JP2020153556A - 加熱調理器 - Google Patents

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【課題】加熱調理器に異常が発生した場合に、速やかに異常を検出することが可能な技術を提供する。【解決手段】本明細書が開示する加熱調理器は、バーナと、バーナからの燃焼ガスによって被加熱物を加熱する加熱庫と、加熱庫からの排気ガスを外部に排出する排気ダクトと、加熱庫の上面に沿って伸びており、かつ排気ダクトの周囲を囲んでおり、第1給気口から流入して第1排気口から流出する空気が通過する第1空気通路と、第1空気通路の上面に沿って伸びており、第2給気口から流入して第2排気口から流出する空気が通過する第2空気通路と、第2空気通路内に配置された回路基板と、第2空気通路内に配置された冷却ファンと、第2空気通路内で、第1空気通路を挟んで排気ダクトに対向する位置に配置された温度センサを備えていてもよい。加熱調理器は、温度センサで検出される温度が所定の条件を満たす場合に、バーナの火力を低減する。【選択図】図1

Description

本明細書で開示する技術は、加熱調理器に関する。
特許文献1には、加熱調理器が開示されている。前記加熱調理器は、バーナと、前記バーナからの燃焼ガスによって被加熱物を加熱する加熱庫と、前記加熱庫からの排気ガスを外部に排出する排気ダクトと、前記加熱庫の上面に沿って伸びており、かつ前記排気ダクトの周囲を囲んでおり、第1給気口を介して外部から流入して第1排気口を介して外部に流出する空気が通過する第1空気通路と、前記第1空気通路の上面に沿って伸びており、第2給気口を介して外部から流入して第2排気口を介して外部に流出する空気が通過する第2空気通路と、前記第2空気通路内に配置された回路基板と、前記第2空気通路内に配置された冷却ファンと、前記第2空気通路内に配置された温度センサを備えている。前記加熱調理器は、前記温度センサで検出される温度が所定の条件を満たす場合に、前記バーナの火力を低減する。
特開2019−20014号公報
上記の加熱調理器では、加熱調理器に何らかの異常が生じて、第2空気通路の温度が上昇していく場合でも、温度センサの検出温度は比較的緩やかに上昇していくので、異常の発生を検出するまでにある程度の時間を要する。本明細書では、加熱調理器に異常が発生した場合に、速やかにバーナの火力を低減することが可能な技術を提供する。
本明細書が開示する加熱調理器は、バーナと、前記バーナからの燃焼ガスによって被加熱物を加熱する加熱庫と、前記加熱庫からの排気ガスを外部に排出する排気ダクトと、前記加熱庫の上面に沿って伸びており、かつ前記排気ダクトの周囲を囲んでおり、第1給気口を介して外部から流入して第1排気口を介して外部に流出する空気が通過する第1空気通路と、前記第1空気通路の上面に沿って伸びており、第2給気口を介して外部から流入して第2排気口を介して外部に流出する空気が通過する第2空気通路と、前記第2空気通路内に配置された回路基板と、前記第2空気通路内に配置された冷却ファンと、前記第2空気通路内で、前記第1空気通路を挟んで前記排気ダクトに対向する位置に配置された温度センサを備えていてもよい。前記加熱調理器は、前記温度センサで検出される温度が所定の条件を満たす場合に、前記バーナの火力を低減する。なお、ここでいうバーの火力を低減することは、バーナの火力を低減して燃焼を継続することであってもよいし、バーナを消火してバーナの燃焼を禁止することであってもよい。
加熱調理器に何らかの異常が発生して、第2空気通路の温度が上昇していく場合、第2空気通路の、第1空気通路を挟んで排気ダクトに対向する箇所は、他の箇所に比べて、温度が急激に上昇していく。上記の構成によれば、異常の検出に利用される温度センサが、第2空気通路内で、第1空気通路を挟んで排気ダクトに対向する位置に配置されている。このような構成とすることによって、加熱調理器に異常が発生した場合に、速やかにバーナの火力を低減することができる。
前記加熱調理器において、前記温度センサは、水平面に対して傾斜した傾斜面に配置されていてもよい。
上記の構成によれば、仮に第2空気通路内に煮こぼれ等の液体が入り込んだ場合でも、傾斜面に液体が滞留することはないので、第2空気通路に入り込んだ液体が温度センサによる温度検出に影響を及ぼすことがない。
実施例の加熱調理器10の概略の構成を示す図である。 実施例の加熱調理器10の制御基板68が行う処理を示すフローチャートである。 温度センサ78の配置と温度センサ78の検出温度の関係を説明するグラフである。
(実施例)
図1に示す本実施例の加熱調理器10は、業務用に使用されるコンベクションオーブンである。加熱調理器10は、筐体12と、加熱庫14と、バーナ室16と、循環ファン室18と、電装品室20を備えている。加熱庫14と、バーナ室16と、循環ファン室18と、電装品室20は、筐体12の内部に収容されている。
加熱庫14は、上下方向に並んで配置された複数のトレー22を備えている。それぞれのトレー22には、食材や調理容器などの被加熱物Wを載置可能である。ユーザは、前扉24を開いた状態で、加熱庫14に被加熱物Wを出し入れ可能である。前扉24は、筐体12に対して前扉24の下端を回動軸として前後に回動させることで、開閉可能である。
バーナ室16は、加熱庫14より下方に配置されている。バーナ室16には、燃料ガスを燃焼させるバーナ26が設けられている。バーナ26には、図示しないガス供給管から燃料ガスが供給される。ガス供給管には、図示しないガス開閉弁とガス流量調整弁が設けられている。ガス供給管のガス開閉弁が開かれた状態で、図示しないイグナイタが点火動作を行うと、バーナ26は点火する。バーナ26の燃焼中に、ガス供給管のガス流量調整弁の開度を調整することで、バーナ26の火力を調整することができる。バーナ26の燃焼中に、ガス供給管のガス開閉弁が閉じられると、バーナ26は消火する。バーナ室16の前端には、外部から空気が流入する給気口28が設けられている。バーナ室16の後端は、燃焼ガス通路30の下端に連通している。
燃焼ガス通路30は、加熱庫14の後面に沿って上下方向に伸びている。加熱庫14と燃焼ガス通路30の間には、フィルタ32が配置されている。燃焼ガス通路30の後方には、循環ファン室18が配置されている。燃焼ガス通路30と循環ファン室18は、開口34を介して連通している。
循環ファン室18には、循環ファン36が配置されている。循環ファン36は、ファンモータ38によって回転駆動される。循環ファン室18の下部は、循環通路40の後端に連通している。循環通路40の前端は、加熱庫14内の最下部で開口している。
加熱庫14内の最上部には、排気通路42の前端が連通している。排気通路42の後端は、排気ダクト44の下端に連通している。排気ダクト44は、上下方向に伸びている。排気ダクト44の上端は、冷却通路46内で開口している。冷却通路46の上端は、筐体12の上面に形成された排気口48に連通している。
加熱調理器10において、循環ファン36を回転させて、バーナ26を燃焼させると、バーナ26からの燃焼ガスが、バーナ室16から燃焼ガス通路30を経由して循環ファン室18へ流入し、循環通路40を経由して加熱庫14内の最下部に送り出される。加熱庫14内に流れ込んだ燃焼ガスは、トレー22に載置された被加熱物Wの周囲を流動して、被加熱物Wを加熱する。加熱庫14内の一部の燃焼ガスは、循環ファン36の回転によって、フィルタ32を介して燃焼ガス通路30に吸引され、再び循環ファン室18、循環通路40を経由して、加熱庫14内の最下部に送り出される。加熱庫14内の残りの燃焼ガスは、排気通路42を介して排気ダクト44へ流入し、排気ダクト44の上端から排気口48に向けて流れて、筐体12の外部に排出される。なお、バーナ26の燃焼用の空気は、循環ファン36の回転によって、筐体12の外部から給気口28を介してバーナ室16内に吸引される。
冷却通路46は、加熱庫14、燃焼ガス通路30、循環ファン室18、排気通路42よりも上方に配置されている。冷却通路46は、加熱庫14、排気通路42の上面を覆っているとともに、排気ダクト44の周囲を囲っている。冷却通路46の前端には、給気口50が形成されている。
前扉24は、内側冷却通路52と、外側冷却通路54を備えている。内側冷却通路52は、加熱庫14の前面を覆う形状に形成されている。外側冷却通路54は、内側冷却通路52の前面を覆う形状に形成されている。内側冷却通路52の下端には、外部から空気が流入する給気口56が形成されている。外側冷却通路54の下端には、外部から空気が流入する給気口58が形成されている。内側冷却通路52の上端は、開口60を介して外側冷却通路54に連通している。外側冷却通路54の最上部の後面には、排気口62が形成されている。排気口62は、前扉24が閉じられた時に、冷却通路46の給気口50に近接して対向する位置に配置されている。
加熱調理器10が燃焼ガスによって加熱庫14内の被加熱物Wを加熱する際には、排気ダクト44から排気口48へ排出される排気ガスの流れに引っ張られて、冷却通路46内の空気も排気口48へ排出される。この空気の流れによって、前扉24の給気口56と給気口58のそれぞれに空気が流入する。給気口56に流入した空気は、内側冷却通路52を下方から上方に向けて流れた後、開口60を介して外側冷却通路54に流入する。給気口58に流入した空気は、外側冷却通路54を下方から上方に向けて流れる。この内側冷却通路52と外側冷却通路54を流れる空気の流れによって、前扉24の前面が加熱庫14からの熱によって高温となることを抑制することができる。外側冷却通路54の上端まで流れた空気は、排気口62から排出されて、給気口50を介して冷却通路46に流入する。冷却通路46に流入した空気は、加熱庫14の上面に沿って前方から後方に向けて流れた後、排気口48から排出される。
電装品室20は、加熱庫14よりも上方であって、排気ダクト44よりも前方に配置されている。電装品室20と加熱庫14の間には、冷却通路46が介在している。また、電装品室20と排気ダクト44の間にも、冷却通路46が介在している。電装品室20の前端には、操作基板64が配置されている。操作基板64は、筐体12の前面に設けられた操作パネル66に接続されている。操作パネル66は、ユーザに加熱調理器10の状態を表示する表示部(図示せず)と、ユーザから加熱調理器10に対する操作入力を受け入れる操作部(図示せず)を備えている。操作基板64は、操作パネル66の表示部の動作を制御するとともに、ユーザからの操作パネル66の操作部への操作入力を検出する回路基板である。電装品室20の操作基板64よりも後方には、制御基板68が配置されている。制御基板68は、操作基板64に接続されている。制御基板68は、加熱調理器10の各電気部品の動作を制御する回路基板である。
上記したように、加熱調理器10が燃焼ガスによって加熱庫14内の被加熱物Wを加熱する際には、電装品室20と加熱庫14の間の冷却通路46に空気が流れる。このため、加熱庫14からの熱によって電装品室20が高温となることを抑制することができる。また、加熱調理器10が燃焼ガスによって加熱庫14内の被加熱物Wを加熱する際には、電装品室20と排気ダクト44の間の冷却通路46に空気が流れる。このため、排気ダクト44からの熱によって電装品室20が高温となることを抑制することができる。
電装品室20の前端は、筐体12の前面に形成された給気口70に連通している。電装品室20の後端は、筐体12の上面に形成された排気口72に連通している。電装品室20の制御基板68よりも後方には、冷却ファン74が配置されている。冷却ファン74は、ファンモータ(図示せず)によって回転駆動される。冷却ファン74が回転すると、筐体12の外部から給気口70を介して電装品室20に空気が流入するとともに、電装品室20から排気口72を介して筐体12の外部に空気が流出する。このような電装品室20内での空気の流れによって、電装品室20の内部に配置された操作基板64、制御基板68が冷却される。なお、電装品室20の後端の下部には、水平面よりも傾斜した傾斜面76が設けられている。傾斜面76には、温度センサ78が設けられている。温度センサ78は、冷却通路46を挟んで排気ダクト44に対向する位置に配置されている。
以下では図2を参照して、加熱調理器10の動作について説明する。ユーザから操作パネル66を介して加熱運転の開始が指示されると、制御基板68は図2に示す処理を実行する。
S2では、制御基板68は、冷却ファン74を駆動する。
S4では、制御基板68は、循環ファン36を駆動する。
S6では、制御基板68は、バーナ26を点火する。これによって、加熱庫14内の被加熱物Wの加熱が開始される。
S8では、制御基板68は、温度センサ78で検出される温度が上限温度(例えば90℃)を超えているか否かを判断する。温度センサ78で検出される温度が上限温度を超えている場合(YESの場合)、制御基板68は、冷却ファン74に異常が生じていると判断して、処理はS10へ進む。
S10では、制御基板68は、バーナ26を消火する。
S12では、制御基板68は、循環ファン36を停止する。
S14では、制御基板68は、冷却ファン74を停止する。
S16では、制御基板68は、操作パネル66を介して、加熱運転が異常終了したことをユーザに報知する。S16の後、図2の処理は終了する。
S8で、温度センサ78で検出される温度が上限温度以下の場合(NOの場合)、処理はS18へ進む。
S18では、制御基板68は、S6でバーナ26を点火してからの経過時間が所定時間(例えば30分)に達したか否かを判断する。所定時間は、加熱調理器10の加熱運転の所要時間として、予め設定された時間である。経過時間が所定時間に達していない場合(NOの場合)、処理はS8へ戻る。経過時間が所定時間に達すると(YESとなると)、処理はS20へ進む。
S20では、制御基板68は、バーナ26を消火する。
S22では、制御基板68は、循環ファン36を停止する。
S24では、制御基板68は、冷却ファン74を停止する。
S26では、制御基板68は、操作パネル66を介して、加熱運転が正常終了したことをユーザに報知する。S26の後、図2の処理は終了する。
本実施例の加熱調理器10では、加熱運転の実行中に、温度センサ78で上限温度を超える温度が検出された場合に、冷却ファン74に異常が生じていると判断して、燃焼ガスによる被加熱物Wの加熱を終了して、ユーザに異常を報知する。このような構成とすることによって、操作基板64や制御基板68が過度に高温となって加熱調理器10が異常な動作をすることを抑制することができる。
なお、図2の処理において、加熱調理器10が加熱運転を実行中に温度センサ78で上限温度を超える温度が検出された場合に、バーナ26を消火せずに、バーナ26の火力を通常の火力よりも低い所定の制限火力まで低減した状態で、加熱運転を継続する構成としてもよい。この場合、S8において温度センサ78で検出される温度が上限温度以下の場合(NOの場合)に、制御基板68は、バーナ26の火力を制限火力まで低減した上で、操作パネル66を介して、異常の発生によりバーナ26の火力を制限していることをユーザに報知する。その後、処理はS8へ戻る。
図3は、温度センサ78の配置と、冷却ファン74に異常が生じたときの温度センサ78の検出温度の関係を示している。図3の曲線L1は、温度センサ78を図1に示す位置、すなわち冷却通路46を挟んで排気ダクト44に対向する位置に配置した場合の、温度センサ78の検出温度の経時的な変化を示している。図3の曲線L2は、比較例として、温度センサ78を制御基板68と冷却ファン74の間の位置、すなわち、冷却通路46を挟んで排気ダクト44に対向しておらず、冷却通路46を挟んで加熱庫14に対向する位置に配置した場合の、温度センサ78の検出温度の経時的な変化を示している。図3から明らかなように、冷却通路46を挟んで排気ダクト44に対向する位置に温度センサ78を配置した場合、冷却ファン74に異常が発生した時に、温度センサ78の検出温度は急激に上昇する。このため、本実施例の加熱調理器10によれば、温度センサ78の検出温度を利用して、異常の発生を迅速に検出することができる。
上記の実施例において、温度センサ78は、検出される温度が上限温度(例えば90℃)を超えるか否かを検知するサーモスイッチであってもよいし、制御基板68に検出温度を出力するサーミスタや他の種類の温度センサであってもよい。制御基板68が温度センサ78の検出温度を取得可能な場合、図2のS8において、温度センサ78で検出される温度を上限温度と比較する代わりに、例えば、制御基板68が温度センサ78で検出される温度の時間変化率を算出して、算出された時間変化率が所定値を超える場合に、S10の処理に移行し、算出された時間変化率が所定値以下の場合に、S18の処理に移行してもよい。
上記の実施例では、電装品室20内の空気の流れに関して、冷却ファン74が温度センサ78よりも上流側に配置されている場合について説明したが、冷却ファン74は、電装品室20内の他の箇所に配置されていてもよく、例えば温度センサ78よりも下流側に配置されていてもよい。
上記の実施例では、加熱調理器10が循環ファン36を備えるコンベクションオーブンである場合について説明したが、加熱調理器10は循環ファン36を備えないデッキオーブンであってもよい。
上記の実施例では、排気ダクト44の上端が、冷却通路46内で開口している構成について説明したが、排気ダクト44の上端を、排気口48に連通させる構成としてもよい。この場合も、排気ダクト44から排気口48を介して外部に排出される排気ガスの流れに引っ張られて、冷却通路46内の空気も排気口48を介して外部に排出されて、冷却通路46内に空気の流れが生じる。
上記の実施例では、冷却通路46の給気口50が、前扉24の排気口62に対向して配置されており、前扉24を通過した空気が冷却通路46に流入する構成について説明した。これとは異なり、冷却通路46の給気口50を筐体12の前面に露出させ、外部の空気が給気口50に直接流入する構成としてもよい。
以上のように、本実施例に係る加熱調理器10は、バーナ26と、バーナ26からの燃焼ガスによって被加熱物Wを加熱する加熱庫14と、加熱庫14からの排気ガスを外部に排出する排気ダクト44と、加熱庫14の上面に沿って伸びており、かつ排気ダクト44の周囲を囲んでおり、給気口56,58(または給気口50)(第1給気口の例)を介して外部から流入して排気口48(第1排気口の例)を介して外部に流出する空気が通過する内側冷却通路52、外側冷却通路54および冷却通路46(または冷却通路46)(第1空気通路の例)と、冷却通路46の上面に沿って伸びており、給気口70(第2給気口の例)を介して外部から流入して排気口72(第2排気口の例)を介して外部に流出する空気が通過する電装品室20(第2空気通路の例)と、電装品室20内に配置された操作基板64、制御基板68(回路基板の例)と、電装品室20内に配置された冷却ファン74と、電装品室20内で、冷却通路46を挟んで排気ダクト44に対向する位置に配置された温度センサ78を備えている。加熱調理器10は、温度センサ78で検出される温度が所定の条件を満たす場合に、バーナ26の火力を低減する。
加熱調理器10に何らかの異常が発生して、電装品室20の温度が上昇していく場合、電装品室20の、冷却通路46を挟んで排気ダクト44に対向する箇所は、他の箇所に比べて、温度が急激に上昇していく。上記の構成によれば、異常の検出に利用される温度センサ78が、電装品室20内で、冷却通路46を挟んで排気ダクト44に対向する位置に配置されている。このような構成とすることによって、加熱調理器10に異常が発生した場合に、速やかにバーナ26の火力を低減することができる。
本実施例の加熱調理器10において、温度センサ78は、水平面に対して傾斜した傾斜面76に配置されている。
上記の構成によれば、仮に排気口72から電装品室20内に煮こぼれ等の液体が入り込んだ場合でも、傾斜面76に液体が滞留することはないので、電装品室20に入り込んだ液体が温度センサ78による温度検出に影響を及ぼすことがない。
以上、実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :加熱調理器
12 :筐体
14 :加熱庫
16 :バーナ室
18 :循環ファン室
20 :電装品室
22 :トレー
24 :前扉
26 :バーナ
28 :給気口
30 :燃焼ガス通路
32 :フィルタ
34 :開口
36 :循環ファン
38 :ファンモータ
40 :循環通路
42 :排気通路
44 :排気ダクト
46 :冷却通路
48 :排気口
50 :給気口
52 :内側冷却通路
54 :外側冷却通路
56 :給気口
58 :給気口
60 :開口
62 :排気口
64 :操作基板
66 :操作パネル
68 :制御基板
70 :給気口
72 :排気口
74 :冷却ファン
76 :傾斜面
78 :温度センサ

Claims (2)

  1. バーナと、
    前記バーナからの燃焼ガスによって被加熱物を加熱する加熱庫と、
    前記加熱庫からの排気ガスが流れる排気ダクトと、
    前記加熱庫の上面に沿って伸びており、かつ前記排気ダクトの周囲を囲んでおり、第1給気口を介して外部から流入して第1排気口を介して外部に流出する空気が通過する第1空気通路と、
    前記第1空気通路の上面に沿って伸びており、第2給気口を介して外部から流入して第2排気口を介して外部に流出する空気が通過する第2空気通路と、
    前記第2空気通路内に配置された回路基板と、
    前記第2空気通路内に配置された冷却ファンと、
    前記第2空気通路内で、前記第1空気通路を挟んで前記排気ダクトに対向する位置に配置された温度センサを備えており、
    前記温度センサで検出される温度が所定の条件を満たす場合に、前記バーナの火力を低減する、加熱調理器。
  2. 前記温度センサが、水平面に対して傾斜した傾斜面に配置されている、請求項1の加熱調理器。
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