JP2020148073A - ワイヤ張力式空間移動体 - Google Patents

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茂男 広瀬
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Abstract

【課題】建物の外壁を容易に点検でき、また、橋梁の下面を容易に点検できる装置および方法を提供すること。【解決手段】回転軸回りに回転することにより推力Tを発生するロータ10と、ロータ10を回転するための駆動装置14と、それぞれ端部32でワイヤ80と連結され、ワイヤ80と連結される端部32と反対側の端部34で回動可能に支持される2本の長尺アーム30と、2本の長尺アーム30を回転可能に支持すると共に、ロータ10を支持するロータ保持部材20と、ロータのロータ保持部材に対する角度を変えるロータ方向変換機構とを備える、ワイヤ張力式空間移動体1。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤ張力式空間移動体に関する。特に、2本のワイヤから張力を受けることで風などの影響を軽減し望みの姿勢を安定して保持できるワイヤ張力式空間移動体に関する。
建物の外壁の点検作業においては、屋上からワイヤでゴンドラを吊下して点検するのが一般的であった。しかし、ビルの高層化によりワイヤが長くなると、ゴンドラの揺れが大きくなり、特に高層ビル付近では大きなビル風が生ずることから、ゴンドラの揺れの問題が大きくなってきた。
そこで、バキュームポンプにより吸引される真空吸着パッドをゴンドラに設けて、ゴンドラを外壁に固定する装置が提案されている(特許文献1参照)。
一方、橋梁の点検において、橋の下面の床版などは直接目視して点検することが困難であるため、カメラ等により橋梁の床板を撮影できるようにした点検装置が提案されている。従前は、床版を撮影するためには、L字型の長大なアームを有する橋梁点検車を用いて、アームの先端で作業者がカメラ等により撮影する必要があった。しかし、橋梁の幅が広いと、橋梁点検車は大型となり、コストは高く、かつ、橋梁点検車を用いた点検作業も大掛かりなものとなっていた。さらに橋梁の幅が広がると、アームが届かない場所が生じることもあった。
そこで、2本の分割ロッドを橋梁の両側からワイヤで吊下し、飛行体の駆動力で2本の分割ロッドを橋梁の下方で接近・連結する方法が提案されている(特許文献2参照)。この方法では、分割ロッドに点検装置を保持して、ワイヤを用いて連結されたロッドを移動させることにより、橋梁の下面等を点検することが可能となる。
特開2009−52958号公報 特開2016−160697号公報
特許文献1に記載の方法によれば、ゴンドラを安定させることはできるが、ゴンドラの位置を移動するためには、真空吸着パッドの真空を解放してゴンドラを移動し、真空吸着パッドを再度真空にして外壁に固定する必要があり、より簡便な点検方法が望まれている。また、特許文献2に記載の方法によれば、橋梁の下面の床版等は点検できるものの、橋脚があると、分割ロッドを分割し、橋脚を越えた位置で分割ロッドを再度連結する必要があり、やはり、より簡便な点検方法が望まれている。
そこで、本発明は、建物の外壁を容易に点検でき、また、橋梁の下面の床版を容易に点検できる装置および方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係るワイヤ張力式空間移動体1は、例えば図1および図2に示すように、回転軸回りに回転することにより推力Tを発生するロータ10と、ロータ10を回転するための駆動装置14と、それぞれ端部32でワイヤ80と連結され、ワイヤ80と連結される端部32と反対側の端部34で回動可能に支持される2本の長尺アーム30と、2本の長尺アーム30を回転可能に支持すると共に、ロータ10を支持するロータ保持部材20と、ロータ10のロータ保持部材20に対する角度を変えるロータ方向変換機構26とを備える。
このように構成すると、例えばワイヤ張力式空間移動体を上方から2本のワイヤで吊下して建物の外壁を点検する際に、風などの影響で揺動するときには、ロータにより発生する推力を2本の長尺アームに連結されたワイヤにより定められる面に対して面外方向を向かせて、揺動を抑制することができる。さらに、2本のワイヤでワイヤ張力式空間移動体の位置を調整することができる。また、2本のワイヤから張力を受けながら、ロータ方向変換機構でロータによる推力の方向を変えることにより、任意の位置で安定した姿勢で、橋梁の下面の床版を容易に点検することができる。
本発明の第2の態様に係るワイヤ張力式空間移動体1は、例えば図1に示すように、ロータ保持部材20に支持される点検装置70を備える。このように構成すると、姿勢を安定させつつ位置を調整して点検することができる。
本発明の第3の態様に係るワイヤ張力式空間移動体1は、例えば図4に示すように、2本の長尺アーム30の回動に対して、力学的作用を及ぼす相互作用発生装置40を備える。このように構成すると、ワイヤ張力式空間移動体の姿勢をより確実に安定させることができる。
本発明の第4の態様に係るワイヤ張力式空間移動体1は、例えば図4に示すように、相互作用発生装置40は、ダンパー装置42を含む。このように構成すると、ワイヤ張力式空間移動体が、例えばその位置を変えるためにワイヤの長さが変えられたときなどに、ロール軸回りに揺れるのを抑えることができる。
本発明の第5の態様に係るワイヤ張力式空間移動体1は、例えば図5に示すように、相互作用発生装置40は、スプリング44を含む。このように構成すると、上方から2本のワイヤで吊下されたワイヤ張力式空間移動体が片方のワイヤの直下に近づいたときに、他のワイヤに連結する長尺アームが横方向に開き、ワイヤ張力式空間移動体のヨー軸回りの捩れを抑えることができる。
本発明の第6の態様に係るワイヤ張力式空間移動体3は、例えば図8に示すように、相互作用発生装置40は、2本の長尺アーム30のロータ保持部材20に対する角度比を一定に保つ機構46を含む。このように構成すると、2本の長尺アームのロータ保持部材に対する角度比が一定に保たれるので、ロータにより発生する推力を適切な方向に作用させることができる。
本発明の第7の態様に係るワイヤ張力式空間移動体2は、例えば図6に示すように、回転軸回りに回転することにより、ロータ10とは異なる方向に推力を発生する、補助ロータ12を備える。このように構成すると、さらに姿勢を安定させることができる。
本発明の第8の態様に係る建物の外壁の点検方法は、例えば図2および図4に示すように、建物100の上部にワイヤ80を巻回する2個のリール90を設置し、ワイヤ80を第1ないし第7のいずれかの態様のワイヤ張力式空間移動体1の2本の長尺アーム30に連結し、建物100の外壁102に沿ってワイヤ張力式空間移動体1を移動させて、建物100の外壁102を点検する。このように構成すると、2本のリールで位置を調整でき、安定した姿勢のワイヤ張力式空間移動体で建物の外壁を点検するので、建物の外壁を容易に点検できる。
本発明の第9の態様に係る橋梁の点検方法は、例えば図11に示すように、橋梁110の片側にワイヤ80を巻回する2個のリール90を設置し、ワイヤ80を第1ないし第7のいずれかの態様のワイヤ張力式空間移動体3の2本の長尺アーム30に連結し、橋梁110の下方でワイヤ張力式空間移動体3を移動させて、橋梁110の下面112を点検する。このように構成すると、2本のリールで位置を調整でき、安定した姿勢のワイヤ張力式空間移動体で橋梁の下面を点検するので、橋梁の下面を容易に点検できる。
本発明のワイヤ張力式空間移動体によれば、ワイヤ張力式空間移動体を上方から2本のワイヤで吊下して建物の外壁を点検する際に姿勢を安定させることができる。さらに、2本のワイヤでワイヤ張力式空間移動体の位置を調整することができる。このワイヤ張力式空間移動体を用いれば、建物の外壁や橋梁の下面を容易に点検できる。
本発明によるワイヤ張力式空間移動体を模式的に示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。 ロータの回転軸を1軸回りに回動することにより推力を2方向に変更可能であるワイヤ張力式空間移動体を用いて建物の外壁を点検する様子を模式的に示す図である。 本発明によるワイヤ張力式空間移動体を用いて建物の外壁を点検する際に、揺動に応じて揺動の抑制を行う様子を模式的に示す図である。 本発明によるワイヤ張力式空間移動体を用いて建物の外壁を点検する様子を模式的に示す図であり、ワイヤ張力式空間移動体は相互作用発生装置を備える。 図2において、ワイヤ張力式空間移動体を建物の端に移動させたときの様子を示す図であり、相互作用発生装置はダンパー装置とスプリングを有する。 本発明による別のワイヤ張力式空間移動体を模式的に示す図である。 本発明によるさらに別のワイヤ張力式空間移動体を模式的に示す図である。 相互作用発生装置の模式図であって、(a)は歯車を用いるものを示し、(b)はベルトとプーリを用いるものを示す。 ロータの回転軸を2軸回りに回動することによりロータの方向を2次元的に変更するジンバル機構を説明する図である。 ロータの回転軸を2軸回りに回動することのメリットを説明するための図である。 本発明によるワイヤ張力式空間移動体を用いて橋梁の下面を点検する様子を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、互いに同一または相当する装置には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
先ず図1を参照して、第1の実施形態としてのワイヤ張力式空間移動体1を説明する。ワイヤ張力式空間移動体1は、回転軸18回りに回転することにより推力T(図2参照)を発生するロータ10と、ロータ10を回転するための駆動装置14と、2本の長尺アーム30と、ロータ10を支持すると共に2本の長尺アーム30を回動可能に支持するロータ保持部材20と、を有する。
ロータ10は、駆動装置14により回転し、推力Tを発生する。図1では、2枚の翼のロータを示すが、翼の枚数は2枚に限られない。また、回転の反作用を打ち消せる二重反転式ロータであってもよい。駆動装置14は、典型的にはモータであるが、エンジンなど、他の公知の駆動装置であってもよい。モータの出力軸が回転軸18となってもよい。ワイヤ張力式空間移動体1は、モータ用の電源16、エンジンの燃料タンク等を有していてもよい。電力を、ワイヤ張力式空間移動体1の移動を制御するためのワイヤ80あるいは他のワイヤを通じて供給する構造としてもよい。ロータ10の外周を囲う保護枠11を有するのが好ましい。保護枠11により、ロータ10が他の構造に衝突して破損することを防止できる。
ロータ保持部材20は、ロータ10を支持する部材である。ロータ保持部材20は、他の部材、たとえば駆動装置14を介して、ロータ10を支持してもよい。ロータ保持部材20はロータ10および駆動装置14を支持する。
ロータ保持部材20は、点検装置70を支持してもよい。点検装置70は、用途に応じたカメラ、距離計、打音検診などを行うセンサなどであり、これらのいくつかあるいは全てを有していてもよい。点検装置70は、ロータ保持部材20に直接支持されてもよいし、たとえば点検装置保持部材などの他の部材を介して支持されてもよい。ロータ保持部材20は、点検装置70を回転可能に支持してもよい。点検装置70が回転すると、広角な点検が可能になる。
ロータ保持部材20に2本の長尺アーム30が回動可能に連結される。ワイヤ張力式空間移動体1では、長尺アーム30の端部34がロータ保持部材20と回動可能に連結される。2本の長尺アーム30の他の端部である先端32には、それぞれワイヤ80が連結される。2本のワイヤ80とその延長線上に位置する長尺アーム30により、ワイヤ平面が定められる。すなわち、2本のワイヤ80と長尺アーム30は、端部34を頂角とした2辺のように広がるので、その2辺によりワイヤ平面が定まる。以降、2本のワイヤ80により定められる平面を、単に「ワイヤ平面」と称する。なお、ワイヤ張力式空間移動体1では、2本の長尺アーム30は、共通のピンでロータ保持部材20に連結され、側面図(図1(b))において示されるように厳密に同一の面に配置されてはいないが、端部34は同一の面に配置されているものと解してワイヤ平面を定めてよい。なお、端部34はワイヤ平面内において、すなわち正面図(図1(a))において、離れた位置でロータ保持部材20に連結されてもよい。
図1(b)では、ロータ10は、ロータ保持部材20に対して図1(b)における紙面と垂直な軸回りに角度θだけ回転して支持されている。この角度θをロータ方向変換機構26(図2参照)で調整する。ロータ方向変換機構26の構造は公知の構造でよいので、説明は省略する。角度を調整できるので、ロータ10により発する推力Tを、ワイヤ平面に垂直な方向の分力とワイヤ80に張力を生じる力、すなわち、ワイヤ平面内の分力とに、任意の比率で分解できる。ワイヤ平面に垂直な力が自重に等しければ、ワイヤ張力式空間移動体1は、ワイヤ平面を水平にして橋梁の下を移動でき、橋梁の点検に使用できる。
このように構成されたワイヤ張力式空間移動体1では、ロータ10による推力Tのうちのワイヤ面内の力が一対のワイヤ80の張力と釣り合うことになるので、2本のワイヤ80のそれぞれの長さを調整することにより、ワイヤ張力式空間移動体1のワイヤ平面上での位置を定めることができる。また、ロータ10による推力Tを加減することにより、ワイヤ平面の垂直方向の力を変化させることができる。よって、ワイヤ張力式空間移動体1で橋梁の下面の床版を点検するときには、広く点検することができ、かつ、上下方向に移動して、橋梁の床版に近づいたり離れたりして点検することができる。
次に図2および図3を参照して、ワイヤ張力式空間移動体1を用いた建物100の外壁102の点検方法について説明する。建物100の外壁102を点検するために、建物100の屋上の両側から2本のワイヤ80でワイヤ張力式空間移動体1を吊下する。ワイヤ張力式空間移動体1を外壁102から所定の距離だけ離れるように、ワイヤ80は、アーム104の先端から下げられる。ワイヤ張力式空間移動体1では、ロータ方向変換機構26によりロータ10を上方に向け(図1の角度θを90度として)、下方向に推力Tを生ずるようにしておく。すなわち、一対のワイヤ80には、ワイヤ張力式空間移動体1の自重と推力Tが作用する。風などの影響でワイヤ張力式空間移動体1は、図3(a)、(b)に示すようにアーム104の先端をつなぐ線Pを揺動軸として揺動する。ワイヤ張力式空間移動体1が揺動したら、その揺動に同期させてロータ方向変換機構26によりロータ10の角度を変化させ、揺動を抑制する方向に推力Tが生じるようにする。このように、ロータ10の角度を変化させることにより、ワイヤ張力式空間移動体1の揺動を抑制し、安定した姿勢で、外壁102の点検ができる。なお、図1の角度θを0としておき、ロータ10の正逆転によって揺動を抑制することもできるが、ロータ10を正逆転するための動力は一般的に大きくなるので、ロータ10の角度を変化させることが好ましい。
次に図4を参照して、ワイヤ張力式空間移動体1を用いた建物100の外壁102の点検方法についてさらに説明する。なお、図4では、ロータ保持部材20を略矩形で示し、ロータ10等を省略し、図面を簡素化している。建物100の外壁102を点検するために、建物100の屋上の外壁102側にワイヤ80を巻回する一対のリール90を設置する。長尺アーム30をワイヤ80に連結したワイヤ張力式空間移動体1を建物100の外壁102に沿って移動させる。リール90で2本のワイヤ80を送り出したり巻き取ったりすることで、ワイヤ張力式空間移動体1の外壁に沿った位置を調整する。2本のワイヤ80の長さを変えることで、建物100の横方向(図4における左右方向)および縦方向(図4における上下方向)の位置も調整できる。
ワイヤ張力式空間移動体1は、2本の長尺アーム30の回動に対して力学的作用を及ぼす相互作用発生装置40を有するのが好ましい。図4に示すワイヤ張力式空間移動体1では、相互作用発生装置40は、長尺アーム30とロータ保持部材20との間に配置されたダンパー装置42である。長尺アーム30の回動がダンパー装置42により抑制されるので、ワイヤ張力式空間移動体1の外壁102に沿った揺動(ワイヤ平面内の揺動)が抑えられて好ましい。図4では、ワイヤ張力式空間移動体1が外壁102に沿って揺動するときのダンパー装置42の作用を示すために、2つのワイヤ張力式空間移動体1を示す。
図5では、ワイヤ張力式空間移動体1が建物100の端に移動した様子を示す。外壁102の点検するために、ワイヤ張力式空間移動体1は片方のリール90(ここでは、リール90−1とする)の直下近くの端に移動することがある。この場合、ワイヤ張力式空間移動体1の重量およびロータ10による推力Tは、ワイヤ張力式空間移動体1の直上のリール90−1との間の1本のワイヤ80(ここでは、ワイヤ80−1とする)で受けられる。そのために、他のワイヤ80(図5の右側のワイヤ80、ここではワイヤ80−2とする)には張力が作用せず、緩むことがある。他のワイヤ80−2が緩むことにより、ワイヤ張力式空間移動体1が1本のワイヤ80−1がねじれる方向に旋回してしまうことがある。他のワイヤ80−2に張力をかけるようにリール90(ここでは、リール90−2とする)でワイヤ80−2を巻き取ると、張力のためにワイヤ張力式空間移動体1がリール90−2側に引っ張られ、建物100の端から離れてしまう。そこで、ワイヤ張力式空間移動体1では、相互作用発生装置40がダンパー装置42に加えスプリング44を有して、ワイヤ80−2に連結する長尺アーム30(ここでは、長尺アーム30−2とする)をワイヤ80−1に連結する長尺アーム30(ここでは、長尺アーム30−1とする)に対して直交するように付勢する。すなわち、長尺アーム30−2は水平方向を向く。なお、水平方向以上に回動しないように、ストッパを設けてもよい。長尺アーム30−2が水平方向を向くことにより、ワイヤ80−1をねじるようにワイヤ張力式空間移動体1が旋回しようとすると、ワイヤ80−1を軸にして長尺アーム30−2の先端が外壁に近づくか遠ざかる方向に振られようとするが、ワイヤ80−2の張力による大きな復元モーメントを受けるので、ワイヤ張力式空間移動体1の旋回が抑制される。
次に、図6を参照して、2基のロータ10と、ロータ10とは異なる方向に推力を発生する補助ロータ12を有するワイヤ張力式空間移動体2について説明する。ワイヤ張力式空間移動体2では、2基のロータ10両方の推力を外壁方向に生成すれば、ワイヤ張力式空間移動体2は外壁から離れる方向に動く。2基のロータ10両方の推力を外壁から離れる方向に生成すれば、ワイヤ張力式空間移動体2は外壁の方向に動く。2基のロータ10の推力を互いに逆方向に生成すれば、ワイヤ張力式空間移動体2はヨー軸Y回りに旋回を始める。ロータ10には、それぞれ駆動装置14を設けるのが好ましい。
2つのロータ10は、ワイヤ張力式空間移動体1のロータ10と同様の作用をする。また、補助ロータ12は、ワイヤ張力式空間移動体2のヨー軸Y回りに回転する軸で支持され、ヨー軸Yと直交方向の推力Tを発生する。そのため、たとえば2本のワイヤ80の開き角が小さくてワイヤ張力式空間移動体2が2本のワイヤ80のワイヤ平面内で揺動するときには、その揺動を抑制することができる。あるいは、図2における建物100の外壁102に沿って、ワイヤ張力式空間移動体2を横方向にけん引する力を生成することができる。
次に図7を参照して、さらに別の態様のワイヤ張力式空間移動体3を説明する。ワイヤ張力式空間移動体3では、用途に応じて、ロータ10の向きを1次元的にあるいは2次元的に変えるロータ方向変換機構26を有する。
ワイヤ張力式空間移動体3では、点検装置70は、ロータ保持部材20に支持される棒状の点検装置保持部材72の先端で支持される。ロータ保持部材20は、点検装置保持部材72を軸方向に移動可能に支持してもよい。さらに、点検装置保持部材72を軸回りに回転可能に支持しても、点検装置70が点検装置保持部材72の先端で回転可能としてもよい。点検装置70が棒状の点検装置保持部材72の先端で保持されると、たとえば鉄骨構造の内部にも点検装置70を挿入することが可能になる。
点検装置保持部材72の点検装置70を支持する端部と反対側の端部に、電源16を配置してもよい。電源16が配置される位置は特に制限されず、ロータ保持部材20に設置されてもよい。なお、点検装置保持部材72の点検装置70を支持する端部と反対側の端部に電源16を配置すると、点検装置70に対するカウンタウェイトとなり、ワイヤ張力式空間移動体3の姿勢を安定させることに寄与する。なお、点検装置70に対するカウンタウェイトとしては、電源16に限られず、他の部品が配置されてもよい。
ワイヤ張力式空間移動体3では、長尺アーム30の端部34がロータ保持部材20とピンで回動可能に連結される。長尺アーム30には、その両端部32、34の間に、リンク部材64が回動可能に連結される。たとえば、リンク部材64の端部66がピンで長尺アーム30に連結される。また、ロータ保持部材20から、2本の長尺アーム30の間にガイド棒60が延在する。ガイド棒60は、ロータ保持部材20に固着される。ガイド棒60には、スリット62が軸方向に形成される。スリット62には、2本のリンク部材64の他の端部68が、連結されつつ挿入される。すなわち、2本の長尺アーム30は、リンク部材64により、互いにガイド棒60からの開き角度が等しく回動するように制限を受ける。また、回動する範囲も、リンク部材64の他の端部68がガイド棒60のスリット62内で移動できる範囲に制限される。ガイド棒60、リンク部材64が、相互作用発生装置40を構成する。ガイド棒60およびリンク部材64を有する相互作用発生装置40により、長尺アーム30が互いにガイド棒60からの開き角度が等しく回動し、よって、ワイヤ張力式空間移動体3の姿勢が安定し易い。特に捩れる動き(たとえばガイド棒60回りに回転する動き)が抑制されて好ましい。
ロータ保持部材20とガイド棒60およびリンク部材64とは、ワイヤ張力式空間移動体3の本体として、一体に構成されてもよい。なお、ガイド棒60には、スリット62が形成されず、2本のリンク部材64の他の端部68が連結されつつガイド棒60の外面で軸方向にスライドする構成、その他公知の構成としてもよい。
図8に、2本の長尺アーム30の回動角度を等しくする、あるいは、所定の比率に拘束できる他の構成の相互作用発生装置40を示す。図8(a)に示す例では、2本の長尺アーム30の端部34が、ワイヤ平面内において離れた位置でロータ保持部材20に連結されている。そして、2本の長尺アーム30の端部34に、相互作用発生装置40としての歯車46が設けられ、互いに噛み合っている。2本の長尺アーム30に対して、ピッチの同じ歯車46を用いることにより、2本の長尺アーム30の回動角度を等しくすることができる。また、2つの歯車46のピッチ円半径を変えることにより、回動角度を所望の比率に拘束することができる。2本の長尺アーム30の回動角度を等しくすることにより、ロータ10が生成する力により一対のワイヤ80に作用する張力を等しくすることができ、ワイヤ張力式空間移動体3の姿勢を安定させることができる。また、2本の長尺アーム30の回動角度を所望の比率に拘束することにより、用途によっては、ワイヤ80の長さによりワイヤ張力式空間移動体3の向きを変えて、姿勢を安定させると共に、点検に適した姿勢に傾けたりすることが可能である。なお、2つの歯車46が互いに噛み合うものとして説明したが、歯車列を用いてもよい。
図8(b)は、2本の長尺アーム30に固定されたプーリ49にベルト48を掛けることで回動角度が調整される例を示す。プーリ49を同径とすれば、2本の長尺アーム30の回動角度は等しくなる。あるいは、回動角度を所望の比率になるようにプーリ49の径を異径としてもよい。なお、プーリ49にベルト48を掛けるものとして説明したが、ワイヤとプーリ、スプロケットとチェーンなどを用いてもよい。
図9に、ワイヤ張力式空間移動体3に用いられるロータ方向変換機構としてのジンバル機構50の一例を示す。ロータ保持部材20のリング状の本体22の対向する2つのピン支持23でジンバル機構50の第1リング52を軸φ回りに回転可能に支持する。第1リング52は、内側に歯が形成される。軸φ回りの第2リング54が第1リング52と交差して配置される。第2リング54は、外側に歯が形成される。ロータ保持部材20に支持された第1歯車56が第2リング54の外歯と噛み合う。第1歯車56はサーボモータにより回転する。ロータ10の駆動装置14は、第2リング54に形成された一対のピン穴55に挿入支持され、軸θ回りに回転可能なロータ支持板19に支持される。ロータ支持板19から延在する歯車支持板17に第2歯車58が支持され、第1リング52の内歯と噛み合う。第2歯車58はサーボモータにより回転する。このように構成することにより、ロータ10はロータ保持部材20に対して、第1歯車56を回転することにより軸φ回りに回転し、第2歯車58を回転することにより軸θ回りに回転する。すなわち、ロータ10の方向を2軸回り(2次元的)に変えることができる。
ここで、図10を参照して、2軸回りにロータ10の方向を変えることのメリットを説明する。図2および図3を用いて、ワイヤ張力式空間移動体1により建物の外壁を点検する方法を説明した。しかし、図5を用いて説明したように、ワイヤ張力式空間移動体1を建物100の端に移動すると、1本のワイヤ80−1だけに張力が作用し、他のワイヤ80−2が緩むことがある。そのときにロータ10により生成する推力Tが下方だけしか有していないと、図10(a)に示すように、ワイヤ張力式空間移動体1の自重Wと推力Tのワイヤ面内の分力fとの合力fによるワイヤ80−1、80−2の張力f01、f02は、f01が大きく、f02は微小となる。そこで、図10(b)に示すように、ロータ10を回転して、推力Tが外壁102に沿った分力fを生ずるようにすると、ワイヤ80−2の張力f02を大きくすることができる。よって、ワイヤ張力式空間移動体1を建物100の端に移動した場合でも、建物100の中間部分にある場合と同様に、安定した吊り下げ姿勢を保つことができる。
次に図11を参照して、ワイヤ張力式空間移動体3を用いた橋梁110の下面112の点検方法について説明する。橋梁110の下面112を点検するために、橋梁110の片側の手摺り116にワイヤ80を巻回する一対のリール90と、リール90から下方に延在し、内部をワイヤ80が通るワイヤガイド92を設置する。長尺アーム30をワイヤ80に連結したワイヤ張力式空間移動体3を橋梁110の下方で移動させる。リール90は、ワイヤ80を介してワイヤ張力式空間移動体3に張力を及ぼし、また、ワイヤ80を送り出したり巻き取ったりすることで、ワイヤ張力式空間移動体3の位置を調整する。ワイヤガイド92は、リール90からのワイヤ80を橋梁110の下面112の高さに導く。なお、棒などで吊り下げることにより、リール90を橋梁110の下面112の高さに設置してもよい。
操作者(不図示)は、橋梁110の上にて、ワイヤ張力式空間移動体3を操作することにより、所望の位置で橋梁110の下面112を点検装置70で点検する。そのために、操作者は、ワイヤ80をリール90で送り出したり、巻き取ったりすると共に、ロータ10の回転速度を制御する。2本のワイヤ80を送り出すことでワイヤ張力式空間移動体3を前進(リール90が設置された側から離れる方向への移動)させ、2本のワイヤ80を巻き取ることでワイヤ張力式空間移動体3を後退(前進と反対方向への移動)させ、2本のワイヤ80の長さを変えることでワイヤ張力式空間移動体1を横行(リール90の並んだ方向への移動)させる。さらに、ロータ10の向きをロータ方向変換機構26で変えてもよい。ロータ方向変換機構26でロータ10の向きを変えることにより、ワイヤ張力と自重保持力の比率を変えて、上下運動させることができる。ワイヤ張力式空間移動体3では、ロータ10の推力Tと2本のワイヤ80の張力とが釣り合うことになるので、姿勢が安定する。2本のワイヤ80の張力の合成と、ロータ10の推力Tとが引き合う方向が、ワイヤ張力式空間移動体3の力の中心軸となる。相互作用発生装置40により長尺アーム30の開き角度が等しくなるので、該中心軸に対し、2本のワイヤ80が対称な方向に引っ張ることになり、ワイヤ張力式空間移動体3の姿勢が安定し、捩れる回転も生じない。
さらに、図11に示すように、橋梁110の下面112が平面でない場合も多い。そのような場合には、ロータ10の推力Tを増減したりロータ10の向きをロータ方向変換機構26で変えたりして、ワイヤ張力式空間移動体3を上下させてもよい。あるいは、点検装置保持部材72を軸方向に移動して、点検装置70を下面112に近づけたり、たとえば梁114などの障害物を避けたりしてもよい。特に点検装置保持部材72を軸方向に移動する場合には、橋梁110の下面112に開口する孔に点検装置70を挿入することもでき、あるいは骨組みの間に挿入することもできる。また、点検装置70では、下面112だけではなく、側面等他の面を点検してもよい。
ワイヤ張力式空間移動体3を用いて橋梁110の下面112の点検をすることにより、橋脚を越えて点検する場合でも、橋梁の片側でワイヤ張力式空間移動体3を引き上げ、一対のリール90およびワイヤガイド92を橋脚を越えた位置に移動し、再度、ワイヤ張力式空間移動体3を橋梁110の下方で移動させることにより点検を続けることができる。すなわち、橋梁110の下面112を容易に点検することができる。
1、2、3 ワイヤ張力式空間移動体
10 ロータ
11 保護枠
12 補助ロータ
14 駆動装置
16 電源
17 歯車支持板
18 回転軸
19 ロータ支持板
20 ロータ保持部材
22 本体
23 ピン支持
24 長尺アーム連結部
26 ロータ方向変換機構
30 長尺アーム
32 長尺アームの(ワイヤと連結される)端部
34 長尺アームの(ワイヤと連結される端部と反対側の)端部
40 相互作用発生装置
42 ダンパー装置
44 スプリング
46 歯車
48 ベルト
49 プーリ
50 ジンバル機構(ロータ方向変換機構)
52 第1リング
54 第2リング
56 第1歯車
58 第2歯車
60 ガイド棒
62 スリット
64 リンク部材
66 リンク部材の端部
68 リンク部材の他の端部
70 点検装置
72 点検装置保持部材
90 リール
92 ワイヤガイド
100 建物
102 外壁
110 橋梁
112 下面
114 梁
116 手摺り
P 揺動軸
T 推力
W 風
Y ヨー軸

Claims (9)

  1. 回転軸回りに回転することにより推力を発生するロータと、
    前記ロータを回転するための駆動装置と、
    それぞれ端部でワイヤと連結され、前記ワイヤと連結される端部と反対側の端部で回動可能に支持される2本の長尺アームと、
    前記2本の長尺アームを回転可能に支持すると共に、前記ロータを支持するロータ保持部材と、
    前記ロータの前記ロータ保持部材に対する角度を変えるロータ方向変換機構とを備える、
    ワイヤ張力式空間移動体。
  2. 前記ロータ保持部材に支持される点検装置を備える、
    請求項1に記載のワイヤ張力式空間移動体。
  3. 前記2本の長尺アームの回動に対して、力学的作用を及ぼす相互作用発生装置を備える、
    請求項1または請求項2に記載のワイヤ張力式空間移動体。
  4. 前記相互作用発生装置は、ダンパー装置を含む、
    請求項3に記載のワイヤ張力式空間移動体。
  5. 前記相互作用発生装置は、スプリングを含む、
    請求項3または請求項4に記載のワイヤ張力式空間移動体。
  6. 前記相互作用発生装置は、前記2本の長尺アームの前記ロータ保持部材に対する角度比を一定に保つ機構を含む、
    請求項3に記載のワイヤ張力式空間移動体。
  7. 回転軸回りに回転することにより、前記ロータとは異なる方向に推力を発生する、補助ロータを備える、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載のワイヤ張力式空間移動体。
  8. 建物の上部にワイヤを巻回する2個のリールを設置し、
    前記ワイヤを請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のワイヤ張力式空間移動体の前記2本の長尺アームに連結し、
    前記建物の外壁に沿って前記ワイヤ張力式空間移動体を飛行させて、前記建物の外壁を点検する、
    建物の外壁の点検方法。
  9. 橋梁の片側にワイヤを巻回する2個のリールを設置し、
    前記ワイヤを請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のワイヤ張力式空間移動体の前記2本の長尺アームに連結し、
    前記橋梁の下方で前記ワイヤ張力式空間移動体を飛行させて、前記橋梁の下面を点検する、
    橋梁の点検方法。
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