JP2020153546A - 加湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空焚き状態発生時に短時間で加熱ヒータをOFF状態にすることができる加湿装置を提供する。【解決手段】 熱伝導手段14を構成する主熱伝導板14aが加熱ヒータ11a、11bの間に設置されていることで、空焚き状態発生時、加熱ヒータ11a、11bから発せられた輻射熱が貯水タンク10の右側壁へ効率よく伝導し、貯水タンク10の右側壁の温度が短時間で上昇するので、サーモスタット16の温度検知部位で検知する温度が早期に異常高温に達し、強制的に加熱ヒータ11a、11bの駆動を停止させることができるため、空焚き状態発生時に加熱ヒータ11a、11b付近にある部材が長時間に渡り高温状態に晒されることがなく、熱損傷を阻止することができる。【選択図】 図10

Description

この発明は、加湿空気を室内へ供給する加湿装置に関するものである。
従来、この種のものでは、貯水タンクの水中に設置した加熱ヒータで水を加熱し、貯水タンク内の水から発生した加湿空気を送風ファンにより室内に送風して室内の加湿をする加湿装置において、貯水タンク外側の側壁に空焚き検知手段を設置し、貯水タンク内側の側壁に集熱板を設置したことで、貯水タンク内に水が存在しない状態で加熱ヒータがON状態のまま水面上に露出する空焚き状態となった場合、加熱ヒータで加熱された高温の空気が集熱板により集められ、空焚き検知手段が早期に異常高温を検知して加熱ヒータを強制的にOFF状態に切り替えることで、空焚き状態が長時間継続して加熱ヒータ周辺にある部材が熱で損傷するのを防止可能としていた。(例えば、特許文献1、2)
特許第6099531号公報 特許第6467330号公報
しかし、この従来のものでは、空焚き状態発生時に加熱ヒータにより加熱され上昇する高温空気を多量に空焚き検知手段付近に溜めるか、高温空気が通過するよう集熱板を設置したものであることから、空焚き状態発生時に加熱ヒータで加熱された高温空気が多量に生成され集熱板付近に達するまで時間がかかるため、空焚き検知手段により異常高温を検知するまでに要する時間について、更に改善の余地があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、器具本体と、
前記器具本体内にあり水を貯水する貯水タンクと、
前記貯水タンク内に設置され水を加熱し少なくとも一部が前記貯水タンクの側壁と隣接する加熱ヒータと、
前記貯水タンクの水から発生した加湿空気を送風する送風ファンと、
前記貯水タンクの側壁に設置され空焚き状態を検知する空焚き検知手段と、
前記空焚き検知手段で空焚き状態が検知されたら前記加熱ヒータの駆動を停止させる制御部と、を備え、
前記貯水タンク内に前記加熱ヒータから放出された熱を前記空焚き検知手段へ伝導する熱伝導手段を設置したことを特徴としている。
また、請求項2では、前記熱伝導手段は、前記加熱ヒータと対向する面と、前記貯水タンクの側壁に接続する面と、を有することを特徴としている。
また、請求項3では、前記貯水タンクの上下方向に複数の前記加熱ヒータを設置し、
上方に位置する前記加熱ヒータと前記空焚き検知手段とを前記貯水タンクの側壁を挟んで隣り合うように配置し、
前記熱伝導手段は、複数の前記加熱ヒータ間に位置し前記貯水タンクの側壁と接続するように設置したことを特徴としている。
また、請求項4では、前記熱伝導手段は、前記加熱ヒータの上下方向を覆う部材と、前記貯水タンクの側壁と対向し前記加熱ヒータの側方を覆う部材と、を有することを特徴としている。
この発明によれば、貯水タンク内に加熱ヒータから放出された熱を空焚き検知手段へ伝導する熱伝導手段を設置したので、貯水タンク内の水位が減少し加熱ヒータが露出したままON状態で駆動する空焚き状態発生時、熱伝導手段により加熱ヒータから放出した熱が空焚き検知手段に伝導するため、空焚き検知手段で異常高温を短時間で検知し加熱ヒータを強制的に駆動停止することができ、加熱ヒータ周辺部材の熱損傷を防止することができる。
また、熱伝導手段は、加熱ヒータと対向する面と、貯水タンクの側壁に接続する面と、を有するので、空焚き状態発生時に確実に加熱ヒータの熱を空焚き検知手段へ伝導させることができる。
また、貯水タンクの上下方向に複数の加熱ヒータを設置し、上段に位置する加熱ヒータと空焚き検知手段とを貯水タンクの側壁を挟んで隣り合うように配置し、熱伝導手段は、複数の加熱ヒータ間に位置し貯水タンクの側壁と接続するように設置したので、上下いずれかの加熱ヒータが故障しON状態が継続して空焚き状態が発生しても、加熱ヒータの熱を空焚き検知手段へ確実に伝導させ、空焚き状態の発生から短時間で加熱ヒータを強制的に駆動停止させ加熱ヒータ周辺部材の熱損傷を防止することができる。
また、熱伝導手段は、加熱ヒータの上下方向を覆う部材と、貯水タンクの側壁と対向し加熱ヒータの側方を覆う部材と、を有するので、空焚き状態発生時に加熱ヒータから放出された熱が空焚き検知手段により多く伝導するため、空焚き状態の発生から短時間で加熱ヒータを強制的に駆動停止させ、加熱ヒータ周辺部材の熱損傷を防止することができる。
この発明の一実施形態の外観を説明する斜視図である。 同実施形態の概略構成図である。 同実施形態の操作部を説明する図である。 同実施形態の制御ブロック図である。 同実施形態の運転開始から終了までの動作を説明するフローチャートである。 同実施形態の貯水タンク周辺の構造を説明する平面図である。 同実施形態の貯水タンク内の熱伝導手段周辺の構造を説明する斜視図である。 同実施形態の貯水タンク内の熱伝導手段周辺の構造を説明する斜視図である。 同実施形態のサーモスタットと熱伝導手段の位置関係を説明する右側面視図である。 同実施形態の熱伝導手段の構造を説明する図6のA−A断面図である。
次に、この発明の一実施形態におけるミスト発生装置を図に基づいて説明する。
図1を参照する。1は器具本体、2は器具本体1の正面上部を構成する上面パネル、3は器具本体1の正面下部を構成する下面パネル、4は図示しないブレーカーを隠すブレーカーカバーである。
図2を参照する。10は器具本体1内の略中段高さ位置にあって所定量の水を貯水する貯水タンクである。この貯水タンク10の内側には、水面より下で上下方向に平行な位置関係で2本設置されON状態、OFF状態を切り替えることで貯水を加熱する上加熱ヒータ11a及び下加熱ヒータ11bと、フロートが上下することで水位を検知する水位センサ12と、上加熱ヒータ11aと回転体20との間に配置され貯水タンク10に水が存在しないとき各加熱ヒータ11がON状態で継続することで放射される輻射熱から回転体20を保護する遮熱板13と、貯水タンク10の右側壁に各加熱ヒータ11の一部が隣接するよう設置され、空焚き状態発生時に各加熱ヒータ11の熱をサーモスタット16へ伝導する熱伝導手段14と、が設置されている。前記熱伝導手段14の詳細な構造については後述する。
また、貯水タンク10の外側には、貯水タンク10の底面に設置され貯水タンク10内の貯水温度を検知する貯水温度センサ15と、貯水タンク10の右側壁を間に挟み加熱ヒータ11の一部と隣り合う位置に配置された空焚き検知手段としてのサーモスタット16と、が設置されており、当該サーモスタット16は、温度検知部位により異常高温を検知したら各加熱ヒータ11と電源との接点を開放し各加熱ヒータ11を強制的に駆動停止するバイメタル式で構成されている。
図2を参照する。20は貯水タンク10の水中に下端が水没し駆動軸21に軸支され中空逆円錐形で上方に向かって円周が徐々に拡大する筒状の回転体であり、回転体20は、上部外周に所定間隔を離間させて位置し回転体20と共に回転する円筒状の枠体22と、該枠体22の全周壁に多数のスリットや金網やパンチングメタル等から成る衝突体としての多孔部23が設置されている。
図2を参照する。24は貯水タンク10の上方に設置され駆動軸21と軸支することで回転体20を回転駆動させるミストモータ24であり、当該ミストモータ24が駆動すると回転体20が回転して貯水タンク10の内壁から汲み上げられた水が回転体20の上端に形成された複数の図示しない飛散口から外周方向へ飛散し多孔部23に衝突することで、水が微細化して粒径がナノメートル(nm)サイズのミストが多量に生成されると同時に、粒径が比較的大きな大粒水滴が発生する。
なお、貯水タンク10内の水位が下限水位を下回ると、回転体20で水を汲み上げることが困難な状態になり、ミストと負イオンの発生量が減少して室内に放出される加湿空気量が減少してしまう。
また、貯水タンク10内の水位が上限水位を上回ると、水の粘性抵抗により回転体20の回転に対する負荷が増大することから、ミストモータ24に負荷がかかり製品寿命の低下に繋がる。
以上のことから、貯水タンク10内の水位を下限水位から上限水位の範囲に収めることで、回転体20による水の汲み上げ量を確保すると共にミストモータ24の負荷増大を防止することができる。
図2を参照する。30は貯水タンク10と送風口40とを接続し貯水タンク10内で発生したミストを含む加湿空気が通過する気水分離ケース、31は該気水分離ケース30の途中に互い違いとなるよう複数配置された板状のバッフル板である。
気水分離ケース30内を加湿空気が通過すると加湿空気に含まれる粒径の大きな大粒水滴がバッフル板31に付着し、バッフル板31に付着した大粒水滴が溜まると気水分離ケース30の側面を流れ落ちて貯水タンク10へ滴下する。これにより、送風口40まで大粒水滴が案内されることがなく、送風口40付近の結露発生を未然に防止することができる。
図2を参照する。40は器具本体1上部の前面方向が開口した状態で形成された送風口であり、送風口40には、上下方向の風向を変更可能な板状のルーバー41と、室内へ送風される加湿空気の温度を検知する送風温度センサ42と、が備えられ、気水分離ケース30を通過したミストを含む加湿空気が送風口40から室内へ送風されることで室内の加湿と空気清浄とが実施可能となる。
図2を参照する。50は器具本体1の底面に形成され室内の空気が入り込む吸気口であり、吸気口50内には、所定の回転数で駆動することで室内の乾燥空気を吸引して器具本体1の上部方向へ送風する送風ファン51と、吸気口50へ吸い込まれる乾燥空気の雰囲気温度を検知する吸気温度センサ52と、器具本体1が設置された室内の相対湿度を検知する湿度センサ53と、を備えている。
送風ファン51が所定の回転数で駆動すると、器具本体1の底面に形成された吸気口50から吸い込んだ乾燥空気が器具本体1の上部方向へ送風され、吸気口5と貯水タンク10とを接続する送風案内路54を乾燥空気が通過し、貯水タンク10内へ流入した乾燥空気がミストを含んだ加湿空気となって前記気水分離ケース30内を上昇し送風口40から室内へ送風されることで、ミストを含んだ加湿空気を室内に供給することができる。
図2を参照する。60は貯水タンク10の側面に一端が接続され貯水タンク10内に市水を給水する給水管であり、給水管60の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水タンク10内への給水を制御する給水弁61と、給水圧を所定値まで減圧する減圧弁62とが備えられている。
70は貯水タンク10の下部に一端が接続され貯水タンク10内の水を器具本体1外部に排水する排水管であり、排水管70の配管途中には、電磁弁を開閉して貯水タンク10内水の排水を制御する排水弁71が備えられている。
図3を参照する。80は上面パネル2に設置され複数のスイッチとランプとを備えた操作部であり、操作部80には、ミスト運転の開始及び停止を指示する運転スイッチ81と、各加熱ヒータ11のON/OFF状態を切り替えることで貯水タンク10内の貯水温度を変化させ所定時間あたりに貯水タンク10から流出する水量である加湿量を変化させる3段階の加湿レベルと、湿度センサ53で検知された湿度が予め設定された湿度となるよう前記加湿レベルを変化させるオートモードとから選択可能な加湿スイッチ82と、ミストモータ24と送風ファン51との回転数の大小を設定可能な三段階の風量レベルと、湿度センサ53で設定された湿度が予め設定された湿度となるよう前記風量レベルを変化させるオードモードとから選択可能な風量スイッチ83と、が備えられている。
図3を参照する。操作部80の各スイッチ上部には各スイッチに対応したランプが備えられており、運転スイッチ81が操作されたら点灯する運転ランプ84と、ミスト運転が所定時間以上継続したら開始する除菌運転時に点灯する除菌ランプ85と、加湿スイッチ82で設定された加湿レベルを1から3の数値とオートモードを示すAで表示する加湿レベルランプ86と、風量スイッチ83で設定された風量レベルを1から3の数値とオートモードを示すAで表示する風量レベルランプ87と、が備えられている。
図4を参照する。90は各センサで検知された検知値や操作部80上に備えられた各スイッチでの設定内容に基づき運転内容や弁の開閉を制御するマイコンで構成された制御部であり、ミストモータ24を所定の回転数で駆動させるミストモータ制御手段91と、送風ファン51を所定の回転数で駆動させる送風ファン制御手段92と、各加熱ヒータ11のON/OFF状態を切り替えて貯水タンク10内の水温を制御するSSR(ソリッドステートリレー)で構成される加熱ヒータ制御手段93と、が備えられている。
次にこの一実施形態での運転開始から終了までの動作について、図5のフローチャートを参照し説明する。
まず、操作部80の運転スイッチ81が操作されたら、制御部90は、排水弁71を開弁して貯水タンク10内の水を排水し、水位センサ12でOFF信号が検知されたら給水弁61を開弁して貯水タンク10内を水で洗い流すクリーニング動作を行い、所定時間経過したら排水弁71を閉弁することで給水弁61から流入する水を貯水タンク10内に供給し、水位センサ12でON信号が検知されたら、所定量の水が貯水タンク10内に供給されたとして給水弁61を閉弁する洗浄モードを行う(ステップS101)。
ステップS101の洗浄モードが終了したら、制御部90は、貯水温度センサ15で検知される貯水温度が室温と同値になるまで加熱ヒータ制御手段93で各加熱ヒータ11をON状態にして、ミストモータ24及び送風ファン51が所定の回転数となるようミストモータ制御手段91及び送風ファン制御手段92で制御する立ち上げ動作を実行する立ち上げモードを行う(ステップS102)。
ステップS102の立ち上げモードが終了したら、制御部90は、加湿スイッチ82及び風量スイッチ83で設定された加湿レベルと風量レベルとに基づいて、ミストモータ24と送風ファン51とが所定の回転数で駆動するようミストモータ制御手段91と送風ファン制御手段92とで回転数を制御し、各加熱ヒータ11のON/OFF状態を加熱ヒータ制御手段93で切り替えて制御して、加湿レベルと風量レベルとに合わせた所定の温度範囲内にするミスト運転を実行する通常運転モードを行う(ステップS103)。
また、制御部90は、前記ミスト運転中に貯水タンク10の水位が下限水位以下となって水位センサ12がOFF信号を出力したと判断したら、給水弁61を開弁して貯水タンク10内への給水を開始し、貯水タンク10の水位が上限水位に達して水位センサ12がON信号を出力したと判断したら、給水弁61を閉弁して貯水タンク10内への給水を停止することで、常時ミスト運転が実施可能な水位を保持することができる。
また、制御部90は、水入れ替え動作の実施タイミングに達したと判断したら、ミストモータ24と送風ファン51とを停止させ排水弁71を開放して貯水タンク10内の水を排水し、水位センサ12が下限水位を検知する所定の排水時間が経過するまでに水位センサ12が下限水位を検知していれば排水弁71を閉止すると共に給水弁61を開放して貯水タンク10内への給水を開始し、水位センサ12で上限水位が検知するか所定の給水時間が経過したら給水弁61を閉止する動作を所定回数だけ繰り返し、所定のタイミングでミストモータ24と送風ファン51とを駆動させる水入れ替え動作を実施することで、貯水タンク10内を清浄にしてスケールの析出が発生するのを防止する。
また、前記水入れ替え動作時において水位センサ12が下限水位を検知する所定の排水時間内に水位センサ12が下限水位を検知しなかった場合、制御部90は、エラーと判断してミストモータ24と送風ファン51との駆動を停止させ運転ランプ84を点滅させることでエラーを報知すると共に、運転スイッチ81を操作することでのミスト運転の実施を禁止するエラー状態に切り替わる。そして、作業者によるメンテナンスが実施された後に制御部90にある図示しない特定のスイッチが操作される等の所定のエラー解除動作が実行されたと制御部90が判断したら、エラー状態を解除して運転スイッチ81を操作することでミスト運転の実施が可能な状態に切り替わる。
なお、立ち上げモード及び通常モードの実施時、加熱ヒータ制御手段93により加熱ヒータ11をON状態からOFF状態へ切り替える指示をしたにも関わらず、リレー回路やスイッチ回路の故障といったマイコン基板上の不具合等により加熱ヒータ11がOFF状態に切り替わらない場合がある。更にこのとき、水位センサ12を構成するフロートにつまりが生じて下限水位を検知しない状態になると、貯水タンク10内の水位は減少し続けることから、貯水タンク10内に水が存在しないにも関わらず加熱ヒータ11がON状態で駆動し続けるという、空焚き状態が発生する。
この空焚き状態が継続すると貯水タンク10内の温度は上昇し続けるが、サーモスタット16の温度検知部位が異常高温である所定温度(例えば70℃)以上を検知したら、バイメタル式のスイッチが開放して加熱ヒータ11への通電が強制的に遮断される。これにより、貯水タンク10内が加熱され続け、加熱ヒータ11付近にある部材が熱損傷を受ける事態を未然に防止することができる。
ステップS103の通常運転モードが開始されてから経過した時間が16時間となったか、または通常運転モード中に運転スイッチ81が操作されミスト運転終了の指示があったと判断したら、制御部90は、ミストモータ24を停止させてから排水弁71を開弁して貯水タンク10内の水を排水し、所定時間経過したら給水弁61を開弁して貯水タンク10内を洗浄してから排水弁71を閉弁して貯水タンク10内に所定量だけ貯水する洗浄運転を行い、その後、各加熱ヒータ11をON状態にして水を65℃前後に加熱し除菌を行う除菌運転を10分間実施し、10分経過後に貯水タンク10内を冷却する冷却運転を実行し、貯水温度が60℃未満になったら排水弁71を開弁して排水するクリーニングモードを行う(ステップS104)。
ステップS104のクリーニングモードが終了したら、制御部90は、乾燥モード(ステップS105)に移行し、送風ファン51が所定の回転数(例えば、800rpm)で駆動するよう送風ファン制御手段92で制御し、所定時間(例えば3時間)だけ送風ファン51を駆動させ続ける乾燥運転を実施して、3時間経過したと判断したら、送風ファン51を停止させて運転を終了する。
次に、熱伝導手段14周辺の詳細な構造について説明する。
図6、9を参照する。加熱ヒータ11a、11bは貯水タンク10の右側壁に端部が位置し、平面視で略M字状となるよう配置されている。加熱ヒータ11a、11bは水平方向に平行な位置関係となるよう上下に並んで配置されている。加熱ヒータ11a、11bの中間部位11cは貯水タンク10の右側壁と隣り合う位置で前後方向に延びており、前記中間部位11cを覆うように熱伝導手段14が貯水タンク10の内側に設置されている。
図7、8を参照する。熱伝導手段14は、加熱ヒータ11a、11bの間に位置し中間部位11cにおいて上下方向で対向する対向面14a1と、貯水タンク10の右側壁と溶接加工により接続する接続面14a2とを有した前面視略L字状の主熱伝導板14aと、中間部位11cの上下方向、及び貯水タンク10の右側壁と対向する左方向を覆うように配置された前面視略逆コの字状の補助熱伝導板14bと、前記主熱伝導板14aと前記補助熱伝導板14bとをビスで熱伝導可能に接続固定する固定板14cと、で構成されている。
図6から9を参照する。加熱ヒータ11aとサーモスタット16とは貯水タンク10の右側壁を挟んで隣り合うように配置されている。よって、前記した空焚き状態発生時、加熱ヒータ11a、11bから発せられる輻射熱が主熱伝導板14aの対向面14a1を介して貯水タンク10の右側壁に伝導すると、接続面14a2付近の貯水タンク10の右側壁温度が上昇し、サーモスタット16の温度検知部位で検知される温度が短時間で異常高温まで上昇することから、空焚き状態の発生から短時間で加熱ヒータ11a、11bをOFF状態にすることができ、加熱ヒータ11a、11b付近にある部材の熱損傷を阻止することができる。
また、前記補助熱伝導板14bが設置されたことで、空焚き状態発生時に加熱ヒータ11a、11bの周囲から発せられる輻射熱を効率よく集熱し、主熱伝導板14aを介して接続面14a2付近の貯水タンク10の右側壁へ伝導させることができるので、空焚き状態の発生から短時間で貯水タンク10の右側壁の温度を上昇させ、サーモスタット16により加熱ヒータ11a、11bをOFF状態にすることができる。
図10を参照する。前記した空焚き状態発生時、加熱ヒータ11a、11bの2つがON状態で駆動し続けた場合、加熱ヒータ11a、11bから輻射熱が周囲に発せられる。中間部位11cにおいて、加熱ヒータ11a、11bから発せられた輻射熱は補助熱伝導板14bから主熱伝導板14aへ伝導し、接続面14a2付近でサーモスタット16の温度検知部位が接続する貯水タンク10の右側壁温度が上昇する。
よって、空焚き状態発生時、加熱ヒータ11a、11bの2つがON状態のまま駆動し続けても、熱伝導手段14により加熱ヒータ11a、11bから発せられる輻射熱を効率よく貯水タンク10の右側壁へ伝導させ、サーモスタット16の温度検知部位が短時間で異常高温を検知するため、回転体20の底面付近や貯水タンク10の底面等、加熱ヒータ11a、11b付近に位置する部材が高温状態に晒される時間を減らし、熱損傷を未然に阻止することができる。
また、前記した空焚き状態発生時、加熱ヒータ11aのみがON状態で駆動し続けた場合、加熱ヒータ11aから発せられた輻射熱により、加熱ヒータ11aの中間部位11c付近にある補助熱伝導14bから主熱伝導板14aへ熱が伝導し、接続面14a2付近でサーモスタット16の温度検知部位が接続する貯水タンク10の右側壁温度が上昇する。
よって、空焚き状態発生時、上方に位置する加熱ヒータ11aのみがON状態で駆動し続けても、熱伝導手段14により加熱ヒータ11aから発せられる輻射熱を効率よく貯水タンク10の右側壁へ伝導し、サーモスタット16の温度検知部位が短時間で異常高温を検知するので、加熱ヒータ11aのみがON状態を継続することで貯水タンク10の右側壁の温度上昇速度が鈍化し、加熱ヒータ11aを強制的にOFF状態にするまでの時間が長期化するのを阻止することができるため、加熱ヒータ11a付近にある部材の熱損傷を未然に阻止することができる。
また、前記した空焚き状態発生時、加熱ヒータ11bのみがON状態で駆動し続けた場合、加熱ヒータ11bから発せられた輻射熱により、加熱ヒータ11bの中間部位11c付近にある補助熱伝導14bから主熱伝導板14aへ熱が伝導し、接続面14a2付近でサーモスタット16の温度検知部位が接続する貯水タンク10の右側壁温度が上昇する。
よって、空焚き状態発生時、下方に位置する加熱ヒータ11bのみがON状態で駆動し続けても、熱伝導手段14により加熱ヒータ11bから発せられる輻射熱を効率よく貯水タンク10の右側壁へ伝導させ、サーモスタット16の温度検知部位が短時間で異常高温を検知することができるので、加熱ヒータ11aと比較しサーモスタット16との距離が離れている加熱ヒータ11bのみがON状態で駆動し続けることで貯水タンク10の右側壁の温度上昇速度が鈍化し、加熱ヒータ11bを強制的にOFF状態にするまでの時間が長期化するのを阻止することができるため、加熱ヒータ11b付近にある部材の熱損傷を未然に阻止することができる。
図7、9を参照する。主熱伝導板14aの接続面14a2はサーモスタット16と対向する箇所に切り欠き14a3が形成されている。当該切り欠き14a3が形成されたことで、加熱ヒータ11aが空焚き状態で駆動し続けた場合、加熱ヒータ11aから発せられる輻射熱が接続面14a2を介すことなく貯水タンク10の右側壁に直接当たることから、切り欠き14a3がない場合と比較し、貯水タンク10の右側壁における温度上昇速度が上がるため、サーモスタット16が短時間で異常高温を検知し、加熱ヒータ11aをOFF状態にすることができる。
次に、本発明の効果を説明する。
図7、8を参照する。熱伝導手段14を構成する主熱伝導板14aが加熱ヒータ11aと加熱ヒータ11bとの間に設置されていることで、空焚き状態発生時、加熱ヒータ11a、11bから発せられた輻射熱が主伝導板14aを介して貯水タンク10の右側壁へ効率よく伝導し、貯水タンク10の右側壁の温度が短時間で上昇するので、サーモスタット16の温度検知部位で検知する温度が短時間で異常高温に達し、強制的に加熱ヒータ11a、11bの駆動を停止させることができるため、加熱ヒータ11a、11b付近にある部材が長時間に渡り高温状態に晒されることがなく、熱損傷を阻止することができる。
また、加熱ヒータ11aと比較しサーモスタット16との距離が離れた位置に加熱ヒータ11bが配置されていても、主熱伝導板14aにより加熱ヒータ11bの輻射熱を効率よく集熱し、サーモスタット16が設置された貯水タンク10の右側壁へ伝導させることができるため、空焚き状態発生時に加熱ヒータ11bのみがON状態で駆動し続けた場合であっても、短時間でサーモスタット16が異常高温を検知し、加熱ヒータ11bをOFF状態にすることができる。
図10を参照する。熱伝導手段14を構成する補助熱伝導板14bが加熱ヒータ11a、11bの中間部位11の上下方向、及び貯水タンク10の右側壁と対向する加熱ヒータ11a、11bの中間部位11の左方向を覆っていることで、空焚き状態発生時、加熱ヒータ11a、11bの中間部位11から周囲に向かって放射される輻射熱を効率よく集熱し、主熱伝導板14aを介して貯水タンク10の右側壁へ伝導させることができるので、貯水タンク10の右側壁温度が短時間で上昇し、サーモスタット16により異常高温を短時間で検知して加熱ヒータ11a、11bをOFF状態にすることができるため、加熱ヒータ11a、11b付近にある部材が長時間に渡り高温状態に晒されることがなく、熱損傷を阻止することができる。
なお、本実施形態では貯水タンク10の上下方向に2つの加熱ヒータ11a、11bを設置した内容で説明したが、貯水タンク10内に一つの加熱ヒータ11を設置した内容であっても適用可能である。この場合、加熱ヒータ11とサーモスタット16とを貯水タンク10の側壁を挟んで隣り合うように設置し、加熱ヒータ11の上方、あるいは下方に対向面14a1、サーモスタット16が設置された貯水タンク10の側壁と接続するよう接続面14a2が位置するよう主熱伝導板14aを設置することで、空焚き状態発生時、加熱ヒータ11の輻射熱を効率よく集熱して貯水タンク10の側壁温度が上昇するため、空焚き状態発生時から短時間でサーモスタット16により加熱ヒータ11をOFF状態にすることができ、加熱ヒータ11付近にある部材の熱損傷を阻止することができる。
また、貯水タンク10内に3本以上の加熱ヒータ11を上下方向に並べて設置した場合であっても、最も上方に位置する加熱ヒータ11が貯水タンク10の側壁を挟んでサーモスタット16と隣り合う位置に主熱伝導板14aを設置し、各加熱ヒータ11の周囲を覆う補助熱伝導板14bと主熱伝導板14aとを固定板14cで接続固定することで、空焚き状態発生時にいずれか一つの加熱ヒータ11がON状態であっても、補助熱伝導板14b及び主熱伝導板14aによって熱を伝導させ、サーモスタット16が接続された貯水タンク10の側壁温度を短時間で上昇させることができるため、サーモスタット16が短時間で異常高温を検知し加熱ヒータ11をOFF状態にすることができ、加熱ヒータ11付近にある部材の熱損傷を未然に阻止することができる。
なお、本実施形態で説明した各加熱ヒータ11と熱伝導手段14との位置関係は一例であり、空焚き状態発生時に加熱ヒータ11の輻射熱を熱伝導手段14により集熱し、空焚き検知手段であるサーモスタット16の温度検知部位が短時間で異常高温を検知可能な構成を有していれば、本発明と均等な範囲に属するものである。
1 器具本体
10 貯水タンク
11a 上加熱ヒータ
11b 下加熱ヒータ
14 熱伝導手段
14a 主熱伝導板
14a1 対向面
14a2 接続面
14b 補助熱伝導板
16 サーモスタット(空焚き検知手段)
51 送風ファン
90 制御部

Claims (4)

  1. 器具本体と、
    前記器具本体内にあり水を貯水する貯水タンクと、
    前記貯水タンク内に設置され水を加熱し少なくとも一部が前記貯水タンクの側壁と隣接する加熱ヒータと、
    前記貯水タンクの水から発生した加湿空気を送風する送風ファンと、
    前記貯水タンクの側壁に設置され空焚き状態を検知する空焚き検知手段と、
    前記空焚き検知手段で空焚き状態が検知されたら前記加熱ヒータの駆動を停止させる制御部と、を備え、
    前記貯水タンク内に前記加熱ヒータから放出された熱を前記空焚き検知手段へ伝導する熱伝導手段を設置したことを特徴とする加湿装置。
  2. 前記熱伝導手段は、前記加熱ヒータと対向する面と、前記貯水タンクの側壁に接続する面と、を有することを特徴とする請求項1記載の加湿装置。
  3. 前記貯水タンクの上下方向に複数の前記加熱ヒータを設置し、
    上方に位置する前記加熱ヒータと前記空焚き検知手段とを前記貯水タンクの側壁を挟んで隣り合うように配置し、
    前記熱伝導手段は、複数の前記加熱ヒータ間に位置し前記貯水タンクの側壁と接続するように設置したことを特徴とする請求項1または2記載の加湿装置。
  4. 前記熱伝導手段は、前記加熱ヒータの上下方向を覆う部材と、前記貯水タンクの側壁と対向し前記加熱ヒータの側方を覆う部材と、を有することを特徴とする請求項3に記載の加湿装置。
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