JP2020143796A - ドレン回収装置 - Google Patents

ドレン回収装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020143796A
JP2020143796A JP2019038237A JP2019038237A JP2020143796A JP 2020143796 A JP2020143796 A JP 2020143796A JP 2019038237 A JP2019038237 A JP 2019038237A JP 2019038237 A JP2019038237 A JP 2019038237A JP 2020143796 A JP2020143796 A JP 2020143796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
steam
tank
pressure
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019038237A
Other languages
English (en)
Inventor
裕宜 橋爪
Hiroyoshi Hashizume
裕宜 橋爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
Priority to JP2019038237A priority Critical patent/JP2020143796A/ja
Publication of JP2020143796A publication Critical patent/JP2020143796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

【課題】装置構成を単純化すること。【解決手段】ドレン回収装置1は、蒸気が凝縮してドレンが発生する加熱シリンダ10と、加熱シリンダ10の下流側に接続され、タンク内圧力と加熱シリンダ10のドレン圧力との所定の圧力差によって、加熱シリンダ10からドレンが流入するドレンタンク20と、ドレンタンク20内に設けられ、内部を流通する冷却水がドレンタンク20のドレンと熱交換する伝熱管33と、伝熱管33における冷却水の流量を調整する流量調整弁35と、前記圧力差が所定値となるように流量調整弁35の開度を制御する制御部40とを備えている。【選択図】図1

Description

本願は、ドレン回収装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、蒸気使用機器において蒸気の凝縮により発生したドレン(復水)を回収するドレン回収装置が知られている。このドレン回収装置は、蒸気使用機器の下流側に接続されたドレンタンク(ヘッダータンク)と、吸引部がドレンタンクの内部に連通するエゼクタとを備えている。このドレン回収装置では、エゼクタによってドレンタンク内が減圧されることにより、蒸気使用機器のドレンがドレンタンクに流入し回収される。つまり、エゼクタによって蒸気使用機器とドレンタンクとの間に所定の圧力差が生じることにより、蒸気使用機器からドレンがドレンタンクに回収される。
特開2013−204880号公報
ところで、上述したようなドレン回収装置では、蒸気使用機器とドレンタクトの間に所定の圧力差を生じさせるために、エゼクタやエゼクタに流体を循環させる構成等が必要であることから、装置構成が複雑化していた。
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ドレン回収装置において装置構成を単純化することにある。
本願のドレン回収装置は、蒸気使用機器と、ドレンタンクと、伝熱管と、流量調整弁と、制御部とを備えている。前記蒸気使用機器は、蒸気が凝縮してドレンが発生するものである。前記ドレンタンクは、前記蒸気使用機器の下流側に接続され、タンク内圧力と前記蒸気使用機器のドレン圧力との所定の圧力差によって、前記蒸気使用機器からドレンが流入するものである。前記伝熱管は、前記ドレンタンク内に設けられ、内部を流通する冷却液が前記ドレンタンクのドレンと熱交換するものである。前記流量調整弁は、前記伝熱管における冷却液の流量を調整する弁である。前記制御部は、前記圧力差が所定値となるように前記流量調整弁の開度を制御するものである。
本願のドレン回収装置によれば、装置構成を単純化することができる。
図1は、実施形態に係るドレン回収装置の概略構成を示す配管系統図である。 図2は、加熱シリンダの概略構成を示す図である。 図3は、液体圧送装置の概略構成を示す断面図である。 図4は、液体圧送装置の要部を示す断面図である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本実施形態のドレン回収装置1は、蒸気使用機器で発生したドレンを回収すると共に、回収したドレンを利用側に供給するものである。図1に示すように、ドレン回収装置1は、加熱シリンダ10と、ドレンタンク20と、圧力調整部30と、液体圧送装置50とを備えている。
加熱シリンダ10は、蒸気が凝縮してドレンが発生する蒸気使用機器である。図2に示すように、加熱シリンダ10は、シリンダ本体11と、ドレンパイプ12とを有している。加熱シリンダ10は、蒸気を熱源とするヒータであって、シリンダ本体11の外周面に接触する対象物(例えば、紙や洗濯物)を加熱する。
シリンダ本体11は、軸心Xに沿って延びる中空状の円柱体であり、その内部に蒸気を収容可能に構成されている。シリンダ本体10は、軸心Xが水平方向に延びる状態で設けられている。シリンダ本体11は、軸心X回りに回転自在に支持されている。また、シリンダ本体11には、高温高圧の蒸気の供給管15が接続されている。供給管15からの蒸気は、シリンダ本体11内に供給される。
シリンダ本体11内に供給された蒸気は、シリンダ本体11を加熱する。シリンダ本体11へ放熱した蒸気は、凝縮してドレンとなり、シリンダ本体11の底部に貯留される。
ドレンパイプ12は、シリンダ本体11を貫通している。ドレンパイプ12は、所謂サイフォン管であり、シリンダ本体11の蒸気の圧力によってドレンを排出する。即ち、ドレンパイプ12は、ドレンタンク20内の圧力(以下、タンク内圧力という。)とシリンダ本体11のドレン圧力との圧力差(以下、単に圧力差ともいう。)によってシリンダ本体11からドレンを排出する。
ドレンパイプ12の内方端(流入端)は、軸心Xに沿ってシリンダ本体11の内方へ延びた後、シリンダ本体11の底部に向かって屈曲している。ドレンパイプ12の内方端(流入端)は、シリンダ本体11の底部におけるシリンダ本体11の内周面に近接している。ドレンパイプ12の外方端(流出端)は、軸心Xに沿ってシリンダ本体11の外方へ延びている。つまり、加熱シリンダ10では、シリンダ本体11のドレンは、タンク内圧力とシリンダ本体11のドレン圧力との圧力差によって、ドレンパイプ12に吸い上げられて排出される。
加熱シリンダ10とドレンタンク20との間には、回収管16が接続されている。具体的に、回収管16は、流入端がドレンパイプ12に接続され、流出端がドレンタンク20の頂部に接続されている。回収管16には、ドレンパイプ12から排出されたドレンが流入する。
ドレンタンク20は、加熱シリンダ10から排出されたドレンが回収管16を介して流入する密閉容器である。ドレンタンク20は、回収管16から流入したドレンが一時的に貯留される。このように、ドレンタンク20は、加熱シリンダ10の下流側に接続され、タンク内圧力とシリンダ本体11のドレン圧力との所定の圧力差によって、加熱シリンダ10からドレンが流入する。なお、ドレンタンク20では、ドレンの一部が再蒸発したフラッシュ蒸気(再蒸発蒸気)が存在している。
液体圧送装置50は、ドレンタンク20のドレンを利用側(例えば、ボイラー設備)へ供給する機械式ポンプである。ドレン回収装置1は、それぞれ、液体圧送装置50に接続される流入管21、圧送管22、給気管23および排気管24を有している。
流入管21は、流入端がドレンタンク20の底部に接続され、流出端が液体圧送装置50に接続されている。つまり、流入管21はドレンタンク20の液層部(ドレンが存在している部分)に連通している。圧送管22は、流入端が液体圧送装置50に接続され、流出端が利用側に接続されている。給気管23は、流入端が例えば上述した供給管15に接続され、流出端が液体圧送装置50に接続されている。排気管24は、流入端が液体圧送装置50に接続され、流出端がドレンタンク20の頂部に接続されている。つまり、排気管24はドレンタンク20の気層部(フラッシュ蒸気が存在している部分)に連通している。
なお、流入管21および圧送管22には、逆止弁25,26が設けられている。逆止弁25はドレンタンク20から液体圧送装置50へ向かうドレンの流れのみを許容し、逆止弁26は液体圧送装置50から利用側へ向かうドレンの流れのみを許容する。
液体圧送装置50は、ドレンタンク20のドレンが流入管21を通じて流入し、その流入したドレンを圧送管22を通じて利用側へ圧送する。また、液体圧送装置50は、高圧の蒸気が給気管23を通じて流入する一方、蒸気が排気管24を通じてドレンタンク20に排出される。液体圧送装置50の詳細な構成については後述する。
圧力調整部30は、ドレンタンク20のドレンを冷却することにより、タンク内圧力を調整し、タンク内圧力と加熱シリンダ10のドレン圧力との間に所定の圧力差を生じさせる。圧力調整部30は、給水管31、排水管32、伝熱管33、ポンプ34、流量調整弁35、大気開放管36、開閉弁37および制御部40を有している。
伝熱管33は、コイル状に形成され、ドレンタンク20内に設けられている。伝熱管33は、内部を冷却液としての冷却水が流通し、その冷却水がドレンタンク20のドレンと熱交換する。これにより、ドレンタンク20のドレンが冷却される。
伝熱管33の流入端には給水管31が接続され、伝熱管33の流出端には排水管32が接続されている。つまり、伝熱管33では、給水管31から冷却水が供給されて排水管32に排出される。給水管31には、冷却水を伝熱管33に供給するポンプ34が設けられている。
流量調整弁35は、排水管32に設けられている。流量調整弁35は、伝熱管33における冷却水の流量を調整するものである。つまり、流量調整弁35は、開度を変更することにより、伝熱管33の冷却水の流量を調整する。
大気開放管36は、流入端がドレンタンク20の頂部に接続され、流出端が大気に開放されている。大気開放管36は、ドレンタンク20の内部を大気に開放するものである。開閉弁37は、大気開放管36に設けられている。開閉弁37は、開弁することによって、タンク内圧力と加熱シリンダ10のドレン圧力との圧力差が所定値以上になる。
制御部40は、タンク内圧力と加熱シリンダ10のドレン圧力との圧力差が所定値となるように、流量調整弁35の開度を制御するものである。供給管15には、蒸気の圧力を検出する圧力センサ41が設けられている。圧力センサ41の検出圧力は、加熱シリンダ10(シリンダ本体11内)のドレン圧力に相当する。また、ドレンタンク20には、タンク内圧力を検出する圧力センサ42が設けられている。制御部40は、上述した圧力差(圧力センサ41の検出圧力−圧力センサ42の検出圧力)が所定値となるように流量調整弁35を制御する。
また、制御部40は、流量調整弁35の開度制御を行っても、上述した圧力差が所定値よりも小さい場合には、開閉弁37を開弁する。
図3および図4に示すように、液体圧送装置50は、密閉容器であるケーシング51と、給気弁60および排気弁70と、弁作動機構80とを備えている。
ケーシング51は、本体部52と蓋部53とがボルトによって結合され、内部にドレンの貯留空間54が形成されている。蓋部53には、ドレンの流入口55および排出口56と、作動気体である蒸気の導入口57および排気口58とが設けられている。流入口55および排出口56には流入管21および圧送管22が接続され、導入口57および排気口58には給気管23および排気管24が接続されている。
図3にも示すように、給気弁60および排気弁70は、それぞれ導入口57および排気口58を開閉する。給気弁60および排気弁70は、弁ケース61,71、弁体62,72および昇降棒63,73を有する。弁ケース61,71には、弁座64,74と開口65,75が形成されている。昇降棒63,73は、弁ケース61,71に挿入されており、弁体62,72が一体的に設けられている。
給気弁60は、昇降棒63が上昇すると弁体62が弁座64から離座して導入口57を開放し、昇降棒63が下降すると弁体62が弁座64に着座して導入口57を閉鎖する。排気弁70は、昇降棒73が上昇すると弁体72が弁座74に着座して排気口58を閉鎖し、昇降棒73が下降すると弁体72が弁座74から離座して排気口58を開放する。昇降棒73の下端には弁操作棒76が連結され、弁操作棒76には連設板77が取り付けられている。昇降棒63は、弁操作棒76が上昇すると連設板77によって押し上げられて上昇し、弁操作棒76が下降すると自重で下降する。
弁作動機構80は、ケーシング51内に設けられ、弁操作棒76を上下動させて給気弁60および排気弁70を動作させる。弁作動機構80は、フロート81およびスナップ機構90を有する。
フロート81には、ブラケット84における軸83に回転可能に支持されたレバー82が取り付けられている。スナップ機構90は、フロートアーム91、副アーム92、コイルバネ93、受け部材94a,94bを有する。フロートアーム91は、一端部がブラケット97における軸96に回転可能に支持され、他端部の溝91aにレバー82の軸85が嵌っている。副アーム92は、上端部が軸96に回転可能に支持されている。受け部材94aはフロートアーム91の軸95aに回転可能に支持され、受け部材94bは副アーム92の軸95bに回転可能に支持されている。受け部材94a,94bの間にはコイルバネ93が設けられ、副アーム92の軸98には弁操作棒76が連結されている。
液体圧送装置50は、導入口57から貯留空間54に蒸気を導入し該蒸気の圧力によって貯留空間54のドレンを排出口56から排出するように構成されている。詳しくは、液体圧送装置50では、ドレンが貯留空間54に溜まっていない場合、フロート81は貯留空間54の底部に位置する。この状態において、弁操作棒76は下降しており、給気弁60は閉じられ排気弁70は開いている。そして、ドレンが流入口55から流入し貯留空間54に溜まっていくに従って、フロート81が浮上する。なお、貯留空間54ではドレンが溜まっていくにつれて蒸気が排気口58から排出される。そして、貯留空間54におけるドレンの水位が所定高水位に達すると、スナップ機構90によって弁操作棒76が上昇する。これにより、給気弁60が開き排気弁70が閉じる。
給気弁60が開くと、蒸気(高圧蒸気)が導入口57から流入して貯留空間54の上部(ドレンの上方空間)に導入される。そうすると、貯留空間54に溜まっているドレンは、導入された蒸気の圧力によって下方へ押されて排出口56から排出される。ドレンの排出によって貯留空間54のドレン水位が低下すると、フロート81が下降する。そして、貯留空間54におけるドレン水位が所定低水位に達すると、スナップ機構90によって弁操作棒76が下降する。これにより、給気弁60が閉じ排気弁70が開く。
〈運転動作〉
上述したドレン回収装置1では、圧力調整部30によって、タンク内圧力と加熱シリンダ10のドレン圧力との圧力差が所定値に維持される。加熱シリンダ10のドレン圧力は、運転条件(例えば、供給管15から供給される蒸気の温度、加熱対象物の種類や量)によって変動する。
例えば、加熱シリンダ10のドレン圧力が上昇した場合、制御部40によって流量調整弁35の開度が増大され、伝熱管33における冷却水の流量が増大する。そうすると、ドレンタンク20では、伝熱管33による冷却能力が増大するので、ドレン温度(ドレンタンク20内の温度)が低下する。ドレン温度が低下すると、タンク内圧力も低下する。そのため、上述した圧力差は所定値に維持される。
また、加熱シリンダ10のドレン圧力が低下した場合、制御部40によって流量調整弁35の開度が減少され、伝熱管33における冷却水の流量が減少する。そうすると、ドレンタンク20では、伝熱管33による冷却能力が低下するので、ドレン温度(ドレンタンク20内の温度)が上昇する。ドレン温度が上昇すると、タンク内圧力も上昇する。そのため、上述した圧力差は所定値に維持される。
こうして、タンク内圧力と加熱シリンダ10のドレン圧力との圧力差が維持されることにより、確実に加熱シリンダ10からドレンが排出しドレンタンク20に流入する。
また、流量調整弁35の開度制御が例えば所定の時間行われても、上述した圧力差が所定値まで増加せず小さい場合には、制御部40によって開閉弁37が開弁される。そうすると、ドレンタンク20の内部が大気に開放され、ドレンタンク20から蒸気(フラッシュ蒸気)が大気に放出される。そのため、タンク内圧力が大気圧まで低下し、上述した圧力差が所定値以上になる。これにより、加熱シリンダ10のドレンをドレンタンク20に流入させる(回収する)ことができる。
以上のように、上記実施形態のドレン回収装置1によれば、蒸気が凝縮してドレンが発生する加熱シリンダ10(蒸気使用機器)と、加熱シリンダ10の下流側に接続され、タンク内圧力と加熱シリンダ10のドレン圧力との所定の圧力差によって、加熱シリンダ10からドレンが流入するドレンタンク20とを備えている。さらに、ドレン回収装置1は、ドレンタンク20内に設けられ、内部を流通する冷却水(冷却液)がドレンタンク20のドレンと熱交換する伝熱管33と、伝熱管33における冷却水の流量を調整する流量調整弁35と、上述した圧力差が所定値となるように流量調整弁35の開度を制御する制御部40とを備えている。
上記の構成によれば、運転条件の変更等によって加熱シリンダ10のドレン圧力が変動しても、タンク内圧力と加熱シリンダ10のドレン圧力との圧力差を所定値に維持することができる。このように、エゼクタやエゼクタに流体を循環させる構成等を用いずに、加熱シリンダ10からドレンを排出しドレンタンク20に流入させることができるため、装置構成を単純化することができる。
また、比較的高価なエゼクタを用いないため、装置のコスト低減化を図ることができる。
また、上記実施形態のドレン回収装置1によれば、ドレンタンク20の内部を大気開放する大気開放管36と、大気開放管36に設けられ、開弁することによって上述した圧力差が所定値以上になる開閉弁37とを備えている。
上記の構成によれば、流量調整弁35の開度制御では上述した圧力差を所定値まで増加させることができない場合でも、強制的にタンク内圧力を大気圧まで低下させて上述した圧力差を所定値以上まで増加させることができる。したがって、そのような場合であっても、加熱シリンダ10のドレンをドレンタンク20に回収することができる。
また、上記実施形態のドレン回収装置1では、蒸気使用機器として加熱シリンダ10が設けられている。加熱シリンダ10は、シリンダ本体11のドレンがドレンパイプ12に吸い上げられて排出されるため、上述した所定の圧力差が特に必要である。上記実施形態では、そういった加熱シリンダ10であっても、加熱シリンダ10からドレンをドレンタンク20に流入させることができる。
なお、上記実施形態のドレン回収装置1において、大気開放管36および開閉弁37は省略するようにしてもよい。
また、上記実施形態のドレン回収装置1において、蒸気使用機器として加熱シリンダ10以外のものを設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態のドレン回収装置1において、伝熱管33を流通する冷却液は、冷却水に限られず、ドレンタンク20のドレンを冷却することができる液体であれば如何なるものであってもよい。
本願に開示の技術は、ドレン回収装置について有用である。
1 ドレン回収装置
10 加熱シリンダ(蒸気使用機器)
11 シリンダ本体
12 ドレンパイプ
20 ドレンタンク
33 伝熱管
35 流量調整弁
36 大気開放管
37 開閉弁
40 制御部

Claims (3)

  1. 蒸気が凝縮してドレンが発生する蒸気使用機器と、
    前記蒸気使用機器の下流側に接続され、タンク内圧力と前記蒸気使用機器のドレン圧力との所定の圧力差によって、前記蒸気使用機器からドレンが流入するドレンタンクと、
    前記ドレンタンク内に設けられ、内部を流通する冷却液が前記ドレンタンクのドレンと熱交換する伝熱管と、
    前記伝熱管における冷却液の流量を調整する流量調整弁と、
    前記圧力差が所定値となるように前記流量調整弁の開度を制御する制御部とを備えている
    ことを特徴とするドレン回収装置。
  2. 請求項1に記載のドレン回収装置において、
    前記ドレンタンクの内部を大気開放する大気開放管と、
    前記大気開放管に設けられ、開弁することによって前記圧力差が前記所定値以上になる開閉弁とを備えている
    ことを特徴とするドレン回収装置。
  3. 請求項1または2に記載のドレン回収装置において、
    前記蒸気使用機器は、軸心が水平方向に延びる状態で設けられ、内部で蒸気が凝縮してドレンが底部に貯留されるシリンダ本体と、該シリンダ本体を貫通すると共に内方端が前記シリンダ本体の底部に向かって屈曲し、前記タンク内圧力と前記シリンダ本体のドレン圧力との圧力差によって前記シリンダ本体からドレンを排出するドレンパイプとを有する加熱シリンダを構成している
    ことを特徴とするドレン回収装置。
JP2019038237A 2019-03-04 2019-03-04 ドレン回収装置 Pending JP2020143796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019038237A JP2020143796A (ja) 2019-03-04 2019-03-04 ドレン回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019038237A JP2020143796A (ja) 2019-03-04 2019-03-04 ドレン回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020143796A true JP2020143796A (ja) 2020-09-10

Family

ID=72353939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019038237A Pending JP2020143796A (ja) 2019-03-04 2019-03-04 ドレン回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020143796A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112283691A (zh) * 2020-11-17 2021-01-29 国家能源集团乐东发电有限公司 电站厂区蒸汽疏水回收系统及回收控制方法
JP7124250B1 (ja) * 2021-05-28 2022-08-23 株式会社テイエルブイ 熱回収システム
WO2022249670A1 (ja) * 2021-05-28 2022-12-01 株式会社テイエルブイ 熱回収システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57402A (en) * 1980-06-03 1982-01-05 Tlv Co Ltd Condensed water recovery device
JPS5767705A (en) * 1980-10-15 1982-04-24 Tlv Co Ltd Condensate recovery apparatus
JP2010043793A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Tlv Co Ltd 復水回収装置
JP2014009887A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Miura Co Ltd ドレン回収システム
JP2017090020A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 株式会社テイエルブイ 蒸気使用設備の監視システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57402A (en) * 1980-06-03 1982-01-05 Tlv Co Ltd Condensed water recovery device
JPS5767705A (en) * 1980-10-15 1982-04-24 Tlv Co Ltd Condensate recovery apparatus
JP2010043793A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Tlv Co Ltd 復水回収装置
JP2014009887A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Miura Co Ltd ドレン回収システム
JP2017090020A (ja) * 2015-11-16 2017-05-25 株式会社テイエルブイ 蒸気使用設備の監視システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112283691A (zh) * 2020-11-17 2021-01-29 国家能源集团乐东发电有限公司 电站厂区蒸汽疏水回收系统及回收控制方法
JP7124250B1 (ja) * 2021-05-28 2022-08-23 株式会社テイエルブイ 熱回収システム
WO2022249670A1 (ja) * 2021-05-28 2022-12-01 株式会社テイエルブイ 熱回収システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020143796A (ja) ドレン回収装置
WO2016056481A1 (ja) ドレン回収装置
KR102076696B1 (ko) 폐쇄회로 순환식 증기보일러의 압력이 다른 응축수 회수장치
KR101601825B1 (ko) 노 트랩 타입 스팀발생시스템의 응축수 및 스팀 회수/공급장치
JP4812040B2 (ja) 蒸気熱交換システム
JP7189792B2 (ja) ドレン回収装置
CN110617467A (zh) 真空式蒸汽和热水复合锅炉
JP3331391B2 (ja) 液体圧送装置
JP6006980B2 (ja) 復水回収装置
JPH09250887A (ja) 蒸気加熱装置
JP3812054B2 (ja) 熱交換器の容量調整装置
JP6363291B2 (ja) 温水生成装置
JP2000304465A (ja) 熱交換器
JP4583610B2 (ja) 蒸気加熱装置
JP4187867B2 (ja) 熱交換器
JP2017003235A (ja) ドレン回収装置
KR200324971Y1 (ko) 응축수처리장치
JP5715811B2 (ja) 液体圧送装置
JPH11294398A (ja) 液体圧送装置
US11287085B2 (en) Arrangement for removing condensate from a heat exchanger
JP7040999B2 (ja) ドレントラップおよびドレン回収システム
JP4472103B2 (ja) 蒸気加熱装置
JP2021113601A (ja) 液体圧送装置
JP6285278B2 (ja) 液体圧送装置およびガス供給機構
JP5047425B2 (ja) 蒸気加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221101

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20230330

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230425