JP2020153268A - スクロール蒸気膨張システム - Google Patents

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【課題】簡易な構成で、膨張機上流側に混入する水の量を適切に制御して十分なシール効果を得ることができるスクロール蒸気膨張システムを提供すること。【解決手段】配管L3から吸入した高圧蒸気HWを膨張して配管L5から低圧蒸気を吐出するスクロール膨張機10を有したスクロール蒸気膨張システム1であって、高圧蒸気HWを気相と液相とに分離するドレンタンク30と、ドレンタンク30内の気相をスクロール膨張機10に導出する配管L3と、配管L3に接続され、ドレンタンク30内の液相を気相に混入させる配管L4と、配管L4に設けられた流量調整弁20と、流量調整弁20の開度の増減を行う制御部50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、簡易な構成で、膨張機上流側に混入する水の量を適切に制御して十分なシール効果を得ることができるスクロール蒸気膨張システムに関する。
従来、潤滑油を用いないスクロール膨張機は、膨張室間の微小隙間をシールすることができず、漏れ流量が増加するため、膨張機効率が低いという問題があった。そこで、膨張過程で生じる水を潤滑油の代替としてシールに用いることで、膨張機効率を向上するようにしている。
しかし、膨張に伴って生じる水は、膨張機入口付近ではシールに必要な十分な水量を確保できないため、シール効果が不十分であった。このため、特許文献1では、膨張機内部に放熱機構を設け、膨張過程で温度低下する蒸気と熱交換により凝縮水を発生し、膨張機内部に混入させてシール効果を上げるようにしている。
特開2013−181506号公報
しかしながら、特許文献1のスクロール膨張機では、熱交換部の大きさが一定であるため、蒸気流量の変動に伴って熱交換量が変動し、生成される凝縮水量も変化する。このため、凝縮水の混入量を制御することができず、凝縮水量が少ないとシール効果を発揮できず、膨張機効率が低下してしまい、凝縮水量が多いと膨張過程における蒸気流量が減り、出力が低下してしまうという問題があった。
また、特許文献1のスクロール膨張機では、膨張機内部に熱交換機構や水混入機構を設ける必要があるため、装置が複雑なものとなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、膨張機上流側に混入する水の量を適切に制御して十分なシール効果を得ることができるスクロール蒸気膨張システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるスクロール蒸気膨張システムは、入口配管から吸入した高圧蒸気を膨張して出口配管から低圧蒸気を吐出するスクロール膨張機を有したスクロール蒸気膨張システムであって、前記高圧蒸気を気相と液相とに分離するドレンタンクと、前記ドレンタンク内の気相を前記スクロール膨張機に導出する気相側配管と、前記気相側配管に接続され、前記ドレンタンク内の前記液相を前記気相に混入させる液相側配管と、前記液相側配管に設けられた流量調整弁と、前記流量調整弁の開度を調整する制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるスクロール蒸気膨張システムは、上記の発明において、前記制御部は、前記スクロール膨張機の回転数に応じて前記流量調整弁の開度を調整することを特徴とする。
また、本発明にかかるスクロール蒸気膨張システムは、上記の発明において、前記ドレンタンク内の液位を検出する液位センサと、前記ドレンタンク内に水を供給する水供給手段と、をさらに備え、前記水供給手段は、前記液位センサの検出液位に応じて前記ドレンタンク内に流入する水の流量を調整することを特徴とする。
また、本発明にかかるスクロール蒸気膨張システムは、上記の発明において、前記水供給手段は、熱交換により前記高圧蒸気の少なくとも一部を凝縮させる熱交換器と、前記熱交換器に流入する高圧蒸気をバイパスさせるバイパス配管と、前記熱交換器に流入する高圧蒸気の流量を調整する高圧蒸気流量調整弁と、前記液位センサの検出液位に応じて前記高圧蒸気流量調整弁の開度を調整する蒸気流量制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるスクロール蒸気膨張システムは、上記の発明において、前記熱交換器は、前記ドレンタンクに流入する高圧蒸気と前記スクロール膨張機によって膨張された低圧蒸気とを熱交換させることを特徴とする。
また、本発明にかかるスクロール蒸気膨張システムは、上記の発明において、前記水供給手段は、前記ドレンタンクまたは前記ドレンタンク上流側の配管に接続された水供給配管と、前記水供給配管を流通する水の流量を調整する水流量調整弁と、前記液位センサの検出液位に応じて前記水流量調整弁の開度を調整する水流量制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるスクロール蒸気膨張システムは、上記の発明において、前記ドレンタンクの水を排水する排水配管と、前記排水配管に設けられた排水流量調整弁と、前記液位センサの検出液位に応じて前記排水流量調整弁の開度を調整する排水流量制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で、膨張機上流側に混入する水の量を適切に制御して十分なシール効果を得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態であるスクロール蒸気膨張システムの構成を示す図である。 図2は、制御部による流量調整弁の開度制御処理手順を示すフローチャートである。 図3は、スクロール膨張機による膨張過程を説明するためのP−h線図である。 図4は、本発明の実施の形態の変形例であるスクロール蒸気膨張システムの構成を示す図である。 図5は、水混入率に対する蒸気漏れ流量の変化を示す図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
<スクロール蒸気膨張システムの構成>
図1は、本発明の実施の形態であるスクロール蒸気膨張システム1の構成を示す図である。図1に示すように、スクロール蒸気膨張システム1は、スクロール膨張機10、流量調整弁20、ドレンタンク30、熱交換器40及び制御部50を有する。
スクロール膨張機10は、入口10aに気相側配管である配管L3が接続され、液相側配管である配管L4から導出される水が混入された高圧蒸気HWが吸入される。また、スクロール膨張機10は、出口10bに配管L5が接続され、膨張された低圧蒸気LWが熱交換器40側に吐出される。熱交換器40によって吸熱した低圧蒸気LWは、配管L6を介して外部出力される。
スクロール膨張機10は、固定スクロールと旋回スクロールとを有する。固定スクロールと旋回スクロールとは、それぞれ板状渦巻歯が互いに噛み合わされた状態で、旋回スクロールが固定スクロールの中心を公転運動する旋回を行い、この旋回に伴って中心の吸入口から吸入される高圧蒸気HWを、固定スクロールと旋回スクロールとの間に形成される膨張室によって膨張させて低圧蒸気LWを生成する。なお、この膨張室を形成する際、固定スクロールの板状渦巻歯壁面と旋回スクロールの板状渦巻歯壁面との当接位置におけるシールを行うため、高圧蒸気HWに水が混入される。スクロール膨張機10は、膨張過程に伴って旋回スクロールの回転軸10cが回転駆動される。この回転軸10cの回転エネルギーは外部出力される。
高圧蒸気HWは、配管L0を介して導入され、分岐点P1によって高圧蒸気流量調整弁52側とバイパス配管L1側とに分岐する。高圧蒸気流量調整弁52側に流れた高圧蒸気HWは、高圧蒸気流量調整弁52によって流量調整されて熱交換器40に導入され、配管L2を介してドレンタンク30に導出される。一方、バイパス配管L1側に流れた高圧蒸気HWは、配管L2上の合流点P2を介して熱交換器40から導出された高圧蒸気HWと合流する。なお、高圧蒸気流量調整弁52及び蒸気流量制御部52aは、熱交換器40に導入される高圧蒸気HWの流量調整ができればよく、例えば高圧蒸気流量調整弁52は、バイパス配管L1上に設けてもよい。また、熱交換器40、バイパス配管L1、高圧蒸気流量調整弁52及び蒸気流量制御部52aは、水供給手段である。
ドレンタンク30は、配管L2を介して導入された高圧蒸気HWを気相と液相とに気液分離する。配管L2を流れる高圧蒸気は、熱交換器40や配管L2などによって一部が凝縮された水となる。
ドレンタンク30の気相である高圧蒸気HWは、配管L3を介してスクロール膨張機10側に導出される。一方、ドレンタンク30の液相である水は、配管L4及び流量調整弁20を介して、配管L3の合流点P3から高圧蒸気HWに水を混入する。そして、上記したように、水が混入した高圧蒸気HWがスクロール膨張機10に導入される。
流量調整弁20は、開度調整機構21を介して開度Aが調整される。制御部50は、スクロール膨張機10の回転軸10cの回転数Nを回転数検出部11によって検出し、検出した回転数Nの増減に対応した開度Aの増減制御を行う。回転数Nの増減は、スクロール膨張機10に吸入される高圧蒸気HWの蒸気流量に影響するため、制御部50は、高圧蒸気HWの蒸気流量の増減に対応して開度Aの増減を行うことになる。これにより、高圧蒸気HWの流量に対する水の混入率が常に一定値とすることができる。すなわち、水の混入量は、スクロール膨張機10に吸入される蒸気流量に追随した値となる。この結果、蒸気流量の変動によって、水の混入量が少なくてシール効果が得られないという事態を回避し、水の混入量が多くて膨張過程における蒸気流量が減って膨張機効率が低下してしまう事態も回避することができる。
ドレンタンク30には、水位(液位)を検出する液位センサである水位センサ31,32を有する。また、ドレンタンク30には、水位が所定値を超える場合にドレンタンク30内の水を排水する排水配管L10と排水流量調整弁51とを有する。水位センサ31がドレンタンク30内の水位の上昇を検出すると、その情報が排水流量制御部51aに通知され、排水流量制御部51aは、通知内容に対応して排水流量調整弁51の開度を調整して水を排水する。一方、水位センサ32がドレンタンク30内の水位の低下を検出すると、その情報が蒸気流量制御部52aに通知され、蒸気流量制御部52aは、通知内容に対応して、ドレンタンク30内の水を増やすべく、高圧蒸気流量調整弁52の開度を大きくして高圧蒸気HWから生成される凝縮水の量を増やす。
また、水位センサ31,32に替えて、フロート式水位計などのレベル計によってドレンタンク30内の水位を測定し、排水流量調整弁51及び高圧蒸気流量調整弁52の開度調整を行ってもよい。
また、排水流量調整弁51及び高圧蒸気流量調整弁52は、ON/OFF制御によって開閉のみを制御するものであってもよい。
<制御部による流量調整弁の開度制御処理>
図2は、制御部50による流量調整弁20の開度制御処理手順を示すフローチャートである。また、図3は、スクロール膨張機10による膨張過程を説明するためのP−h線図である。図2に示すように、制御部50は、まず配管L3の高圧蒸気HWの温度T1を温度センサ12から取得する(ステップS101)。その後、制御部50は、次式(1)を用いて入口密度ρinを算出する(ステップS102)。
ρin=fsatg(T1) ・・・(1)
fsatgは、図3に示した飽和蒸気線L12に対応する飽和蒸気関数である。
その後、次式(2)を用いて水混入量G2を算出する(ステップS103)。
G2=G1(1−x) ・・・(2)
G1は、吐出流量である。また、xは、目標乾き度である。
さらに、開度Aと流量との関係を示す関数fを用いて次式(3)のように、開度A
を算出し(ステップS104)、本処理を終了する。
A=f(G2) ・・・(3)
これにより、図3に示すように、スクロール膨張機10の入口10aにおける乾き度xは、凝縮水の混入によって飽和蒸気線L12上から湿り蒸気内にシフトし、高圧蒸気HWは、等エントロピ線L上で膨張する。この結果、スクロール膨張機10内の高圧蒸気HWには、入口10aから常に適切な量の水が含まれ、潤滑油がなくても十分なシール効果を得ることができる。また、蒸気流量が変動しても、流量調整弁20の開度Aの調整により、常に適切な量の水が混入されているため、十分なシール効果とともに、膨張すべき蒸気流量が減少することもない。
本実施の形態では、ドレンタンク30及び流量調整弁20を設けるのみという簡易な構成で、水の混入量を調整することができる。また、ドレンタンク30への水の補充は、熱交換器40、バイパス配管L1、高圧蒸気流量調整弁52を設けるのみという簡易な構成で、水の補充を行うことができるとともに、エネルギー効率も低下しない。
<変形例>
図4は、本発明の実施の形態の変形例であるスクロール蒸気膨張システムの構成を示す図である。図1のスクロール蒸気膨張システム1では、ドレンタンク30の水を熱交換器40によって生成するようにしていたが、本変形例では、図4に示すように、外部あるいは低圧蒸気LWの使用済みの水を貯留する外部入力用ドレンタンク130から、水流量調整弁131が設けられる水供給配管L11を介してドレンタンク30に水を供給するようにしている。水流量調整弁131は、外部入力用ドレンタンク130から供給すべき水の流量調整を行う。なお、図4では、水供給配管L11は、ドレンタンク30に直接接続されているが、水供給配管L11を高圧蒸気が流れる配管L0に接続する(不図示)ようにしても良い。
水流量制御部131aは、水位センサ32から水位の低下が通知されると、ドレンタンク30内の水を増やすべく、水流量調整弁131の開度を大きくする開度調整を行い、外部入力用ドレンタンク130から供給する水の量を増やす。他の構成は、図1の構成と同じである。なお、水供給配管L11、水流量制御部131a及び水流量調整弁131は、水供給手段である。
また、水位センサ32に替えて、フロート式レベルスイッチなどのレベル計によってドレンタンク30内の水位を測定し、水流量調整弁131の開度調整を行ってもよい。
また、水流量調整弁131は、ON/OFF制御によって開閉のみを制御するものであってもよい。
本変形例では、外部入力用ドレンタンク130の水を利用することができるので、さらに簡易な構成とすることができる。
なお、図5に示すように、スクロール膨張機10内の蒸気漏れ量は、蒸気流量に対する水Wの混入率が増大することによって減少するが、水混入率がWa以上になると、蒸気漏れ量の減少傾きは急激に小さくなる。ここで、水混入率がWa以上になると、蒸気漏れ量は、ほぼ飽和状態となるので、水混入率がWaのときの蒸気漏れ量を飽和量Laと記す。
したがって、制御部50は、水の混入率が、スクロール膨張機10の蒸気漏れ流量の飽和量Laと一致する水混入率が最小値Waとなるように流量調整弁20の開度を調整してもよい。
なお、上記の実施の形態及び変形例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置及び構成要素の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 スクロール蒸気膨張システム
10 スクロール膨張機
10a 入口
10b 出口
10c 回転軸
11 回転数検出部
12 温度センサ
20 流量調整弁
21 開度調整機構
30 ドレンタンク
31,32 水位センサ
40 熱交換器
50 制御部
51 排水流量調整弁
51a 排水流量制御部
52 高圧蒸気流量調整弁
52a 蒸気流量制御部
130 外部入力用ドレンタンク
131 水流量調整弁
131a 水流量制御部
A 開度
f 関数
G2 水混入量
HW 高圧蒸気
L 等エントロピ線
L0,L2〜L6 配管
L1 バイパス配管
L10 排水配管
L11 水供給配管
L12 飽和蒸気線
LW 低圧蒸気
N 回転数
P1 分岐点
P2,P3 合流点
T1 温度
x 目標乾き度
ρin 入口密度

Claims (7)

  1. 入口配管から吸入した高圧蒸気を膨張して出口配管から低圧蒸気を吐出するスクロール膨張機を有したスクロール蒸気膨張システムであって、
    前記高圧蒸気を気相と液相とに分離するドレンタンクと、
    前記ドレンタンク内の気相を前記スクロール膨張機に導出する気相側配管と、
    前記気相側配管に接続され、前記ドレンタンク内の前記液相を前記気相に混入させる液相側配管と、
    前記液相側配管に設けられた流量調整弁と、
    前記流量調整弁の開度を調整する制御部と、
    を備えたことを特徴とするスクロール蒸気膨張システム。
  2. 前記制御部は、前記スクロール膨張機の回転数に応じて前記流量調整弁の開度を調整することを特徴とする請求項1に記載のスクロール蒸気膨張システム。
  3. 前記ドレンタンク内の液位を検出する液位センサと、
    前記ドレンタンク内に水を供給する水供給手段と、
    をさらに備え、
    前記水供給手段は、前記液位センサの検出液位に応じて前記ドレンタンク内に流入する水の流量を調整することを特徴とする請求項1に記載のスクロール蒸気膨張システム。
  4. 前記水供給手段は、
    熱交換により前記高圧蒸気の少なくとも一部を凝縮させる熱交換器と、
    前記熱交換器に流入する高圧蒸気をバイパスさせるバイパス配管と、
    前記熱交換器に流入する高圧蒸気の流量を調整する高圧蒸気流量調整弁と、
    前記液位センサの検出液位に応じて前記高圧蒸気流量調整弁の開度を調整する蒸気流量制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のスクロール蒸気膨張システム。
  5. 前記熱交換器は、前記ドレンタンクに流入する高圧蒸気と前記スクロール膨張機によって膨張された低圧蒸気とを熱交換させることを特徴とする請求項4に記載のスクロール蒸気膨張システム。
  6. 前記水供給手段は、
    前記ドレンタンクまたは前記ドレンタンク上流側の配管に接続された水供給配管と、
    前記水供給配管を流通する水の流量を調整する水流量調整弁と、
    前記液位センサの検出液位に応じて前記水流量調整弁の開度を調整する水流量制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のスクロール蒸気膨張システム。
  7. 前記ドレンタンクの水を排水する排水配管と、
    前記排水配管に設けられた排水流量調整弁と、
    前記液位センサの検出液位に応じて前記排水流量調整弁の開度を調整する排水流量制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載のスクロール蒸気膨張システム。
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