JP2020147944A - 移動足場用レール台座 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構成により移動足場の安定性を向上させると共に、施工性を向上させることができる移動足場用レール台座を提供する。【解決手段】移動足場の脚部の下端部に設けられたキャスターが載置される移動足場用レールを支持する移動足場用レール台座20であって、斜面に固定される一対のフランジ部21と、一対のフランジ部の対向する一辺からそれぞれ上方に起立して形成された一対の起立板22と、一対の起立板に架設され、移動足場用レール1を載置する載置板23と、を備え、起立板は、フランジ部に接続される下辺が斜面に接すると共に、載置板に接続される上辺が水平となるように台形に形成されている、移動足場用レール台座である。【選択図】図2

Description

本発明は、移動足場に設けられたキャスターを支持するための移動足場用レールを支持する移動足場用レール台座に関する。
建設現場では、脚部にキャスターが設けられた移動足場が用いられる場合がある。移動足場は、レール上に載置され、キャスターがレール上を走行することで移動が行われる。移動足場は、斜面上に設置される場合がある。従来、斜面上に設置される足場として、例えば、特許文献1に記載された足場が知られている。この足場は、階段状の設置対象面に設けられ足場の複数の脚部を支持する台座を備えている。この台座は、例えば、H鋼が用いられる。また、移動足場用の斜面上の台座として斜面に合わせて単管パイプを組み、水平方向に設置される単管パイプの上に移動足場用レールを載置するものが一般的に用いられる。
特開2016−204982号公報
しかしながら、足場が設置される設置面は、必ずしも階段状に形成されている訳ではなく、斜面に形成されている場合がある。このような斜面にH鋼を設置して台座として用いると、足場が不安定となる。また、移動足場用の斜面上の台座を単管パイプで組んで設置すると、手間がかかり施工性が悪化する。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、簡便な構成により移動足場の安定性を向上させると共に、施工性を向上させることができる移動足場用レール台座を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、本発明は、移動足場の脚部の下端部に設けられたキャスターが載置される移動足場用レールを支持する移動足場用レール台座であって、斜面に固定される一対のフランジ部と、前記一対のフランジ部の対向する一辺からそれぞれ上方に起立して形成された一対の起立板と、前記一対の起立板に架設され、前記移動足場用レールを載置する載置板と、を備え、前記起立板は、前記フランジ部に接続される下辺が前記斜面に接すると共に、前記載置板に接続される上辺が水平となるように台形に形成されている、移動足場用レール台座である。
本発明によれば、起立板が斜面に合わせて台形に形成されているため、載置板が水平に設置され、移動足場用レールを安定して支持することができる。
本発明は、また、前記載置板の上に設けられ、前記移動足場用レールを挟持して固定するように形成された一対の連結部材を更に備えるようにしてもよい。
本発明によれば、一対の連結部材が移動足場用レールを側方から挟持して固定するため、移動足場用レールのずれを防止し、移動足場用レールをより安定して支持することができる。
本発明によれば、簡便な構成により移動足場の安定性を向上させると共に、施工性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る移動足場の使用状態を示す正面図である。 移動足場用レールの構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る移動足場用レール用の台座の実施形態について説明する。移動足場用レールは、足場の脚部の下端部にキャスターが設けられた移動足場を移動自在に支持するレールである。以下、移動足場用レールの短手の端面から見た方向(図のY軸方向)を正面視として記載する。
図1に示されるように、移動足場用レール1は、競技場の観客席の設置面等の斜面Eに設置され、移動足場Sで天井等の高所作業を行う際に使用される。移動足場Sは、斜面Eに合わせて長さが調整された脚部B1,B2を備える。複数の移動足場用レール1は、脚部B1,B2を支持するために、斜面Eにおいて異なる高さの位置に設置される。脚部B1,B2は、下端部にキャスターCが設けられている。キャスターCは、車軸C1の軸線方向から見て車軸C1が脚部B1,B2の軸線から水平方向にオフセットされて取り付けられている。これにより、移動足場Sが方向転換する際にキャスターCの回転が容易となる。移動足場用レール1は、設置対象面の斜面Eに設けられた台座20(移動足場用レール台座)に支持されたレール部10を備える。
図2に示されるように、台座20は、斜面E上に固定するために一対のフランジ部21と、一対のフランジ部21の対向するそれぞれの一辺から上方に起立した一対の起立板22と、一対の起立板22の上辺を架設する載置板23とを備える。台座20は、例えば、3.2[mm]厚の金属板を折り曲げて形成されている。
フランジ部21は、矩形の板状体に形成されている。フランジ部21には、一対のボルト孔21Aが形成されている。フランジ部21は、正面視して斜面Eに沿うように配置されている。ボルト孔21Aは、長孔に形成されている。フランジ部21は、ボルト孔21Aを介してアンカーボルト及びナットで斜面Eに固定される。フランジ部21の一辺からは、起立板22が上方に起立して形成されている。
起立板22は、正面視して台形に形成されている。起立板22は、下辺が斜面Eに接し上辺が水平となるように形成されている。対向する一対の起立板22の上辺同士は、載置板23で架設されている。載置板23は、矩形の板状体に形成されている。載置板23は、水平に配置されるように設けられている。載置板23の上方には、レール部10が載置されている。
台座20を斜面Eに固定する際、フランジ部21の下面には、載置板23の高さや角度を調整するために、スペーサーが設置されてもよい。また、載置板23の水平を出すために、台座20のレール部10に対する取り付け角度を調整して台座20をレール部10に固定してもよい。また、スペーサーは、載置板23とレール部10との間に設けられていてもよい。
レール部10は、例えば、金属板が折り曲げられて形成されたレール部材11と、レール部材11を支持する鋼管15とを備える。鋼管15は、台座20上に載置されている。鋼管15は、長手方向に沿って延在し、矩形断面に形成されている。複数の鋼管15は、端部同士が台座20上で繋ぎ合わされる。台座20と鋼管15とは、連結部材Fにより連結されている。鋼管15の端部同士も連結部材Fにより連結されている。
連結部材Fは、L断面形状に形成されている。連結部材Fは、矩形の板状体に形成された平板F1と、平板F1から上方に起立した矩形の板状体に形成された起立片F2とを備える。平板F1は、載置板23にボルト及びナットで固定されている。起立片F2は、鋼管15の側面に当接するように形成されている。起立片Fの上端は、レール部材11(後述のレール板12又はガイド部13)に溶接されている。これにより、対向する一対の連結部材Fは、鋼管15の側面を挟持するように鋼管15の水平方向の移動を拘束している。鋼管15は、台座20、一対の連結部材F、及びレール部材11により囲まれて形成された矩形の空間に挿入されている。これにより、鋼管15は、レール部材11を支持している。
即ち、一対の連結部材Fは、移動足場用レール1の鋼管15を両側方から挟持して固定するように形成されている。このように台座20の上に一対の連結部材Fが設けられていることにより、移動足場用レールを側方から挟持して固定するため、移動足場用レール1のずれを防止し、移動足場用レール1
をより安定して支持することができる。
レール部材11は、帯状に形成されたレール板12を備える。レール板12は、長手方向が鋼管15の長手方向に沿って支持されている。レール板12は、キャスターCを支持する。レール板12の長手の両辺には、斜板状の一対のガイド部13が形成されている。一対のガイド部13は、レール板12の長手方向に沿って帯状に延在している。一対のガイド部13は、短手方向から断面視してレール板12の両端部から離間するにしたがって上方に跳ね上がるように斜面が形成されている。ガイド部13は、短手方向から断面視してレール板12に対して上反角が20°〜70°の範囲で跳ね上がるように斜面が形成されている。
一対のガイド部13が形成されていることにより、キャスターCがレール板12を走行中にガイド部13に乗り上げた際、移動足場Sの下方に掛かる荷重により、キャスターCは、ガイド部13を下ってレール板12に自然に戻る。また、移動足場Sが方向転換してキャスターCが回転する場合、ガイド部13に上反角が付けられているため、キャスターCがガイド部13に引っ掛からず、回転が妨げられることが無い。ガイド部13の上端には、長手方向に沿って端部が下方に折り曲げられた折り曲げ部14が形成されている。折り曲げ部14が形成されていることにより、ガイド部13の曲げ剛性が向上する。即ち、ガイド部13に折り曲げ部14が形成されていることにより、キャスターCがガイド部13に乗り上げた際に、ガイド部13が変形することが防止される。
複数のレール部材11同士は、端部同士が突合されている。レール部材11が鋼管15にしっかりと固定されているのであれば、複数のレール部材11の端部同士は必ずしも接続されていなくてもよい。複数のレール部材11の端部同士は、必ずしも台座20の位置で接続されていなくてもよい。即ち、レール部材11の継ぎ目は、台座20の位置からずれるように接続されていてもよい。
上述したように移動足場用レール1に適用される台座20によれば、斜面Eに設置される移動足場Sを安定して支持することができる。また、台座20によれば、金属板を折り曲げて形成されるため、製作コストを低減することができる。また、台座20によれば、斜面Eにアンカーボルト及びナットで固定されるため施工を簡略化することができる。また、台座20によれば、解体や運搬時時に人力で作業及び運搬をすることができ、施工性を向上することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、台座20と連結部材Fとは、ボルト及びナットで固定されるだけでなく溶接で固定されてもよい。
1 移動足場用レール
10 レール部
11 レール部材
12 レール板
13 ガイド部
14 曲げ部
15 鋼管
20 台座
21 フランジ部
21A ボルト孔
22 起立板
23 載置板

Claims (2)

  1. 移動足場の脚部の下端部に設けられたキャスターが載置される移動足場用レールを支持する移動足場用レール台座であって、
    斜面に固定される一対のフランジ部と、
    前記一対のフランジ部の対向する一辺からそれぞれ上方に起立して形成された一対の起立板と、
    前記一対の起立板に架設され、前記移動足場用レールを載置する載置板と、を備え、
    前記起立板は、前記フランジ部に接続される下辺が前記斜面に接すると共に、前記載置板に接続される上辺が水平となるように台形に形成されていることを特徴とする、
    移動足場用レール台座。
  2. 前記載置板の上に設けられ、前記移動足場用レールを挟持して固定するように形成された一対の連結部材を更に備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の移動足場用レール台座。
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