JP2020150315A - 半導体駆動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、半導体駆動装置において、前記保護回路は、前記駆動トランジスタのゲートと前記電圧センサとの間に接続され、電圧センサの検出値を徐々に低下させるフィルタ回路を更に有するとよい。
図1に示すように、半導体駆動装置10は、駆動トランジスタ20と保護回路40を有する。駆動トランジスタ20としてIGBTを用いている。駆動トランジスタ20にはダイオードDが逆並列接続されている。
第1スイッチSW1は、駆動トランジスタ20において過電流が発生した際にオンし、ゲートをグランドに接続して駆動トランジスタ20をオフするためのものである。
駆動トランジスタ20のゲートには抵抗R1を介してオンオフ駆動回路30が接続されている。オンオフ駆動回路30からのゲート駆動電圧により駆動トランジスタ20がオンオフ制御される。
コンデンサ60と第2スイッチSW2が直列に接続され、この直列回路が制限抵抗50と並列に接続されている。第1スイッチSW1とゲートとの間に配置された制限抵抗50は、流れる電流を制限する。
まず、通常時の動作について説明する。
図3(a)、図3(b)、図3(c)、図3(d)に示すように、t1のタイミングでオンオフ駆動回路30から駆動トランジスタ20のゲートにゲート駆動電圧が印加されるとコレクタ電流Icが流れる。そして、制御部92は、t2のタイミングで電圧センサ91の検出値が駆動トランジスタ20の閾値電圧Vth以上になると、第2スイッチSW2をオンする。制御部92は、その後のt3のタイミングで、電圧センサ91の検出値が駆動トランジスタ20の閾値電圧Vth未満になると、第2スイッチSW2をオフする。t4のタイミングでゲート駆動電圧の印加が終了し、コレクタ電流Icが流れなくなる。
図4(a)、図4(b)、図4(c)、図4(d)に示すように、t11のタイミングでオンオフ駆動回路30から駆動トランジスタ20のゲートにゲート駆動電圧が印加されるとコレクタ電流Icが流れる。そして、制御部92は、t12のタイミングで電圧センサ91の検出値が駆動トランジスタ20の閾値電圧Vth以上になると、第2スイッチSW2をオンする。
制御部81は、t13のタイミングでコレクタ電流Icが予め定めた規定値Ith以上の場合に過電流を検出したとして第1スイッチSW1をオンする。これによりコンデンサ60により駆動トランジスタ20のゲートの電荷が引き抜かれ、駆動トランジスタ20に流れる電流が速やかに低減される。第1スイッチSW1は所定時間オン状態が継続されt16のタイミングでオフされる。
図6(a)、図6(b)、図6(c)、図6(d)に示すように、制御部92はt21のタイミングでゲート駆動電圧が印加された後、電圧センサ91の検出値が駆動トランジスタ20の閾値電圧Vth未満のとき、第2スイッチSW2をオフする。制御部81はt22のタイミングでコレクタ電流Icが予め定めた規定値Ith以上の場合に駆動トランジスタ20の過電流を検出すると、第1スイッチSW1をオンする。第2スイッチSW2はオフしているので、コンデンサ60はゲートから電荷を引き抜かない。t22〜t23の期間において、並列に接続されている制限抵抗50のみで駆動トランジスタ20のゲートの電荷が徐々に引き抜かれ、サージが防止される。
(1)半導体駆動装置10の構成として、オンオフ駆動回路30からゲートに印加されるゲート駆動電圧によって駆動される駆動トランジスタ20と、駆動トランジスタ20のゲートに対しオンオフ駆動回路30と並列接続され、駆動トランジスタ20において過電流が発生した際にゲート電荷を引き抜く保護回路40と、を有する。保護回路40は、駆動トランジスタ20において過電流が発生した際にオンし、ゲートをグランドに接続して駆動トランジスタ20をオフするための第1スイッチSW1と、第1スイッチSW1とゲートとの間に配置され、流れる電流を制限する制限抵抗50と、制限抵抗50に対し並列接続されたコンデンサ60と、コンデンサ60に直列接続された第2スイッチSW2と、ゲート電圧を検知する電圧センサ91と、第1スイッチSW1及び第2スイッチSW2を制御する制御部81,92と、を有する。制御部92は、電圧センサ91の検出値が駆動トランジスタ20の閾値電圧Vth以上の場合に第2スイッチSW2をオンし、電圧センサ91の検出値が閾値電圧Vth未満の場合に第2スイッチSW2をオフする。
(2)保護回路40は、駆動トランジスタ20のゲートと電圧センサ91との間に接続され、電圧センサ91の検出値を徐々に低下させるフィルタ回路90を更に有する。これにより、電圧センサ91の検出値が徐々に低下することによって、第2スイッチSW2を遅らせてオフすることによりコンデンサ60で早期に過電流を低下することができる。
○ 駆動トランジスタ20は、IGBT以外にも例えばパワーMOSFETを用いてもよく、この場合には逆並列接続されるダイオードDとして寄生ダイオードが用いられる。
Claims (2)
- オンオフ駆動回路からゲートに印加されるゲート駆動電圧によって駆動される駆動トランジスタと、
前記駆動トランジスタのゲートに対し前記オンオフ駆動回路と並列接続され、前記駆動トランジスタにおいて過電流が発生した際にゲート電荷を引き抜く保護回路と、
を有する半導体駆動装置であって、
前記保護回路は、
前記駆動トランジスタにおいて過電流が発生した際にオンし、前記ゲートをグランドに接続して前記駆動トランジスタをオフするための第1スイッチと、
前記第1スイッチと前記ゲートとの間に配置され、流れる電流を制限する制限抵抗と、
前記制限抵抗に対し並列接続されたコンデンサと、
前記コンデンサに直列接続された第2スイッチと、
前記ゲート電圧を検知する電圧センサと、
前記第1スイッチ及び第2スイッチを制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記電圧センサの検出値が前記駆動トランジスタの閾値電圧以上の場合に前記第2スイッチをオンし、前記電圧センサの検出値が前記閾値電圧未満の場合に前記第2スイッチをオフすることを特徴とする半導体駆動装置。 - 前記保護回路は、前記駆動トランジスタのゲートと前記電圧センサとの間に接続され、電圧センサの検出値を徐々に低下させるフィルタ回路を更に有することを特徴とする請求項1に記載の半導体駆動装置。
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CN115996048B (zh) * | 2023-01-16 | 2023-10-13 | 深圳市思远半导体有限公司 | 场效应管的开关电路、控制方法及芯片 |
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