JPH11294398A - 液体圧送装置 - Google Patents

液体圧送装置

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JPH11294398A
JPH11294398A JP10426198A JP10426198A JPH11294398A JP H11294398 A JPH11294398 A JP H11294398A JP 10426198 A JP10426198 A JP 10426198A JP 10426198 A JP10426198 A JP 10426198A JP H11294398 A JPH11294398 A JP H11294398A
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JP
Japan
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liquid
port
working fluid
pressure
float
Prior art date
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Pending
Application number
JP10426198A
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English (en)
Inventor
Yuichi Fujikawa
雄一 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でコンパクトな液体圧送装置を得るこ
と。 【解決手段】 密閉状容器1の上部に液体溜部2を一体
に設置する。液体溜部2にサイフォン管4を設置して、
液体源と接続した管28,29と液体流入口8を取り付
ける。一体に設置した液体溜部2から復水が間欠的に密
閉状容器1内に流下して、作動流体により所定箇所へ圧
送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水等の液体を高
圧の蒸気や圧縮空気等の流体で圧送する液体圧送装置に
関するものである。液体圧送装置は、蒸気配管系で発生
した復水をボイラ―や廃熱利用箇所に送る装置として、
あるいは、防爆区域のように電動ポンプを用いることが
できない箇所で、液体を圧縮空気によって所定場所へ圧
送する装置として使用される。
【0002】
【従来の技術】従来の液体圧送装置としては、例えば特
開平6−167296号公報に示されているものが用い
られていた。これは、圧送装置としてのポンプ本体内に
レシーバータンクから水が供給されて所定の水位になる
と、フロートが上昇して排気弁を閉じると同時に給気弁
を開弁して、この給気弁からポンプ本体内に高圧の蒸気
を供給することによって、ポンプ本体内の水を所定箇所
へ圧送することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の液体圧送装
置では、液体としての水を一旦溜め置くレシーバータン
クを別途設置しなければならず、装置そのものが大きく
なってしまう問題があった。また、このような液体圧送
装置を、蒸気が凝縮して生じた復水を所定箇所へ圧送す
る用途に使用する場合、通常、蒸気使用機器からスチー
ムトラップを介して圧送装置へと接続されるケースが多
く、このような場合には複数のスチームトラップを1つ
の圧送装置と接続するために、レシーバータンクを必ず
設置しなければならない。
【0004】従って本発明の課題は、圧送する液体を溜
め置くタンクを、圧送装置と一体に設けて、装置を小型
でコンパクトなものとすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた手段は、密閉状容器に高圧の作動流体導入口と
作動流体排出口と、圧送される液体流入口と液体排出口
を設けて、密閉状容器内に溜った液体の液位に応じて作
動流体導入口が開口すると共に作動流体排出口が閉口し
て、密閉状容器内に溜った液体を液体排出口から密閉状
容器の外部へ圧送するものにおいて、密閉状容器の上部
に液体溜部を設置して、当該液体溜部を介して液体流入
口と液体源を連通したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】密閉状容器の上部に液体溜部を設
置して、この液体溜部を介して液体流入口と液体源とを
連通したことにより、液体源からの液体は液体溜部から
液体流入口を通って密閉状容器内に至り、この容器内の
液位が所定位置に達すると、作動流体排出口が閉口する
と同時に作動流体導入口が開口して高圧の作動流体が容
器内に供給され、容器内の液体は所定箇所へ圧送され
る。
【0007】密閉状容器の上部に液体溜部を設置したこ
とにより、容器と別体にタンク等を設ける必要がなく、
装置を小型でコンパクトなものとすることができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の具体的実施例について説明す
る。本実施例においては、作動流体として高圧の蒸気
を、圧送される液体として復水を使用する例を示す。液
体圧送装置は図1に示すように、密閉状容器1の上部に
液体溜部2を設置して、密閉状容器1の内部にフロ―ト
3とスナップ機構部5を配置すると共に、密閉状容器1
の側部に作動流体導入口6と作動流体排出口7と液体排
出口9を設ける。液体排出口9には逆止弁18と排出管
20を接続する。排出管20は図示しない液体圧送先と
接続する。
【0009】液体溜部2には、逆U字状のサイフォン管
4の一端開口26を液体溜部2の下部に開口し、他端開
口8を密閉状容器1の上部に逆止弁27を介して開口す
る。開口8を密閉状容器1内への液体流入口とする。
【0010】液体溜部2の上方には、圧送される液体の
液体源と接続する管28,29をスチームトラップ3
0,31を介して取り付ける。スチームトラップ30,
31を介して流下してきた復水が、液体溜部2内に溜
り、所定の液位となりサイフォン管4の上端に達すると
逆止弁27を通って液体流入口8から密閉状容器1内へ
流下するものである。従って、液体流入口8と液体源が
液体溜部2を介して連通される。
【0011】液体溜部2の上部には、管32とバルブ3
3を接続して、バルブ33の開度を調節して液体溜部2
内を大気圧とほぼ等しい圧力としたり、あるいは、大気
圧よりもやや高い圧力状態とすることができるものであ
る。また、液体溜部2の側部には、液体溜部2内と密閉
状容器1内とを連通する連通管34を設ける。連通管3
4にはバルブ35と逆止弁36を取り付ける。バルブ3
5を開弁することにより、液体溜部2内に溜まった液体
を密閉状容器1内へ流下させることができるものであ
る。
【0012】フロ―ト3は支点10を中心として上下に
浮上降下して、第1レバ―11を支点12を中心として
上下に変位させるものである。同じく支点12を中心と
して回転自在に第2レバ―13を配置し、この第2レバ
―13の端部と第1レバ―11の端部の間に圧縮状態の
コイルバネ14を取り付ける。第2レバ―13の上部に
操作棒15を連結する。
【0013】操作棒15の上部には、作動流体排出口7
を開閉する球状の排出弁体16を取り付けると共に、操
作棒15の中段部に操作レバ―17を固着する。操作レ
バ―17の上部に球状の作動流体導入弁体19を上下動
自在に配置する。
【0014】図1に示す状態は密閉状容器1内の液体が
少なく、フロ―ト3が下方に位置する状態を示す。管2
8,29から圧送される液体としての復水が液体溜部2
内へ流下して溜り、サイフォン管4の上端に達すると復
水は逆止弁27を通って液体流入口8から密閉状容器1
内へ流下する。この場合復水は、液体溜部2のサイフォ
ン管4の一端開口26位置に液面が達するまで密閉状容
器1内へ流下する。
【0015】密閉状容器1内の液位が上昇するとフロ―
ト3も上昇し、フロ―ト3が所定高さに達すると、スナ
ップ機構部5がスナップ移動して操作棒15が瞬間的に
上方へ変位する。操作棒15の上方への変位により、作
動流体排出弁体16が作動流体排出口7を閉口すると共
に、作動流体導入弁体19が作動流体導入口6を開口し
て、図示しない蒸気源から高圧の蒸気が密閉状容器1内
へ供給され、溜っていた復水が液体排出口9と逆止弁1
8を通って排出管20から所定箇所へ圧送される。
【0016】液体が圧送されて密閉状容器1内の液位が
低下するとフロ―ト3も降下し、所定位置まで降下する
と再度スナップ機構部5が反対側にスナップ移動するこ
とにより、作動流体導入口6が閉口され、作動流体排出
口7が開口されて、液体の圧送を停止する。液体溜部2
内に復水が溜り、サイフォン管4の上端に達すると、液
体流入口8から再び復水が密閉状容器1内へ流下して、
上記サイクルを繰り返す。
【0017】
【発明の効果】本発明の液体圧送装置では、密閉状容器
の上部に液体溜部を一体に設置したことにより、接続す
るための配管等が不要となり、液体圧送装置そのものを
小型でコンパクトなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液体圧送装置の実施例を示す一部断面
構成図。 1 密閉状容器 2 液体溜部 3 フロ―ト 4 サイフォン管 5 スナップ機構部 6 作動流体導入口 7 作動流体排出口 8 液体流入口 9 液体排出口 15 操作棒 16 作動流体排出弁体 17 操作レバ― 19 作動流体導入弁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉状容器に高圧の作動流体導入口と作
    動流体排出口と、圧送される液体流入口と液体排出口を
    設けて、密閉状容器内に溜った液体の液位に応じて作動
    流体導入口が開口すると共に作動流体排出口が閉口し
    て、密閉状容器内に溜った液体を液体排出口から密閉状
    容器の外部へ圧送するものにおいて、密閉状容器の上部
    に液体溜部を設置して、当該液体溜部を介して液体流入
    口と液体源を連通したことを特徴とする液体圧送装置。
JP10426198A 1998-04-15 1998-04-15 液体圧送装置 Pending JPH11294398A (ja)

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JP10426198A JPH11294398A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 液体圧送装置

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JPH11294398A true JPH11294398A (ja) 1999-10-26

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170126A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Tlv Co Ltd 復水回収装置
CN104225962A (zh) * 2013-06-06 2014-12-24 梅香阁 多功能高压自动分离装置
CN105650037A (zh) * 2016-01-04 2016-06-08 邢立天 可靠水气互压箱及具有该可靠水气互压箱的提水系统
CN105673580A (zh) * 2016-01-04 2016-06-15 邢立天 水气互压箱及具有该水气互压箱的提水系统

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CN104225962A (zh) * 2013-06-06 2014-12-24 梅香阁 多功能高压自动分离装置
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