JP2020145627A - パッケージ及び圧電デバイス - Google Patents

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周一 水沢
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宏美 大久保
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Abstract

【課題】 導電性接着剤がパッケージの壁面、又は圧電片の主電極などに付着しにくくしたパッケージを提供する。【解決手段】パッケージ(120)は、第1面(126b)と第2面(126a)とを有する矩形のセラミック基板(126)と、第1面から第2面へ導通する導通配線(128)と、矩形のセラミック基板をなす一辺に近接した位置で第1面に形成され、導通配線と電気的に接続する配線を含む一対の搭載パッド(124a,124b)と、搭載パッド上に積層される搭載パッドの面積よりも小さな一対のバンプ(129)と、を備える。そして、バンプの中心位置(PB)が、搭載パッドの中心位置(PA)よりも一辺側にあってもよい。【選択図】 図2

Description

本発明は、パッケージ及びそのパッケージを有する圧電デバイスに関し、特に導電性接着剤の不要な流れを抑止することができるパッケージ及び圧電デバイスに関する。
圧電デバイスは、その内部に導電性接着剤を介して水晶片等を含む圧電片の一端を固定している。圧電片の他端は、固定されておらず自由端であり、いわゆる片持ち状態である。圧電デバイスに衝撃が加わると、自由端である他端は上下に大きく揺れてしまい、他端がパッケージの内底面に衝突してしまう場合がある。
このため、特許文献1に開示される圧電デバイスは、圧電片の搭載パッドには、パッケージの中央側に寄るようにバンプが搭載パッドに設けられている構造が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−207066号公報
しかし、特許文献1で開示されるパッケージは、導電性接着剤を多く塗布すると、導電性接着剤がパッケージの壁面、又は圧電片の主電極などに付着してしまう問題があった。
そこで、本発明は、導電性接着剤がパッケージの壁面、又は圧電片の主電極などに付着しにくくしたパッケージ及び圧電デバイスを提供することを目的とする。
本実施形態のパッケージは、第1面と第2面とを有する矩形のセラミック基板と、第1面から第2面へ導通する導通配線と、矩形のセラミック基板をなす一辺に近接した位置で第1面に形成され、導通配線と電気的に接続する配線を含む一対の搭載パッドと、搭載パッド上に積層される搭載パッドの面積よりも小さな一対のバンプと、を備える。そして、バンプの中心位置が、搭載パッドの中心位置よりも一辺側にあってもよい。
また本実施形態のパッケージは、第1面と第2面とを有する矩形のセラミック基板と、第1面から第2面へ導通する導通配線と、矩形のセラミック基板をなす一辺に近接した位置に及んで第1面に形成され導通配線と電気的に接続する配線であって、かつ一辺に近接した端部にて圧電片を導電性接着剤によって接続するための配線と、前記 一辺に近接した端部上に設けられ圧電片の端部を搭載するため及び導電性接着剤が一辺側に及ぶのを抑制するためのバンプと、を備えてもよい。すなわち、搭載パッドが特別な平面形状を持たずに配線の一部である構成、具体的には配線の端部の領域が搭載パッドの役割を兼ねる構成でも良い。
本実施形態のパッケージにおいて、平面視で、バンプが一辺と平行に形成された矩形形状を含んでもよい。またバンプが絶縁性材料からなってもよいし、搭載パッドと同一の導電性材料からなってもよい。
本実施形態の圧電デバイスは、上記パッケージと、搭載パッドに搭載される圧電片と、を備え、パッケージと圧電片とが搭載パッドに塗布された導電性接着剤で接合される。
本発明のパッケージは、導電性接着剤がパッケージの壁面、又は圧電片の主電極などに付着しにくくなる。
(a)は、第1実施形態の圧電デバイス100の斜視図である。 (b)は、圧電デバイス100から平板キャップ110を取り外した斜視図である。 (a)は、第1パッケージ120の断面図である。 (b)は、第1パッケージ120の平面図である。 (a)は、圧電デバイス100の断面図である。 (b)は、圧電デバイス100から平板キャップ110を取り外した平面図である。 第2実施形態の圧電デバイス200の分解斜視図である。 (a)は、図4の圧電デバイス200のA−A断面の拡大図である。 (b)は、搭載パッドとバンプとの変形例の平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。また各図は、配線又は搭載パッド等は、理解を助けるため実際よりも厚く描かれている。
本実施形態では、圧電デバイス100においては圧電デバイス100の長辺方向をX軸方向、圧電デバイス100の高さ方向をY軸方向、X及びY軸方向に垂直な方向をZ軸方向として説明する。以下、第1実施形態から第2実施形態において同様である。圧電片130には例えばATカットの水晶板が用いられる。
(第1実施形態)
<圧電デバイス100の構成>
図1(a)は、圧電デバイス100の斜視図である。圧電デバイス100は、主に、第1パッケージ120と、第1パッケージ120内に搭載される圧電片130と、圧電片130を第1パッケージ120内に密封する平板キャップ110と、により構成されている。平板キャップ110は、第1パッケージ120に接合される。圧電デバイス100の外形は略直方体形状に形成されている。圧電デバイス100は、表面実装型の圧電デバイスであり、実装端子125がプリント基板等(不図示)にハンダで固定される。平板キャップ110は、コバール等の金属からなる平面板である。平板キャップ110は、第1パッケージ120の+Y軸側の面に形成されている接合面122に例えば金錫等のロー材により接合され、第1パッケージ120のキャビティ121を密封する。
図1(b)は、平板キャップ110が取り外された圧電デバイス100の斜視図である。第1パッケージ120は例えばセラミックにより形成され、第1パッケージ120の内部には圧電片130を搭載するための空間であるキャビティ121が形成されている。第1パッケージ120の+Y軸側の面のキャビティ121の周囲には、平板キャップ110に接合される接合面122が形成されている。また、第1パッケージ120の−Y軸側の面である実装面126aには、実装端子125が形成されている。
圧電片130は、Y軸方向からみて短辺(Z軸方向)と長辺(X軸方向)とを有する長方形状である。圧電片130は両主面に励振電極131(131a,131b)が形成されており、圧電片130の−X軸側の辺の両端に励振電極131(131a,131b)から引出電極133が引き出されている。圧電片130の+Y軸側の面に形成される励振電極131bは圧電片130の−X軸側の辺の−Z軸側の端に形成される引出電極133に電気的に接続される。また、圧電片130の−Y軸側の面に形成される励振電極131a(図3(a)を参照)は圧電片130の−X軸側の辺の+Z軸側の端に形成される引出電極133に電気的に接続される。
+Y軸側の励振電極131a及び引出電極133aは一体に形成されている。また、−Y軸側の励振電極131b及び引出電極133bとは一体に形成される構造となっている。 励振電極131a,131b、引出電極133a,133b、は、例えば圧電片130にクロム(Cr)層が形成され、クロム層の上に金(Au)層が形成された構造である。
<第1パッケージ>
図2(a)は、図2(b)のA−Aで示された位置における、第1パッケージ120の断面図である。つまり図2(a)は、圧電デバイス100から、平板キャップ110及び圧電片130が取り外された状態の断面図である。図2(b)は、第1パッケージ120の平面図であり、圧電デバイス100から平板キャップ110及び圧電片130を取り外した状態の平面図である。また、図2(a)及び(b)には導電接着剤EBが塗布された状態を示している。
第1パッケージ120は、例えばセラミックスにより形成されており、図2(a)に示されるように、第1パッケージ120は2つの層により形成されている。第1層120aは平面状に形成されている。また、第1層120aの−Y軸側の面は実装面126aであり、実装端子125が形成される。第1層120aの+Y軸側には環状の第2層120bが配置される。そして環状の中央部はキャビティ121を形成する空間が形成されている。また、第2層120bの+Y軸側の面には接合面122が形成されている。接合面122は、第1パッケージ120と平板キャップ110とが接合される面である。
図2(a)に示されるように、第1パッケージ120の実装面126a(−Y軸側の面)に、実装端子125が形成される。実装面126aの反対側の面である底面126bに(+Y軸側の面)に接続配線124c、124d(図2(b)を参照)が配置されている。搭載パッド124a,124bが接続配線124c、124dに電気的に接続されている。搭載パッド124a,124bの平面視の形状は矩形形状であるが、この形状に限られず半円形状又は半楕円形状等でも良い。
図2(b)に示されるように、第1パッケージ120には、外壁の四隅から凹んだキャスタレーション127a、及び第1パッケージ120の短辺側の外壁の中央から内側に凹んだキャスタレーション127bが形成されている。キャスタレーション127bには、底面126bから実装面126aへと導通する導通配線128が配置されている。この導通配線128を介して、接続配線124c、124dはそれぞれ実装端子125に電気的に接続されている。なお、第1実施形態では、接続配線124と実装端子125とを、キャスタレーション127bに形成された導通配線128で接続する構造を採用したが、キャスタレーションを設けずに第1層120aを貫通する導通配線(ビア配線又は貫通電極)によって行う等、他の接続構造で接続しても良い。
図2(a)及び(b)に示されるように、搭載パッド124a,124bの−X軸側にZ軸方向に伸びるバンプ129が形成されている。このバンプ129は、搭載パッド124a,124bに塗布される導電接着剤EBが、−X軸側に流れ出ないようにするため及び圧電片130の端部を搭載するために設けられている。このバンプ129は、搭載パッド124a,124b又は接続配線124c、124dと同じ導電性材料、例えばタングステン(W)もしくはモリブデン(Mo)等で形成されてもよい。また、バンプ129は、セラミック材料に使用されるアルミナ等の絶縁性材料で形成されてもよい。なお、第1パッケージ120に形成される搭載パッド124a,124b、接続配線124c、124d及び実装端子125等の電極は、例えばタングステン層もしくはモリブデン層、その上に形成されるニッケル層及び金層により構成される。バンプ129が導電性材料である場合にはニッケル層及び金層が形成され、バンプ129が絶縁性材料である場合にはニッケル層及び金層が形成されない。
圧電デバイス100のサイズ、例えば実装面積が0.8×0.6mmのいわゆる0806サイズ、実装面積が3.2×2.5mmのいわゆる3225サイズ等によって変動するが、バンプ129の幅L1(X軸方向)は10μm〜100μmが好ましく、10μm〜50μmがさらに好ましい。また、バンプ129の高さH1(Y軸方向)は5μm〜30μm、さらに約10μmから20μmが好ましい。また、バンプ129は、第1パッケージ120の−X軸側の内壁122iから距離L3の位置に形成される。搭載パッド124a,124bの−X側の端も−X軸側の内壁122iから距離L3の位置または距離L3より短い位置まで形成されてもよい。距離L3は、圧電デバイス100のサイズによって変動するが、例えば20μm〜100μmが好ましい。なお、本実施形態では、バンプ129が設けられているので、多量の導電性接着剤EBが塗布されても、導電性接着剤EBが−X軸側の内壁122iと接することが少ない。一方バンプ129が設けられていないと、多量の導電性接着剤EBが塗布された場合に備えて、距離L3を長くとらなければならない。
圧電デバイス100(第1パッケージ120)は、ハンダでプリント基板等に実装される。この溶けたハンダは、第1パッケージ120の側面に形成される導通配線128にも付着する。導通配線128に付着したハンダの付き具合で、圧電デバイス100とプリント基板との接合状態を確認することができる。
<圧電片と第1パッケージとの接合>
圧電片130と第1パッケージ120との接合において、搭載パッド124a,124bに適正量の導電性接着剤EBが塗布されている。図2(b)の示されるように、X軸方向において、導電性接着剤EBの塗布された中央位置(PB)は、搭載パッド124a,124bの中央位置(PA)よりも−X軸側である。導電性接着剤EBが、搭載パッド124a,124bの中央位置(PA)よりも−X軸側であるため、導電性接着剤EBが多く塗られた場合でも、圧電片130の−Y軸側の励振電極131aに、導電性接着剤EBが付着しにくくなる。
図3(a)は、圧電デバイス100の断面図であり、図3(b)に示されたA−A断面の断面図である。図3(b)は、圧電デバイス100から平板キャップ110を取り外した平面図である。
圧電片130の引出電極133a,133bが導電性接着剤EBの位置に合うように位置決めされ、圧電片130が、不図示の搭載装置で−Y軸方向に押圧されて、圧電片130が搭載パッド124a,124bに搭載される。バンプ129は、導電性接着剤EBが多く塗られた場合でも、導電性接着剤EBが−X軸側に広がることを抑制している。導電性接着剤EBが多く塗られた場合でも、圧電片130の−Y軸側の励振電極131aに、導電性接着剤EBが付着しにくくなる。
(第2実施形態)
<第2パッケージ>
第2実施形態の圧電デバイス200は、第1実施形態の圧電デバイス100とパッケージ及び平板キャップが異なり、圧電片は同じである。図4は、圧電片130が搭載された圧電デバイス200の斜視図であり、理解を助けるため主要構成が分けて描かれている。第2実施形態では、圧電デバイス100とその構成が同じ部分は圧電デバイス100と同じ符号を付している。同じ構成についてはその説明を割愛する。
圧電デバイス200は、金属製のキャップ210と、セラミック製の第2パッケージ220と、圧電片130とにより構成されている。
圧電デバイス200では、セラミック製の第2パッケージ220の+Y軸側の面に圧電片130が搭載される。さらに圧電片130を密封するように金属製のキャップ210がセラミック製の第2パッケージ220の+Y軸側の面に搭載される。セラミック製の第2パッケージ220と金属製のキャップ210とが、接合剤である共晶合金EAを介して接合される。圧電デバイス200は、プリント基板等に実装される表面実装型の圧電デバイスである。図4では接合剤である共晶合金EAが平板の枠形状で描かれているが、共晶金属EAは、後述するフランジ面又は接合金属膜の少なくとも一方に設けられるものである。なお、図4には導電性接着剤EBは描かれていない。
金属製のキャップ210は、不図示の金型でプレスされて+Y軸方向に凹んだ凹部212を有する箱型形状に形成されている。また、金属製のキャップ210は、凹部211を囲む4枚の壁板212と、各壁板212の+Y軸側の辺に接合されている天井板213と、各壁板212の−Y軸側の辺に、壁板212から外側に折れ曲がるように環状に形成されるフランジ部214と、により構成されている。なお特に図示しないが、金属製のキャップに代えてセラミック製のキャップであってもよい。
セラミック製の第2パッケージ220は、平面視で矩形形状であり、上下の主面を有する平板226を有する。+Y軸側の面に一対の搭載パッド224a,224bが、セラミック製の平板226の底面226bに形成されている。各搭載パッド222は、導電性接着剤CA(図3参照)を介して圧電片130に電気的に接続される。また、4つの実装端子225が、セラミック製の第2パッケージ220の−Y軸側の面に形成される。Y軸方向に貫通する一対の貫通電極228(図3参照)がセラミック製の平板226に形成されている。搭載パッド224aは、導通配線である貫通電極228(図5を参照)を介して実装面226bの実装端子225に電気的に接続される。また、搭載パッド224bは、配線電極224d及び貫通電極228(不図示)を介して実装端子225に電気的に接続される。実装端子225は、第2実施形態では4つ形成されている。4つのうちの1つの実装端子225はアース端子であってもよい。圧電デバイス200は、実装端子225にハンダなどで、プリント基板などに実装される。
また、セラミック製の第2パッケージ220の+Y軸側の面に形成される電極の全体を囲むように、外周側に枠状の接合金属膜227が、平板226の+Y軸側の面に形成されている。この枠状の接合金属膜227はフランジ部224と対向し、共晶金属EAで金属膜227とフランジ部224とが接合する。枠状の接合金属膜227は、底面226bの外周端から所定幅で形成されている。枠状の接合金属膜227の外周端は平板226の外周端の位置と一致してもよい。搭載パッド224a,224b、配線電極224d及び枠状の接合金属膜227は、スクリーン印刷等で同時に形成されることが好ましい。接合時の接合金属膜227の厚み(Y軸方向)は10μmから25μm前後である。なお第2実施形態では、セラミック製の第2パッケージで説明したがガラス製や水晶製の第2パッケージでも良い。
搭載パッド224a,224bの−X軸側にZ軸方向に伸びるバンプ229が形成されている。このバンプ229は、搭載パッド224a,224bに塗布される導電接着剤EBが、−X軸側に流れ出ないようにするために及び圧電片130の端部を搭載するために、設けられている。このバンプ229は、搭載パッド224a,224bと同じ導電性材料で形成されてもよい。また、バンプ229は、セラミック材料に使用されるアルミナ等の絶縁性材料で形成されてもよい。
図5(a)は、図4のA−A断面の断面図であり、キャップ210が除かれて描かれた部分拡大図である。搭載パッド224aにバンプ229が設けられているので、多量の導電性接着剤EBが塗布されても、導電性接着剤EBが−X軸側のキャップ210の壁板212と接することが少ない。一方バンプ229が設けられていないと、多量の導電性接着剤EBが塗布された場合に備えて、距離L3を長くとらなければならない。
<その他の搭載パッド及びバンプの形状>
図5(b)は、別の形状のバンプを形成した平面拡大図である。
図5(b)に描かれた、搭載パッド224apは平面視で円形に形成されている。そしてこの搭載パッド224apの上にバンプ229cが形成されている。バンプ229cは円形の搭載パッド224apに沿うように平面視で円環状であり、円環の約1/3が−X軸側に形成されている。特に図示しないが、矩形状の搭載パッドに図5(b)に描かれた、バンプ229cを配置してもよいし、また円環状でなくても競技トラックの形状のようでもよい。
以上、最適な実施形態について詳細に説明したが、当業者に明らかなように、本発明はその技術的範囲内において実施形態に様々な変更・変形を加えて実施することができる。例えば、実施形態の圧電片130はATカットの水晶板を用いたが、SCカット、BTカット等の他のカット水晶片であっても良い。さらに圧電片はベベル加工された水晶片であっても良い。また実施形態では、励振部が平板上の圧電片130を開示したが、凸形状のメサ型振動片又は凹形状の逆メサ型振動片にも適用できる。また実施形態は、水晶振動子以外にも、発振回路を組み込んだICなどをベース部上に配置させた水晶発振子にも適用できる。
100,200 … 圧電デバイス
110,210 … キャップ
120,220 … パッケージ
121,211 … キャビティ
122 … 接合面
124a,124b,224a,224b… 搭載パッド
124c,124d,224c,224d … 接続配線
125、225 … 実装端子
126a,226a … 実装面
126b,226b … 底面
127a,127b … キャスタレーション
129,229 … バンプ
130 … 圧電片
131a,131b … 励振電極
133a,133b … 引出電極
EB … 導電性接着剤
EA … 共晶合金
PA … 搭載パッドの中央位置(X軸方向)
PB … 導電性接着剤の塗布された中央位置(X軸方向)

Claims (6)

  1. 第1面と第2面とを有する矩形のセラミック基板と、
    前記第1面から前記第2面へ導通する導通配線と、
    前記矩形のセラミック基板をなす一辺に近接した位置で前記第1面に形成され、前記導通配線と電気的に接続する配線を含む一対の搭載パッドと、
    前記搭載パッド上に積層される前記搭載パッドの面積よりも小さな一対のバンプと、を備え、
    前記バンプの中心位置が、前記搭載パッドの中心位置よりも前記一辺側にあるパッケージ。
  2. 第1面と第2面とを有する矩形のセラミック基板と、
    前記第1面から前記第2面へ導通する導通配線と、
    前記矩形のセラミック基板をなす一辺に近接した位置に及んで前記第1面に形成され、前記導通配線と電気的に接続する配線であって、かつ、前記一辺に近接した端部にて圧電片を導電性接着剤によって接続するための配線と、
    前記配線の前記一辺に近接した端部上に設けられ、前記圧電片の端部を搭載するため及び前記導電性接着剤が前記一辺側に及ぶのを抑制するためのバンプと、
    を備えるパッケージ。
  3. 平面視で、前記バンプが前記一辺と平行に形成された矩形形状を含む
    請求項1又は請求項2に記載のパッケージ。
  4. 前記バンプが絶縁性材料からなる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパッケージ。
  5. 前記バンプが前記搭載パッドと同一の導電性材料からなる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のパッケージ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のパッケージと、
    前記搭載パッドに搭載される圧電片と、を備え、
    前記パッケージと前記圧電片とが前記搭載パッドに塗布された導電性接着剤で接合される圧電デバイス。
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