JP6381268B2 - ロボット制御システム及びロボットの制御方法 - Google Patents

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本発明は、多関節ロボットの制御システムに関する。
産業用ロボットは、工場の自動化により広く用いられているが、動作の高速化・高精度化が求められている。近年産業用ロボットには多関節ロボットが広く使用されているが、多関節ロボットには、『他軸干渉』と言う課題がある。
『他軸干渉』について、図6を用いて説明する。図6に示す6軸多関節ロボット600は、第1の関節部601、第2の関節部602、第3の関節部603、第4の関節部604、第5の関節605、第6の関節部606及びハンド607を有している。第3の関節部603を回転運動させるためには、第3の関節部603に第三の関節トルク608を加える。このとき第2の関節部602には、第三の関節トルク608の大きさに比例した逆方向のトルクである第二の関節トルク609が生じる。このように、第三の関節の回転運動により、第二の関節に回転トルクが発生することを『他軸干渉』という。
この『他軸干渉』を抑制する方法として、特許文献1には、複数軸から構成されるロボットにおいて、各間接から検出されるモータトルク信号とモータ位置信号を用いることが記載されている。この方法は、計算量を大幅に少なくすることができる。
また、多関節ロボットを高精度に動作させるために、関節ごとの高度な制御が求められている。このため、すべての関節を一括して制御する集中制御型のロボット制御システムではなく、多関節ロボットの各関節に制御部が設けられた分散制御型のロボット制御システムが検討されている。(特許文献2)
特開2005−186235号公報 特開平5−38689号公報
分散制御型のロボット制御システムにおいて、例えば、他軸干渉を抑制するため高度な制御をしようとすると、ロボットの制御装置と関節部の制御部との間で高速通信を行う必要がある。高速通信を行う場合、単位時間当たりに通信する情報量が大きくなるため、一般的に通信線にシールド線が使用される。しかしながら、シールド線は屈曲に弱いため、多関節ロボットの関節部分に使用する場合、屈曲半径を大きくしなければならない。これはとる必要があり、多関節ロボットの小型化のための大きな障害となる。
そこで、本発明の目的は、分散制御型のロボット制御システムにおいて、通信量を増やさずに制御を高度化し、ロボットの小型化及びロボットの制御の高精度を図ることにある。
本発明の分散制御型のロボット制御システムは、制御装置と、多関節ロボットとを有し、前記多関節ロボットの複数の関節部に制御部が設けられた分散制御型のロボット制御システムであって、前記制御装置から第一番のサーボモータを制御する第一番の制御部に、前記第一番のサーボモータの関節角の目標値と第二番のサーボモータの関節角の目標値とをマルチキャスト通信で送信し、前記第一番の制御部は、前記第二番のサーボモータが前記第1番のサーボモータに与える負荷を相殺するように前記第1番のサーボモータの関節角を駆動させることを特徴とする。
また、分散制御型のロボット制御システムは、制御装置と、多関節ロボットとを有し、前記多関節ロボットの複数の関節にサーボ制御部が設けられた分散制御型のロボットの制御方法であって、前記制御装置から第一番の制御部に、第一番のサーボモータの関節角の目標値と第二番のサーボモータの関節角の目標値とを含むデータをマルチキャスト通信で送信するとともに、前記第二番のサーボモータのモータ角度を取得する工程と、前記第一番の制御部が、前記第二番のサーボモータのモータ角度目標値に基づいて、前記第一番のサーボモータの関節トルクを計算する工程と、前記第一番のサーボモータが、前記第一番のサーボモータの関節トルクに基づいて、前記第一番の関節トルク相当の電流を換算する工程と、前記第一番の制御部が、前記第二番のサーボモータが前記第1番のサーボモータに与える負荷を相殺するように、前記第一番のサーボモータの関節角の目標値に対応する電流と前記第一番の関節トルク相当の電流を足して、前記第一番のサーボモータに通電する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明の分散制御型のロボット制御システムによれば、通信量を増やさずに制御を高度化し、ロボットの小型化及び関節ごとの高度な分散制御をすることができる。
本発明のロボット制御システムの概略図である。 本発明の第1実施形態の制御装置を示す図である。 本発明の第1実施形態の制御装置の機能ブロック図である。 本発明の他軸干渉制御を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の制御装置を示す図である。 多関節ロボットの他軸干渉を示す図である。
(第1実施形態)
(ロボットの構成)
本発明の分散制御型のロボットシステムで用いる多関節ロボットの概略構成について、図1を用いて説明する。本発明の分散制御型のロボットシステムは、制御装置と、多関節ロボットとを有し、多関節ロボットの複数の関節にサーボ制御部が設けられた分散制御型ロボットである。例えば、6軸全てにサーボモータを有する分散制御型の6軸多関節ロボットを用いることができる。
図1で、ロボット100は、架台117、第1のアーム101a、第2のアーム101b、第3のアーム101c、第4のアーム101d、第5のアーム101e及び第6のアーム101fを有している。架台117と第1のアーム101aは、第1の関節部102aにおいて連結されている。第1のアーム101aと第2のアーム101bは第2の関節部102bにおいて連結されている。第2のアーム101bと第3のアーム101cは第3の関節部102cにおいて連結されている。第3のアーム101c第4のアーム101dは第4の関節部102dにおいて連結されている。第4のアーム101dと第5のアーム101eは第5の関節部102eにおいて連結されている。第5のアーム101eと第6のアーム101fは第6の関節部102fにおいて連結されている。
第1のアーム101aは、架台117に対して第1の関節部102aにおいて回転軸103aを中心に回転する。第2のアーム101bは、第1のアームに対して第2の関節部102bにおいて回転軸104bを中心に回転する。第3のアーム101cは、第2のアーム101bに対して第3の関節部102cにおいて回転軸103cを中心に回転する。第4のアーム101dは、第3のアーム101cに対して第4の関節部102dにおいて回転軸103dを中心に回転する。第5のアーム101eは、第4のアーム101dに対して第5の関節部102eにおいて回転軸103eを中心に回転する。第6のアーム101fは、第5のアーム101eに対して第5の関節部102fにおいて回転軸103fを中心に回転する。
第1の関節部102aには、第1のサーボモータ104aと第1のサーボモータ104aを制御する第1の制御部105aが設けられている。第2の関節部102bには、第2のサーボモータ102bと第2のサーボモータ104bを制御する第2の制御部105bが設けられている。第3の関節部102cには、第3のサーボモータ104cと第3のサーボモータ104cを制御する第3の制御部105cが設けられている。第4の関節部102dには、第4のサーボモータ104dと第4のサーボモータ104dを制御する第4の制御部105dが設けられている。第5の関節部102eには、第5のサーボモータ104eと第5のサーボモータ104eを制御する第5の制御部105eが設けられている。第6の関節部102fには、第6のサーボモータ104fと第6のサーボモータ104fを制御する第6の制御部105fが設けられている。なお、各関節部には、サーボモータ104a〜104fおよび制御部105a〜105f以外に、減速機やエンコーダやトルク検出器等が設けられている。
第1〜第6の制御部105a〜105fは、制御装置(不図示)から配線ケーブル106により直列に接続される。制御装置(不図示)と第1〜第6の制御部105a〜105fとの信号の送受信は、配線ケーブル106を介して行われる。また、配線ケーブル106を介して、各制御部間の信号の送受信も可能である。
(ロボットの制御システム)
本発明のロボット制御システムについて、図2を用いて説明する。図2(a)はロボット制御システムの構成を示す概念図である。制御装置200は、第1の制御部105a、第2の制御部105b、第3の制御部105c、第4の制御部105d、第5の制御部105e及び第6の制御部105fとバスケーブル106を介して並列に接続されている。第1〜第6のサーボモータ104a〜104fは、制御装置200からの関節角の目標値の角度目標値、回転速度、加速度、トルク等が送られてきて、それに応じで回転駆動する。
図2(b)は、制御装置200から、第1〜第6の制御部105a〜105fに同時に送信される第1〜第6の関節角の目標値である角度目標値に関する制御信号200のフォーマットである。第一のデータ200のフォーマットは、第一のID210、第一のモータ角度目標値211、第二のモータ角度目標値212、第三のモータ角度目標値213、第四のモータ角度目標値214、第五のモータ角度目標値215および第六のモータ角度目標値216で構成されている。第1〜第6のサーボ制御部105a〜105fには、それぞれ第1〜6のモータ角度目標値211〜216が送信される。第1のサーボ制御部105aから第6のサーボ制御部105fは、第一のID210によって、第一のデータ201が制御装置200から第1のサーボ制御部105a〜第6のサーボ制御部105fに同時に通信しているデータと認識することができる。このようにして。第1の制御部111a〜第六のサーボ制御部116aには、各々が制御しているモータの角度目標値が通信される。この通信には、少ない帯域で通信できるマルチキャスト通信を用いることが好ましい。
次に、第3の関節部102cにおける第3のサーボモータ104cの駆動により発生する第3の間接トルクが、第2の関節部102bに及ぼす他軸干渉を抑制するための、第2のサーボモータの第2の制御部の制御方法を図3及び図4を用いて説明する。
(第2、第3制御部詳細)
図3は、第2の制御部105bと第3制御部105cのブロック図を示す。制御装置200から第3の制御部(第二番の制御部)105cへ第一のデータ201が送信される。第3の制御部105cは、第一のデータ201に含まれる第3のモータ角度目標値213(第二番のサーボモータの関節角の目標値)に従った電流が第3のサーボモータ104cに流れるように制御する。第3のサーボモータ104cが回転することにより、第3のサーボモータ104cから第3の関節部102cにトルクが伝わる。第3の関節部102cには、負荷慣性モーメントが生じている。
図3で、制御装置200は、第2の制御部105b(第一番の制御部)に第一のデータ201を送信する。第2の制御部105bの外乱トルク計算器313は、送信された第一のデータ201の第3のサーボモータ角度目標値213から、外乱トルクの第二の関節トルク(他軸干渉により、第二番のサーボモータが第一番のサーボモータに与える負荷)を計算する。トルク電流換算器314は、第2の関節トルクを第2の関節トルクに相当する電流に換算する。
また、制御器311は、制御装置200から送られてきた第一のデータ201中の第2のモータ角度目標値212に対応する電流を流す。電流増幅器312は、この電流と第2の関節トルク相当の電流とを増幅して第2のサーボモータに電流を送る。第2のサーボモータ104bは、モータが回転することにより、第2の関節部102bにトルクを伝える。エンコーダ(不図示)などにより測定された第2のサーボモータ104bの第2のモータの角度302は、制御器311に送られる。第2の関節部(102b)には、負荷慣性モーメントが生じている。このようにして、第3のサーボモータ104c(第二番のサーボモータ)が第2のサーボモータ(第一番のサーボモータ)に与える負荷を相殺することができる。
図4は、第3の関節部102c(第二番の関節部)における第3のサーボモータ104cの駆動により発生する第二の関節トルクが、第2の関節部102b(第一番の関節部)に及ぼす他軸干渉を抑制するフローチャートである。ステップ1(S1)では、ロボット100の第2の制御部105b(第一番の制御部)は、制御装置200から図2(b)で示す第一のデータ201がマルチキャスト通信によって、第2のモータ角度目標値212及び第3のデータ角度目標値を含むデータを取得する。また、第2の制御部105bは、モータに設けられたエンコーダ(不図示)によって第2のサーボモータの角度302のデータを取得する。
ステップ2(S2)では、制御器301は、第2のモータ角度目標値212と第2のモータの角度を比較し、差分に基づいてPID演算等を実施し電流指令値を計算する。
ステップ3(S3)では、外乱トルク計算器303が、第3のサーボモータ104cの第3のモータ角度目標値213に基づいて、他軸干渉により第2の関節部102bに生じる第二の関節トルク609(第一番の関節トルク)を計算する。このステップでは、外乱トルク計算器303は、第3のモータ角度目標値213を演算することで第二の関節トルク609を求める。演算は、制御装置200から通信される第一のデータ201と、マニピュレータロボットが有する各リンクの質量情報に基づいた順運動学計算及び動力学演算によって行う。ステップ3では、第一のデータ201は、第3のモータ角度目標値213を含む全モータの角度目標値で構成されているため、第2のサーボモータ104bで順運動学計算及び動力学演算が可能となっている。
ステップ4(S4)では、トルク電流換算器304が、第2のサーボモータの関節トルクに基づいて、第二の関節トルク相当の電流305を換算する。このステップでは、トルク電流換算器304は、第2の関節トルク709を既知の第二のモータ306のトルク定数で除することで第二の関節トルク相当の電流308を計算する。
ステップ5(S5)では、電流増幅器302が、電流指令308と第二の関節トルク相当の電流305を合算し、合算値に倣うよう電流307をモータに通電する。動作終了していない場合は(S1)から動作を繰り返し、動作終了している場合にはエンドとなる(ステップ6(S6))。
ステップ1(S1)〜ステップ6(S6)により、第3の関節102cが駆動することによる反力である第ニの関節トルクが第2の関節102bにかかるとともに、第二の関節トルクを打ち消すトルクが第2のサーボモータ104bに発生する。第二の関節トルクを打ち消すことにより、他軸干渉によって生じる第二のモータの角度302と第二のモータ角度目標値212の誤差を解消することができる。このようにして、第一のデータ201のみを通信し、通信量を増大することなく他軸干渉を解消することができる。
また、第一から第六のサーボ機構は、順運動学計算により、それぞれが制御しているモータが取り付いている関節にかかる慣性負荷が算出可能である。慣性負荷の平方根に反比例して制御ゲインを変更することで、最適なゲインを決定することができるため、姿勢に応じて最適なゲインを設定するゲインスケジューリング制御が可能である。
本発明の制御は、通信量を増やさずとも他軸干渉の補正、ゲインスケジューリング制御が可能であり、サーボ機構とモータドライバを結ぶ通信線にシールドがなくともマニピュレータロボットの高精度制御が可能である。したがって、通信量を増やさずに他軸干渉を抑制して、マニピュレータロボットを小型化することができる。
上記では、第2の関節部102bと第3の関節部102cの関係のみ説明したが、第2の関節部102bに対する第1の関節部102a、第4の関節部102d、第5の関節部102e、第6の関節部102fの干渉トルクも同様に補正可能である。また、第2の関節部102b以外の他の関節に対する干渉トルクの補正及びゲインスケジューリング制御も可能である。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態と異なり、モータの実測値を制御装置200及び/又は制御部105a〜105fに送って、他軸干渉を抑制する。
本発明の第2実施形態のロボット制御システムについて、図5を用いて説明する。制御装置200は、第1の制御部105a、第2の制御部105b、第3の制御部105c、第4の制御部105d、第5の制御部105e及び第6の制御部105fとバスケーブル106を介して接続されている。
第2実施形態も、第1実施形態と同様に、第3の関節部102cが第2の関節部102bに影響を及ぼす他軸干渉を抑制する場合の制御について説明する。
第3の制御部105cから、第1の制御部105a、第2の制御部105b、第4の制御部105d、第5の制御部105e、第6の制御部105f及び制御部200に第二のデータ501が通信される。第二のデータ501のフォーマットは、第二のID510と第3のサーボモータ104cの角度実測値511で構成されている。
第2実施形態のロボット制御システムの制御方法は、図4で示す第1実施形態のフローチャートと同様であり、異なる所だけ説明する。
ステップ1(S1)では、制御装置200から第2の制御部105b(第一番のサーボ機構)に、第2のサーボモータ104b(第一番のサーボ機構)の第2のモータ角度目標値212をマルチキャスト通信で送信する。また、第3のサーボモータ(第二番のサーボモータ)の関節角の実測値511を含む第2のデータ501が、第二の制御部105bを含む制御部及び制御機構200にマルチキャスト通信される。第2の制御部105bは、第二のID510により、第3の制御部105cから送られてきたデータだと認識できる。
ステップ3(S3)では、外乱トルク計算器313が、第3のサーボモータ104cのモータ角度実測値511に基づいて第2のサーボモータの第2の関節トルクを計算する。
第三のモータ角度目標値213と第三のモータ角度実測値511には僅かに差があり、第三のモータ角度実測値511の方が実際の動きを正確に表している。したがって、第2実施形態では、モータ角度実測値を用いることにより、精度良く他軸干渉を抑制することができ、またゲインスケジューリング制御を行うことができる。
本発明の分散制御型のロボット制御システムは、産業用ロボット等のロボットの制御に用いることができる。
100 ロボット
101a〜101f 第1〜第6のアーム
102a〜102f 第1〜第6の関節部
103a〜103f 回転軸
104a〜104f 第1〜第6のサーボモータ
105a〜105f 第1〜第6の制御部
200 制御部
201 第一のデータ
311 制御器
312 電流増幅器
313 外乱トルク計算器
314 トルク電流換算器
501 第二のデータ
608 第三の関節トルク
609 第二の関節トルク

Claims (4)

  1. 制御装置と、複数のリンクを有する多関節ロボットとを有し、前記多関節ロボットの複数の関節部に制御部が設けられた分散制御型のロボット制御システムであって、
    前記制御装置から第サーボモータを制御する第1制御部に、前記第サーボモータの関節角の目標値と第サーボモータの関節角の目標値とをマルチキャスト通信で送信し、
    前記第1制御部は、マルチキャスト通信された前記第2サーボモータの関節角の目標値と、前記各リンクの質量情報とに基づき、前記第2サーボモータが前記第1サーボモータに与える負荷を計算し、
    前記第制御部は、計算された前記負荷を相殺して、前記第1サーボモータの関節角が、前記第1サーボモータの関節角の目標値となるように駆動制御することを特徴とする分散制御型のロボット制御システム。
  2. 前記第1制御部は、マルチキャスト通信された前記第2サーボモータの関節角の実測値から、前記第サーボモータが前記第1サーボモータに与える負荷を計算することを特徴とする請求項1に記載の分散制御型のロボット制御システム。
  3. 前記多関節ロボットは、6軸多関節ロボットであり、
    前記制御装置から6軸全てのサーボモータに、6軸全ての関節角の目標値をマルチキャスト通信で送信することを特徴とする請求項1または2のいずれか項に記載の分散制御型のロボット制御システム。
  4. 制御装置と、複数のリンクを有する多関節ロボットとを有し、前記多関節ロボットの複数の関節にサーボ制御部が設けられた分散制御型のロボットの制御方法であって、
    前記制御装置から第制御部に、第サーボモータの関節角の目標値と第サーボモータの関節角の目標値とを含むデータをマルチキャスト通信で送信する工程と、
    前記第1制御部が、マルチキャスト通信された前記第2サーボモータの関節角の目標値と、前記各リンクの質量情報とに基づき、前記第2サーボモータが前記第1サーボモータに与える負荷を計算する工程と、
    前記第1制御部が、計算された前記負荷を相殺して、前記第1サーボモータの関節角が、前記第1サーボモータの関節角の目標値となるように前記第サーボモータに通電する電流計算する工程と、
    前記第制御部が、計算された電流量で、前記第サーボモータに通電する工程と、
    を有することを特徴とする分散制御型のロボットの制御方法。
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