JP2020146648A - 室内機ユニットおよび空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタに付着した塵埃の一部がフィルタを通過して蓄積してしまう不具合を抑制する。【解決手段】エアフィルタに沿って移動することによりエアフィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去機構と、塵埃除去機構をエアフィルタに沿ってエアフィルタの一端部と他端部との間で移動させる駆動機構と、駆動機構を制御する制御部と、を備え、塵埃除去機構は、移動方向に対して直交する回転軸回りに正回転および逆回転が可能な円筒状のブラシ部材を有し、制御部は、塵埃除去機構を一端部と他端部との間で移動させる際に、ブラシ部材が正回転する正回転動作とブラシ部材が逆回転する逆回転動作の双方を移動方向における同一位置において行うように駆動機構を制御する室内機ユニットを提供する。【選択図】図8

Description

本発明は、室内機ユニットおよび空気調和機に関するものである。
従来、空気調和機の室内機ユニットは、室内空気を内部に吸入し、その温度を調整した後、再び室内へ温度調整された室内空気を吹き出している。この際に、室内空気中に浮遊する塵埃を捕集し、室内機ユニット内に侵入するのを防ぐエアフィルタが、室内機ユニットの吸入口に設けられている。
室内機ユニットを運転し続けると、エアフィルタには捕集された塵埃が蓄積される。すると、エアフィルタにおける室内空気の流通抵抗が増加し、室内機ユニットの効率が低下してしまう。そこで、エアフィルタに付着した塵埃を取り除くために、エアフィルタを清掃する清掃部を備えた室内機ユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、ブラシ部材をエアフィルタの下面と当接する位置で回転させながら移動させることによりエアフィルタから塵埃を除去することを開示している。
特開2013−53846号公報
発明者らは、ブラシ部材を一定の回転方向に回転させながらエアフィルタを清掃した場合に、エアフィルタの下面に付着した塵埃の一部がブラシ部材により除去されない不具合があるという知見を得た。具体的には、油分などの粘着性のある物質が塵埃に含まれている場合に、塵埃がエアフィルタから除去されずにエアフィルタを通過して室内機ユニットの内部側に蓄積されてしまう不具合があるという知見を得た。
塵埃がエアフィルタから除去されずに蓄積されてしまうと、室内空気がエアフィルタを通過する際の通風抵抗が増大し、室内空気を吸引するファンに過大な負荷がかかってしまう。また、ファンへの過大な負荷を避けるためには、ファンの回転数を低下させる必要があり、室内機ユニットから十分な風量の空気を室内へ吹き出すことができなくなってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、フィルタに付着した塵埃の一部がフィルタを通過して蓄積してしまう不具合を抑制することが可能な室内機ユニットおよび空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る室内機ユニットは以下の手段を採用する。
本発明の一態様に係る室内機ユニットは、本体部と、前記本体部に室内空気を吸入する開口から前記室内空気を前記本体部内に吸い込むファンと、前記本体部に取り付けられるとともに前記ファンに吸い込まれる前記室内空気中の塵埃を捕集するフィルタと、前記フィルタに沿って移動することにより前記フィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去機構と、前記塵埃除去機構を前記フィルタに沿って該フィルタの一端部と他端部との間で移動させる駆動機構と、前記駆動機構を制御する制御部と、を備え、前記塵埃除去機構は、移動方向に対して直交する回転軸回りに正回転および逆回転が可能な円筒状のブラシ部材を有し、前記制御部は、前記塵埃除去機構を前記一端部と前記他端部との間で移動させる際に、前記ブラシ部材が正回転する正回転動作と前記ブラシ部材が逆回転する逆回転動作の双方を前記移動方向における同一位置において行うように前記駆動機構を制御する。
本発明の一態様に係る室内機ユニットによれば、塵埃除去機構をフィルタの一端部と他端部との間で移動させる際に、ブラシ部材が正回転する正回転動作とブラシ部材が逆回転する逆回転動作の双方が、塵埃除去機構の移動方向における同一位置において行われる。ブラシ部材は、フィルタの同一位置において正回転方向と逆回転方向の2方向に沿ってフィルタに接触することで塵埃を除去する。これにより、ブラシ部材が1方向のみに沿って接触しながら塵埃を除去する場合に比べ、フィルタを通過して蓄積される塵埃の量が低減する。よって、フィルタに付着した塵埃の一部がフィルタを通過して蓄積してしまう不具合を抑制することが可能となる。
本発明の一態様に係る室内機ユニットにおいて、前記塵埃除去機構は、前記ブラシ部材を前記回転軸回りに正回転および逆回転させる駆動力を発生するブラシ駆動部を有し、前記制御部は、前記正回転動作および前記逆回転動作を実行するよう前記ブラシ駆動部を制御する構成としてもよい。
ブラシ駆動部を制御してブラシ部材を回転軸回りに回転させることにより、正回転動作および逆回転動作を実行することができる。
上記構成の室内機ユニットにおいて、前記制御部は、前記塵埃除去機構の移動が間欠的に停止するよう前記駆動機構を制御し、前記塵埃除去機構が移動を停止している際に前記正回転動作および前記逆回転動作を実行するよう前記ブラシ駆動部を制御してもよい。
塵埃除去機構の移動が間欠的に停止され、塵埃除去機構が停止している位置で正回転方向と逆回転方向の2方向に沿ってブラシ部材がフィルタに接触して塵埃が除去される。そのため、塵埃除去機構が停止している位置において、フィルタに付着した塵埃の一部がフィルタを通過して蓄積してしまう不具合を抑制することが可能となる。
本発明の一態様に係る室内機ユニットにおいて、前記制御部は、前記移動方向に沿って隣接する一対の停止位置の間隔が、前記フィルタに接触する前記ブラシ部材の接触領域の前記移動方向の距離以下となるように前記駆動機構を制御してもよい。
一対の停止位置の間隔をブラシ部材がフィルタに接触する接触領域の移動方向の距離以下とすることで、ブラシ部材の移動前の接触領域と移動後の接触領域とが隙間なく連続して配置される。そのため、ブラシ部材の移動前の接触領域と移動後の接触領域との間に隙間が形成され、その隙間に対して正回転動作および逆回転動作のいずれかが実行されない不具合を防止することができる。
本発明の一態様に係る室内機ユニットにおいて、前記制御部は、前記正回転動作による前記ブラシ部材の回転角度と前記逆回転動作による前記ブラシ部材の回転角度とが異なるように前記ブラシ駆動部を制御してもよい。
ブラシ部材の回転角度を正回転動作と逆回転動作で異ならせることで、正回転動作および逆回転動作を実行する前後でブラシ部材の回転軸回りの位置を異ならせることができる。そのため、正回転動作および逆回転動作を実行するたびに、フィルタと接触するブラシ部材の位置が変化する。これにより、ブラシ部材の表面の各位置を均等にフィルタに接触させ、塵埃の捕集効率を高めることができる。
本発明の一態様に係る室内機ユニットにおいて、前記塵埃除去機構は、前記回転軸回りの所定位置に配置されるとともに前記ブラシ部材に接触して該ブラシ部材に付着した塵埃を除去する櫛部と、前記櫛部により除去された塵埃を貯留する貯留部と、を有し、前記制御部は、前記正回転動作および前記逆回転動作の少なくともいずれか一方による前記ブラシ部材の回転角度が360度以上であってもよい。
正回転動作および逆回転動作のいずれかでブラシ部材を360度以上回転させることにより、ブラシ部材の表面の全領域が櫛部と接触する。これにより、ブラシ部材の表面の全領域に対して、塵埃を除去する操作を行うことができる。
本発明の一態様に係る室内機ユニットにおいて、前記塵埃除去機構が前記一端部から前記他端部へ移動する際に前記ブラシ部材を正回転させる駆動力を前記ブラシ部材に伝達し、前記塵埃除去機構が前記他端部から前記一端部へ移動する際に前記ブラシ部材を逆回転させる駆動力を前記ブラシ部材に伝達する駆動力伝達機構を備え、前記制御部は、前記塵埃除去機構を前記一端部から前記他端部へ向けて移動させる正方向の移動と前記塵埃除去機構を前記他端部から前記一端部へ向けて移動させる逆方向の移動を交互に切り替えるよう前記駆動機構を制御する構成としてもよい。
上記構成の室内機ユニットによれば、塵埃除去機構がフィルタの一端部から他端部へ移動する際に駆動力伝達機構によりブラシ部材に正回転させる駆動力が与えられ、塵埃除去機構がフィルタの他端部から一端部へ移動する際に駆動力伝達機構によりブラシ部材に逆回転させる駆動力が与えられる。駆動機構が塵埃除去機構の正方向の移動と逆方向の移動を交互に切り替えることにより、フィルタの同一位置において正回転方向と逆回転方向の2方向に沿ってブラシ部材がフィルタに接触する。これにより、フィルタを通過して蓄積される塵埃の量を低減することができる。
本発明の一態様に係る空気調和機は、上記のいずれかの室内機ユニットと、前記室内機ユニットと冷媒配管を介して接続される室外機ユニットと、を備える。
本発明の一態様に係る空気調和機によれば、フィルタに付着した塵埃の一部がフィルタを通過して蓄積してしまう不具合を抑制することが可能となる。
本発明によれば、フィルタに付着した塵埃の一部がフィルタを通過して蓄積してしまう不具合を抑制することが可能な室内機ユニットおよび空気調和機を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の全体構成を示す図である。 吸込みグリルを取り外した状態の天井パネルを下方からみた斜視図である。 天井パネルに組み込まれる塵埃除去機構の斜視図である。 吸込みグリル及び貯留部を室内機ユニットの本体部に装着した状態を示す図3のA−A矢視断面図である。 図4に示す塵埃除去機構の縦断面図である。 天井パネルの吸込みグリル及び貯留部を示す平面図である。 室内機ユニットの制御構成を示すブロック図である。 制御部がエアフィルタを清掃する指示を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。 塵埃除去機構が移動方向に移動する際のブラシ部材の位置を示す断面図である。 塵埃除去機構が移動方向に移動する際のブラシ部材の位置を示す断面図である。 正回転動作および逆回転動作においてブラシ駆動部がブラシ部材を回転させる回転角度を説明する図である。 ブラシ部材を正方向の移動方向に沿って移動させる状態を示す駆動力伝達機構の断面図である。 ブラシ部材を逆方向の移動方向に沿って移動させる状態を示す駆動力伝達機構の断面図である。 第2実施形態の制御部がエアフィルタを清掃する指示を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。 第3実施形態の制御部がエアフィルタを清掃する指示を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。 第4実施形態の制御部がエアフィルタを清掃する指示を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係る空気調和機1について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る天井埋込み型の空気調和機1の斜視図である。図1に示すように、空気調和機1は、室内の天井に設置される室内機ユニット2と、室外に設置される室外機ユニット3と、空気調和機1に対する操作者からの指示を受け付けるリモコン100とを備える。室内機ユニット2と室外機ユニット3は、液管およびガス管からなる2本の冷媒配管4と電気配線5を介して接続されている。
図1に示すように、室外機ユニット3は、冷媒を圧縮する圧縮機6と、冷媒と外気とを熱交換させる室外熱交換器7と、室外熱交換器7に外気を流通させる室外ファン8と、制御ボックス9等を備える。室内機ユニット2は、天井内に設置される本体部10と、本体部10の下部に装着される天井パネル11とを備える。
本体部10内には、中央部にターボファン12がファンモータ(図示略)を介して回転自在に設置され、ターボファン12の周りを取り囲むように室内熱交換器13が設置されている。また、ターボファン12の下方には、室内空気をターボファン12に導くベルマウス14が配置されている。ターボファン12は、鉛直方向に延びる軸線回りに回転することにより、室内空気を開口15から本体部10内に吸い込む吸込み力を発生させる。
本体部10の下面には、下面を覆うように天井パネル11が設けられている。天井パネル11の中央部には、室内空気を吸込むための4角形状の開口(空気吸込み口)15が設けられている。開口15には、吸込みグリル16が設置されている。吸込みグリル16は、昇降機構17により、天井パネル11に対して、室内の床面近くまで降下されるように昇降自在とされている。
昇降機構17は、吸込みグリル16を本体部10に対して鉛直方向に沿って昇降させる機構である。昇降機構17は、ワイヤ17aと昇降モータ(図示略)を備える。昇降機構17は、プーリ(図示略)が取り付けられた昇降モータを回転させることにより、プーリからワイヤ17aを巻き出して吸込みグリル16を降下させるとともに、プーリにワイヤ17aを巻き取って吸込みグリル16を上昇させる。
天井パネル11には、空気吸込み口である開口15の周りを取り囲むように、パネルの4辺に対応した空気吹き出し口18が4箇所に設けられている。空気吹き出し口18は、ターボファン12により本体部10へ吸い込まれ、室内熱交換器13で冷却または加熱された室内空気を室内に吹き出す開口である。4つの空気吹き出し口18には、吹出し風の風向を調整するためのフラップ19がそれぞれ独立して回動可能に設置されている。
図2は、吸込みグリル16を取り外した状態の天井パネル11を下方からみた斜視図である。天井パネル11の裏面側には、4角形状の開口15と対応した形状の枠体20が設けられている。天井パネル11の枠体20には、後述する塵埃除去機構24が取り付けられており、塵埃除去機構24にターボファン12に吸い込まれる空気中の塵埃を捕集する4角形状のエアフィルタ21が設置されている。なお、図1は、塵埃除去機構24及びエアフィルタ21が外された状態を示している。
図3に示すように、塵埃除去機構24に設定されたエアフィルタ21は、強度部材として機能する格子状のフィルタ枠21Aとメッシュ面21Bとからなる平面形状のエアフィルタであり、公知のエアフィルタを用いることができる。
次に、塵埃除去機構24について、図面を参照して説明する。図3は、天井パネル11に組み込まれる塵埃除去機構24の平面図である。図4は、図3のA−A矢視断面図である。図5は、図4に示す塵埃除去機構24の縦断面図である。図6は、天井パネル11の吸込みグリル16及び貯留部30を示す平面図である。
図2および図3に示すように、枠体20には、エアフィルタ21により捕集された塵埃を自動的に除去してエアフィルタ21を清掃する塵埃除去機構24が組み込まれている。塵埃除去機構24は、エアフィルタ21と吸込みグリル16との間に組み込まれている。図5に示すように、塵埃除去機構24を構成している貯留部30は、吸込みグリル16に取り付けられており、吸込みグリル16と共に昇降可能となっている。
エアフィルタ21の下面側(室内側)と吸込みグリル16との間には、一対の駆動機構23と、塵埃除去機構24とが設置されている。一対の駆動機構23は、エアフィルタ21を挟んで左右に平行に配置されている。一対の駆動機構23は、塵埃除去機構24および貯留部30を、エアフィルタ21に沿ってエアフィルタ21の一端部21aと他端部21bとの間で移動させる機構である。
一対の駆動機構23のそれぞれは、エアフィルタ21に沿って延長されたドライブシャフト25と、ドライブシャフト25を回転駆動するモータ26と、ドライブシャフト25を回転自在に支持する軸受け27等を有する。ドライブシャフト25は、外周に雄ネジが設けられたネジ軸とされており、一端部がモータ26に連結され、他端部が軸受け27により支持されることによって回転自在とされている。図3に示すように、モータ26は、ドライブシャフト25の一端部に連結されて配置され、かつエアフィルタ21に対して対角線上に配置されている。
塵埃除去機構24は、駆動機構23を介してエアフィルタ21の下面に沿って往復動することにより、エアフィルタ21の下面に付着した塵埃を除去する機構である。塵埃除去機構24は、左右一対の駆動機構23の間に、駆動機構23と直交する方向に配置される。塵埃除去機構24は、その両端部が一対の駆動機構23に連結されており、駆動機構23から駆動機構23の延長方向への駆動力が伝達される。塵埃除去機構24は、駆動機構23の延長方向に往復動することにより、エアフィルタ21で捕集された塵埃を掻き取って除去する。
図3および図4に示すように、塵埃除去機構24は、ブラシ部材28と、ブラシ部材28を支持するブラシ支持部材29と、ブラシ部材28により除去された塵埃Duを貯留する貯留部30と、櫛部36と、ブラシ駆動部37とを備えている。ブラシ部材28は、ドライブシャフト25の延長方向と直交する方向に延びる円筒状の部材であり、両端部がブラシ支持部材29に回動可能に支持される。
図5に示すように、ブラシ部材28は、塵埃除去機構24の移動方向(図4および図5における左右方向)に直交し、かつ水平方向に延びる回転軸28aと、回転軸28aの外周面に取り付けられ回転軸28aの径方向に延びる複数の繊維状のブラシ材28bを備える。ブラシ部材28は、ブラシ駆動部37により回転軸28aを回転させることにより、塵埃除去機構24の移動方向に直交する回転軸28a回りに正回転および逆回転が可能となっている。
ブラシ材28bは、回転軸28aの外周面に任意の間隔を空けて密集した状態で配置されている。図5に実線で示すブラシ材28bは、ブラシ部材28が有するブラシ材28bの一部を示したものである。図5において、外形線28cは、ブラシ部材28が有する複数のブラシ材28bの先端位置を接続した線であり、回転軸28aを中心とした略円形の線となっている。
ブラシ支持部材29は、ブラシ部材28の周囲を覆うとともに、ブラシ部材28をその軸線回りに回転可能に支持するものである。図5に示すように、ブラシ支持部材29は、エアフィルタ21側および吸込みグリル16側に面する上面および下面に、それぞれ開口29A,29Bが設けられる。ブラシ部材28は、開口29Aからエアフィルタ21側に突出することにより、エアフィルタ21の下面に当接可能となっている。エアフィルタ21から除去された塵埃Duは、開口29Bを介して貯留部30に落下して貯留される。
ブラシ支持部材29の長手方向の両端部には、左右一対の駆動機構23のドライブシャフト25が貫通され、ドライブシャフト25の外周に設けられている雄ネジと噛み合わされる雌ネジ29C(図3参照)が設けられている。これにより、塵埃除去機構24の両端部は、左右一対の駆動機構23に連結される。塵埃除去機構24は、ドライブシャフト25がモータ26の駆動力で回転することにより、ドライブシャフト25の延長方向に移動する。
図5に示すように、櫛部36は、回転軸28a回りの下端位置に配置され、ブラシ材28bが密集する部分に一端が埋設されている。櫛部36が配置される回転軸28a回りの位置は、回転軸28aを挟んでエアフィルタ21と対向する位置となっている。この位置は、貯留部30の収集部31に最も近接した位置となっている。
櫛部36は、回転軸28aと平行に延びる板状に形成され、両端がブラシ支持部材29に取り付けられている。櫛部36は、櫛部36が延びる方向に沿って、鉛直方向に延びる針状の突起(図示略)が間隔を空けて配置された形状となっている。櫛部36は、ブラシ部材の回転に応じてブラシ材28bと接触し、ブラシ材28bの先端部近傍に付着した塵埃Duを除去して下方に配置された貯留部30へ落とす。
図3に示すように、ブラシ駆動部37は、ブラシ支持部材29に取り付けられており、ブラシ部材28を回転軸28a回りに正回転および逆回転させる駆動力を発生する。ブラシ駆動部37は、例えば、正回転および逆回転が可能な駆動軸を有するモータと、駆動軸に取り付けられて回転軸28aに形成された回転軸ギアと係合する駆動ギアから構成される。
図6には、吸込みグリル16と貯留部30との配置関係が示されている。貯留部30は、図4および図5に示されるように、ブラシ部材28およびブラシ支持部材29と共に移動し、ブラシ部材28によりエアフィルタ21から除去された塵埃Duを貯留(捕集)する。貯留部30は、エアフィルタ21、ブラシ部材28およびブラシ支持部材29等から分離され、吸込みグリル16に取り付けられている。
図6に示すように、貯留部30には、収集部31と、爪部32と、誘導部33とが設けられている。図4および図5に示すように、収集部31は、貯留部30の本体であり、ブラシ部材28によりエアフィルタ21から除去された塵埃Duを収集する凹部形状を有する。収集部31は、吸込みグリル16側に凹むものであり、エアフィルタ21から除去された一定量の塵埃Duを蓄積することが可能な容積を有している。
爪部32は、ブラシ部材28およびブラシ支持部材29の移動を貯留部30に伝達するとともに、互いに分離されているブラシ部材28およびブラシ支持部材29と貯留部30とを一体化させるための部材である。図6に示すように、爪部32は、貯留部30の上面の4隅に配置され、上方に向って突出し、4箇所の爪部32内にブラシ支持部材29が収納されている。ブラシ支持部材29が貯留部30の外側から内側に向って移動し、爪部32の傾斜面と接触すると、爪部32が弾性変形して回動することによりブラシ支持部材29が4箇所の爪部32内に納まる。
誘導部33は、吸込みグリル16側に設けられたレール34と接触し、貯留部30を吸込みグリル16の面に沿って移動させるものである。誘導部33には、貯留部30における長手方向の両端のそれぞれに一対の車輪35が設けられている。車輪35は、吸込みグリル16の面に対して直交方向に延びる回転軸線まわりに回転可能に支持された円柱状の部材である。車輪35の円周面には、レール34が配置される円環状の溝が形成されている。
レール34は、吸込みグリル16に対して着脱可能な板状の部材である。レール34には、吸込みグリル16の面に沿って延びるとともに、吸込みグリル16の外側から内側に向って延びる突出部が設けられ、レール34の突出部と車輪35の溝とが噛み合わされている。
次に、室内機ユニット2制御構成について図面を参照して説明する。図7は、室内機ユニット2の制御構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施形態の室内機ユニット2は、制御部50を備える。制御部50は、ターボファン12と、昇降機構17と、駆動機構23と、ブラシ駆動部37とを含む室内機ユニット2の各部を制御する。空気調和機1の操作者は、リモコン100を介して操作者の指示を受け付け、受け付けた指示に応じた制御信号を制御部50に対して無線通信により送信する。制御部50は、リモコン100を介して受け付けた操作者に指示に応じて、室内機ユニット2の各部を制御する。
次に、本実施形態の制御部50が実行する処理について図面を参照して説明する。図8は、制御部50がエアフィルタ21を清掃する指示を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。制御部50は、リモコン100を介して操作者の指示を受け付けた場合、受け付けた指示に応じた処理を実行する。制御部50は、記憶部(図示略)に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、以下で説明する各種の処理を実行する。
ステップS801で、制御部50は、エアフィルタ21を清掃する清掃指示を操作者から受け付けたかどうかを判定し、YESであればステップS802へ処理を進める。制御部50は、操作者がリモコン100を介して清掃指示を入力し、清掃指示に応じた制御信号をリモコン100から受信した場合に、YESと判定する。
ステップS802で、制御部50は、エアフィルタ21の清掃指示を受け付けたことに応じて、塵埃除去機構24をエアフィルタ21の一端部21aから他端部21bへ向けた移動方向(水平方向)に沿って距離Dだけ移動させるよう駆動機構23を制御する。駆動機構23は、塵埃除去機構24を移動方向に沿って距離Dだけ移動させて塵埃除去機構24を停止させる。
ここで、塵埃除去機構24が移動方向に沿って移動する距離Dについて説明する。図9および図10は、塵埃除去機構24が移動方向に移動する際のブラシ部材28の位置を示す断面図である。図9および図10では、塵埃除去機構24が有する構成のうち、ブラシ部材28を除く他の構成の図示を省略している。図9および図10は、エアフィルタ21の一端部21aで停止している塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bへ向けて移動する状態を示している。
図9および図10において、実線で示すブラシ部材28は、エアフィルタ21の一端部21aで停止している塵埃除去機構24が備えるブラシ部材28を示す。このブラシ部材28の移動方向における位置をP1とする。図9および図10において、破線で示すブラシ部材28は、エアフィルタ21の一端部21aからエアフィルタ21の他端部21bへ向けて移動したブラシ部材28を示す。
図9および図10では、ブラシ部材28の移動方向における位置を、P1に近い側からP2,P3,P4,P5の符号で示している。P1〜P5は、塵埃除去機構24の移動が間欠的に停止する際の停止位置を示す。P1〜P5は、塵埃除去機構24の移動が間欠的に停止する際にブラシ部材28の回転軸28aの中心が配置される位置となる。
制御部50は、ステップS802を実行することにより、塵埃除去機構24を移動方向に沿って距離Dだけ移動させる。図9および図10に示すように、隣接する一対の停止位置(P1とP2、P2とP3、P3とP4、P4とP5)を結ぶ移動方向の距離は、それぞれ距離Dとなる。図9および図10に示すように、エアフィルタ21に接触するブラシ部材28の接触領域の移動方向の長さはLとなっている。
図9に示す例では、隣接する一対の停止位置を結ぶ距離Dを、ブラシ部材28の接触領域の移動方向の長さLと一致させている。図9に示すように、距離Dを長さLと一致させることで、塵埃除去機構24を移動させる前のブラシ部材28の接触領域と、塵埃除去機構24を移動させた後のブラシ部材28の接触領域とが、隙間なく連結される。そのため、後述する正回転動作および逆回転動作が行われないエアフィルタ21の領域が存在しないようにすることができる。
一方、図10に示す例では、隣接する一対の停止位置を結ぶ距離Dを、ブラシ部材28の接触領域の移動方向の長さLよりも短くしている。図10に示すように、距離Dを長さLよりも短くすることで、塵埃除去機構24を移動させる前のブラシ部材28の接触領域の一部と、塵埃除去機構24を移動させた後のブラシ部材28の接触領域の一部とが重複する。このように、本実施形態において、制御部50は、移動方向に沿って隣接する一対の停止位置の距離Dが、エアフィルタ21に接触するブラシ部材28の接触領域の移動方向の長さL以下となるように駆動機構23を制御する。
ステップS803で、制御部50は、塵埃除去機構24の移動を停止した状態で、ブラシ部材28が正回転する正回転動作を実行するようにブラシ駆動部37を制御する。制御部50は、塵埃除去機構24が図9および図10に示すP2〜P5の各停止位置において、ブラシ部材28を時計回り方向CWに沿って正回転させるようにブラシ駆動部37を制御する。
ステップS804で、制御部50は、塵埃除去機構24の移動を停止した状態で、ブラシ部材28が正回転する正回転動作を実行するようにブラシ駆動部37を制御する。制御部50は、塵埃除去機構24が図9および図10に示すP2〜P5の各停止位置において、ブラシ部材28を反時計回り方向CCWに沿って逆回転させるようにブラシ駆動部37を制御する。
このように、制御部50は、ステップS803およびステップS804において、塵埃除去機構24が移動を停止している際に、移動方向における同一位置(図9および図10に示すP2〜P5の位置)において、正回転動作および逆回転動作の双方を実行するようブラシ駆動部37を制御する。
なお、図8に示す処理では、ステップS802とステップS805との間で、ステップS802の正回転動作とステップS803の逆回転動作とをそれぞれ1回だけ実行するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、ステップS802とステップS805との間で、正回転動作と逆回転動作を交互に所定回数(2以上の任意の回数)繰り返してもよい。
ここで、正回転動作および逆回転動作においてブラシ駆動部37がブラシ部材28を回転させる回転角度について説明する。図11は、正回転動作および逆回転動作においてブラシ駆動部37がブラシ部材28を回転させる回転角度を説明する図である。図11において、R(R1),R(R2),R(R3)は、ブラシ部材28の表面上の同一の位置を示す。R(R1)は、正回転動作および逆回転動作を実行する前の位置を示す。R(R2)は、正回転動作を実行した後、かつ逆回転動作を実行する前の位置を示す。R(R3)は、正回転動作および逆回転動作を実行した後の位置を示す。
図11に示すように、制御部50は、ブラシ部材28を正回転させる際のブラシ部材28の回転角度がθ1となり、ブラシ部材28を逆回転させる際のブラシ部材28の回転角度がθ2となるように、ブラシ駆動部37を制御する。図11に示すように、θ2はθ1よりも大きいため、正回転動作によるブラシ部材28の回転角度よりも逆回転動作によるブラシ部材の回転角度が大きくなる。そのため、正回転動作を逆回転動作の双方を制御部50が実行すると、ブラシ部材28は(θ2−θ1)だけ反時計回り方向CCWに回転する。
図11に示す例では、正回転動作によるブラシ部材28の回転角度θ1よりも逆回転動作によるブラシ部材の回転角度θ2を大きくしたが、他の態様であってもよい。例えば、正回転動作によるブラシ部材28の回転角度θ1よりも逆回転動作によるブラシ部材の回転角度θ2を小さくしてもよい。この場合、正回転動作を逆回転動作の双方を制御部50が実行すると、ブラシ部材28は(θ1−θ2)だけ時計回り方向CWに回転する。
制御部50は、回転角度θ1および回転角度θ2として、任意の角度を設定する。例えば、回転角度θ1を90度とし、回転角度θ2を100度とすることができる。また、例えば、回転角度θ1および回転角度θ2のいずれか大きい方を360度以上としてもよい。正回転動作および逆回転動作のいずれかでブラシ部材28を360度以上回転させることにより、ブラシ部材28の表面の全領域を櫛部36と接触させることができる。
回転角度θ1と回転角度θ2との差分は、塵埃除去機構24の一端部21aから他端部21bまでの間欠的な移動回数を乗じた場合に、360度以上となるように設定するのが望ましい。例えば、間欠的な移動回数が36回である場合は、回転角度θ1と回転角度θ2との差分を10度以上に設定するのが望ましい。これにより、塵埃除去機構24が一端部21aから他端部21bまで移動する際に、回転角度θ1と回転角度θ2との差分により、ブラシ部材28が一回転以上回転する。
ステップS805で、制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達したかどうかを判定し、YESであれば図8に示す処理を終了させる。制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達していないと判定する場合は、ステップS802からステップS804の処理を再び実行する。
ステップS805において、制御部50は、例えば、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達したかどうかを検出するセンサ(図示略)の出力を監視し、他端部21bに到達したことを示す出力を検出した場合に、他端部21bに到達したと判定する。また、制御部50は、例えば、距離Dの移動を繰り返した回数が所定回数に到達した場合に、他端部21bに到達したと判定する。
以上説明した本実施形態の室内機ユニット2が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態に係る室内機ユニット2によれば、塵埃除去機構24をエアフィルタ21の一端部21aと他端部21bとの間で移動させる際に、塵埃除去機構24の移動が間欠的に停止され、ブラシ部材28が正回転する正回転動作とブラシ部材28が逆回転する逆回転動作の双方が、塵埃除去機構24の移動方向における同一位置において行われる。
ブラシ部材28は、エアフィルタ21の同一位置において正回転方向と逆回転方向の2方向に沿ってエアフィルタ21に接触することで塵埃を除去する。これにより、ブラシ部材28が1方向のみに沿って接触しながら塵埃を除去する場合に比べ、エアフィルタ21を通過して蓄積される塵埃の量が低減する。よって、フィルタに付着した塵埃の一部がエアフィルタ21を通過して蓄積してしまう不具合を抑制することが可能となる。
また、本実施形態に係る室内機ユニット2によれば、隣接する一対の停止位置の間隔である距離Dをブラシ部材28がエアフィルタ21に接触する接触領域の移動方向の距離L以下とすることで、ブラシ部材28の移動前の接触領域と移動後の接触領域とが隙間なく連続して配置される。そのため、ブラシ部材28の移動前の接触領域と移動後の接触領域との間に隙間が形成され、その隙間に対して正回転動作および逆回転動作のいずれかが実行されない不具合を防止することができる。
また、本実施形態に係る室内機ユニット2によれば、ブラシ部材28の回転角度を正回転動作と逆回転動作で異ならせることで、正回転動作および逆回転動作を実行する前後でブラシ部材28の回転軸28a回りの位置を異ならせることができる。そのため、正回転動作および逆回転動作を実行するたびに、エアフィルタ21と接触するブラシ部材28の位置が変化する。これにより、ブラシ部材28の表面の各位置を均等にエアフィルタ21に接触させ、塵埃の捕集効率を高めることができる。
また、本実施形態に係る室内機ユニット2によれば、正回転動作および逆回転動作のいずれかでブラシ部材28を360度以上回転させることにより、ブラシ部材28の表面の全領域が櫛部36と接触する。これにより、ブラシ部材28の表面の全領域に対して、塵埃を除去する操作を行うことができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態に係る空気調和機について説明する。第2実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
第1実施形態の空気調和機の室内機ユニット2は、塵埃除去機構24を移動させる駆動機構23と、ブラシ部材28を回転させるモータを備えるブラシ駆動部37とを備えるものであった。それに対して、本実施形態の室内機ユニットは、ブラシ駆動部37を備えず、塵埃除去機構24が移動する際にブラシ部材28を回転させる駆動力をブラシ部材28に伝達する駆動力伝達機構40を備えるものである。
図12は、ブラシ部材28を正方向の移動方向に沿って移動させる状態を示す駆動力伝達機構40の断面図である。図13は、ブラシ部材28を逆方向の移動方向に沿って移動させる状態を示す駆動力伝達機構40の断面図である。図12および図13では、駆動力伝達機構40、エアフィルタ21、およびブラシ部材28を除く室内機ユニットの他の構成の図示を省略している。
図12および図13に示すように、駆動力伝達機構40は、ラックギア41と、ピニオンギア42と、ブラシ回転ギア43と、を備える。ラックギア41は、本体部10に固定されるとともに塵埃除去機構24の移動方向に沿って延びる部材である。ラックギア41は、ブラシ部材28の両端部のそれぞれに設けられている。
ピニオンギア42は、ブラシ部材28の両端部のそれぞれに回転可能に取り付けられており、ラックギア41と係合する位置に配置される。図12に示すように、ピニオンギア42は、ブラシ部材28が正方向(一端部21aから他端部21bへ向けた方向)に移動すると、ブラシ部材28と連動して正方向に移動しながら時計回り方向に回転する。また、図13に示すように、ピニオンギア42は、ブラシ部材28が逆方向(他端部21bから一端部21aに向けた方向)に移動すると、ブラシ部材28と連動して逆方向に移動しながら反時計回り方向に回転する。
ブラシ回転ギア43は、ブラシ部材28の両端に取り付けられており、ブラシ部材28と一体となって回転軸28a回りに回転する部材である。ブラシ回転ギア43は、ピニオンギア42と係合するように配置されている。図12に示すように、ブラシ回転ギア43は、ブラシ部材28が正方向に移動すると、ピニオンギア42と連動して反時計回り方向(正回転方向)CCWに回転する。また、図13に示すように、ブラシ回転ギア43は、ブラシ部材28が逆方向に移動すると、ピニオンギア42と連動して時計回り方向(逆回転方向)CWに回転する。
このように、駆動力伝達機構40は、塵埃除去機構24が一端部21aから他端部21bへ移動する際にブラシ部材28を反時計回り(正回転)させる駆動力をブラシ部材28に伝達する。また、駆動力伝達機構40は、塵埃除去機構24が他端部21bから一端部21aへ移動する際にブラシ部材28を時計回り(逆回転)させる駆動力をブラシ部材28に伝達する。
次に、本実施形態の制御部50が実行する処理について図面を参照して説明する。図14は、制御部50がエアフィルタ21を清掃する指示を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。
ステップS1401で、制御部50は、エアフィルタ21を清掃する清掃指示を操作者から受け付けたかどうかを判定し、YESであればステップS1402へ処理を進める。制御部50は、操作者がリモコン100を介して清掃指示を入力し、清掃指示に応じた制御信号をリモコン100から受信した場合に、YESと判定する。
ステップS1402で、制御部50は、エアフィルタ21の清掃指示を受け付けたことに応じて、塵埃除去機構24をエアフィルタ21の一端部21aから他端部21bへ向けた移動方向(水平方向)に沿って距離D1だけ移動させるよう駆動機構23を制御する。駆動機構23は、塵埃除去機構24を移動方向に沿って距離D1だけ移動させて塵埃除去機構24を停止させる。
図12に実線で示すピニオンギア42およびブラシ回転ギア43は、ステップS1402を実行する前の状態を示す。図12に破線で示すピニオンギア42およびブラシ回転ギア43は、ステップS1402を実行した後の状態を示す。図12に示すように、制御部50は、ステップS1402を実行することにより、ブラシ部材28を正方向の移動方向に沿って距離D1だけ移動させる。
ステップS1402においては、駆動機構23が塵埃除去機構24を正方向の移動方向に移動させるのに伴って、駆動力伝達機構40はブラシ部材28を反時計回り(正回転)させる駆動力をブラシ部材28に伝達する。すなわち、制御部50は、塵埃除去機構24を正方向の移動方向に移動させる際に、ブラシ部材28が正回転する正回転動作を行うように駆動機構23を制御する。
ステップS1403で、制御部50は、塵埃除去機構24をエアフィルタ21の他端部21bから一端部21aへ向けた移動方向(水平方向)に沿って距離D2だけ移動させるよう駆動機構23を制御する。駆動機構23は、塵埃除去機構24を移動方向に沿って距離D2だけ移動させて塵埃除去機構24を停止させる。
図13に実線で示すピニオンギア42およびブラシ回転ギア43は、ステップS1403を実行する前の状態を示す。図13に破線で示すピニオンギア42およびブラシ回転ギア43は、ステップS1403を実行した後の状態を示す。図13に示すように、制御部50は、ステップS1403を実行することにより、ブラシ部材28を逆方向の移動方向に沿って距離D2だけ移動させる。
ステップS1403においては、駆動機構23が塵埃除去機構24を逆方向の移動方向に移動させるのに伴って、駆動力伝達機構40はブラシ部材28を時計回り(逆回転)させる駆動力をブラシ部材28に伝達する。すなわち、制御部50は、塵埃除去機構24を逆方向の移動方向に移動させる際に、ブラシ部材28が逆回転する逆回転動作を行うように駆動機構23を制御する。
ステップS1402で塵埃除去機構24が正方向へ移動する距離D1は、ステップS1403で塵埃除去機構24が逆方向へ移動する距離D2よりも大きい。距離D1を距離D2よりも大きくしているのは、正回転動作と逆回転動作を1回ずつ実行した場合にエアフィルタ21の一端部21aから他端部21bに近づくように塵埃除去機構24を移動させるためである。正回転動作と逆回転動作を1回ずつ実行した場合の塵埃除去機構24の移動量はD1−D2となる。
また、距離D2は、距離D1の1/2倍以上となっている。距離D2を、距離D1の1/2倍以上としているのは、エアフィルタ21を一端部21aから他端部21bへ移動させる際に、エアフィルタ21の移動方向の全領域において、正回転動作および逆回転動作のそれぞれを少なくとも1回以上実行するためである。
ステップS1404で、制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達したかどうかを判定し、YESであれば図14に示す処理を終了させる。
このように、制御部50は、塵埃除去機構24をエアフィルタ21の一端部21aから他端部21bへ移動させる際に、ステップS1402およびステップS1403を繰り返し実行することにより、塵埃除去機構24の正方向への移動と逆方向への移動が交互に行われるように駆動機構23を制御する。また、制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達していないと判定する場合は、ステップS1402およびステップS1403の処理を再び実行する。塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達したかどうかの判定方法は、第1実施形態と同様である。
なお、図14に示す処理では、ステップS1401とステップS1404との間で、ステップS1402の正回方向への移動とステップS1403の逆方向への移動をそれぞれ1回だけ実行するものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、ステップS1402とステップS1403との間で、逆方向への移動と正方向の移動を1回以上繰り返しても良い。
このように、制御部50は、塵埃除去機構24をエアフィルタ21の一端部21aから他端部21bへ移動させる際に、ステップS1402およびステップS1403を繰り返し実行することにより、塵埃除去機構24の正方向の移動と逆方向の移動を交互に切り替えるよう駆動機構23を制御する。また、制御部50は、正回転動作と逆回転動作の双方を移動方向における同一位置において行うように駆動機構23を制御する。
以上説明した本実施形態の室内機ユニットによれば、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の一端部21aから他端部21bへ向けた方向(正方向)に移動する際に駆動力伝達機構40によりブラシ部材28に正回転させる駆動力が与えられる。また、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bから一端部21aへ向けた方向(逆方向)へ移動する際に駆動力伝達機構40によりブラシ部材28に逆回転させる駆動力が与えられる。駆動機構23が塵埃除去機構24の正方向の移動と逆方向の移動を交互に切り替えることにより、エアフィルタ21の同一位置において正回転方向と逆回転方向の2方向に沿ってブラシ部材28がエアフィルタ21に接触する。これにより、エアフィルタ21を通過して蓄積される塵埃の量を低減することができる。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態に係る空気調和機について説明する。第3実施形態は、第1実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第1実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
第1実施形態は、操作者からエアフィルタ21の清掃指示を受け付けた場合に、塵埃除去機構24の移動方向の同一位置において正回転動作と逆回転動作の双方を行うものであった。それに対して、本実施形態は、操作者からエアフィルタ21の清掃指示を受け付けた場合に、塵埃除去機構24の移動方向の同一位置において正回転動作のみを行うものである。
操作者は、エアフィルタ21の清掃を確実に行いたい場合には第1実施形態と同様の清掃モード(以下、強力清掃モードという)を指示し、エアフィルタ21の清掃を迅速に行いたい場合には正回転動作のみを行う清掃モード(以下、通常清掃モードという)を指示する。
図15は、本実施形態の制御部50がエアフィルタ21を清掃する指示を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。図15のステップS1501,S1503〜S1506は、第1実施形態の図8のステップS801,S802〜S805と同様であるため以下での説明を省略する。
ステップS1502において、制御部50は、操作者により指示されたエアフィルタ21の清掃指示が強力清掃モードであるかどうかを判定し、強力清掃モードである場合はステップS1503へ処理を進め、通常清掃モードである場合はステップS1507に処理を進める。
ステップS1507において、制御部50は、エアフィルタ21の通常清掃モードの清掃指示を受け付けたことに応じて、塵埃除去機構24をエアフィルタ21の一端部21aから他端部21bへ向けた移動方向に沿って距離Dだけ移動させるよう駆動機構23を制御する。駆動機構23は、塵埃除去機構24を移動方向に沿って距離Dだけ移動させて塵埃除去機構24を停止させる。
ステップS1508で、制御部50は、塵埃除去機構24の移動を停止した状態で、ブラシ部材28が正回転する正回転動作を実行するようにブラシ駆動部37を制御する。制御部50は、塵埃除去機構24が図9および図10に示すP2〜P5の各停止位置において、ブラシ部材28を時計回り方向CWに沿って正回転させるようにブラシ駆動部37を制御する。
ステップS1509で、制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達したかどうかを判定し、YESであれば図15に示す処理を終了させる。制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達していないと判定する場合は、ステップS1507およびステップS1508の処理を再び実行する。
以上のように、本実施形態において、制御部50は、操作者が強力清掃モードを指示する場合には、塵埃除去機構24を一端部21aと他端部21bとの間で移動させる際に、ブラシ部材28が正回転する正回転動作とブラシ部材28が逆回転する逆回転動作の双方を移動方向における同一位置において行うように駆動機構23を制御する。一方、制御部50は、操作者が通常清掃モードを指示する場合には、塵埃除去機構24を一端部21aと他端部21bとの間で移動させる際に、ブラシ部材28が正回転する正回転動作のみを同一位置において行うように駆動機構23を制御する。
強力清掃モードにおいては、移動方向における同一位置において正回転動作と逆回転動作の双方が行われるため、塵埃がエアフィルタ21の裏側に蓄積する不具合を抑制することができる。また、通常清掃モードにおいては、移動方向における同一位置において正回転動作を実行する一方で逆回転動作を実行しないため、エアフィルタ21の清掃を迅速に行うことができる。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態に係る空気調和機について説明する。第4実施形態は、第2実施形態の変形例であり、以下で特に説明する場合を除き、第2実施形態と同様であるものとし、以下での説明を省略する。
第2実施形態は、操作者からエアフィルタ21の清掃指示を受け付けた場合に、塵埃除去機構24を正方向に移動させながらブラシ部材28を正回転させ、その後に塵埃除去機構24を逆方向に移動させながらブラシ部材28を逆回転させる動作を交互に繰り返すものであった。それに対して、本実施形態は、操作者からエアフィルタ21の清掃指示を受け付けた場合に、塵埃除去機構24を正方向に移動させながらブラシ部材28を正回転させる動作のみを行うものである。
操作者は、エアフィルタ21の清掃を確実に行いたい場合には第2実施形態と同様の清掃モード(以下、強力清掃モードという)を指示し、エアフィルタ21の清掃を迅速に行いたい場合には正回転動作のみを行う清掃モード(以下、通常清掃モードという)を指示する。
図16は、本実施形態の制御部50がエアフィルタ21を清掃する指示を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。図16のステップS1601,S1603〜S1605は、第2実施形態の図14のステップS1401,S1402〜S1404と同様であるため以下での説明を省略する。
ステップS1602において、制御部50は、操作者により指示されたエアフィルタ21の清掃指示が強力清掃モードであるかどうかを判定し、強力清掃モードである場合はステップS1603へ処理を進め、通常清掃モードである場合はステップS1606に処理を進める。
ステップS1606において、制御部50は、エアフィルタ21の通常清掃モードの清掃指示を受け付けたことに応じて、塵埃除去機構24をエアフィルタ21の一端部21aから他端部21bへ向けた移動方向に沿って正方向に移動させるよう駆動機構23を制御する。駆動機構23が塵埃除去機構24を正方向の移動方向に移動させるのに伴って、駆動力伝達機構40はブラシ部材28を反時計回り(正回転)させる駆動力をブラシ部材28に伝達する。
ステップS1607で、制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達したかどうかを判定し、YESであれば図16に示す処理を終了させる。制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達していないと判定する場合は、ステップS1606の処理を再び実行する。すなわち、制御部50は、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達するまでは、一端部21aから他端部21bへ向けた移動を停止せずに継続する。
以上のように、本実施形態において、制御部50は、操作者が強力清掃モードを指示する場合には、塵埃除去機構24を一端部21aと他端部21bとの間で移動させる際に、ブラシ部材28が正回転する正回転動作とブラシ部材28が逆回転する逆回転動作の双方を移動方向における同一位置において行うように駆動機構23を制御する。一方、制御部50は、操作者が通常清掃モードを指示する場合には、塵埃除去機構24を一端部21aと他端部21bとの間で移動させる際に、ブラシ部材28が正回転する正回転動作のみを同一位置において行うように駆動機構23を制御する。
強力清掃モードにおいては、移動方向における同一位置において正回転動作と逆回転動作の双方が行われるため、塵埃がエアフィルタ21の裏側に蓄積する不具合を抑制することができる。また、通常清掃モードにおいては、塵埃除去機構24がエアフィルタ21の他端部21bに到達するまでは、一端部21aから他端部21bへ向けた移動を停止しないため、エアフィルタ21の清掃を迅速に行うことができる。
1 空気調和機
2 室内機ユニット
3 室外機ユニット
4 冷媒配管
10 本体部
12 ターボファン
15 開口
21 エアフィルタ
21a 一端部
21b 他端部
23 駆動機構
24 塵埃除去機構
28 ブラシ部材
28a 回転軸
36 櫛部
37 ブラシ駆動部
40 駆動力伝達機構
50 制御部
100 リモコン
CCW 反時計回り方向
CW 時計回り方向
D,D1,D2 距離
Du 塵埃
L 距離
θ1,θ2 回転角度

Claims (8)

  1. 本体部と、
    前記本体部に室内空気を吸入する開口から前記室内空気を前記本体部内に吸い込むファンと、
    前記本体部に取り付けられるとともに前記ファンに吸い込まれる前記室内空気中の塵埃を捕集するフィルタと、
    前記フィルタに沿って移動することにより前記フィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去機構と、
    前記塵埃除去機構を前記フィルタに沿って該フィルタの一端部と他端部との間で移動させる駆動機構と、
    前記駆動機構を制御する制御部と、を備え、
    前記塵埃除去機構は、移動方向に対して直交する回転軸回りに正回転および逆回転が可能な円筒状のブラシ部材を有し、
    前記制御部は、前記塵埃除去機構を前記一端部と前記他端部との間で移動させる際に、前記ブラシ部材が正回転する正回転動作と前記ブラシ部材が逆回転する逆回転動作の双方を前記移動方向における同一位置において行うように前記駆動機構を制御する室内機ユニット。
  2. 前記塵埃除去機構は、前記ブラシ部材を前記回転軸回りに正回転および逆回転させる駆動力を発生するブラシ駆動部を有し、
    前記制御部は、前記正回転動作および前記逆回転動作を実行するよう前記ブラシ駆動部を制御する請求項1に記載の室内機ユニット。
  3. 前記制御部は、前記塵埃除去機構の移動が間欠的に停止するよう前記駆動機構を制御し、前記塵埃除去機構が移動を停止している際に前記正回転動作および前記逆回転動作を実行するよう前記ブラシ駆動部を制御する請求項2に記載の室内機ユニット。
  4. 前記制御部は、前記移動方向に沿って隣接する一対の停止位置の距離が、前記フィルタに接触する前記ブラシ部材の接触領域の前記移動方向の長さ以下となるように前記駆動機構を制御する請求項3に記載の室内機ユニット。
  5. 前記制御部は、前記正回転動作による前記ブラシ部材の回転角度と前記逆回転動作による前記ブラシ部材の回転角度とが異なるように前記ブラシ駆動部を制御する請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の室内機ユニット。
  6. 前記塵埃除去機構は、
    前記回転軸回りの所定位置に配置されるとともに前記ブラシ部材に接触して該ブラシ部材に付着した塵埃を除去する櫛部と、
    前記櫛部により除去された塵埃を貯留する貯留部と、を有し、
    前記制御部は、前記正回転動作および前記逆回転動作の少なくともいずれか一方による前記ブラシ部材の回転角度が360度以上である請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の室内機ユニット。
  7. 前記塵埃除去機構が前記一端部から前記他端部へ移動する際に前記ブラシ部材を正回転させる駆動力を前記ブラシ部材に伝達し、前記塵埃除去機構が前記他端部から前記一端部へ移動する際に前記ブラシ部材を逆回転させる駆動力を前記ブラシ部材に伝達する駆動力伝達機構を備え、
    前記制御部は、前記塵埃除去機構を前記一端部から前記他端部へ向けて移動させる正方向の移動と前記塵埃除去機構を前記他端部から前記一端部へ向けて移動させる逆方向の移動を交互に切り替えるよう前記駆動機構を制御する請求項1に記載の室内機ユニット。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の室内機ユニットと、
    前記室内機ユニットと冷媒配管を介して接続される室外機ユニットと、を備える空気調和機。
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