に代えて、基台B1の上面
の一部に第1筐体B2が固定可能な形状であれば他の形状であってもよい。
可動部Aは、基台B1によって第1軸AX1周りに回動可能に支持された第1アームA
1と、第1アームA1によって第2軸AX2周りに回動可能に支持された第2アームA2
と、第2アームA2によって第3軸AX3周りに回動可能且つ第3軸AX3の軸方向に並
進可能に支持されたシャフトSを備える。
シャフトSは、円柱形状の軸体である。シャフトSの周表面には、図示しないボールね
じ溝と、図示しないスプライン溝とがそれぞれ形成されている。シャフトSは、この一例
において、第2アームA2の端部のうちの第1アームA1と反対側の端部を、支持台Bが
設置された設置面に対して垂直な方向である第1方向に貫通し、設けられる。また、シャ
フトSの端部のうちの当該設置面側の端部は、エンドエフェクターを取り付け可能である
。当該エンドエフェクターは、物体を把持可能なエンドエフェクターであってもよく、空
気や磁気等によって物体を吸着可能なエンドエフェクターであってもよく、他のエンドエ
フェクターであってもよい。
第1アームA1は、この一例において、第1軸AX1周りに回動するので、第2方向に
移動する。第2方向は、前述の第1方向に直交する方向である。第2方向は、例えば、ワ
ールド座標系やロボット座標系RCにおけるXY平面に沿った方向である。第1アームA
1は、支持台Bが備える第1モーター41によって第1軸AX1周りに回動させられる。
すなわち、第1軸AX1は、第1モーター41の回動軸と一致する軸である。なお、図1
において、第1モーター41は、図を簡略化するため、省略している。
第2アームA2は、この一例において、第2軸AX2周りに回動するので、第2方向に
移動する。第2アームA2は、第2アームA2が備える第2モーター42によって第2軸
AX2周りに回動させられる。すなわち、第2軸AX2は、第2モーター42の回動軸と
一致する軸である。なお、図1において、第2モーター42は、図を簡略化するため、省
略している。
また、第2アームA2は、第3モーター43及び第4モーター44を備え、シャフトS
を支持する。第3モーター43は、シャフトSのボールねじ溝の外周部に設けられたボー
ルねじナットをタイミングベルト等で回動させることにより、シャフトSを第1方向に移
動(昇降)させる。第4モーター44は、シャフトSのスプライン溝の外周部に設けられ
たボールスプラインナットをタイミングベルト等で回動させることにより、シャフトSを
第3軸AX3周りに回動させる。なお、図1において、第3モーター43及び第4モータ
ー44は、図を簡略化するため、省略している。
以下では、一例として、第1モーター41〜第4モーター44のそれぞれが、すべて同
じ構成を有している場合について説明する。また、以下では、説明の便宜上、第1モータ
ー41〜第4モーター44のそれぞれを区別する必要がない限り、モーター4と称して説
明する。なお、モーター4のうちの一部又は全部は、互いに異なる構成を有するモーター
であってもよい。
また、ロボット1は、第1制御装置と、1つ以上の第2制御装置とを備える。
第1制御装置は、第2制御装置よりも上位の制御装置である。すなわち、第1制御装置
は、1つ以上の第2制御装置のそれぞれを制御し、1つ以上の第2制御装置のそれぞれは
、第1制御装置によって制御される。より具体的には、第1制御装置は、第1制御装置が
行う処理の少なくとも一部を当該1つ以上の第2制御装置のそれぞれに分散して行わせる
分散制御を行う。
この一例において、第1制御装置は、図1において図示しないロボット制御装置30で
ある。なお、第1制御装置は、ロボット制御装置30に代えて、ロボット制御装置30を
制御する更に上位の制御装置、ロボット制御装置30により制御される制御装置であって
第2制御装置を制御する制御装置等の他の制御装置であってもよい。
ロボット1は、ロボット制御装置30の一部を基台B1の内側の空間に内蔵し、ロボッ
ト制御装置30の残りの一部を第1筐体B2の内側の空間に内蔵する。これにより、ロボ
ット1は、ロボット制御装置30が基台B1及び第1筐体B2の外部に設けられている場
合と比較して、ロボット1が設置されている範囲の専有面積を小さくすることができる。
なお、ロボット1は、ロボット制御装置30の全部を基台B1と第1筐体B2とのうちい
ずれか一方の内側に内蔵する構成であってもよい。この場合、ロボット1は、ロボット制
御装置30が基台B1又は第1筐体B2の外部に設けられている場合と比較して、ロボッ
ト1が設置されている範囲の専有面積を小さくすることができる。また、ロボット1は、
ロボット制御装置30を内蔵する構成に代えて、ロボット1と別体のロボット制御装置3
0が外付けされる構成であってもよい。
また、この一例において、ロボット1は、第1制御装置であるロボット制御装置30に
よって制御される1以上の第2制御装置として、モーター4のそれぞれを制御するモータ
ー制御装置を備える。すなわち、モーター4は、第2制御装置が制御する制御対象の一例
である。以下では、説明の便宜上、第1モーター41を制御するモーター制御装置を第1
モーター制御装置51と称し、第2モーター42を制御するモーター制御装置を第2モー
ター制御装置52と称し、第3モーター43を制御するモーター制御装置を第3モーター
制御装置53と称し、第4モーター44を制御するモーター制御装置を第4モーター制御
装置54と称して説明する。また、以下では、第1モーター制御装置51〜第4モーター
制御装置54のそれぞれを区別する必要がない限り、モーター制御装置5と称して説明す
る。なお、第2制御装置は、モーター制御装置5に代えて、他の制御装置であってもよい
。例えば、第2制御装置は、制御対象としてエンドエフェクターを制御する制御装置、制
御対象として撮像部(カメラ)を制御する制御装置、制御対象としてジャイロ、力センサ
ー等の各種のセンサーを制御する制御装置、制御対象として画像処理装置を制御する制御
装置等の他の制御装置であってもよい。また、ロボット1とロボット制御装置30とが別
体に構成される場合、ロボット1と、第1制御装置であるロボット制御装置30と、第2
制御装置であるモーター制御装置5とは、ロボットシステムを構成する。換言すると、当
該ロボットシステムは、ロボット1と、第1制御装置としてのロボット制御装置30と、
第2制御装置としてのモーター制御装置5とを備える。
モーター制御装置5のそれぞれは、ロボット制御装置30と有線によって通信可能に接
続されている。当該有線による通信は、CAN(コントローラーエリアネットワーク)の
規格に基づくシリアル通信である。なお、モーター制御装置5のそれぞれは、ロボット制
御装置30と無線によって通信可能に接続される構成であってもよい。また、当該有線に
よる通信は、CANの規格に基づくシリアル通信に代えて、他の規格に基づくシリアル通
信であってもよく、パラレル通信であってもよい。
ここで、図2は、ロボット制御装置30と、モーター制御装置5のそれぞれとの接続状
態の一例を示す図である。図2に示したように、ロボット制御装置30と、モーター制御
装置5のそれぞれとは、シリアル通信を行う。
ロボット制御装置30は、ロボット1を制御するコントローラーである。ロボット制御
装置30は、モーター制御装置5のそれぞれにモーター4のそれぞれを制御させることに
より、ロボット1を動作させる。すなわち、この一例におけるロボット制御装置30は、
ロボット制御装置30が行うモーター4のそれぞれを制御する処理の少なくとも一部をモ
ーター制御装置5のそれぞれに分散して行わせる分散制御によってロボット1を動作させ
る。これにより、ロボット制御装置30は、ロボット1に所定の作業を行わせる。
<ロボット制御装置とモーター制御装置とが行う処理の概要>
以下、ロボット制御装置30による分散制御においてロボット制御装置30とモーター
制御装置5のそれぞれとが行う処理の概要について説明する。
ロボット制御装置30は、所定の通信周期毎に、予め決められたフレームによって規定
される複数の情報の送受信をモーター制御装置5のそれぞれとの間で行う。当該フレーム
において、当該複数の情報は、予め決められた順に並べられる。すなわち、ロボット制御
装置30は、所定の通信周期毎に、当該複数の情報の送受信をモーター制御装置5のそれ
ぞれとの間で予め決められた順に行う。また、当該フレームにおいて、当該複数の情報の
それぞれのビット数は、当該情報毎に予め決められている。また、当該複数の情報には、
ロボット制御装置30がモーター制御装置5のそれぞれを制御するための制御パラメータ
ーを含む制御情報、モーター制御装置5のそれぞれからロボット制御装置30に送信する
各種の情報等を含む。通信周期は、例えば、2ミリ秒である。なお、通信周期は、2ミリ
秒に代えて、2ミリ秒より短い周期であってもよく、2ミリ秒より長い周期であってもよ
い。また、通信周期には、少なくとも±10%程度の誤差が含まれる構成であってもよい
。ここで、図3は、本実施形態におけるフレームによって規定される複数の情報を例示す
る図である。
ロボット制御装置30は、通信周期毎に、図3に示したフレームによって規定される複
数の情報、すなわち、情報FR1、情報FR2、その他の各種の1以上の情報の送受信を
モーター制御装置5との間で行う。当該フレームにおいて、情報FR1、情報FR2、そ
の他の各種の1以上の情報のそれぞれは、情報FR1、情報FR2、その他の各種の1以
上の情報の順に並べられている。また、当該フレームにおいて、その他の各種の1以上の
情報のそれぞれは、予め決められた順に並べられている。なお、図3では、CANに基づ
くシリアル通信の同期を行う情報を省略している。
情報FR1には、情報FR1を識別する識別情報ID1と、第1制御パラメーターとが
含まれている。第1制御パラメーターには、第1モーター41を回動させる回動角を示す
制御パラメーターと、第2モーター42を回動させる回動角を示す制御パラメーターとが
含まれている。すなわち、情報FR1は、第1モーター制御装置51に第1モーター41
を回動させる制御情報であり、且つ、第2モーター制御装置52に第2モーター42を回
動させる制御情報である。第1モーター制御装置51が情報FR1を受信した場合、第1
モーター制御装置51は、第1制御パラメーターに含まれる制御パラメーターのうち、第
1モーター41を回動させる回動角を示す制御パラメーターに基づいて第1モーター41
を回動させる。また、第2モーター制御装置52が情報FR1を受信した場合、第2モー
ター制御装置52は、第1制御パラメーターに含まれる制御パラメーターのうち、第2モ
ーター42を回動させる回動角を示す制御パラメーターに基づいて第2モーター42を回
動させる。なお、第1制御パラメーターには、第1モーター制御装置51に第1モーター
41を当該制御パラメーターが示す回動角回動させる指令を示す制御パラメーター、第2
モーター制御装置52に第2モーター42を当該制御パラメーターが示す回動角回動させ
る指令を示す制御パラメーター等の他のパラメーターが含まれる構成であってもよい。
情報FR2には、情報FR2を識別する識別情報ID2と、第2制御パラメーターとが
含まれている。第2制御パラメーターには、第3モーター43を回動させる回動角を示す
制御パラメーターと、第4モーター44を回動させる回動角を示す制御パラメーターとが
含まれている。すなわち、情報FR2は、第3モーター制御装置53に第3モーター43
を回動させる制御情報であり、且つ、第4モーター制御装置54に第4モーター44を回
動させる制御情報である。第3モーター制御装置53が情報FR2を受信した場合、第3
モーター制御装置53は、第2制御パラメーターに含まれる制御パラメーターのうち、第
3モーター43を回動させる回動角を示す制御パラメーターに基づいて第3モーター43
を回動させる。また、第4モーター制御装置54が情報FR2を受信した場合、第4モー
ター制御装置54は、第2制御パラメーターに含まれる制御パラメーターのうち、第4モ
ーター44を回動させる回動角を示す制御パラメーターに基づいて第4モーター44を回
動させる。なお、第2制御パラメーターには、第3モーター制御装置53に第3モーター
43を当該制御パラメーターが示す回動角回動させる指令を示す制御パラメーター、第4
モーター制御装置54に第4モーター44を当該制御パラメーターが示す回動角回動させ
る指令を示す制御パラメーター等の他のパラメーターが含まれる構成であってもよい。
ロボット制御装置30は、各フレームにおいて、情報FR1、情報FR2、その他の各
種の1以上の情報のそれぞれの送受信をモーター制御装置5のそれぞれとの間で当該フレ
ームによって予め決められた順に行う。また、ロボット制御装置30は、各フレームにお
いて、情報FR1、情報FR2、その他の各種の1以上の情報のそれぞれのうち、ロボッ
ト制御装置30からモーター制御装置5のそれぞれに送信される情報を、モーター制御装
置5のそれぞれにマルチキャスト送信する。これにより、モーター制御装置5のそれぞれ
は、通信周期毎に情報FR1を受信する。モーター制御装置5のそれぞれは、通信周期毎
に受信した情報FR1に含まれる識別情報ID1を、モーター制御装置5同士の任意の動
作の時間を同期させるための同期情報として使用可能である。そこで、この一例における
モーター制御装置5のそれぞれは、ロボット制御装置30から情報FR1に含まれる識別
情報ID1を受信した場合、当該同期情報を受信したと判定する。そして、モーター制御
装置5のそれぞれは、識別情報ID1を受信した時刻に基づいて、所定周期で制御対象で
あるモーター4のそれぞれを制御する。例えば、モーター制御装置5のそれぞれは、当該
時刻から所定周期が経過するまでの間にモーター4のそれぞれを制御する。また、例えば
、モーター制御装置5のそれぞれは、当該時刻から所定時間が経過した時刻から所定周期
が経過するまでの間にモーター4のそれぞれを制御する。以下では、同期情報と称した場
合、モーター制御装置5同士の任意の動作の時間を同期させるための同期情報を意味する
。なお、当該時間の同期には、少なくとも±10%程度の誤差が含まれる構成であっても
よい。また、所定周期には、少なくとも±10%程度の誤差が含まれる構成であってもよ
い。
なお、ロボット制御装置30は、各フレームにおける情報FR1に含まれる識別情報I
D1に代えて、各フレームにおいて変化しない情報であって識別情報ID1と異なる情報
を同期情報としてモーター制御装置5のそれぞれに送信する構成であってもよい。すなわ
ち、モーター制御装置5のそれぞれは、各フレームにおける情報FR1に含まれる識別情
報ID1に代えて、各フレームにおいて変化しない情報であって識別情報ID1と異なる
情報を同期情報としてロボット制御装置30から受信する構成であってもよい。当該情報
は、例えば、情報FR1に含まれる情報であってもよく、その他の各種の1以上の情報の
いずれかに含まれる情報であってもよく、情報FR1、情報FR2、その他の各種の1以
上の情報のいずれとも異なる他の情報であってもよい(すなわち、ロボット制御装置30
は、各フレームにおいて、制御パラメーターを含む情報と、同期情報を表す情報とを別々
に送信してもよい)。
このように、ロボット制御装置30がモーター制御装置5のそれぞれに対して情報FR
1を同期情報として送信するため、ロボット1では、ロボット制御装置30とモーター制
御装置5のそれぞれとを接続する各配線には、同期情報の送信にのみ用いられる配線が含
まれていない。その結果、ロボット1では、ロボット制御装置30は、当該配線が具備さ
れていなくても、モーター制御装置5に制御対象であるモーター4を所定周期で制御させ
ることができる。
ここで、モーター制御装置5と異なるモーター制御装置X(例えば、従来のモーター制
御装置等)は、ロボット制御装置30から通信周期毎に情報FR1を受信し、前述の所定
周期として前述の通信周期毎にモーター4を制御する。しかし、ロボット制御装置30に
何らかの負荷が掛かった場合、ロボット制御装置30から情報FR1が送信される周期が
通信周期からずれることがある。この場合、モーター制御装置Xは、通信周期からずれた
周期で情報FR1を受信する。その結果、モーター制御装置Xは、当該周期でモーター4
を制御することになる。
このようなロボット制御装置30の通信周期とモーター制御装置5がモーター4を制御
する所定周期との間に生じるずれを小さくするため、モーター制御装置5のそれぞれは、
ロボット制御装置30から過去に情報FR1を受信した時刻(又はロボット制御装置30
から過去に情報FR1を受信した時間間隔)に基づいて、モーター4を制御する所定周期
を算出する。そして、モーター制御装置5のそれぞれは、ロボット制御装置30から情報
FR1を受信した場合、情報FR1(より具体的には、識別情報ID1)を受信した時刻
に基づいて、モーター4のそれぞれを算出した所定周期で制御する。以下では、モーター
制御装置5のそれぞれが所定周期を算出する処理について詳しく説明する。
<ロボット制御装置のハードウェア構成>
以下、図4を参照し、ロボット制御装置30のハードウェア構成について説明する。図
4は、ロボット制御装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。
ロボット制御装置30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)31と、記
憶部32と、入力受付部33と、通信部34と、表示部35を備える。これらの構成要素
は、バスBus1を介して相互に通信可能に接続されている。また、ロボット制御装置3
0は、通信部34を介してモーター制御装置5のそれぞれと通信を行う。
CPU31は、記憶部32に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部32は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive
)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、R
OM(Read−Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含む。なお、記憶
部32は、ロボット制御装置30に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル入出力
ポート等によって接続された外付け型の記憶装置であってもよい。記憶部32は、ロボッ
ト制御装置30が処理する各種情報、ロボット20を動作させる動作プログラムを含む各
種プログラム、各種の画像等を格納する。
入力受付部33は、例えば、キーボードやマウス、タッチパッド、その他の入力装置で
ある。なお、入力受付部33は、これらに代えて、表示部35と一体に構成されたタッチ
パネルであってもよい。
通信部34は、例えば、USB等のデジタル入出力ポートやイーサネット(登録商標)
ポート等を含んで構成される。
表示部35は、例えば、液晶ディスプレイパネル、あるいは、有機EL(ElectroLumin
escence)ディスプレイパネルである。
<モーター制御装置のハードウェア構成>
以下、図5を参照し、モーター制御装置5のハードウェア構成について説明する。図5
は、モーター制御装置5のハードウェア構成の一例を示す図である。すなわち、この一例
では、モーター制御装置5のそれぞれは、図5に示したハードウェア構成を備える。なお
、モーター制御装置5の一部又は全部は、図5に示したハードウェア機能部に加えて、他
のハードウェア機能部を備える構成であってもよい。
モーター制御装置5は、例えば、CPU510と、記憶部520と、通信部540を1
つのMPU(Micro-Processing Unit)として備える。これらの構成要素は、バスBus
2を介して相互に通信可能に接続されている。また、モーター制御装置5は、通信部54
0を介してロボット制御装置30と通信を行う。
CPU510は、記憶部520に格納された各種プログラムを実行する。
記憶部520は、例えば、レジスター、EEPROM、ROM、RAM等を含む。なお
、記憶部520は、モーター制御装置5に内蔵されるものに代えて、USB等のデジタル
入出力ポート等によって接続された外付け型の記憶装置であってもよい。記憶部520は
、モーター制御装置5が処理する各種情報等を格納する。
通信部540は、例えば、デジタル入出力ポート等を含んで構成される。
<ロボット制御装置の機能構成>
以下、図6を参照し、ロボット制御装置30及びモーター制御装置5の機能構成につい
て説明する。図6は、ロボット制御装置30及びモーター制御装置5の機能構成の一例を
示す図である。
ロボット制御装置30は、記憶部32と、制御部36を備える。
制御部36は、ロボット制御装置30の全体を制御する。制御部36は、計時部361
と、ロボット制御部367を備える。制御部36が備えるこれらの機能部は、例えば、C
PU31が、記憶部32に記憶された各種プログラムを実行することにより実現される。
また、当該機能部のうちの一部又は全部は、LSI(Large Scale Integration)やA
SIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であっ
てもよい。
計時部361は、時間を計時する。
ロボット制御部367は、計時部361により計時された時間に基づいて通信周期毎に
、図3に示したフレームによって規定される複数の情報の送受信を、通信部34を介して
モーター制御装置5のそれぞれとの間で行う。すなわち、ロボット制御部367は、記憶
部32に予め記憶された動作プログラムに基づいて、前述の通信周期毎に、当該複数の情
報の送受信を通信部34を介してモーター制御装置5のそれぞれとの間で行う。これによ
り、ロボット制御部367は、モーター制御装置5のそれぞれにモーター4のそれぞれを
制御させ、ロボット1を動作させることができる。
モーター制御装置5は、記憶部520と、制御部560を備える。
制御部560は、モーター制御装置5の全体を制御する。制御部560は、計時部56
1と、記憶制御部563と、周期算出部565と、モーター制御部567を備える。制御
部560が備えるこれらの機能部は、例えば、CPU510が、記憶部520に記憶され
た各種プログラムを実行することにより実現される。また、当該機能部のうちの一部又は
全部は、LSIやASIC等のハードウェア機能部であってもよい。
計時部561は、時間を計時する。
記憶制御部563は、モーター制御部567が通信部540を介してロボット制御装置
30から識別情報ID1を受信した場合、識別情報ID1を受信した時刻を示す時刻情報
を記憶部520に記憶させる。
周期算出部565は、記憶制御部563に記憶された時刻情報が示す時刻であってモー
ター制御部567が識別情報ID1を受信した時刻に基づいて前述の所定周期を算出する

モーター制御部567は、通信周期毎に、図3に示したフレームによって規定される複
数の情報のうち、ロボット制御装置30からモーター制御装置5に送信された複数の情報
を受信する。モーター制御部567は、受信した情報のうちの情報FR1に含まれる識別
情報ID1を受信した時刻に基づいて、周期算出部565が算出した所定周期で当該複数
の情報の少なくとも一部に応じた処理を行う。当該処理は、例えば、モーター4を制御す
る処理、ロボット制御装置30に各種の情報(例えば、現在のモーター4の回動角を示す
情報)を送信する処理等である。
<モーター制御装置が所定周期を算出する処理>
以下、図7を参照し、モーター制御装置5が所定周期を算出する処理について説明する
。図7は、モーター制御装置5が所定周期を算出する処理の流れの一例を示すフローチャ
ートである。
モーター制御部567は、ロボット制御装置30から識別情報ID1を受信するまで待
機する(ステップS110)。ロボット制御装置30から識別情報ID1を受信したとモ
ーター制御部567が判定した場合(ステップS110−YES)、記憶制御部563は
、識別情報ID1を受信した時刻を示す時刻情報を記憶部32に記憶させる(ステップS
120)。ここで、記憶制御部563は、計時部361が計時した時間に基づいて当該時
刻を特定する。また、記憶制御部563は、記憶部32に記憶された時刻情報が所定数個
である場合、当該時刻情報のうち最古の時刻情報を削除し、直前のステップS110にお
いて識別情報ID1を受信した時刻を示す時刻情報を最新の時刻情報として記憶部32に
記憶させる。所定数は、この一例において、17である。なお、所定数は、これに代えて
、2以上の整数であれば如何なる整数であってもよい。
次に、周期算出部565は、記憶部32に記憶された1以上の時刻情報のすべてを記憶
部32から読み出す(ステップS130)。
次に、周期算出部565は、ステップS130において記憶部32から読み出した所定
数個の時刻情報に基づいて、実周期の平均値を前述の所定周期として算出する(ステップ
S140)。具体的には、周期算出部565は、当該時刻情報が示す時刻のそれぞれを時
系列順に並べた際における隣り合う時刻同士毎に、当該隣り合う時刻同士の差を実周期と
して算出する。例えば、17個の時刻情報がステップS150において記憶部32から読
み出された場合、周期算出部565は、16個の実周期を算出する。また、例えば、2個
の時刻情報がステップS150において記憶部32から読み出された場合、周期算出部5
65は、1個の実周期を算出する。そして、周期算出部565は、算出した実周期の平均
値を所定周期として算出する。ここで、周期算出部565は、算出した実周期が1個の場
合、当該実周期を所定周期として特定する。また、周期算出部565は、2個の時刻情報
がステップS150において記憶部32から読み出された場合、例えば、前述の通信周期
を実周期として特定する。
図8は、このように周期算出部565が所定周期を算出する処理の一例を模式的に表し
た図である。なお、当該隣り合う時刻同士のうちの古い方の時刻は、第1時刻の一例であ
り、当該隣り合う時刻同士のうちの新しい方の時刻は、第2時刻の一例である。また、当
該隣り合う時刻同士のうちの古い方の時刻にモーター制御部567が受信した識別情報I
D1は、第1情報の一例である。また、当該隣り合う時刻同士のうちの新しい方の時刻に
モーター制御部567が受信した情報FR2は、第2情報の一例である。
図8に示した例では、所定数がnによって表されている。ここで、nは、2以上の整数
である。また、図8に示したn個の時刻である時刻T1〜時刻Tnのそれぞれは、記憶部
32に記憶された所定数個の時刻情報のそれぞれが示す時刻を表している。周期算出部5
65は、ステップS140において、時刻T1〜時刻Tnを時系列順に並べた際における
隣り合う時刻同士毎に、当該隣り合う時刻同士の差を実周期Ss1〜実周期Ssn−1の
それぞれとして算出する。周期算出部565は、算出した実周期Ss1〜実周期Ssn−
1に基づいて、実周期Ss1〜実周期Ssn−1の平均値Taを所定周期Tsとして算出
する。
ここで、周期算出部565は、ローパスフィルターによって実周期Ss1〜実周期Ss
n−1の平均値Taを算出する。なお、周期算出部565は、ローパスフィルターに代え
て、他の方法によって平均値Taを算出する構成であってもよい。また、周期算出部56
5は、平均値Taを所定周期Tsとして算出する構成に代えて、実周期Ss1〜実周期S
sn−1のそれぞれを多項式等によってフィッティングした回帰計算に基づく値を所定周
期として算出する構成であってもよい。
モーター制御装置5は、このように所定周期を算出(又は特定)する。これにより、モ
ーター制御装置5は、例えば、算出(又は特定)した所定周期でモーター4を制御するこ
とができる。その結果、モーター制御装置5は、ロボット制御装置30に掛かる負荷によ
ってロボット制御装置30が情報FR1を送信する周期が通信周期から変動した場合にお
ける所定周期の変動を小さくすることができる。すなわち、この一例において、ロボット
1では、モーター制御装置5は、当該場合であっても、おおよそ2ミリ秒の周期でモータ
ー4を制御することができる。
なお、周期算出部565は、記憶部32から読み出した所定数個の時刻情報のうちの一
部に基づいて所定周期を算出する構成であってもよい。例えば、周期算出部565は、記
憶部32から読み出した所定数個の時刻情報からランダムに選択された複数の時刻情報に
基づいて所定周期を算出する構成であってもよく、記憶部32から読み出した所定数個の
時刻情報から所定の選択条件を満たす時刻情報を選択し、選択した時刻情報に基づいて所
定周期を算出する構成等であってもよく、記憶部32から読み出した所定数個の時刻情報
から所定の除外条件を満たす時刻情報を除外し、除外されずに残った時刻情報に基づいて
所定周期を算出する構成等であってもよい。選択条件は、例えば、複数の時刻情報のそれ
ぞれが示す時刻を時系列順に並べた場合における奇数順又は偶数順の時刻であることであ
る。なお、選択条件は、これに代えて、他の条件であってもよい。除外条件は、複数の時
刻情報のそれぞれが示す時刻を時系列順に並べた場合における各時刻のうち、前後の時系
列順の時刻との差が所定閾値を超える時刻であることである。なお、除外条件は、これに
代えて、他の条件であってもよい。
ステップS140の処理が行われた後、モーター制御部567は、ステップS110に
遷移し、再びロボット制御装置30から識別情報ID1を受信するまで待機する。
なお、この一例において、ロボット1では、モーター制御装置5は、モーター4に設け
られている。これにより、ロボット1は、ロボット制御装置30とモーター制御装置5と
が一体に構成された場合と比較して、ロボット制御装置30を小さくすることができる。
しかし、ロボット1では、モーター制御装置5は、モーター4と別体に構成されており、
モーター4と異なる物体に設けられる構成であってもよい。
また、この一例では、モーター制御装置5は、図7において説明したように、情報FR
1をロボット制御装置30から受信したことをトリガーとして所定周期を算出する構成で
あった。しかし、モーター制御装置5は、所定周期を算出する処理をモーター制御装置5
に実行させる情報をロボット制御装置30から受信したことをトリガーとして所定周期を
算出する構成であってもよい。
以上のように、ロボット1では、第2制御装置(この一例において、モーター制御装置
5)は、第2制御装置が制御する制御対象(この一例において、モーター4)を所定周期
で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置から第1時刻に受信した第1情報(
この一例において、識別情報ID1)と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受
信した第2情報(この一例において、識別情報ID1)とに基づいて求められる。これに
より、ロボット1は、第2制御装置が制御対象を制御する所定周期の変動を抑制すること
ができる。
また、ロボット1では、複数の第2制御装置毎に、第2制御装置は、第2制御装置が制
御する制御対象を所定周期で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置から第1
時刻に受信した第1情報と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受信した第2情
報とに基づいて求められる。これにより、ロボット1は、複数の第2制御装置のそれぞれ
について、第2制御装置が制御対象を制御する所定周期の変動を抑制することができる。
また、ロボット1では、第1制御装置と第2制御装置との通信は、シリアル通信である
。これにより、ロボット1は、シリアル通信によって第1制御装置と通信する第2制御装
置が制御対象を制御する所定周期の変動を抑制することができる。
また、ロボット1では、シリアル通信の規格は、コントローラーエリアネットワークで
ある。これにより、ロボット1は、コントローラーエリアネットワークに基づいて行われ
るシリアル通信によって第1制御装置と通信する第2制御装置が制御対象を制御する所定
周期の変動を抑制することができる。
また、ロボット1では、第1情報及び第2情報は、制御パラメーターを含む。これによ
り、ロボット1は、制御パラメーターを含む第1情報と、制御パラメーターを含む第2情
報とに基づいて、第2制御装置が制御対象を制御する所定周期の変動を抑制することがで
きる。
また、ロボット1では、第2制御装置は、第2制御装置が制御するモーター4を所定周
期で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置から第1時刻に受信した第1情報
と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受信した第2情報とに基づいて求められ
る。これにより、ロボット1は、第2制御装置がモーターを制御する所定周期の変動を抑
制することができる。
また、ロボット1では、第2制御装置は、モーターに設けられている。これにより、ロ
ボット1は、第1制御装置と第2制御装置とが一体に構成された場合と比較して、第1制
御装置を小さくすることができる。
また、ロボット1では、第1制御装置は、基台(この一例において、基台B1)の内部
に設けられている。これにより、ロボット1は、第1制御装置が基台の外部に設けられて
いる場合と比較して、ロボットが設置されている範囲の専有面積を小さくすることができ
る。
また、ロボット1では、第1制御装置と第2制御装置とを接続する配線は、同期情報の
送信にのみ用いられる配線を含まない。これにより、ロボット1は、第1制御装置と第2
制御装置とを同期させる同期情報の送信にのみ用いられる配線を具備することなく、第2
制御装置の制御対象を第2制御装置に所定周期で制御させることができる。
また、前述のロボットシステムでは、第2制御装置は、第2制御装置が制御する制御対
象を所定周期で制御し、所定周期は、第2制御装置が第1制御装置から第1時刻に受信し
た第1情報と、第2制御装置が第1制御装置から第2時刻に受信した第2情報とに基づい
て求められる。これにより、当該ロボットシステムは、第2制御装置が制御対象を制御す
る所定周期の変動を抑制することができる。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実
施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等
されてもよい。
また、以上に説明した装置(例えば、ロボット制御装置30、モーター制御装置5)に
おける任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能
な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行する
ようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OS(Operatin
g System)や周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読
み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(
Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードデ
ィスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」と
は、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信
された場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリ
ー(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシ
ステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータ
ーシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インタ
ーネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を
伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい
。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録さ
れているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プロ
グラム)であってもよい。
1…ロボット、4…モーター、5…モーター制御装置、30…ロボット制御装置、31、
510…CPU、32、520…記憶部、33…入力受付部、34、540…通信部、3
5…表示部、36、560…制御部、41…第1モーター、42…第2モーター、43…
第3モーター、44…第4モーター、51…第1モーター制御装置、52…第2モーター
制御装置、53…第3モーター制御装置、54…第4モーター制御装置、361、561
…計時部、367…ロボット制御部、563…記憶制御部、565…周期算出部、567
…モーター制御部、A…可動部、A1…第1アーム、A2…第2アーム、AX1…第1軸
、AX2…第2軸、AX3…第3軸、B…支持台、B1…基台、B2…第1筐体、FR1
、FR2…情報、ID1、ID2…識別情報、M1…第1上面、M2…第2上面、S…シ
ャフト

Claims (9)

  1. 第1制御装置と、
    前記第1制御装置によって制御される1つ以上の第2制御装置と、
    を備え、
    前記第2制御装置は、前記第2制御装置が制御する制御対象を所定周期で制御し、
    前記所定周期は、前記第2制御装置が前記第1制御装置から第1時刻に受信した第1情
    報と、前記第2制御装置が前記第1制御装置から第2時刻に受信した第2情報とに基づい
    て求められる複数の実周期の平均値である
    ロボット。
  2. 複数の前記第2制御装置を備える、
    請求項1に記載のロボット。
  3. 前記第1制御装置と前記第2制御装置との通信は、シリアル通信である、
    請求項1又は2に記載のロボット。
  4. 前記シリアル通信の規格は、コントローラーエリアネットワークである、
    請求項3に記載のロボット。
  5. 前記第1情報及び前記第2情報は、制御パラメーターを含む、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載のロボット。
  6. 前記制御対象は、モーターである、
    請求項1から5のうちいずれか一項に記載のロボット。
  7. 前記第2制御装置は、前記モーターに設けられている、
    請求項6に記載のロボット。
  8. 可動部を支持する基台を備え、
    前記第1制御装置は、前記基台の内部に設けられている、
    請求項1から7のうちいずれか一項に記載のロボット。
  9. 請求項1から8のうちいずれか一項に記載のロボットと、
    前記第1制御装置と、
    前記第2制御装置と、
    を備えるロボットシステム。
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