JP2020151952A - 射出成形機の検査装置及び検査方法 - Google Patents

射出成形機の検査装置及び検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020151952A
JP2020151952A JP2019052344A JP2019052344A JP2020151952A JP 2020151952 A JP2020151952 A JP 2020151952A JP 2019052344 A JP2019052344 A JP 2019052344A JP 2019052344 A JP2019052344 A JP 2019052344A JP 2020151952 A JP2020151952 A JP 2020151952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
injection molding
molding machine
nut
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019052344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7229054B2 (ja
Inventor
宮武 勤
Tsutomu Miyatake
勤 宮武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2019052344A priority Critical patent/JP7229054B2/ja
Publication of JP2020151952A publication Critical patent/JP2020151952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7229054B2 publication Critical patent/JP7229054B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】射出成形機に備わるネジナット機構に対して、煩雑な準備作業を要することなく十分な検査を行うことのできる射出成形機の検査装置及び検査方法を提供する。【解決手段】この検査装置は、ネジ及びナットを有し、ネジ及びナットの相対的な回転運動をネジ又はナットと連結された可動部の並進運動に変換するネジナット機構を備える射出成形機の検査装置である。そして、可動部(23A)の並進運動をガイドするガイド部(GB)を基準とした可動部の角度、ガイド部を基準とした可動部の位置、又はこれら両方を計測する計測器(110、120)を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、射出成形機の検査装置及び検査方法に関する。
射出形成機は、例えば型締装置などに、モータの回転運動を並進運動に変換するネジナット機構を備える。特許文献1には、このネジナット機構のネジ軸の撓みを検出する検査装置が開示されている。
特開2017−149124号公報
ネジの外周は平坦でないため、ネジとナットとの角度又は位置ズレを計測することは容易でない。このため、特許文献1の技術では、ネジの先端に外周が平坦な延長軸をつなぎ、この延長軸とナットとの角度、並びに、ナットに対する延長軸の変位を計測している。
しかしながら、ネジナット機構のネジに延長軸を取り付けるには、例えば、射出成形機の幾つかの部分を分解しなければならないといった、煩雑な作業を要する場合がある。また、延長軸と射出成形機の他の部位とが干渉する場合には、ネジナット機構の並進区間の全域に渡る十分な計測が困難となり、一部の区間でしか計測できないという課題が生じる。延長軸と射出形成機の他の部位との干渉を無くすには、その分、射出成形機にスペースを確保する必要が生じ、射出成形機が大型化するという課題が生じる。
本発明は、射出成形機に備わるネジナット機構に対して、煩雑な準備作業を要することなく十分な検査を行うことのできる射出成形機の検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
本発明に係る射出成形機の検査装置は、
ネジ及びナットを有し、前記ネジ及び前記ナットの相対的な回転運動を前記ネジ又は前記ナットと連結された可動部の並進運動に変換するネジナット機構を備える射出成形機の検査装置であって、
前記可動部の並進運動をガイドするガイド部を基準とした前記可動部の角度、前記ガイド部を基準とした前記可動部の位置、又はこれら両方を計測する計測器を備える構成とした。
本発明に係る射出成形機の検査方法は、
発光器と受光器とを備える上記の検査装置を用いた射出成形機の検査方法であって、
前記可動部に前記受光器を取り付け、
前記固定部にフレームを介して前記発光器を取り付け、
前記可動部が複数の位置で静止した各状態において前記発光器から出射された光線を前記受光器で検出し、
前記静止した状態における前記受光器の検出結果に基づき、あおり調整部を介して前記発光器から出射される光線を、前記ガイド部と平行な角度に調整した後、
前記可動部が並進運動しているときに前記発光器の光線を前記受光器で検出する方法とした。
本発明によれば、射出成形機に備わるネジナット機構に対して、煩雑な準備作業を要することなく十分な検査を行うことのできる射出成形機の検査装置及び検査方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る射出成形機及びその検査装置を示す図である。 図1のトグルサポートを示す斜視図である。 図1のネジナット機構を示す一部破断側面図である。 図1のクロスヘッドのガイド構成を示す一部破断側面図である。 クロスヘッドに受光装置を取り付けた状態を示す正面図である。 トグルサポートのガイドバー支持部に発光装置を取り付けた状態を示す正面図である。 トグルサポートとクロスヘッドとに発光装置と受光装置とが取り付けられた状態を示す側面図である。 検査装置の準備段階で行われる光軸合せ処理を説明する図であり、(A)は、その第1工程、(B)は第2工程を示す。 検査中の第1タイミングの状態(A)と第2タイミングの状態(B)を示す図である。 検査中の第3タイミングの状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る射出成形機及びその検査装置を示す図である。図2は、図1のトグルサポートを示す斜視図である。図3は、図1のネジナット機構を示す一部破断側面図である。図4は、図1のクロスヘッドのガイド構成を示す一部破断側面図である。以下、図1の紙面の左方を射出成形機1の後方、紙面の右方を射出成形機1の前方、紙面に垂直な奥側と手前側とを射出成形機1の左右、紙面の上下を射出成形機1の上下方向として説明する。
図1の射出成形機1は、検査対象の一例であり、成形材料を溶融及び射出する射出装置11と、射出装置11を搬送する可塑化移動装置12と、金型15の開閉及び加圧(型締め)を行う型締装置20と、固化した成形品を金型15から押し出すエジェクタ装置13と、これらを駆動制御する制御部17とを備える。金型15は固定金型15Aと可動金型15Bとを有する。
射出装置11は、成形材料を加熱するシリンダ11aと、シリンダ11a内で回転及び進退して成形材料を送るスクリュ11bと、スクリュ11bを回転駆動する計量用モータ11cと、スクリュ11bを進退させる射出用モータ11dと、投入された成形材料をシリンダ11aに供給するホッパ11eとを備える。シリンダ11aは、先端に射出ノズル11fを有する。ホッパ11eはシリンダ11aに固定されている。さらに、射出装置11は、シリンダ11aを支持するブラケット171と、計量用モータ11cを支持するフレーム172と、射出用モータ11dを支持する図示しないフレームと、計量用モータ11cの動力をスクリュ11bに伝達するタイミングベルト184と、射出用モータ11dの動力をフレーム172に伝達するタイミングベルト187及びネジナット機構(ボールネジ185及びナット189)とを備える。射出用モータ11dを支持するフレームは、シリンダ11aを支持するブラケット171と相対位置が固定されるように連結されている。計量用モータ11cを支持するフレーム172と、シリンダ11aを支持するブラケット171とは、ガイド181に沿って移動可能に、かつ、互いの距離が可変に支持されている。スクリュ11bの後端は、フレーム172に回転自在に支持されている。
このような構成において、計量用モータ11cが回転駆動すると、その回転運動がタイミングベルト184を介してスクリュ11bに伝達され、スクリュ11bが回転する。射出用モータ11dが回転駆動すると、その回転運動がタイミングベルト187、ボールネジ185及びナット189を介して直線運動に変換され、フレーム172がガイド181に沿って移動する。その結果、スクリュ11bがシリンダ11a内で進退する。さらに、計量用モータ11c及びフレーム172が、スクリュ11bの進退に追従して、ブラケット171に対して相対移動する。
可塑化移動装置12は、可塑化移動用モータ12aと、ネジナット機構(ボールネジ12b及びナット12c)と、射出装置11のブラケット171及びフレーム172を並進移動可能に支持するガイド181とを備える。ガイド181及び可塑化移動用モータ12aは、射出装置フレーム102を介して成形機フレーム101に支持されている。ボールネジ12bは、射出装置フレーム102に回転自在に支持されている。ナット12cはスプリング12dを介してブラケット171に接続されている。可塑化移動用モータ12aの駆動によりボールネジ12bが回転すると、ナット12c及びナット12cに連結されたブラケット171が、ボールネジ12bの軸方向に移動する。これにより、ブラケット171がガイド181に沿って移動し、射出装置11(シリンダ11a、スクリュ11b、フレーム172、計量用モータ11c、射出用モータ11d)が、スクリュ11bの軸方向に移動する。この移動により、シリンダ11aの射出ノズル11fを、金型15に圧接又は離間させることができる。
エジェクタ装置13は、成形品を押し出すための図示略のエジェクトピンと、エジェクトピンを駆動するエジェクト用モータ131とを備え、可動プラテン22に取り付けられている。エジェクト用モータ131が駆動することで、可動金型15Bのキャビティにエジェクトピンが前進し、可動金型15Bから成形品が押し出される。
型締装置20は、固定金型15Aを支持する固定プラテン21と、可動金型15Bを支持する可動プラテン22と、可動プラテン22に動力を伝達するトグル機構23と、型締用モータ24Dと、トグル機構23に型締用モータ24Dの回転動力を並進動力に変換して伝達するネジナット機構24と、トグル機構23及びネジナット機構24を支持するトグルサポート25とを備える。ネジナット機構24は、ネジ(例えばボールネジ)24Aと、ナット24Bとを有する。可動プラテン22は、金型15の開閉方向に進退可能にガイドされている。
トグルサポート25は、タイロッド27(図2)を介して固定プラテン21と連結されている。図3に示すように、トグルサポート25の中央の貫通孔25aには、ネジナット機構24のネジ24Aが回転可能に通されている。トグルサポート25の後方(図1の左方)には、ネジナット機構24に回転動力を与える型締用モータ24Dが配置されている。型締用モータ24D及びネジ24Aはトグルサポート25に支持されている。
トグル機構23には、ネジナット機構24から動力を受けて、ネジ24Aの軸方向に並進運動するクロスヘッド23Aが含まれる。クロスヘッド23Aには、ナット24Bが組み込まれ、ネジ24Aが回転することでナット24Bを介してクロスヘッド23Aに動力が伝達される。クロスヘッド23Aは、ネジ24Aの軸方向に並進運動する。
図2及び図4に示すように、トグルサポート25には、クロスヘッド23Aの並進運動を案内するガイドバーGBが設けられている。ガイドバーGBは、一端と他端とがトグルサポート25の後方壁部25fと、前方(図1の右方)の支持部25gとに支持されている。クロスヘッド23Aには、ガイドバーGBが通される貫通孔THと、貫通孔THの内側でガイドバーGBに摺動するメタルブッシュMBとが設けられている。
型締用モータ24Dが回転駆動すると、この回転運動がネジナット機構24を介して直線運動に変換され、クロスヘッド23Aへ伝達される。直線運動の方向は、金型15の開閉方向と一致する。クロスヘッド23Aが移動すると、トグル機構23が動作して可動プラテン22が進退し、金型15を開閉する。
トグルサポート25の後方壁部25fと前方の支持部25gとの間には、後方壁部25fから支持部25gまで連続する側壁部25hが設けられている。ネジナット機構24は、トグルサポート25の後方壁部25fと側壁部25hとに、後方と左右とが囲まれており、作業員はネジナット機構24の後部に近接することが困難である。
制御部17は、例えばコンピュータで構成され、CPU(Central Processing Unit)と、メモリなどの記憶媒体と、入力インターフェースと、出力インターフェースとを有する。制御部17は、記憶媒体に記憶されたプログラムをCPUに実行させることにより、各種の制御を行う。また、制御部は、入力インターフェースで外部からの信号を受信し、出力インターフェースで外部に信号を送信する。
<成形サイクル>
制御部17は、各部を駆動制御して、計量工程、型閉工程、昇圧工程、型締工程、充填工程、保圧工程、冷却工程、脱圧工程、型開工程及び突き出し工程などを繰り返し行うことにより、成形品を繰り返し製造する。成形品を得るための一連の動作、基本的には、計量工程の開始から突き出し工程の完了までの動作を成形サイクルと呼ぶ。ただし、成形サイクル時間の短縮を目的として、計量工程が、前回の冷却工程中に行われる場合、あるいは、型締工程の間に行われる場合などには、型閉工程の開始から突き出し工程の完了までの動作を成形サイクルと呼んでもよい。
計量工程は、スクリュ11bの回転により、成形材料を溶融させながらシリンダ11aの前部(射出ノズル11f側)へ送る工程である。計量工程では、成形材料がシリンダ11aの前部に蓄積されるにつれ、スクリュ11bが後退される。スクリュ11bが計量完了位置まで後退し、スクリュ11bの先端と射出ノズル11fとの間に所定量の成形材料が蓄積されると、計量工程が完了する。型閉工程は、可動プラテン22を前進させ、可動金型15Bを固定金型15Aにタッチさせる工程である。昇圧工程は、型締用モータ24Dをさらに駆動してクロスヘッド23Aを型閉完了位置から型締位置までさらに前進させる工程である。昇圧工程により、金型15に型締力が加えられる。型締工程は、型締用モータ24Dを駆動して、クロスヘッド23Aの位置を型締位置に維持する工程である。型締工程では、昇圧工程で発生させた型締力が維持される。
充填工程は、スクリュ11bを設定移動速度で前進させ、シリンダ11aの前部に蓄積された液状の成形材料を金型15のキャビティに充填させる工程である。保圧工程は、射出用モータ11dを駆動してスクリュ11bを前方に押し、シリンダ11a内に残る成形材料に圧力を加えることで、スクリュ11bの先端部における成形材料の圧力(「保持圧力」とも呼ばれる)を設定圧に保つ工程である。保圧工程において、金型15のキャビティ内に射出された成形材料が徐々に冷却され、保圧工程完了時にはキャビティの入口が固化した成形材料で塞がれる。冷却工程では、金型15のキャビティ内の成形材料の固化が行われる。冷却工程中に計量工程が行われてもよい。脱圧工程は、クロスヘッド23Aを型締位置から型開開始位置まで後退させることにより、可動プラテン22を後退させ、金型15の型締力を減少させる工程である。型開工程は、クロスヘッド23Aを設定移動速度で型開開始位置から型開完了位置まで後退させることにより、可動プラテン22を後退させ、可動金型15Bを固定金型15Aから離間させる工程である。突き出し工程は、エジェクタピンを設定移動速度で待機位置から突き出し位置まで前進させることにより、成形品を可動金型15Bから突き出し、その後、エジェクタピンを設定移動速度で後退させ、元の待機位置まで後退させる工程である。
一回の成形サイクルは、例えば、計量工程、型閉工程、昇圧工程、型締工程、充填工程、保圧工程、冷却工程、脱圧工程、型開工程及び突き出し工程をこの順で有する。ここでの順番は、各工程の開始の順番である。充填工程、保圧工程及び冷却工程は、型締工程の間に行われる。型締工程の開始は充填工程の開始と一致してもよい。脱圧工程の終了は型開工程の開始と一致する。なお、成形サイクル時間の短縮を目的として、同時に複数の工程を行ってもよい。例えば、計量工程は、前回の成形サイクルの冷却工程中に行われてもよく、型締工程の間に行われてもよい。この場合、型閉工程が成形サイクルの最初に行われることとしてもよい。また、充填工程は、型閉工程中に開始されてもよい。
<検査装置>
図5は、クロスヘッドに受光器を取り付けた状態を示す正面図である。図6は、トグルサポートのガイドバー支持部に発光装置を取り付けた状態を示す正面図である。図7は、トグルサポートとクロスヘッドとに発光器と受光器とが取り付けられた状態を示す側面図である。図7において、トグルサポート25の側壁部25hは仮想線で表している。
検査装置100は、図1に示すように、発光装置110と、受光装置120と、検査中に受光装置120から計測データを収集するデータ収集部130と、収集された計測データに基づきネジナット機構24の劣化に関する計算を行う計算部140と、計算部140により計算された劣化に関する情報を例えば表示により出力する出力部150とを備える。データ収集部130は、例えば制御部17からクロスヘッド23Aの並進方向の位置情報を受け、この位置情報と計測データとを対応づけて収集する。なお、クロスヘッド23Aの位置情報は、制御部17から取得するのではなく、別途用意された計測器を用いて計測されたデータに代替されてもよい。発光装置110及び受光装置120が、本発明に係る計測器の一例に相当する。
発光装置110は、図6及び図7に示すように、レーザなどの指向性の高い光線を出射する発光器111と、射出成形機1の固定部に取り付け可能なフレーム112と、フレーム112に対して発光器111の角度を上下左右(上下に延びる軸を中心とする回転方向及び左右に延びる軸を中心とする回転方向)に調整可能なあおり調整部113とを備える。フレーム112は、具体的には、トグルサポート25の前方の支持部(固定部に相当)25gに嵌合しかつネジ112nにより止着可能に構成されている。フレーム112が固定された状態で、発光器111は、ガイドバーGBの延長線の上方に配置され、ガイドバーGBの軸方向に光線を出射可能に配置される。なお、フレーム112は、ネジ止着に限られず、例えば磁力により固定される構造としてもよい。
受光装置120は、図5及び図7に示すように、発光装置110の光軸を光軸方向に離間した2箇所でそれぞれ計測する2組の受光器122A、122Bと、これらを支持するフレーム125とを有する。受光装置120は、光軸方向に離間した2個所で、光軸の上下左右方向の位置を検出することで、光軸の位置及び角度を計測できる。発光装置110に近い方の受光器122Aは、例えばビームスプリッター123Aとビームスプリッター123Aを反射した光線を検出する受光部124Aとを含む。受光部124Aは、入射する光スポットの位置を検出可能なPSD(Position Sensing Detector)である。あるいは、受光部124Aは、二次元上の光軸の位置を検出可能なCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)又はCCD(Charged-Coupled Devices)などのイメージセンサである。このような構成により、受光器122Aは、入射された光線の上下左方の2次元方向の位置を検出でき、さらに、光線の一部をもう一方の受光器122Bへ送ることができる。もう一方の受光器122Bは、上記受光器122Aと同様の構成である。なお、受光器122Bにおいては、ビームスプリッター123Bが全反射ミラーに代替されてもよいし、ビームスプリッター123Bが省略され、かつ、受光部124Bへ直接に光線が入射されるように受光部124Bが配置されてもよい。
受光装置120のフレーム125は、受光器122A、122Bの入射窓が、ガイドバーGBの延長線の上方に位置するように、クロスヘッド23Aに取り付け可能である。具体的には、フレーム125は、2つに分離する第1部材125aと第2部材125bとを含み、第1部材125aと第2部材125bとがクロスヘッド23Aの肉抜き孔NHを通る連結部材を介して連結され、第1部材125aと第2部材125bとがクロスヘッド23Aを挟み込むように固定される構成としてもよい。あるいは、フレーム125は、磁力で固定される構成としてもよい。
<検査方法>
図8は、検査装置の準備段階で行われる光軸合せ処理を説明する図であり、(A)は、その第1工程、(B)は第2工程を示す。これら第1工程及び第2工程は、順番が逆になってもよい。図8において、トグルサポート25の側壁部25hは仮想線で表している。
ネジナット機構24のネジ24A及びナット24Bの間には、一般的なネジナット機構と同様にクリアランスが設けられている。このため、両者に動力が加わっていない静止状態においては、ネジ24A及びナット24Bの角度は、ナット24Bの並進方向の位置によらず、所定角度に維持される。例えば、静止状態において、ナット24Bの前面と、ネジ24Aの中心軸とは直交する。さらに、ネジ24A及びナット24Bの静止状態において、ネジ24Aの中心軸を基準とした、軸方向に直交する方向のナット24Bの位置は、ネジ24Aの軸方向の位置によらず、一定となる。例えば、静止状態において、ナット24Bの中心軸は、ネジ24Aの中心軸からクリアランス分低く位置される。さらに、ネジ24A及びナット24Bに動力が加わっていない静止状態においては、ガイドバーGBと、ネジナット機構24のネジ24Aとは、互いの中心軸がほぼ平行に保たれる。
ネジナット機構24の検査を行うには、先ず、準備段階として、作業員は、クロスヘッド23Aを前方に移動させた状態で、受光装置120をクロスヘッド23Aに取り付ける。加えて、作業員は、発光装置110をトグルサポート25の前方の支持部25gに取り付ける。取付け後、ネジ24Aの軸方向に見て、発光器111と受光器122A、122Bの入射窓とは重なった配置となる。
次に、図8(A)、図8(B)に示すように、クロスヘッド23Aが前方と後方とに位置し、かつ、駆動力が加えられていない静止状態の複数のタイミングで、作業員は、発光装置110及び受光装置120を動作させる。そして、作業員は、各タイミングで計測された一方の受光器122Aの計測結果から、発光装置110の光軸のずれ角度を目算する。ここで、光軸のずれ角とは、ガイドバーGBの中心軸に平行な角度からのずれを意味する。静止状態では、先に説明したように、ガイドバーGBの中心軸に対してクロスヘッド23Aの角度及び変位量は、クロスヘッド23Aの並進方向の位置によらず一定である。このため、光軸のずれ角がゼロであれば、図8(A)のときと図8(B)のときとで、受光部124Aが計測する光軸の位置P1、P2は一致し、ずれ角があれば、それに応じて計測された光軸の位置P1、P2が変化する。そしてクロスヘッド23Aの並進方向の位置の差と、受光器122Aが計測した光軸位置P1、P2の変化量及び変化方向とから、光軸がガイドバーGBの中心軸に対してどれだけずれているか計算できる。なお、このような計算を、計算部140が行い、出力部150からその計算結果が出力される構成としてもよい。
光軸のずれ角が判明したら、作業員は、あおり調整部113を用いて発光器111の角度を調整し、ずれ角を修正する。調整後、作業員は、再度、クロスヘッド23Aを動かして受光装置120による光軸位置の計測を行い、ずれ角が修正されているか確認してもよい。このような準備工程により、発光装置110から出射される光線の光軸が、ガイドバーGBの中心軸と平行に調整される。静止状態でガイドバーGBとネジ24Aとは平行なので、光軸はネジ24Aの中心軸と平行に調整されたことになる。なお、発光装置110の光軸を調整する際には、クロスヘッド23Aを静止状態とする位置として、金型15が閉じて可動金型15Aと固定金型15Bとの間の圧力がゼロ以上となる昇圧位置以外を適用するとよい。型締力が発生していない型開閉区間では、クロスヘッド23Aの位置及び傾きは、自重でガイドバーGBに支持されている状態の位置及び傾きになる。しかし、型締力が発生する区間、すなわち可動金型15A及び固定金型15Bの接触位置以降の区間では、クロスヘッド23Aの位置及び傾きは、上下左右の軸力のバランスによる位置及び傾きになる。このため、型締力が発生するクロスヘッド23Aの位置を適用して発光装置110の光軸調整を行うと、光軸がネジ24Aの中心軸と平行な関係から逸脱してしまう恐れがある。型締力が発生しないクロスヘッド23Aの位置を適用することで、光軸のズレの恐れを低減できる。
図9(A)、図9(B)は検査中の第1タイミングと第2タイミングの状態を示す図である。図10は、検査中の第3タイミングの状態を示す図である。図9、図10において、トグルサポート25の側壁部25hは仮想線で表している。
ネジナット機構24の検査は、例えば成形サイクルの型閉工程、型開工程、型締工程の期間に行ってもよいし、成形停止中に、検査用に金型15を開閉動作させて行ってもよい。ネジナット機構24の検査は、ネジナット機構24に動力が加わった状態、例えば射出成形時の通常のスピードで駆動されかつ射出成形時の通常の負荷が加えられた状態で実行される。すなわち、クロスヘッド23Aが後方位置(図9(A))から前方に移動し(図9(B))、さらに移動して可動金型15Bに大きな荷重を加える型締位置(図10)に至る期間にわたって、発光装置110及び受光装置120が動作する。そして、この間に、発光装置110と受光装置120とにより、ガイドバーGBを基準としたクロスヘッド23Aの上下左右方向の位置及び角度が計測される。ガイドバーGBの中心軸とネジ24Aの中心軸とは平行でかつ互いに固定された関係にあり、ガイドバーGBとナット24Bとは互いに固定された関係にある。このため、発光装置110と受光装置120との計測値は、ネジ24Aの中心軸ax1に対するナット24Bの中心軸ax2の上下左右方向の位置及び角度へ換算することができる。受光装置120の計測結果は、ナット24Bの前後方向の位置情報とともにデータ収集部130に収集される。
この検査期間において、例えば、図9(A)に示すように、ネジ24Aの中心軸ax1と、ナット24Bの中心軸ax2とが一致していれば、2つの受光部124A、124Bによる光軸の検出位置P11、P12に、それが表れる。例えば、2つの受光器122A、122Bの配置が標準的であれば、光軸の検出位置P11、P12は、各受光部124A、124Bの座標において同じ値をとる。ここで、標準的な配置とは、2つの受光器122A、122Bが中心軸ax2に沿った方向に並び、中心軸ax2からの2つの受光器122A、122Bまでの距離及び角度が同一である配置を意味する。
また、図9(B)に示すように、ナット24Bの中心軸ax2とネジ24Aの中心軸ax1とが軸の直交方向に離間していたとする。この場合、受光部124A、124Bによる光軸の検出位置P13、P14は、離間する前と比べて、各受光部124A、124Bの座標において、同期して、同じ量及び同じ方向に変化する。
また、図9(C)に示すように、ナット24Bの中心軸ax2がネジ24Aの中心軸ax1に対して傾くと、2つの受光部124A、124Bによる光軸の検出位置P15、P16は、各受光部124A、124Bの座標において、互いに異なる量、あるいは、互いに異なる方向に変化する。あるいは、検出位置P15、P16は、互いに異なる量及び互いに異なる方向に変化する。
したがって、検査期間にデータ収集部130が収集したデータには、クロスヘッド23Aが並進方向のどの位置のあるときに、ナット24Bがネジ24Aに対して、どれだけ上下左右方向に変位し、どれだけ傾いたかが示される。ネジ24Aに対するナット24Bの位置ずれ、並びに、ネジ24Aに対するナット24Bの傾斜は、ネジ24Aの劣化の進み度合と所定の関係を有する。計算部140は、これらの関係式と、データ収集部130が収集したデータとから、ネジ24Aの軸方向における各部位が、どれだけ劣化しているか、どのような劣化速度を有しているか、あるいは、これら両方を計算する。そして、出力部150は、この計算結果を出力する。なお、出力部150は、劣化度又は劣化速度が予め定められた閾値を超えたときに、警告を発するように構成されてもよい。作業員は、出力部150の出力から、ネジ24Aの軸方向における各部位の劣化度及び寿命を判断することができる。
以上のように、本実施形態の射出成形機1の検査装置100及び検査方法によれば、ガイドバーGBを基準とするクロスヘッド23Aの位置及び角度が計測される。これらの計測値は、ネジ24Aの中心軸ax1とナット24Bの中心軸ax2との位置ズレ及び傾斜角度を表わし、これらの計測値からネジ24Aの劣化度又は寿命を判断することができる。したがって、外周が平坦でないネジ24Aとナット24Bとの位置ズレ又は傾斜角度を計測するために、外周が平坦な延長棒をネジ24Aに接続するなどの煩雑な作業を要することなく、ネジ24Aの劣化度又は寿命を判断可能な計測データを得ることができる。また、外周が平坦な延長棒等をネジ24Aに接続し、延長棒とナットとの角度を計測する構成を採用した場合、例えば延長棒がエジェクタ装置13又は射出成形機1の他の部分と干渉する範囲では、検査不能になる。すなわち、延長棒を取り付けると、ネジナット機構24の並進区間の全域の移動ができなくなり、延長棒が他の部位と干渉しない範囲でしか検査ができない。また、延長棒を取り付けたまま成形サイクルを実行することができない。一方、クロスヘッド23Aと、可動プラテン22との距離を長く設計するなど、延長棒を取り付けても、他の部品と干渉しないようにすることも可能である。しかし、この場合、成形プロセスに無駄なスペースが生じ、射出成形機が大型化するという課題が生じる。しかしながら、本実施形態の検査装置100によれば、射出成形機1に取り付ける部品(発光装置110及び受光装置120)が、大きな範囲を占めることがないので、これらがエジェクタ装置13などの他の部分と干渉することがなく、例えば型締装置20の動作範囲の全域等、広い範囲で計測を行うことができる。したがって、ネジ24Aの軸方向の広い範囲にわたって各部の劣化度及び寿命を判断することができる。さらに、本実施形態の検査装置100によれば、射出成形機1に取り付ける部品(発光装置110及び受光装置120)が、大きな範囲を占めることがなく、射出成形機1の他の部品と干渉しないので、射出成形機の大型化が抑制される。
さらに、本実施形態の射出成形機1の検査装置100によれば、計測データを収集するデータ収集部130と、収集されたデータに基づき計算されたネジナット機構24の劣化度又は劣化速度を出力する出力部150とを備える。したがって、射出成形機1のユーザは、出力部150の出力に基づき、ネジナット機構24の交換の要否又は交換時期を判断することができる。これにより、予期しないネジナット機構24の故障等により成形品の生産計画に誤算が生じるといった事態を抑制できる。
さらに、本実施形態の検査装置100によれば、ネジナット機構24の計測を行う機器として、発光装置110と受光装置120とが採用されている。さらに、発光器111と受光器122A、122Bとがネジ24Aの軸線方向に重なる配置で、受光装置120がクロスヘッド23Aに取り付け可能で、発光装置110が固定部であるトグルサポート25の一部に取り付け可能に構成されている。このような構成により、ガイドバーGBを基準とした計測を容易に実現でき、さらに、計測機器の小型化及び取付け容易性が実現される。
さらに、本実施形態の射出成形機1の検査装置100によれば、発光装置110は、発光器111と、固定用のフレーム112と、あおり調整部113とを備える。したがって、作業員は、あおり調整部113を操作して、発光器111の光軸がガイドバーGBと平行になるように容易に調整することができる。そして、これにより、ガイドバーGBを基準としたクロスヘッド23A又はナット24Bの位置及び角度の計測が実現される。
さらに、本実施形態の射出成形機1の検査方法によれば、作業員は、クロスヘッド23Aが複数の箇所に移動しかつ静止状態のときに、発光装置110の光軸を受光装置120で検出し、この検出結果に基づいて、光軸がガイドバーGBと平行になるように調整する。さらに、この調整の後に、クロスヘッド23Aが並進運動しているときに、発光装置110の光軸を受光装置120で検出して計測データを取得している。このような方法により、光軸調整用と計測用とで受光装置120を複数セット用意したり、受光装置120を違う場所に取り付けたりする必要なく、発光装置110の光軸の調整と、ネジ24A及びナット24Bの位置ズレ又は傾斜角度の計測とを行うことができる。したがって、準備作業の一段の容易化及び短縮化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、トグル機構23に型締用モータ24Dの動力を伝達するネジナット機構24を検査対象とした例を示した。しかし、検査対象は、例えば、可塑化移動装置12に備わるネジナット機構(ボールネジ12b及びナット12c)、射出装置11に備わるネジナット機構(ボールネジ185及びナット189)など、別の部分としてもよい。また、上記実施形態では、ガイドバーGBを基準とするクロスヘッド23A(又はナット24B)の上下左右方向の位置及び角度を計測するために、ネジ24Aの軸方向に光線を出射する発光装置110と光線の位置を検出する受光装置120とを適用した例を示した。しかし、ガイドバーGBを基準とするクロスヘッド23Aの位置又は角度を計測する計測器としては、この構成に限られない。例えば、計測器としては、ガイドバーGBの一部と対向するようにクロスヘッド23Aに固定された複数のセンサであって、ガイドバーGB上の軸方向及び周方向に離間した複数点の距離をそれぞれ計測する複数のセンサ(反射型距離計、透過型距離計、接触型距離系など)が適用されてもよい。このような構成でも、ガイドバーGBを基準としたクロスヘッド23Aとの上下左右方向の位置及び角度を検出することができる。
また、上記実施形態では、可動部の位置又は角度の計測基準となるガイド部として、クロスヘッド23AのガイドバーGBを適用した例を示した。しかし、計測基準とするガイド部は、例えば、ガイドレールであってもよい。また、計測基準とするガイド部は、可動部が摺動してガイドされる摺動面であってもよい。ガイド部は、可動部を3軸方向のうち2軸方向の移動を規制するようにガイドする構成に限られず、可動部を3軸方向のうち1軸方向の移動を規制するようにガイドする構成であってもよい。このような場合でも、ガイド部を基準とする計測により、規制された方向についてのガイド部を基準とした可動部の位置又は角度を計測することができる。
また、上記実施形態では、ナット24Bが並進運動するネジナット機構24を検査対象とした例を示したが、可動部がネジに連結され、ナットの回転によりネジ及び可動部が並進運動するネジナット機構に対しても、同様に本発明を適用することができる。また、上記実施形態では、ガイド部を基準とした可動部の位置及び角度の両方を計測する構成を示したが、いずれか一方のみの計測としてもよい。その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 射出成形機
11 射出装置
12可塑化移動装置
15 金型
13 エジェクタ装置
20 型締装置
21 固定プラテン
22 可動プラテン
23 トグル機構
24 ネジナット機構
24A ネジ
24B ナット
24D 型締用モータ
25 トグルサポート
25f 後方壁部
25g 支持部
25h 側壁部
GB ガイドバー
MB メタルブッシュ
100 検査装置
110 発光装置
111 発光器
112 フレーム
113 あおり調整部
120 受光装置
122A、122B 受光器
123A、123B ビームスプリッター
124A、124B 受光部
125 フレーム

Claims (6)

  1. ネジ及びナットを有し、前記ネジ及び前記ナットの相対的な回転運動を前記ネジ又は前記ナットと連結された可動部の並進運動に変換するネジナット機構を備える射出成形機の検査装置であって、
    前記可動部の並進運動をガイドするガイド部を基準とした前記可動部の角度、前記ガイド部を基準とした前記可動部の位置、又はこれら両方を計測する計測器を備える、
    射出成形機の検査装置。
  2. 前記可動部が並進運動しているときに前記計測器により計測された結果を収集するデータ収集部と、
    前記データ収集部により収集された計測結果に基づき前記ネジナット機構の劣化に関する情報を出力する出力部と、
    を更に備える請求項1記載の射出成形機の検査装置。
  3. 前記計測器は、光線を出射する発光器と、前記光線を検出する受光器とを含み、
    前記発光器と前記受光器の入射窓とが、前記ネジの軸方向に見て互いに重なる配置で、一方が前記可動部に、もう一方が前記射出成形機の固定部に、それぞれ取付け可能に構成されている、
    請求項1又は請求項2記載の射出成形機の検査装置。
  4. 前記受光器は、前記光線の位置を検出するポジションセンサ、画像を検出するイメージセンサ、又は、これら両方を含む、
    請求項3記載の射出成形機の検査装置。
  5. 前記固定部に固定可能でありかつ前記発光器を支持するフレームと、前記フレームに対する前記発光器の角度を変更可能なあおり調整部と、
    を更に備える、
    請求項3又は請求項4に記載の射出成形機の検査装置。
  6. 請求項5記載の射出成形機の検査装置を用いた射出成形機の検査方法であって、
    前記可動部に前記受光器を取り付け、
    前記固定部に前記フレームを介して前記発光器を取り付け、
    前記可動部が複数の位置で静止した各状態において前記発光器から出射された光線を前記受光器で検出し、
    前記静止した状態における前記受光器の検出結果に基づき、前記あおり調整部を介して前記発光器から出射される光線を、前記ガイド部と平行な角度に調整した後、
    前記可動部が並進運動しているときに調整後の前記発光器の光線を前記受光器で検出する、
    射出成形機の検査方法。
JP2019052344A 2019-03-20 2019-03-20 射出成形機の検査装置及び検査方法 Active JP7229054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019052344A JP7229054B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 射出成形機の検査装置及び検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019052344A JP7229054B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 射出成形機の検査装置及び検査方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020151952A true JP2020151952A (ja) 2020-09-24
JP7229054B2 JP7229054B2 (ja) 2023-02-27

Family

ID=72557210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019052344A Active JP7229054B2 (ja) 2019-03-20 2019-03-20 射出成形機の検査装置及び検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7229054B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05162164A (ja) * 1991-12-18 1993-06-29 Mitsubishi Materials Corp 電子部品の樹脂封止部成形装置
JP2011005796A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Ube Machinery Corporation Ltd トグル式型締装置におけるトグル機構の劣化診断方法および装置
JP2015131468A (ja) * 2014-01-15 2015-07-23 ファナック株式会社 射出成形機の可動部の異常検出装置
JP2017149124A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 住友重機械工業株式会社 射出成形機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5162164B2 (ja) 2007-06-27 2013-03-13 株式会社スプラシア 動画像配信システム及び動画像配信方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05162164A (ja) * 1991-12-18 1993-06-29 Mitsubishi Materials Corp 電子部品の樹脂封止部成形装置
JP2011005796A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Ube Machinery Corporation Ltd トグル式型締装置におけるトグル機構の劣化診断方法および装置
JP2015131468A (ja) * 2014-01-15 2015-07-23 ファナック株式会社 射出成形機の可動部の異常検出装置
JP2017149124A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 住友重機械工業株式会社 射出成形機

Also Published As

Publication number Publication date
JP7229054B2 (ja) 2023-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1362684A1 (en) A control system for an injection molding machine and a method for controlling the injection molding machine
US8241027B2 (en) Injection molding machine having a guide member
CN108698292B (zh) 注射成型机
KR101832609B1 (ko) 사출 장치
US9028236B2 (en) Injection molding machine including an ejector unit
US20090011064A1 (en) Injection Molding Machine
EP0983835B1 (en) Nozzle touch apparatus for injection molding machine
JP2012245744A (ja) 型締装置、成形機、型盤、型締装置の制御方法、及び型盤の制御方法
JP6605377B2 (ja) 射出成形機
US9028237B2 (en) Injection molding machine including a mechanism that changes ejection characteristics
US6244848B1 (en) Controller for adjusting zero point for load cell in a motor-driven injection molding machine
JP2007015165A (ja) 射出成形機の射出装置
JP7229054B2 (ja) 射出成形機の検査装置及び検査方法
US20030049351A1 (en) Injection unit of injection molding machine
JP6878047B2 (ja) 射出成形機および射出成形方法
JP6700067B2 (ja) 射出成形機
JP2017136791A (ja) 射出成形機
KR101714863B1 (ko) 사출성형기
CN107000291B (zh) 合模装置、成形装置以及成形方法
JP6193146B2 (ja) 射出成形機の平行度測定方法、射出成形機の計測装置、および射出成形機
JP2008080640A (ja) 射出成形機
JPH0524083A (ja) 射出成形機の射出装置
CN113459384B (zh) 注射成型机、注射成型系统
CN111716666B (zh) 合模装置的平衡调整装置、平衡调整方法及注射成型机
JP3370971B2 (ja) ノズルタッチ装置を備えた射出成形機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7229054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150