JP2020153154A - 油圧ショベルのバケット用ツース部材の間隙調整体 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は本実施形態の油圧ショベルを示す側面図であり、まず同図に基づき、本実施形態のバケット用ツース部材の間隙調整体が使用される油圧ショベルの概略構成を説明する。なお以下の説明では、油圧ショベルに搭乗したオペレータを主体として前後、左右、上下方向を表現する。
図5は縦ピンツース取付体15、ツース部材17及び間隙調整体21を示す分解斜視図、図6は縦ピンツース取付体15にツース部材17を固定ピン18で固定した状態を示す組立斜視図であり、各図は第2,3実施形態でも共通する。
図5に示すように、全体としてツース部材17は縦ピンツース取付体15側に向けて開口する鞘状をなし、図示はしないが、その内部は縦ピンツース取付体15の被嵌部15bと対応する形状をなしている。ツース部材17には、被嵌部15bに嵌装された状態で縦ピンツース取付体15のピン孔15hと一致するように、上下方向にピン孔17aが貫設されている。
横ピンツース取付体16に対するツース部材19及び間隙調整体21の関係についても、基本的に縦ピンツース体15の場合と同様である。即ち、ツース部材19は、内部が横ピンツース取付体16の被嵌部16bと対応する形状の鞘状をなし、被嵌部16bに嵌装された状態で横ピンツース取付体16のピン孔16hと一致するように、左右方向にピン孔19aが貫設されている。間隙調整体21は被嵌部16bの形状に倣って折曲形成された上で、被嵌部16bとツース部材19との間に介装される。そして、図8に示すように各ピン孔16h,19aに側方から固定ピン20が圧入されて各部材16,19,21が結合され、間隙調整体21によりガタツキが防止されている。
全体として間隙調整体21は、各ツース取付体15,16の被嵌部15b,16bの上面15c,16cに重ねられる上面部21c、下面15d,16dに重ねられる下面部21d、左側面15e,16eに重ねられる左側面部21e、右側面15f,16fに重ねられる右側面部21f、及び先端面15g,16gに重ねられる先端面部21gからなる。先端面部21gを中心として上面部21c、下面部21d、左側面部21e及び右側面部21fが上下及び左右に配置されて、互いに連結されている。
次に、本発明を具体化した第2実施形態を説明する。
図12は第2実施形態の展開状態の間隙調整体を示す平面図である。
本実施形態の間隙調整体31の全体的な形状は第1実施形態のものと同様であり、先端面部31gを中心として上面部31c、下面部31d、左側面部31e及び右側面部31fが上下及び左右に配置された全体形状についても、上下両面部31c,31d及び左右両側面部31e,31fの逃げ部31h15,31h16の形状についても同様である。
これらの切取線31i,31jは、上下両面部31c,31dや左右両側面部31e,31fを切り取る際の目安として機能する。このため切取線31i,31jは、例えば塗料で線状に描かれたり、或いは容易に切取りできるように凹溝として形成されたりする。
間隙調整体31を縦ピンツース取付体15に使用する場合には、事前に各切取線31jに沿って左右両側面部31e,31fを切り取る。結果として、左右両側面部31e,31fの上下幅LH31が間隔LH31’相当(=縦ピンツース取付体15の上下幅LH15)まで縮小される。その後の手順は第1実施形態と同様であり、間隙調整体31が折曲形成された後、図13に示すように被嵌部15bに装着される。
次に、本発明を具体化した第3実施形態を説明する。
図15は第3実施形態の展開状態の間隙調整体を示す平面図である。
本実施形態の間隙調整体41の全体的な形状は第1実施形態のものと同様であり、相違点は、各ツース取付体15,16の被嵌部15b,16bの形状に倣って間隙調整体41を折曲形成する際の折曲げ線41i,41j,41kの形成にある。折曲げ線41i,41j,41kは折曲形成する際の目安として機能するため、例えば塗料で線状に描かれたり、或いは容易に折曲できるように凹溝として形成されたりする。
間隙調整体41を縦ピンツース取付体15に使用する場合には、事前に折曲げ線41i,41jに沿って折曲し、横ピンツース取付体16に使用する場合には、事前に折曲げ線41i,41kに沿って折曲する。これにより、それぞれのツース取付体15,16の被嵌部15b,16bに対応した大体の形状に間隙調整体41を折曲形成でき、後は正規の形状となるように微調整すれば被嵌部15b,16bに装着することができる。
例えば、第1実施形態で被嵌部15b,16bの上面15c,16cに基づき間隙調整体21の上面部21cを設定する際には、平面視において、被嵌部15b,16bの先端面15g,16gを一致させた位置関係で上面15c,16c同士を重ね合わせる。各上面15c,16cの輪郭線内の領域を共に含む重複領域を確定でき、この重複領域を間隙調整体21の上面部21cの領域として設定する。上面部21cは、何れの被嵌部15b,16bの上面15c,16cに重ねられた場合でも、はみ出しが防止される形状となる。
8 バケット
15 縦ピンツース取付体
16 横ピンツース取付体
15b,16b 被嵌部
15c,16c 上面
15d,16d 下面
15e,16e 左側面
15f,16f 右側面
15g,16g 先端面
17,19 ツース部材
18,20 固定ピン
21,31,41 間隙調整体
21c,31c,41c 上面部
21d,31d,41d 下面部
21e,31e,41e 左側面部
21f,31f,41f 右側面部
21g,31g,41g 先端面部
21h15,31h15,41h15 縦ピン逃げ部
21h16,31H16,41h16 横ピン逃げ部
31i,31j 切取線
41i,41j,41k 折曲げ線
Claims (4)
- バケットの先端縁に固定されたツース取付体の被嵌部の形状に倣って折曲形成されて、前記被嵌部の先端面に重ねられる先端面部、前記被嵌部の上面に重ねられる上面部、前記被嵌部の下面に重ねられる下面部、前記被嵌部の左側面に重ねられる左側面部、及び前記被嵌部の右側面に重ねられる右側面部からなり、前記被嵌部にツース部材が嵌装されて、上下方向または左右方向の何れかに固定ピンを貫通させて前記ツース部材が固定された状態で、前記被嵌部と前記ツース部材との間に介装される油圧ショベルのバケット用ツース部材の間隙調整体において、
前記間隙調整体の上面部及び下面部に、前記上下方向に貫通する固定ピンとの干渉を防止する縦ピン逃げ部が形成され、前記間隙調整体の左側面部及び右側面部に、前記左右方向に貫通する固定ピンとの干渉を防止する横ピン逃げ部が形成されている
ことを特徴とする油圧ショベルのバケット用ツース部材の間隙調整体。 - 前記間隙調整体の上面部及び下面部の左右幅が、前記左右方向に固定ピンが貫通される前記被嵌部の左右幅以下の寸法に設定され、前記間隙調整体の左側面部及び右側面部の上下幅が、前記上下方向に固定ピンが貫通される前記被嵌部の上下幅以下の寸法に設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の油圧ショベルのバケット用ツース部材の間隙調整体。 - 前記間隙調整体の上面部及び下面部の左右幅が、前記上下方向に固定ピンが貫通される前記被嵌部の左右幅の寸法に設定され、前記間隙調整体の左側面部及び右側面部の上下幅が、前記左右方向に固定ピンが貫通される前記被嵌部の上下幅の寸法に設定され、
前記間隙調整体の上面部及び下面部には、前記左右方向に固定ピンが貫通される前記被嵌部の左右幅の間隔で切取線が形成され、前記間隙調整体の左側面部及び右側面部には、前記上下方向に固定ピンが貫通される前記被嵌部の上下幅の間隔で切取線が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の油圧ショベルのバケット用ツース部材の間隙調整体。 - 前記間隙調整体には、前記上下方向に固定ピンが貫通される前記被嵌部の形状に倣って折曲形成するための折曲げ線、及び前記左右方向に固定ピンが貫通される前記被嵌部の形状に倣って折曲形成するための折曲げ線がそれぞれ形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の油圧ショベルのバケット用ツース部材の間隙調整体。
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