JP2020143868A - 制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】室温が設定温度となると空気調和機は安定運転状態となることが多い。安定運転状態で低電力化を実現する制御が求められている。空気調和機の運転を低電力化する制御方法を提供する。【解決手段】制御装置は、空気調和機の制御装置であって、空気調和機が安定運転状態にあることを判定する判定部と、前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、プロセッサのクロック周波数を低下させるクロック周波数制御部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラムに関する。
空気調和機の室内機と室外機は、互いに通信しながら連携して動作する。例えば、室内機は、室内機の吸い込み温度とユーザが設定した設定温度に基づく圧縮機の回転数などの指令信号を室外機に送信し、室外機は、室内機からの指令に基づいて動作する。一方、室外機は、圧縮機の吐出側の温度や熱交換器の温度等の運転状態を示す情報を室内機へ送信する。室内機は、室外機から送信された情報を監視する。
特許文献1には、空気調和機が待機状態のときに、室外機のマイコンをスリープモードやスタンバイモードにして消費電力を抑制する技術が開示されている。
特開2012−47367号公報
室温が設定温度となると空気調和機は安定運転状態となることが多い。安定運転状態で低電力化を実現する制御が求められている。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、制御装置は、空気調和機の制御装置であって、空気調和機が安定運転状態にあることを判定する判定部と、前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、自装置が備えるプロセッサのクロック周波数を低下させるクロック周波数制御部と、を備える。
本発明の一態様によれば、前記判定部が、安定運転状態であると判定した後に、前記空気調和機が安定運転状態ではなくなったと判定すると、前記クロック周波数制御部は、前記プロセッサのクロック周波数を、通常運転時について定められた所定のクロック周波数に戻す。
本発明の一態様によれば、前記クロック周波数制御部は、圧縮機の制御に割り当てられたプロセッサ以外のプロセッサのクロック周波数を低下させる。
本発明の一態様によれば、前記制御装置は、前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、室内機と室外機を接続する通信回路を遮断する通信制御部、をさらに備える。
本発明の一態様によれば、前記制御装置は、前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、室内機と室外機との間の1回の通信に必要な電力を低下させる通信制御部、をさらに備える。
本発明の一態様によれば、前記制御装置は、前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、前記空気調和機が備える複数のセンサのうちの少なくとも一部への給電を遮断するセンサ給電制御部、をさらに備える。
本発明の一態様によれば、前記制御装置は、前記判定部が、安定運転状態であると判定した後に、人感センサまたは日射センサが検出した値に基づいて、前記安定運転状態の終了を予測する予測部、をさらに備え、前記予測部が、前記安定運転状態の終了を予測すると、前記クロック周波数制御部は、前記プロセッサのクロック周波数を、通常運転時について定められた所定のクロック周波数に戻す。
本発明の一態様によれば、空気調和機は、室内機と、室外機と、上記の何れかに記載の制御装置と、を備える。
本発明の一態様によれば、制御方法は、空気調和機の制御方法であって、空気調和機が安定運転状態にあることを判定するステップと、前記判定するステップで安定運転状態にあると判定すると、自装置が備えるプロセッサのクロック周波数を低下させるステップと、を有する。
本発明の一態様によれば、プログラムは、コンピュータを、空気調和機が安定運転状態にあることを判定する手段、前記判定する手段が安定運転状態にあると判定すると、自装置が備えるプロセッサのクロック周波数を低下させる手段、として機能させる。
本発明の実施形態による制御装置、空気調和機、制御方法及びプログラムによれば、空気調和機の低電力化を実現することができる。
本発明の第一実施形態による空気調和機の通信回路の一例を示す概略図である。 本発明の第一実施形態による室内機と室外機の通信を説明する図である。 本発明の第一実施形態による空気調和機の冷媒回路の一例を示す概略図である。 本発明の第一実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第一実施形態による低電力制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態による空気調和機の通信回路の一例を示す概略図である。 本発明の第二実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第三実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第三実施形態による低電力制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第四実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第四実施形態による低電力制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第五実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第五実施形態による制御情報の一例を示す図である。 本発明の第五実施形態による低電力制御の一例を示す第1のフローチャートである。 本発明の第五実施形態による低電力制御の一例を示す第2のフローチャートである。 本発明の第六実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の第六実施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の各実施形態における制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
<第一実施形態>
以下、本発明の第一実施形態による低電力化について図1〜図5を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態による空気調和機の通信回路の一例を示す概略図である。
空気調和機は、室内機100、室外機200を備える。室外機200の端子207は、室内機100の端子107、20ボルト電源の出力端子それぞれに接続される。室内機100の端子108は、室外機200の端子208に接続される。
室内機100は、制御装置10、フォトカプラ102、103、抵抗101、104、106、トランジスタ105等を備える。制御装置10は、受信用のフォトカプラ102の出力ダイオード、送信用のフォトカプラ103の発光ダイオードと接続されている。制御装置10はプロセッサ10aを備えている。
室外機200は、制御装置20、フォトカプラ203、204、抵抗201、202、206、トランジスタ205等を備える。制御装置20は、受信用のフォトカプラ203の出力ダイオード、送信用のフォトカプラ204の発光ダイオードと接続されている。制御装置20はプロセッサ20aを備えている。
20ボルト電源には、抵抗201、接続線301、抵抗101、フォトカプラ102、フォトカプラ103、トランジスタ105、抵抗106、接続線302、抵抗202、フォトカプラ203、フォトカプラ204、トランジスタ205が接続され、通信回路300を形成している。通常、制御装置10はフォトカプラ103の発光ダイオードに電流を流しフォトカプラ103をON(導通)とし、フォトカプラ103およびトランジスタ105を導通状態とする。また、制御装置20はフォトカプラ204をONとし、フォトカプラ204およびトランジスタ205を導通状態とする。つまり、通信回路300には電流が流れている。この状態を基本として、制御装置10はフォトカプラ103のON/OFFを切り替え、制御装置20は204のON/OFFを切り替えることにより、通信を行う。
具体的には、室内機100から室外機200へ制御情報を送信する場合、室内機100の制御装置10は、フォトカプラ103のON(導通)とOFF(非導通)を切り替える。このとき、室外機200では、制御装置20がフォトカプラ204をON(導通)の状態に維持する。制御装置10がフォトカプラ103のONとすると、20ボルト電源から、抵抗201、接続線301、抵抗101、フォトカプラ102、トランジスタ105、抵抗106、接続線302、抵抗202、フォトカプラ203の発光ダイオード、フォトカプラ203の出力トランジスタ、トランジスタ205の順で電流が流れる。このとき、室外機200の制御装置20には、フォトカプラ203の出力トランジスタから電流が供給される。制御装置20は、これをハイ信号(「1」)として受信する。一方、制御装置10がフォトカプラ103をOFFとすると、上記回路に電流は流れず、制御装置20には、フォトカプラ203から電流が供給されない。制御装置20は、これをロー信号(「0」)として受信する。このように室内機100から室外機200へ信号を送信する場合、通信回路300に電流が流れる状態を基本として、送信用のフォトカプラ103のONとOFFを切り替えることで、通信回路300における電流の非導通と導通を切り替える。すると、「0」と「1」で構成されるデジタル信号が生成され、室外機200の受信用のフォトカプラ203に伝わり、制御装置20に入力される。これにより、制御情報は、デジタル信号として室内機100から室外機200へ伝達される。
また、室外機200から室内機100へ室外機の運転状態を送信する場合、制御装置20は、フォトカプラ204のON(導通)及びOFF(非導通)を切り替える。このとき、室内機100では、制御装置10が、フォトカプラ103をON(導通)の状態に維持する。制御装置20がフォトカプラ204をONとすると、上記と同様にして電流が流れ、室内機100の制御装置10は、ハイ信号(「1」)を受信する。一方、フォトカプラ204をOFFとすると、上記回路に電流は流れず、制御装置10は、ロー信号(「0」)を受信する。このように、室外機200の送信用フォトカプラ204のONとOFFを切り替えることによりデジタル信号が生成され、当該デジタル信号は、通信回路300を通じて室内機100の受信用のフォトカプラ102に伝わり、制御装置10に入力される。これにより、制御情報は、デジタル信号として室外機200から室内機100へ伝達される。
室内機100と室外機200は、例えば、1秒に1回、制御情報の送受信を行う。例えば、制御装置10が、ユーザの設定に基づく運転指令値(例えば、冷房、暖房か、どの程度の強さで運転するか)を含んだ制御情報を上記のようにして送信し、これを制御装置20が受信する。制御装置20は、受信した制御情報に基づいて、圧縮機の回転数制御などを行う。それと並行して、制御装置20は、室内機100から送信された制御情報に対する応答として、室外機200に設けられた各種センサが検出した値を含む制御情報を、上記の方法によって室内機100へ送信する。室内機100では、制御装置10が、この制御情報を受信する。室内機100と室外機200は、室内機100を起点とする制御情報の送受信を1秒に1回(1往復)行う。制御情報を受信した制御装置10は、制御情報に含まれる室外機200のセンサ値に基づいて、室外機200の運転状態を評価し、適切な運転指令値を含む制御情報を生成する。制御装置10は、次の1秒に生成した制御情報を制御装置20へ送信し、その応答を制御装置20から受信する。図2にこの様子を示す。
図2は、本発明の第一実施形態による室内機と室外機の通信を説明する図である。
制御装置10は、所定の時間をかけて8ブロック長の制御情報を送信する(ポーリング)。8ブロック長の制御情報の各ビットは、フォトカプラ102のON/OFF制御によって生成された「0」と「1」で構成されている。制御装置20は、この制御情報を受信すると、所定の時間T2だけ待機して、8ブロック長の制御情報を送信する(リターン)。この制御情報を受信した制御装置10は、時間T3の間に指令値の算出などを行って、前回、制御情報を送信し終えてから所定の時間T1後に8ブロック長の制御情報を送信する(ポーリング)。制御装置10と制御装置20は、毎秒この通信処理を繰り返す。次に室内機100と室外機200に設けられた冷媒回路およびセンサについて説明する。
図3は、本発明の第一実施形態による空気調和機の冷媒回路の概略図である。
図3に示すように空気調和機は、圧縮機1、室外熱交換器2、膨張弁3、室内熱交換器4、四方弁5、それらを接続する冷媒配管6などを含む冷媒回路を備える。
圧縮機1は、冷媒を圧縮し、圧縮後の高温、高圧の冷媒を吐出する。暖房運転では、圧縮機1が吐出した冷媒は、四方弁5を介して室内熱交換器4に供給され、室内の空気へ放熱し、凝縮する。室内熱交換器4で凝縮した液冷媒は、膨張弁3によって減圧され、低圧の冷媒となる。低圧の冷媒は、室外熱交換器2へ供給され、外気から吸熱して気化する。気化した冷媒は、四方弁5を通過して圧縮機1へ吸入される。圧縮機1は低圧の冷媒を圧縮して高圧の冷媒を吐出する。
冷房運転では、制御装置20は、四方弁5の接続を切り替える。圧縮機1が吐出した高温、高圧の冷媒は、四方弁5を介して室外熱交換器2に供給され、外気へ放熱し凝縮する。凝縮した冷媒は膨張弁3によって減圧され、室内熱交換器4へ供給される。室内熱交換器4では、冷媒は、室内の空気からの吸熱により気化する。気化した冷媒は、四方弁5を通過して圧縮機1へ吸入される。圧縮機1は低圧の冷媒を圧縮して高温、高圧の冷媒を吐出する。図3に示す冷媒回路では、上記の過程が繰り返されて冷媒が循環する。冷媒が上記のように循環することで空気調和機は、暖房または冷房を行う。
室内機100には室内熱交換器4と制御装置10が設けられ、室内熱交換器4の例えば、出入口には、温度センサc11,c12が設けられている。また、室内機100の吸入口には、室内の温度と湿度を検出するための温度センサc13、湿度センサc14が設けられている。また、室内機100には、室内に存在する人を検知する目的で室内へ向けて人感センサc15が設けられている。また、室内への日差しを検出するために日射センサc16が設けられている。制御装置10は、各センサc11〜c15の検出した値を取得する。室外機200には、圧縮機1、膨張弁3、室外熱交換器2、四方弁5、制御装置20が設けられる。室外熱交換器2の例えば、出入口には、温度センサc21,c22が、圧縮機1の吐出側には温度センサc23が設けられている。また、室外機200には、外気温を検出する温度センサc24が設けられている。制御装置20は、各センサc21〜c24の検出した値を取得する。なお、図3に例示するセンサの数や位置は一例であってこれに限定されない。
制御装置10は、ユーザが設定した冷房、暖房などの運転モード、設定温度とセンサc13が検出する吸い込み温度との差に基づく運転指令値を含む制御情報を生成してデジタル信号の形式で制御装置20へ送信する。制御装置20は、センサc21〜c24が検出した温度を含む制御情報を生成してデジタル信号の形式で制御装置10へ送信する。そして、制御装置20は、制御装置10から受信した運転指令値に基づいて、圧縮機1の回転数を制御し、暖房運転または冷房運転を実行する。これらの処理は、制御装置10においてはプロセッサ10aが行い、制御装置20ではプロセッサ20aが行う。空気調和機が安定運転状態となると、制御装置20が送信する各センサc21〜c23による検出値の変動は小さくなる。また、それらの値に基づいて、制御装置10が算出する運転指令値の変動も小さくなる。安定運転状態であれば、同様の運転を維持すればよいので、毎秒、変化のない温度情報を送受信し、その情報に基づいて運転指令値を算出する処理を行わなくても、支障をきたすことなく空気調和機の運転を継続できると考えられる。本実施形態では、制御装置10のプロセッサ10aのクロック周波数を低下させ、低電力化を図る。
図4は、本発明の第一実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
室内機100の制御装置10は、データ取得部11と、操作受付部12と、判定部13と、送信部14と、受信部15と、記憶部16と、クロック周波数制御部17とを備える。
データ取得部11は、温度センサc11〜c13、湿度センサc14、人感センサc15、日射センサc16が検出した値を取得する。
操作受付部12は、ユーザが、リモコン等で指示した運転モードや設定温度の設定を受け付ける。
判定部13は、空気調和機が安定運転状態かどうかを判定する。安定運転状態とは、例えば、ユーザが指示した設定温度に変化が無く、各センサc11〜c13、c21〜c23が検出した値の変動が所定の範囲内で静定していることである。
送信部14は、データ取得部11が取得した各センサが検出した値や、操作受付部12が取得した設定温度、制御装置20から受信した各センサが検出した値等に基づいて、室外機200に対する運転指令値を算出する。また、送信部14は、フォトカプラ103のON/OFFを制御して、算出した運転指令値を含む制御情報を送信する。
受信部15は、フォトカプラ102を介して制御情報を受信する。受信部15は、受信した制御情報を分析し、温度センサc21〜S24が検出した温度などを取り出す。
記憶部16は、データ取得部11が取得した値など種々のデータを記憶する。
クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を変更する。例えば、安定運転状態のときには所定の値よりクロック周波数を低下させ、それ以外の運転状態では、クロック周波数を所定の設定値で動作させる。例えば、クロック周波数制御部17は、発振器の周波数に対する逓倍率を所定の値より小さくすることによりクロック周波数を低下させる。また、逓倍率を所定の値に戻すことにより、クロック周波数を通常運転時について定められた設定値に戻す。
室外機200の制御装置20は、データ取得部21と、受信部22と、送信部23と、記憶部24と、を備える。
データ取得部21は、温度センサc21〜c24が検出した値を取得する。
受信部22は、フォトカプラ203を介して制御情報を受信する。受信部22は、受信した制御情報を分析し、運転指令値を取り出す。
送信部23は、フォトカプラ204のON/OFFを制御して、各センサc21〜c24が検出した値を含む制御情報を送信する。
記憶部24は、データ取得部21が取得した値など種々のデータを記憶する。
制御装置10、20は上記した機能以外にも種々の機能を有するが、本実施形態に関係のない機能の説明は省略する。例えば、制御装置20は、制御装置10から受信した運転指令値に基づいて、圧縮機1を制御する。
図5は、本発明の第一実施形態による低電力制御の一例を示すフローチャートである。
前提として、制御装置10と制御装置20は、毎秒1回、制御情報の送受信を行っている。まず、室内機100の制御装置10が、センサの検出値を取得する(ステップS11)。具体的には、データ取得部11が、温度センサc11〜c13、湿度センサc14、人感センサc15などが検出した値を取得し、これらを判定部13へ出力する。また、室外機200では、データ取得部21が、温度センサc21〜c24の検出値を取得し、これらを送信部23へ出力する。送信部23は、これらの値を含んだ制御情報を生成し、室内機100へ送信する。室内機100では、受信部15が、制御情報を受信する。受信部15は、制御情報を分析して、各温度センサc21〜c24が検出した温度を判定部13へ出力する。
次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。判定部13は、温度センサc11〜c13、温度センサc21〜c23の計測値を、例えば、数分間監視し、温度センサc13が検出した温度と設定温度との差が0.5℃以内で、且つ各センサの値の変動が所定の範囲内(例えば、±0.5℃)であれば安定運転状態であると判定する。また、温度センサc13と設定温度の差が0.5℃以上乖離したり、数分間における温度センサc11〜c13、温度センサc21〜c23の検出値が0.5℃以上変動したりする場合、判定部13は、安定運転状態ではないと判定する。判定部13は、判定の結果を送信部14とクロック周波数制御部17へ出力する。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を維持する。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を運転に支障が出ない所定の値まで低下させる(ステップS13)。なお、制御装置20のプロセッサ20aについては、圧縮機1のインバータ制御の精度を維持するため、安定運転時においてもクロック周波数の低下を行わない。
クロック周波数を低下させた後も制御装置10では、ステップS11と同様に、判定部13が、室内機100および室外機200で各センサc11〜c13、c21〜c24によって検出された値や、ユーザによる設定温度などの情報を取得し(ステップS14)、空気調和機が安定運転状態であるか否かを判定する(ステップS15)。判定部13は、判定の結果をクロック周波数制御部17へ出力する。
安定運転状態が継続している場合(ステップS15;Yes)、ステップS14以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を低下させたままとする。一方、安定運転状態ではなくなった場合(ステップS15;No)、クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を低下前の値に戻す。
一般に空気調和機の運転状態にかかわらず、室内機は所定の制御周期で各種処理を行っている。しかし、空気調和機が安定した状態で運転している場合、毎回、変化のない温度データ等を受信し、それらの値に基づいて同様の運転指令値を算出する可能性がある。このような処理は、空気調和機の運転に悪影響を及ぼさない範囲で簡略化したり、実行間隔を長くしたりすることができる。そこで、本実施形態では、空気調和機の運転状態が安定している間は、クロック周波数制御部17がプロセッサ10aのクロック周波数を低下させる。これにより、プロセッサ10aを高速で動作させる電力を削減し低電力化することができる。
また、従来、空気調和機が待機状態のときに制御装置をスリープモードやスタンバイモードといった低消費電力モードに移行させる技術は提供されているが、本実施形態の制御装置10によれば、運転中の空気調和機において省電力化を図ることができる。
<第二実施形態>
以下、本発明の第二実施形態による通信制御について図6〜図7を参照して説明する。
第一実施形態では、圧縮機1のインバータ制御を維持する必要があるため、制御装置20のプロセッサ20aのクロック周波数は低下させずに制御装置10のプロセッサ10aのクロック周波数のみを低下させた。
第二実施形態では、制御装置20にインバータ制御用のプロセッサ20bを設け、プロセッサ20bのクロック周波数は維持したまま、制御装置10のプロセッサ10a、制御装置20のプロセッサ20aのクロック周波数を低下させて省電力化を図る。
以下、本発明の第二実施形態に係る構成のうち、本発明の第一実施形態と同じ構成、処理には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。
図6は、本発明の第二実施形態による空気調和機の通信回路の一例を示す概略図である。
第二実施形態に係る空気調和機では、制御装置20がプロセッサ20a、20bを備える。プロセッサ20aは、通信処理や図示しないファンの回転数制御に割り当てられている。プロセッサ20bは、圧縮機1のインバータ制御に割り当てられている。
図7は、本発明の第二実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置20は、第一実施形態の構成に加え、クロック周波数制御部25を備えている。また、制御装置10の構成は、第一実施形態と同様であるが、送信部14´は、判定部13が安定運転状態であると判定している間、制御情報に安定運転状態であることを示すフラグを含めて室外機200へ送信する。また、制御装置20の受信部22´は、このフラグを検出すると、クロック周波数制御部25へ出力する。
図5のフローチャートを参照して第二実施形態の低電力制御について説明する。ステップS13にて、クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を所定の値まで低下させる。クロック周波数制御部25は、制御信号にフラグが含まれていることに基づいて、プロセッサ20aのクロック周波数を所定の値まで低下させる(ステップS13)。低下後のプロセッサ10aとプロセッサ20aのクロック周波数は、同じ値でもよいし異なる値でもよい。
また、ステップS15の判定にて、安定運転状態が継続していると判定された場合(ステップS15;Yes)、クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を低下させたままとする。クロック周波数制御部25は、プロセッサ20aのクロック周波数を低下させたままとする。
また、ステップS16にて、クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を低下前の元の値に戻す。クロック周波数制御部25は、制御信号にフラグが含まれなくなったことに基づいて、プロセッサ20aのクロック周波数を低下前の元の値に戻す。
本実施形態によれば、制御装置10に加え、制御装置20のプロセッサのクロック周波数を低下させるので、空気調和機の運転中における低電力化を実現することができる。
<第三実施形態>
以下、本発明の第三実施形態による通信制御について図8〜図9を参照して説明する。
第一実施形態、第二実施形態では、安定運転状態でなくなるとクロック周波数を元の状態へと戻した。第三実施形態では、人感センサc15、日射センサ16cが検出するデータを利用して、安定運転を継続できなくなるタイミングを予測し、先行的に元のクロック周波数に戻す制御を行う。以下、本発明の第三実施形態に係る構成のうち、本発明の第一、第二実施形態と同じ構成、処理には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。また、第三実施形態に係る構成は、第一実施形態、第二実施形態の何れとも組み合わせることが可能であるが、第一実施形態と組み合わせた場合の構成例を示す。
図8は、本発明の第三実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置10は、第一実施形態の構成に加え、予測部18を備えている。
予測部18は、人感センサc15、日射センサ16cの検出値のうちの少なくとも1つを用いて、近い未来に安定運転状態でなくなることを予測する。例えば、人感センサc15が人を検出しない状態から人を検出する状態に変化すると、予測部18は、近い未来に安定運転状態でなくなると予測する。また、予測部18は、例えば、日射センサ16cが検出する日射量の変化を熱量に換算し、換算した熱量が室内の温度に与える影響を、所定の予測式から算出し、その影響が閾値より大きい場合、安定運転状態でなくなると予測する。予測部18は、予測結果をクロック周波数制御部17へ出力する。
図9は、本発明の第三施形態による低電力制御の一例を示すフローチャートである。
制御装置10と制御装置20は、毎秒1回の通信を行っている。制御装置10は、センサの検出値を取得する(ステップS11)。次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を維持する。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を低下する(ステップS13)。次に判定部13は、図5のフローチャートのステップS14以降の処理を行う。本実施形態では、その処理と並行して、予測部18が、データ取得部11が取得した人感センサc15、日射センサc16の検出値を取得する(ステップS142)。予測部18は、安定運転状態が近い未来に終了するかどうかを予測する(ステップS152)。安定運転状態の終了を予測しない場合(ステップS153;No)、ステップS142以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を低下させたまま維持する。安定運転状態の終了が予測された場合(ステップS153;Yes)、クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を低下前の値に戻す(ステップS16)。
本実施形態によれば、空気調和機の運転状態の変化が、実際に温度センサ11c〜13c、温度センサ21c〜23cが検出する温度に現れる前に、安定運転状態から変化することを予測し、先行的に制御装置10のクロック周波数を元に戻すことができる。これにより、制御の応答遅れを防ぎ、省電力化を達成しつつ、ユーザの快適性を維持することができる。
<第四実施形態>
以下、本発明の第四実施形態による低電力制御について図10〜図11を参照して説明する。
第四実施形態では、プロセッサのクロック周波数の低下による省電力化に加え、室内機100と室外機200との間の通信回路300を遮断して、さらなる低電力化を図る。以下、本発明の第四実施形態に係る構成のうち、本発明の第一〜第三実施形態と同じ構成、処理には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。また、第四実施形態に係る構成は、第一〜第三実施形態の何れとも組み合わせることが可能であるが、第一実施形態と組み合わせた場合の構成例を示す。
図10は、本発明の第四実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置10は、第一実施形態の構成に加え、通信遮断部19を備えている。また、制御装置10は、送信部14に代えて送信部14aを備えている。
通信遮断部19は、空気調和機の運転状態が安定運転状態となると、フォトカプラ103をOFFにして、通信回路300を遮断する。つまり、通信回路300に電流が流れない状態とする。また、通信遮断部19は、安定運転状態中も、室内機100と室外機200が通信を行うタイミングに合わせて、所定の時間間隔でフォトカプラ103をONにして、通信可能なように通信回路300を接続する。
送信部14aは、第一実施形態で説明した送信部14の機能に加え、制御装置20へ制御情報を送信するインターバルを変更する機能を備えている。例えば、空気調和機の通常運転時には、送信部14aは、毎秒1回の送信を行う。また、空気調和機が、安定運転状態のときには、送信部14aは、例えば、1分に1回の割合で制御情報の送信を行う。送信部14aは、通信頻度を低下させる場合、低電力通信を行うことを示すフラグ(以下、低電力フラグと記載する。)を含む制御情報を送信する。
制御装置20は、受信部22、送信部23に代えて受信部22a、送信部23aを備えている。
受信部22aは、第一実施形態で説明した受信部22の機能に加え、室内機100から受信した制御情報に低電力フラグが含まれていれば、このフラグを送信部23aへ出力する機能を備える。
送信部23aは、第一実施形態で説明した送信部23の機能に加え、制御装置10へ制御情報を送信する頻度を変更する機能を備えている。例えば、受信部22aが受信した制御情報に低電力フラグが含まれていないことに基づいて、毎秒1回の送信を行う。また、低電力フラグが含まれている場合、送信部23aは、例えば、1分に1回、制御情報の送信を行う。
図11は、本発明の第四実施形態による低電力制御の一例を示すフローチャートである。
制御装置10と制御装置20は、毎秒1回の通信を行っている。制御装置10は、センサの検出値を取得する(ステップS11)。次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を維持する。また、通信遮断部19は、通信回路300の通電状態を維持する。つまり、フォトカプラ103をOFFとしない。また、送信部14は、制御装置10と制御装置20の間の通信の頻度を維持する。具体的には、送信部14は、低電力フラグを含まない所定の形式で制御情報を毎秒1回送信する。これを受けて制御装置20の送信部23は、室外機200の各センサc21〜c24の検出値を毎秒1回送信する。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、制御装置10は、制御装置20との通信頻度および制御装置10自身のクロック周波数を低下させる(ステップS133)。クロック周波数の低下については、第一実施形態と同様である。また、通信頻度については、まず、送信部14aが、低電力フラグを含む制御情報を送信する。受信部22aは、受信した制御情報を分析し、低電力フラグを送信部23aへ出力する。これを受けて送信部23aは、室外機200のセンサの検出値を毎分1回送信する。これと並行して、通信遮断部19は、送信部14が低電力フラグを含む制御情報を送信した後、通信回路300を遮断する。つまり、フォトカプラ103をOFFとする。これにより、通信回路300には電流が流れず、遮断前に比べ低電力化される。そして、室内機100と室外機200が通信するタイミングに合わせてフォトカプラ103をONとする。これにより、通信回路300が通電状態となり、通信可能な状態となる。なお、送信部14aは、低電力フラグを含む制御情報を毎分1回送信してもよいし、初回だけ低電力フラグを含む制御情報を送信し、2回目以降の信号には、低電力フラグを含めずに毎分1回の頻度で制御情報を送信してもよい。一旦、判定部13が安定運転状態であると判定すると、送信部14aが低電力フラグを含む制御情報を送信したことを契機に、制御装置10と制御装置20とは、1分間に1回の頻度で通信を行う。例えば、送信部14aは、データ取得部11が取得した最新の検出値を制御装置20へ送信する。送信部23aも、データ取得部21が取得した最新の検出値を制御装置10へ送信する。また、通信遮断部19は、1分のうち制御装置10と制御装置20とが通信に要する時間だけフォトカプラ103をONとし、残りの時間はフォトカプラ103をOFFとする。例えば、図2に例示する通信方法で1往復のやり取りで、互いに必要な情報を送受信できるのであれば、1秒間だけONとし、残りの時間をOFFとする。あるいは、必要なデータの送受信に、例えば、10回の通信が必要であれば、1分間のうち10秒だけONとし、他の時間はOFFとする。
通信頻度およびクロック周波数を低下させている間も、判定部13は、温度センサc11〜c13、温度センサc21〜c23などが検出した値を取得し(ステップS14)、空気調和機が安定運転状態であるか否かを判定する(ステップS15)。判定部13は、判定の結果を送信部14a、通信遮断部19へ出力する。
安定運転状態が継続している場合(ステップS15;Yes)、ステップS14以降の処理を繰り返す。制御装置10と制御装置20とは、1分間に1回の頻度の通信を継続する。また、クロック周波数制御部17は、制御装置10のプロセッサのクロック周波数を低下させたままとする。一方、安定運転状態ではなくなった場合(ステップS15;No)、送信部14aは、通信頻度を1秒に1回の頻度に戻す。また、クロック周波数制御部17は、制御装置10のプロセッサのクロック周波数を低下前の値に戻す(ステップS163)。例えば、送信部14aは、通信頻度を通常時に戻すことを意味するフラグを含んだ制御情報を生成し、室外機200へ送信する。あるいは、安定運転状態の間、毎回、低電力フラグを含む制御情報を送信していた場合、低電力フラグを含まない制御情報を送信する。室外機200では、受信部22aが受信した制御情報に含まれるフラグを送信部23へ出力する。送信部23aは、フラグの有無に基づいて、室内機100による通信頻度の変更指示を検出する。送信部23aは、1秒に1回、データ取得部21が取得した各センサの検出値を室内機100へ送信する。また、通信遮断部19は、送信部14aが通信頻度を通常時に戻すことを意味するフラグを含む制御情報を送信した後、フォトカプラ103をONの状態に維持する。つまり、通信回路300を通電状態のままとする。これにより、1秒に1回の通信を行うことができる。
本実施形態によれば、制御装置10のクロック周波数の低下に加え、通信回路300の遮断による低電力化により、第一実施形態〜第三実施形態と比較して、さらに低電力化することができる。
<第五実施形態>
以下、本発明の第五実施形態による低電力制御について図12〜図15を参照して説明する。
第五実施形態では、プロセッサのクロック周波数の低下による省電力化に加え、室内機100と室外機200との間の通信回路300を遮断してロー信号を送信する機会を増やし、さらなる低電力化を図る。以下、本発明の第五実施形態に係る構成のうち、本発明の第一〜第四実施形態と同じ構成、処理には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。また、第五実施形態に係る構成は、第四実施形態を除く、第一〜第三実施形態の何れとも組み合わせることが可能であるが、第一実施形態と組み合わせた場合の構成例を示す。
図12は、本発明の第五実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置10は、第一実施形態の判定部13、送信部14に代えて判定部13b、送信部14bを備えている。
判定部13bは、第一実施形態で説明した判定部13の機能に加え、室内機100が備える温度センサc11〜c13の検出値に基づいて、室内機100が安定運転状態かどうかを判定する機能を備えている。
送信部14bは、第一実施形態で説明した送信部14の機能に加え、判定部13bが、空気調和機又は室内機100が安定運転状態と判定すると、ロー信号を多く含む制御情報(以下、ロー制御情報と記載する。)を室外機200へ送信する。
制御装置20は、第一実施形態の構成に加え判定部26を備えている。また、制御装置20は、第一実施形態の送信部23に代えて送信部23bを備えている。
判定部26は、室外機200が備える温度センサc21〜c23が検出した温度に基づいて、室外機200が安定運転状態かどうかを判定する。
送信部23bは、第一実施形態で説明した送信部23の機能に加え、判定部26が、室外機200が安定運転状態と判定すると、ロー信号を多く含むロー制御情報を室内機100へ送信する。
図13は、本発明の第五実施形態による制御情報の一例を示す図である。
制御装置10と制御装置20は、図13に例示する構成を有する制御信号を互いに送受信する。上述の通り、通常、通信回路300は導通状態にある。従って、制御装置10や制御装置20が、制御信号を送信する場合、まずスタートビットとしてロー信号を送信する。例えば、制御装置10から制御装置20へ制御情報を送信する場合、送信部14bは、まずスタートビットとして、フォトカプラ103をOFFとする。次に送信部14bは、スタートビットの送信の後に8ビットのデータを送信する。8ビットのデータには、送信すべき情報(運転指令値やセンサの検出値)に応じて、ハイ信号とロー信号が混在する。続いて送信部14bは、チェックサム用のパリティビットと、ストップビットを送信する。ストップビットはハイ信号である。同様に送信部23bは、ロー信号(スタートビット)に続く、8ビットのデータ、パリティビット、ストップビットを送信する。送信部14bと送信部23bは、このような構成を有する信号を1ブロックとする8ブロックで構成された制御情報の送受信を、1秒に1回行う。
また、本実施形態では、空気調和機が安定運転状態となると、8ビットのデータをロー信号で構成したロー制御情報を送受信する。例えば、送信部14bは、8ブロックのうち先頭ブロックの8ビットのデータに当該信号がロー制御情報であることを示すデータを格納し、続く7ブロックにおける8ビットのデータには、全てロー信号を格納したロー制御情報を送信する。ロー信号を送信するときにはフォトカプラ103をOFFにするので、この間、通信回路300には電流が流れない。つまり、ロー信号を多く含む制御情報を送信すれば、その分、電力消費が抑制される。送信部23bも同様に、空気調和機が安定運転状態となると、温度センサ21c〜21cが検出した温度の代わりにロー信号を格納した上記構成を有するロー制御情報を送信する。
そして、室内機100が安定運転状態ではなくなると、送信部14bは、8ビットデータに運転指令値を格納した制御情報を送信する。また、室外機200が安定運転状態ではなくなると、送信部23bは、8ビットデータに温度センサ21c〜21cが検出した温度を格納した制御情報を送信する。
図14は、本発明の第五実施形態による低電力制御の一例を示す第1のフローチャートである。
制御装置10と制御装置20は、毎秒1回の通信を行っている。制御装置10は、センサの検出値を取得する(ステップS11)。次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を維持する。送信部14bは、運転指令値を含む制御情報を送信する。送信部23bは、温度センサc21〜c23が検出した温度を含む制御情報を送信する。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、制御装置10は、クロック周波数を低下させ、ロー制御情報を送受信する(ステップS134)。クロック周波数については第一実施形態と同様である。送信部14bは、所定の規則に従ってロー制御情報を生成し、室外機200へ送信する。例えば、送信部14bは、8ブロックのうち、1ブロック目の8ビットデータ部にロー制御情報であることを示す情報を格納し、8ビットデータ部に運転指令値ではなくロー信号を格納した2〜8ブロックで構成されたロー制御情報を送信する。室外機200では、受信部22がロー制御情報を受信する。ロー制御情報が受信したことに基づいて、送信部23bは、温度センサc21〜c23等の検出値を含まないロー制御情報を送信する。室内機100では、受信部15がロー制御情報を受信する。
クロック周波数を低下させて、ロー制御情報を送信している間、判定部13bは、室外機200の運転状態を把握することができない為、室内機100の運転状態を監視する。判定部13bは、温度センサc11〜c13等が検出した値を取得し(ステップS144)、室内機100が安定運転状態であるか否かを判定する。また、判定部13bは、受信部15がロー制御情報を受信したか否かを判定する(ステップS154)。受信部15がロー制御情報を受信しない場合、室外機200では安定運転状態ではなくなったことを意味する。
室内機100の安定運転状態が継続しており、且つ、室外機200からロー制御情報を受信した場合(ステップS154;Yes)、ステップS144以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17は、制御装置10のプロセッサのクロック周波数を低下させたままとする。また、制御装置10と制御装置20とはロー制御情報の送受信を継続する。
一方、上記の何れかの条件を満たさなくなった場合(ステップS154;No)、クロック周波数制御部17は、制御装置10のプロセッサのクロック周波数を低下前の値に戻す。また、送信部14bは、ロー制御情報の送信を終了する。そして、送信部14bは、データ取得部11が取得した温度センサc11〜c13等による最新の検出値、室外機200から取得した最新の温度センサc21〜c23等による検出値、操作受付部12が取得した最新の運転モード(冷房、暖房)、最新の設定温度などに基づいて算出された運転指令値を含む制御情報を送信する(ステップS164)。
図15は、本発明の第五実施形態による低電力制御の一例を示す第2のフローチャートである。図15を用いて、制御装置20側の処理についてより詳しく説明する。
受信部22は、室内機100から送信された制御情報を受信する。受信部22は、受信した制御情報が、ロー制御情報か否かを判定する(ステップS21)。ロー制御情報を受信していない場合(ステップS21;No)、室内機100から送信される制御情報の受信を継続して行う。ロー制御情報を受信した場合(ステップS21;Yes)、受信部22は、その旨を送信部23b、判定部26へ通知する。すると、送信部23bは、ロー制御情報の送信を開始する(ステップS22)。また、判定部26は、室外機200の運転状態を監視する(ステップS23)。例えば、判定部26は、データ取得部21が取得した温度センサc21〜c23による検出値の変動が所定の範囲内(例えば、0.5℃)の場合、室外機200は安定運転状態であると判定し、温度の変動が所定の範囲を超える場合、室外機200は安定運転状態ではないと判定する。
判定部26は、室外機200は安定運転状態か否か、および、受信部22がロー制御情報を受信したか否かを判定する(ステップS24)。受信部22がロー制御情報を受信しない場合、室内機100が安定運転状態ではなくなったことを意味する。
室外機200の安定運転状態が継続しており、且つ、室内機100からロー制御情報を受信した場合(ステップS24;Yes)、ステップS23以降の処理を繰り返す。送信部23bは、ロー制御情報の送信を継続する。
一方、上記の何れかの条件を満たさなくなった場合(ステップS24;No)、送信部23bは、ロー制御情報の送信を終了する。そして、送信部23bは、データ取得部21が取得した温度センサc21〜c23による最新の検出値を含む制御情報を送信する(ステップS25)。
本実施形態によれば、制御装置10のクロック周波数の低下に加え、ロー制御情報の送信(通信回路300の遮断)による低電力化により、第一実施形態〜第三実施形態と比較して、空気調和機の運転をさらに低電力化することができる。
<第六実施形態>
以下、本発明の第五実施形態による低電力制御について図16〜図17を参照して説明する。
第六実施形態では、通信頻度の低下による省電力化に加え、温度センサc11〜c13、c21〜c24への給電を停止して、さらなる低電力化を図る。以下、本発明の第五実施形態に係る構成のうち、本発明の第一〜第五実施形態と同じ構成、処理には同じ符号を付し、それらの説明を省略する。また、第六実施形態に係る構成は、第一〜第五実施形態の何れとも組み合わせることが可能であるが、第一実施形態と組み合わせた場合の構成例を示す。
図16は、本発明の第六実施形態による制御装置の一例を示す機能ブロック図である。
制御装置10は、第一実施形態の構成に加え、センサ給電制御部1Aを備えている。制御装置10は、第一実施形態の送信部14に代えて送信部14cを備えている。
センサ給電制御部1Aは、制御装置10が備える温度センサc11〜c13、湿度センサc14等への給電を制御する。例えば、空気調和機が安定運転状態のときには、センサ給電制御部1Aは、温度センサc11〜c13への給電を所定の周期で断続的に行う。また、センサ給電制御部1Aは、それ以外の運転状態のときに温度センサc11〜c13への給電を継続的に行う。
送信部14cは、第一実施形態で説明した送信部14の機能に加え、判定部13が、空気調和機が安定運転状態と判定すると、安定運転状態であることを示すフラグ(以下、安定フラグと記載する。)を含む制御情報を送信する。
制御装置20は、第一実施形態の構成に加え、センサ給電制御部2Aを備えている。制御装置20は、第一実施形態の受信部22に代えて受信部22cを備えている。
センサ給電制御部2Aは、制御装置20が備える温度センサc21〜c24への給電を制御する。例えば、安定運転状態のときには、センサ給電制御部2Aは、温度センサc21〜c24への給電を所定の周期で断続的に行う。また、センサ給電制御部2Aは、それ以外の運転状態のときに、温度センサc21〜c23への給電を継続的に行う。
受信部22cは、第一実施形態で説明した受信部22の機能に加え、受信した制御情報に安定フラグが含まれていた場合、その旨をセンサ給電制御部2Aへ出力する。
図17は、本発明の第六施形態による通信制御の一例を示すフローチャートである。
制御装置10と制御装置20は、毎秒1回の通信を行っている。また、温度センサc11〜c13、温度センサc21〜c23等へは常時給電されている。制御装置10は、センサの検出値を取得する(ステップS11)。次に判定部13は、空気調和機の運転が安定運転状態か否かを判定する(ステップS12)。安定運転状態ではないと判定した場合(ステップS12;No)、ステップS11以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を維持する。また、センサ給電制御部1A、2Aは各センサへの給電を常時行う。
安定運転状態であると判定した場合(ステップS12;Yes)、クロック周波数制御部17は、プロセッサ10aのクロック周波数を低下させる。また、センサ給電制御部1Aは、センサへの給電を所定の時間間隔で行うよう制御を切り替える(ステップS135)。例えば、センサ給電制御部1Aは、10秒を1サイクルとして、9秒間は給電を停止し、1秒間だけ給電を行う。また、送信部14cは、安定フラグを含む制御情報を送信する。制御装置20では、受信部22cが安定フラグを含む制御情報を受信したことに基づいて、センサ給電制御部2Aが、温度センサc21〜c24への給電を所定の時間間隔で行うよう制御を切り替える。例えば、センサ給電制御部2Aは、10秒を1サイクルとして、9秒間は給電を停止し、1秒間だけ給電を行う。また、送信部23は、温度センサc21〜c23が検出した最新の値を1秒ごとに送信する。つまり、送信される制御情報は、10秒に1回の頻度で更新される。
クロック周波数を低下させ、センサへの給電を断続的に行っている間も、判定部13は、温度センサc11〜c13、温度センサc21〜c23などの検出値を取得し(ステップS14)、空気調和機が安定運転状態であるか否かを判定する(ステップS15)。判定部13は、判定の結果を送信部14c、クロック周波数制御部17、センサ給電制御部1Aへ出力する。
安定運転状態が継続している場合(ステップS15;Yes)、ステップS14以降の処理を繰り返す。クロック周波数制御部17はプロセッサ10aのクロック周波数を低下させたままとする。また、センサ給電制御部1Aおよびセンサ給電制御部2Aは、センサへの給電を10秒のうち1秒だけ行う。一方、安定運転状態ではなくなった場合(ステップS15;No)、クロック周波数制御部17はプロセッサ10aのクロック周波数を低下前の値に戻す。また、センサ給電制御部1Aおよびセンサ給電制御部2Aは、各センサへの給電を常時行う(ステップS165)。なお、室外機200では、受信部22cが受信した制御情報に安定フラグが含まれていないことに基づいて、センサ給電制御部2Aが、温度センサc21〜c24への給電方法を変更する。
本実施形態によれば、クロック周波数の低下による低電力化に加え、センサへの供給する電力を低下させることで、第一実施形態と比較して、さらに低電力化することができる。
なお、給電を停止するセンサは、上記センサのうちの一部であってもよい。例えば、室外機200の温度センサc21〜c24のみ給電を停止するようにしてもよい。
図18は、本発明の各実施形態における制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。コンピュータ900は、CPU901に代えて、MPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサを備えていてもよい。
上述の制御装置10、制御装置20は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各機能は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。
なお、制御装置10、制御装置20の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各機能部による処理を行ってもよい。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、CD、DVD、USB等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行しても良い。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
なお、通信遮断部19、送信部14a、送信部14bは、通信制御部の一例である。
1・・・圧縮機
2・・・室外熱交換器
3・・・膨張弁
4・・・室内熱交換器
5・・・四方弁
6・・・冷媒配管
10、20・・・制御装置
11、21・・・データ取得部
12・・・操作受付部
13、13b、26・・・判定部
14、14a、14b、14c、23、23a、23b・・・送信部
15、22、22a、22c・・・受信部
16、24・・・記憶部
17、25・・・クロック周波数制御部
18・・・予測部
19・・・通信遮断部
1A、2A・・・センサ給電制御部
100・・・室内機
200・・・室外機
107、108、207、208・・・端子
102、103、203、204・・・フォトカプラ
101、104、106、201、202、206・・・抵抗
105、205・・・トランジスタ
300・・・通信回路
301、302・・・接続線
c11、c12、c13、c21、c22、c23、c24・・・温度センサ
c14・・・湿度センサ
c15・・・人感センサ
c16・・・日射センサ
900・・・コンピュータ
901・・・CPU、
902・・・主記憶装置、
903・・・補助記憶装置、
904・・・入出力インタフェース
905・・・通信インタフェース

Claims (10)

  1. 空気調和機の制御装置であって、
    空気調和機が安定運転状態にあることを判定する判定部と、
    前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、自装置が備えるプロセッサのクロック周波数を低下させるクロック周波数制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記判定部が、安定運転状態であると判定した後に、前記空気調和機が安定運転状態ではなくなったと判定すると、
    前記クロック周波数制御部は、前記プロセッサのクロック周波数を、通常運転時について定められた所定のクロック周波数に戻す、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記クロック周波数制御部は、圧縮機の制御に割り当てられたプロセッサ以外のプロセッサのクロック周波数を低下させる、
    請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、室内機と室外機を接続する通信回路を遮断する通信制御部、
    をさらに備える請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御装置。
  5. 前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、室内機と室外機との間の1回の通信に必要な電力を低下させる通信制御部、
    をさらに備える請求項1から請求項3の何れか1項に記載の制御装置。
  6. 前記判定部が、安定運転状態にあると判定すると、前記空気調和機が備える複数のセンサのうちの少なくとも一部への給電を遮断するセンサ給電制御部、
    をさらに備える請求項1から請求項5の何れか1項に記載の制御装置。
  7. 前記判定部が、安定運転状態であると判定した後に、人感センサまたは日射センサが検出した値に基づいて、前記安定運転状態の終了を予測する予測部、
    をさらに備え、
    前記予測部が、前記安定運転状態の終了を予測すると、前記クロック周波数制御部は、前記プロセッサのクロック周波数を、通常運転時について定められた所定のクロック周波数に戻す、
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の制御装置。
  8. 室内機と、室外機と、
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の制御装置と、
    を備える空気調和機。
  9. 空気調和機の制御方法であって、
    空気調和機が安定運転状態にあることを判定するステップと、
    前記判定するステップで安定運転状態にあると判定すると、自装置が備えるプロセッサのクロック周波数を低下させるステップと、
    を有する制御方法。
  10. コンピュータを、
    空気調和機が安定運転状態にあることを判定する手段、
    前記判定する手段が安定運転状態にあると判定すると、自装置が備えるプロセッサのクロック周波数を低下させる手段、
    として機能させるためのプログラム。
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