JP2020149178A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本実施例においては、制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、前記所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を演算するゲイン値調整部と、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備える制御装置について示す。
PID制御器ゲイン値調整部2は、PID制御器5のゲイン値を調整する。具体的には、図4に示すように、プラント温度Tdegのプロフィールと所望のプラント温度De_Tdegのプロフィールとの差が最も小さくなるように、調整後PIDゲイン暫定値を決める。得られたPID制御器5のPゲイン値、Iゲイン値、Dゲイン値の暫定値をそれぞれKp_new,Ki_new,Kd_newとする。
パラメータ変更判定部3は、制御対象からの出力のオーバーシュート量が所定範囲にあるか否かの判定、及びアンダーシュート量が所定範囲にあるか否かの判定の少なくとも一つを実行し、判定結果に応じて、所望の出力値演算部4のパラメータの変更を許可する。具体的には、図5に示す処理を実行する。
・下記の条件a)が成立する場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=1を出力する。一方、条件a)が成立しない場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=0を出力する。
条件a)
Tdegのオーバーシュート量がK_Tdeg_O1以上、又は、
Tdegのアンダーシュート量がK_Tdeg_U1以上
パラメータ変更部6は、パラメータ変更判定部3で変更が許可された場合、所望の出力値演算部4の変更パラメータ(パラメータ値)を演算する。具体的には、図6に示す処理を実行する。
・fp_ref=1の場合、所望の出力値演算部パラメータb1を下記のように(パラメータb1が大きくなるように)補正して、制御対象の出力の推定値の応答特性を低下する。
b1=b1+k1_b1
・fp_ref=0の場合、所望の出力値演算部パラメータb1は、現在の値を維持する。
所望の出力値演算部4は、制御目標に基づいて、制御対象の出力(プラント7の温度)の所望のプロフィールを演算する。具体的には、図7に示す処理を実行する。
本実施例においては、制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、前記所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を演算するゲイン値調整部と、前記ゲイン値調整部によって新たに演算されたゲイン値が所定範囲にない場合、又は当該新たに演算されたゲイン値が所定値に達した場合、前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備える制御装置について示す。
PID制御器ゲイン値調整部2は、PID制御器5のゲイン値を調整する。具体的には、図4に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
パラメータ変更判定部3は、PID制御器ゲイン値調整部2によって新たに演算されたゲイン値が所定範囲にあるか否かの判定、及び当該新たに演算されたゲイン値が所定値に達したか否かの判定の少なくとも一つを実行し、判定結果に応じて、所望の出力値演算部4のパラメータの変更を許可する。具体的には、図9に示す処理を実行する。
・下記の条件a)が成立する場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=1を出力する。一方、条件a)が成立しない場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=0を出力する。
条件a) 新たに演算されたゲイン値が所定値に達したか否かを判定する場合
Kp_new ≧ K_Kp_new_H、又は
Ki_new ≧ K_Ki_new_H、又は
Kd_new ≧ K_Kd_new_H
条件a) 新たに演算されたゲイン値が所定範囲にあるか否かを判定する場合
K_Kp_new_L ≧ Kp_new、又は
Kp_new ≧ K_Kp_new_H、又は
K_Ki_new_L ≧ Ki_new、又は
Ki_new ≧ K_Ki_new_H、又は
K_Kd_new_L ≧ Kd_new、又は
Kd_new ≧ K_Kd_new_H
パラメータ変更部6は、パラメータ変更判定部3で変更が許可された場合、所望の出力値演算部4の変更パラメータ(パラメータ値)を演算する。具体的には、図6に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
所望の出力値演算部4は、制御目標に基づいて、制御対象の出力(プラント7の温度)の所望のプロフィールを演算する。具体的には、図7に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
本実施例においては、制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、前記所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を調整するゲイン値調整部と、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備える制御装置について示す。
PID制御器ゲイン値調整部2は、PID制御器5のゲイン値を調整する。具体的には、図11に示すように、プラント温度Tdegのプロフィールと所望のプラント温度De_Tdegのプロフィールとの差が最も小さくなるように、調整後PIDゲイン暫定値を決める。得られたPID制御器5のPゲイン値、Iゲイン値、Dゲイン値の暫定値をそれぞれKp_new,Ki_new,Kd_newとする。
パラメータ変更判定部3は、PID制御器ゲイン値調整部2によって新たに演算されたゲイン値が所定範囲にあるか否かの判定、及び当該新たに演算されたゲイン値が所定値に達したか否かの判定をの少なくとも一つ実行し、判定結果に応じて、所望の出力値演算部4のパラメータの変更を許可する。具体的には、図12に示す処理を実行する。
・下記の条件a)が成立する場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=1を出力する。一方、条件a)が成立しない場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=0を出力する。
条件a) 新たに演算されたゲイン値が所定値に達したか否かを判定する場合
・fp_ref(前回値)= 0 の場合、
Kp_new ≧ K_Kp_new_H、又は
Ki_new ≧ K_Ki_new_H、又は
Kd_new ≧ K_Kd_new_H
・fp_ref(前回値)= 1 の場合、
J2 ≧ K_J2_H (又は、J1 ≧K_J1_H)
条件a) 新たに演算されたゲイン値が所定範囲にあるか否かを判定する場合
・fp_ref(前回値)= 0 の場合、
K_Kp_new_L ≧ Kp_new、又は
Kp_new ≧ K_Kp_new_H、又は
K_Ki_new_L ≧ Ki_new、又は
Ki_new ≧ K_Ki_new_H、又は
K_Kd_new_L ≧ Kd_new、又は
Kd_new ≧ K_Kd_new_H
・fp_ref(前回値)= 1 の場合、
J2 ≧ K_J2_H (又は、J1 ≧ K_J1_H)
パラメータ変更部6は、パラメータ変更判定部3で変更が許可された場合、所望の出力値演算部4の変更パラメータ(パラメータ値)を演算する。具体的には、図6に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
所望の出力値演算部4は、制御目標に基づいて、制御対象の出力(プラント7の温度)の所望のプロフィールを演算する。具体的には、図7に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
本実施例においては、制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、前記所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を調整するゲイン値調整部と、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備える制御装置について示す。
PID制御器ゲイン値調整部2は、PID制御器5のゲイン値を調整する。具体的には、図4に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
パラメータ変更判定部3は、PID制御器ゲイン値調整部2において、新たに演算されたゲイン値が所定範囲にあるか否かの判定、及び当該新たに演算されたゲイン値が所定値に達したか否かの判定の少なくとも一つを実行し、判定結果に応じて、所望の出力値演算部4のパラメータの変更を許可する。具体的には、図5に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
パラメータ変更部6は、パラメータ変更判定部3で変更が許可された場合、所望の出力値演算部4の変更パラメータ(パラメータ値)を演算する。具体的には、図13に示す処理を実行する。
・fp_ref=1の場合、所望の出力値演算部パラメータn(伝達関数の分母次数)を
下記のように(伝達関数の分母次数nが大きくなるように)補正して、制御対象の出力の推定値の応答特性を低下する。
n=n+1
・fp_ref=0の場合、所望の出力値演算部パラメータn(伝達関数の分母次数)は、現在の値を維持する。
所望の出力値演算部4は、制御目標に基づいて、制御対象の出力(プラント7の温度)の所望のプロフィールを演算する。具体的には、図14に示す処理を実行する。
本実施例においては、制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、前記所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を調整するゲイン値調整部と、前記制御対象への入力値が所定範囲にない場合、又は前記制御対象への入力値が所定値に達した場合、前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備える制御装置について示す。
PID制御器ゲイン値調整部2は、PID制御器5のゲイン値を調整する。具体的には、図4に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
パラメータ変更判定部3は、PID制御器5の出力(制御対象への入力)である操作量が所定範囲にあるか否かの判定、及び前記ゲイン値が所定値に達したか否かの判定の少なくとも一つを実行し、判定結果に応じて、所望の出力値演算部4のパラメータの変更を許可する。具体的には、図16に示す処理を実行する。
・下記の条件a)が成立する場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=1を出力する。一方、条件a)が成立しない場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=0を出力する。
条件a)
Tg_VO≧K_Tg_VO_H
パラメータ変更部6は、パラメータ変更判定部3で変更が許可された場合、所望の出力値演算部4の変更パラメータ(パラメータ値)を演算する。具体的には、図6に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
所望の出力値演算部4は、制御目標に基づいて、制御対象の出力(プラント7の温度)の所望のプロフィールを演算する。具体的には、図7に示す実施例1と同じであるので、詳述しない。
本実施例においては、制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、前記所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を調整するゲイン値調整部と、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備える制御装置について示す。
PID制御器ゲイン値調整部2は、PID制御器5のゲイン値を調整する。具体的には、図18に示すように、速度VSPのプロフィールと所望の速度De_VSPのプロフィールとの差が最も小さくなるように、調整後PIDゲイン暫定値を決める。得られたPID制御器5のPゲイン値、Iゲイン値、Dゲイン値の暫定値をそれぞれKp_new,Ki_new_tmp,Kd_newとする。
パラメータ変更判定部3は、制御対象からの出力のオーバーシュート量の判定、及びアンダーシュート量が所定範囲にあるか否かの判定の少なくとも一つを実行し、判定結果に応じて、所望の出力値演算部4のパラメータの変更を許可する。具体的には、図19に示す処理を実行する。
・下記の条件a)が成立する場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=1を出力する。一方、条件a)が成立しない場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=0を出力する。
条件a)
VSPのオーバーシュート量がK_VSP_O1以上、又は、
VSPのアンダーシュート量がK_VSP_U1以上
パラメータ変更部6は、パラメータ変更判定部3で変更が許可された場合、所望の出力値演算部4の変更パラメータ(パラメータ値)を演算する。具体的には、図6に示す実施例1と同じであるので詳述しない。
所望の出力値演算部4は、制御目標に基づいて、制御対象の出力(自動運転車8の速度)の所望のプロフィールを演算する。具体的には、図20に示す処理を実行する。
本実施例においては、制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、前記所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を調整するゲイン値調整部と、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備える制御装置について示す。
PID制御器ゲイン値調整部2は、PID制御器5のゲイン値を調整する。具体的には、図22に示すように、位置POSのプロフィールと所望の位置De_POSのプロフィールとの差が最も小さくなるように、調整後PIDゲイン暫定値を決める。得られたPID制御器5のPゲイン値、Iゲイン値、Dゲイン値の暫定値をそれぞれKp_new,Ki_new,Kd_newとする。
パラメータ変更判定部3は、制御対象からの出力のオーバーシュート量の判定、及びアンダーシュート量が所定範囲にあるか否かの判定の少なくとも一つを実行し、判定結果に応じて、所望の出力値演算部4のパラメータの変更を許可する。具体的には、図23に示す処理を実行する。
・下記の条件a)が成立する場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=1を出力する。一方、条件a)が成立しない場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=0を出力する。
条件a)
POSのオーバーシュート量がK_POS_O1以上、又は、
POSのアンダーシュート量がK_POS_U1以上
パラメータ変更部6は、パラメータ変更判定部3で変更が許可された場合、所望の出力値演算部4の変更パラメータ(パラメータ値)を演算する。具体的には、図6に示す実施例1と同じであるので詳述しない。
所望の出力値演算部4は、制御目標に基づいて、制御対象の出力(ロボット9の位置)の所望のプロフィールを演算する。具体的には、図24に示す処理を実行する。
によって演算された所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器5のゲイン値を調整するPID制御器ゲイン値調整部2と、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、所望の出力値演算部4のパラメータ値を変更するパラメータ変更部6とからなる。また、パラメータ変更部6は、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及び前記アンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記オーバーシュート量及び前記アンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲内となるように(小さくなるように)、所望の出力値演算部4のパラメータ値を変更する。また、パラメータ変更部6は、所望の出力値演算部4の応答性が遅くなるように、所望の出力値演算部4のパラメータ値を変更する。また、所望の出力値演算部4は伝達関数で表され、パラメータ変更部6は、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記伝達関数の時定数を変更する。また、前記制御装置は、ロボット9を制御する装置である。
本実施例においては、制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、前記所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を調整するゲイン値調整部と、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備える制御装置について示す。
PID制御器ゲイン値調整部2は、PID制御器5のゲイン値を調整する。具体的には、図26に示すように、飛行速度FSPのプロフィールと所望の飛行速度De_FSPのプロフィールとの差が最も小さくなるように、調整後PIDゲイン暫定値を決める。得られたPID制御器5のPゲイン値、Iゲイン値、Dゲイン値の暫定値をそれぞれKp_new,Ki_new,Kd_newとする。
パラメータ変更判定部3は、制御対象からの出力のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にあるか否かを判定し、判定結果に応じて、所望の出力値演算部4のパラメータの変更を許可する。具体的には、図27に示す処理を実行する。
・下記の条件a)が成立する場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=1を出力する。一方、条件a)が成立しない場合、パラメータ変更許可フラグfp_ref=0を出力する。
条件a)
FSPのオーバーシュート量がK_FSP_O1以上、又は、
FSPのアンダーシュート量がK_FSP_U1以上
パラメータ変更部6は、パラメータ変更判定部3で変更が許可された場合、所望の出力値演算部4の変更パラメータ(パラメータ値)を演算する。具体的には、図6に示す実施例1と同じであるので詳述しない。
所望の出力値演算部4は、制御目標に基づいて、制御対象の出力(ドローン10の飛行速度)の所望のプロフィールを演算する。具体的には、図28に示す処理を実行する。
によって演算された所望の出力値(時系列信号など)と前記制御対象の出力値(時系列信号など)との差が小さくなるように、PID制御器5のゲイン値を調整するPID制御器ゲイン値調整部2と、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、所定の出力値演算部4のパラメータ値を変更するパラメータ変更部6とからなる。また、パラメータ変更部6は、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及び前記アンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記オーバーシュート量及び前記アンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲内となるように(小さくなるように)、所望の出力値演算部4のパラメータ値を変更する。また、パラメータ変更部6は、所望の出力値演算部4の応答性が遅くなるように、所望の出力値演算部4のパラメータ値を変更する。また、所望の出力値演算部4は伝達関数で表され、パラメータ変更部6は、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記伝達関数の時定数を変更する。また、前記制御装置は、ドローン10などの飛行体を制御する装置である。
2 PID制御器ゲイン値調整部
3 パラメータ変更判定部
4 所望の出力値演算部
5 PID制御器
6 パラメータ変更部
7 発電プラント
8 自動運転車
9 ロボット
10 ドローン
11 制御装置の記憶装置
12 制御装置のCPU
13 制御装置のROM
14 制御装置のRAM
15 制御装置のデータバス
16 制御装置の入力回路
17 制御装置の入出力ポート
18 制御装置の出力回路
Claims (11)
- 制御対象の所望の出力値を演算する演算部と、
前記所望の出力値と前記制御対象の出力値との差が小さくなるように、PID制御器のゲイン値を演算するゲイン値調整部と、
前記演算部のパラメータ値を変更するパラメータ変更部とを備え、
前記パラメータ変更部は、
前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、
前記ゲイン値調整部によって新たに演算されたゲイン値が所定範囲にない場合、
前記ゲイン値調整部によって新たに演算されたゲイン値が所定値に達した場合、
前記制御対象への入力値が所定範囲にない場合、及び、
前記制御対象への入力値が所定値に達した場合、の少なくとも一つが成立すると、前記演算部のパラメータ値を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置において、
前記パラメータ変更部は、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記オーバーシュート量及び前記アンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲内となるように、前記演算部のパラメータ値を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記パラメータ変更部は、前記ゲイン値調整部によって新たに演算されたゲイン値が所定範囲にない場合、前記ゲイン値が所定範囲内となるように、前記演算部のパラメータ値を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記パラメータ変更部は、前記所望の出力値と前記制御対象の出力値との差が小さくなるように、前記演算部のパラメータ値を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記パラメータ変更部は、前記演算部の応答性が遅くなるように、前記演算部のパラメータ値を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記演算部は、伝達関数で表されることを特徴とする制御装置。 - 請求項6に記載の制御装置であって、
前記パラメータ変更部は、前記演算部のパラメータ値として、前記伝達関数の時定数を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項6に記載の制御装置であって、
前記パラメータ変更部は、前記演算部のパラメータ値として、前記伝達関数の次数を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記ゲイン値調整部は、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、PIDゲイン値を再調整し、
前記パラメータ変更部は、前記再調整されたPIDゲイン値を用いて制御したとき、前記制御対象の出力の計測値及び推定値のオーバーシュート量及びアンダーシュート量の少なくとも一つが所定範囲にない場合、前記演算部のパラメータ値を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
前記パラメータ変更部は、前記制御対象への入力値が所定範囲にない場合、前記制御対象への入力値が所定範囲内となるように、前記演算部のパラメータの値を変更することを特徴とする制御装置。 - 請求項1に記載の制御装置であって、
少なくとも、プラントの温度を制御する装置、自動運転車を制御する装置、ロボットを制御する装置、及び飛行体を制御する装置のいずれかであることを特徴とする制御装置。
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- 2019-12-20 WO PCT/JP2019/050001 patent/WO2020183853A1/ja active Application Filing
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