JP2020152755A - スプレー用溶液及びスプレー容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴霧によりマスクに均一に付与することを可能とする。【解決手段】マスク20に噴霧して用いるスプレー用溶液であって、水、アルコール類、又はこれらの混合液である溶媒に、0.5質量%〜2.0質量%、好ましくは1.0質量%〜1.5質量%のCNFが配合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、スプレー用溶液及びスプレー容器
に関する。
近年、マスク機能の向上を目的として、スプレー容器に充填させ、マスクに噴霧して用いるスプレー用の溶液が開発されている。
例えば、特許文献1には、マスクに抗アレルゲン機能を付与するためのスプレー用溶液が提案されている。
特許第5510952号
しかしながら、このようなスプレー用溶液においては、マスクに噴霧した際に均一にするのが難しいという問題があった。
本発明の課題は、噴霧によりマスクに均一に付与することのできるスプレー用溶液及びスプレー容器を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
マスクに付着させて用いるスプレー用溶液であって、
水、アルコール類、又はこれらの混合液である溶媒に、0.5質量%〜2.0質量%のセルロースナノファイバーが配合されていることを特徴とする。
本発明によれば、噴霧によりマスクに均一に付与することのできるスプレー用溶液を提供できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスプレー用溶液であって、
前記セルロースナノファイバーは、前記溶媒に、1.0質量%〜1.5質量%配合されていることを特徴とする。
本発明によれば、噴霧によりマスクに均一に付与することのできるスプレー用溶液を提供できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のスプレー用溶液であって、
前記セルロースナノファイバーは、酵素処理したセルロースナノファイバーであることを特徴とする。
本発明によれば、セルロースナノファイバーの配合量を増やすことができる。
請求項4に記載の発明は、スプレー容器であって、
請求項1から3のいずれか一項に記載のスプレー用溶液が充填された容器本体と、前記容器本体に充填されたスプレー用溶液を噴霧するノズルと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、噴霧によりマスクに均一に付与することのできるスプレー容器を提供できる。
本発明によれば、噴霧によりマスクに均一に付与することのできるスプレー用溶液及びスプレー容器を提供することができる。
実施形態に係るスプレー用溶液の充填されたスプレー容器の一例を示す図である。 スプレーパターンの一例を示す図である。 マスクの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態であるスプレー用溶液及びスプレー容器の具体的な態様について説明する。
<実施形態の構成>
[スプレー用溶液]
まず、本実施形態におけるスプレー用溶液について説明する。
本実施形態のスプレー用溶液は、溶媒にセルロースナノファイバー(以下、「CNF」という。)を配合させたものである。
(CNF)
CNFとは、パルプ繊維を解繊して得られる微細なセルロース繊維をいい、一般的に平均繊維幅がナノサイズ(1nm以上、1000nm以下)のセルロース微細繊維を含むセルロース繊維をいう。
CNFの製造に使用可能なパルプ繊維としては、広葉樹パルプ(LBKP)、針葉樹パルプ(NBKP)等の化学パルプ、晒サーモメカニカルパルプ(BTMP)、ストーングランドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGW)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、ケミグランドパルプ(CGP)、サーモグランドパルプ(TGP)、グランドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、リファイナーメカニカルパルプ(RMP)等の機械パルプ、茶古紙、クラフト封筒古紙、雑誌古紙、新聞古紙、チラシ古紙、オフィス古紙、段ボール古紙、上白古紙、ケント古紙、模造古紙、地券古紙、更紙古紙等から製造される古紙パルプ、古紙パルプを脱墨処理した脱墨パルプ(DIP)などが挙げられる。これらは、本発明の効果を損なわない限り、単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。
CNFの製造方法としては、例えば、高圧ホモジナイザー法、マイクロフリュイダイザー法、グラインダー磨砕法、ビーズミル凍結粉砕法、超音波解繊法等の機械的手法が挙げられるが、これらの方法に限定されるものではない。
例えば、パルプ繊維に対して機械的手法の解繊処理を施したものに、カルボキシメチル化等の化学的処理を施しても良いし、セルラーゼ処理等の酵素処理を施してもよい。
化学的処理を施したCNFとしては、例えば、TEMPO酸化CNF、リン酸エステル化CNF、亜リン酸エステル化CNF等の、直径が3〜4nmとなるiCNF(individualized CNF) (シングルナノセルロース)が挙げられる。
また、化学的処理や酵素処理を施したCNFに、機械的手法の解繊処理を施してもよい。
本実施形態において用いられるCNFは、後述の方法によって算出した平均繊維幅が、1nmから100nmであることが好ましい。
このようなCNFのスプレー用溶液中の含有割合としては、0.5質量%以上、2.0質量%以下であることが好ましい。0.5質量%未満となると、粘度が不十分となって、持ち運びの際に容器から液漏れする可能性がある。また、2.0質量%を超えると、粘度が高くなり過ぎて、スプレーする際に液が出てこない懸念がある。
また、1.0質量%以上、1.5質量%以下であることがさらに好ましい。
なお、具体的に用いることができるCNFとしては、例えば、NBKP100%のCNFであり、CNFの平均繊維幅(メジアン径)が49nmのものが挙げられる。このCNFは、NBKPをリファイナー処理して粗解繊した後、高圧ホモジナイザーを用いて、4回処理して解繊することにより得られたものである。
また、酵素処理を施したCNFを用いることも好ましい。
酵素処理CNFは、酵素によりセルロースの分子鎖が切れCNFが低分子化することで、酵素処理を施さないCNF(機械解繊したCNF)と比較して、溶液に添加した際に溶液の増粘性が抑えられる。このため、溶液への添加量を増やすことができる。
ここで、CNFの繊維幅(平均繊維幅)の測定方法について説明する。
まず、固形分濃度0.01〜0.1質量%のセルロースナノファイバーの水分散液100mlをテフロン(登録商標)製メンブレンフィルターでろ過し、エタノール100mlで1回、t−ブタノール20mlで3回溶媒置換する。
次に、凍結乾燥し、オスミウムコーティングして試料とする。この試料について、構成する繊維の幅に応じて5000倍、10000倍又は30000倍のいずれかの倍率(段落0019に記載のCNFについては、30000倍の倍率を用いた。)で電子顕微鏡SEM画像による観察を行う。具体的には、観察画像に二本の対角線を引き、対角線の交点を通過する直線を任意に三本引く。さらに、この三本の直線と交錯する合計100本の繊維の幅を目視で計測する。そして、計測値の中位径(メジアン径)を平均繊維幅とする。なお、計測値の中位径に限らず、例えば、数平均径や、モード径(最頻径)を平均繊維幅としてもよい。
(溶媒)
溶媒は、水、アルコール類、又はこれらの混合液が用いられる。
アルコール類としては、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノールなどの炭素数1〜3の低級アルコール、あるいは1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、1,2−ペンタンジオール、1,3−プロパンジオールなどの多価アルコールなどを、単独或いは2種類以上の任意の混液として使用することができる。
(その他)
スプレー用溶液は、CNF以外にも、例えば、保湿剤、防腐剤、香料等を含むことができる。
保湿剤は、スプレー用溶液に、肌の柔軟性や弾力性を維持する効果を付与するために加えられる。
保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等があり、さらにトレハロース等の糖類、ムコ多糖類(例えば、ヒアルロン酸及びその誘導体、コンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体等)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、海藻抽出物、シラン根(白及)抽出物、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
防腐剤は、スプレー用溶液に、防腐防黴性を付与し、保存性を向上させるために配合される。
防腐剤としては、特に限定されないが、例えば、安息香酸、デヒドロ酢酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル類、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、エタノール等があげられる。これらは1種または2種以上使用することができる。
香料は、スプレー用溶液に、芳香作用を付与するために加えられる。
香料としては、特に限定されないが、例えば、例えば、合成香料化合物および天然精油およびこれらを調合して成る調合香料等で、シトラス系、ローズ系、フローラル系等の香料を用いることができる。これらは1種または2種以上使用することができる。
[スプレー容器]
次に、上記のスプレー用溶液が充填されるスプレー容器10について説明する。
スプレー容器10は、図1に示すように、容器本体11と、容器本体11の開口12に組み付けたポンプ本体13と、容器本体11の上部を覆う蓋体17と、を備えている。
スプレー容器10の素材は特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアリレート、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなプラスチックやガラス等の素材を用いることができる。特に、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、又はポリアリレートを素材とする容器が好ましい。
(容器本体)
容器本体11は、底面を有する縦長の筒状体であって、上面に開口12が設けられている。開口12の外周には螺条11aが形成してあり、ポンプ本体13はこの螺条11aに着脱自在に螺合組み付けされている。
(ポンプ本体)
ポンプ本体13は、押圧ボタン14と、横方向に先端部が延設されたノズル15とを備えたポンプ機構であり、押圧ボタン14の上面を下方に押圧すると、容器本体11から吸上げた内容液(スプレー用溶液)がポンプ本体13のポンプ作用により加圧されノズル15の先端に形成された開口16から噴射される。
ノズル15は、内容液を霧状に噴霧する。
ノズル15のスプレーパターンは特に限定されないが、例えば、図2(a)に示すように、円形状であったり、図2(b)に示すように、四角形状であるものが採用される。
(蓋体)
蓋体17は、容器本体11の側面と連続する形状で形成されており、容器本体11の突条11bに嵌合する嵌合部18を備える。
なお、本発明のスプレー用溶液を充填するスプレー容器の形状および構成は、上記のものに限定されず、公知のものを制限なく使用できる。例えば、トリガー式スプレーボトル、アトマイザー、霧吹き機、スプレー缶等が挙げられる。
[マスク]
次に、上記のスプレー用溶液が付与されるマスク20について説明する。
マスク20は、図3に示すように、着用者の顔面の鼻、口、顎等を覆うマスク本体21と、マスク本体21を着用者の左右の耳に掛止するための耳掛け部22と、を備えている。
(マスク本体)
マスク本体21は、正面視略矩形状に形成されたシート状の部材であり、複数のシート材を積層して形成されている。
具体的に、例えば、肌から遠い面から順に、外面側不繊布、フィルター及び着用者側不繊布の3枚のシート材を積層して形成されている。これらのシート材は、上下及び左右の端部付近において、熱・超音波等によって前後に溶着されている。
シート材としては、例えば不繊布として、ポリプロピレンスパンボンド、ポリエチレンスパンボンド、ナイロンスパンボンド等が用いられ、フィルターとして、ポリプロピレンメルトブロー、レーヨンスパンボンド等が用いられる。最も好適には、外面側不繊布としてポリプロピレンスパンボンドが用いられ、着用者側不繊布として保湿剤を塗布したナイロンスパンボンドが用いられ、これらの間に挟み込まれるフィルターとしてポリプロピレンメルトブローが用いられる。
また、マスク本体21は、図3に示すように上下方向に折り返されており、これによって、前面側に、上部プリーツ21aと、下部プリーツ21bとが形成されている。マスク20の着用時には、これらを上下方向に展開することによって、マスク本体21が外側に膨出する山型の立体形状となって、着用者の顔面の鼻、口、顎等を覆うことが可能となる。
(耳掛け部)
右耳掛け部22は、マスク本体21の右端部及び左端部に、対を成すように取り付けられている。右耳掛け部22は、例えば、伸縮性を有するゴム紐などで形成され、その一端部は、マスク本体21の右端部又は左端部の上部に熱・超音波等によって溶着され、他端部は、マスク本体21の右端部又は左端部の下部に熱・超音波等によって溶着されている。
なお、マスク20としては、着用者の対称部位を覆ってマスクとして機能し得るものであれば任意の構成を用いることが可能であり、上記した構成に限定されるものではない。
<実施形態の作用>
スプレー用溶液は、スプレー容器10に充填された状態にて保持される。
スプレー用溶液は、CNFが配合されることにより、チクソトロピー性が高い。すなわち、剪断応力を受けている際には粘度が低下し易く、静止している際には、粘度が上昇し易い。
このため、スプレー用溶液は、スプレー容器に充填されて保持されている際には、静止状態であって粘度が高く、スプレー容器10により持ち運んでいる時等に液漏れが発生するおそれが少ない。
また、スプレー容器10から噴霧される際には、ポンプによる剪断応力によって粘度が低下し、均一な霧状の微粒子となり、マスク20に均一に付与することができる。
ここで、マスク20に対するスプレー用溶液の付与量として、例えば、マスク本体21の面積が166cmであって、厚さが2mmに形成されている場合、スプレー用溶液の付与量としては、0.1g〜1.0gが好ましく、0.4g〜0.5gがより好ましい。
スプレー用溶液の付与量が0.1g以上であれば、当該スプレー用溶液によりマスク本体21に下記の機能をもたせることができる。一方、スプレー用溶液の付与量を1.0g以下とすることで、マスク本体21が過度に濡れるのを防止することができる。
スプレー用溶液の付与されたマスク20においては、CNFが負電荷をもつことにより、電気的反発によって花粉やウィルス等の付着を予防することができる。
また、CNFの吸湿効果により、マスク使用時の結露や湿りによる不快感を、使用者が感じづらいものとすることができる。また、CNFの保湿効果により、マスク使用時の乾燥を防止することができる。
特に、本実施形態においては、マスク20にスプレー用溶液が均一に付与できるため、上記した機能が高いものとなっている。また、スプレー用溶液は、マスク20に付与された後、静止状態となって粘度が元に戻るため、機能成分の保持性や定着性がよい。
<実施形態の効果>
以上のように、本実施形態のスプレー用溶液は、マスク20に噴霧して用いるスプレー用溶液であって、水、アルコール類、又はこれらの混合液である溶媒に、0.5質量%〜2.0質量%、好ましくは1.0質量%〜1.5質量%のCNFが配合されている。
このため、噴霧によりマスクに均一に付与することができる。
また、本実施形態よれば、CNFは、酵素処理したセルロースナノファイバーである。
このため、CNFの配合量を増やすことができ、より効果を高めることができる。
また、本実施形態のスプレー容器10は、スプレー用溶液が充填された容器本体11と、容器本体11に充填されたスプレー用溶液を噴霧するノズル15と、を備える。
このため、噴霧によりマスクに均一に付与することができる。
次に、本発明の実施例及び比較例のスプレー用溶液について、スプレー可能か否かを評価した結果について説明する。以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
<スプレー用溶液>
溶媒として水を用い、下記の機械処理CNF及び酵素処理CNFを、それぞれ0.0質量%、1.0質量%、1.5質量%、2.0質量%の割合で配合したスプレー用溶液を準備した。
(機械処理CNF)
機械処理CNFとしては、NBKP100%のCNFであり、CNFの平均繊維幅(メジアン径)が49nmのものを用いた。このCNFは、NBKPをリファイナー処理して粗解繊した後、高圧ホモジナイザーを用いて、4回処理して解繊することにより得られたものである。
(酵素処理CNF)
酵素処理CNFとしては、セルラーゼ処理することにより得られたものである。
<スプレー容器>
使用したスプレー容器は、図1に示すもので、一度の噴霧量が0.1gである。
スプレーパターンは、円形状である。
<評価>
上記スプレー用溶液それぞれを、上記スプレー容器に充填し、当該容器を上下に振って液漏れの有無を確認した。
また、上記スプレー用溶液それぞれを、上記スプレー容器に充填し、温度23℃、湿度32%の環境下で、面積166cm、厚さ2mmのマスクに対して0.5gの塗布量で付与し、目視によりスプレー可能か否かを確認した。
上記確認の結果を以下の基準に基づいて評価し、表Iに示した。
〇・・・スプレー可能、且つ、液漏れ無し
△・・・溶液が出にくい、又は、液漏れの可能性がある
×・・・溶液が出ない、又は、容器から液漏れする
Figure 2020152755
<結果>
表Iの結果より、スプレー用溶液におけるCNFの配合量としては、0.5質量%〜2.0質量%が好ましく、1.0質量%〜1.5質量%がより好ましいことがわかる。
10 スプレー容器
11 容器本体
11a 螺条
12 開口
13 ポンプ本体
13 突条
14 押圧ボタン
15 ノズル
16 開口
17 蓋体
18 嵌合部
20 マスク
21 マスク本体
21a 上部プリーツ
21b 下部プリーツ
22 耳掛け部

Claims (4)

  1. マスクに噴霧して用いるスプレー用溶液であって、
    水、アルコール類、又はこれらの混合液である溶媒に、0.5質量%〜2.0質量%のセルロースナノファイバーが配合されていることを特徴とするスプレー用溶液。
  2. 前記セルロースナノファイバーは、前記溶媒に、1.0質量%〜1.5質量%配合されていることを特徴とする請求項1に記載のスプレー用溶液。
  3. 前記セルロースナノファイバーは、酵素処理したセルロースナノファイバーであることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプレー用溶液。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のスプレー用溶液が充填された容器本体と、前記容器本体に充填されたスプレー用溶液を噴霧するノズルと、を備えることを特徴とするスプレー容器。
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