JP2008080640A - 射出成形機 - Google Patents

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浩之 中家
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Abstract

【課題】計量時の溶融樹脂の圧力を高精度に検出することが可能な射出成形機を提供する。
【解決手段】フロントプレート22とリアプレート28とを結合したタイバー37、ロードセル40の設けられたプッシャープレート26を移動させるボールネジ機構60を備え、プッシャープレート26を敷設されたリニアガイド38で支持する。スクリュー24の後退と連動してプッシャープレート26が移動され、ロードセル40が溶融樹脂の圧力を検出する際、撓まないよう敷設されたリニアガイド38でプッシャープレート26を案内するので、ロードセル40は、プッシャープレート26の移動により生じる背圧を高精度に検出することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、金型を用いて成形体を成形する射出成形機に関し、特に、溶融樹脂の計量時における樹脂圧力を高精度で検出することが可能な射出成形機に関する。
従来から用いられている一般的な射出成形機においては、加熱シリンダ内に原料である粒状の熱可塑性樹脂を送り、加熱シリンダ内に設けられた進退可能なスクリューにより樹脂を溶融しながらスクリュー先端のノズル側に送り出し、スクリューの先端側に設けたノズルから金型のキャビティに溶融樹脂を射出させ、キャビティ内で溶融樹脂を冷却させ固化させた後、金型装置を開き、突出しピンなどにより金型に張り付いている成形体を金型から外すことによって成形体が成形されている。
このような成形体を製造する射出成形機においては、その構成を大別すると、型締めユニットと及び射出ユニットから構成されており、型締めユニットにおいては、一般的に固定金型と可動金型を有すると共に、トグル機構若しくは直圧方式などの型締めを可能とする可動手段によって、固定金型に対し可動金型を進退させ、型締めの際の型閉じ、及び型開きを行っている。
また、前述した型締めユニットの金型の型締め時に形成されるキャビティに、粒状の樹脂であるペレットを溶融樹脂として供給する際には射出ユニットが用いられ、この射出ユニットには、駆動源たるモータなどの駆動手段が備えられ、モータの回転力をプーリやベルトなどを介して順次伝達させ、回転運動を直線運動に変換するボールネジ機構などにより、加熱シリンダ内に組み付けられたスクリューを回転させることにより溶融樹脂をノズル先端側に搬送させ、その際、加熱シリンダ内の溶融樹脂の圧力をロードセルで検出させて、しかるのちにスクリューを前進させることにより、ノズルの先端から金型のキャビティに溶融樹脂の射出を行なっている。また、一般的な射出ユニットにおいては、両端部が固定された比較的長い円柱状のタイバーに、摺動自在にプッシャープレートが取り付けられており、このプッシャープレートと接続されたスクリューを前進する動作に伴い、金型のキャビティに溶融樹脂の射出を行なうものが多く採用されている。
ところで、特許文献1には射出ユニットが開示されている。この特許文献1においては、樹脂を溶融する加熱シリンダ内でスクリューを前進させ、加熱シリンダの先端に備えたノズルからキャビティに溶融樹脂を射出する射出ユニットにおいて、フロントプレートとリアプレートを複数のタイバーで連結し、このタイバーに摺動自在に挿通された中間プレートをリニアガイドで支持した構造が開示されている。
特開2003−80559号公報
上記特許文献1においては、加熱シリンダ先端のノズルからキャビティに溶融樹脂を射出するため、中間プレートを介してスクリューを前進させた際、タイバーの長手方向に沿って移動する中間プレートがリニアガイドで支持されていることから、中間プレートの自重の全てがタイバーに加わることを抑えることは可能ではあるものの、中間プレートは、フロントプレートとリアプレートとに架設されたタイバーに挿通されていることから、中間プレートの移動時には、タイバーと中間プレートとに必然的に摺動抵抗が生じてしまう。また、タイバーは、比較的長物であると共に、フロントプレートとリアプレートとに両端部が固定されているので、タイバーに対する中間プレートの摺動抵抗などが原因で撓んでしまう懸念があることから、タイバーが撓んだ際には、このタイバーの撓みが影響し中間プレートの移動方向に誤差が生じてしまうので、中間プレートに設けられたロードセルは、タイバーの撓みによる中間プレートの移動方向の誤差により、計量時の樹脂圧力の検出を高精度に検出することが難しかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、溶融樹脂の計量時における樹脂圧力を高精度に検出することが可能な射出成形機を提供することを目的とする。
請求項1に係る射出成形機は、フロントプレートとリアプレートとを結合したタイバーと、前記フロントプレートと前記リアプレートとの間に配置されたプッシャープレートと、該プッシャープレートを移動させるボールネジ機構と、供給されてきた樹脂を溶融する加熱シリンダと、該加熱シリンダ内に進退可能に設けられると共に該加熱シリンダの先端に設けたノズル側に溶融樹脂を送るスクリューとを備えた射出成形機において、前記スクリューの回転により前記ノズル側に前記溶融樹脂が貯えられるのに従い、該貯えられた溶融樹脂の圧力により前記スクリューを後退させ、該後退動作と連動して前記プッシャープレートを後退させ、該プッシャープレートの後退移動により押圧されるロードセルを前記プッシャープレートに設けると共に、該プッシャープレートをその下方に敷設したリニアガイドのみで支持したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、スクリューの回転に伴い、ノズル側に送られた溶融樹脂に圧力が生じると、この圧力によりスクリューが後退され、スクリューを後退させる圧力が、スクリュー、プッシャープレート、ロードセルの順に伝わり、ロードセルがスクリューの後退に伴う圧力を検出することで、計量時における溶融樹脂の圧力の検出が行なわれる。
請求項2に係る射出成形機は、請求項1記載の射出成形機において、前記リニアガイドの高さ調整を行なうための高さ調整機構を設けたことを特徴とする。
請求項2の構成によれば、高さ調整機構により、所定位置になるようリニアガイドの高さを調整することが可能となる。
請求項3に係る射出成形機は、請求項2記載の射出成形機において、前記高さ調整機構には、楔状の高さ調整部と、前記高さ調整部を移動させる調整ボルトとを有することを特徴とする
請求項3の構成によれば、調整ボルトを回転すると、楔状の高さ調整部が調整ボルトの軸線方向に移動され、この移動に伴いリニアガイドの固定されたベースなどが、楔状の高さ調整部により上方又は下方に移動される。従って、リニアガイドの高さ調整を調整ボルトを回転することで簡単に行なうことができる。
請求項1に係る射出成形機の発明によれば、フロントプレートとリアプレートとを結合したタイバーと、前記フロントプレートと前記リアプレートとの間に配置されたプッシャープレートと、該プッシャープレートを移動させるボールネジ機構と、供給されてきた樹脂を溶融する加熱シリンダと、該加熱シリンダ内に進退可能に設けられると共に該加熱シリンダの先端に設けたノズル側に溶融樹脂を送るスクリューとを備えた射出成形機において、前記スクリューの回転により前記ノズル側に前記溶融樹脂が貯えられるのに従い、該貯えられた溶融樹脂の圧力により前記スクリューを後退させ、該後退動作と連動して前記プッシャープレートを後退させ、該プッシャープレートの後退移動により押圧されるロードセルを前記プッシャープレートに設けると共に、該プッシャープレートをその下方に敷設したリニアガイドのみで支持したものである。これにより、従来から用いられている一般的な射出成形機では、両端部を架け渡したタイバーによりプッシャープレートは案内されていたことから、プッシャープレートの自重の影響などによって、プッシャープレートを支持するタイバーは撓んだりしたものの、本発明では、プッシャープレートを支持するリニアガイドが、機台などに敷設されているので、プッシャープレートを支持するリニアガイドの撓みを可及的に抑止することが可能となり、撓みの抑えられたリニアガイドでプッシャープレートを所定方向に高精度に案内することができる。よって、プッシャープレートに設けられたロードセルは、スクリューの後退により生じる圧力を、計量時における溶融樹脂の圧力の検出として、高精度に検出することができる。さらに、従来の一般的な射出成形機においては、プッシャープレートがタイバーで支持されていたため、プッシャープレートの自重に耐え得るよう、比較的径の大きいタイバーを採用していたものの、本発明では、タイバーでプッシャープレートを支持するわけではないので、小径のタイバーを採用することで小型且つコストを抑えた射出成形機を提供することができる。
請求項2に係る射出成形機の発明によれば、請求項1記載の射出成形機において、前記リニアガイドの高さ調整を行なうための高さ調整機構を設けたので、リニアガイドの高さ位置を調整することができる。
請求項3に係る射出成形機の発明によれば、請求項2記載の射出成形機において、前記高さ調整機構には、楔状の高さ調整部と、前記高さ調整部を移動させる調整ボルトとを有するので、調整ボルトを回転することにより、簡単にリニアガイドを所定位置に保持することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図4により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反しない範囲で、実施例において説明した以外の構成のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図1は本発明の一例を示す射出成形機の全体構成を示す側面図であり、図2は射出成形機に構成される射出ユニットを示す側面図、図3はリニアガイドと係合部が嵌合された状態の要部を示す概略断面図、図4は射出ユニットを示す平面図である。
図1に示すように、射出成形機1は機台2を有し、この機台2上に型締めユニット10及び射出ユニット20が配置されている。型締めユニット10は、固定金型11と可動金型12を有し、可動金型12をトグル機構13などの型締め力を増幅する可動手段によって、固定金型11に対し可動金型12を進退させ、型締め(型閉じ)、及び型開きを行うものである。
また、射出ユニット20は、図2及び図4に示すように、先端にノズル19の設けられた筒型の加熱シリンダ21が取り付けられたフロントプレート22、加熱シリンダ21内でスクリュー24を回転させ溶融樹脂を送り出すためのスクリュー回転駆動用モータ42が組み付けられたプッシャープレート26、固定金型11と可動金型12からなるキャビティCに溶融樹脂を射出するための射出駆動用モータ50の組み付けられたリアプレート28が構成されている。
機台2には、複数のローラ30が取り付けられた第1のベース31が載置されており、さらに第1のベース31の上部には、第2のベース32が支点ボルト33と固定ボルト(図示せず)により固定される。なお、第1のベース31には回動自在なローラ30を備えていることから前後(図2に示す左右方向)に進退させることができ、また、第2のベース32に螺合された調整ボルト34を回転することにより、第2のベース32は、第1のベース31に対して支点ボルト33を支点として高さ調整することができる。なお、より詳しくは、高さ調整機構として、楔状の高さ調整部35と調整ボルト34とを有しており、楔状の高さ調整部35の上部に第2のベース32が設置されており、調整ボルト34を回転すると、高さ調整部35が調整ボルト34の軸線方向に移動(図2に示す矢印方向)すると共に、高さ調整部35の形状が楔状になっていることで、支点ボルト33の反対側に位置する第2のベース32の一方側が、調整ボルト34の回転に伴い上方又は下方に移動するようになっている。
また、固定ボルト36により第2のベース32に固定されたフロントプレート22とリアプレート28とは円柱状の2本のタイバー37により結合され、フロントプレート22とリアプレート28との間には、プッシャープレート26が配置されている。
図2及び図3に示すように、第2のベース32の上部には、タイバー37の長手方向と同方向に延設されたリニアガイド38が2つ固定されており、このリニアガイド38に、プッシャープレート26の下部に一体的に設けた凹状の係合部39が摺動自在に嵌合されている。
また、前記プッシャープレート26の背面部には圧力センサたるロードセル40がボルト41で固定されている。
プッシャープレート26に組み付けられたスクリュー回転駆動用モータ42は、このスクリュー回転駆動用モータ42の回転軸部43に固定されている第1のプーリ44が、スクリュー回転駆動用タイミングベルト45を介して、プッシャープレート26の前部に設けた第2のプーリ46を回転するようになっており、第2のプーリ46には、スクリュー24が固定されているので、第2のプーリ46が回転されるとこの回転に従って、スクリュー24も同方向に回転される。
また、リアプレート28に組み付けられた射出駆動用モータ50は、この射出駆動用モータ50の回転軸部51に固定されている第3のプーリ52が、射出駆動用タイミングベルト53を介して、第4のプーリ54に駆動力を伝達し、リアプレート28に回動自在に組み付けられた軸部55を回転するようになっている。なお、軸部55は、後述するボールネジ機構60に構成されたボールネジ部61の後部に同心円状に延設されていることから、射出駆動用モータ50の回転に伴い、第3のプーリ52、射出駆動用タイミングベルト53、第4のプーリ54、軸部55の順に駆動力が伝達され、ボールネジ部61が回転される。
次に、ボールネジ機構60について説明する。このボールネジ機構60には、前記ボールネジ部61と、このボールネジ部61に螺合されたナット部62により構成されている。ナット部62は、ロードセル40の背面にボルトで固定されており、ボールネジ部61が回転されるのに伴いナット部62が進退されると、ロードセル40及びプッシャープレート26も共に進退されるようになっている。
上記構成に係る射出成形機1の動作について説明する。射出成形機1の型締めユニット10に構成される固定金型11に可動金型12が型閉じされている状態において、図示しないホッパから加熱シリンダ21に粒状の熱可塑性樹脂たるペレットが供給され、且つスクリュー回転駆動用モータ42の回転駆動に伴い、第1のプーリ44、射出駆動用タイミングベルト45、第2のプーリ46の順に駆動力が伝達されると、第2のプーリ46に固定されているスクリュー24の回転に伴い、ペレットは加熱シリンダ21内で加熱シリンダ21の先端に設けたノズル19側に送られながら溶融される。
そして、加熱シリンダ21の先端に設けたノズル19側に溶融樹脂が送られることによりノズル19側に溶融樹脂が溜まるに従い、貯えられた溶融樹脂の圧力(背圧)によって、加熱シリンダ21内でスクリュー24は後退され計量完了位置で停止する。プッシャープレート26は、スクリュー24の後退と連動して後退するので、スクリュー24の後退により生じる圧力は、スクリュー24、プッシャープレート26、ロードセル40の順に伝わり、ロードセル40が、スクリュー24の後退により生じる圧力を、溶融樹脂の圧力(背圧)として検出し、キャビティCへ射出する溶融樹脂の計量がされる。なお、プッシャープレート26が後退する際、プッシャープレート26は、その下部の係合部39が、第2のベース32に固定されているリニアガイド38に嵌合され支持されているので、従来のように、プッシャープレートがタイバーに摺動自在に取り付けられていないので、ロードセル40が溶融樹脂の圧力(背圧)を検出する際、溶融樹脂の圧力(背圧)には、タイバー37とプッシャープレート26との摺動抵抗が加算されて検出されることはない。
次に、スクリュー回転駆動用モータ42が停止されることでスクリュー24の回転が停止された後、射出駆動用モータ50が回転駆動され、第3のプーリ52、射出駆動用タイミングベルト53、第4のプーリ54の順に駆動力が伝達され、さらにその駆動力が軸部55を介してボールネジ部61に伝達され、ボールネジ部61が回転されると、このボールネジ部61の回転に伴ってナット部62は、ロードセル40と共に前進し、第2のプーリ46に固定されているスクリュー24を前進させて、加熱シリンダ21の先端側で加圧され溜まっている溶融樹脂を、ノズル19からキャビティC内に押し出し射出する。
そして、キャビティC内に溶融樹脂が隙間無く充填されると、キャビティC内に充填された溶融樹脂は、しだいに固定金型11及び可動金型12の内面より放熱されることで冷却されて固体化され、固形化された成形体がキャビティCから取り出される。
以上のように、本実施例における射出成形機1によれば、スクリュー24の後退に伴う圧力(背圧)により、計量時の溶融樹脂の圧力を検出するロードセル40をプッシャープレート26に設け、このプッシャープレート26をその下方に敷設したリニアガイド38のみで支持したので、スクリュー24が後退される際、この後退移動に伴いプッシャープレート26は、敷設されたリニアガイド38のみに支持されながら後退移動(案内)され、ロードセル40は、スクリュー24の移動により生じる圧力を、計量時の溶融樹脂の圧力として検出する。よって、従来から用いられている一般的な射出成形機では、両端部を架け渡したタイバーによりプッシャープレートは案内されていたことから、プッシャープレートの自重の影響などによって、プッシャープレートを支持するタイバーは撓んだりしたものの、本発明では、ロードセル40が溶融樹脂の圧力の検出を行なうため、スクリュー24の後退動作と連動してプッシャープレート26が後退される際、プッシャープレート26を支持するリニアガイド38が、機台2などに敷設されているので、プッシャープレート26を支持するリニアガイド38の撓みは可及的に抑止することができ、撓みの抑えられたリニアガイド38でプッシャープレート26を所定方向に高精度に案内することができる。従って、プッシャープレート26に設けられたロードセル40は、スクリュー24の後退により生じる計量時の溶融樹脂の圧力を高精度に検出することができる。さらに、従来の一般的な射出成形機においては、プッシャープレートがタイバーで支持されていたため、プッシャープレートの自重に耐え得るよう、比較的径の大きいタイバーを採用していたものの、本発明では、タイバー37でプッシャープレート26を支持するわけではないので、小径のタイバー37を採用することで小型且つコストを抑えた射出成形機1を提供することができる。
さらに、楔状の高さ調整部35と、高さ調整部35を移動させる調整ボルト34とからなる高さ調整機構を設けたので、調整ボルト34を回転することにより高さ調整部35が調整ボルト34の軸線方向に移動され、この移動に伴いリニアガイド38の固定された第2のベース32が、高さ調整部35により上方又は下方に移動させることが可能なので、調整ボルト34を回転することでリニアガイド38の高さ調整を簡単に行なうことができる。
以上、本実施例の一実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明の一例を示す射出成形機の全体構成を示す側面図である。 同上、射出成形機に構成される射出ユニットを示す側面図である。 同上、リニアガイドと係合部が嵌合された状態の要部を示す概略断面図である。 同上、射出成形機に構成される射出ユニットを示す平面図である。
符号の説明
1 射出成形機
19 ノズル
21 加熱シリンダ
22 フロントプレート
24 スクリュー
26 プッシャープレート
28 リアプレート
34 調整ボルト
35 高さ調整部
37 タイバー
38 リニアガイド
40 ロードセル
60 ボールネジ機構

Claims (3)

  1. フロントプレートとリアプレートとを結合したタイバーと、前記フロントプレートと前記リアプレートとの間に配置されたプッシャープレートと、該プッシャープレートを移動させるボールネジ機構と、供給されてきた樹脂を溶融する加熱シリンダと、該加熱シリンダ内に進退可能に設けられると共に該加熱シリンダの先端に設けたノズル側に溶融樹脂を送るスクリューとを備えた射出成形機において、前記スクリューの回転により前記ノズル側に前記溶融樹脂が貯えられるのに従い、該貯えられた溶融樹脂の圧力により前記スクリューを後退させ、該後退動作と連動して前記プッシャープレートを後退させ、該プッシャープレートの後退移動により押圧されるロードセルを前記プッシャープレートに設けると共に、該プッシャープレートをその下方に敷設したリニアガイドのみで支持したことを特徴とする射出成形機。
  2. 前記リニアガイドの高さ調整を行なうための高さ調整機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  3. 前記高さ調整機構には、楔状の高さ調整部と、前記高さ調整部を移動させる調整ボルトとを有することを特徴とする請求項2記載の射出成形機。
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