JP2020145272A - 半導体ウエハ - Google Patents
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Abstract
【課題】本明細書は、オリエンテーションフラットやノッチなどのマーカを確実に検出できる技術を提供する。【解決手段】本明細書が開示する半導体ウエハは、透明または半透明である。半導体ウエハの一方の主平面と側面との間に傾斜面が備えられている。主平面を傾斜面の側へ延長した基準平面と傾斜面との間の角度がsin−1(1/Nw)以上である(Nwは前記半導体ウエハの屈折率)。他方の主平面に対して垂直な方向から光を照射すると入射光は傾斜面で全反射する。傾斜面の側から半導体ウエハを撮影すると、傾斜面に相当する領域が影となって現れるので、マーカを確実に検出できる。【選択図】図2
Description
本明細書が開示する技術は、半導体ウエハに関する。
半導体素子の材料である半導体ウエハの縁には、ノッチ、あるいは、オリエンテーションフラットが設けられている。オリエンテーションフラットは、円板形状の半導体ウエハの縁を主平面に対して垂直に切り落とした後の側面である。オリエンテーションフラットは、半導体ウエハを平面視したときに円周上の2点を通る直線、すなわち弦に相当する。ノッチやオリエンテーションフラットは、半導体ウエハの結晶方位を特定するために半導体ウエハの縁に設けられたマーカである(例えば、特許文献1、2)。オリエンテーションフラットの長さ(弦の長さ)は、SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)の規格で定められている。
半導体チップの製造工場では、一般に、画像処理装置を用いてオリエンテーションフラットやノッチを自動的に検出する。透明または半透明の半導体ウエハの場合、半導体ウエアの上側から光を照射しつつ、下側から半導体ウエハをカメラで撮影する。半導体ウエハの縁以外では光が透過し、縁では光が透過しない。カメラの画像では、半導体ウエハの縁(オリエンテーションフラットやノッチを含む)が線状の影となって現れる。画像処理装置は、画像の陰影からオリエンテーションフラットやノッチの位置を特定する。半導体ウエハの透明度が低いと、線状の影を検出するのに高い精度の画像処理装置が必要になる。本明細書は、精度の低い画像処置装置であってもオリエンテーションフラットやノッチを検出することのできる技術を提供する。
本明細書が開示する半導体ウエハは、透明あるいは半透明である。例えばシリコンカーバイト(SiC)の半導体ウエハは概ね透明である。半導体ウエハの一方の主平面と側面との間に傾斜面が備えられている。一方の主平面を傾斜面の側へ延長した基準平面と傾斜面との間の角度がsin−1(1/Nw)以上である。ここで、Nwは半導体ウエハの屈折率である。上記の角度条件を満たすと、半導体ウエハの他方の主平面側から垂直に入射した光は半導体ウエハを通り、傾斜面で全反射する。半導体ウエハの他方の主平面側から光を照射しつつ一方の主平面の側から半導体ウエハを撮影すると傾斜面が影となって現れる。それゆえ、精度の低い画像処理装置でも傾斜面を検出することができる。
上記した傾斜面を、半導体ウエハのオリエンテーションフラットあるいはノッチに隣接して設ける。そうすると、画像上では、オリエンテーションあるいはノッチを境に白い領域と黒い領域に分かれる。従って精度の低い画像処理装置であってもオリエンテーションフラットあるいはノッチを確実に検出することができる。オリエンテーションもノッチも半導体ウエハの縁に設けられたマーカである。上記した斜面は、オリエンテーションフラットあるいはノッチ以外のマーカ(半導体ウエハの縁に設けられた結晶方位特定用のマーカ)に隣接して設けられてもよい。
オリエンテーションフラットの場合、半導体ウエハの主平面と傾斜面との境界が直線であるとよい。特に、主平面と傾斜面との境界がオリエンテーションフラットと平行な直線であるとよい。傾斜面の側から撮影した画像において、傾斜面が太い直線状の影となって現れるので、オリエンテーションフラットを検出し易くなる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
(第1実施例)図1〜図3を参照して第1実施例の半導体ウエハ10を説明する。図1に、半導体ウエハ10の平面図を示し、図2に図1の破線矩形の領域を矢印F2の方向からみた図(部分拡大側面図)を示す。半導体ウエハ10は、シリコンカーバイト(SiC)の単結晶体で作られている。半導体ウエハ10の材料であるシリコンカーバイト(SiC)の単結晶体は、バンドギャップが3.20[eV]以上の半導体材料である。バンドギャップが3.20[eV]以上のシリコンカーバイトの単結晶体は透明である。すなわち、半導体ウエハ10は透明である。以下では、説明を簡略化するため、半導体ウエハ10を単にウエハ10と称する。
ウエハ10の縁には、オリエンテーションフラット12が設けられている。オリエンテーションフラット12は、もともとの円形のウエハ10の円周上の2点P1、P2を通る直線でウエハ10をカットした部分である。図1では、切り取られた部分を二点鎖線で示してある。
オリエンテーションフラット12は、ウエハ10における結晶方位を特定するために設けられている。オリエンテーションフラット12は、半導体ウエハ10に設けられた平坦な側面に相当する。図2に示すように、ウエハ10の一方の主平面(第1主平面14)と、オリエンテーションフラット12(すなわちウエハ10の側面)との間には傾斜面13が設けられている。図1の平面図では傾斜面は半導体ウエハ10の裏側に設けられるが、理解を助けるために、傾斜面13に相当する領域をグレーで示してある。図1と図2から理解されるように、傾斜面13はオリエンテーションフラット12に隣接して設けられている。別言すれば、傾斜面13はオリエンテーションフラット12に沿って設けられている。また、傾斜面13と第1主平面14との境界13aは、直線であり、ウエハ10を平面視したときにオリエンテーションフラット12に対して平行となる。説明の便宜のため、第1主平面14の反対側の主平面を第2主平面15と称する。
傾斜面13の利点を、図2を用いて説明する。ウエハ10は透明であるため、光を通す。太矢印線L1は、第2主平面15に対して垂直の方向からウエハ10に入射する光(入射光L1)を表している。図2の一点差線Ltは、傾斜面13の法線を示している。太矢印線L2は、傾斜面13で反射した光(反射光L2)を表している。
角度Ang1は、傾斜面13に対する入射光L1の入射角(入射角Ang1)を示している。入射角Ang1は、第1主平面14を傾斜面13の側へ拡張した基準平面Stと傾斜面13との間の角度Ang2に等しい。すなわち、入射角Ang1=角度Ang2である。
今、ウエハ10の屈折率を記号Nwで表すと、第2主平面15に垂直に入射した入射光L1が傾斜面13で全反射する臨界角AngCは、AngC=sin−1(1/Nw)となる。「1/Nw」の分子の「1」は空気の屈折率に相当する。入射角Ang1が臨界角AngC以上であると、第2主平面15に垂直に入射した入射光L1は傾斜面13で全反射する。角度Ang1=角度Ang2であるから、第1主平面14を傾斜面13の側へ拡張した基準平面Stと傾斜面13との間の角度Ang2がAngC=sin−1(1/Nw)以上であると、入射光L1は傾斜面13にて全反射する。
第2主平面15に対して垂直な方向からウエハ10に光を照射しつつ第1主平面14の側からウエハ10を撮影する。ウエハ10は透明であるから、ウエハ10を撮影した画像において、ウエハ10の輪郭を除いて白く写る。ただし、傾斜面13では入射光L1が全反射するので画像において傾斜面13に相当する領域は黒い影となる。また、ウエハ10の輪郭も光が通り難いので黒い線として現れる。その結果、第1主平面14の側から撮影した画像において、オリエンテーションフラット12に沿って太い直線状の影が現れる。第1主平面14の側から撮影したウエハ10の画像からオリエンテーションフラット12を検出し易くなる。特に、第1主平面14と傾斜面13の境界13aがオリエンテーションフラット12に対して平行であるので、傾斜面13に相当する影が太い直線となる。太い直線状の影は特に検出し易い。
図3に、オリエンテーションフラット12を検出する画像処理装置20の模式図を示す。ウエハ10は、透明な支持台22に載置される。ウエハ10の上方には照明21が配置されている。照明21は、第2主平面15に対して垂直な方向から光をウエハ10に照射する。ウエハ10の第1主平面14の側にはカメラ23が配置されている。カメラ23は、第2主平面15に対して垂直な方向からウエハ10に光を当てつつ第1主平面14の側からウエハ10を撮影する。カメラ23には画像処理装置20の画像処理コンピュータ24が接続されている。カメラ23が写した画像は画像処理コンピュータ24に送られる。図3には、画像処理コンピュータ24に送られた画像24aが示されている。先に述べた理由により、画像24aには、ウエハ10の輪郭18(オリエンテーションフラット12を含む輪郭)と、傾斜面13に相当する領域が黒い影19となって現れる。黒い影19は、オリエンテーションフラット12に平行な太い直線となって表れる。画像処理コンピュータ24に組み込まれている画像処理プログラムは、太い直線状の影19を認識し、オリエンテーションフラット12の位置を特定することができる。別言すれば、光の照射側とは反対側からウエハ10を撮影した画像では、オリエンテーションフラット12を境界に白い領域と黒い領域が隣り合うことになるので、精度の低い画像処理装置であってもオリエンテーションフラット12を確実に検出することができる。
傾斜面13と第1主平面14の境界13a(図1、図2参照)は、第1主平面14の法線方向からみてオリエンテーションフラット12と平行な直線である。それゆえ、傾斜面13に対応する領域が太い直線状の影となる。太い直線状の影は画像処理装置20で検出するのが容易である。傾斜面13を設けることで、精度の低い画像処理装置であってもオリエンテーションフラット12を確実に検出することができる。また、第1主平面14との境界がオリエンテーションフラット12と平行な直線となる傾斜面13は加工が容易である点も利点の一つである。
(第2実施例)図4から図6を参照して第2実施例のウエハ110(半導体ウエハ110)を説明する。図4は、ウエハ110の平面図である。図5は、図4のV−V線に沿ってカットしたウエハ110の断面図(部分断面図)である。ウエハ110も、シリコンカーバイト(SiC)の単結晶体で作られており、透明である。ウエハ110の縁にはノッチ112が設けられている。ノッチ112は、ウエハ110の結晶方位を特定するために設けられている。
ウエハ110の第1主平面114の側には縁を一巡する傾斜面113が設けられている。別言すれば、ウエハ110の第1主平面114と側面117(ノッチ112を含む側面)の間に第1主平面114を一巡する傾斜面113が設けられている。図4では、理解を助けるために傾斜面113をグレーで示してある。傾斜面113は、ノッチ113に隣接して設けられている。別言すれば、傾斜面113は、ウエハ110を平面視したときにノッチ112と重なるように設けられている。
第1主平面114を傾斜面113の側へ拡張した基準平面Stと傾斜面113との間の角度Ang2は、sin−1(1/Nw)以上である。ここで、記号Nwはウエハ110の屈折率を表している。角度Ang2≧sin−1(1/Nw)が成立するので、第2主平面115に対して垂直方向からウエハ110に入射した光(入射光L1)は傾斜面113にて全反射する。図5にて点線矢印L2が反射光を示している。
図6に、ノッチ112を検出する画像処理装置20の模式図を示す。ウエハ110は、透明な支持台22に載置される。ウエハ110の上方には照明21が配置されている。照明21は、第2主平面115に対して垂直方向から光をウエハ110に照射する。ウエハ110の第1主平面114の側にはカメラ23が配置されている。カメラ23は、第2主平面115に対して垂直方向からウエハ10に光を当てつつ第1主平面114の側からウエハ110を撮影する。カメラ23には画像処理コンピュータ24が接続されている。カメラ23が写した画像は画像処理コンピュータ24に送られる。図6には、画像処理コンピュータ24に送られた画像24bが示されている。第1実施例の場合と同様に、画像24bには、ウエハ110の輪郭118(ノッチ112の輪郭を含む)と、傾斜面113に相当する領域が影119となって現れる。傾斜面113は、ノッチ112に隣接して設けられているので、黒い影119の中に、ノッチ112の輪郭が現れる。ノッチ112を境に黒い領域と白い領域が分かれる。画像処理コンピュータ24に組み込まれている画像処理プログラムは、黒い領域と白い領域の境界になっているノッチ112を検出し、ノッチ112の位置を特定することができる。ノッチ112の輪郭を境界に白い領域と黒い領域が隣り合うことになるので、精度の低い画像処理装置であってもノッチ112を確実に検出することができる。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。シリコンカーバイト(SiC)の単結晶体の屈折率NwはNw=2.635である。ウエハ10、110がシリコンカーバイトの単結晶で作られている場合、全反射する臨界角AngCは、AngC=sin−1(1/2.635)=22.3[deg]となる。すなわち、第1主平面14(114)を傾斜面13(113)の側へ拡張した基準平面Stと傾斜面13(113)との間の角度Ang2が22.3[deg]度以上であると、入射光L1は傾斜面13(113)にて全反射し、オリエンテーションフラット12(ノッチ112)が検出し易くなる。半導体ウエハは、半透明であってもよい。
オリエンテーションフラットやノッチは、半導体ウエハの縁に設けられたマーカである。本明細書が開示する技術は、半導体ウエハの縁に設けられたマーカであれば、オリエンテーションフラットやノッチ以外のマーカに対しても適用可能である。傾斜面が、マーカに隣接して設けられていればよい。
主平面に垂直な方向から照射する光は、レーザ光であってもよい。レーザ光を走査しつつ照射し、傾斜面側から半導体ウエハを撮影し、撮影した画像からマーカを検出してもよい。
半導体ウエハの縁に設けられたマーカの検出方向は次の通りである。(1)基準平面Stに対する角度Ang2がsin−1(1/Nw)以上である(Nwは前記半導体ウエハの屈折率)傾斜面がマーカに隣接して設けられている半導体ウエハを準備する。半導体ウエハは透明あるいは半透明である。(2)傾斜面とは反対側の主平面に対して垂直方向から光を照射しつつ傾斜面の側から半導体ウエハを撮影する。(3)撮影した画像の陰影からマーカを特定する。画像では、マーカに隣接している傾斜面に相当する領域が影となって現れるので、マーカを確実に検出することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10、110:半導体ウエハ
12:オリエンテーションフラット
13、113:傾斜面
14、114:第1主平面
15、115:第2主平面
18、118:輪郭
19、119:影
20:画像処理装置
21:照明
22:支持台
23:カメラ
24:本体
112:ノッチ
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Claims (4)
- 半導体ウエハであり、
前記半導体ウエハは透明または半透明であり、
前記半導体ウエハの一方の主平面と側面との間に傾斜面が備えられており、
前記主平面を前記傾斜面の側へ延長した基準平面と前記傾斜面との間の角度がsin−1(1/Nw)以上である(Nwは前記半導体ウエハの屈折率)、半導体ウエハ。 - 前記傾斜面は、前記半導体ウエハの縁に設けられている結晶方位特定用のマーカに隣接して設けられている、請求項1に記載の半導体ウエハ。
- 前記マーカはオリエンテーションフラットとノッチの一方である、請求項2に記載の半導体ウエハ。
- 前記傾斜面は前記オリエンテーションフラットに隣接して設けられており、前記傾斜面と前記主平面との境界が直線である、請求項3に記載の半導体ウエハ。
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